JP2008090616A - 現金自動取引装置 - Google Patents
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Abstract
既存の装置の変更を出来るだけ少なくして、短手方向の長さが異なる複数種類の紙幣を取り扱う。
【解決手段】
ATMにおいて、入金対象の紙幣を一括してセットする入金口1から紙幣を1枚ずつ分離して搬送路に送り出し、鑑別部3で紙幣の金種、真偽を判別する。鑑別部3での判別結果に従い、その短手方向の寸法が同じ紙幣ごとに、入金対象の紙幣を少なくとも第1種類の紙幣と第2種類の紙幣に分け、第1種類の紙幣について計数動作を行い、その後、第2種類の紙幣について計数動作を行い、対象となる全て紙幣の計数動作を終了させて入金取引を成立させるように制御する。
【選択図】図3
Description
このような従来の紙幣取扱装置では、各収納部の寸法や、分離機構、集積機構は、取扱う紙幣の短手寸法に最適なように構成されており、短手寸法が異なる紙幣を取扱うことについては考慮されていない。たとえば、短手寸法が80mm以上の紙幣の場合、収納部の壁面に紙幣が突っ張り、良好な集積ができない。また、70mm以下の紙幣は収納部内で整列性が乱れる。そのため、収納部から紙幣を1枚ずつ繰り出す際に、紙幣が正規の姿勢で繰り出されず、重なったり、傾いたりして、金種を正確に判別できずにリジェクトされる可能性が増す。また、収納部に集積する際に、紙幣同士が衝突してジャムが発生する恐れがある。
また、好ましくは、第2の紙幣を入出金口に放出し、利用者によって第2の紙幣を入出金口より再投入させ、再投入された紙幣を鑑別部で再度鑑別し、その鑑別結果に基づいて第2の紙幣の計数動作を行う。
また、一例では、鑑別部でリジェクト券と判定された紙幣をリジェクトボックスに搬送して収納する。
図1は、ATMの外観を示す斜視図である。
ATM101は、顧客の取引カードを受け入れて処理したり、取引明細票の発行を行うカード/明細票取扱機構102と、通帳を処理する通帳取扱機構103と、硬貨を処理する硬貨取扱機構104と、入金及び出金する紙幣を処理する紙幣取扱機構100と、取引に必要な情報を表示し、顧客の入力操作する顧客操作部105を備えて構成される。
上記したカード/明細票取扱機構102、通帳取扱機構103、硬貨取扱機構104、紙幣取扱機構100および利用者操作部105、係員操作部52は、本体制御部50と接続され、本体制御部50の制御の下に必要な制御動作を行う。本体制御部50は、またホストコンピュータ53と接続され、必要なデータのやりとりを行う。
入金計数は、取引の種別が預入であって、利用者が入出金口1に投入した紙幣を計数する動作である。入金収納は、入金計数の結果、利用者により確認の入力があったときに金種別収納部10に紙幣を収納する動作である。出金は、取引の種別が払出であって、利用者から指定された金額、金種の紙幣を該当する金種別収納部10から分離して、入出金口1に出金する動作である。
装填は、係員の指示あるいは金種別収納部10の紙幣の残量が少なくなったとき、装填用金庫12から金種別収納庫10へ紙幣を装填、補充する動作である。回収は、係員の指示あるいは金種別収納庫10の紙幣が満杯になったとき、金種別収納庫10から装填用金庫12へ紙幣を回収する動作である。
この機構は、短手寸法が76mmの日本円紙幣や、韓国紙幣を取扱うATMに使用されるが、本実施例では、図4に示すような新旧の韓国紙幣を取扱う。即ち、2005年12月以前に発行された3種類の旧札紙幣と、2006年以降に発行される、旧紙幣と寸法の異なる3金種の新札紙幣の両方の入金及び出金を行なう。
入金取引において、利用者が入出金口1に投入した紙幣は、分離機構により1枚ずつ分離されて搬送路2に送り出される。その紙幣は搬送路2上の鑑別部3でその真偽、正損、金種、表裏などが判定される。その結果、正券と判定された紙幣は、搬送路4を経由して一時保管庫5に集積される。一方、鑑別部3でリジェクト券と判定された紙幣は、搬送路7を通り、入出金口1内の押板18によって仕切られた入金リジェクト収納部17に集積される。その紙幣は入出金口1の上部のシャッタ11が開いて、利用者に返却される。入金計数取引については、後述する。
係員の操作により、出金用の紙幣を収納した装填用金庫12を本装置にセットすると、装填用金庫12内の紙幣は分離機構により1枚ずつ分離し、搬送路6に送り出される。搬送された紙幣は鑑別部3で判定され、その結果正券と判定された紙幣は、搬送路4,7,2を経由して金種別収納部8〜10に金種別に集積される。一方、装填用金庫12より分離、搬送された紙幣のうち、リジェクト券と判定された紙幣は、装填リジェクトボックス16に集積される。
このようにして短手寸法の種類ごとに分けられた紙幣の入金計数取引が終了すると、顧客操作部105にその合計金額を表示して利用者に知らせる。表示金額を見て利用者が確認の入力をすると、入金取引が成立する。
この例は、現金自動取引装置の入出金口1への紙幣の投入受付を、短手寸法の種類ごとに分け、第1種類の紙幣のみを受付け、第2種類の特定金種の紙幣は受付不可とし、装置内で計数動作をし、第1種類の紙幣と第2種類の特定金種以外の紙幣の合計金額に対する入金取引を成立させる例である。ここでは、例として旧5千ウォンのみを入金取引の受付不可とする運用とし、第2種類の特定金種の紙幣を旧5千ウォンとして説明するものである。
