JP2008091476A - 外観検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェハの周縁部を効率良く検査できるようにする。
【解決手段】外観検査装置は、モニタに検査領域指定画面81を表示させることで、ウェハの周縁部の任意の領域について検査が行えるようになっている。検査領域指定画面81は、観察範囲を表示する表示部81と、観察領域を設定する入力部82とを有する。入力部82では、観察形態がステップ、連続、ポイントのいずれかを選択可能になっており、ここで設定された条件に従ってレシピが登録され、検査が実施されるようになる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ウェハなどの基板の周縁部の外観を検査する装置に関する。
半導体の製造工場などでは、半導体ウェハの周縁部に欠陥として傷やひびができることがある。このような欠陥を放置すると、製造工程の途中でウェハが破損する原因になることがある。また、ウェハが割れると、製造装置を長時間停止させなければならなくなるなどの損失が発生する。そこで、近年の製造工場では、ウェハの周縁部を検査してプロセスの途中で発生した傷等の欠陥を調べ、必要に応じてウェハを回収するなどの対策を講じている。
例えば、ウェハの周縁部を自動で検査する装置としては、特許文献1に開示されているものがある。この検査装置は、回転ステージ上にウェハを搭載し、ウェハの周端面に弾性体を当接させてウェハの位置を規制した状態で周縁部の全周の画像を取得して検査を実施する。ウェハの周縁部付近には、ウェハ周縁部の上面を撮像するカメラと、側面を撮像するカメラと、下面を撮像するカメラとが同一平面上に配置されている。周縁部を撮像するときは、ウェハのノッチ位置を特定した後に、ウェハを回転させ、1周分の周縁部の画像を各カメラから画像を取り込む。各カメラの画像は、撮像データ処理部で処理され、ノッチの部分を除いて欠陥抽出処理が自動的に行われる。
また、特許文献2には、周縁部のレジスト除去を確認することを目的とし、ウェハの周縁部を連続して撮像する代わりに、周方向を等分した多数地点で撮像を行うことが開示されている。例えば、周方向に60°ごとに6回撮像を行い、それぞれのイメージに対して分析を行う。いずれか1つのイメージの測定値がしきい値を外れたら、レジストの除去不良が生じたものとみなされる。
特開2003−243465号公報 特表2004−518293号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように、ウェハの周縁部の全周を計測すると検査に時間がかかってしまうという問題があった。また、特許文献2に開示されている技術は、ウェハの周縁部のレジストを除去したときに、残ったレジストがウェハの中心からずれているか否かを調べることを目的としているので、周方向に等分した検査点を調べれば足りるが、ウェハの欠陥は周方向に等分した位置に現れるとは限らない。したがって、特許文献2に開示されている技術を用いてもウェハの周縁部の傷を効率良く検査することはできなかった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ウェハの周縁部を効率良く検査できるようにすることを主な目的とする。
上記の課題を解決する本発明は、ウェハを回転自在に保持するウェハ保持部と、ウェハの周縁部の拡大像を取得する周縁撮像部とを有し、予め設定されたレシピに従ってウェハの周縁部の外観検査を行う外観検査装置において、レシピを設定するにあたってウェハの周縁部の検査位置を任意に設定可能な検査領域指定部と、前記検査領域指定部で指定した検査位置を検査するレシピを作成して登録するレシピ登録部と、登録されたレシピに従って前記ウェハ保持部及び前記周縁撮像部を制御する検査制御部と、を有することを特徴とする外観検査装置とした。
この外観検査装置は、ウェハの周縁部の一部のみについて検査を行うことが可能になる。例えば、ウェハの直径が30cm程度の場合には、周縁部の周長は1m程度になる。従来の装置では、このように長い領域の検査を常に行っていたが、この基板検査装置では必要な部分のみを検査することができる。
本発明によれば、ウェハの周縁部について必要な部分のみを検査できるようになるので、検査時間を短縮できる。経験上などから傷等が生じ易い位置がある程度わかる場合には、そのような場所を検査領域に指定すれば、検査時間を短縮しながらも傷を確実に発見できるようになる。
