JP2008094317A - 自動車用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車用照明装置の利便性を向上させることを課題とする。
【解決手段】外部OP1へ照射する光を通過させる空間SP2が内部に形成されたハウジング10と、該ハウジングの内部に設けられ、第一の光源22からの光をハウジング内部の空間SP2から外部OP1へ放出する第一の照射機構20と、ハウジング10の内部に設けられ、該ハウジング内部で第一の光源22からの光を通過させる空間SP2に第二の光源32,33からの光を通過させて、第一の照射機構20から放出される光の照射範囲CO1よりも狭い範囲CO2,CO3へ第二の光源32,33からの光を放出する第二の照射機構30と、を自動車用照明装置100に設ける。
【選択図】図11

Description

本発明は、ハウジングの内部に照射機構を設けた自動車用照明装置に関する。
自動車用の照明装置には、車室内を照らすルームランプ、車外を照らすランプ、等がある。自動車の内装に取り付けられる照明装置は、天井フロント部に設けられるランプや、天井中央部に設けられるランプ、等があり、機能別には、室内照明、読書のための照明、暗闇の中で乗降する際に足下を照らす照明、等がある。車の外部に取り付けられる照明装置は、車を照明の無い環境のもとで駐車をする際に運転手の助けとなる。これらの照明装置には、多くの場合白熱ランプが用いられるが、最近では発光ダイオード(LED)のような電気ランプも用いられるようになっている。
特許文献1には、車両室内の天井フロント部に取り付ける照明装置であって、照明ランプと該照明ランプに隣接した小物収納部とを有する照明装置が記載されている。この照明装置で使用される照明ランプは、小物収納部の左右両側でそれぞれランプケース内に1個ずつ設けられている。
特許文献2には、LEDランプと、前記LEDランプより小径な孔を有する意匠材と、前記LEDランプを前記孔の周壁へ実質的に密接させる手段と、を備えてなる照明装置が記載されている。
実用新案登録第2568692号公報 特開2003−45207号公報
特許文献1記載の照明装置では、照明ランプが一種類しかないため、車室内を広範囲に照らしたい場合と狭い範囲のみ照らしたい場合とで照明の照射範囲を切り替えることができなかった。
特許文献2記載の照明装置では、光源がLEDランプ一種類であるため、車室内の狭い範囲しか照らすことができなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、自動車用照明装置の利便性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の自動車用照明装置は、外部へ照射する光を通過させる空間が内部に形成されたハウジングと、該ハウジングの内部に設けられ、第一の光源からの光を前記ハウジング内部の空間から外部へ放出する第一の照射機構と、前記ハウジングの内部に設けられ、該ハウジング内部で前記第一の光源からの光を通過させる空間に第二の光源からの光を通過させて、前記第一の照射機構から放出される光の照射範囲よりも狭い範囲へ前記第二の光源からの光を放出する第二の照射機構とを備えることを特徴とする。
以上の構成により、ハウジング内部の同じ空間から比較的広い照射範囲の光と比較的狭い照射範囲の光とが外部へ放出されるので、広い範囲と狭い範囲とを同じ照明装置で照らすことができる。また、比較的広い照射範囲とされる光と比較的狭い照射範囲とされる光とがハウジング内部の同じ空間を通過した後に外部へ放出されるので、ハウジング内部の空間を少なくさせることができる。従って、自動車用照明装置の利便性が向上し、自動車用照明装置が小型で済む。
ここで、第二の照射機構から放出される光の照射範囲は、第一の照射機構から放出される光の照射範囲に完全に含まれてもよいし、第一の照射機構から放出される光の照射範囲から外れた範囲が含まれてもよく、いずれの場合も第二の照射機構から放出される光の照射範囲に含まれる。
請求項1、請求項8に係る発明によれば、自動車用照明装置の利便性を向上させることが可能になるとともに、自動車用照明装置を小型化させることが可能になる。
請求項2に係る発明では、比較的広い照射範囲とされる光が透光部材を透過して散乱する一方、比較的狭い照射範囲とされる光が透光部材の開口を通過するので、第一および第二の照射機構の好適な構成を提供することができる。
請求項3に係る発明では、比較的狭い照射範囲とされる光が確実に透光部材の開口を通過するので、第二の照射機構の好適な構成を提供することができる。
請求項4に係る発明では、比較的広い照射範囲とされる光が導光材を透過してハウジングの内部から外部へ放出されるので、第一の照射機構の好適な構成を提供することができる。
請求項5に係る発明では、奥行き感や立体感が表現され、照明に高級感を付与させることが可能になる。
請求項6に係る発明では、比較的広い照射範囲とされる光が透光部材を透過して散乱する一方、比較的狭い照射範囲とされる光が透光部材のレンズを透過するので、第一および第二の照射機構の好適な構成を提供することができる。
