JP2008097676A - 光記録媒体用対物光学系およびこれを用いた光ピックアップ装置 - Google Patents

光記録媒体用対物光学系およびこれを用いた光ピックアップ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】対物レンズ部に輪帯状の光回折領域を有する開口制限フィルタを備えてなり、規格が異なる3つの光記録媒体に共用可能な光ピックアップ装置において、光回折領域における中間領域と最外領域での回折効率を高め、かつその加工を容易なものとするとともに、DVD、CDに対する開口制限機能を良好にする。
【解決手段】対物レンズ部は、光源側から順に、開口制限フィルタ18と、正の屈折力を有する対物レンズLとからなる。フィルタ18の光源側の面には、光軸を中心とした3つの輪帯状の回折領域が形成されている。最内周領域である第1領域は波長λ2の光を回折するとともに、波長λ1、λ3の光を直進透過させ、第1領域の外側に位置する第2領域は、波長λ2、λ3の光を互いに異なる次数で回折し、波長λ1の光を直進透過させ、第2領域の外側に位置する第3領域は、波長λ2、λ3の光を互いに同じ次数で回折し、波長λ1の光を直進透過させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報の記録または再生がなされる際に、使用する光学系の開口数、使用光の波長および基板厚等の規格が異なる3つの光記録媒体に対して、各使用光を対応する光記録媒体上に効率良く収束させることができる光記録媒体用対物光学系およびこれを用いた光ピックアップ装置に関するものであり、詳しくは、回折光学素子部からの回折光を利用して、上記3つの光記録媒体のそれぞれに各使用光を良好に収束させる光記録媒体用対物光学系およびこれを用いた光ピックアップ装置に関するものである。
近年における種々の光記録媒体の開発に応じて、複数種の光記録媒体の記録・再生に共用し得る光ピックアップ装置が知られている。このような複数種ディスクに共用し得る光ピックアップ装置は、元々、主として、DVD(ディジタル・バーサタイル・ディスク)とCD(コンパクトディスク。−ROM、−R、−RWを含む。)を1つの光ピックアップ装置を用いて記録・再生するために開発されたものである。
すなわち、DVDについては、記録密度の向上を図るため、例えば658nm程度の可視光を使用することとなっているのに対し、CDについては、可視光領域の光に対して感度を有さない光記録媒体も存在するため、785nm程度の近赤外光を使用する必要がある。したがって、これら両者に対して共用し得る光ピックアップ装置では、2つの異なる波長の光を照射光として用いる、いわゆる2波長ビーム方式によることとなる。また、上述した例示における2つの光記録媒体においては、各光記録媒体の特性の違いからそれぞれ開口数を異ならせる必要があり、例えばDVDの規格では開口数を0.60〜0.65程度とし、CDの規格では開口数を0.45〜0.52程度としている。さらに、これらの記録媒体においては、基板の厚み(PC(ポリカーボネート)からなる保護層の幾何学的厚みを示す。以下も同様である。)が互いに異なる規格とされており、例えばDVDでは0.6mmであるのに対し、CDでは1.2mmとされている。
さらに、日常取り扱われるデータ容量の急激な増大に応じて、光記録媒体の記録容量の増大化に対する要請は、更に強いものとなってきている。光記録媒体の記録容量を増大させるためには、使用する光源光の短波長化と対物レンズの開口数(NA)を大きくすることが有効であることは知られているところであるが、短波長化に関しては、GaN基板をベースにした短波長の半導体レーザ(例えば、波長405nmのレーザ光を射出する)の開発が進展をみせており実用化されている。この短波長の半導体レーザの実用化に伴い、この短波長の光を照射光として使用する片面1層の容量が25GB程度のブルーレイ・ディスク(以下BDと称する)の実用化も開始されている。このBDの規格においては、開口数および基板の厚みが上述したDVDおよびCDとは全く異なった値(開口数(NA)は0.85、基板の厚みは0.1mm)とされている。
そこで、このBDと、上述したDVDおよびCDの3つの光記録媒体に対して共用し得る光ピックアップ装置の開発が望まれている。上述したように、これらの光記録媒体では、使用光波長および基板厚が光記録媒体の種類に応じて互いに異なるような規格とされていることから、その保護層の厚さの違いに応じ発生する球面収差の量が異なってくる。そのため、これらいずれの光記録媒体についても確実にフォーカシングをなすべく、記録・再生を行なうための各波長の光のいずれについても球面収差量を最適化する必要があることから、互いに異なる収束作用を有するようなレンズ構成とする工夫を要する。
