JP2008083366A - 液晶レンズ及びその製造方法と液晶レンズを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液晶レンズの置かれる温度環境が変化しても、液晶レンズのギャップが変化せず、焦点距離の変化しない液晶レンズを提供する。
【解決手段】 2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズにおいて、 前記透明性基板の一方の前記液晶層側となる表面に、駆動電源を接続して変調電圧を印加することにより前記液晶層の位相を変調させる複数個の輪帯状パターン電極群を形成し、前記複数個の輪帯状パターン電極群の間に複数個の柱状の固定スペーサを形成し、該固定スペーサの先端に紫外線硬化型樹脂を塗布して2枚の透明性基板を張り合わせて接着固定した液晶レンズとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は液晶レンズ及びその製造方法と液晶レンズを用いた電子機器に関するものである。
従来技術による液晶レンズとして、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献に記載された液晶レンズは光ディスクに用いられる光ピックアップ用の液晶レンズであり、その液晶レンズ構造を図13、図14に示す。
特許文献1によると、図13は、液晶レンズのレーザー入射角の逆方向からの見た透明電極パターンの平面図である。まず、第1の基板1上には、円形の透明電極3を備え、その周辺にはスペース4を備え、さらにその周辺にリング状透明電極5を備え、さらに端子との第1の引き出し電極6を備え、さらに第2の円形電極8を備え、さらに第3の引き出し電極11を備え、さらにその上に第2の基板2と導通するための導電接着材9を備え、さらにその上に導電接着材の部分だけを外した配向膜(不図示)を備え、その上にギャップ材13を備え、その上に第1のシール12を備え、さらに第2の基板2上には、第3の円形透明電極10を備え、さらにそれと接続する第2の引き出し電極7を備え、さらにその上に配向膜(不図示)を備え、ツイストネマティック液晶を備える。
図14は、液晶レンズのレーザー入射角の逆方向からの見た透明電極パターンの平面図である。まず、第1の基板1上には、円形の透明電極3を備え、その周辺にはスペース4を備え、さらにその周辺にリング状透明電極5を備え、さらに端子との第1の引き出し電極6を備え、さらに第2の円形透明電極8を備え、さらに第3の引き出し電極11を備え、さらにその上に第2の基板2と導通するための導電接着材9を備え、さらにその上に導電接着材の部分だけを外した配向膜(不図示)を備え、その上にフォトリソ法で形成した固定位置のギャップ材14を備え、その上に第1のシール12を備え、さらに第2の基板2上には、第3の円形透明電極10を備え、さらにそれと接続する第2の引き出し電極7を備え、さらにその上に配向膜(不図示)を備え、ツイストネマティック液晶を備える。
液晶レンズは、第1の基板の中央に円形の透明電極を設け、さらにその外側にリング状透明電極を設け、リング状透明電極から外部端子への引き出し電極を設け、ギャップ材を散布し、さらに第2の基板上に、リング状透明電極より一回り大きな円形透明電極を設け、配向膜処理を対になる基板に施した後、ツイストネマティック液晶を注入し駆動することにより、あらかじめ設置されてレンズを通過するレーザー光のビームスポット径を可変することが可能になる。
さらに、ギャップ材13をフォトリソ法ギャップ材14にすることにより、液晶駆動部のギャップ材の個数が制御が可能となり低減できる事から、入射したレーザー光がギャップ材に照射した時に生じるギャップ材輪郭部の光の回折や散乱が無くなる。このことから、レーザー光の透過光量が増えて、検知される光強度は、強くなるため、効率の良い液晶レンズが可能となる。
また、反射防止膜を入射側と出光側に塗布することから、レーザー光の反射率が低下し強度が上がるため、検知される光強度は、強くなるため、効率の良い液晶レンズが可能となる。
