JP2008083773A - 広告媒体を利用した情報配信システム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ポスターなどの広告媒体を閲覧したユーザに対して能動的にコンテンツを配信でき、かつ、初期コストを安価にすることができる情報配信システムを提供する。
【解決手段】会員カード1には、デジタルペン3で利用されるドットパターンが印刷され、ポスター2には、ドットパターンを読取り可能なドットパターンリーダ4が設けられている。会員カード1に印刷されたドットパターンからポスター2を閲覧したユーザを特定し、更に、ドットパターンを読取ったドットパターンリーダ4のリーダIDからポスター2の内容を特定し、情報管理サーバ6は、特定したユーザが所持する携帯電話2に、ポスター2の内容に関連したコンテンツを配信する。本発明によれば、ポスターを閲覧したユーザに対して能動的にコンテンツを配信できるばかりか、会員カード1には、ICタグ等の電気部品を実装する必要はなく、初期コストを安価にできる。
【選択図】図1
【解決手段】会員カード1には、デジタルペン3で利用されるドットパターンが印刷され、ポスター2には、ドットパターンを読取り可能なドットパターンリーダ4が設けられている。会員カード1に印刷されたドットパターンからポスター2を閲覧したユーザを特定し、更に、ドットパターンを読取ったドットパターンリーダ4のリーダIDからポスター2の内容を特定し、情報管理サーバ6は、特定したユーザが所持する携帯電話2に、ポスター2の内容に関連したコンテンツを配信する。本発明によれば、ポスターを閲覧したユーザに対して能動的にコンテンツを配信できるばかりか、会員カード1には、ICタグ等の電気部品を実装する必要はなく、初期コストを安価にできる。
【選択図】図1
Description
本発明は、街頭や店舗に貼られるポスターなどの広告媒体を閲覧したユーザに対し、広告媒体の内容に関連した情報を配信するシステム及び方法に関する。
街頭や店舗に貼られるポスターを閲覧したユーザに対し、ポスターの内容に関連した電子メールなどのコンテンツを配信する試みがなされている。
例えば、ポスターの内容に関連したコンテンツを公開しているWebページのURLを光学コード(1次元バーコードや2次元バーコード)に符号化し、ポスターに印刷されたこの光学コードを、ユーザが携帯電話などで読取ることで、URLで示されるWebページからコンテンツが得られるシステムが、特許文献1において開示されている。
また、特許文献2では、会員コード等の識別コードが登録されたICタグをユーザが所持し、ポスターに組み込まれたICタグリーダにICタグをかざすことで、ポスターの内容に関連したコンテンツが、ポスターを閲覧したユーザの携帯電話に配信されるシステムが開示されている。
特開2002−92231号公報
特開2003−141001号公報
しかしながら、上述した特許文献1で開示されている発明では、コンテンツを配信する側からすると能動的にコンテンツを配信できない問題がある。すなわち、ユーザがWebサイトにアクセスしなければ、ポスターを閲覧したユーザに対してコンテンツを配信することはできない。
また、特許文献2で開示されている発明を利用すれば、ポスターを閲覧したユーザに対して能動的にコンテンツを配信できるようになるが、ユーザにはICタグが組み込まれた会員カードなどを配布しなければならず、初期コストが高くなってしまう問題がある。
そこで、本発明は、ポスターなどの広告媒体を閲覧したユーザに対して能動的にコンテンツを配信でき、かつ、初期コストを安価にすることができる情報配信システム及び方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明は、屋内または屋外に掲示される広告媒体を閲覧したユーザに対して、前記広告媒体に関連する情報を配信する情報配信システムであって、
