JP3181944U - 避難誘導照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来に比べて避難誘導の際に避難方向を認識しやすく、かつ、新たに設置する場合の費用が少ない避難誘導照明装置を提供すること。
【解決手段】5個の発光ダイオード1とそれらの駆動回路9とからなる4個の発光ダイオードモジュール2a、2b、2c、2dを通路の側面の壁に、通路面からの高さが0.5〜1.0m程度の位置で通路面とほぼ平行にほぼ直線状に設置して構成した誘導用発光部を有している。発光ダイオードモジュール2a、2b、2c、2dは避難誘導時に避難誘導方向を指示するための点滅発光を行い、その点滅発光は、避難誘導方向に向かって順次時間的に遅延して発光するように、すなわち、発光ダイオードモジュール2a、2b、2c、2dの順に遅延して発光するように設定されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、火災などの災害時や停電時に家屋や施設などにいる人を安全に避難誘導するための照明を行う避難誘導照明装置に関する。
従来、火災や停電などの非常時に家屋や施設などにいる人を安全に避難誘導するために、非常口などを示す表示や避難方向を誘導するための照明装置が備えられている。例えば、特許文献1の避難誘導灯装置では、避難方向を示す最適な表示体を選択し、それを点滅するランプで照明して誘導する装置が記載されている。また、特許文献2では発光ダイオードを用い、非常時にのみ誘導灯の表示の大きさを大きくしたり、誘導灯の輝度を高くする誘導灯装置が記載されている。また、特許文献3では2種類の光源を備え、火災や地震発生時にその点灯形態を変えて誘導する装置が記載されている。
特開平10−240173号公報 特開2008−257320号公報 特開2012−155611号公報
上記の従来の避難誘導のための表示部や照明装置は、火災による発煙時や停電により照明が暗くなった状態では十分な視認性が得られない場合があり、すぐに避難方向を認識できない場合がある。さらに、一般的にこのような避難誘導灯は廊下の天井付近などの高い位置に設置されているため、火災時の発煙が天井に滞留した場合に視認性を低下させてしまうことや、避難する人の目線よりも上にある場合は迅速に認識しにくいという問題もある。
また、従来の避難誘導灯装置は建物全体の照明システムと一体となっている場合が多いので、既存の建物の避難誘導照明装置をより視認性の高い装置に改善する場合は改修工事が必要となり、多額の費用が発生してしまう。
そこで、本考案は、係る問題を解決するためになされたものであり、従来に比べて避難誘導の際に避難方向を認識しやすく、かつ、新たに設置する場合の費用が少ない避難誘導照明装置を提供することを目的とする。
第1の観点では、本考案の避難誘導照明装置は、複数の発光ダイオードを備える発光ダイオードモジュールを、通路の側面の壁または通路の横に固定された物体に、通路面からの高さが1.8m以下の位置で通路面とほぼ平行にほぼ直線状に複数個設置して構成した誘導用発光部を有し、前記発光ダイオードモジュールは避難誘導時に避難誘導方向を指示するための点滅発光を行い、該点滅発光は、前記複数の発光ダイオードモジュールが避難誘導方向に向かって順次時間的に遅延して発光するように設定されることを特徴とする。
本考案では、建物の通路面である床の側面の壁などに床面と平行に直線状に複数の発光ダイオードモジュールを配置して点滅発光させ、しかもその高さが1.8m以下と大人の目線程度かそれより低くすることにより避難する人に対する視認性を高めることができる。さらに、それらの複数の発光ダイオードモジュールを避難誘導方向に向かって順次時間的に遅延して発光するように設定することにより避難方向を認識しやすくなる。また、天井よりも低い位置に発光ダイオードモジュールを設置することにより、火災時の発煙が天井に滞留した場合にも視認性の低下を小さくすることができる。また、既存の壁などに発光ダイオードモジュールを取り付けることにより誘導用発光部を構成でき、その電源や駆動回路部なども既存の設備とは独立した形態で小型に構成して設置できるので、従来よりも低コストで実現可能である。
第2の観点では、本考案は、前記第1の避難誘導照明装置において、前記誘導用発光部を構成する発光ダイオードとは異なる発光色を有する複数の発光ダイオードを備える発光ダイオードモジュールをほぼ直線状に複数個配置して構成した照明用発光部を有し、該照明用発光部は、前記誘導用発光部に近接して配置され、避難誘導時以外に発光を行うことを特徴とする。このように誘導用発光部と同様な配置形態で発光色が異なる照明用発光部を誘導発光部に近接して配置しておくことにより、通常時に廊下などの補助照明として利用することができる。発光色の一例としては、誘導用発光部は青色、照明用発光部は白色などが可能である。
