JP2008082566A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダストボックスに溜まったゴミの量を現実に即してより的確に判断し、ダストボックスのメンテナンス時期の到来を適切なタイミングで告知する。
【解決手段】ダストボックス20に溜まるゴミの量を判断しその量が予め設定されたメンテナンス基準量に達したときメンテナンス信号を出力する判断手段と、判断手段からのメンテナンス信号を受けてダストボックス20のメンテナンスを告知する告知手段を備える。係る構成によれば、ダストボックス20に溜まるゴミの量を判断し、この判断に基づいてメンテナンスの告知を行なうことから、例えば、空調運転の運転積算時間からフィルタに溜まったゴミの量を推測しこれに基づいてダストボックスのメンテナンスの告知を行なう場合のようなフィルタの掃除頻度の高低による不適切な判断が生じず、ダストボックス20のメンテナンスの告知、及びこれに基づくメンテナンスをより適切なタイミングで行なうことができる。
【選択図】図2

Description

本願発明は、空調機構に、フィルタの掃除機構を付加してなる空気調和機に関するものである。
従来から、フィルタを自動的に掃除する掃除機構を備えた空気調和機が知られている(特許文献1参照)。この空気調和機におけるフィルタの掃除機構は、空気吸入口の内面に沿って往復動自在に配置された板状のフィルタを、該フィルタの移動経路中に配置したダストボックス内を通過させるとともに、該ダストボックス内において該フィルタの表裏両面に配置したブラシによって、該フィルタの表面に付着したゴミを除去することで該フィルタの機能再生を図るようにしたものである。そして、ダストボックス内に溜まったゴミの量が多くなると、該ダストボックスを取外してゴミを捨てた後、再度これを装着するメンテナンス作業が必要となる。
この場合、メンテナンス作業の必要性を判断するには、ダストボックスに溜まるゴミの量を直接検知するのが最善な手法であるが、係る手法では、ゴミの特性等から、特殊なセンサを必要とするなど、コスト面等からして実現は困難である。
このため、次善策として、上掲特許文献1に示された空気調和機では、空調運転の運転積算時間(即ち、フィルタにおける積算通風時間)に基づいてフィルタに溜まるゴミの量を推測することを基本思想とし、その上で、運転積算時間が所定値以上となったときには、ダストボックスにも所定量以上のゴミが溜まっておりメンテナンスが必要であると判断する手法が提案されている。
特開2004−101101号公報。
しかし、フィルタに溜まるゴミの量は空調運転の運転積算時間と必ずしも相関するものではなく、例えば、フィルタを掃除する頻度によって大きく変化するものである。
即ち、フィルタの掃除頻度が高ければ、ゴミによるフィルタの目詰まりが少なく、フィルタは常に設計性能に近いフィルタ機能を発揮し、予定された以上に細かいゴミは捕集されない。これに対して、フィルタの掃除頻度が低ければ、ゴミによるフィルタの目詰まりが多くなり、その結果、フィルタは本来予定された以上に細かいゴミまで捕集することとなり、その分だけフィルタに溜まるゴミの量が多くなるものである。
従って、単に、空調運転の運転積算時間に基づいてダストボックスのメンテナンス時期を判断したのでは、現実に即した適切は判断ができず、例えば、ダストボックスに溜まったゴミの量が少ないにも拘らずメンテナンス時期の到来を告知したり、逆にダストボックスに多量のゴミが溜まっているにも拘らずメンテナンス時期の到来を告知せず、場合によってはダストボックスから室内にゴミが飛散して室内環境の悪化を招来するということも考えられる。
そこで本願発明は、ダストボックスに溜まったゴミの量を現実に即してより的確に判断してダストボックスのメンテナンス時期の到来を適切なタイミングで告知し、もってフィルタ掃除機能を備えた空気調和機の機能維持を図ることを目的としてなされたものである。
本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。
