JP2008087942A - エレベーターの表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】節電を図り、かつ、非常灯代わりとなり得るエレベーターの表示装置の提供。
【解決手段】上記課題は、乗りかご内に、乗りかご内照明灯7、乗りかご内用案内表示装置10及び行先階登録釦を少なくとも設けてなるエレベーターであって、その乗りかご内用案内表示装置10を、表面に情報内容が印刷された透光性の情報表示体と、この情報表示体の裏面側に位置して発光面が表向きに設けられたエレクトロルミネッセンスからなる面発光素子体20と、これら情報表示体及び面発光素子体20を収納保持する枠体とが包含される構成のエレベーターの表示装置において、乗りかご内照明灯7の点灯及び消灯に連動して乗りかご内用案内表示装置10の面発光素子体20が点灯及び消灯するとともに、エレベーターの電源が停電した際には、蓄電池30により、乗りかご内用案内表示装置10の面発光素子体20を点灯させることで、達成できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、乗客に建物内などの各種情報を表示するのに好適なエレベーターの表示装置に関するものである。
従来、エレベーターの表示装置としては、発光面が表向きにエレクトロルミネッセンス発光素子からなる光源と、この光源の発光面に近接して設けられた透光性材料からなる情報表示体とからなる乗りかご内表示装置を、乗りかごの側板、幕板、かごドア若しくは幅木に取り付けるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−21853号公報
しかしながら、上述した特開2006−21853号公報に記載されたエレベーターの表示装置では、乗客が乗りかご若しくは乗場に乗客がいない場合であっても、乗りかご内表示装置を常時点灯させるようにしているために、消費電力が増大してしまうという問題点があった。また、乗りかご内表示装置の情報表示体全体をエレクトロルミネッセンス発光素子からなる光源で照らすようにしているため、乗客の目的とする利用階の情報を瞬時に見取るための視認効果が低いという問題点があった。
本発明は、上述した問題点に鑑みなされたもので、その目的は、節電を図り、かつ、乗客への視認効果が高められて乗客への情報伝達を確実に行い得るエレベーターの表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、乗りかご内に、乗りかご内照明灯、乗りかご内用案内表示装置及び行先階登録釦を少なくとも設けてなるエレベーターであって、その乗りかご内用案内表示装置を、表面に情報内容が印刷された透光性の情報表示体と、この情報表示体の裏面側に位置して発光面が表向きに設けられたエレクトロルミネッセンスからなる面発光素子体と、これら情報表示体及び面発光素子体を収納保持する枠体とが包含される構成にしてなるエレベーターの表示装置において、前記乗りかご内照明灯の点灯及び消灯に連動して前記乗りかご内用案内表示装置の面発光素子体が点灯及び消灯するようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記エレベーターの電源が停電した際には、蓄電池により、前記乗りかご内用案内表示装置の面発光素子体が点灯するようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記乗りかご内用案内表示装置の面発光素子体を、少なくともエレベーターの停止階床数に分割された複数個の分割発光素子体から構成するとともに、前記乗りかご内用案内表示装置の情報表示体を、前記複数個の分割発光素子体に合わせてそれぞれ階床情報が印刷された複数個の分割情報表示体から構成し、前記複数個の分割発光素子体のうちで、乗りかごのサービス階に対応する部分の分割発光素子体のみを、前記乗りかご内照明灯の点灯及び消灯に連動して点灯及び消灯させるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記エレベーターの乗場に、乗場呼び登録釦、呼び登録応答灯及び乗場用案内表示装置を少なくとも設け、この乗場用案内表示装置を、表面に情報内容が印刷された透光性の情報表示体と、この情報表示体の裏面側に位置して発光面が表向きに設けられたエレクトロルミネッセンスからなる面発光素子体と、これら情報表示体及び面発光素子体を収納保持する枠体とが包含される構成にするとともに、前記乗場呼び登録釦の操作により前記呼び登録応答灯を点灯及び消灯させ、この点灯及び消灯に連動して前記乗場用案内表示装置の面発光素子体が点灯及び消灯するようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記乗りかご内用案内表示装置及び前記乗場用案内表示装置が、連続点灯したり点滅点灯したりすることを選択できる構成であることを特徴としている。