前記広告媒体に加え、ユーザを識別するために利用されるユーザ識別媒体と、ユーザが情報を閲覧するときに利用する情報表示端末と、前記広告媒体を閲覧したユーザに情報を配信する情報配信サーバとから、少なくとも構成され、前記ユーザ識別媒体には、デジタルペンによって利用される所定のドットパターンが印刷され、この前記ドットパターンは前記ユーザ識別媒体ごとに異なり、前記広告媒体には、前記ユーザ識別媒体に印刷された前記ドットパターンを読取るドッドパターンリーダが設けられ、この前記ドットパターンリーダには、前記ユーザ識別媒体から前記ドットパターンを読取り、前記ドットパターンから前記ユーザ識別媒体ごとに固有な情報である媒体IDを特定し、特定した前記媒体IDと前記ドットパターンリーダごとに固有なリーダIDとを、ネットワークを介して前記情報配信サーバに送信する手段を備え、前記情報配信サーバは、前記広告媒体の内容と前記リーダID、及び、前記ユーザ識別媒体を所持するユーザの前記情報表示端末のアドレスと前記媒体IDを、それぞれ紐付けて管理し、前記ドットパターンリーダから送信された前記媒体IDから、前記ユーザ識別媒体を所持しているユーザの前記アドレスを特定し、更に、前記ドットパターンから送信された前記リーダIDから配信するコンテンツを選択し、特定した前記アドレスに対して、選択したコンテンツを配信するコンテンツ配信手段を備えていることを特徴とする。
前記広告媒体に加え、ユーザを識別するために利用されるユーザ識別媒体と、ユーザが情報を閲覧するときに利用する情報表示端末と、前記広告媒体を閲覧したユーザに情報を配信する情報配信サーバとから、少なくとも構成され、前記ユーザ識別媒体には、デジタルペンによって利用される所定のドットパターンが印刷され、この前記ドットパターンは前記ユーザ識別媒体ごとに異なり、前記広告媒体には、前記ユーザ識別媒体に印刷された前記ドットパターンを読取るドッドパターンリーダが設けられ、この前記ドットパターンリーダには、前記ユーザ識別媒体から前記ドットパターンを読取り、前記ドットパターンから前記ユーザ識別媒体ごとに固有な情報である媒体IDを特定し、特定した前記媒体IDと前記ドットパターンリーダごとに固有なリーダIDとを、ネットワークを介して前記情報配信サーバに送信する手段を備え、前記情報配信サーバは、前記広告媒体の内容と前記リーダID、及び、前記ユーザ識別媒体を所持するユーザの前記情報表示端末のアドレスと前記媒体IDを、それぞれ紐付けて管理し、前記ドットパターンリーダから送信された前記媒体IDから、前記ユーザ識別媒体を所持しているユーザの前記アドレスを特定し、更に、前記ドットパターンから送信された前記リーダIDから配信するコンテンツを選択し、特定した前記アドレスに対して、選択したコンテンツを配信するコンテンツ配信手段を備えていることを特徴とする。
更に、第2の発明は、第1の発明に記載の情報配信システムにおいて、前記情報配信サーバには、前記デジタルペンを利用して、ユーザが、少なくとも前記アドレスを含むユーザの個人情報を前記ユーザ識別媒体に筆記したときに、前記デジタルペンから得られる筆跡情報を利用して、前記ユーザの前記個人情報を登録する手段を備えていることを特徴とする。
更に、第3の発明は、第1の発明または第2の発明に記載の情報配信システムにおいて、前記ユーザ識別媒体は、紙媒体であることを特徴とする情報配信システムである。
更に、第4の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれかに記載の情報配信システムであって、ユーザが所持する前記情報表示端末は携帯電話であって、前記情報配信サーバが配信する情報は電子メールであることを特徴とする。
更に、第5の発明は、屋内または屋外に掲示される広告媒体を閲覧したユーザに対して、前記広告媒体に関連する情報を配信する情報配信方法であって、
ステップa)前記広告媒体に設けられたドットパターンリーダが、前記広告媒体を閲覧したユーザが所持するユーザ識別媒体から、デジタルペンによって利用される所定のドットパターンを読取るステップ、
ステップb)前記ドットパターンリーダが、前記ステップa)で読取った前記ドットパターンから前記ユーザ識別媒体ごとに固有な媒体IDを特定し、特定した前記媒体IDと前記ドットパターンリーダごとに固有なリーダIDとを、ネットワークを介して前記情報配信サーバに送信するステップ、