第3の観点では、本考案は前記第1または第2の観点の避難誘導照明装置において、煙感知器および電源電圧の検出手段および蓄電池を有し、前記煙感知器により所定の濃度の煙を感知したとき、または電源電圧が所定の値以下になったとき、前記蓄電池により前記誘導用発光部に電源を供給し、該誘導用発光部の点滅発光を行うことを特徴とする。本観点の考案では、煙感知器と停電を感知するための電源電圧の検出手段を設けることにより、避難誘導が必要な場合を感知して誘導用発光部を点滅発光させ、さらに蓄電池により誘導用発光部に電源を供給することにより停電や電源線の切断などの状況にも対応可能となる。
第4の観点では、本考案は前記第2または第3の観点の避難誘導照明装置において、前記照明用発光部の近傍に設置した照度センサーを有し、該照度センサーにより検出した照度が所定の値以下となったとき、前記照明用発光部の発光を行うことを特徴とする。これにより、照明用発光部を通常時の補助照明として利用する場合に、照度センサーにより常に周囲の明るさを検知し、その明るさが所定の値以下になったとき自動的に点灯させることができる。
第5の観点では、本考案は前記第2または第3の観点の避難誘導照明装置において、前記照明用発光部の近傍に設置した赤外線センサーおよび照度センサーを有し、前記赤外線センサーにより人の存在を感知し、かつ前記照度センサーにより検出した照度が所定の値以下となったとき、前記照明用発光部の発光を行うことを特徴とする。これにより、照明用発光部を通常時の補助照明として利用する場合に、照度センサーにより常に周囲の明るさを検知し、その明るさが所定の値以下になったとき、かつ、人がその通路を通過するときにのみ自動的に点灯させることができ、人がいないときの無駄な点灯を防いで消費電力を節減することができる。
第6の観点では、本考案は前記第2乃至第5のいずれかの観点の避難誘導照明装置において、前記誘導用発光部を構成する発光ダイオードモジュールと前記照明用発光部を構成する発光ダイオードモジュールとを1つの直線上に交互に配置し、前記誘導用発光部と前記照明用発光部は、壁に固定した通路面からの高さが1.0m以下の手摺に一体として設置するか、または、通路面からの高さが1.0m以下の壁面または壁面に固定された物体に設置することを特徴とする。このように、誘導用発光部用の発光ダイオードモジュールと照明用発光部用の発光ダイオードモジュールとを1つの直線上に交互に配置することで容易に誘導用発光部と照明用発光部を一体として構成できる。さらに、誘導発光部を避難誘導方向に向かって順次時間的に遅延して点滅発光させる場合に、それらの発光ダイオードモジュール間に間隔をあけた方が誘導方向が認識しやすくなるが、そこに避難時には発光しない照明用発光部の発光ダイオードモジュールを挿入することによって空間を有効利用でき、効率的に配置を行うことができる。
また、廊下の壁などに通路面に対して平行に固定されている手摺がある場合、またはそのような手摺を設置する場合、その手摺に1つの直線状に配置した誘導用発光部と照明用発光部を一体として固定することで壁に余分な構造物を取り付ける必要がなくなり、外観上もすっきりとする。この場合、例えば手摺に直線状の溝や窪みを設けてその中に設置する方法が考えられる。また、壁に直線状の溝や繰形などを設けてその中に設置した場合、外観上のデザイン効果が得られる。さらに発光ダイオードモジュールの通路面からの高さを1.0m以下と低くすることで、避難時の視認性をさらに高め、発煙時の影響を小さくすることができる。
第7の観点では、本考案は前記第2乃至第6のいずれかの観点の避難誘導照明装置において、前記誘導用発光部および前記照明用発光部は、その内部への水の浸入を防ぐ防水構造を有することを特徴とする。このような防水構造とすることで、避難誘導照明装置を屋内のみでなく庭園や屋外施設などの足元灯にも適用することが可能となる。
以上のように、本考案によれば、従来に比べて避難誘導の際に避難方向を認識しやすく、かつ、新たに設置する場合の費用が少ない避難誘導照明装置が得られる。