本願の第1の発明では、ケーシング1に形成された吸込口3から吹出口4に至る通風路内に、熱交換器7とファン8を配置した空調機構Xと、上記吸込口3の内面に沿って配置された板状形体をもつフィルタ13の表面に付着したゴミをダストボックス20内に捕集するようにした掃除機構Yを備えてなる空気調和機において、上記掃除機構Yの動作回数に基づいて上記ダストボックス20内のゴミの量を判断し、その量が予め設定されたメンテナンス基準量に達したときメンテナンス信号を出力する判断手段と、上記判断手段からのメンテナンス信号を受けて上記ダストボックス20のメンテナンスを告知する告知手段を備えたことを特徴としている。
本願の第2の発明では、ケーシング1に形成された吸込口3から吹出口4に至る通風路内に、熱交換器7とファン8を配置した空調機構Xと、上記吸込口3の内面に沿って配置された板状形体をもつフィルタ13の表面に付着したゴミをダストボックス20内に捕集するようにした掃除機構(Y)を備えてなる空気調和機において、上記掃除機構Yの動作間隔を考慮して上記ダストボックス20内のゴミの量を判断し、その量が予め設定されたメンテナンス基準量に達したときメンテナンス信号を出力する判断手段と、上記判断手段からのメンテナンス信号を受けて上記ダストボックス20のメンテナンスを告知する告知手段を備えたことを特徴としている。
本願の第3の発明では、上記第1又は第2の発明に係る空気調和機において、上記メンテナンス基準量を上記掃除機構Yの動作回数で規定することを特徴としている。
本願の第4の発明では、上記第2又は第3の発明に係る空気調和機において、上記掃除機構Yの動作間隔が複数設定される場合、該複数の動作間隔のそれぞれに対応して上記メンテナンス基準量も複数設定することを特徴としている。
本願の第5の発明では、上記第1、第2、第3又は第4の発明に係る空気調和機において、上記メンテナンス基準量を、上記掃除機構Yの動作を、上記告知を受けて自動で行なう自動動作時と、上記告知を受けて手動で行なう手動動作時で異なる量に設定することを特徴としている。
本願発明では次のような効果が得られる。
(a)本願の第1の発明に係る空気調和機では、上記ダストボックス20に溜まるゴミの量を判断しその量が予め設定されたメンテナンス基準量に達したときメンテナンス信号を出力する判断手段と、上記判断手段からのメンテナンス信号を受けて上記ダストボックス20のメンテナンスを告知する告知手段を備えている。
従って、この発明の空気調和機によれば、上記判断手段により上記ダストボックス20に溜まるゴミの量を判断し、この判断に基づいて上記告知手段がメンテナンスを告知することから、例えば、従来のように、空調運転の運転積算時間からフィルタに溜まったゴミの量を推測し、これに基づいてダストボックスのメンテナンスを告知する構成のように、フィルタの掃除頻度の高低による不適切な判断が生じないことから、ダストボックス20のメンテナンスの告知をより適切なタイミングで行なうことができ、その結果、不必要なメンテナンスの実行に伴い空調運転が停止されることによる室内空調の快適性の低下とか、ダストボックス20にゴミが過度に溜まってゴミが室内へ飛散することによる室内環境の悪化等が防止され、それだけ空気調和機の性能特性の向上が期待できる。
また、この発明に係る空気調和機によれば、上記判断手段が、上記掃除機構Yの動作回数に基づいて上記ダストボックス20内のゴミの量を判断するように構成しているので、上記掃除機構Yの1回の動作によって上記ダストボックス20側に捕集されるゴミの量と、該掃除機構Yの動作回数との相関から、上記ダストボックス20内のゴミの量を判断してメンテナンスの告知を行なうことができ、例えば、従来のように、空調運転の運転積算時間からフィルタに溜まったゴミの量を推測し、これに基づいてダストボックスのメンテナンスの告知を行なう構成の場合に比して、上記ダストボックス20内のゴミの量の判断ロジックがより簡略化され、延いては、掃除機構Yの低コスト化が促進される。
(b)本願の第2の発明に係る空気調和機では、上記ダストボックス20に溜まるゴミの量を判断しその量が予め設定されたメンテナンス基準量に達したときメンテナンス信号を出力する判断手段と、上記判断手段からのメンテナンス信号を受けて上記ダストボックス20のメンテナンスを告知する告知手段を備えている。
