JP2008096276A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】よりユーザの嗜好に合った走行経路を推奨することができるナビゲーション装置20を提供する。
【解決手段】本発明のナビゲーション装置20は、複数の領域に分けられた地図に関するデータを有する地図データ221と、目的地とする領域のエリアID毎にそれぞれのリンクの走行回数を格納する走行回数データ222とを有し、車両が走行したリンクの情報を順次記録し、エンジン始動時に、現在位置が含まれる領域に応じて、エリアID毎のリンクの走行回数を更新する。そして、ナビゲーション装置20は、目的地が設定された場合に、設定された目的地が含まれる地図上の領域のエリアIDに対応する走行回数を用いて、それぞれのリンクデータのコストを修正し、修正したコストを用いて、目的地までの経路を探索して出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両等の移動体に搭載され、設定された目的地までのルートを探索して出力する技術に関する。
特許文献1には、ユーザの走行履歴を走行した道路の情報に対応付けて記録し、走行した頻度の高い道路ほど、経路検索用のコストを低く設定することにより、過去の走行実績に応じた経路探索を行う技術が開示されている。これにより、走行した回数の多い道路を優先して推奨経路として出力することができる。
特開2000−46575号公報
しかし、上記特許文献1に記載の技術は、走行回数だけで経路検索用のコストを設定しているため、第1の目的地へ向かって走行した実績が多い場合には、当該第1の目的地へ向かう際に走行した道路のコストが低く設定され、当該第1の目的地とは全く異なる方向にある第2の目的地への経路を探索する場合であっても、当該第1の目的地へ向かう際に走行する道路が優先的に選択されてしまう。そのため、第2の目的地へ引かれた経路が、結果として遠回りになってしまう場合があった。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、よりユーザの嗜好に合った走行経路を推奨することができるナビゲーション装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置は、複数の領域に分けられた地図に関するデータを有し、目的地とする領域の領域ID毎にそれぞれのリンクの走行回数を格納し、車両が走行したリンクの情報を順次記録し、エンジン始動時に、現在位置が含まれる領域に応じて、領域ID毎のリンクの走行回数を更新する。
また、本発明は、例えば、車両に搭載され、設定された目的地までの経路を探索して出力するナビゲーション装置であって、道路を示すリンクに関する情報であって、リンクのコストを示す情報を含むリンクデータと、地図を複数の領域に分け、それぞれの領域内の情報を、当該領域を識別する領域IDに対応付けて格納する地図データとを格納するデータ格納手段と、目的地とする領域の領域ID毎に、それぞれのリンクの走行回数を、当該リンクを識別するリンクIDに対応付けて格納する走行回数格納手段と、車両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、走行した道路のリンクIDを保持するリンクID保持手段と、車両のエンジン始動時に、データ格納手段を参照して、現在位置算出手段によって算出された現在位置が含まれる領域の領域IDを特定し、特定した領域IDについて、リンクID保持手段によって保持されているリンクIDを、走行回数格納手段内の走行回数に反映させる走行回数反映手段と、データ格納手段を参照して、設定された目的地が含まれる地図上の領域の領域IDを特定し、走行回数格納手段を参照して、当該特定した領域IDに対応する走行回数を用いて、それぞれのリンクのコストを修正し、修正したコストを用いて、設定された目的地までの経路を探索して出力する経路探索手段と
を備えることを特徴とするナビゲーション装置を提供する。
本発明のナビゲーション装置によれば、よりユーザの嗜好に合った走行経路を推奨することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るナビゲーションシステム10の構成を示すシステム構成図である。ナビゲーションシステム10は、センサ11、表示装置12、およびナビゲーション装置20を備える。
センサ11は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機や方位センサ、距離センサ等であり、測地衛星から送信されたGPS信号や、車両の進行方位、車両の移動距離等を測定し、測定情報をナビゲーション装置20に供給する。表示装置12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等であり、ナビゲーション装置20から出力される車両の現在位置やナビゲーション装置20によって探索された目的地までの経路情報等を表示する。