図1に示すように、外観検査装置1は、不図示のフレームなどに固定されたベース部2を有し、ベース部2上に検査部3が搭載されている。検査部3は、検査対象であるウェハWが載置されるウェハ保持部4と、ウェハ保持部4に近接して配置され、ウェハWの周縁部の画像を取得する周縁撮像部5と有する。ウェハ保持部4と周縁撮像部5は、装置制御部6で制御されている。なお、周縁撮像部5に加えてウェハWの全面を観察可能な顕微鏡などの表面検査部を設けても良い。
ウェハ保持部4は、ベース部2に固定され、図1にXで示す水平方向に移動可能なXステージ11を有し、Xステージ11上にはX軸に直交する水平方向であるY軸に移動可能なYステージ12が搭載されている。さらに、Yステージ12上には、XY方向に直交する高さ方向でZ方向に移動可能なZステージ13が搭載されている。これによって、ウェハ保持部4は、周縁撮像部5に対してウェハWを相対的に3次元に移動させることができる。さらに、Zステージ13には、回転部14が設けられている。回転部14は、Z軸回りに回転可能な回転軸15を有する。各ステージ11〜13及び回転軸15の駆動は、サーボモータや、ボールネジ、減速機構を用いて行われる。駆動源は、ステッピングモータや、リニアモータを使用できる。回転軸15の上端には、回転プレート16が設けられている。回転プレート16の上面には、ウェハWを真空吸着によって保持する不図示の吸着部が設けられている。
周縁撮像部5は、ベース部2に固定されたアーム部21で支えられている。周縁撮像部5は、側面視でウェハWの周縁部を受け入れ可能な凹部22を有する略C字形状を有し、ウェハWの周縁部を撮像可能なカメラが配設されている。図2に3眼式の周縁撮像部の一例を示す。カメラは、ウェハWの周縁部の上面を撮像可能な第一のカメラ25と、ウェハWの周縁部の側面を撮像可能な第二のカメラ26と、ウェハWの周縁部の下面を撮像可能な第三のカメラ27とを有する。各カメラ25〜27は、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子28と、フォーカス機能付きズームレンズ29とを有し、光軸上にハーフミラー30を設置することで、照明装置31を用いた同軸照明が可能に構成されている。なお、カメラの数は、1つ又は5つなど、任意に変更できる。カメラを1つだけ使用するときは、カメラを移動自在に支持することで撮像位置を変更可能にするか、カメラを固定して可動式のミラーで撮像位置を変更可能にする。照明装置31は、同軸照明に限定されずに、カメラ25〜27から離れた位置に1つ又は複数設けても良い。照明装置31は、周縁部が明視野で観察できるようにすることが好ましい。
図1に示す装置制御部6は、ウェハ保持部4の各ステージ11〜13及び回転部14の駆動制御や、吸着用の真空引きの制御と、周縁撮像部5の各カメラ25〜27のズーム調整、フォーカス調整、照明装置31の調光と、各カメラ25〜27の画像信号の受け取りを行う。例えば、モータのドライバ回路や、真空引き用のバルブの開閉を制御するドライバ回路などから構成されている。さらに、装置制御部6は、コンピュータ41にも接続されている。
コンピュータ41は、マウス42やキーボード43などの入力装置と、各種の設定や、周縁部の画像を表示するモニタ44とが接続された汎用のコンピュータである。マウス42、キーボード43、モニタ44は、検査者が操作できるインターフェイスである。コンピュータ41は、装置制御部6やマウス42、キーボード43、モニタ44が接続されるI/O(Input/Output)装置45と、制御部46と、レシピなどのデータを記憶する記憶装置47とを有する。制御部46は、CPU(中央演算装置)などから構成され、レシピに従って検査を実施する検査制御部51と、レシピの登録をするレシピ登録部52とに機能分割することができる。なお、コンピュータ41は、外観検査装置1に搭載されても良いし、装置とは別に設けられても良い。コンピュータ41と装置制御部6で一つの制御装置を形成しても良い。
ここで、図3にモニタ44の画面表示の一例を示す。この画面は、検査条件の設定に用いられる検査条件設定部になる。検査条件設定部として提供される検査条件設定画面70は、観察位置を示す観察位置画像71と、検査条件を項目ごとに入力可能な設定部72とを有する。観察位置画像71は、ウェハWに相当する画像71Aの周縁部にカメラ25〜27の観察が矢印で示されている。矢印が5つ表示され、5方向から観察可能な場合が図示されているが、3方向のみの観察が可能な場合には、観察不能な方向の矢印は表示されない。また、観察角度の入力部71Bが設けられており、ここに数値を入力すると、その角度のカメラ25〜27が選択される。