ステップc)前記広告媒体に関連する情報を配信する情報配信サーバが、前記ドットパターンリーダから送信された前記媒体IDから、前記ユーザ識別媒体を所持しているユーザに対し情報を配信するためのアドレスを特定し、更に、前記ドットパターンリーダから送信された前記リーダIDから配信する情報を選択し、特定した前記アドレスに対して、選択した情報を配信するステップ、
が順に実行されることを特徴とする。
ステップa)前記広告媒体に設けられたドットパターンリーダが、前記広告媒体を閲覧したユーザが所持するユーザ識別媒体から、デジタルペンによって利用される所定のドットパターンを読取るステップ、
ステップb)前記ドットパターンリーダが、前記ステップa)で読取った前記ドットパターンから前記ユーザ識別媒体ごとに固有な媒体IDを特定し、特定した前記媒体IDと前記ドットパターンリーダごとに固有なリーダIDとを、ネットワークを介して前記情報配信サーバに送信するステップ、
ステップc)前記広告媒体に関連する情報を配信する情報配信サーバが、前記ドットパターンリーダから送信された前記媒体IDから、前記ユーザ識別媒体を所持しているユーザに対し情報を配信するためのアドレスを特定し、更に、前記ドットパターンリーダから送信された前記リーダIDから配信する情報を選択し、特定した前記アドレスに対して、選択した情報を配信するステップ、
が順に実行されることを特徴とする。
上述した本発明によれば、ユーザ識別媒体を利用して、広告媒体を閲覧したユーザを識別し、ユーザが所持する情報表示端末にコンテンツを配信するため、ポスターなどの広告媒体を閲覧したユーザに対して能動的にコンテンツを配信できる。また、リーダIDと広告媒体の内容とを紐付けておけば、ユーザの興味のある分野に関するコンテンツをユーザに配信することができる。
更に、ユーザ識別媒体は、ドットパターンが印刷されていればよく、ユーザ識別媒体にICタグ等の電気部品を実装する必要がないため、初期コストを安価にすることができる。ユーザ識別媒体としては、PETや紙媒体が利用できるが、環境面から考えると紙媒体が望ましい。また、ーザ識別媒体の形状は任意でよい。
更に、ユーザを登録する際にデジタルペンを利用することで、会員カードにユーザが記入するだけで登録されるため、記入用紙を別途容易する必要がなく、初期コストを安価にすることができる。
更に、ユーザが所持する情報表示端末としては、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、PC(Personal Computer)などが利用できるが、広く普及している携帯電話が好適である。
ここから本発明に係る情報配信システムについて、図を参照しながら詳細に説明する。図1は、情報配信システムの構成を示した図である。なお、図1において、本発明に係る情報配信サーバは、ASH端末5(ASH: Application Service Handler)と情報管理サーバ6とから構成されている。
本発明に係る情報配信システムでは、ユーザは、ユーザを識別するためのユーザ識別媒体である会員カード1を所持している。会員カード1には、デジタルペン3で読取り可能なドットパターンが印刷され、このドットパターンによってある座標が示される。
会員カード1ごとに割当てられている座標は異なるため、会員カード1に印刷されたドットパターンを読取ることで、ユーザが所持している会員カード1を特定することが可能である。
広告媒体であるポスター2をユーザが閲覧し、ポスター2の内容に係るコンテンツの配信を希望するとき、ユーザは、ポスター2に設けられたドットパターンリーダ4に会員カード1をかざす。
ユーザがドットパターンリーダ4に会員カード1をかざすと、ドットパターンリーダ4は、会員カード1のドットパターンを読取り、読取ったドットパターンから得られる座標と、ドットパターンリーダ4ごとに固有な情報であるリーダIDとをASH端末5(ASH: Application Service Handler)に送信する。
ASH端末5は、会員カード1に割当てられた座標と、会員カード1ごとに固有な情報である会員番号とを対応付けて記憶し、ASH端末5は、ドットパターンリーダ4から座標が送信されると、送信された座標に対応する会員番号を特定し、特定した会員番号とリーダIDとを情報管理サーバ6に送信する。