このような装置に搭載される光記録媒体用対物レンズとしては、例えば、下記特許文献1、2等に記載されたものが知られている。
下記特許文献1、2に記載された光記録媒体用対物レンズは、青色光使用の高密度光記録媒体、DVDおよびCDの3つの光記録媒体に対して共用し得るものであり、その光学系に回折光学素子を配設してなる。また、その回折光学素子の光学面は、光軸を中心とした複数の輪帯領域に分割されており、各領域毎に、異なる回折構造が形成されている。
これにより、3つの光記録媒体に対して、対応する波長の光が所定位置に良好に収束されるようになる。また、上記回折光学素子によって、各光記録媒体に対応するNAが得られるように、対応する波長の光に対する開口制限がなされる。
特開2005−209321号公報 特開2005−259332号公報
しかしながら、上記特許文献1、2のものでは、上記3つの領域のうち最外領域においては、DVDとCDにおける、波長λ2、λ3の各使用光束を、互いに異なる次数で回折させるようにしており、異なる次数で効率よく回折させるためには、階段状格子の1段当たりの段の高さがどうしても大きくなってしまう。また、効率的な開口制限を行うためには、内周側領域よりも外周側領域の格子ピッチを狭くした方が良い。
したがって、効率よく回折させ、かつ効率的な開口制限を行うようにした場合、加工の難易度についての指標とし得る“段の高さ/格子ピッチ”の値が最外領域において極めて大きくなってしまい、最外領域の格子の加工が難しくなる。
さらに、上記特許文献2のものによれば、図9および図10等に示される球面収差図からも明らかなように、周辺部領域においても光軸付近に一部光束が収束する状態が発生しており、DVDおよびCDに対する開口制限機能が不十分となっている。
本発明はかかる事情に鑑みなされたもので、情報の記録または再生がなされる際に、使用する光学系の開口数、使用光の波長および基板厚等の規格が異なる3つの光記録媒体に対して、3つの同心状輪帯領域を有する回折光学素子を用いることで各使用光を、対応する光記録媒体上に収束させることができる光記録媒体用対物光学系において、3つの領域のうち中間領域における回折効率を向上させることができ、さらに、3つの領域のうち最外領域の格子による回折効率を高め、かつその加工を容易なものとすることができるとともに、DVDおよびCDに対する開口制限機能を良好なものとし得る光記録媒体用対物光学系およびこれを用いた光ピックアップ装置を提供することを目的とするものである。
本発明の光記録媒体用対物光学系は、情報の記録または再生がなされる際に、対応する使用光波長、開口数および基板厚が下記3つの条件式(1)〜(3)を満足するように設定された第1、第2および第3の光記録媒体のそれぞれに対して、使用光を所望の位置に収束させるための光記録媒体用対物光学系において、
光源側から順に、開口制限フィルタと対物レンズとを配列してなり、
該開口制限フィルタは、基体のいずれか一方の面に、入射された使用光の波長に応じて、使用する光記録媒体に対応した大きさの開口数に設定する開口制限部が設けられてなり、
該開口制限部は、光軸を中心とした同心状の3つの輪帯領域に分割され、
該3つの領域のうち、最も内周側領域である第1領域には、下記λ2の波長の光を回折するとともに、下記λ1および下記λ3の波長の光を直進透過させる階段状格子が形成され、
前記3つの領域のうち、前記第1領域の外側に位置する第2領域には、下記λ2の波長の光および下記λ3の波長の光を互いに異なる次数で回折するとともに、下記λ1の波長の光を直進透過させる階段状格子が形成され、
前記3つの領域のうち、前記第2領域の外側に位置する第3領域には、下記λ2の波長の光および下記λ3の波長の光を互いに同じ次数で回折するとともに、下記λ1の波長の光を直進透過させる階段状格子が形成されてなることを特徴とするものである。
λ1<λ2<λ3 ・・・(1)
NA1≧NA2>NA3 ・・・(2)
T1≦T2<T3 ・・・(3)
ただし、
λ1・・・前記第1の光記録媒体に対応する使用光波長(第1波長)
λ2・・・前記第2の光記録媒体に対応する使用光波長(第2波長)
λ3・・・前記第3の光記録媒体に対応する使用光波長(第3波長)
NA1・・・前記第1の光記録媒体に対応する開口数(第1開口数)
NA2・・・前記第2の光記録媒体に対応する開口数(第2開口数)