本発明によれば、乗りかご内用案内表示装置若しくは乗場用案内表示装置の節電を可能にし、かつ、非常灯代わりとなり得るとともに、乗りかご内用案内表示装置や乗場用案内表示装置の視認効果の向上を図り得る薄形化されたエレベーターの表示装置が得られる。
以下、本発明に係るエレベーターの表示装置の実施形態例を、図1〜図7に、基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗りかご内を示す要部斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗場部分の要部正面図である。図3は、本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗りかご内表示装置の要部縦断面図である。図4は、本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗りかご内表示装置の電気回路図である。図5は、本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗場用案内表示装置の電気回路図である。図6は、本発明の他実施形態に係るエレベーターの乗りかご内表示装置の正面拡大図である。図7は、本発明の他実施形態に係るエレベーターの乗りかご内表示装置の電気回路図である。
図1に示す本発明の一実施形態に係るエレベーター1の乗りかご2は、かご床3と、このかご床3の周囲に立設された側板4と、この側板4の上面を覆う天井板5と、乗りかご2内の正面側に設けられて乗客の乗降時に開閉するかご扉6とからなり、天井板5の中央部に設けた乗りかご内照明灯(天井照明灯)7と、乗りかご2内に設けられたかご内操作盤8と、このかご内操作盤8に設けられた複数個の行先階登録釦9A、9B、9C、9D、9Eと、側板4にフックなどを用いて着脱可能に設けられた乗りかご内用案内表示装置10とを具備している。乗りかご内用案内表示装置10の取り付け高さは、大人の目の高さ位置とするのが好ましい。
エレベーター1の乗場11には、図2に示すように、建物の側壁12に設けた三方枠13と、この三方枠13内に設けた乗場扉14と、乗りかご2がどの階床にいるかを表示するかご位置表示器15と、乗りかご1を呼寄せる乗場呼び登録釦16と、建物の側壁12にフックなどを用いて着脱可能に設けられた乗場用案内表示装置17が設けられている。かご位置表示器15及び乗場呼び登録釦16は、上下に並設して建物の側壁12に設けられている。乗場用案内表示装置17の取り付け高さは、大人の目の高さ位置とするのが好ましい。
乗りかご内用案内表示装置10は、図3に示すように、表面に情報内容が印刷された透光性の情報表示体18と、この情報表示体18の表面を保護する透光性の保護シート19と、情報表示体18の裏面側に位置して発光面が表向きに設けられたエレクトロルミネッセンスからなるフィルム状の面発光素子体20と、この面発光素子体20の裏面側に配置したバックボード21と、これら情報表示体18、保護シート19、面発光素子体20及びバックボード21を収納保持する枠体22と、面発光素子体20をエレベーター1の照明電源(U)、(V)に接続するためのリード線23とから構成されている。
フィルム状の面発光素子体20は、有機エレクトロルミネッセンス若しくは無機エレクトロルミネッセンスから構成されており、厚さ約0.5mmとし、全面均一に発光するように構成されている。乗場用案内表示装置17は、乗りかご内用案内表示装置10と同じ構造、すなわち、情報表示体18と保護シート19と面発光素子体20とバックボード21と枠体22とを備えた構造としてあり、図4に示すように、1階の乗場11に設けられている。情報表示体18の表面には、例えば、建物の各階床毎に、どのようなお店や事務所があるかを確認することができる情報内容が印刷されている。
次に、乗りかご2内に設けた乗りかご内表示装置10の電気回路図を、図4に基づき詳説する。
図4に示すように、かご内操作盤8に設けた手動切換スイッチ24と乗りかご内照明灯7とこの乗りかご内照明灯7を自動消灯させるための自動消灯用開閉接点25との直列回路は、エレベーター1の照明電源(U)、(V)に接続されている。第1停電時切換スイッチ26と乗りかご内表示装置10の面発光素子体20と第2停電時切換スイッチ27と面発光素子体20の点灯状態(連続点灯か点滅点灯かの状態)を切り換えるための切換接点28との直列回路は、乗りかご内照明灯7に対して並列に接続されている。第1停電時切換スイッチ26と第2停電時切換スイッチ27は、エレベーター1の照明電源(U)、(V)が停電したことを停電検出装置29が検知すると、蓄電池(二次電池)30の回路に切り換えられるようにしてある。