実施例1に係る避難誘導照明装置の概略の構成を示すブロック構成図。 実施例1に係る避難誘導照明装置の設置形態の一例を示す模式的な斜視図。 実施例2に係る避難誘導照明装置の概略の構成を示すブロック構成図。 実施例2に係る避難誘導照明装置の設置形態の一例を示す模式的な斜視図。 実施例3の誘導用発光部および照明用発光部の概略を示す図。 実施例3の設置形態を示す模式的な斜視図。 実施例3の誘導用発光部および照明用発光部の拡大断面図。 実施例4の設置形態を示す模式的な断面図。 実施例5の設置形態を示す模式的な断面図。
以下、図面を参照して本考案の避難誘導照明装置を実施例により詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、その重複した説明を省略する。
図1は、実施例1に係る避難誘導照明装置の概略の構成を示すブロック構成図であり、図2は実施例1に係る避難誘導照明装置の設置形態の一例を示す模式的な斜視図である。図1に示すように、本実施例の避難誘導照明装置10は、5個の発光ダイオード1とそれらの駆動回路9とからなる4個の発光ダイオードモジュール2a、2b、2c、2dを、図2に示すように、通路である廊下3の側面の壁4に、廊下3からの高さHが0.5〜1.0m程度の位置で廊下3の床面とほぼ平行にほぼ直線状に設置して構成した誘導用発光部5を有している。発光ダイオードモジュール2a、2b、2c、2dは避難誘導時に避難誘導方向を指示するための点滅発光を行い、その点滅発光は、発光ダイオードモジュール2a、2b、2c、2dが避難誘導方向に向かって順次時間的に遅延して発光するように、すなわち、発光ダイオードモジュール2a、2b、2c、2dの順に遅延して発光するように設定されている。
本実施例の避難誘導照明装置においては、図1に示すように、煙感知器11と電源電圧の検出手段として電源線に接続された停電検出器12および出力電圧12Vの蓄電池7を有している。煙感知器11は建物内の必要と思われる各場所の天井付近に設置され、それらの煙感知器11により所定の濃度の煙を感知したとき、または電源電圧が所定の値以下になり、停電検出器12により停電が発生したと判断されたとき、蓄電池7により誘導用発光部5に電源を供給し、誘導用発光部5の点滅発光を行う。具体的には、本実施例の電源制御部6には上記の蓄電池7と停電検出器12の他に点滅器8を備え、点滅器8において煙感知器11と停電検出器12からの信号を受信し、誘導用発光部5の点滅発光が必要な場合、それぞれの発光ダイオードモジュールの遅延時間に対応した点滅発光信号を生成し、それぞれの駆動回路9に電力とともに送信する。なお、図2に示すように、電源制御部6は壁や廊下などの端に設置することができる。
本実施例において、点滅発光の周期は0.2〜2秒程度、隣り合う発光ダイオードモジュール間の遅延時間は点滅周期の1/10から1/2程度とすることができる。この点滅周期および遅延時間は、発光ダイオードモジュールの数や配置間隔などに応じて避難方向を認識しやすくなるような時間に設定される。また、発光ダイオードの発光色や1つの発光ダイオードモジュールを構成する発光ダイオードの数や輝度も視認性を考慮して決定することが望ましい。例えば、発光色としては青色を選択できる。
誘導用発光部5を構成する発光ダイオードモジュール2a、2b、2c、2dの形状は、設置場所に応じて設計することが望ましく、図2のように壁に固定する場合は壁から突出する高さが小さい方が望ましい。例えば、1つの発光ダイオードモジュールの形状は、幅数mm〜数cm、高さ数mm〜2cm程度、長さ数cm〜数十cm程度に、発光ダイオードモジュール間の間隔は数cm〜1m程度として構成することができる。また、駆動回路9は発光ダイオードの裏面や側面に配置することができる。
図3は、本発明の実施例2に係る避難誘導照明装置の概略の構成を示すブロック構成図であり、図4は実施例2に係る避難誘導照明装置の設置形態の一例を示す模式的な斜視図である。本実施例の避難誘導照明装置20は、実施例1と同様に5個の発光ダイオード1とそれらの駆動回路9とからなる4個の発光ダイオードモジュール2a、2b、2c、2dを、図4に示すように、通路である廊下3の側面の壁4に、廊下3からの高さHが0.5〜1.0m程度の位置で廊下3の床面とほぼ平行にほぼ直線状に設置して構成した誘導用発光部5を有している。さらに、本実施例においては、発光ダイオード1とは異なる発光色を有する5個の発光ダイオード21と駆動回路29を備える発光ダイオードモジュール22a、22b、22c、22dをほぼ直線状に4個配置して構成した照明用発光部25を有している。図4に示すように、照明用発光部25は誘導用発光部5に近接して配置される。発光色は、例えば、誘導用発光部は青色、照明用発光部は白色とすることができる。
