JP2003165383A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2003165383A
JP2003165383A JP2001363286A JP2001363286A JP2003165383A JP 2003165383 A JP2003165383 A JP 2003165383A JP 2001363286 A JP2001363286 A JP 2001363286A JP 2001363286 A JP2001363286 A JP 2001363286A JP 2003165383 A JP2003165383 A JP 2003165383A
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leds
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Hiroshi Ito
浩史 伊藤
Takayuki Kamiya
孝行 神谷
Yoshio Sano
良男 佐野
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明が必要なエリアのみを効果的に照明でき
る車両用の照明装置を提供する。また、連続的に照明す
ることができ、これによって多用途に使用可能となる車
両用照明装置を提供する。更には、多様な照明効果(装
飾的効果)を奏することが可能な車両用照明装置を提供
する。 【解決手段】 車両室内のルーフ部に設置される照明装
置において、各LED光源から放出される光がそれぞれ
固有のエリアを照明するように、意匠面側に複数のLE
D光源を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両室内用の照明装置に
関する。詳しくは、車両室内のルーフ部に設置される照
明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車室内のルーフ部には、夜間などに
おける乗車時あるいは降車時の安全性の向上などを目的
として、車室内を照明するための照明装置(ルームラン
プ)が設置される。このような照明装置では、一般にバ
ルブが光源として用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バルブを光源として用
いた従来の照明装置では、バルブから放出される光の指
向性が低いことから比較的広範なエリアが照明されるこ
ととなる。したがって、乗車時などにシートの位置など
の視認性をある程度高めることはできても、特に照明が
必要な足元などを効果的に照明することは難しい。一
方、走行中に助手席や後部座席の者が明かりを必要とす
る場合等においても、必要なエリアのみを照明すること
は難しい。即ち無用に周囲を照明してしまい、他の乗員
の迷惑となる惧れがあった。また、バルブは発熱量が大
きいことから長時間連続点灯することには不向きであ
る。したがって、従来の照明装置を長時間の照明が必要
とされる用途、例えば後部座席における読書用の照明な
どに利用することはできず、その用途は非常に限られた
ものであった。更に、従来においては、バルブが点灯し
た状態(照明状態)とバルブが消灯した状態(非照明状
態)をスイッチ又はドアの開閉に連動させて切り換える
だけの照明装置が一般的であり、その照明態様は単調な
ものであった。本発明は以上の課題に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは、照明が必要なエリ
アのみを効果的に照明できる車両用の照明装置を提供す
ることである。また、連続的に照明することができ、こ
れによって多用途に使用可能となる車両用照明装置を提
供することを目的とする。更には、多様な照明効果(装
飾的効果)を奏することが可能な車両用照明装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を解
決すべく次の構成からなる。各LED光源から放出され
る光がそれぞれ固有のエリアを照明するように配置され
る複数のLED光源を備える、車両室内のルーフ部に設
置される照明装置である。
【0005】かかる構成によれば、指向性の高いLED
を光源として用い、しかも各LED光源が固有のエリア
を照明するように配置されることから、照射範囲の狭い
スポットライト的な照明が行える。したがって、照明が
必要なエリアのみを効果的に照明することが可能とな
る。また、発熱量の小さなLED光源を採用することに
より長時間の連続点灯が可能となり、その使用用途の幅
が拡がる。更には、それぞれが固有のエリアを照明可能
なLED光源を複数備えることは、各LED光源の点灯
状態を制御すれば様々な照明態様を実現できることを意
味することから、照明態様のバリエーション豊富な照明
装置となる。
【0006】上記の構成において、複数のLED光源が
点灯態様の異なるLED光源を組み合わせたものであっ
てもよい。このようにすれば、照明態様のバリエーショ