請求項7に係る発明では、自動車用照明装置に意外性と面白さを付与することができるとともに、自動車用照明装置を小型化させることが可能になる。
請求項9に係る発明では、自動車用照明装置自体で照明の点灯と消灯とを切り替えることができるので、自動車用照明装置の利便性をさらに向上させることが可能になる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)自動車用照明装置の構成:
(2)自動車用照明装置の作用、効果:
(3)変形例:
(1)自動車用照明装置の構成:
図1は本発明の一実施形態に係る自動車用照明装置100を採用した路上走行自動車1の内装の要部を示す要部斜視図、図2は照明装置100の正面図、図3は図2に示す照明装置を同図のA1−A1の位置で断面視して示す垂直断面図、図4は第二の光源および操作スイッチを取り付けた状態のハウジング10の正面図、図5は図4に示すハウジング10の要部斜視図、図6は導光材36,37の外観を正面および同図のA2方向から見て示す図、図7は内側透光カバー40の外観を正面および背面から見て示す図、図8は外側透光カバー50の正面図、図9は照明装置100の電気回路図、図10は照明装置100の分解図、図11と図12は照明装置100の作用を説明するための図である。なお、図3では、内側透光カバー40の艶消し部44,45を太線で示している。また、図4では、第一の光源22の装着位置を破線で示している。さらに、図10では、ハウジング10を断面視し、シール部材15a,15b、導光材36,37、透光部材40,50を側面視している。
図1では、車内のフロント天井部を中心とした乗用自動車1が図示されている。同自動車1では、床部のフロアパネルや天井部のルーフパネルや複数のピラー等の車体パネルで車体が形成され、ルーフパネルの車室SP1側にルーフライナ内装材1aが装着され、ピラーの車室SP1側にピラーガーニッシュ内装材1bが装着され、運転席および助手席の前側にフロントガラス1cが設置され、運転席および助手席の左右にサイドウインド1dが設けられ、ルーフライナ内装材1aの前縁部の車室SP1側でサンバイザ1f,1gがルーフパネルに取り付けられている。自動車用照明装置100は、ルーフライナ内装材1aの前縁部の車室SP1側における両サンバイザ1f,1gの間でルーフパネルに取り付けられる。照明装置100は、乗員が運転席や助手席に座った際に手が届く位置に配置されている。本照明装置100は、全体照明20によって広範囲を照らし、スポット照明30によって狭い範囲をより強い光で照射することにより、乗員のおかれている状況や環境によって機能を使い分けることができる。
本照明装置100は、外部OP1へ照射する光を通過させる空間SP2が内部に形成されたハウジング10と、該ハウジングの内部に設けられた全体照明(第一の照射機構)20およびスポット照明(第二の照射機構)30とを備えている。外部OP1は、本実施形態のように照明装置100が車室SP1に設けられている場合には車室SP1となり、車外に取り付けられている場合には車外となる。全体照明20は、第一の光源22からの光をハウジング内部の空間SP2から外部OP1へ放出するようにされている。スポット照明30は、ハウジング内部で第一の光源22からの光を通過させる空間SP2に第二の光源32,33からの光を通過させて、全体照明20から放出される光の照射範囲CO1よりも狭い範囲CO2,CO3へ第二の光源32,33からの光を放出するようにされている。
図3と図4に示すように、ハウジング10は、略箱形に形成され、外部OP1へ照射する光を通過させる空間SP2が内部に形成され、該空間SP2を通過した光を外部OP1へ放出させるための照射用開口部12が形成されている。ハウジング10は、空間SP2を挟んで照射用開口部12に対向する底部14、左側の側面部16a、右側の側面部16b、前側の側面部16c、後側の側面部16dを有し、これらの部位14,16a〜16dが内部空間SP2を囲む形状とされている。また、ハウジング10の表面の後部には、第一および第二の光源22,32,33に電力を供給するか否かを切り替える操作を受け付ける操作スイッチ62〜64が取り付けられている。
ハウジングの底部14には、複数の第一の光源22を装着するための各貫通穴14cが形成され、貫通穴14cよりも左側に第二の光源32を装着するための貫通穴14aが形成され、貫通穴14cよりも右側に第二の光源33を装着するための貫通穴14bが形成されている。ここで、左右の貫通穴14a,14bは、底部14から開口部12に向かうにつれて内部空間SP2の中央側となるよう斜めに形成されている。また、ハウジングの左右の側面部16a,16bには、透光カバー固定用の弾性部材17a,17bを装着するための穴が形成されている。
ハウジング10には、熱可塑性樹脂等の樹脂成形材料を射出成形やプレス成形等により成形したもの等を用いることができる。ハウジング成形用の樹脂成形材料を構成する樹脂には、ポリプロピレン等が好適に用いられる。また、樹脂成形材料を成形したものに不織布、織物、編物、等の表皮材を積層してハウジングを形成してもよい。