発光ダイオードモジュール2a、2b、2c、2dは実施例1と同様に、避難誘導時に避難誘導方向を指示するための点滅発光を行い、避難誘導方向に向かって順次時間的に遅延して発光するように設定され、一方、照明用発光部25は、避難誘導時以外に連続的な発光を行う。本実施例においては、図3に示すように、照度センサー機能付きの赤外線センサー24を備え、この赤外線センサー24は照明用発光部25の近傍に設置される。赤外線センサー24により人の存在を感知し、かつ照度センサーにより検出した照度が所定の値以下となったとき、照明用発光部25の発光を行う。本実施例の電源制御部26には、電源線に接続されたAC/DCコンバータ23を備え、照明用発光部25の発光を行う場合にDC12Vを発光ダイオードモジュール22a、22b、22c、22dの駆動回路29に供給する。
なお、実施例1と同様に、煙感知器11、および電源制御部26に、蓄電池7、点滅器8、停電検出器12を備え、煙感知器11により所定の濃度の煙を感知したとき、または停電検出器12により停電を検出したとき、蓄電池7により誘導用発光部5に電源を供給し、誘導用発光部5の点滅発光を行う。
本実施例において、照明用発光部25の発光ダイオードモジュールの配置は、図4のように誘導用発光部5の上側に配置するのではなく、誘導用発光部5の下側や、誘導用発光部5の発光ダイオードモジュールの間に交互に配置することもできる。また、発光ダイオードモジュールの駆動回路9と駆動回路29を一体化して構成すること、発光ダイオードモジュール2aと22a、2bと22b、2cと22c、2dと22dをそれぞれ一体化して構成することなども可能である。
図5、図6、図7は、本発明の実施例3に係る避難誘導照明装置を説明するための図であり、図5は本実施例の誘導用発光部および照明用発光部の概略を示す図、図6は本実施例の設置形態を示す模式的な斜視図、図7は誘導用発光部および照明用発光部の拡大断面図である。本実施例の基本的な構成は図3に示した実施例2の構成と同じであり、誘導用発光部および照明用発光部の形状および設置形態のみ異なっている。
図5に示すように、本実施例においては、誘導用発光部33を構成する4個の発光ダイオードモジュール31a、31b、31c、31dと照明用発光部34を構成する4個の発光ダイオードモジュール32a、32b、32c、32dとを1つの直線上に交互に配置して合成発光ダイオードモジュール30を構成している。それらの発光ダイオードモジュールの駆動回路は一体化し、駆動回路39として発光ダイオードの裏面に配置されている。電源制御部36の基本構成は図3の電源制御部26と同じであるが、合成発光ダイオードモジュール30の駆動に対応した構成となっている。
図6に示すように、合成発光ダイオードモジュール30は、壁4に固定した廊下3の床面からの高さHが1.0m以下の手摺35の中に一体として設置されている。具体的には、図7に示すように、壁4に取付具38で固定された握り部37にコ字状の溝40を設け、その中に合成発光ダイオードモジュール30を内蔵した箱型の筐体41を固定している。筐体41の合成発光ダイオードモジュール30の前面、すなわち発光面側は透明な材料で窓を設けてもよく、または合成発光ダイオードモジュール30が露出が可能な構造を備えていれば前面の窓はなくてもよい。
合成発光ダイオードモジュール30の具体的な形状の一例としては、誘導用発光部33を構成する4個の発光ダイオードモジュールおよび照明用発光部34を構成する4個の発光ダイオードモジュールのそれぞれを、発光ダイオード24個を20mmの間隔で配置して全長480mm、幅6mm、高さ3mmで構成し、合成発光ダイオードモジュール30を構成する合計8個の発光ダイオードモジュールを間隔40mmで配置してその全長を4120mmとする構成が可能である。それを収納する筐体41は、断面形状を幅16mm奥行きを13mmとし、材質としてはアルミニウム板で構成することができる。
図8は、本発明の実施例4に係る避難誘導照明装置を説明するための図であり、設置形態を示す模式的な断面図である。本実施例の基本的な構成は実施例3の構成と同じであり、合成発光ダイオードモジュール30の設置形態のみ異なっている。本実施例においては、合成発光ダイオードモジュール30を筐体42に収納し、壁4の壁面に設けた廊下3の床面からの高さHが1.0m以下の溝43の中に設置している。
図9は、本発明の実施例5に係る避難誘導照明装置を説明するための図であり、設置形態を示す模式的な断面図である。本実施例の基本的な構成は実施例3の構成と同じであり、合成発光ダイオードモジュール30の設置形態のみ異なっている。本実施例においては、合成発光ダイオードモジュール30を壁4の廊下3の床面からの高さHが1.0m以下の壁面に設けた繰形44の下側に設置している。