従って、この発明の空気調和機によれば、上記判断手段により上記ダストボックス20に溜まるゴミの量を判断し、この判断に基づいて上記告知手段がメンテナンスを告知することから、例えば、従来のように、空調運転の運転積算時間からフィルタに溜まったゴミの量を推測し、これに基づいてダストボックスのメンテナンスを告知する構成のように、フィルタの掃除頻度の高低による不適切な判断が生じないことから、ダストボックス20のメンテナンスの告知をより適切なタイミングで行なうことができ、その結果、不必要なメンテナンスの実行に伴い空調運転が停止されることによる室内空調の快適性の低下とか、ダストボックス20にゴミが過度に溜まってゴミが室内へ飛散することによる室内環境の悪化等が防止され、それだけ空気調和機の性能特性の向上が期待できる。
また、この発明に係る空気調和機によれば、上記判断手段が、上記掃除機構Yの動作間隔を考慮して上記ダストボックス20内のゴミの量を判断する構成であるため、上記掃除機構Yの動作間隔と該掃除機構Yの1回の動作で上記フィルタ13側から上記ダストボックス20側に捕集されるゴミの量との間には、上記掃除機構Yの動作間隔が短い場合は上記ダストボックス20側に捕集されるゴミの量が少なく、動作間隔が長い場合はゴミの量が多くなるという関係があることからして、上記掃除機構Yの動作間隔の長短による影響を可及的に排除して、上記ダストボックス20に実際に溜まっているゴミの量をより精度良く検知することができる。
(c)本願の第3の発明に係る空気調和機によれば、上記メンテナンス基準量を上記掃除機構Yの動作回数で規定しているので、上記ダストボックス20内のゴミの量の判断と、メンテナンス基準量に基づくメンテナンス告知の判断との対応が明確であり、その結果、より簡略化された判断ロジックで正確にメンテナンスを告知することができ、上記(a)又は(b)に記載の効果が更に確実ならしめられる。
(d)本願の第4の発明に係る空気調和機によれば、上記掃除機構Yの動作間隔が複数設定される場合、該複数の動作間隔のそれぞれに対応して上記メンテナンス基準量も複数設定されるように構成しているので、例えば、空気調和機の使用者が上記掃除機構Yの動作間隔として、1日に1回の掃除運転と、1週に1回の掃除運転とをそれぞれ設定している場合に、上記メンテナンス基準量として、前者に対応する上記掃除機構Yの動作回数を、後者に対応する動作回数より多い回数に設定することで、使用者の要求に対応した精度の良いメンテナンスの告知が実現され、上記(b)又は(c)に記載の効果がより一層促進される。
(e)本願の第5の発明に係る空気調和機によれば、上記(a)、(b)、(c)又は(d)に記載の効果に加えて、以下のような特有の効果が得られる。即ち、この第5の発明に係る空気調和機では、上記メンテナンス基準量を、上記告知を受けて自動で行なう自動動作時(即ち、上記掃除機構Yの1回の動作で上記ダストボックス20側に捕集されるゴミの量が安定しているとき)と、上記告知を受けて手動で行なう手動動作時(即ち、上記掃除機構Yの1回の動作で上記ダストボックス20側に捕集されるゴミの量が上記告知に基づく手動での掃除の実行頻度等によって変化し易いとき)で、異なる量に設定するようにしているので、上記掃除機構Yの操作形態に適応したメンテナンスの告知が実現される。
以下、本願発明を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
図1及び図2には、本願発明の実施形態に係る空気調和機Zが示されている。この空気調和機Zは、セパレート型空気調和機の室内機であって、室内壁面に取付けられる横長箱状のケーシング1を備えている。また、上記ケーシング1の前面壁1Aと天面壁1Bにはそれぞれ前面吸込口3Aと上面吸込口3Bが設けられている。また、上記前面吸込口3Aの前面側には、前面パネル2が設けられている。