ナビゲーション装置20は、走行回数管理部21、データベース22、現在位置算出部23、走行リンク記録部24、走行回数反映部25、および経路探索部26を備える。データベース22は、道路を示すリンクに関する情報を格納するリンクデータ220、道路以外の地図領域のデータ、施設の種別や座標、ナビゲーションシステム10のユーザの自宅の位置等を格納する地図データ221、それぞれのリンクの走行回数を示す情報を格納する走行回数データ222、走行したリンクを示す情報を格納する走行軌跡データ223、それぞれのリンクを走行した日時を示す走行履歴を格納する走行履歴データ224、走行回数に応じたコスト係数を示す情報を格納するコスト係数225、エンジンを停止した日時を示す情報を格納する停止日時データ226、出発地点を示す情報を格納する出発地点データ227、および施設種別毎の停止閾値を格納する停止閾値テーブル228を格納する。
リンクデータ220には、例えば図2に示すように、リンクに関する情報を、所定の地図領域毎のメッシュ情報2200が格納されている。それぞれのメッシュ情報2200には、それぞれのメッシュを識別するメッシュID2201およびメッシュ内のリンクに関する情報であるリンク情報2202が含まれる。
それぞれのリンク情報2202には、それぞれのリンクを識別するリンクID2203、リンクの開始ノード座標2204、リンクの終了ノード座標2205、リンクの道路種別2206、リンク長2207、リンクの開始ノードに接続されている他のリンクの識別情報である開始接続リンク2208、およびリンクの終了ノードに接続されている他のリンクの識別情報である終了接続リンク2209等が含まれる。本実施形態において、経路探索部26は、それぞれのリンクのリンク長2207を、当該リンクのコストとして利用する。
また、地図データ221内の地図は、例えば図3に示すように、ユーザの自宅の位置30を中心とする複数の円31、および、当該自宅の位置30を起点として所定の方向へ向かう複数の線分32によって分けられた複数の領域33で構成されている。本実施形態において、円31aの半径は例えば100m、円31bの半径は例えば10km、円31cの半径は例えば50km、円31dの半径は例えば300kmである。また、本実施形態において、円31a内は自宅領域と定義する。
また、本実施形態において、地図データ221内の地図は、当該自宅の位置30を起点として所定の方向へ向かう8本の線分32によって分けられている。線分32aは、自宅を起点として例えば北北西の方角へ向かっており、線分32bは、自宅を起点として例えば北北東の方角へ向かっており、線分32cは、自宅を起点として例えば東北東の方角へ向かっており、線分32dは、自宅を起点として例えば東南東の方角へ向かっており、線分32eは、自宅を起点として例えば南南東の方角へ向かっており、線分32fは、自宅を起点として例えば南南西の方角へ向かっており、線分32gは、自宅を起点として例えば西南西の方角へ向かっており、線分32hは、自宅を起点として例えば西北西の方角へ向かっている。
なお、図3において示した地図データ221の地図を区切る円31の数および半径、ならびに、線分32の数および方角は、あくまで例示にすぎず、図3に示した例とは異なる数もしくは半径の円、または、図3に示した例とは異なる数もしくは方角の線分によって地図が区切られていてもよい。
また、走行回数データ222には、例えば図4に示すように、地図上の領域を識別するエリアID2221別に、それぞれのリンクの走行回数2222が、それぞれのリンクのリンクID2220に対応付けて格納される。
また、走行軌跡データ223には、例えば図5に示すように、それぞれのリンクのリンクID2230に対応付けて、車両が当該リンクを走行した走行日時2232が格納される。また、走行履歴データ224には、例えば図6に示すように、それぞれのリンクのリンクID2240に対応付けて、車両が対応するリンクを走行したときの目的地が含まれる領域のエリアID2241、および、車両が当該リンクを走行した走行日時2242が格納される。
また、コスト係数225には、例えば図7に示すように、リンクのコストを修正する場合に使用されるコスト係数2251が、当該コスト係数2251を採用する際の走行回数2250に対応付けて格納される。また、停止閾値テーブル228には、例えば図8に示すように、停止時間の判定に用いられる閾値である停止閾値2281が、施設の種別(例えば、コンビニエンスストア、銀行、レストラン等)を示す施設種別2280に対応付けて格納される。
図1に戻って説明を続ける。現在位置算出部23は、センサ11からの測定信号に基づいて、ナビゲーション装置20が搭載された車両が例えば所定距離移動する毎に、当該車両の現在位置を算出し、算出した現在位置を走行リンク記録部24、走行回数反映部25、経路探索部26、および表示装置12へ出力する。