また、第1の基板と第2の基板に光学的に等方なプラスチックス材料を使用することで、部品自体の軽量化が可能となり、組み込む製品の小型軽量化が可能となる。
上記製造方法により、液晶レンズのセルギャップd×(液晶のΔn)/(使用するレーザー光の波長)にすることにより、効率の良いビームスポット径の可変が可能となる。
また、上記製造方法において、第2のシールパターンを設けることにより注入工程の簡略化が可能となり、低コストかが可能になるというものである。
特開2000−214424号公報(図1、図2)
図15は従来技術の問題を説明するためのグラフで、25℃を中心として温度により液晶、シール材、ガラス基板が変化する状態を示すグラフである。液晶レンズを構成する部材の熱膨張係数が異なるため、温度環境が変化することで液晶レンズに不具合が発生する。
2枚の基板のギャップはスペーサ(例えば、球形プラスチックかシリカビーズ)またはフォトリソ法スペーサを用いている。液晶の厚さは液晶レンズのセルギャップで決まるが、液晶は温度により体積が変化するため、温度が上昇すると液晶の体積が増えセルギャップが広がり、液晶レンズの焦点距離が変化してしまう。図16は液晶が膨張し、液晶レンズの中央部が膨らんだ状態を示す断面図である。スペーサは不図示であるが、スペーサはギャップを決めるだけで両基板に固定されていないので膨らみは防止できない。ギャップが狭くなる方は、スペーサにより止めることができるが、広くなる方は止めることができなかった。
本発明の目的は、液晶レンズの置かれる温度環境が変化しても、液晶レンズのギャップが変化せず、焦点距離の変化しない液晶レンズを提供することにある。
2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズにおいて、前記2枚の透明性基板の一方または両方に複数個の柱状の固定スペーサを形成し、該複数個の柱状の固定スペーサの先端と対向する対向基板を接着固定した液晶レンズとする。
2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズにおいて、 前記透明性基板の一方の前記液晶層側となる表面に、駆動電源を接続して変調電圧を印加することにより前記液晶層の位相を変調させる位相変調電極群を形成し、前記位相変調電極群の間に前記複数個の柱状の固定スペーサを形成した液晶レンズとする。
前記位相変調電極群は、複数個の輪帯状パターンにより形成されている液晶レンズとする。
2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズで、 第1透明性基板の前記液晶層側となる表面に、駆動電源を接続して変調電圧を印加することにより前記液晶層の位相を変調させる複数個の輪帯状パターンを形成し、前記複数個の輪帯状パターン間に複数個の柱状の固定スペーサを形成した液晶レンズにおいて、前記第1透明性基板の表面に複数個の配線電極が形成され、該配線電極を覆うように前記第1透明性基板表面に層間絶縁膜を形成し、その上に前記複数個の配線電極に対応する複数個の輪帯状パターンを形成し、それぞれ対応する前記配線電極と前記輪帯状パターンを層間絶縁膜に設けたコンタクトホールを介して電気的に接続し、前記2枚の透明性基板の一方または両方に複数個の柱状の固定スペーサを形成し、該複数個の柱状の固定スペーサの先端と対向する対向基板を接着固定した液晶レンズとする。
2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズで、 第1透明性基板の前記液晶層側となる表面に、駆動電源を接続して変調電圧を印加することにより前記液晶層の位相を変調させる複数個の輪帯状パターンを形成した液晶レンズにおいて、前記第1透明性基板の表面に複数個の配線電極が形成され、該配線電極を覆うように前記第1透明性基板表面に第1の層間絶縁膜を形成し、その上に前記複数個の配線電極に対応する複数個の輪帯状パターンを1個おきに形成し、輪帯状パターンを形成しない部分に第2の層間絶縁膜を前記輪帯状パターンより厚く形成し、該第2の層間絶縁膜上に輪状帯パターンを形成し、それぞれ対応する前記配線電極と前記輪帯状パターンを前記各層間絶縁膜に設けたコンタクトホールを介して電気的に接続し、前記2枚の透明性基板の一方または両方に複数個の柱状の固定スペーサを形成し、該複数個の柱状の固定スペーサの先端と対向する対向基板を接着固定した液晶レンズとする。