ンが豊富な照明装置を構成できる。そして、状況に応じ
て適切な照明態様が選択でき、様々な照明効果を得るこ
とが可能となる。また、光の照射エリアの視認性を高め
るという本来の目的に加えて、車両室内の装飾性を高め
るといった目的に利用することも可能となる。例えば、
第1の照明状態の時に予め定められた輝度で発光する一
又は複数のLED光源と、第2の照明状態の時に予め定
められた輝度で発光する一又は複数のLED光源とを組
み合わせて複数のLED光源を構成することができる。
このように構成すれば、例えば、オン状態(第1の照明
状態)、オフ状態、又はドアの開閉に連動したオン状態
(第2の照明状態)の3態様を選択できる照明装置が構
成される。この場合、第1の照明状態のときのみに点灯
する複数のLEDと、第2の照明状態のときのみに点灯
する複数のLEDを組み合わせて用いることができる。
また、第1の照明状態のときのみに点灯する複数のLE
Dと、第1の照明状態及び第2の照明状態のときに点灯
する複数のLEDとを組み合わせて用いることもでき
る。尚、上記の2種類に限らず、発光態様の異なる3以
上のLED光源を組み合わせて本発明の複数のLED光
源としてもよい。
【0007】各乗員席(運転席、助手席など)照明用の
LED光源を備えることができる。例えば、照明装置の
4隅にそれぞれLED光源を備え、各LED光源から放
射される光が運転席、助手席、右側後部席、左側後部席
をそれぞれ照明するように本発明の照明装置を構成する
ことができる。この場合、照明装置の各隅部に複数のL
ED光源を配置してもよい。また、各隅部に配置される
LED光源とは別に、中央部にも一又は複数のLED光
源を配置することもできる。この中央部に配置するLE
D光源は、例えばセンターコンソールの照明や、車室内
全体を照明するために利用することができる。以上のよ
うにLED光源が配置される領域を照射対象の違いによ
って複数に区分けする場合には、各領域を個別に点灯制
御できるようにすることが好ましい。例えば領域ごと
に、その中に含まれるLED光源のオンオフを一括で行
うスイッチを設ける。
【0008】LED光源の光放射側に光透過性のカバー
を備えることができる。この場合、LED光源から放射
された光はカバーを介して車室内に照射することとな
る。このカバーに所望のカッティング処理や着色などを
施して、外部放射される光の見え方や色などを変化させ
ることができる。このような処理をカバーの一部の領域
に行い、当該領域を通じて放射される光のみにこのよう
な変化を付与することもできる。また、領域ごとに異な
る態様のカッティング処理などを施して、各領域から放
射される光がそれぞれ固有の発光態様となるようにする
こともできる。
【0009】上記のカバーに加えて、又はカバーの代わ
りにレンズを設け、このレンズによってLED光源の光
を収斂し、あるいは発散させることにより、光の照射範
囲を調節、変化させることができる。このようなレンズ
を、LED光源との距離が変化可能となるように設置す
れば、レンズの位置を調整することにより様々な照射範
囲の光を得ることが可能となる。換言すれば、レンズ位
置の調節によって光の照射範囲を変化可能な照明装置が
構成される。
【0010】複数のLED光源は、例えば意匠面側から
みてマトリックス状に各LED光源が並ぶように配置さ
れる。マトリックス状に配置することにより、点状の
光、線状の光、面状の光、特定の形状(例えばT字状)
の光など、様々な態様の光を外部放射することができ
る。したがって、必要に応じて適切な発光態様を選択す
ることが可能となり、例えば助手席のみの照明、助手席
と後部座席の同時照明やコンソールボックス部のみの照
明、或はワゴン車などにおける中央通路の照明などバリ
エーション豊かな照明を行うことができる照明装置とな
る。また、必要十分な範囲を照明することが可能となる
から、スポットライト的な照明状態をつくることができ
照明効果の高いものとなる。
【0011】本発明では光源としてLED光源が用いら
れる。LED光源は消費電力及び発熱量が小さくかつ長
寿命であることから、長時間連続的に点灯させることに
適した光源である。また、小型であるため照明装置全体
を小型化、薄型化できる。したがって、取り付けスペー
スが少なくて済むこととなり、車室空間を徒に占有する
ことがない。また、小型であることは取り付け位置の自
由度を高め、インテリア性にも優れたものとなる。LE
D光源に使用されるLEDのタイプは特に限定されず、
砲弾型、チップ型等、種々のものを採用できる。
【0012】LED光源の発光色も特に限定されない。
例えば、白色、赤、橙、緑、青等の可視領域の発光波長
を有するLEDを採用できる。また、紫外領域の発光波
長を有するLEDを用いることもできる。この場合に
は、紫外領域の光を受けて蛍光する蛍光体を併せて用い
ることができ、当該蛍光を照明光として利用することも
可能である。蛍光体は、例えばLED光源の光放出側に
設置されるカバーに含有させることができる。カバーの