より詳細には、例えば、現在位置算出部23は、所定時間(例えば100ms)経過毎に、センサ11から取得した測定信号に基づいて、車両の相対変位を算出し、所定距離(例えば2m)以上変位があった場合に、前回のマップマッチ処理において算出された車両の現在位置および候補点毎に、センサ11から取得した車両の進行方位の方向について、当該所定距離を当該現在位置および候補点に加算することにより、現在位置およびそれぞれの候補点の位置を移動させて仮想現在位置を生成するデッドレコニング処理を行う。現在位置算出部23は、前回のマップマッチ処理において算出された車両の現在位置からのデッドレコニング位置を、車両の現在位置として走行リンク記録部24、走行回数反映部25、経路探索部26、および表示装置12へ出力する。
また、車両が所定距離(例えば20m)走行する毎に、現在位置算出部23は、前回算出された車両の現在位置および候補点毎に仮想現在位置を算出し、算出したそれぞれの仮想現在位置について、データベース22内のリンクデータ220を参照して、当該仮想現在位置から所定範囲内のリンクを上に候補点を配置する。そして、現在位置算出部23は、リンク上に配置した候補点の信頼度を算出し、例えば最も信頼度の高い候補点を車両の今回の現在位置に決定し、決定した車両の現在位置を、走行リンク記録部24、走行回数反映部25、経路探索部26、および表示装置12へ出力する。
経路探索部26は、目的地の座標、経由地点、および探索条件等を含む探索情報をユーザから受け付けた場合に、データベース22内の地図データ221を参照して、目的地が含まれる領域のエリアIDを取得する。そして、経路探索部26は、取得したエリアIDに基づいて走行回数データ222を参照し、それぞれのリンクについて、取得したエリアIDに対応する走行回数を抽出する。
例えば図4に示した例において、経路探索部26は、エリアIDとして「333」を取得した場合に、リンクIDが「aaa」、「bbb」、および「ccc」のリンクについて、それぞれ、走行回数として「2」、「0」、および「4」を抽出する。
そして、経路探索部26は、コスト係数225を参照して、それぞれのリンクについて、走行回数に応じたコスト係数を取得する。例えば図7に示した例において、経路探索部26は、走行回数が4である場合に、コスト係数として0.9を取得する。なお、図7に示した例において、走行回数の欄の「3〜5」は、「走行回数が3回、4回、または5回のいずれか」を意味する。
そして、経路探索部26は、それぞれのリンクについて取得したコスト係数を用いて、例えば下記の数式1に従って、各リンクのコストを修正した修正コストを算出する。
修正コスト=基本コスト×コスト係数 ・・・数1
ここで、本実施形態において基本コストとは、データベース22内のリンク長2207である。
そして、経路探索部26は、算出した修正コストを使い、受け付けた探索情報に基づいて、例えばダイクストラ法等を用いて現在位置から目的地までの経路を探索し、探索結果を表示装置12に表示する。
走行リンク記録部24は、現在位置算出部23によって算出された車両の現在位置およびデータベース22内のリンクデータ220を参照して、車両が走行した道路のリンクIDおよび当該道路を走行した日時を含む走行軌跡を走行軌跡データ223に順次記録する。
走行回数反映部25は、エンジン始動時に、現在位置算出部23によって算出された車両の現在位置および地図データ221を参照して、車両の現在位置が自宅領域内(図3における円31aの内側)にあるか否かを判定する。現在位置が自宅領域内にある場合、走行回数反映部25は、地図データ221および出発地点データ227を参照して、出発地点が自宅領域内にあるか否かを判定する。出発地点が自宅領域内にある場合、自宅の位置から出発して自宅の位置に戻ってきたものと判断し、走行回数反映部25は、走行軌跡データ223内のデータを消去すると共に、現在位置で出発地点データ227内のデータを更新する。
一方、出発地点が自宅領域外にある場合は、自宅領域以外の位置から出発して自宅の位置へ戻ってきたものと判断し、走行回数反映部25は、出発地点データ227内に格納されている位置が含まれる領域のエリアIDを地図データ221から取得する。そして、走行回数反映部25は、取得したエリアIDについて、走行回数データ222内における、走行軌跡データ223に格納されているリンクIDに対応する走行回数を更新する。そして、走行回数反映部25は、走行軌跡データ223内の走行軌跡を、取得したエリアIDに対応付けて走行履歴データ224に追記して、走行軌跡データ223内の走行軌跡を全て消去する。
例えば、走行軌跡データ223内にリンクIDとして「aaa」および「bbb」がそれぞれ1つずつ格納されており、出発地点データ227内の出発地点が含まれる領域のエリアIDとして「222」を地図データ221から取得した場合、走行回数反映部25は、「222」のエリアIDについて、走行回数データ222内で「aaa」および「bbb」のリンクIDに対応する走行回数を1増加させる。そして、走行回数反映部25は、走行軌跡データ223内の走行軌跡を、「222」のエリアIDに対応付けて走行履歴データ224に追記して、走行軌跡データ223内の走行軌跡を全て消去する。