複数個の柱状の固定スペーサは前記輪帯状パターン及び第2の層間絶縁膜上に形成した液晶レンズとする。
前記複数個の柱状の固定スペーサは液晶レンズの中心から放射状に形成されている液晶レンズとする。
接着剤が硬化後もゴム状である液晶レンズとする。
2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズで、前記2枚の透明性基板の一方または両方に複数個の柱状の固定スペーサを形成し、該複数個の柱状の固定スペーサの先端と対向する対向基板を接着固定した液晶レンズの製造方法は、
少なくとも、
第1透明性基板に輪帯状パターンを形成する工程と、
前記輪帯状パターンを覆うように第1透明性基板表面に感光性樹脂を塗布する工程と、
前記感光性樹脂を現像処理により複数個の柱状の固定スペーサ形成パターンを形成する工程と、
複数個の柱状の固定スペーサを形成する工程と、
複数個の柱状の固定スペーサに紫外線硬化型樹脂を塗布する工程と、
第1透明性基板または第2透明性基板の外周にシール材を形成する工程と、
第2透明性基板に対向電極を形成する工程と、
第1透明性基板と第2透明性基板を貼付する工程と、
紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化する工程
を具備する液晶レンズの製造方法とする。
複数個の柱状の固定スペーサを第1透明性基板と第2透明性基板に形成する工程を具備する液晶レンズの製造方法とする。
前記複数個の柱状の固定スペーサを印刷で形成する工程を具備する液晶レンズの製造方法とする。
前記固体スペーサに紫外線硬化型樹脂を塗布する工程が、基板上に紫外線硬化型樹脂の薄膜を形成する工程と、凸部を有する印刷版を前記薄膜に押し当てて前記凸部に紫外線硬化型樹脂を転写する工程と、凸部に転写した紫外線硬化型樹脂を複数個の柱状の固定スペーサの先端に転写する工程を具備する液晶レンズの製造方法とする。
前記複数個の柱状の固定スペーサに紫外線硬化型樹脂を塗布する工程の塗布が、インクジェット法による液晶レンズの製造方法とする。
請求項1から8のいずれか一項に記載の液晶レンズが搭載された電子機器とする。
請求項1の発明によると、液晶層を挟持する2枚の透明性基板を複数個の柱状の固定スペーサを介して接着固定したので、液晶層が膨張しても2枚の透明性基板間のギャップは変化せず、液晶レンズの焦点距離が変化することはない。
請求項2の発明によると、位相変調電極群の間に複数個の柱状の固定スペーサを形成したので複数個の柱状の固定スペーサにより液晶レンズの特性が阻害されることがない。電極上に固定スペーサを形成すると、固定スペーサがラビング処理、あるいは無機蒸着膜による配向膜形成の場合には、 影になり、固定スペーサ周辺に配向が他の部分と異なる領域ができてしまう。以上の部分に電圧を印加すると液晶の光学特性は、固定スペーサの大きさ以上に影響するため宜しくない。 そのため、位相変調電極と位相変調電極の間の電圧が印加されない部分に固定スペーサを設けると固定スペーサの影響が少なくて良い。
請求項3の発明によると、点対称な、屈折率変化が可能な液晶レンズが作れる。位相変調電極が四角の場合には、角が発生して、形状が歪む。固体レンズと組み合わせる際には、点対称構造が良い。配線が細い場合には、角があるとエッチング速度が変わり、辺の部分と角の部分で横エッチング量が変わりレンズに歪みが発生する。四角あるいは多角形の場合には、角部と辺部で違うため、固体スペーサを辺の部分に配置するため、角と固定スペーサと固定スペーサなし辺部で微妙に変化が発生するため、輪帯とすることで、角の部分の影響がなくなり、歪みが少なくできる。
請求項4の発明によると、配線電極と輪帯状パターンを絶縁膜を介した別層に形成し、コンタクトホールで接続するので配線の自由度が増し、設計が容易になる。固定スペーサを液晶層の厚さの小さい部に形成し、さらに、段差のあるエッジ部分ではない部分に形成する。固定スペーサの高さ低くかつ小さくできる。