図4の自動消灯用開閉接点25は、エレベーター1の乗りかご2が停止した後、所定時間経過しても、乗場呼びが発生しない場合に、自動消灯制御部31によって、開放されるようにしてある。切換接点28は、乗りかご内表示装置10の点灯状態切換え制御部32によって、連続(常時)閉じた状態と間欠的に閉開する状態とが選択できるようにしてある。これにより、この切換接点28が連続閉じた状態を選択したときには、乗りかご内表示装置10の面発光素子体20が連続点灯(常時点灯)する状態が得られる。また、切換接点28が間欠的に閉開する状態を選択したときには、乗りかご内表示装置10の面発光素子体20が点滅点灯する状態が得られる。
次に、乗場11側に設けた乗場用案内表示装置17の電気回路図を、図5に基づき、詳説する。
図5において、符号33A、33B、33C、33D、33Eは、各階床の乗場呼び登録釦16のそれぞれに設けた呼び登録応答灯を、符号34は、呼び登録制御部を、符号35A、35B、35C、35D、35Eは、呼び登録検出接点を、符号36は、点灯状態切換え接点を、符号37は、乗場用案内表示装置17の点灯状態切換え制御部を、それぞれ示している。呼び登録制御部34は、乗客が乗場呼び登録釦16を押すと、乗りかご2の呼び寄せが登録されて乗場呼び登録釦16を押した階床に乗りかご2が到着するまでは呼び登録応答灯33A、33B、33C、33D、33Eのうちの乗場呼び登録釦16を押した階床の乗場呼び登録釦16に対応する呼び登録応答灯を点灯させ、かつ、乗場呼び登録釦16を押した階床に乗りかご2が到着するとその点灯した呼び登録応答灯を消灯させるように、呼び登録検出接点35A、35B、35C、35D、35Eの開閉制御を行うものである。
点灯状態切換え接点36は、図5に示すように、乗場用案内表示装置17と直列に接続されている。点灯状態切換え制御部37は、点灯状態切換え接点36の連続(常時)閉じた状態と間欠的に閉開する状態のいずれかの状態を切換え制御を行うものである。これにより、この点灯状態切換え接点36が連続閉じた状態に切換わったときには、乗場用案内表示装置17の面発光素子体が連続点灯する状態が得られる。また、点灯状態切換え接点36が間欠的に閉開する状態に切換わったときには、乗場用案内表示装置17の面発光素子体が点滅点灯する状態が得られる。
上記一実施形態に係るエレベーターの表示装置によれば、乗りかご内照明灯7に連動させて乗りかご内表示装置10を点灯させることで、乗りかご2を利用するときのみ、乗りかご内表示装置10が点灯するため、その乗りかご内表示装置10の長寿命化及び節電を図ることができる。
さらに、上記一実施形態に係るエレベーターの表示装置によれば、例えば、1階の乗場呼び登録釦16が押されると、呼び登録制御部34により呼び登録検出接点35Aのみが閉じて、呼び登録応答灯33A 及び乗場用案内表示装置17が点灯し、しかも、呼び登録制御部34により呼び登録検出接点35Aが開くと、呼び登録応答灯33A 及び乗場用案内表示装置17が消灯するようになり、換言すれば、呼び登録応答灯33Aが点灯しているときのみ、乗場用案内表示装置17が点灯するようになるので、その乗場用案内表示装置17の長寿命化及び節電を図ることができる。
さらに、上記一実施形態に係るエレベーターの表示装置によれば、エレベーター1の乗りかご2が停止した後、所定時間経過しても、乗場呼びが発生しない場合に、図4の自動消灯制御部31によって、自動消灯用開閉接点25を開放するようにしたので、乗場11に乗客がいないときには、乗りかご内表示装置10及び乗りかご内照明灯7を消灯させられるため、節電が図られるとともに、乗りかご内表示装置10及び乗りかご内照明灯7の長寿命化が図られる。
さらに、上記一実施形態に係るエレベーターの表示装置によれば、乗りかご内表示装置10の面発光素子体20を、図4の点灯状態切換え制御部32によって、顧客や乗客の好みに応じて連続点灯させたりあるいは点滅点灯させたりすることができるので、商品効果が向上するとともに、乗りかご内表示装置10の情報表示体18が面発光素子体20によって照らされるので、乗客が情報表示体18に注目するようになり、その情報表示体18の表面に印刷された情報内容を乗客が確実に確認するようになるため、視認効果が向上する。また、乗場用案内表示装置17も、図5の点灯状態切換え制御部37によって、顧客や乗客の好みに応じて連続点灯させたりあるいは点滅点灯させたりすることができるので、乗場用案内表示装置17の商品効果及び視認効果が向上する。
さらに、上記一実施形態に係るエレベーターの表示装置によれば、エレベーター1の照明電源(U)、(V)が停電しても、蓄電池30が乗りかご内用案内表示装置10の面発光素子体20に接続されて、その面発光素子体20全体が連続点灯もしくは点滅するので、乗りかご内用案内表示装置10が非常灯としての機能を果たすので、乗りかご2内に非常灯を別途設ける必要性がなくなる。