また、エンジン始動時の現在位置が自宅領域外にある場合、走行回数反映部25は、地図データ221を参照して、現在位置から所定範囲内(例えば100m以内)に存在する施設の種別を取得し、取得した種別に対応する停止閾値を停止閾値テーブル228から抽出する。そして、走行回数反映部25は、停止日時データ226内の停止日時からエンジンが始動した日時までの経過時間が、抽出した停止閾値以上か否かを判定する。
なお、現在位置から所定範囲内に複数種類の施設が存在する場合、走行回数反映部25は、対応する停止閾値を停止閾値テーブル228から抽出し、抽出した停止閾値の中で最大の値を用いて、停止日時データ226内の停止日時からエンジン始動日時までの経過時間が停止閾値以上か否かを判定する。
経過時間が停止閾値以上である場合、走行回数反映部25は、出発地点データ227を参照して、出発地点が自宅領域外にあるならば、自宅から出発して目的地へ到着したものと判断し、現在位置が含まれる領域のエリアIDを地図データ221から取得し、取得したエリアIDについて、走行回数データ222内における、走行軌跡データ223に格納されているリンクIDに対応する走行回数を更新する。そして、走行回数反映部25は、走行軌跡データ223内の走行軌跡を、取得したエリアIDに対応付けて走行履歴データ224に追記して、走行軌跡データ223内の走行軌跡を全て消去する。
また、走行回数反映部25は、エンジンが始動した場合に、現在位置算出部23によって算出された車両の現在位置で出発地点データ227内のデータを更新する処理、および、エンジンが停止した場合に、エンジンが停止した日時で停止日時データ226内のデータを更新する処理を実行する。
走行回数管理部21は、所定のタイミングで走行履歴データ224を参照し、走行してから所定時間(例えば1年)経過した走行履歴が存在する場合に、当該走行履歴を走行履歴データ224から削除する。そして、走行回数管理部21は、削除した走行履歴に含まれるリンクIDおよびエリアIDに基づいて走行回数データ222を参照し、対応するリンクIDおよびエリアIDの走行回数を1減らす。これにより、走行回数管理部21は、走行頻度が高い道路のコストを少なくすることができ、より実情にあった経路探索を実現することができる。
図9は、ナビゲーション装置20の動作を例示するフローチャートである。車両のエンジンが始動した場合に、ナビゲーション装置20は、本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、走行回数反映部25は、現在位置算出部23によって算出された車両の現在位置および地図データ221を参照して、車両の現在位置が、自宅領域内にあるか否かを判定する(S100)。現在位置が自宅領域内にある場合(S100:Yes)、走行回数反映部25は、地図データ221および出発地点データ227を参照して、出発地点が自宅領域内にあるか否かを判定する(S101)。出発地点が自宅領域内にある場合(S101:Yes)、走行回数反映部25は、ステップS109に示す処理を実行する。
一方、出発地点が自宅領域外にある場合(S101:No)、走行回数反映部25は、出発地点データ227内の出発地点が含まれる領域のエリアIDを地図データ221から取得する。そして、走行回数反映部25は、取得したエリアIDについて、走行回数データ222内における、走行軌跡データ223に格納されているリンクIDに対応する走行回数を更新する(S102)。そして、走行回数反映部25は、走行軌跡データ223内の走行軌跡を、取得したエリアIDに対応付けて走行履歴データ224に追記し(S103)、ステップS109に示す処理を実行する。
ステップS100において、現在位置が自宅領域外にある場合(S100:No)、走行回数反映部25は、地図データ221を参照して、現在位置から所定範囲内に存在する施設の種別を取得し、取得した施設種別に対応する停止閾値を停止閾値テーブル228から抽出する(S104)。そして、走行回数反映部25は、停止日時データ226内の停止日時からエンジン始動日時までの経過時間が停止閾値以上か否かを判定する(S105)。
経過時間が停止閾値未満である場合(S105:No)、走行リンク記録部24は、ステップS111に示す処理を実行する。一方、経過時間が停止閾値以上である場合(S105:Yes)、走行回数反映部25は、地図データ221および出発地点データ227を参照して、出発地点が自宅領域内にあるか否かを判定する(S106)。出発地点が自宅領域外にある場合(S106:No)、走行回数反映部25は、ステップS109に示す処理を実行する。
出発地点が自宅領域内にある場合(S106:Yes)、走行回数反映部25は、現在位置が含まれる領域のエリアIDを地図データ221から取得し、取得したエリアIDについて、走行回数データ222内における、走行軌跡データ223に格納されているリンクIDに対応する走行回数を更新する(S107)。そして、走行回数反映部25は、走行軌跡データ223内の走行軌跡を、取得したエリアIDに対応付けて走行履歴データ224に追記する(S108)。
