JP2008087742A - 燃料タンクキャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ボディキャップ29を、ボルト38によりインナボディ5に対して外側から着脱可能に固定することにより、フィルタ41の手入れ或いは交換を、インナボディ5をキャップ装着口2に装着した状態、つまりボディキャップ29のみを取り外すだけで行うことができる。また、ボディキャップ29をインナボディ5の上面及び外周を覆うように形成し、フィルタ41の収容部39を、インナボディ5とボディキャップ29とに囲まれる空間を利用して形成したので、シリンダ錠16を備えた構成としながらもフィルタ41の配設スペースを極力大きくすることができる。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。図2は、燃料タンクキャップ1と共に示すキャップ装着口2の斜視図を示している。
このキャップ装着口2は、自動車等の燃料タンク(図示せず)に設けられるものであり、金属材料から全体として円筒状に形成されている。キャップ装着口2の上端部は「コ」の字状に内側へ折り返されていて、その上面部2a及び内壁部2bに、径方向外側へ窪む切欠部3が120度間隔で設けられている。また、内壁部2bの下端部には、夫々の切欠部3から下方へ緩やかに傾斜する傾斜部4と、傾斜部4終端部(変化点R)から上方へ僅かに窪む係合部4aとが連続的に形成されている。この係合部4aに、後述する燃料タンクキャップ1の下端部(掛金片14)が係合することにより、キャップ装着口2に燃料タンクキャップ1が装着されるようになっている。
図2に示すように、燃料タンクキャップ1をキャップ装着口2へ装着する場合、シリンダ錠16のキーロータ18を解錠位置にした状態で、掛金片14の各係合凸部14bがキャップ装着口2の切欠部3に上側から挿入されて、燃料タンクキャップ1(インナボディ5)がキャップ装着口2に被せられる。この状態で燃料タンクキャップ1が図2中、時計回り方向(矢印D1方向)に回動されると、これと一体に掛金片14が回動されるため、係合凸部14bが当該装着口2の傾斜部4に当接しながら移動して係合部4aと係合する。この係合により、燃料タンクキャップ1の回動が規制されると共に、パッキン11がキャップ装着口2の上面部2aに密着されるようになる。
フィルタ41は、バルブ40及びシリンダ錠取付部9を囲むような形状をなし、外気路36はフィルタ41の外周壁59側に形成されていると共に、内気路(通気孔44)はフィルタ41の内周壁58側に形成されているため、フィルタ41の濾過効率を高めることができる。
図8乃至図11は、本発明の第2の実施形態を示すものであり、第1の実施形態と異なるところを説明する。図8は解錠状態における燃料タンクキャップ1を一部破断して示す底面図であり、図9は図8中D−D線に沿う断面図である。これに対し、図10及び図11は、施錠状態における図8相当図及び図9相当図を示している。尚、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付している。
本発明の燃料タンクキャップ1は、自動車の燃料タンクに限られず、自動二輪車等の燃料タンク全般にも適用できるものである。
また、前記ロック部としての係合片部67は、第2の実施形態のものに限定するものではなく、施錠・解錠動作により、前記突出部と係合してボディキャップ29を抜け止めするものであればよい。具体的には、係合片部67に代えて、ロックプレート13に係合孔部を切り欠くように形成すると共に、ロッド部62を前記係合孔部に挿通させるように長尺に形成し、そのロッド部62の延長部に、施錠動作により前記係合孔部と係合する係合凹部を設けるようにしてもよい。
Claims (7)
- 切欠部と係合部とを有して燃料タンクに設けられた円筒状のキャップ装着口に対して着脱可能に装着される燃料タンクキャップにおいて、
シリンダ錠取付部を有し前記キャップ装着口に対して被せられるインナボディと、
このインナボディにおいて前記キャップ装着口に対応する位置に設けられたパッキンと、
前記切欠部に挿入可能で且つ前記係合部と係合可能な係合凸部を有して前記インナボディの下部に設けられ、前記係合凸部を前記切欠部に挿入して前記インナボディを前記キャップ装着口に被せた状態で回動させることにより、前記係合凸部が前記係合部と係合して前記パッキンを前記キャップ装着口に密着させて前記インナボディを前記キャップ装着口に装着させる掛金片と、
前記シリンダ錠取付部に取り付けられ、キー挿入口に挿入されるキーにより施錠位置と解錠位置との間で回動操作されるキーロータを有するシリンダ錠と、
前記キーロータの先端に当該キーロータの回動操作と連動するように設けられ、前記キーロータが施錠位置に位置された状態で前記切欠部に係合するロックプレートと、
前記シリンダ錠の上面を除いた状態で前記インナボディの上面及び外周を覆うように前記インナボディの上部に配置されたボディキャップと、
このボディキャップを前記インナボディに対して外側から着脱可能に固定する取付手段と、
前記インナボディと前記ボディキャップとの間に形成され前記燃料タンクの内部と外部とを連通させる通気路と、
前記インナボディと前記ボディキャップとの間に形成された収容部内に収容され、前記通気路を通る空気を濾過するフィルタとを備えたことを特徴とする燃料タンクキャップ。 - 前記取付手段は、少なくとも1つの螺合手段であることを特徴とする請求項1記載の燃料タンクキャップ。
- 前記通気路に、正圧・負圧バルブを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の燃料タンクキャップ。
- 前記フィルタは、前記シリンダ錠取付部を囲むような形状をなし、前記通気路のうち外気に臨む外気路は前記フィルタの外周側に形成されていると共に、前記燃料タンクの内部に臨む内気路は前記フィルタの内周側に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の燃料タンクキャップ。
- 前記外気路は、前記インナボディに前記フィルタの外周を囲むように設けられた上向きの上向リブと、前記ボディキャップの外周壁と、当該ボディキャップに前記外周壁と同心状に形成された下向きの下向リブとにより形成されるラビリンス構造であることを特徴とする請求項4記載の燃料タンクキャップ。
- 前記インナボディに、前記上向リブの近傍部分を切り欠いた液体排出部を設けたことを特徴とする請求項5記載の燃料タンクキャップ。
- 前記ボディキャップに、前記ロックプレートの近傍部分に向けて下方に突出する突出部を設け、前記ロックプレートに、前記キーロータの施錠位置にて前記突出部と係合して前記ボディキャップを抜け止めするロック部を設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の燃料タンクキャップ。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102340160A (zh) * | 2010-07-16 | 2012-02-01 | 威斯通全球技术公司 | 残余容量均匀化装置和方法以及残余容量均匀化装置套件 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59106359U (ja) * | 1982-12-27 | 1984-07-17 | 本田技研工業株式会社 | 燃料タンクのキヤツプ装置 |
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-
2006
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