Claims (9)
- 短手方向の寸法が異なる複数種類の紙幣を取り扱って入金取引を行う現金自動取引装置において、
入金対象の紙幣を一括してセットし、1枚ずつ分離して繰り出す入金口と、該入金口から繰り出された紙幣の金種、真偽を判別する鑑別部と、該鑑別部による判別結果に従い、その短手方向の寸法が同じ紙幣ごとに、入金対象の紙幣を少なくとも第1種類の紙幣と第2種類の紙幣に分け、該第1種類の紙幣について計数動作を行い、その後該第2種類の紙幣について計数動作を行い、対象となる全て紙幣の計数動作を終了させて入金取引を成立させるように制御する制御部と、を有することを特徴とする現金自動取引装置。 - 該入金口に入れられた紙幣のうち該鑑別部で金種が判明した紙幣を一時的に積層して収納し、収納された該紙幣を一枚ずつ分離して繰り出す一時保管庫と、入金される紙幣を金種別に収納する金種ボックスとを有し、
前記制御部は、短手方向の寸法の異なる複数種類の紙幣の取扱いにおいて、該入金口への投入受付を短手寸法の種類ごとに分け、全種類の紙幣を受け入れてその計数動作をした後、該一時保管庫に全種類の紙幣を集積し、全種類の紙幣の合計金額に対する入金取引を成立させた後に、該一時保管庫に収納された紙幣を、対応する該金種ボックスに移動させるように制御することを特徴とする請求項1の現金自動取引装置。 - 該入金口に受け入れられた紙幣のうち該鑑別部で金種が判明した紙幣を一時的に積層して収納し、収納された該紙幣を一枚ずつ分離して繰り出す一時保管庫と、入金される紙幣を金種別に収納する金種ボックスとを有し、
前記制御部は、短手方向の寸法の異なる複数種類の紙幣の該入金口への投入受付を短手寸法の種類ごとに分け、第1種類又は第2種類の紙幣のうち予め定められた一方の紙幣(所定紙幣)を受け入れて該所定紙幣の計数動作をした後、該一時保管庫に該所定紙幣を収納し、該所定紙幣の合計金額に対する入金取引を成立させた後に、該一時保管庫に収納された紙幣を金種ごとに該金種ボックスに移動させるように制御することを特徴とする請求項1の現金自動取引装置。 - 短手方向の寸法の異なる複数種類の紙幣の入金取引において、該入金口に投入された紙幣を、短手寸法の紙幣ごとに分け所定の種類の紙幣を受付ける動作では、該入金口に受付けた紙幣を一枚ずつに分離繰出して、該鑑別部で金種を判別し、判別結果に応じて収納先となる金種ボックスを切り替えて搬送し、所定の種類の紙幣と判定された紙幣は前記一時保管庫に収納し、それ以外の紙幣は、入金リジェクト収納部に集積し、利用者に返却するとともに、所定の種類と異なる紙幣と判定された紙幣がある場合は、利用者に対して紙幣の種類を分けて投入するよう案内することを特徴とする請求項2又は3の現金自動取引装置。
- 短手方向の寸法が異なる複数種類の紙幣を短手方向に搬送して、紙幣の入金取引を行う現金自動取引装置において、
入金対象の紙幣を一括してセットし、1枚ずつ分離して繰り出す入金口と、該入金口から繰り出された紙幣の金種、真偽を判別する鑑別部と、該入金口に入れられた紙幣のうち該鑑別部で金種が判明した受付け紙幣を一時的に集積して収納し、収納された該紙幣を一枚ずつ分離して繰り出す一時保管庫と、入金対象の紙幣を短手寸法の種類ごとに該一時保管庫へ区分して集積し、計数動作後、一時保管庫に短手寸法の種類ごとに区分して集積した複数種類の紙幣の合計金額に対する入金取引を成立した後に、該一時保管庫に短手寸法の種類ごとに区分して集積したの複数種類の紙幣を、金種ごとに集積する金種ボックスと、を有することを特徴とする現金自動取引装置。 - 短手方向の寸法が異なる複数種類の紙幣を取り扱う紙幣の処理方法において、
入金口にセットされた入金対象の紙幣の金種、真偽を鑑別部で判定するステップと、
該判定の結果に従い、その短手方向の寸法が同じ紙幣ごとに、入金対象の紙幣を少なくとも第1種類の紙幣と第2種類の紙幣に分けるステップと、
該第1種類の紙幣について計数動作を行い、所定の場所に一時保管するステップと、
その後該第2種類の紙幣について計数動作を行い、所定の場所に一時保管するステップと、
対象となる全て紙幣の計数動作が終了すると、該所定の場所に一時保管していた該第1及び第2の紙幣を金種別に金種ボックスに収納するステップと、
を有することを特徴とする紙幣処理方法。 - 該第1及び第2の紙幣が一時保管される前記所定の場所は、同じ一時保管庫であり、該第2の紙幣は該一時保管庫内に保管された該第1種類の紙幣の上に保管されることを特徴とする請求項6の紙幣処理方法。
- 該第2の紙幣を入出金口に放出し、利用者によって該第2の紙幣を該入出金口より再投入させ、再投入された紙幣を該鑑別部で再度鑑別し、その鑑別結果に基づいて該第2の紙幣の計数動作を行うことを特徴とする請求項6又は7の紙幣処理方法。
- 鑑別部でリジェクト券と判定された紙幣をリジェクトボックスに搬送して収納することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかの紙幣処理方法。
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