次に、走行回数反映部25は、走行軌跡データ223内の走行軌跡を全て消去し(S109)、現在位置算出部23によって算出された車両の現在位置で出発地点データ227内のデータを更新する(S110)。
次に、走行リンク記録部24は、現在位置算出部23によって算出された車両の現在位置および地図データ221を参照して、車両が道路を示すリンクを走行したか否かを判定する(S111)。車両が道路を示すリンクを走行していない場合(S111:No)、走行リンク記録部24は、ステップS113に示す処理を実行する。
一方、車両が道路を示すリンクを走行した場合(S111:Yes)、走行リンク記録部24は、車両が走行した道路のリンクIDをリンクデータ220から取得し、取得したリンクIDに走行日時を対応付けて走行軌跡データ223に追加する(S112)。そして、走行回数反映部25は、エンジンが停止したか否かを判定する(S113)。エンジンが停止していない場合(S113:No)、走行リンク記録部24は、再びステップS111に示した処理を実行する。
エンジンが停止した場合(S113:Yes)、走行回数反映部25は、エンジンが停止した日時で停止日時データ226内のデータを更新し(S114)、ナビゲーション装置20は、本フローチャートに示す処理を終了する。
以上、本発明の実施の形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本発明のナビゲーションシステム10によれば、よりユーザの嗜好に合った走行経路を推奨することができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記した実施形態において、地図データ221内の地図は、図3において説明したように、自宅の位置を中心とした複数の同心円と、自宅の位置を起点として所定の方角へ向かう複数の線分によって分けられていたが、本発明はこれに限られない。他の形態として、例えば図10に示すように、地図データ221内の地図は、市町村単位、区単位、または番地単位の領域41にそれぞれ固有のエリアIDを割り当てるようにしてもよい。また、この場合、図10に示すように、自宅の位置40を含む領域41eを自宅領域と定義するようにしてもよい。
また、他の形態として、ナビゲーション装置20は、地図データ221内の自宅の位置を示す情報が変更された場合に、走行回数データ222、走行軌跡データ223、走行履歴データ224、停止日時データ226、および出発地点データ227内の全てのデータを消去するようにしてもよい。これにより、引越し等により自宅の位置が変更された場合に、ナビゲーション装置20は、再びユーザによる走行実績を収集し直すことができる。
本発明の一実施形態に係るナビゲーションシステム10の構成を示すシステム構成図である。 リンクデータ220のデータ構造を例示する図である。 地図データ221の領域の分け方を説明するための概念図である。 走行回数データ222のデータ構造を例示する図である。 走行軌跡データ223のデータ構造を例示する図である。 走行履歴データ224のデータ構造を例示する図である。 コスト係数225のデータ構造を例示する図である。 停止閾値テーブル228のデータ構造を例示する図である。 ナビゲーション装置20の動作を例示するフローチャートである。 地図データ221の領域の分け方の他の例を示す概念図である。
符号の説明
10・・・ナビゲーションシステム、11・・・センサ、12・・・表示装置、20・・・ナビゲーション装置、21・・・走行回数管理部、22・・・データベース、220・・・リンクデータ、221・・・地図データ、222・・・走行回数データ、223・・・走行軌跡データ、224・・・走行履歴データ、225・・・コスト係数、226・・・停止日時データ、227・・・出発地点データ、228・・・停止閾値テーブル、23・・・現在位置算出部、24・・・走行リンク記録部、25・・・走行回数反映部、26・・・経路探索部

Claims (7)

  1. 車両に搭載され、設定された目的地までの経路を探索して出力するナビゲーション装置であって、
    道路を示すリンクに関する情報であって、リンクのコストを示す情報を含むリンクデータと、地図を複数の領域に分け、それぞれの領域内の情報を、当該領域を識別する領域IDに対応付けて格納する地図データとを格納するデータ格納手段と、
    目的地とする領域の領域ID毎に、それぞれのリンクの走行回数を、当該リンクを識別するリンクIDに対応付けて格納する走行回数格納手段と、
    前記車両の現在位置を算出する現在位置算出手段と、
    走行した道路のリンクIDを保持するリンクID保持手段と、
    前記車両のエンジン始動時に、前記データ格納手段を参照して、前記現在位置算出手段によって算出された現在位置が含まれる領域の領域IDを特定し、特定した領域IDについて、前記リンクID保持手段によって保持されているリンクIDを、前記走行回数格納手段内の走行回数に反映させる走行回数反映手段と、