以上のように、本考案の避難誘導照明装置により、従来に比べて避難誘導の際に避難方向を認識しやすく、かつ、新たに設置する場合の費用が少ない避難誘導照明装置が得られる。
なお、本考案は上記の実施例に限定されるものではないことは言うまでもなく、目的や用途に応じて設計変更可能である。例えば、誘導用発光部や照明用発光部を構成する発光ダイオードモジュールの数、種類、形状や各発光ダイオードモジュールを構成する発光ダイオードの数、種類、形状、発光色なども目的に合わせて設定できる。また、各発光ダイオードモジュール配置形態も用途に応じて選択可能である。また、避難誘導や補助照明に必要とされる他のセンサーを備え、その出力に基づいて誘導用発光部や照明用発光部を駆動してもよい。
1、21 発光ダイオード
2a、2b、2c、2d、22a、22b、22c、22d、31a、31b、31c、31d、32a、32b、32c、32d 発光ダイオードモジュール
3 廊下
4 壁
5、33 誘導用発光部
6、26、36 電源制御部
7 蓄電池
8 点滅器
9、29,39 駆動回路
10、20 避難誘導照明装置
11 煙感知器
12 停電検出器
23 AC/DCコンバータ
24 赤外線センサー
25、34 照明用発光部
30 合成発光ダイオードモジュール
35 手摺
37 握り部
38 取付具
40、43 溝
41、42 筐体
44 繰形

Claims (7)

  1. 複数の発光ダイオードを備える発光ダイオードモジュールを、通路の側面の壁または通路の横に固定された物体に、通路面からの高さが1.8m以下の位置で通路面とほぼ平行にほぼ直線状に複数個設置して構成した誘導用発光部を有し、前記発光ダイオードモジュールは避難誘導時に避難誘導方向を指示するための点滅発光を行い、該点滅発光は、前記複数の発光ダイオードモジュールが避難誘導方向に向かって順次時間的に遅延して発光するように設定されることを特徴とする避難誘導照明装置。
  2. 前記誘導用発光部を構成する発光ダイオードとは異なる発光色を有する複数の発光ダイオードを備える発光ダイオードモジュールをほぼ直線状に複数個配置して構成した照明用発光部を有し、該照明用発光部は、前記誘導用発光部に近接して配置され、避難誘導時以外に発光を行うことを特徴とする請求項1に記載の避難誘導照明装置。
  3. 煙感知器および電源電圧の検出手段および蓄電池を有し、前記煙感知器により所定の濃度の煙を感知したとき、または電源電圧が所定の値以下になったとき、前記蓄電池により前記誘導用発光部に電源を供給し、該誘導用発光部の点滅発光を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の避難誘導照明装置。
  4. 前記照明用発光部の近傍に設置した照度センサーを有し、該照度センサーにより検出した照度が所定の値以下となったとき、前記照明用発光部の発光を行うことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の避難誘導照明装置。
  5. 前記照明用発光部の近傍に設置した赤外線センサーおよび照度センサーを有し、前記赤外線センサーにより人の存在を感知し、かつ前記照度センサーにより検出した照度が所定の値以下となったとき、前記照明用発光部の発光を行うことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の避難誘導照明装置。
  6. 前記誘導用発光部を構成する発光ダイオードモジュールと前記照明用発光部を構成する発光ダイオードモジュールとを1つの直線上に交互に配置し、前記誘導用発光部と前記照明用発光部は、壁に固定した通路面からの高さが1.0m以下の手摺に一体として設置するか、または、通路面からの高さが1.0m以下の壁面または壁面に固定された物体に設置することを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載の避難誘導照明装置。
  7. 前記誘導用発光部および前記照明用発光部は、その内部への水の浸入を防ぐ防水構造を有することを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載の避難誘導照明装置。
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