請求項5の発明によると、隣り合う輪帯状パターンの段差を持たせたので、隣り合う輪帯状パターン間にギャップを設ける必要がなく、輪帯状パターンの数を増やすことができる。よって、液晶レンズの光学特性を高めることができる。
請求項6の発明によると、第2の透明性基板に近い輪帯パターン上あるいは、第2の層間絶縁膜上に固定スペーサを設けるので、固定スペーサの高さを低く且つ小さくできる。
請求項7の発明によると、中心から外周に広がるように固定スペーサを設け、中心から外周に向け一直線に固定スペーサが並ばないようにすることで、線状の歪みを発生するのを防止できる。レンズの場合に、歪みが長距離続くと視認しやすくなるが、これを防止できる。
請求項8の発明によると、液晶の膨張により多少ギャップが変化できるようになり、透明性基板に発生する応力を緩和することが可能になり、信頼性の高い液晶レンズにすることができる。
請求項9の発明によると、液晶層が膨張しても2枚の透明性基板間のギャップは変化せず、液晶レンズの焦点距離が変化することのない液晶レンズを製造できる。
請求項10の発明によると、固定スペーサの高さが20μmと高く、柱の面積が小さいと倒れるあるいは、先端がサイドエッチング(あるいは、現像)処理で 面積が非常に小さくなってしまうが、第1透明性基板と第2透明性基板の同位置に固定スペーサを作成して、相互が接触する位置に固着材を設けることで、液晶層が厚い場合にも固定スペーサが形成できる。
請求項11の発明は、比較的位置精度を要せず、面積が大きくギャップが小さい液晶レンズを安価に製造するのに有効である。
請求項12の発明によると、紫外線硬化型樹脂を精確に塗布できるのでばらつきのない接着固定が可能であり、品質の安定した液晶レンズを製造できる。
請求項13の発明は、固定スペーサの先端面積が大きい液晶レンズの製造に有効である。
本発明の液晶レンズを搭載した電子機器は、温度環境が変化しても液晶レンズの光学特性が変化しない。
2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズにおいて、 前記透明性基板の一方の前記液晶層側となる表面に、駆動電源を接続して変調電圧を印加することにより前記液晶層の位相を変調させる複数個の輪帯状パターン電極群を形成し、前記複数個の輪帯状パターン電極群の間に複数個の柱状の固定スペーサを形成し、該固定スペーサの先端に紫外線硬化型樹脂を塗布して2枚の透明性基板を張り合わせて接着固定した液晶レンズとする。
図1は本発明による液晶レンズの第1実施例であり、(a)は上面図、(b)は上面図に示すA−A断面図である。液晶レンズ20は第1透明性基板21、第2透明性基板22、両基板を接着固定するシール材29、両基板間に注入され挟持されている液晶30、液晶30を封止している封口材32で構成されている。
第1透明性基板(以下第1ガラス基板という)21には、レンズ領域に複数個の輪帯状パターン(以下リング電極という)23A〜23Eが、隣接するリング電極と所定のギャップ31を設けて形成されている。リング電極23A〜23Eと、レンズ領域外に外部との接続パッドを有しリング電極23A〜23Eと接続される配線電極(以下単に外部取り出し電極という)24A〜24Eも形成されている。さらに、第2透明性基板(以下第2ガラス基板という)22の全面に形成された対向電極25と接続される配線電極(以下単に外部取り出し電極という)26が形成されている。また、第1ガラス基板21と第2ガラス基板22を貼付する際のギャプを決める複数の柱状の固定スペーサ27が形成されている。本実施例では前記リング電極間の各ギャップ31と最外周リング電極23Eの外側に中心から放射状に形成されている。柱状の固定スペーサ27の先端には固着材28が塗布され、第2ガラス基板22の外周に沿って塗布されたシール材29で第1ガラス基板21と第2ガラス基板22を貼付する際、固着材28は固定スペーサ27の先端と第2ガラス基板を接着固定する。シール材29の一部に液晶30の注入口が形成され、液晶30を注入した後封口材32により封止されている。一般にリング電極の数が多いほど液晶レンズの光学特性は向上する。液晶レンズの駆動方法や各電極の形成手段は公知技術であるので、説明は省略する。