    前記データ格納手段を参照して、設定された目的地が含まれる地図上の領域の領域IDを特定し、前記走行回数格納手段を参照して、当該特定した領域IDに対応する走行回数を用いて、それぞれのリンクのコストを修正し、修正したコストを用いて、設定された目的地までの経路を探索して出力する経路探索手段と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記車両のエンジン停止時に、エンジンが停止した日時を格納する停止日時格納手段をさらに備え、
    前記走行回数反映手段は、
    前記車両のエンジン始動時に前記停止日時格納手段を参照して、前回エンジンが停止した日時から所定時間以上経過している場合に、前記データ格納手段を参照して、前記現在位置算出手段によって算出された現在位置が含まれる領域の領域IDを特定し、特定した領域IDについて、前記リンクID保持手段によって保持されているリンクIDを、前記走行回数格納手段内の走行回数に反映させること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項2に記載のナビゲーション装置であって、
    施設の種別毎に、停止時間の閾値である停止閾値を格納する停止閾値格納手段をさらに備え、
    前記データ格納手段内の地図データは、前記施設の場所および種別を示す情報を格納しており、
    前記走行回数反映手段は、
    前記車両のエンジン始動時に、前記地図データを参照して、前記現在位置算出手段によって算出された現在位置から所定範囲内の施設の種別を抽出し、抽出した種別に対応する停止閾値を前記停止閾値格納手段から抽出し、前回エンジンが停止した日時からの時間の経過が、当該抽出した停止閾値以上である場合に、前記データ格納手段を参照して、前記現在位置算出手段によって算出された現在位置が含まれる領域の領域IDを特定し、特定した領域IDについて、前記リンクID保持手段によって保持されているリンクIDを、前記走行回数格納手段内の走行回数に反映させること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項2に記載のナビゲーション装置であって、
    出発地点を示す情報を格納する出発地点格納手段をさらに備え、
    前記走行回数反映手段は、前記車両のエンジン始動時に前記停止日時格納手段を参照して、前回エンジンが停止してから所定時間以上経過している場合に、
    前記現在位置算出手段によって算出された現在位置を参照して、当該現在位置が予め定められた領域の外であり、かつ、前記出発地点格納手段に格納されている出発地点が、前記予め定められた領域内にある場合には、前記データ格納手段を参照して、前記現在位置算出手段によって算出された現在位置が含まれる領域の領域IDを特定し、特定した領域IDについて、前記リンクID保持手段によって保持されているリンクIDを、前記走行回数格納手段内の走行回数に反映させると共に、前記出発地点格納手段内の出発地点を当該現在位置で更新し、
    前記現在位置算出手段によって算出された現在位置を参照して、当該現在位置が予め定められた領域内にあり、かつ、前記出発地点格納手段に格納されている出発地点が、前記予め定められた領域外にある場合には、前記データ格納手段を参照して、当該出発地点が含まれる領域の領域IDを特定し、特定した領域IDについて、前記リンクID保持手段によって保持されているリンクIDを、前記走行回数格納手段内の走行回数に反映させると共に、前記出発地点格納手段内の出発地点を当該現在位置で更新すること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項4に記載のナビゲーション装置であって、
    前記予め定められた領域とは、ユーザの自宅の位置から第1の距離以内の範囲であることを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 請求項5に記載のナビゲーション装置であって、
    前記データ格納手段に格納されている地図データは、
    前記第1の距離よりも長い半径を有し、前記自宅の位置を中心とする複数の同心円と、前記自宅の位置を起点として所定の方向へ向かう複数の線分とによって区切られた複数の領域によって構成されていること
    を特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載のナビゲーション装置であって、
    前記走行回数格納手段は、
    前記領域ID毎に、前記車両が当該リンクを走行した日時を、当該リンクのリンクIDに対応付けてさらに格納し、
    前記ナビゲーション装置は、
    所定時間が経過した走行日時を前記走行回数格納手段から削除すると共に、削除した走行日時に対応するリンクIDおよび領域IDの走行回数を減少させる走行回数管理手段をさらに備えること
    を特徴とするナビゲーション装置。
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