設定部72は、画面上からカメラ25〜27の倍率の入力部72Aと、焦点位置の入力部72Bと、ウェハWの回転速度の入力部72Cと、同軸照明の光量の入力部72Dと、その他の照明の光量の入力部72Eと、Z方向の位置の入力部72Fと、カメラ25〜27のシャッタ速度の入力部72Gとが配列表示されている。これらの入力部72A〜72Gは、キーボード43から数値を入力することができる。
また、図4にモニタ44の画面表示の他の例を示す。この画面は、周方向の観察位置を設定する検査領域指定部である。検査領域指定部としてモニタ44上に提供される検査領域指定画面80は、周方向の観察領域をグラフィックで示す表示部81と、観察領域を設定する入力部82とを有する。表示部81は、ウェハWに相当する円板上の画像81Aが表示され、ウェハWのノッチに対応する切り欠き81Bが設けられている。さらに、入力部82で設定された観察領域が重ねて表示されている。図4では、外周に沿う矢印A1で示すように、ノッチから半時計回りに90°の領域が観察領域である。また、観察領域中の外周上にポイントPで示すように、15°の等間隔で6箇所撮像を行うことが示されている。
入力部82は、撮像形態をステップ、連続、ポイントの3つから1つを選択する選択部83を有する。ステップとは、ウェハWの中心を基準として周方向に所定のステップ角ごとに撮像する撮像形態である。なお、角度設定は、ウェハの中心に対する周方向の角度とし、ノッチの形成位置を基準に表示部81上で反時計回りに指定する。ウェハがオリエンテーションフラットを有する場合には、オリエンテーションフラットに相当するグラフィックが表示部81に表示され、この位置を基準にして角度を指定する。
選択部83でステップを選択したときには、ステップの条件入力部84で観察範囲84Aと、ステップ角84Bを入力する。例えば、観察範囲に0〜90°に設定し、ステップ角を15°にした場合には、ノッチを基準にして始点0°から終点90°までの範囲で15°おきに撮像するレシピが作成される。
また、選択部83で連続を選択したときには、連続の条件入力部85で観察範囲85Aと、回転速度85Bを入力する。例えば、観察範囲に0〜90°に設定し、回転速度を所定値に設定すると、設定した回転速度でウェハWが回転させられ、ノッチを始点として90°までの範囲で連続して撮像するレシピが作成される
選択部83でポイントを選択したときには、ポイントの条件入力部86で観察位置86Aと、観察範囲86Bを入力する。例えば、観察範囲に120°に設定し、観察範囲を5°に設定すると、中心に対して±5°の範囲が一度に撮影されるようにカメラ25〜27の倍率等が設定され、ノッチを始点として反時計回りに120°回転した位置を1回撮像するレシピが作成される
なお、検査位置、つまり観察範囲やポイントは、複数箇所設定することも可能である。例えば、観察範囲として0〜90°を設定した後に、180〜270°を設定すると、2つの領域について順番に検査を行うことが可能になる。
次に、この実施の形態の作用について説明する。
最初に、レシピを設定する。レシピは、所定の位置の周縁部の画像を確実に取得できるように、カメラ25〜27のズーム、フォーカス、照明、ウェハWの回転速度などの各種条件を定めたものであり、これに従って装置制御部6が指令信号をXステージ11などに出力するものである。図3に示す検査条件設定画面70でカメラ25〜27などの条件を設定し、さらに、図4に示す検査領域指定画面で撮像形態や撮像位置を設定する。これによって作成されたレシピは、レシピ登録部52によって記憶装置47に記憶される。
検査を行うときは、ウェハWがロボットなどで搬送されてくる。ウェハWは、不図示のアライメント装置でアライメントされノッチ位置を検出してから、回転プレート16の回転中心にウェハWの中心を合わせて載置される。装置制御部6によって吸着部がウェハWの裏面の中心付近を真空吸着する。