第一の光源22は、ハウジングの底部14に接して該底部の貫通穴14cに取り付けられ、ハウジング10の内部において空間SP2を挟んで照射用開口部12に対向する部位に設けられる。第一の光源22に電力を供給するための配線24は、貫通穴14cから内部空間SP2外に引き出され、スイッチ回路60の操作スイッチ62に接続されている。第一の照射機構である全体照明20は、第一の光源22や配線24を備え、第一の光源22からの光をハウジングの照射用開口部12から外部OP1へ放出する。
第一の光源22には、バルブランプと呼ばれる白熱電球が好適に用いられるが、ハロゲン電球、蛍光ランプ、放電ランプ、発光ダイオード(LED)、等も用いることができる。第一の光源は、外部OP1の広範囲を照らすことができればよく、設置数やワット数や照度の限定は特に無く、ハウジングに一つのみ設けられてもよいし、図に示すように複数設けられてもよい。なお、第一の光源の種類やワット数や照度や設置数は、外部OP1の広範囲を満遍なく照らすことができるように設定されると全体照明として好適である。第一の光源に白熱電球を用いる場合、例えば、消費電力5Wタイプの電球を用いることができる。第一の光源から発せられる光の色は、白色に近い色が好適に用いられるが、青みを帯びた色、赤みを帯びた色、等でもよい。
図9に示すように、本実施形態では3個の第一の光源22a〜22cがハウジング内部に装着され、各光源22a〜22cはスイッチ回路60の操作スイッチ62に接続されている。
第二の光源32,33は、それぞれハウジング底部の貫通穴14a,14bの奥側に装着され、第一の光源22とともにハウジング10の内部において空間SP2を挟んで照射用開口部12に対向する部位に設けられる。第二の光源32,33に電力を供給するための配線34,35は、それぞれ、貫通穴14a,14bから内部空間SP2外に引き出され、スイッチ回路60の操作スイッチ63,64に接続されている。
本実施形態の第二の光源32,33は、ハウジング10の内部において第一の光源22を略挟む位置に設けられ、空間SP2内で導かれる光が互いに近づくように配置されている。なお、光源22を略挟む位置とは、光源32,22,33が直線上となる位置のみならず、図4に示すように、複数の光源22のうち少なくとも一つの光源22を中心として光源22から光源32へ向かう半直線と光源22と光源33へ向かう半直線とのなす角θ1が120°以上180°未満となる位置を含むものとする。第二の照射機構であるスポット照明30は、第二の光源32,33や配線34,35や導光材36,37を備え、ハウジング内部で第一の光源22からの光を通過させる空間SP2に各第二の光源32,33からの光を通過させて、全体照明20から放出される光の照射範囲CO1よりも狭い範囲CO2,CO3へ各第二の光源32,33からの光を照射用開口部12から放出する。
第二の光源32,33には、LEDが好適に用いられるが、白熱電球、ハロゲン電球、蛍光ランプ、放電ランプ、等も用いることができる。第二の光源は、外部OP1の狭い範囲を照らすことができればよく、設置数やワット数や照度の限定は特に無く、ハウジングに一つのみ設けられてもよいし、図に示すように複数設けられてもよい。なお、第二の光源の種類やワット数や照度や設置数は、外部OP1の狭い範囲を全体照明で照らされる場合よりも明るく照らすことができるように設定されるとスポット照明として好適である。スポット照明の明るさは、例えば、座席に座った状態における乗員の手元で30ルクス以上とされる。第一の光源から発せられる光の色は、白色が好適に用いられるが、青みを帯びた色、赤みを帯びた色、等でもよい。第二の光源にLEDを用いる場合、LED素子に使われる化合物を変えることによって発光色を変化させることができるので、乗員の好みに合った照明の色を提供することが可能である。
図9に示すように、本実施形態では2個の第二の光源32,33がハウジング内部に装着され、各光源32,33はそれぞれスイッチ回路60の操作スイッチ63,64に接続されている。
内側透光カバー(第一の透光部材)40は、ハウジング10の内部において照射用開口部12と第一および第二の光源22,32,33との間に設けられている。図3と図7に示すように、カバー40の左右縁部40c,40dには、それぞれカバー40をハウジング内部に取り付けるための爪部46が左右外側へ延出している。一方、ハウジングの左右の側面部16a,16bには、例えば、弾性部材17a,17bが装着される。同弾性部材17a,17bには、図3と図5と図10に示すように、内側透光カバーの爪部46を挿入可能な溝17a1,17b1が長手方向を前後方向に向けて形成され、外側透光カバーの爪部56を挿入可能な溝17a2,17b2が長手方向を前後方向に向けて形成されている。なお、弾性部材には、ゴム等の弾性を示す部材を用いている。従って、左側の爪部46を弾性部材の溝17a1に挿入し、右側の爪部46を弾性部材の溝17b1に挿入することにより、ハウジング内部にカバー40が取り付けられて固定される。
むろん、内側透光カバーをハウジング内部に固定する手法は、特に制限はないが、運転中の振動や軽い衝撃で簡単に外れない構造で固定する手法が好適である。
カバー40には、耐熱性と強度の観点から透明なポリカーボネートが好適に用いられるが、アクリル樹脂など他の熱可塑性樹脂等の樹脂成形材料を射出成形やプレス成形等により成形した透明な成形品なども用いることもできる。カバー40の厚みは、例えば、2〜4mm程度とされる。