表面に蛍光体を含む層を設けることもできる。異なる種
類及び/又は異なる発光色のLED光源を組み合わせて
用いることもできる。
【0013】本発明の照明装置は、車両室内のルーフ部
に設置して使用される。例えば運転席と助手席との間の
ルーフ部や、運転席、助手席、及び後部座席からほぼ等
間隔のルーフ部などに設置して使用することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的構成につい
て図を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施例
である車両室内用照明装置1(以下、「照明装置1」とい
う)の意匠面側平面図を示したものであり、図2は同斜
視図を示したものである。照明装置1は概略薄板状であ
って、片側に光放出用の矩形開口部及びスイッチ用の開
口部を有する筐体10、複数のLED21〜25、カバ
ー30、及びスイッチ部40を備える。LED21〜2
5はいずれも砲弾型、アンバー色発光のLEDである。
照明装置1の中央部に配置される複数のLED25は、
いずれもカバー30に対してその光軸が略垂直となるよ
うに、図示しない基板上に固定されている。一方、4隅
に配置されるLED21〜24は、それぞれの光軸がカ
バー30に対して垂直から少しだけ各隅部方向(図1に
おいて、例えばLED21では左斜め上方、LED22
では右斜め上方)へとずれるように、その位置が調節さ
れている。
【0015】カバー30は光透過性の樹脂(例えばポリ
カーボネート樹脂又はアクリル樹脂)からなり、その中
央部(斜線で示した領域)、即ちLED25からの光が
照射する部分の内側には光拡散用のカッティング処理が
施されている。尚、図示しない基板上にはスイッチ40
の位置に対応してLED21〜25の点灯状態を制御す
る制御回路が備えられている。
【0016】図3に示すように、照明装置1は自動車室
内のルーフ部50のほぼ中央に、スイッチ部40側が進
行方向側となるように設置して使用される。次に、図
1、図3及び図4を参照しながら照明装置1の照明態様
を説明する。尚、図4においてLED21〜25を黒塗
りで示した場合には、それが点灯状態であることを表
す。まず、図1に示されるようにスイッチ40がOFF
の位置にあるときには、LED21〜25の点灯は行わ
れない。次に、スイッチ40をONの位置にした状態で
はLED21〜25の全てに電流が供給され点灯する
(図4(a)の状態)。この状態では、LED21〜24
からの指向性の高い光がスポットライト的に運転席、助
手席、及び左右後部座席をそれぞれ照明する。これと同
時に、複数のLED25の光がカバー30によって拡散
された後外部放射し、車室内の広範囲を照明する。一
方、スイッチ40がDOORの位置にある状態ではドア
の開閉に連動してLED21〜24のオンオフが行われ
る。図4(b)は、いずれかのドアが開いた状態(即ち、
乗降するとき)の照明装置1の発光状態を示したもので
ある。この状態ではLED21〜24から放射される指
向性の高い光によって運転席、助手席、及び左右後部座
席が照明され、その視認性が高められる。ここで、指向
性の高い光によってスポットライト的な照明が行われる
ことから、乗降時に必要な足元などを効果的に照明する
ことが可能となる。また、装飾的な効果も奏される。
尚、本実施例ではいずれかのドアが開状態のときにLE
D21〜24の全てを点灯させることとしたが、対応す
るLEDのみを点灯させるような制御(例えば、運転席
ドアが開状態の時に対応するLED21を点灯させる)
を行うこともできる。また、スイッチ40がDOOR位
置のとき、車幅灯(スモールライト)に連動させてLE
D21〜24を点灯させることもできる。この場合、L
EDの明るさを制御し、ほのかに点灯させることもでき
る。
【0017】次に、他の実施例である車両室内用照明装
置2(以下、「照明装置2」という)について図5及び図
6を参照して説明する。図5は照明装置2の意匠面側平
面図、図6は図5におけるA−A線断面図をそれぞれ示
したものである。尚、照明装置2において上記実施例
(照明装置1)と同一の部材には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0018】照明装置2では、複数のLED26の光を
放射するための十字状の開口部及び、LED21〜24
の光を放射するための円形の開口部を有する筐体11が
用いられる。LED21〜24はアンバー色を発光する
LEDであり、LED26は白色を発光するLEDであ
る。十字状の開口部には、その内側にカッティング処理
が施された光透過性のカバー31が取り付けられる。一
方LED21〜24の光放出側には、カバーを兼ねたレ
ンズ61〜64が対応するLEDとの距離を変化可能に
それぞれ設置されている(図6を参照)。このレンズ6
1〜64は凸レンズであって、レンズ枠61a〜64a
を介して筐体に上下可動(ダイヤル式)に取り付けられ
ている。即ち、レンズ枠61a〜64aを回転させるこ
とによりレンズ61〜64が上下し、これによってレン