さらに、上記一実施形態に係るエレベーターの表示装置によれば、エレクトロルミネッセンスからなるフィルム状の面発光素子体20を用いることで、乗りかご内用案内表示装置10や乗場用案内表示装置17の薄形化及び軽量化が可能となり、乗りかご2内の側板4にフックなどを用いて着脱可能に取り付けることのできる乗りかご内用案内表示装置10や乗場11における建物の側壁12にフックなどを用いて着脱可能に取り付けることのできる乗場用案内表示装置17が得られる。また、乗りかご内用案内表示装置10及び乗場用案内表示装置17の薄形化及び軽量化が図られることにより、乗りかご2の側板4や建物の側壁12の大掛かりな加工作業をすることなく、フックなどの取り付け金具によって、その、乗りかご2の側板4に対して捨て乗りかご内用案内表示装置10を、かつ、建物の側壁12に対して乗場用案内表示装置17を、それぞれ、簡単に取り付け及び取り外しすることができるので、乗りかご内用案内表示装置10及び乗場用案内表示装置17の設置作業及び撤去作業が容易となる。
さらに、上記一実施形態に係るエレベーターの表示装置によれば、呼び登録応答灯33A、33B、33C、33D、33Eが点灯しているときにのみ、乗場用案内表示装置17の面発光素子体が点灯し、しかも、乗場呼び登録釦16を押した階床に乗りかご2が到着するまでは呼び登録応答灯33A、33B、33C、33D、33Eのうちの乗場呼び登録釦16を押した階床の乗場呼び登録釦16に対応する呼び登録応答灯を点灯させ、かつ、乗場呼び登録釦16を押した階床に乗りかご2が到着するとその点灯した呼び登録応答灯を消灯させるので、節電が図られると同時に、乗客が乗りかご2を利用するとき、すなわち、乗場呼び登録釦16を押したときに、乗場用案内表示装置17の面発光素子体が点灯するので、視認効果の優れた乗場用案内表示装置17が得られる。
次に、本発明の他実施形態に係るエレベーターの表示装置を、図6及び図7に基づき、詳説する。図6に示す乗りかご内用案内表示装置40は、乗りかご2内の側板4にフックなどを用いて着脱可能に設けられる。
乗りかご内用案内表示装置40のエレクトロルミネッセンスからなる面発光素子体41は、図6に示すように、少なくとも、エレベーター1の停止階床数に縦方向に分割された複数個の分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eから構成されている。乗りかご内用案内表示装置41の情報表示体42は、図6示すように、複数個の分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eに合わせてそれぞれ階床情報が印刷された複数個の分割情報表示体42A、42B、42C、42D、42Eから構成されている。複数個の分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eのうちで、乗りかごの階床位置に該当する部分の分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eのうちの1つを、乗りかご内照明灯7の点灯及び消灯に連動して点灯及び消灯させるようにしてある。
乗りかご内用案内表示装置40は、複数個の分割情報表示体42A、42B、42C、42D、42Eの表面側に図3の一実施形態と同じく透光性の保護シート19を、かつ、複数個の分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eの裏面側に図3の一実施形態と同じくバックボード21を、それぞれ設け、これら分割情報表示体42A、42B、42C、42D、42E、保護シート19、分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41E及びバックボード21を、図3の一実施形態と同じく枠体22に収納保持するとともに、分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eにエレベーター1の照明電源(U)、(V)に接続するためのリード線を接続した構造としている。
次に、他実施形態の乗りかご内用案内表示装置40の電気回路図を、図7に基づき、詳説する。
図7において、符号43A、43B、43C、43D、43Eは、行先階登録応答灯を、符号44A、44B、44C、44D、44Eは、行先階登録検出接点を、符号45は、行先階登録制御部を、符号46A、46B、46C、46D、46Eは、点灯状態切換え接点を、符号47は、乗りかご内用案内表示装置40における面発光素子体41の点灯状態切換え制御部を、それぞれ示している。行先階登録応答灯43A、43B、43C、43D、43Eは、かご内操作盤8に設けられた行先階登録釦9A、9B、9C、9D、9Eのそれぞれに対応して、乗客が行先階登録釦9A、9B、9C、9D、9Eを押した時に点灯して、その登録を受け付けたことを視認することができるように設けられている。
点灯状態切換え制御部45は、乗客がかご内操作盤8に設けられた行先階登録釦9A、9B、9C、9D、9Eのいずれかを押すと行先階登録され、そのサービス階(行先階登録階)に乗りかご2が到着するまでは行先階登録応答灯43A、43B、43C、43D、43Eのうちの行先階登録されたサービス階(行先階登録階)に対応する行先階登録応答灯のみを点灯させ、かつ、行先階登録されたサービス階(行先階登録階)に乗りかご2が到着するとその点灯した行先階登録応答灯を消灯させるように、行先階登録検出接点44A、44B、44C、44D、44Eの開閉制御を行うものである。