図3と図7に示すように、カバー40の表面(照射用開口部12側の面)40aには長手方向を前後方向に向けた艶消し部44が形成され、カバー40の裏面(底部14側の面)40bには長手方向を前後方向に向けた艶消し部45が形成されている。艶消し部44,45は、カバー40の表裏で略重ならないよう略交互に形成されている。艶消し部44,45は、表面および裏面に光沢を有する透明板材に対して所定の位置にサンドブラスト加工を施す等により形成される。なお、表面40aでは艶消し部44間に光沢部44aが残され、裏面40bでは艶消し部45間に光沢部45aが残される。
以上の意匠加工が施された内側透光カバー40は、ハウジング内部の空間SP2で第一の光源22からの光の少なくとも一部を散乱させながら透過させる。なお、光の少なくとも一部がカバーを透過するとは、光の全部がカバーを透過すること、光の一部がカバーの開口や周辺等を通過する等して光の一部のみカバーを透過すること、のいずれも含まれる。以下も、同様である。
以上により、第一の光源を乗員から隠す効果が得られるとともに、全体照明による光によって内側透光カバー40の柄を外側透光カバー50へ写り込ませ、全体照明の奥行き感と立体感を演出することが可能となる。内側透光カバーの艶消し部は、表裏交互に縞模様(stripe)とする以外にも、格子状等としてもよいし、波紋状や渦巻き状や波状など、曲線を感じさせるパターンとしてもよい。
また、内側透光カバー40は、ハウジング内部の空間SP1で第二の光源32,33からの光を通過させる開口42,43が形成されている。本実施形態の開口42,43は、導光材36,37を貫通させるために設けられているため、貫通穴とされ、導光材36,37の断面より大きくされている。
以上より、第一の照射機構20がカバー40を透過した第一の光源22からの光を外部へ放出し、第二の照射機構30がカバーの開口42,43を通過した第二の光源32,33からの光を外部へ放出する。これにより、比較的広い照射範囲とされる光が内側透光カバーを透過して散乱する一方、比較的狭い照射範囲とされる光が内側透光カバーの開口を通過するので、本照明装置は全体照明およびスポット照明として好適である。
なお、図3に示すように、カバーの開口42,43に導光材36,37へ向かう突条部42a,43aを形成し、該突条部で導光材36,37を支持するようにしてもよい。ここで、突条部42a,43aの先端部に丸みを持たせると、導光材を傷つけることなく確実に保持することができる。この場合、導光材36,37がハウジングの貫通穴14a,14bと突条部42a,43aとで確実に支持される。なお、ハウジングの貫通穴14a,14bで導光材を支持することができる場合、突条部が無く導光材とカバーの開口との間に隙間が形成されてもよいのはもちろんである。
外側透光カバー(第二の透光部材)50は、ハウジングの照射用開口部12に設けられている。図3と図8に示すように、カバー50の左右縁部50c,50dには、それぞれカバー50をハウジングに取り付けるための爪部56が左右外側へ延出している。一方、ハウジングの左右の側面部16a,16bには、例えば、上記弾性部材17a,17bが装着される。この場合、左側の爪部56を弾性部材の溝17a2に挿入し、右側の爪部56を弾性部材の溝17b2に挿入することにより、ハウジングにカバー50が取り付けられて固定される。
むろん、外側透光カバーをハウジング内部に固定する手法は、特に制限はないが、運転中の振動や軽い衝撃で簡単に外れない構造で固定する手法が好適である。
カバー50には、耐熱性と強度の観点から透明なポリカーボネートが好適に用いられるが、他の熱可塑性樹脂等の樹脂成形材料を射出成形やプレス成形等により成形した透明な成形品なども用いることもできる。カバー50の厚みは、例えば、2〜4mm程度とされる。また、内側透光カバー40と外側透光カバー50との間隔は、例えば、2〜4mm程度とされる。
図3と図8に示すように、カバー50の裏面(底部14側の面)50bには、弱い艶消し加工が施されている。この艶消し加工も、表面および裏面に光沢を有する透明板材に対して所定の位置にサンドブラスト加工を施す等により行うことができる。なお、表面50aでは、光沢がそのまま残されている。外側透光カバーの艶消し加工は、表面50a側に対して施されてもよいし、表裏両面50a,50bに対して施されてもよい。
外側透光カバー50は、ハウジング内部の空間SP2で内側透光カバー40を透過した第一の光源22からの光の少なくとも一部を投影させながら透過させる。また、外側透光カバー50は、内側透光カバーの開口42,43を通過した第二の光源32,33からの光の少なくとも一部を透過させる。
以上により、第一および第二の光源を乗員から隠す効果が得られるとともに、全体照明に奥行き感や立体感が表現され、照明に高級感が付与される効果が得られる。