NA3・・・前記第3の光記録媒体に対応する開口数(第3開口数)
T1・・・前記第1の光記録媒体の基板厚(第1基板厚)
T2・・・前記第2の光記録媒体の基板厚(第2基板厚)
T3・・・前記第3の光記録媒体の基板厚(第3基板厚)
なお、上記「輪帯領域」には、内周側に位置する円形領域を含めるものとする。
また、前記開口制限部の前記階段状格子は、平板状の前記基体上に形成されていることが好ましい。
また、前記対物レンズは、前記波長λ1の波長の光に対しては、単独で収差が補正されていることが好ましい。
また、前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域における階段状格子は、互いに同じ位相差関数により形成されていることが好ましい。
また、前記第1領域と前記第2領域の境界位置、および前記第2領域と前記第3領域の境界位置のいずれにおいても、該境界位置の両側に位置する前記階段状格子の位相差関数の位相差が2nπ(nは整数)とされていることが好ましい。
また、前記階段状格子が4レベルの片側階段形状とされていることが好ましい。ここで、「4レベル」とは、この階段構造のベース部および頂面部を各々1レベルと数えるものとする。
また、本発明の光記録媒体用対物光学系により記録再生を行う場合、前記第1の光記録媒体がブルーレイ・ディスク、前記第2の光記録媒体がDVD、前記第3の光記録媒体がCDとすることができる。
さらに、本発明の光ピックアップ装置は、上記いずれかの光記録媒体用対物光学系を搭載されてなることを特徴とするものである。
本発明による光記録媒体用対物光学系および光ピックアップ装置によれば、開口制限フィルタの開口制限部に設けた同心状の3つの輪帯領域のうち、最外領域においては、第2および第3の光記録媒体(例えばDVDとCD)における、波長λ2、λ3の各使用光束を、同一の次数で回折させるような階段状格子を形成しており、回折効率を良好なものとすることができる。また、階段状格子の1段当たりの段の高さを低くすることができるので、最外領域の格子の加工性を良好なものとすることができる。
また、最内領域と最外領域に挟まれた中間領域においては、第2および第3の光記録媒体(例えばDVDとCD)における、波長λ2、λ3の各使用光束を、互いに異なる次数で回折させるような階段状格子を形成しており、これによっても、回折効率を向上させることができる。
さらに、本願発明の構成によれば、第2領域では、λ2の波長の光とλ3の波長の光とを異なる次数で回折させ、第3領域では、λ2の波長の光とλ3の波長の光とを同じ次数で回折させることにより、第2および第3の光記録媒体(例えばDVDとCD)上に所定のNA以上の光束が収束する状態は発生せず、第2および第3の光記録媒体(例えばDVDとCD)に対する開口制限機能を良好なものとすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施例に係る光記録媒体用対物光学系の構成を模式的に示す図である。また、図5は、本発明に係る光ピックアップ装置の構成を示す図であり、実施例に係る光記録媒体用対物光学系を用いた一構成例である。なお、図1において示される、光記録媒体用対物光学系8を構成する開口制限フィルタ18、および図1〜3、図5において示される、対物レンズLの形状は全て模式的に表されている。また図5では、図面が繁雑となるのを回避するため、半導体レーザ1aからの光線軌跡を中心として表し、半導体レーザ1b、1cからの光線軌跡はプリズム2a、2bの接合面に到達するまでの軌跡のみが描かれている。
図5に示す光ピックアップ装置では、半導体レーザ1a、1bから出力されたレーザ光11はハーフミラー6、コリメータレンズ7を介して略平行光として光記録媒体用対物光学系8に入射するのに対し、半導体レーザ1cから出力されたレーザ光11はハーフミラー6、コリメータレンズ7を介して、やや発散光とされて、光記録媒体用対物光学系8に入射するようになっている。また、これら各レーザ光11は、いずれも光記録媒体用対物光学系8により収束光とされて光記録媒体9の記録領域10a、10b、10c(以下、これらを総称して記録領域10と称することがある)上に照射される。この光ピックアップ装置が対象とする光記録媒体9は、下記3つの条件式(1)〜(3)の条件で使用されるものである。
λ1<λ2<λ3 ・・・(1)
NA1≧NA2>NA3 ・・・(2)
T1≦T2<T3 ・・・(3)
ただし、
λ1・・・前記第1の光記録媒体に対応する使用光波長(第1波長)
λ2・・・前記第2の光記録媒体に対応する使用光波長(第2波長)