点灯状態切換え制御部47は、点灯状態切換え接点46A、46B、46C、46D、46Eの連続(常時)閉じた状態と間欠的に閉開する状態のいずれかの状態を切換え制御を行うものである。これにより、この点灯状態切換え接点46A、46B、46C、46D、46Eが連続閉じた状態に切換わったときには、乗りかご内用案内表示装置40の分割情報表示体42A、42B、42C、42D、42Eが連続点灯する状態が得られる。また、点灯状態切換え接点46A、46B、46C、46D、46Eが間欠的に閉開する状態に切換わったときには、乗りかご内用案内表示装置40の分割情報表示体42A、42B、42C、42D、42Eが点滅点灯する状態が得られる。
上記他実施形態のエレベーターの表示装置によれば、例えば、行先階登録釦9Aが押されると、行先階登録制御部45により行先階登録検出接点44A、44B、44C、44D、44Eのうちの行先階登録検出接点44Aのみが閉じて、分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eのうち分割発光素子体41Aのみと行先階登録応答灯43A、43B、43C、43D、43Eのうちの行先階登録応答灯43Aのみが点灯するので、複数個の分割情報表示体42A、42B、42C、42D、42Eのうち、乗客の利用したいサービス階に該当する階床の情報内容が印刷されている1つの分割情報表示体43Aのみが、行先階登録応答灯43Aにより照らされる。
以上のように、他実施形態のエレベーターの表示装置によれば、乗りかご内用案内表示装置40の分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eの全部を点灯させるのではなく、分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eのうちの、サービス階(行先階登録階)に対応する1つの分割発光素子体のみを点灯させることにより、分割情報表示体42A、42B、42C、42D、42Eのうちのサービス階(行先階登録階)に対応する1つの分割情報表示体のみが照らされるので、視認効果が高められる。
さらに、上記他実施形態のエレベーターの表示装置によれば、点灯状態切換え制御部47により点灯状態切換え接点46A、46B、46C、46D、46Eを間欠的に閉開させることで、分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eのうちの、サービス階(行先階登録階)に対応する1つの分割発光素子体のみを、連続点灯させたり点滅点灯させたりることができるので、より一層視認効果が高められる。
上記実施形態例では、乗場呼び登録釦16と、かご位置表示器15及び乗場呼び登録釦16とは、図2示すように、乗場扉14を挟んで左右に配設されているが、乗場扉14の左右の一方向側に、乗場呼び登録釦16とかご位置表示器15と乗場呼び登録釦16とをまとめて配設するようにしてもよい。また、上記実施形態例では、面発光素子体20を、縦方向に分割された複数個の分割発光素子体としているが、横方向に分割された複数個の分割発光素子体とすることも可能である。
さらに、上記他実施形態の面発光素子体41は、エレクトロルミネッセンスからなる1枚のシートを、複数個の区分毎に発光させるようにすることによって、複数個の分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eが構成されるようにしているが、複数個の分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eに応じた小面積のエレクトロルミネッセンスのシートを複数個、バックボード21に配設することによって、複数個の分割発光素子体41A、41B、41C、41D、41Eを構成するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態の乗場用案内表示装置17につき、上記他実施形態における乗りかご内用案内表示装置40の面発光素子体41と同様に、複数個の分割発光素子体から構成するようにしてもよい。また、上記実施形態の乗場用案内表示装置17につき、乗りかご内表示装置10と同様に、第1停電時切換スイッチ26と第2停電時切換スイッチ27とエレベーター1の照明電源(U)、(V)が停電したことを検知する停電検出装置29を設けて、乗場用案内表示装置17の電源を蓄電池(二次電池)30に切り換えられるようにすることにより、乗場用案内表示装置17を非常灯代わりとすることが可能となるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗りかご内を示す要部斜視図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗場部分の要部正面図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗りかご内表示装置の要部縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗りかご内表示装置の電気回路図である。 