図3と図6に示すように、導光材36,37は、内側透光カバーの開口42,43を貫通し、第二の光源32,33からの光を入射させて開口42,43を通過させる部材とされている。各導光材36,37は、側面36c,36d,37c,37dが台形の略台形板状に形成され、底部14側の面が光源32,33からの光を入射させる入射部36a,37aとされ、照射用開口部12側の面が前記入射部からの入射光を放射する出口部36b,37bとされている。導光材36,37は、適宜図10に示すように入射部36a,37a側にシール部材15a,15bがはめ込まれ、それぞれ第二の光源32,33の手前側で該光源から離間されてハウジングの底部の貫通穴14a,14bに装着される。第二の光源32,33からの光は、入射部36a,37aに入射されると、導光材36,37内で適宜側面36c,36d,37c,37dで反射しながら出口部36b,37bから放射される。
また、導光材36,37は、図11に示すように、第二の光源32,33からの光を導く方向D1,D2とは異なる方向へ第一の光源22からの光を透過させる部材とされている。
導光材36,37には、透光性と耐熱性と強度の観点から透明なアクリル樹脂が好適に用いられるが、ポリカーボネートなど他の熱可塑性樹脂等の樹脂成形材料を射出成形やプレス成形等により成形した透明な成形品なども用いることもできる。導光材は、ハウジング内に収まる大きさとされ、例えば、厚みが5〜10mm程度とされ、入射部から出口部までの距離が5〜50mm程度とされる。
以上の構成により、第一の照射機構である全体照明20は、導光材36,37を側面36c,37cから側面36d,37dへ透過しカバー40,50を透過した第一の光源22からの光、および、導光材36,37を透過せずにカバー40,50を透過した第一の光源22からの光を外部OP1へ放出する。これにより、比較的広い照射範囲とされる光が導光材を透過して透光カバーから外部へ放出されるので、スポット照明の機能を有する本照明装置の全体照明として好適な構成を提供することができる。
また、ハウジング内部の空間SP1内で導かれる光が互いに近づくように第二の光源32,33が配置されているので、第二の照射機構であるスポット照明30は、第一の光源22を略挟む位置にある各第二の光源32,33からの光を外部OP1で交叉させるように互いに異なる範囲CO2,CO3へ放出する。
なお、ハウジング内部には、図9に示すスイッチ回路60のための電気回路を組み込んだ基板が設けられている。スイッチ回路60は、光源22,32,33に電力を供給するか否かを切り替える操作を各操作スイッチ62,63,64にて受け付け、受け付けた操作に応じて光源22,32,33に電力を供給するか該電力の供給を遮断するかを切り替える。操作スイッチ62〜64は、ハウジング10に設けているが、ダッシュボード上部等、ハウジング以外に設けられてもよい。第一の光源22a〜22cは並列に接続されており、光源22a〜22cの並列回路に電源を供給する配線にスイッチ62が挿入されている。また、光源32,33に電源を供給する配線にそれぞれスイッチ63,64が挿入されている。これらの配線に供給される電圧Vは、例えば3〜6V程度とされる。
操作スイッチ62〜64には、押圧操作をする毎にオンとオフとが切り替わるリレースイッチやキーボードスイッチ、操作つまみのスライド位置に応じてオンとオフとが切り替わるスライドスイッチ、操作つまみの傾きに応じてオンとオフとが切り替わるトグルスイッチやレバースイッチやロッカースイッチ、操作つまみの回転位置に応じてオンとオフとが切り替わるロータリースイッチ、等を用いることができる。操作スイッチの形状や構造には、特に制限はない。また、スイッチ62〜64の代わりにスライドスイッチ等の単一の操作スイッチを用い、全体照明のみを点灯させる設定、スポットのみを点灯させる設定、全体照明とスポット照明を同時に点灯させる設定、全体照明とスポット照明を同時に消灯させる設定、が同じ操作スイッチで切り替えられるようにしてもよい。むろん、各スポット照明を片側のみ別々に点灯と消灯とを切り替えることができると、必要な部分のみスポット照明による照射が可能になり、乗員のおかれたより細かい環境や要求に応えることが可能になる。
操作スイッチの設置位置は、座席に座った状態の乗員の手が届く位置が好ましい。
なお、照明装置100に上記操作スイッチが設けられると、照明装置自体で照明の点灯と消灯とを切り替えることができるので、操作スイッチを別途車室内に設ける必要が無く、照明装置の利便性が向上する。
本照明装置100を製造するには、例えば、以下のようにすればよい。
ハウジング10や導光材36,37やカバー40,50は、種々の公知技術を用いて形成可能である。例えば、熱可塑性の樹脂成形材料の粒状原反を加熱機付き射出成形機に供給し、原反を加熱機にて加熱して溶融させ、ハウジングや導光材や透光カバーの形状とされた所定の金型内に溶融状態の樹脂成形材料を射出して成形し、同金型を冷却して樹脂を固化させることにより、ハウジングや導光材や透光カバーを形成することができる。
ハウジング10を形成すると、貫通穴14cに第一の光源22を装着し、貫通穴14a,14bに第二の光源32,33を装着し、適宜、側面部16a,16bに弾性部材17a,17bを装着する。また、光源の配線24,34,35をスイッチ回路60に接続する。