λ3・・・前記第3の光記録媒体に対応する使用光波長(第3波長)
NA1・・・前記第1の光記録媒体に対応する開口数(第1開口数)
NA2・・・前記第2の光記録媒体に対応する開口数(第2開口数)
NA3・・・前記第3の光記録媒体に対応する開口数(第3開口数)
T1・・・前記第1の光記録媒体の基板厚(第1基板厚)
T2・・・前記第2の光記録媒体の基板厚(第2基板厚)
T3・・・前記第3の光記録媒体の基板厚(第3基板厚)
ここでは、光記録媒体9は、第1の光記録媒体としてのBD9a(開口数NA1=0.85、使用光波長λ1=405nm、基板厚d1=0.1mm)、第2の光記録媒体としてのDVD9b(開口数NA2=0.62、使用光波長λ2=658nm、基板厚d2=0.6mm)および第3の光記録媒体としてのCD9c(開口数NA3=0.50、使用光波長λ3=785nm、基板厚d3=1.2mm)を総称するものとして説明する。
半導体レーザ1aは、BD用の、波長405nm(λ1)の可視域のレーザ光を出力する光源であり、半導体レーザ1bは、DVD用の、波長658nm(λ2)の可視域のレーザ光を出力する光源である。また、半導体レーザ1cは、CD−R(追記型光記録媒体)等のCD系用の(以下、これを代表してCDとして説明する)、波長785nm(λ3)の近赤外域のレーザ光を出力する光源である。半導体レーザ1a〜1cは、重複して出力されることを排除するものではないが、光記録媒体9がBD9aであるか、DVD9bであるか、CD9cであるかに応じて、択一的に出力されることが好ましい。半導体レ−ザ1a、1bから出力されたレ−ザ光11は、プリズム2a、2bを介して、また、半導体レ−ザ1cから出力されたレ−ザ光11は、プリズム2bを介して、ハ−フミラ−6に照射されるようになっている。
また、コリメータレンズ7は、図5において模式的に示されたものであって1枚構成のものとは限られず、むしろ上記各波長の光について色収差が良好に補正されたものとすることが好ましい。
なお、前述したように、半導体レーザ1aおよび半導体レーザ1bからの光束は、平行光束の状態で上記開口制限フィルタ18に入射するのに対し(図1(A)、(B)参照)、半導体レーザ1cからの光束は発散光束の状態で上記開口制限フィルタ18に入射するように構成されている(図1(C)参照)。
また、上記開口制限フィルタ18および上記対物レンズLの、回折作用および屈折作用により、各使用光は、図1(A)に示すBD9a、図1(B)に示すDVD9b、図1(C)に示すCD9cの、情報の記録または再生をなし得る所定位置10a、10b、10cに集光せしめられる。
なお、上記対物レンズLは単独で、波長405nm(λ1)の光に対して良好に収差が補正されるように構成されている。これにより、最も精度が要求される波長405nm(λ1)の光に対して開口制限フィルタ18と対物レンズLとの軸合わせが容易となり、アライメントの手間を軽減し得る。
記録領域10には信号情報を担持したピット(物理的に凹部とされていなくてもよい)がトラック状に配列されるようになっており、この記録領域10からの上記レーザ光11の反射光は信号情報を担持した状態で対物光学系8およびコリメータレンズ7を介してハーフミラー6に入射し、このハーフミラー6を透過して4分割のフォトダイオード13に入射する。このフォトダイオード13では、分割された4つのダイオード位置の各受光量が電気信号の形態で得られるから、この受光量に基づき図示されない演算手段において所定の演算がなされ、データ信号、およびフォーカスとトラッキングの各エラー信号を得られることになる。
なお、ハーフミラー6は光記録媒体9からの戻り光の光路に対して45°傾いた状態で挿入されているのでシリンドリカルレンズと同等の作用をなし、このハーフミラー6を透過した光ビームは非点収差を有することとなり、4分割のフォトダイオード13上におけるこの戻り光のビームスポットの形状に応じてフォーカスのエラー量が決定されることとなる。なお、半導体レーザ1a〜1cとハーフミラー6との間にグレーティングを挿入して3ビームによりトラッキングエラーを検出することも可能である。
ところで、本実施形態の光記録媒体用対物光学系8は、図1に示すように、光源側から順に、開口制限フィルタ18と、正の屈折力を有する対物レンズLとから構成されてなる。なお、開口制限フィルタ18と対物レンズLとの間には、BD9aの開口数に対応した開口を有するマスク19が配されている。この開口制限フィルタ18は、いずれかの面(図1に示す実施例では光源側)に回折光学素子部(開口制限部:以下同じ)18aが面上に形成されている。これにより、開口制限フィルタ18に、回折光学素子部18aが発揮する開口制限機能を持たせることが可能となる。