ズ61〜64を介して外部放射される光の照射範囲を変
化させることができる。各LED21〜24の横にはそ
れぞれプッシュ式スイッチ71〜74が設けられ、当該
スイッチによってLED21〜24のオンオフを個別に
切り換えることができる。
【0019】照明装置2は、照明装置1と同様に、自動
車のルーフ部の中央部に設置して使用される。次に、照
明装置2の照明態様を説明する。まず、図5に示すよう
にスイッチ40がOFFの位置にあるときには、LED
21〜24、26の点灯は行われない。次に、スイッチ
40をONの位置にした状態では、LED26の全てに
電流が供給され点灯する。この状態では、複数のLED
26の白色光がカバー31によって拡散されて外部放射
する。その結果、白色光によって車室内が広範囲に渡っ
て照明される。一方、スイッチ40がDOORの位置に
ある状態では、ドアの開閉に連動してLED21〜24
のオンオフが行われる。即ち、ドアが開いた状態のとき
(即ち、乗降するとき)LED21〜24からアンバー
色の光が運転席、助手席、後部座席をスポットライト的
に照明する。ここで、広範囲の照明に用いるLEDとし
て白色を採用し、一方で運転席などを個別に照明するL
EDとしてアンバー色のLEDを採用したことから、異
なる色の光による照明が行われ、装飾的な効果も得られ
る。
【0020】続いて、プッシュ式スイッチ71〜74、
及びレンズ61〜64の作用・効果について、LED2
1から放射される光を例に採り説明する。まず、スイッ
チ40がOFF又はDOORの位置にあるときにおいて
プッシュ式スイッチ71を押せばLED21がオン状態
となり点灯する。これによって運転席側にLED21か
らの光がスポットライト的に照射する。ここで、レンズ
枠61aを回転させてレンズ61を上下させれば、LE
D21の照射範囲を変化させることができる。即ち、レ
ンズ枠61aを回転させることにより、照射する光の範
囲を所望のものに調節できる。
【0021】以上のように、照明装置2ではLED21
〜24の点灯を個別に設けられたプッシュ式スイッチ7
1〜74によっても制御可能としたことから、状況に応
じて必要なLEDのみを点灯させることができる。した
がって、例えば後部座席の乗員が手元に光を必要とする
場合には当該座席用のLED(LED63又は64)の
みを点灯させれば、必要な照明が得られると同時にその
他の座席(運転席、助手席)を無用に照明することがな
く、即ち必要十分な照明効果が得られる。また、レンズ
61〜64を用いてLED21〜24の照射範囲を調節
可能としたことから、必要に応じた照射範囲の光を適宜
得ることが可能となる。尚、本実施例の照明装置2では
LED21〜24の照射方向は固定され、照射範囲のみ
をレンズ61〜64の位置によって調節可能としている
が、LED21〜24の照射方向を手動或いは電動式に
よって上下左右に変化可能とすることもできる。このよ
うにすれば、一層的確な照明が行えて高い照明効果が得
られるとともに、一のLEDで照明できる対象の幅が拡
がり利便性が向上する。
【0021】図7及び図8は、本発明の他の実施例であ
る車両室内用照明装置3(以下、「照明装置3」という)
の意匠面側平面図及び側面図をそれぞれ示したものであ
る。照明装置3も上記の実施例と同様に自動車のルーフ
部に設置して使用される。照明装置3では、筐体100
の中央部及び各隅部に設けられた貫通孔から光を照射す
るアンバー色のLED81〜85が用いられる。また、
各LED81〜85を被覆するように光透過性樹脂から
なるカバー91〜95が用いられる。このカバー91〜
95はその内側にカッティング処理が施されている。ま
た、その縁部は筐体100に設けられたスリットを介し
て筐体100内のスイッチ回路に接続されており、カバ
ー91〜95を筐体100側に押すことにより対応する
LEDのオンオフが切り換えられる。例えば、カバー9
1を押すことによりLED81がオン状態となりカバー
91を介した光の照射が行われる。これによって、車室
内の一部(例えば運転席)が照明される。一方、LED
81が点灯した状態でカバー91を押せばLED81は
消灯する。このように、照明装置3ではカバー91〜9
5をスイッチとして利用して各LEDのオンオフが行わ
れる。
【0022】次に、さらに他の実施例である車両室内用
照明装置4(以下、「照明装置4」という)について図9
を参照して説明する。図9は照明装置4の意匠面側平面
図である。尚、照明装置4において上記実施例の照明装
置1と同一の部材には同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0023】照明装置4では、アンバー色を発光するL
ED27と白色を発光するLED28が組み合わせて用
いられる。図9に示されるように、同色のLEDが列を
なすように各LEDが配置される。本実施例では中央列
にアンバー色のLED27を配置し、両側に白色のLE
D28を配置している。各LED27、28の光放出側
には、その内側にカッティング処理が施された光透過性