図10に示すように、導光材36,37の入射部36a,37a側には、適宜、シール部材15a,15bをはめ込む。次に、導光材36,37の出口部36b,37b側を内側透光カバーの開口42,43に通し、導光材36,37の入射部側をハウジングの貫通穴14a,14bに装着し、内側透光カバーの爪部46を弾性部材の溝17a1,17b1に挿入して内側透光カバー40をハウジング内部に取り付けて固定する。そして、外側透光カバーの爪部56を弾性部材の溝17a2,17b2に挿入して外側透光カバー50をハウジングの照射用開口部に取り付けて固定すると、照明装置100が形成される。
本照明装置は、車室内の天井部の前縁部に設けられる他、車室内の天井部の中央部や後縁部などに設けられてもよいし、サイドミラーや自動車の後部など自動車の外部に設けられてもよい。本照明装置が車の外部に取り付けられると、照明装置の全体照明で車外を全体的に照らしながら照明装置のスポット照明で車の進行方向をより強い光で照らすことができる等、有用な効果が得られる。
(2)自動車用照明装置の作用、効果:
以下、本自動車用照明装置100の作用、効果を説明する。
図11に示すように、第一の光源22から発せられた光は、ハウジング内部の空間SP2を進む。ここで、導光材36,37の方向へ進む光は、該導光材を側面36c,37cから側面36d,37dへ透過し、その後、内側透光カバー40、外側透光カバー50を透過して、照射用開口部12から外部OP1へ放出される。導光材36,37の間へ進む光は、該導光材を透過せずにカバー40,50を透過して、外部OP1へ放出される。全体照明20から放出される光の照射範囲CO1は、主に、ハウジングの側面部16a〜16dと光源22との位置関係で決まり、当該位置関係で決まる中心位置CE1を中心とする広い放射状の範囲となる。なお、中心位置CE1は、第一の光源が一つのみであれば第一の光源の位置となり、第一の光源が複数あれば複数の第一の光源の近傍の位置となる。
一方、第二の光源32,33から発せられた光は、導光材36,37を入射部36a,37aから出口部36b,37bへ向かう方向D1,D2に透過する。これにより、光源32,33からの光は、内側透光カバーの開口42,43を通過し、両カバー40,50のうち外側透光カバー50のみを透過して、照射用開口部12から外部OP1へ放出される。すなわち、光源32,33からの光は、ハウジング内部で第一の光源22からの光が通過する空間SP2を通過して、全体照明20から放出される光の照射範囲CO1よりも狭い範囲CO2,CO3へ放出される。スポット照明30から放出される光の照射範囲CO2,CO3は、主に、導光材36,37と光源32,33との位置関係で決まり、当該位置関係で決まる中心位置を中心とする狭い放射状の範囲となる。
なお、照射範囲CO1〜CO3の広さは、中心位置CE1を中心として等距離rとなる球面PL1に照射される光の面積で比較することができる。ここで、光源22,32,33からの光が球面PL1に照射される面積をそれぞれS1,S2,S3(いずれも正の数)とすると、照射範囲CO2,CO3が照射範囲CO1よりも狭いとは、S2<S1、S3<S1であることを意味する。
以上説明したように、ハウジング内部の同じ空間SP2から比較的広い照射範囲CO1の光と比較的狭い照射範囲CO2,CO3の光とが外部OP1へ放出されるので、広い範囲と狭い範囲とを同じ照明装置100で照らすことができる。また、比較的広い照射範囲とされる光と比較的狭い照射範囲とされる光とがハウジング内部の同じ空間SP2を通過した後に外部OP1へ放出されるので、ハウジング内部の空間を少なくさせることができる。従って、自動車用照明装置の利便性を向上させることが可能になるとともに、自動車用照明装置を小型化させることが可能になる。
また、ハウジング内部の空間SP2で第二の光源32,33からの光が導かれる方向D1,D2は互いに近づく方向であるので、光源32,33からの光は外部OP1で交叉するように異なる範囲CO2,CO3へ放出される。これにより、ハウジング内部の空間SP2が効率よく利用され、照明装置に意外性と面白さが付与されるとともに、光を交叉させない場合よりも照明装置が小型化される。
さらに、内側透光カバーの表裏両面40a,40bに艶消し部44,45が設けられているので、図12に示すように、ハウジング内部の空間SP2で内側透光カバー40を透過した第一の光源22からの光の少なくとも一部が外側透光カバー50に投影され、外側透光カバー50に縦縞の模様PA1が表れる。従って、全体照明に奥行き感や立体感が表現され、照明に高級感を付与させることが可能になる。
(3)変形例:
本発明は、種々の変形例が考えられる。
スポット照明は、各第二の光源からの光をハウジング内部の空間SP2内で互いに交叉させて異なる範囲へ放出する照射機構とされてもよい。
第二の光源は、上述した第二の光源32,33のいずれか一方のみとされてもよい。この場合であっても、ハウジング内部で第一の光源からの光を通過させる空間にスポット照明が第二の光源からの光を通過させることになるので、照明装置の利便性が向上し、照明装置を小型化させる効果が得られる。
本発明の基本的な作用、効果は、ハウジング10と全体照明20とスポット照明30とを備える照明装置で得られる。従って、内側透光カバー40や外側透光カバー50やスイッチ回路60や導光材36,37の一部または全部が設けられていない照明装置であっても、照明装置の利便性が向上し、照明装置を小型化させる効果が得られる。