上記回折光学素子部18aは、例えば、図3に示すような階段状格子を形成された、図2に示す如き3つの同心状輪帯パターンからなる。なお、図3からも明らかように、各領域P1〜P3に設けられた各階段状格子は、径方向の断面が、いずれも4レベルの階段形状とされているものの、各領域P1〜P3に設けられた各階段状格子は、ステップ幅およびステップ高さがいずれも、互いに異なるように構成されている。すなわち、第1領域P1の1ステップ高さΔZは1.579μm、第2領域P2の1ステップ高さΔZは2.273μm、第3領域P3の1ステップ高さΔZは0.732μmである。
ただし、これら各領域P1〜P3に設けられた各階段状格子は、互いに同じ位相差関数により形成されていることが好ましい。
また、第1領域P1と第2領域P2との境界位置、および第2領域P2と第3領域P3との境界位置のいずれにおいても、該境界位置の両側に位置する階段状格子の位相差関数の位相差は2nπ(nは整数)とされていることが好ましい。このように、領域の境界における位相差関数の位相差が、2nπ(nは整数:波長の整数倍)とされることにより、波面の乱れやフレアを抑制することができ、光学性能の向上を図ることができる。
上記3つの同心状輪帯パターンのうち、最小円118AはNA0.50の領域の外縁に相当し、2番目に小さい円118BはNA0.62の領域の外縁に相当し、最大円118CはNA0.85の領域の外縁に相当する。
そして、最小円118Aによって囲まれた最内領域(第1領域P1)には、BD9a用の使用光波長405nmおよびCD9c用の使用光波長785nmの各光は透過させるとともに、DVD9b用の使用光波長658nmの光を回折させ得る階段状格子が形成されている。
また、この最小円118Aと2番目に小さい円118Bに囲まれた中間領域(第2領域P2)には、BD9a用の使用光波長405nmの光を透過するとともに、DVD9b用の使用光波長658nmおよびCD9c用の使用光波長785nmの各光を互いに異なる次数で回折させ得る階段状格子が形成されている。異なる次数で回折された、DVD9b用の光およびCD9c用の光は、互いに異なる方向に進み、このうち、回折されたDVD9b用の光のみが、実際にDVD9b上に有効な照射光とされるように、上記対物レンズLによって収束せしめられる。なお、回折されたCD9c用の光は、CD9c上に有効な照射光として照射されない。
なお、異なる回折次数とは、例えば、一方が1次であるときに、他方が2次や3次であるような場合における関係をいう。また、このような関係は、光量が最大となる次数の回折光について成立するものであればよい。
さらに、この2番目に小さい円118Bと最大円118Cに囲まれた最外領域(第3領域P3)には、BD9a用の使用光波長405nmの光を透過するとともに、DVD9b用の使用光波長658nmおよびCD9c用の使用光波長785nmの各光を同一次数で回折し得る階段状格子が形成されている。同一次数で回折されたDVD9b用の光およびCD9c用の光はいずれも、対応する光記録媒体(9b、9c)上に有効な照射光として照射されない。
なお、同一の回折次数とは、例えば、一方が1次であるときに他方が1次、あるいは一方が2次であるときに他方が2次であるような場合における関係をいう。なお、このような関係は、光量が最大となる次数の回折光について成立するものであればよい。
これにより、対物光学系8に入射したレーザ光を、各記録媒体9に適合するNAに対応した光束径に調整することができる。
また、上記BD9aに替えて他の短波長光用光記録媒体を用いることが可能である。なお、この場合、他の短波長光用光記録媒体についての開口数NAおよび基板厚は、DVD9bの開口数NAおよび基板厚と同様とされていてもかまわないが、他の短波長光用光記録媒体についての使用光波長は、CD9cおよびDVD9bについての使用光波長と互いに異なるものとする必要がある。
なお、前述した階段状格子の各ステップの高さは、実際には、使用する各波長の光に対する各次数の回折光の割合を考慮して設定されることになる。
回折光学面による位相差は、下記に示す位相差関数により表される。波長をλ、回折光学面位相差関数をφとすると、この回折光学面により、回折光にmλ×φ/(2π)の光路長が付加される。ここでmは回折次数を表す。
Figure 2008097676