情報管理サーバ6には、ユーザの個人情報として、少なくとも、会員番号に関連付けてユーザの携帯電話7のメールアドレスを記憶し、更に、ユーザに配信するコンテンツを記憶している。情報管理サーバ6は、ASH端末5から、会員番号とリーダIDを受信すると、会員番号からコンテンツを送信する携帯電話7のメールアドレスを、また、リーダIDから配信するコンテンツを特定し、特定したメールアドレスに対し、特定したコンテンツの内容を記述した電子メール8を配信する。
なお、ユーザの個人情報を登録するときは、ユーザはデジタルペン3を利用して会員カード1に氏名・メールアドレスなどの個人情報を記入すると、ユーザが記入した情報がデジタルペン3からASH端末5に送信され、ASH端末5経由で情報管理サーバ6にユーザの個人情報が送信され、情報管理サーバ6にユーザの個人情報が登録される。
図2は、本発明で利用されるデジタルペン3を説明する図で、図3は会員カード1を説明する図で、図4は、会員カード1に印刷されるドットパターンを説明する図である。なお、デジタルペン3がドットパターンを読取る技術は、ポスター2に設置されるドットパターンリーダ4に応用されている。
本実施の形態において、デジタルペン3はAnoto社製を利用し、ユーザが所持する会員カード1はデジタルペン3の専用用紙でできている。本実施の形態においてデジタルペン3をAnoto社製としているのは、本発明のデジタルペン3に必要な機能をAnoto社製のデジタルペンが備えているからである。当然のことながら、本発明のデジタルペン3の機能を実現できれば他社製でもよい。
図3に示したように会員カード1には、会員カード1の全面に後述するドットパターンが印刷され、更に会員番号が印刷されている。ユーザを登録するとき、この会員カード1には、登録するユーザの氏名と、コンテンツを配信するアドレスとなるユーザの携帯電話7のメールアドレスが、デジタルペン3を用いて記入される。
図4(a)は会員カード1に印刷されるドットパターンを拡大した図で、カーボンを含んだ特殊インキを用いて、格子状のドットパターンが会員カード1の全面に印刷されている。ドットパターンの各ドットは、格子状の交点において上下左右のいずれかの方向に微妙にずれた状態で配置される。図4(b)に示したように、ドットの配置位置は意味を持ち、一つのドットで22通りを表現することができる。
デジタルペン3によって、ドットパターンは、6ドット×6ドットの面積を一単位として読取られ、6ドット×6ドットの単位で一つの座標を表している。上述したように、一つのドットで22通りを表現することができるので、36個のドットすべて、272通りの座標を表現することができる。
この272通りの座標を全て網羅できる面積は、非常に膨大な面積になるため、会員カード1ごとに、この膨大な面積の一部の異なる領域を割当て、会員カード1の会員番号と対応付けることによって、会員カード1の任意箇所のドットパターンを読み取ることで、会員カード1の会員番号を特定することが可能である。
図2に図示したように、デジタルペン3には、従来のペンとして機能するペン部33に加え、デジタルペン3として機能するために、会員カード1に印刷されたドットパターンを読取る手段であるCCDカメラ32と、ASH端末5と無線通信するための手段である無線通信手段35(ここでは、ブルートゥース)と、ペン部33のペン先に加わる圧力を計測するための筆圧センサ34と、CCDカメラ32が撮像した画像の画像処理などの行うためのイメージプロセッサ30と、イメージプロセッサ30が処理した情報を記憶するメモリ31を備えている。
会員カード1上に印刷されたドットパターンを読取る手段であるCCDカメラ32は光源と光学系を備えている。上述しているように、ドットパターンは、カーボンを含んだ特殊インキで印刷されているため、CCDカメラ32が赤外線を利用し会員カード1を撮像することで、CCDカメラ32は会員カード1に印刷されたドットパターンだけを認識することができる。
デジタルペン3に備えられた無線通信手段35は、外部装置(ここでは、ASH端末5)と通信する手段で、Anoto社製のデジタルペン3では無線通信手段35としてブルートゥースを備えている。当然のことながら、無線通信手段35はブルートゥース以外の手段、例えば、ZigBeeや赤外線通信でもよく、更には、USBなど有線で通信を行う手段であっても構わない。