図13に示す照明装置のように、第二の光源32,33からの光の少なくとも一部を屈折させながら透過させるレンズ152,153を外側透光カバー150に形成してもよい。同レンズ152,153は、カバー150において導光材の出口部36b,37bの近傍に設けられる。同レンズを凸レンズにすると、第二の光源32,33からの光の照射範囲を狭めることができる。
以上の構成により、第二の照射機構30が第二の光源32,33からの光をレンズ152,153に透過させて外部OP1へ放出する。これにより、比較的広い照射範囲とされる光が内側透光カバーを透過して散乱する一方、比較的狭い照射範囲とされる光が内側透光カバーのレンズを透過するので、本照明装置は全体照明およびスポット照明として好適である。例えば、第二の光源からの光の照射範囲を狭めることにより、スポット照明をより正確な位置に照射させることが可能になる。
図14は、第二の光源32,33からの光が放出される方向を変更可能にする機構171,172を設けた照明装置を示している。傾動機構171,172は、第二の光源32,33からの光が導かれる方向D1,D2を変化させるように第二の光源32,33と導光材36,37が装着された貫通穴14a,14bの部分を回転動作させることにより、第二の光源からの光を導く方向を変化させる。本変形例では、内側透光カバーを設けず、空間SP2内で互いに近づくように導かれる光の近づく度合を変化させるように貫通穴14a,14bの部分の傾きを変動させる。これにより、乗員が照らしたい部分を的確に照射することが可能となる。
図15は、導光材や内側透光カバーを設けていない照明装置を示している。本変形例では、スポット照明30から放出される光の照射範囲CO4,CO5は、主に、貫通穴14a,14bと光源32,33との位置関係で決まる。ここで、光源32,33が貫通穴14a,14bの奥側に装着されているので、照射範囲CO4,CO5は、前記位置関係で決まる中心位置を中心とする狭い放射状の範囲となる。
本変形例でも、照明装置の利便性が向上し、照明装置を小型化させる効果が得られる。
なお、本発明は、上述した実施形態や変形例に限られず、上述した実施形態および変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態および変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も含まれる。
照明装置を採用した自動車の内装の一例を示す要部斜視図。 照明装置の一例を照射用開口部側から見て示す正面図。 図2に示す照明装置を同図のA1−A1の位置で断面視して示す垂直断面図。 第二の光源および操作スイッチを取り付けた状態のハウジングの一例を示す正面図。 図4に示すハウジングの要部を示す要部斜視図。 導光材の一例を示す図。 内側透光カバーの一例を示す図。 外側透光カバーの一例を示す図。 照明装置の電気回路を示す回路図。 図3に示す照射装置を組み立てる様子を分解して示す分解図。 各照射機構の照射範囲を模式的に説明するための図。 外側透光カバーに投影される模様を示す正面図。 変形例の照明装置を図2のA1−A1に相当する位置で断面視して示す垂直断面図。 変形例の照明装置を図2のA1−A1に相当する位置で断面視して示す垂直断面図。 変形例の照明装置を図2のA1−A1に相当する位置で断面視して示す垂直断面図。
符号の説明
10…ハウジング、12…照射用開口部、14…底部(照射用開口部の対向部位)、
14a〜14c…貫通穴、15a,15b…シール部材、
16a〜16d…側面部、17a,17b…弾性部材、
20…全体照明(第一の照射機構)、22…第一の光源、24…配線、
30…スポット照明(第二の照射機構)、32,33…第二の光源、34,35…配線、
36,37…導光材、36a,37a…入射部、36b,37b…出口部、
36c,36d,37c,37d…側面、
40…内側透光カバー(第一の透光部材)、
42,43…開口、42a,43a…突条部、44,45…艶消し部、
46…爪部、
50,150…外側透光カバー(第二の透光部材)、56…爪部、
60…スイッチ回路、62,63,64…操作スイッチ、
100…自動車用照明装置、
152,153…レンズ、
171,172…傾動機構、
CO1,CO2,CO3,CO4,CO5…照射範囲、
D1,D2…光を導く方向、
OP1…外部、
PA1…模様、PL1…仮想の投影面、
SP1…車室、SP2…空間、

Claims (9)

  1. 外部へ照射する光を通過させる空間が内部に形成されたハウジングと、
    該ハウジングの内部に設けられ、第一の光源からの光を前記ハウジング内部の空間から外部へ放出する第一の照射機構と、
    前記ハウジングの内部に設けられ、該ハウジング内部で前記第一の光源からの光を通過させる空間に第二の光源からの光を通過させて、前記第一の照射機構から放出される光の照射範囲よりも狭い範囲へ前記第二の光源からの光を放出する第二の照射機構とを備えることを特徴とする自動車用照明装置。