また、本発明の光記録媒体用対物光学系において対物レンズLは、少なくとも1面が非球面からなることが好ましい。この非球面は、下記に示す非球面式により表される回転対称な非球面からなることがより好ましい。このような回転対称非球面を形成することにより、いずれの光記録媒体9についても収差補正を良好とし、確実にフォーカシングをなし記録・再生が良好に行われるように構成することができる。
Figure 2008097676
なお、回折光学素子部18aにおける回折光学面および対物レンズLに形成される非球面の面形状は、その面が作用する波長の光が、対応する記録領域10に良好に収差補正されて収束されるように、適宜設定されることが好ましい。
また、本発明の光記録媒体用対物光学系において開口制限フィルタ18および対物レンズLは、プラスチックからなるものとすることができる。プラスチック材料を用いることによる利点としては、製造コストの低減、軽量化され高速での記録および読取が可能になること、金型の加工性が向上すること、が挙げられる。
また、この開口制限フィルタ18および対物レンズLは、ガラスからなるものとすることができる。ガラス材料を用いることによる利点としては、温度や湿度の影響を受けにくいこと、短波長の光で長い時間使用しても透過率の劣化が少ない材料の入手が容易であること、が挙げられる。
以下、本発明の光記録媒体用対物光学系について、実施例を示してさらに具体的に説明する。
本実施例の光記録媒体用対物光学系8は、図1に示すように、光源側から順に、開口制限フィルタ18と対物レンズLを配列されてなる。開口制限フィルタ18は、光源側の面に回折光学素子部18aが設けられた平行平面板よりなる。一方上記対物レンズLは光源側に凸面を向けた、正の屈折力を有するメニスカスレンズとされ、光源側の面および光記録媒体側の面のいずれもが、回転対称非球面とされている。
また、回折光学素子部18aの回折光学面および対物レンズLの回転対称非球面は、上述した位相差関数および非球面式により規定される。また、回折光学素子部18aの回折光学面は断面形状が階段状格子からなる。
この対物光学系8は、図1(A)〜(C)に示すように、各使用光である、λ=405nm(λ1)、λ=658nm(λ2)、およびλ=785nm(λ3)の光に対し、開口数を所定値(BD9aについては開口数NA1=0.85、DVD9bについては開口数NA2=0.62、CD9cについては開口数NA3=0.50)に制限しつつ、光束径が制限された各光をBD9a、DVD9bおよびCD9cの記録領域10a、10b、10cに良好に収束させるものである。
また、本実施例において、各使用光は光記録媒体9に応じて、択一的に出力される。
下記表1の上段に、この実施例に係る対物光学系8のレンズデータの具体的数値として、曲率半径R(mm)、λ=405nm(λ1)、λ=658nm(λ2)、およびλ=785nm(λ3)に対する面間隔D(mm)、ならびに上記各波長の光に対する屈折率Nを示す。なお、曲率半径R、面間隔Dおよび屈折率Nに対応させた数字は光源側から順次増加するようになっている。
また、表1の下段に、光記録媒体9としてBD9a、DVD9bおよびCD9cをセットした各場合における使用光波長λ1、λ2、およびλ3について、この実施例に係る対物光学系8の焦点距離(mm)、開口数NA、および光源位置の各値を示す。
Figure 2008097676
また、下記表2に、この実施例に係る対物レンズLの各回転対称非球面の非球面式係数を示し、下記表3に、上記各領域P1、P2、P3の範囲を半径Yによって示し、さらに、下記表4に、この実施例に係る開口制限フィルタ18の回折光学面における位相差関数係数を示す。さらに、下記表5に、本実施例に係る回折光学面上の各領域P1、P2、P3における、回折光の光量が最大となる回折次数を示す。
Figure 2008097676
Figure 2008097676
Figure 2008097676
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さらに、光記録媒体9としてBD9aをセットした場合における使用光波長λ1について、この実施例に係る対物光学系8による球面収差曲線を図4(A)に示す。また、光記録媒体9としてDVD9bをセットした場合における使用光波長λ2について、この実施例に係る対物光学系8による球面収差曲線を図4(B)に示す。また、光記録媒体9としてCD9cをセットした場合における使用光波長λ3について、この実施例に係る対物光学系8による球面収差曲線を図4(C)に示す。