本発明の一実施形態に係るエレベーターの乗場用案内表示装置の電気回路図である。 本発明の他実施形態に係るエレベーターの乗りかご内表示装置の正面拡大図である。 本発明の他実施形態に係るエレベーターの乗りかご内表示装置の電気回路図である。
1 エレベーター
2 乗りかご
3 かご床
4 側板
5 天井板
6 かご扉
7 乗りかご内照明灯(天井照明灯)
8 かご内操作盤
9A、9B、9C、9D、9E 行先階登録釦部
10 乗りかご内用案内表示装置
11 乗場
12 建物の側壁
13 三方枠
14 乗場扉
15 かご位置表示器
16 乗場呼び登録釦
17 乗場用案内表示装置
18 情報表示体
19 保護シート
20 面発光素子体(一実施形態例)
21 バックボード
22 枠体
23 リード線
24 手動切換スイッチ
25 自動消灯用開閉接点
26 第1停電時切換スイッチ
27 第2停電時切換スイッチ
28 切換接点
29 停電検出装置
30 蓄電池(二次電池)
31 自動消灯制御部
32 点灯状態切換え制御部
33A、33B、33C、33D、33E 呼び登録応答灯
34 呼び登録制御部
35A、35B、35C、35D、35E 呼び登録検出接点
36 点灯状態切換え接点
37 点灯状態切換え制御部
40 乗りかご内用案内表示装置(他実施形態例)
41 面発光素子体
41A、41B、41C、41D、41E 分割発光素子体
42 情報表示体
42A、42B、42C、42D、42E 分割情報表示体
43A、43B、43C、43D、43E 行先階登録応答灯
44A、44B、44C、44D、44E 行先階登録検出接点
45 行先階登録制御部
46A、46B、46C、46D、46E 点灯状態切換え接点
47 点灯状態切換え制御部

Claims (5)

  1. 乗りかご内に、乗りかご内照明灯、乗りかご内用案内表示装置及び行先階登録釦を少なくとも設けてなるエレベーターであって、その乗りかご内用案内表示装置を、表面に情報内容が印刷された透光性の情報表示体と、この情報表示体の裏面側に位置して発光面が表向きに設けられたエレクトロルミネッセンスからなる面発光素子体と、これら情報表示体及び面発光素子体を収納保持する枠体とが包含される構成にしてなるエレベーターの表示装置において、
    前記乗りかご内照明灯の点灯及び消灯に連動して前記乗りかご内用案内表示装置の面発光素子体が点灯及び消灯するようにしたことを特徴とするエレベーターの表示装置。
  2. 前記エレベーターの電源が停電した際には、蓄電池により、前記乗りかご内用案内表示装置の面発光素子体が点灯するようにしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの表示装置。
  3. 前記乗りかご内用案内表示装置の面発光素子体を、少なくともエレベーターの停止階床数に分割された複数個の分割発光素子体から構成するとともに、前記乗りかご内用案内表示装置の情報表示体を、前記複数個の分割発光素子体に合わせてそれぞれ階床情報が印刷された複数個の分割情報表示体から構成し、前記複数個の分割発光素子体のうちで、乗りかごのサービス階に対応する1つの分割発光素子体のみを、前記乗りかご内照明灯の点灯及び消灯に連動して点灯及び消灯させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの表示装置。
  4. 前記エレベーターの乗場に、乗場呼び登録釦、呼び登録応答灯及び乗場用案内表示装置を少なくとも設け、この乗場用案内表示装置を、表面に情報内容が印刷された透光性の情報表示体と、この情報表示体の裏面側に位置して発光面が表向きに設けられたエレクトロルミネッセンスからなる面発光素子体と、これら情報表示体及び面発光素子体を収納保持する枠体とが包含される構成にするとともに、前記乗場呼び登録釦の操作により前記呼び登録応答灯を点灯及び消灯させ、この点灯及び消灯に連動して前記乗場用案内表示装置の面発光素子体が点灯及び消灯するようにしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの表示装置。
  5. 前記乗りかご内用案内表示装置及び前記乗場用案内表示装置は、連続点灯したり点滅点灯したりすることを選択できる構成であることを特徴とする請求項4記載のエレベーターの表示装置。
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