  2. 前記ハウジングの内部に設けられ、該ハウジング内部の空間で前記第一の光源からの光の少なくとも一部を散乱させながら透過させるとともに前記第二の光源からの光を通過させる開口が形成された透光部材をさらに備え、
    前記第一の照射機構が前記透光部材を透過した前記第一の光源からの光を外部へ放出し、前記第二の照射機構が前記透光部材の開口を通過した前記第二の光源からの光を外部へ放出する、請求項1に記載の自動車用照明装置。
  3. 前記第二の照射機構は、前記透光部材の開口を貫通するとともに前記第二の光源からの光を入射させて前記透光部材の開口を通過させる導光材を有することを特徴とする請求項2に記載の自動車用照明装置。
  4. 前記第二の照射機構は、前記第二の光源からの光を入射させて所定の方向へ導くとともに該第二の光源からの光を導く方向とは異なる方向へ前記第一の光源からの光を透過させる導光材を有し、
    前記第一の照射機構が前記導光材を透過した前記第一の光源からの光を外部へ放出する、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の自動車用照明装置。
  5. 前記ハウジングの内部に設けられ、該ハウジング内部の空間で前記第一の光源からの光の少なくとも一部を散乱させながら透過させる第一の透光部材と、
    前記ハウジングに設けられ、該ハウジング内部の空間で前記第一の透光部材を透過した前記第一の光源からの光の少なくとも一部を投影させながら透過させる第二の透光部材とをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の自動車用照明装置。
  6. 前記ハウジングに設けられ、該ハウジング内部の空間で前記第一の光源からの光の少なくとも一部を散乱させながら透過させるとともに前記第二の光源からの光の少なくとも一部を屈折させながら透過させるレンズが形成された透光部材をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の自動車用照明装置。
  7. 前記第二の光源は、前記ハウジングの内部に複数設けられるとともに前記空間内で導かれる光が互いに近づくように配置され、
    前記第二の照射機構は、前記各第二の光源からの光を互いに交叉させるように異なる範囲へ放出することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の自動車用照明装置。
  8. 外部へ照射する光を通過させる空間が内部に形成され、該空間を通過した光を外部へ放出させるための照射用開口部が形成されたハウジングと、
    該ハウジングの内部において前記空間を挟んで前記照射用開口部に対向する部位に設けられた第一の光源を有し、該第一の光源からの光を前記ハウジングの照射用開口部から外部へ放出する第一の照射機構と、
    前記ハウジングの内部において前記空間を挟んで前記照射用開口部に対向する部位に設けられるとともに前記空間内で導かれる光が互いに近づくように配置された複数の第二の光源を有し、該ハウジング内部で前記第一の光源からの光を通過させる空間に前記各第二の光源からの光を通過させて、前記第一の照射機構から放出される光の照射範囲よりも狭い範囲へ前記各第二の光源からの光を前記照射用開口部から放出する第二の照射機構と、
    前記ハウジングの内部において前記照射用開口部と前記第一および第二の光源との間に設けられ、該ハウジング内部の空間で前記第一の光源からの光の少なくとも一部を散乱させながら透過させるとともに前記第二の光源からの光を通過させる開口が形成された内側透光カバーと、
    前記ハウジングの照射用開口部に設けられ、該ハウジング内部の空間で前記内側透光カバーを透過した前記第一の光源からの光の少なくとも一部を投影させながら透過させるとともに前記内側透光カバーの開口を通過した前記第二の光源からの光の少なくとも一部を透過させる外側透光カバーとを備え、
    前記第二の照射機構は、前記内側透光カバーの開口を貫通して前記第二の光源からの光を入射させて前記内側透光カバーの開口を通過させるとともに前記第二の光源からの光を導く方向とは異なる方向へ前記第一の光源からの光を透過させる導光材を有し、前記各第二の光源からの光を前記ハウジングの外部で交叉させるように互いに異なる範囲へ放出する機構とされ、
    前記第一の照射機構は、前記導光材を透過し前記内側透光カバーおよび前記外側透光カバーを透過した前記第一の光源からの光、並びに、前記導光材を透過せずに前記内側透光カバーおよび前記外側透光カバーを透過した前記第一の光源からの光を外部へ放出する機構とされていることを特徴とする自動車用照明装置。
  9. 前記第一および第二の光源に電力を供給するか否かを切り替える操作を受け付け、受け付けた操作に応じて前記第一および第二の光源に電力を供給するか該電力の供給を遮断するかを切り替えるスイッチ回路をさらに備えることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の自動車用照明装置。
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