図4(A)、図4(B)および図4(C)により、いずれの場合にも所定のNAの範囲で球面収差が良好であることが明らかである。この対物光学系8は上記条件式(1)〜(3)を満足するように設定された3種の光記録媒体のそれぞれに対して、使用光を良好に所望の位置に収束させる光記録媒体用対物光学系とされており、開口制限フィルタ18と対物レンズLの間隔は、BD9a、DVD9b、CD9cのいずれの光記録媒体への情報の記録再生時にも等しく0.2mmとされている。
なお、本発明の光記録媒体用対物光学系としては上述したものに限られず種々の態様の変更が可能である。また、本発明の光ピックアップ装置としても、同様に種々の態様の変更が可能である。
例えば、本発明の光記録媒体用対物光学系では、使用光波長の互いに異なる光記録媒体同士に対して、開口制限フィルタ18と対物レンズLは上述のとおり空気間隔が互いに等しくなるように設定されているが、この位置を基準位置として、個々の光記録媒体の製造バラツキにより生じる基板厚の変化で発生する球面収差や、2層ディスクなどの多層ディスクに求められる球面収差の補正に対応するために、開口制限フィルタ18および/または対物レンズLの位置は、この基準位置から微調整のための移動が可能とされていてもよい。
また、開口制限フィルタ18と対物レンズLとの、いずれか一方の光学部品を傾けることができるような構成とした場合には、光記録媒体の傾きにより生じるコマ収差も良好に補正できるものとすることができる。
また、上述した実施例において開口制限フィルタ18は、光源側の面が、階段状格子が形成された回折光学面とされ、光記録媒体側の面が平面とされているが、開口制限フィルタ18はこのような構成に限られるものではない。
例えば、回折光学面は、凸状または凹状の屈折力を有する面上に形成されてもよいし、非球面上に形成されていてもよい。また、開口制限フィルタ18は、光源側の面に替えて光記録媒体側の面が回折光学面とされていてもよい。
また、対物光学系の回折光学面は、いずれの波長の光に対しても、上述した所定次数の回折光の光量が多く出力されるように構成されていればよいが、その光量がそれぞれほぼ100%となれば最も効果が高い。
また、対物レンズLとしても、実施例のもののように光源側の面および光記録媒体側の面のいずれもが回転対称な非球面とされている構成やメニスカス形状に限られるものではない。例えば、平面、球面、非球面を適宜用いることができる。
また、本発明の光記録媒体用対物光学系および光ピックアップ装置において、記録・再生対象となる光記録媒体としてはBD、DVDおよびCDという組合わせに限られない。
また、光記録媒体を上記実施例と同じくBD、DVD、およびCDとした場合にも、その使用光波長は、実施例のものに限られない。BDの使用光波長405nm、DVDの使用光波長658nmおよびCDの使用光波長785nm以外の波長の光であっても、それぞれの光記録媒体の規格を満たすものであればその範囲内で任意に設定することができる。また、開口数、基板厚についても同様である。
また、今後、光記録媒体として上記以外の、例えば使用光波長がさらに短波長化した規格のものが開発されることも想定されるが、その場合にも勿論、本発明を適用することが可能である。この場合、レンズ材料として、使用光波長において良好な透過率を有する材料を用いることが好ましく、例えば、本発明の光記録媒体用対物光学系のレンズ材料として蛍石や石英を用いることも可能である。
また、4種以上の光記録媒体に対しても、本発明の光記録媒体用対物光学系の適用を妨げるものではない。
また、上記説明に用いた光ピックアップ装置では互いに異なる波長の光を出力する3つの光源を設けているが、光源として、1つの波長に対応する光源を1つ用いるとともに、2つの異なる波長の光を近接した出力口から出力し得る光源を1つ用いるようにしても良い。この場合には、例えば図5のプリズム2a、2bに代えて、1つのプリズムを配した構成とし得る。また、3つの異なる波長の光を近接した出力口から出力し得る1つの光源を用いるようにしても良い。この場合には、例えば図5のプリズム2a、2bは不要とし得る。
本発明の実施例(実施形態)に係る光記録媒体用対物光学系とその作用を模式的に示す断面図 本発明の実施例における開口制限フィルタの各領域を模式的に示す平面図 本発明の実施例における開口制限フィルタの各領域の階段状格子を模式的に示す断面図 本発明の実施例に係る対物光学系において、BDをセットした場合における使用光波長λ1の光についての球面収差図(A)、DVDをセットした場合における使用光波長λ2の光についての球面収差図(B)、CDをセットした場合における使用光波長λ3の光についての球面収差図(C) 本発明の実施形態に係る光記録媒体用対物光学系を用いた光ピックアップ装置を示す概略図