次に、前記液晶レンズの製造方法について説明する。図2から図10は液晶レンズの製造工程を説明するための断面図である。
図2は、リング電極を覆うように第1ガラス基板表面に感光性樹脂を塗布し、フォトマスクを使用して露光する工程。
図3は、前記感光性樹脂を現像処理により複数個の柱状の固定スペーサを形成する工程。
図4は、基板上に紫外線硬化型樹脂の薄膜を形成する工程と、凸部を有する印刷版を前記薄膜に押し当てて前記凸部に紫外線硬化型樹脂を転写する工程。
図5は、基板凸部に転写した紫外線硬化型樹脂を示す。
図6は、基板凸部に転写した紫外線硬化型樹脂を複数個の柱状の固定スペーサの先端に押し当てて転写する工程。
図7は、転写後の状態を示す。
図8は、第1ガラス基板(または第2ガラス基板)の外周にシール材を形成する工程と、
図9は、第1ガラス基板と第2ガラスを貼付し、紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化する工程。
図10は、液晶レンズ完成図である。
図2において、リング電極群23が形成された第1ガラス基板21の表面に、リング電極群23を覆うように、固定スペーサ27となる感光性樹脂(例えばアクリル樹脂)27Bをスピンコートする。感光性樹脂27Bの厚さは柱状の固定スペーサ27の高さになるので第1ガラス基板21と第2ガラス基板22の必要なギャップ量(Δnd)に応じて(例えば15〜20μm)膜厚が形成できるようにスピンコートの条件を出す。スピンコートの完了した第1ガラス基板21の上方に、ガラス基板50上に遮光膜51をパターン形成したフォトマスクを配置し、紫外線を照射して感光性樹脂27Bを露光する。
図3において、露光した感光性樹脂27Bを現像する。例えば浸漬法で現像処理することにより、図のように柱状の固定スペーサ27が形成できる。柱状の固定スペーサ27の径は必要に応じて決められるが(例えば5μm)、円錐形状には限らず多角錐であっても良い。本実施例では、固定スペーサ27はリング電極のギャップ31に形成しているのでギャップ31に合わせた径とする。固定スペーサ27は放射状に分散して配置するが、シール材29が第2ガラス基板22の外周部にあり強固に接着固定されるので、液晶30が膨張した際第2ガラス基板22の中心部(レンズ部の中心部)が変形しないように配置することが肝要である。
図4、図5は固着材28である紫外線硬化型樹脂28を固定スペーサ27の先端27Aに転写塗布するための工程である。基板40の表面に紫外線硬化型樹脂28をスピンコートにより均一な厚さの膜に形成する。膜厚は必要な厚さを設定して形成する。印刷版41には固定スペーサ27の配置パターンに合わせた凸部41Aが形成されており、紫外線硬化型樹脂28の膜に押し当てる。印刷版41を基板40から離すと凸部41Aには紫外線硬化型樹脂28が転写される。
図6、図7は固定スペーサ27の先端27Aと印刷版41の凸部41Aの位置を合わせて押し付ける工程であり、凸部41Aに転写されている紫外線硬化型樹脂28が先端27Aに転写される。本実施例では凸部41Aを形成した印刷版41を使用して紫外線硬化型樹脂28を転写しているが、固定スペーサ27が高く(長い)、平板で転写が可能な場合は凸部41Aはなくともよい。
図8は第1ガラス基板21と第2ガラス基板22を接着固定するためのシール材29を例えばディスペンス法で形成する工程である。シール材29は液晶30を封止するための枠でもあることは前述した通りである。本実施例ではシール材29を第1ガラス基板21に形成しているが、第2ガラス基板22に形成しても良い。第2ガラス基板22に形成する場合は表面が平坦なのでスクリーン印刷でシール材29を形成することも可能である。
図9は第1ガラス基板21と第2ガラス基板22を位置合わせして重ね、第2ガラス基板22側から紫外線を照射する工程である。シール材29も紫外線硬化型樹脂にしておくと、同時に硬化することができる。固着材28である紫外線硬化型樹脂28は、固定スペーサ27を介して第1ガラス基板21と第2ガラス基板22を接着固定する。