ウェハ保持部4の位置決めして載置されたウェハWには、予め登録されているレシピに従って周縁部の検査が行われる。コンピュータ41は、検査者によって選択されたレシピを記憶装置47から読み込んで、検査制御部51に実行させる。ウェハWが所定速度で回転し、検査領域指定画面80で設定された撮像形態や撮像位置でカメラ25〜27が周縁部の画像を取得し、モニタ44に表示させる。周縁部の画像は、モニタ44の略中央に表示されるようにウェハ保持部4のXYZが調整されているので、検査者は、モニタ44を目視で確認して傷などの欠陥の有無を検査する。
例えば、検査領域指定画面80の選択部83でステップを選択し、観察範囲を0〜90°、ステップ角を15°とするレシピを登録していた場合、ノッチの位置からウェハWを15°回転させた位置で1回撮像を行い、その拡大像をモニタ44に表示させる。さらに、周方向に15°回転させた位置で再び撮像し、その拡大像をモニタ44に表示させる。以降、15°回転させる度に撮像し、90°に達したところで停止する。
また、検査領域指定画面80の選択部83で連続を選択し、観察範囲を0〜90°とするレシピを登録していた場合、設定された回転速度でウェハWがノッチの位置から90°回転するまでの間、カメラ25〜27が連続して撮像を行い、モニタ44に表示させる。90°に達したところで停止する。
検査領域指定画面80の選択部83でポイントを選択し、観察位置を60°、観察範囲を±5°とするレシピを登録していた場合、ウェハWがノッチの位置から60°回転したところで、1回撮像し、モニタ44に表示させる。モニタ44に表示される画像には、60°の位置を中心にして、周方向に±5°に相当する画像が含まれる。この撮像を終了したら、停止する。
そして、2つ以上の検査位置を指定していた場合には、前記した処理を繰り返す。登録したレシピの内容によっては、同じ撮像形態が繰り返されるときもあるし、ステップと連続が順番に実施されることもある。ステップ、連続、ポイントのその他の組み合わせを指定してレシピを登録した場合には、そのレシピに登録された撮像形態及び順番に従って検査が行われる。
予定されていた検査位置について、欠陥の有無を検査できた場合には、ウェハWの回転を停止させ、吸着を解除してからロボットでウェハWを搬出する。
この実施の形態では、カメラ25〜27で撮像する位置を周方向の任意の範囲やポイントとして指定することできるので、全周にわたって撮像する必要がなくなる。製造装置や工程、ウェハの種類などによって、過去の検査結果を集計するなどして経験的に傷等が発生し易い位置が特定できる場合、その位置を検査領域に指定すれば、傷の有無をより精度良く検査できるようになるので、検査時間を短縮できる。また、全周にわたって画像を取得する場合に比べて画像処理をするデータ量を減らせるので、コンピュータ41にかかる負担を低減できる。
検査者が指定した観察範囲や観察位置は、検査領域指定画面80に模式的に画面表示されるので、イメージが掴み易く、設定に要する時間を短縮できる。
(第2の実施の形態)
この実施の形態は、観察範囲や位置を予め登録されているデータを用いて自動的に設定することを主な特徴とする。なお、外観検査装置の構成は、第1の実施の形態と同様である。
観察範囲や位置を予め登録されているデータとしては、ウェハWをウェハ保持部4に搬送するロボットがウェハWを把持する部分の位置及び範囲を示すデータがあげられる。例えば、図5に示すように、ウェハカセット91から外観検査装置1にウェハWを搬送する装置92のロボット93が、2つの固定式の保持部93A,93Bと、1つの移動式の保持部93CでウェハWを挟み込むタイプである場合、ウェハWに保持部93A〜93Cから力を受ける被保持部W1が3つ形成されることになる。この被保持部W1は、把持する部分との接触部であり、外力を受ける部分であるので、他の部分より傷や異物の付着などの欠陥が発生しやすいといえる。
被保持部W1の周方向の長さは、ロボット93の保持部93A〜93Cの形状によって定まる既知の値である。また、被保持部W1の位置は、ロボット93とウェハ保持部4の配置が固定されているので、例えば、図5に仮想線で示すウェハWにおける3箇所の被保持部W1の配置のように、略一定の位置になる。したがって、ロボット93がウェハWを保持する保持位置の情報と、ロボット93とウェハ保持部4の配置からウェハWをウェハ保持部4に載置させたときの被保持部W1の位置を演算することができる。このようにして演算された被保持部W1の位置と大きさのデータは、コンピュータ41の記憶装置47に予め登録される。
レシピ登録部52は、このデータを使い、被保持部W1が配置される領域のみが検査されるようにレシピを自動的に作成し、記憶装置47に登録する。検査をするときは、このレシピに従って、被保持部W1の傷の有無が検査されるようになる。