符号の説明
1a、1b、1c 半導体レーザ
2a、2b プリズム
6 ハーフミラー
7 コリメータレンズ
8 対物光学系
9 光記録媒体
9a BD
9b DVD
9c CD
10、10a、10b、10c 記録領域
11 レーザ光
13 フォトダイオード
18 開口制限フィルタ
18a 回折光学素子部
19 マスク
L 対物レンズ
P1 第1領域
P2 第2領域
P3 第3領域

Claims (8)

  1. 情報の記録または再生がなされる際に、対応する使用光波長、開口数および基板厚が下記3つの条件式(1)〜(3)を満足するように設定された第1、第2および第3の光記録媒体のそれぞれに対して、使用光を所望の位置に収束させるための光記録媒体用対物光学系において、
    光源側から順に、開口制限フィルタと対物レンズとを配列してなり、
    該開口制限フィルタは、基体のいずれか一方の面に、入射された使用光の波長に応じて、使用する光記録媒体に対応した大きさの開口数に設定する開口制限部が設けられてなり、
    該開口制限部は、光軸を中心とした同心状の3つの輪帯領域に分割され、
    該3つの領域のうち、最も内周側領域である第1領域には、下記λ2の波長の光を回折するとともに、下記λ1および下記λ3の波長の光を直進透過させる階段状格子が形成され、
    前記3つの領域のうち、前記第1領域の外側に位置する第2領域には、下記λ2の波長の光および下記λ3の波長の光を互いに異なる次数で回折するとともに、下記λ1の波長の光を直進透過させる階段状格子が形成され、
    前記3つの領域のうち、前記第2領域の外側に位置する第3領域には、下記λ2の波長の光および下記λ3の波長の光を互いに同じ次数で回折するとともに、下記λ1の波長の光を直進透過させる階段状格子が形成されてなることを特徴とする光記録媒体用対物光学系。
    λ1<λ2<λ3 ・・・(1)
    NA1≧NA2>NA3 ・・・(2)
    T1≦T2<T3 ・・・(3)
    ただし、
    λ1・・・前記第1の光記録媒体に対応する使用光波長(第1波長)
    λ2・・・前記第2の光記録媒体に対応する使用光波長(第2波長)
    λ3・・・前記第3の光記録媒体に対応する使用光波長(第3波長)
    NA1・・・前記第1の光記録媒体に対応する開口数(第1開口数)
    NA2・・・前記第2の光記録媒体に対応する開口数(第2開口数)
    NA3・・・前記第3の光記録媒体に対応する開口数(第3開口数)
    T1・・・前記第1の光記録媒体の基板厚(第1基板厚)
    T2・・・前記第2の光記録媒体の基板厚(第2基板厚)
    T3・・・前記第3の光記録媒体の基板厚(第3基板厚)
  2. 前記開口制限部の前記階段状格子は、平板状の前記基体上に形成されていることを特徴とする請求項1記載の光記録媒体用対物光学系。
  3. 前記対物レンズは、前記波長λ1の波長の光に対しては、単独で収差が補正されていることを特徴とする請求項1または2記載の光記録媒体用対物光学系。
  4. 前記第1領域、前記第2領域および前記第3領域における階段状格子は、互いに同じ位相差関数により形成されていることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項記載の光記録媒体用対物光学系。
  5. 前記第1領域と前記第2領域の境界位置、および前記第2領域と前記第3領域の境界位置のいずれにおいても、該境界位置の両側に位置する前記階段状格子の位相差関数の位相差が2nπ(nは整数)とされていることを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記載の光記録媒体用対物光学系。
  6. 前記階段状格子が4レベルの片側階段形状とされていることを特徴とする請求項1から5のうちいずれか1項記載の光記録媒体用対物光学系。
  7. 前記第1の光記録媒体がブルーレイ・ディスクであり、前記第2の光記録媒体がDVDであり、前記第3の光記録媒体がCDであることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項記載の光記録媒体用対物光学系。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか1項記載の光記録媒体用対物光学系を搭載されてなることを特徴とする光ピックアップ装置。
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