図10は、第1ガラス基板21と第2ガラス基板22間に液晶30を注入して注入口を封口材32で封止して完成した液晶レンズ20である。
本実施例では固定スペーサをフォトリソ法で作成したが、比較的位置精度を要せず、面積が大きくギャップが小さい(例えば10μm以下)液晶レンズを安価に製造するには印刷法やインクジェト法が有効である。
図11は、本発明による液晶レンズの第2実施例を示す上面図(a)と上面図(a)のB−B断面図(b)である。実施例1と異なるのはリング電極の形状と外部取り出し電極の接続構造であり、リング電極と外部取り出し電極の間に層間絶縁膜を形成してリング電極と外部取り出し電極を形成する階層をずらした点である。第1実施例と同じものには同じ符号を付し、説明は省略する。
第1ガラス基板21に外部取り出し電極34A〜34Eが形成されている。外部取り出し電極群を覆うように液晶レンズ部全面に層間絶縁膜36Aが形成されている。層間絶縁膜36Aには外部取り出し電極34A〜34Eとリング電極33A〜33Eを電気的に接続するためのそれぞれに対応するコンタクトホールが形成されている。図11(b)では外部取り出し電極34Bとリング電極33Bを接続しているコンタクトホール35である。層間絶縁膜36Aの上にリング電極33A〜33Eが形成されている。第1実施例と異なり、完全なリング状である。複数の固定スペーサ27が放射状にリング電極間ギャップ31に形成されていることは実施例1と同様であるが、層間絶縁膜36A上に形成することが異なる。好ましくは外部取り出し電極にかからない場所に形成する。本実施例によるとリング電極が完全なリング状なので液晶レンズの光学特性を向上することができる。
図12は、本発明による液晶レンズの第3実施例を示す上面図(a)と上面図(a)のC−C断面図(b)である。実施例2と異なるのは隣り合うリング電極の階層が異なること、隣り合うリング電極間に平面的なギャップがない点であり、そのために第2の層間絶縁膜を設けている。第2実施例と同じものには同じ符号を付し、説明は省略する。
第1ガラス基板21に外部取り出し電極37A〜37Eが形成されている。外部取り出し電極群を覆うように液晶レンズ部全面に第1の層間絶縁膜36Aが形成されている。本実施例では第1の層間絶縁膜36Aの上に第1層リング電極38A、38C、38Eが形成され、リング電極38A、38C、38E形成部以外の液晶レンズ部全面に第2の層間絶縁膜36Bが電極38A、38C、38Eより厚く形成されている。第2の層間絶縁膜36B上に図に示すように第2層リング電極38B、38Dが形成されている。第1の層間絶縁膜36Aには外部取り出し電極37A、37C、37Eとリング電極38A、38C、38Eを電気的に接続するためのそれぞれに対応するコンタクトホールが形成されており、第1の層間絶縁膜36Aと第2の層間絶縁膜36Bには外部取り出し電極37B、37Dとリング電極38B38Dを電気的に接続するためのそれぞれに対応するコンタクトホールが形成されている。
図12(b)では外部取り出し電極37Bとリング電極38Bを接続しているコンタクトホール39である。隣り合うリング電極を平面的なギャップを設けずに形成しているのでリング電極の数を増やすことができ、液晶レンズの光学特性を向上することができる。本実施例では固定スペーサ27は各リング電極上およびリング電極外周に形成される。第1層リング電極と第2層リング電極の境界部等の段差がある部分には固定スペーサ27を形成しないほうが良いことはいうまでもない。
以上の実施例は液晶レンズを1個製造する例であったが、大量に製造する場合は、第1ガラス基板、第2ガラス基板をそれぞれ大きなマザー基板とし、複数の液晶レンズ領域を形成してから貼り合わせ、最終的に個々の液晶レンズに分割すると良い。大きな面積に多くの固定スペーサを形成するので基板間ギャップが均一になりやすいと共に、固定スペーサ先端に固着材を塗布するので、固定スペーサの高さのばらつきを固着材が吸収するため、より安定した基板間ギャップが形成できる。また、固定スペーサは一方の基板に形成する実施例を説明したが、両方の基板に分けて形成しても良い。