のカバー32が取り付けられる。
【0024】照明装置4は、照明装置1と同様に自動車
のルーフ部の中央部に設置して使用される。次に、照明
装置4の照明態様を説明する。まず、スイッチ40がO
FFの位置にあるときには、LED27、28の点灯は
行われない(走行中も点灯されない)。次に、スイッチ
40をONの位置にした状態では、LED27、28の
全てに電流が供給され点灯する。この状態では、LED
27から放出されたアンバー色の光とLED28から放
出された白色光がカバー32によって拡散されて外部放
射する。その結果、主として車室中央部(例えば、1ボ
ックス系の車では座席間通路、セダン系の車ではセンタ
ーコンソール部)がアンバー色で照明され、同時に主と
してその他の車室内が白色光によって照明される。一
方、スイッチ40がDOORの位置にある状態では、ド
アの開閉に連動してLED27、28のオンオフが行わ
れる。即ち、ドアが開いた状態のとき(即ち、乗降する
とき)全てのLED27、28が点灯し、上記と同様の
照明効果が得られる。さらに、LED27の点灯が車幅
灯(スモールライト)の点灯と連動して行われ、ほのか
に車室中央部(例えば、1ボックス系の車では座席間通
路、セダン系の車ではセンターコンソール部)がアンバ
ー系の光によって照明される。かかる照明によって、車
室中央部の視認性が向上するとともに、装飾的な効果が
得られる。
【0025】この発明は、上記発明の実施の形態の説明
に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載
を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変
形態様もこの発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例である車両室内用照明
装置1の意匠面側平面図である。
【図2】図2は車両室内用照明装置1の斜視図である。
【図3】図3は車両室内用照明装置1の取り付け態様を
示す一部透過斜視図である。
【図4】図4は車両用照明装置1の照明態様を説明する
図であり、(a)はスイッチ40がON状態の照明態様、
(b)はスイッチ40がOFFの状態でドアが開いたとき
の照明態様を示す。
【図5】図5は本発明の他の実施例である車両室内用照
明装置2の意匠面側平面図である。
【図6】図6は図5におけるA−A線断面図である。
【図7】図7は本発明の他の実施例である車両用照明装
置3の意匠面側平面図である。
【図8】図8は車両室内用照明装置3の側面図である。
【図9】図9は本発明の他の実施例である車両用照明装
置4の意匠面側平面図である。
【符号の説明】
1 2 3 4 車両室内用照明装置 10 11 100 筐体 21〜25 27 81〜85 アンバー色LED 26 28 白色LED 30 31 32 91 92 93 94 カバー 40 スイッチ 50 ルーフ部 61〜64 レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 良男 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3K040 AA01 CA05 DA01 EA01 EA03 EB03 EC03 EC07 FB03 GA02 GA03 GB01 GB08 GC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各LED光源から放出される光がそれぞ
    れ固有のエリアを照明するように配置される複数のLE
    D光源を備える、車両室内のルーフ部に設置される照明
    装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のLED光源は、運転席、助手
    席、後部座席をそれぞれ照明するLED光源を含む、請
    求項1に記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のLED光源は、座席間通路を
    照明するLED光源を含む、請求項1又は2に記載の照
    明装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のLED光源の少なくとも一部
    の光放出側に、LED光源との距離を変化可能にレンズ
    が備えられる、請求項1〜3のいずれかに記載の照明装
    置。
  5. 【請求項5】 前記LED光源が、意匠面側からみてマ
    トリックス状に配置されている、請求項1〜4のいずれ
    かに記載の照明装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のLED光源は、異なる色を発
    光する2種類以上のLED光源を含む、請求項1〜5の
    いずれかに記載の照明装置。
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