筆圧センサ34は、ユーザがデジタルペン3のペン部33の先端に加わる圧力すなわち筆圧を検出し、イメージプロセッサ30へ伝達する手段である。イメージプロセッサ30は筆圧センサから送信される信号を参照することで、ペン部33のペン先がON状態、すなわち、会員カード1に接した状態(=記入している状態)であるか、OFF状態、すなわち、会員カード1に接していない状態(=記入していない状態)であるか判断できる。
画像処理を行うイメージプロセッサ30は、ペン部33のペン先がON状態であるときに、CCDカメラ32を用いて高速(50回〜100回/秒)でドットパターンを撮像し、撮像したドットパターンから座標を演算する。
イメージプロセッサ30は、ドットパターンを撮像した時間情報、ドットパターンから得られる座標、および、座標の推移を解析することで得られるストローク情報を少なくとも筆跡情報として、時系列でメモリに記憶する。記憶した筆跡情報はデジタルペン3から外部装置(ここでは、ASH端末5)に、無線通信手段35で送信される。
例えば、図3に示したように、ユーザが会員カード1に記入したユーザの氏名・メールアドレスは、筆跡情報としてデジタルペン3のメモリ31に記憶され、無線通信手段35によってASH端末5に送信され、ASH端末5によって手書き文字認識(Handwriting Recognition)される。
図5は、ポスター2を説明する図である。図5(a)はポスター2の側面図で、図5(a)で示したように、ポスター2の下部の一部を貫通するように、ドットパターンリーダ4が組み込まれている。
ドットパターンリーダ4は、会員カード1に印刷されたドットパターンを読取り、ドットパターンから得られる座標をASH端末5に送信する装置である。
図5(b)はドットパターンリーダ4のブロック図で、ドットパターンリーダ4には、図2で示したデジタルペン3と同様の要素を備え、デジタルペン3のペン部33に対応する接触部44に加え、会員カード1に印刷されたドットパターンを読取る手段であるCCDカメラ42と、ASH端末5と通信するための手段であるネットワーク通信手段45と、接触部43に加わる圧力を計測するための圧力センサ44と、CCDカメラ42が撮像した画像を記憶するメモリ41と、CCDカメラ42が撮像した画像の画像処理などの行うためのイメージプロセッサ40を備えている。
ドットパターンリーダ4はデジタルペン3と同様に、接触部43が会員カード1に接触している状態で、CCDカメラ42が会員カード1の表面を撮像し、イメージプロセッサ40はCCDカメラ42が撮像したドットパターンを解析することで座標を演算し、演算した座標をネットワーク通信手段45でASH端末5に送信する。
ポスター2に備えられたドットパターンリーダ4が、ポスター2を閲覧しているユーザの会員カード1のドットパターンを読取ることで、ASH端末5でポスター2を閲覧したユーザの会員番号を特定することが可能になる。
ここから、ASH端末5について説明する。図6は、ASH端末5のブロック図である。ASH端末5には、デジタルペン3と通信する手段として無線通信手段51と、ドットパターンリーダ4及び情報管理サーバ6と通信する手段としてネットワーク通信手段52を備え、更に、これらの通信手段で受信した情報を処理する情報処理手段50を備え、会員カード1の会員番号と、会員番号に割当てられた座標とを対応付けた座標テーブル53を記憶している。
図7は、座標テーブル53の一例を示した図である。図7に示したように、座標テーブル53には、会員カード1の会員番号ごとに、会員番号で特定される会員カード1に割当てられた座標の範囲が記述されている。情報処理手段50は、この座標テーブル53を参照することで、会員カード1に印刷されたドットパターンを解析することで得られる座標から、会員カード1の会員番号を特定することができる。
情報処理手段50は、手書き文字認識機能を有し、ユーザを登録するとき、デジタルペン3から筆跡情報が送信されると、この筆跡情報を文字コードに変換すると共に、座標テーブル53を参照してデジタルペン3によって記入された会員カード1の会員番号を割出し、ネットワーク通信手段52を用いて、会員番号と変換した文字コードとを情報管理サーバ5に送信する。