また、本発明は液晶レンズに適用した例であるが、通常の両基板がガラス基板の液晶表示装置や、基板がプラスチックの場合も同様に適用できる。さらに、プロジェクターに使用する反射型液晶表示装置のように、高温にさらされる液晶表示装置には特に有効な発明である。
本発明による液晶レンズの第1実施例であり、(a)は上面図、(b)は上面図に示すA−A断面図 液晶レンズの製造工程を説明するための断面図 液晶レンズの製造工程を説明するための断面図 液晶レンズの製造工程を説明するための断面図 液晶レンズの製造工程を説明するための断面図 液晶レンズの製造工程を説明するための断面図 液晶レンズの製造工程を説明するための断面図 液晶レンズの製造工程を説明するための断面図 液晶レンズの製造工程を説明するための断面図 液晶レンズの製造工程を説明するための断面図 本発明による液晶レンズの第2実施例を示す上面図(a)と上面図(a)のB−B断面図(b) 本発明による液晶レンズの第3実施例を示す上面図(a)と上面図(a)のC−C断面図(b) 液晶レンズのレーザー入射角の逆方向からの見た透明電極パターンの平面図 液晶レンズのレーザー入射角の逆方向からの見た透明電極パターンの平面図 従来技術の問題を説明するためのグラフで、25℃を中心として温度により液晶、シール材、ガラス基板が変化する状態を示すグラフ 液晶が膨張し、液晶レンズの中央部が膨らんだ状態を示す断面図
符号の説明
11 第1の基板
12 第2の基板
13 円形の透明電極
14 スペース
15 リング状透明電極
16 第1の引き出し電極
17 第2の引き出し電極
18 第2の円形電極
19 導電接着剤
10 第3の透明電極
11 第3の引き出し電極
12 第1のシール
13 ギャップ材
14 フォトリソ法ギャップ材
20 液晶レンズ
21 第1透明性基板(第1ガラス基板)
22 第2透明性基板(第2ガラス基板)
23A〜23E リング電極
24A〜24E 外部取り出し電極
25 対向電極
26 配線電極(外部取り出し電極)
27 固定スペーサ
27A 固定スペーサ先端
27B 感光性樹脂
28 固着材(紫外線硬化型接着剤)
29 シール材
30 液晶
31 リング電極間ギャップ
32 封口材
33A〜33E リング電極
34A〜34E 配線電極(外部取り出し電極)
35 コンタクトホール
36A 層間絶縁膜(第1の層間絶縁膜)
36B 第2の層間絶縁膜
37A〜37E 配線電極(外部取り出し電極)
38A〜38E リング電極
39 コンタクトホール
40 基板
41 印刷版
41A 凸部
50 ガラス基板
51 遮光膜

Claims (14)

  1. 2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズにおいて、前記2枚の透明性基板の一方または両方に柱状の固定スペーサを複数個形成し、該複数の柱状の固定スペーサの先端と対向する対向基板を接着固定したことを特徴とする液晶レンズ。
  2. 2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズにおいて、 前記透明性基板の一方の前記液晶層側となる表面に、駆動電源を接続して変調電圧を印加することにより前記液晶層の位相を変調させる位相変調電極群を形成し、前記位相変調電極群の間に前記複数の柱状の固定スペーサを形成したことを特徴とする請求項1記載の液晶レンズ。
  3. 前記位相変調電極群は、複数個の輪帯状パターンにより形成されていることを特徴とする請求項2に記載の液晶レンズ。
  4. 2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズで、 第1透明性基板の前記液晶層側となる表面に、駆動電源を接続して変調電圧を印加することにより前記液晶層の位相を変調させる複数個の輪帯状パターンを形成し、前記複数個の輪帯状パターン間に複数個の柱状の固定スペーサを形成した液晶レンズにおいて、前記第1透明性基板の表面に複数個の配線電極が形成され、該配線電極を覆うように前記第1透明性基板表面に層間絶縁膜を形成し、その上に前記複数個の配線電極に対応する複数個の輪帯状パターンを形成し、それぞれ対応する前記配線電極と前記輪帯状パターンを層間絶縁膜に設けたコンタクトホールを介して電気的に接続し、前記2枚の透明性基板の一方または両方に複数個の柱状の固定スペーサを形成し、該複数個の柱状の固定スペーサの先端と対向する対向基板を接着固定したことを特徴とする液晶レンズ。
  5. 2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズで、 第1透明性基板の前記液晶層側となる表面に、駆動電源を接続して変調電圧を印加することにより前記液晶層の位相を変調させる複数個の輪帯状パターンを形成した液晶レンズにおいて、前記第1透明性基板の表面に複数個の配線電極が形成され、該配線電極を覆うように前記第1透明性基板表面に第1の層間絶縁膜を形成し、その上に前記複数個の配線電極に対応する複数個の輪帯状パターンを1個おきに形成し、輪帯状パターンを形成しない部分に第2の層間絶縁膜を前記輪帯状パターンより厚く形成し、該第2の層間絶縁膜上に輪状帯パターンを形成し、それぞれ対応する前記配線電極と前記輪帯状パターンを前記各層間絶縁膜に設けたコンタクトホールを介して電気的に接続し、前記2枚の透明性基板の一方または両方に複数個の柱状の固定スペーサを形成し、該複数個の柱状の固定スペーサの先端と対向する対向基板を接着固定したことを特徴とする液晶レンズ。
  6. 複数個の柱状の固定スペーサは前記輪帯状パターン及び第2の層間絶縁膜上に形成したことを特徴とする請求項5記載の液晶レンズ。
  7. 前記複数個の柱状の固定スペーサは液晶レンズの中心から放射状に形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の液晶レンズ。
  8. 接着剤が硬化後もゴム状であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の液晶レンズ。
  9. 2枚の透明性基板で液晶層を挟持する可変焦点レンズとして機能する液晶レンズで、前記2枚の透明性基板の一方または両方に複数個の柱状の固定スペーサを形成し、該複数個の柱状の固定スペーサの先端と対向する対向基板を接着固定した液晶レンズの製造方法は、
    少なくとも、
    第1透明性基板に輪帯状パターンを形成する工程と、
    前記輪帯状パターンを覆うように第1透明性基板表面に感光性樹脂を塗布する工程と、
    前記感光性樹脂を現像処理により複数個の柱状の固定スペーサ形成パターンを形成する工程と、
    複数個の柱状の固定スペーサを形成する工程と、
    複数個の柱状の固定スペーサに紫外線硬化型樹脂を塗布する工程と、
    第1透明性基板または第2透明性基板の外周にシール材を形成する工程と、
    第2透明性基板に対向電極を形成する工程と、
    第1透明性基板と第2透明性基板を貼付する工程と、
    紫外線を照射して紫外線硬化型樹脂を硬化する工程
    を具備することを特徴とする液晶レンズの製造方法。
  10. 複数個の柱状の固定スペーサを第1透明性基板と第2透明性基板に形成する工程を具備することを特徴とする請求項9記載の液晶レンズの製造方法。
  11. 前記複数個の柱状の固定スペーサを印刷で形成する工程を具備することを特徴とする請求項9記載の液晶レンズの製造方法。
  12. 前記固体スペーサに紫外線硬化型樹脂を塗布する工程が、基板上に紫外線硬化型樹脂の薄膜を形成する工程と、凸部を有する印刷版を前記薄膜に押し当てて前記凸部に紫外線硬化型樹脂を転写する工程と、凸部に転写した紫外線硬化型樹脂を複数個の柱状の固定スペーサの先端に転写する工程を具備することを特徴とする請求項9または10に記載の液晶レンズの製造方法。
  13. 前記複数個の柱状の固定スペーサに紫外線硬化型樹脂を塗布する工程の塗布が、インクジェット法によることを特徴とする請求項9または10記載の液晶レンズの製造方法。
  14. 請求項1から8のいずれか一項に記載の液晶レンズが搭載されたことを特徴とする電子機器。
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