例えば、ロボット93の形状、搬送装置92の配置等から、ウェハ保持部4に保持されたウェハWの中心を基準にした周方向の角度で、ウェハ保持部の基準位置から反時計回りに30°、150°、270°の3箇所に被保持部W1が配置されることが演算された場合には、ウェハWを回転させて、上記3点の画像を順番に取得し、モニタ44に表示させる。基準位置は、必ずしもウェハWのノッチ位置と一致しないことがあるが、ノッチ位置が基準位置になるように演算しても良い。
ここで、ロボット93等のレイアウトが変更になった場合には、記憶装置47に登録されているデータが更新される。データは、記憶装置47に保存される代わりに、他のコンピュータで作成され、又は記憶されているデータを公知の通信手段を用いて取得するようにしても良い。
また、ウェハ処理装置等のウェハ製造ライン内で検査を行う場合、ウェハWの周縁部を把持する全ての装置の把持位置を登録し、常にアライメントを行ってノッチ位置を基準に常に一定の回転角度位置で把持を行うようにしても良い。
この実施の形態では、予め保有するデータを利用して、ウェハWがロボット93に保持される位置のみの検査を自動的に行うことが可能になる。周縁部の全周を検査する場合に比べて、検査時間を短縮できる。また、レシピの作成を自動的に行うので、作業が容易である。
なお、本発明は、前記の実施の形態に限定されずに広く応用することができる。
例えば、ウェハ保持部4は、ウェハWをXYZの3方向に移動可能で、かつウェハWを回転させることができるものであれば良く、実施の形態の構成に限定されない。また、ウェハWをXYZに移動させる代わりに、周縁撮像部5をXステージ、Yステージ、Zステージに搭載させて、XYZの3方向に移動可能にしても良い。さらに、XYZの少なくとも1方向に移動可能な機構をウェハ保持部4側に設け、残りの2方向に移動可能な機構を周縁撮像部5側に設けても良い。
本実施の形態に係る外観検査装置の概略構成を示す図である。 周縁撮像部のカメラの配置例を示す図である。 検査条件を設定する画面表示の一例を示す図である。 検査領域を指定する画面表示の一例を示す図である。 ウェハを把持する場合に、把持される部分の情報を用いて自動的にレシピを作成する場合において、ロボットと外観検査装置とウェハの配置を説明する図である。
符号の説明
1 外観検査装置
4 ウェハ保持部
5 周縁撮像部
42 マウス(入力装置)
43 キーボード(入力装置)
47 記憶装置
51 検査制御部
52 レシピ登録部
80 検査領域指定画面
93 ロボット(搬送装置)
W ウェハ
W1 被保持部(ウェハを保持する位置)

Claims (4)

  1. ウェハを回転自在に保持するウェハ保持部と、ウェハの周縁部の拡大像を取得する周縁撮像部とを有し、予め設定されたレシピに従ってウェハの周縁部の外観検査を行う外観検査装置において、
    レシピを設定するにあたってウェハの周縁部の検査位置を任意に設定可能な検査領域指定部と、
    前記検査領域指定部で指定した検査位置を検査するレシピを作成して登録するレシピ登録部と、
    登録されたレシピに従って前記ウェハ保持部及び前記周縁撮像部を制御する検査制御部と、
    を有することを特徴とする外観検査装置。
  2. 前記検査領域指定部は、検査する範囲をウェハの中心に対する周方向の角度で始点と終点のそれぞれを入力可能で、かつ始点及び終点の角度は、ウェハのノッチ又はオリエンテーションフラットの位置を基準にした角度であることを特徴とする請求項1に記載の外観検査装置。
  3. 前記検査領域指定部は、検査する範囲をウェハの中心に対する周方向の角度で指定できると共に、その範囲内で所定の角度ごとに観察位置を指定できることを特徴とする請求項1に記載の外観検査装置。
  4. ウェハを回転自在に保持するウェハ保持部と、ウェハの周縁部の拡大像を取得する周縁撮像部とを有し、予め設定されたレシピに従ってウェハの周縁部の外観検査を行う外観検査装置において、
    ウェハを把持して前記ウェハ保持部に搬送する搬送装置がウェハを保持する位置の情報に基づいて、ウェハの周縁部の検査位置を設定したレシピを自動的に作成することを特徴とする請求項1に記載の外観検査装置。
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