更に、ユーザがポスター2を閲覧したとき、ASH端末5の情報処理手段50は、ポスター2のドットパターンリーダ4から座標とリーダIDとが送信されると、座標テーブル53を参照して、送信された座標に対応した会員番号を割出し、ネットワーク通信手段を52用いて、会員番号とリーダIDとを情報管理サーバ6に送信する。
ここから、情報管理サーバ6について説明する。図8は情報管理サーバ6のブロック図である。情報管理サーバ6には、ASH端末5と通信する手段としてネットワーク通信手段62を備え、更に、これらの受信した情報を処理する手段として、ASH端末5で会員カード1に記入したユーザのユーザ情報を登録するユーザ登録手段60と、ポスター2を閲覧したユーザのユーザ情報を検索し、ポスター2の内容に適したコンテンツを配信する情報配信手段61を備えている。
更に、情報管理サーバ6は、登録したユーザを管理するためのデータテーブルであるユーザテーブル63と、ユーザに配信する様々なコンテンツを記憶したコンテンツデータベース65と、ドットパターンリーダ4のリーダIDとポスター2の内容を示したポスター情報とを対応付けているデータテーブルであるリーダIDテーブル64を有している。
図9は、ユーザテーブル63の一例を示した図である。図9に示したように、ユーザテーブル63には、ユーザ情報として、会員番号で特定される会員カード1に記入した内容が記述され、ここでは、ユーザの氏名とユーザのメールアドレスが記述さている。このユーザテーブル63を参照することで、会員カード1の会員番号から、少なくともコンテンツを配信するアドレスとなる携帯電話7のメールアドレスを特定することができる。
図10は、リーダIDテーブル64の一例を示した図である。図10に示したように、リーダIDテーブル64には、ドットパターンリーダ4のリーダIDに対応付けて、ドットパターン4が設けられているポスター2の内容(例えば、カテゴリ)を示すポスター情報が記憶されている。このリーダIDテーブル64を参照することで、ドットパターンリーダ4のリーダIDから、ドットパターン4が設けられているポスター2のポスター情報を特定することができる。
情報管理サーバ6は、ASH端末5から、ユーザ情報として、会員番号と変換した文字コードとを受信すると、ユーザ登録手段60を作動させ、受信した情報をユーザテーブル64に追加する。
また、情報管理サーバ6は、ASH端末5から会員番号とリーダIDとを受信すると、情報配信手段61を作動させる。情報配信手段61が作動すると、ユーザテーブル63を参照し、会員番号に対応するユーザのユーザ情報として、ここでは、氏名とメールアドレスとを検索する。
更に、情報配信手段61は、リーダIDテーブル64を参照し、ASH端末5から受信したリーダIDに対応するポスター情報を検索する。そして、コンテンツデータベース65の中からポスター情報に適したコンテンツを検索し、コンテンツの内容を記述した電子メール8を作成し、特定したアドレスの携帯電話8に対して、作成した電子メール8を配信する。
1 会員カード
2 ポスター
3 デジタルペン
4 ドットパターンリーダ
5 ASH端末
6 情報管理サーバ
7 携帯電話
8 電子メール
2 ポスター
3 デジタルペン
4 ドットパターンリーダ
5 ASH端末
6 情報管理サーバ
7 携帯電話
8 電子メール
Claims (5)
- 屋内または屋外に掲示される広告媒体を閲覧したユーザに対して、前記広告媒体に関連する情報を配信する情報配信システムであって、
前記広告媒体に加え、ユーザを識別するために利用されるユーザ識別媒体と、ユーザが情報を閲覧するときに利用する情報表示端末と、前記広告媒体を閲覧したユーザに情報を配信する情報配信サーバとから、少なくとも構成され、前記ユーザ識別媒体には、デジタルペンによって利用される所定のドットパターンが印刷され、この前記ドットパターンは前記ユーザ識別媒体ごとに異なり、前記広告媒体には、前記ユーザ識別媒体に印刷された前記ドットパターンを読取るドッドパターンリーダが設けられ、この前記ドットパターンリーダには、前記ユーザ識別媒体から前記ドットパターンを読取り、前記ドットパターンから前記ユーザ識別媒体ごとに固有な情報である媒体IDを特定し、特定した前記媒体IDと前記ドットパターンリーダごとに固有なリーダIDとを、ネットワークを介して前記情報配信サーバに送信する手段を備え、前記情報配信サーバは、前記広告媒体の内容と前記リーダID、及び、前記ユーザ識別媒体を所持するユーザの前記情報表示端末のアドレスと前記媒体IDを、それぞれ紐付けて管理し、前記ドットパターンリーダから送信された前記媒体IDから、前記ユーザ識別媒体を所持しているユーザの前記アドレスを特定し、更に、前記ドットパターンから送信された前記リーダIDから配信するコンテンツを選択し、特定した前記アドレスに対して、選択したコンテンツを配信するコンテンツ配信手段を備えていることを特徴とする情報配信システム。 - 請求項1に記載の情報配信システムにおいて、前記情報配信サーバには、前記デジタルペンを利用して、ユーザが、少なくとも前記アドレスを含むユーザの個人情報を前記ユーザ識別媒体に筆記したときに、前記デジタルペンから得られる筆跡情報を利用して、前記ユーザの前記個人情報を登録する手段を備えていることを特徴とする情報配信システム。
- 請求項1または請求項2に記載の情報配信システムにおいて、前記ユーザ識別媒体は、紙媒体であることを特徴とする情報配信システム。
- 請求項1から請求項3のいずれかに記載の情報配信システムであって、ユーザが所持する前記情報表示端末は携帯電話であって、前記情報配信サーバが配信する情報は電子メールであることを特徴とする情報配信システム。
- 屋内または屋外に掲示される広告媒体を閲覧したユーザに対して、前記広告媒体に関連する情報を配信する情報配信方法であって、
ステップa)前記広告媒体に設けられたドットパターンリーダが、前記広告媒体を閲覧したユーザが所持するユーザ識別媒体から、デジタルペンによって利用される所定のドットパターンを読取るステップ、
ステップb)前記ドットパターンリーダが、前記ステップa)で読取った前記ドットパターンから前記ユーザ識別媒体ごとに固有な媒体IDを特定し、特定した前記媒体IDと前記ドットパターンリーダごとに固有なリーダIDとを、ネットワークを介して前記情報配信サーバに送信するステップ、
ステップc)前記広告媒体に関連する情報を配信する情報配信サーバが、前記ドットパターンリーダから送信された前記媒体IDから、前記ユーザ識別媒体を所持しているユーザに対し情報を配信するためのアドレスを特定し、更に、前記ドットパターンリーダから送信された前記リーダIDから配信する情報を選択し、特定した前記アドレスに対して、選択した情報を配信するステップ、
が順に実行されることを特徴とする情報配信方法。
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JP2006260181A JP2008083773A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 広告媒体を利用した情報配信システム及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008083773A true JP2008083773A (ja) | 2008-04-10 |
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JP2006260181A Withdrawn JP2008083773A (ja) | 2006-09-26 | 2006-09-26 | 広告媒体を利用した情報配信システム及び方法 |
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Cited By (1)
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WO2011068306A2 (ko) * | 2009-12-04 | 2011-06-09 | Jang Jin Hyuk | 멀티미디어 재생 시스템, 장치 및 방법 |
-
2006
- 2006-09-26 JP JP2006260181A patent/JP2008083773A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20091201 |