この前面パネル2は、図1及び図2においてそれぞれ実線図示するように、上記前面吸込口3Aに接近して該前面吸込口3Aを目隠しする閉位置と、同各図においてそれぞれ鎖線図示するように、上記閉位置から下方へ移動しつつその上端側を前方へ押し出した前傾状態の開位置の間で開閉可能とされ、該開位置において上記前面吸込口3Aを開口するように構成されている。
また、上記ケーシング1の底面壁1Cの前後方向中間位置には、横長開口状の吹出口4が設けられているとともに、該吹出口4には水平フラップ44と垂直フラップ45が備えられている。
さらに、上記ケーシング1の上記吹出口4よりも前方側で、且つ上記前面壁1Aの下端に近接する位置に設けた収納部30内には、後述するダストボックス20を備えたブラシ機構Qが着脱自在に装着されている。
そして、図2に示すように、上記ケーシング1内の上記吸込口3から上記吹出口4に至る通風路には熱交換器7とファン8が収容され、これらによって空調機構Xが構成されている。尚、上記熱交換器7は、上記吸込口3に離間対向して上下方向へ延びる第1熱交換器7Aと、該第1熱交換器7Aの上端に連結されてここから背面壁1E側へ下降傾斜する第2熱交換器7Bとからなる略山形の屈曲形体を有している。
一方、上記ケーシング1の上記前面吸込口3Aと上記第1熱交換器7Aの前面との間の前面側スペースと、上記第1熱交換器7Aと第2熱交換器7Bの上部と上記上面吸込口3Bとの間の上面側スペースには、これら両スペースに跨って次述する掃除機構Yが配置されている。
上記掃除機構Yは、図2〜図4に示すように、反対勝手に形成された左右一対のケーシング体14A、14Bを、その幅方向に連結一体化して構成されるものであって、この一体化状態において、上記ケーシング1の前面吸込口3Aから上面吸込口3Bの内面に沿うように湾曲した側面視形体を有している。即ち、上記各ケーシング体14A、14Bは、共に、湾曲した側面視形体をもつ左右一対の側壁部15,16と、これら各側壁部15,16の間を格子材で連結して一体化した枠状形体をもち、第1ケーシング体14Aの側壁部16と、第2ケーシング体14Bの側壁部16同士を衝合させた状態で連結することで上記掃除ユニットケーシング14が構成されている。
また、上記各ケーシング体14A、14Bの上記各側壁部15,16の内側縁のうち、上記ケーシング1の上記上面吸込口3Bに対応する部分には、それぞれガイド溝15a,16aが設けられている。一方、上記各ケーシング体14A、14Bのうち、上記ケーシング1の前面吸込口3Aに対応する前面部分のそれぞれには、これをその外側(前面側)から覆うようにして、枠状のフィルタ押さえ43が、その上縁側を回動中心として前後方向へ回動可能に取付けられている。
そして、上記掃除ユニットケーシング14の上記各ケーシング体14A、14Bの前面側には、それぞれこれを覆うようにして、格子状の枠体13aの内側にフィルタ1材13bを張設してなる板状のフィルタ13(図6参照)が配置される。この場合、上記フィルタ13は、上記各ケーシング体14A、14Bの上面側においては、その左右両縁部を上記一方の側壁部15のガイド溝15aと他方の側壁部16のガイド溝16aに嵌入させており、該各ガイド溝15a、16aにガイドされて上記各ケーシング体14A、14Bの湾曲方向に沿って移動可能とされている。また、上記フィルタ13は、上記各ケーシング体14A、14Bの前面部分においては、上記フィルタ押さえ43によって浮き上がりが防止されるようになっている。
上記フィルタ13は、図2、図4及び図5に示すように、その前端13cが、上記各ケーシング体14A、14Bの前面部分において、上下方向に離間して平行配置された第1プーリ11と第2プーリ12の間に掛け回されたベルト10に係止され、該ベルト10の走行に伴ってこれと一体的に移動される。
即ち、上記フィルタ13は、図2及び図3に示すように、その後端13aが上記掃除ユニットケーシング14の後端部に位置し、その前端が上記第1プーリ11の近傍に位置するような配置状態を基本とする。この配置状態は、通常の空調運転時における位置であり、以下、「第1フィルタ位置」という。
これに対して、上記フィルタ13の掃除を行なう掃除運転時には、上記第1プーリ11が正転し、上記ベルト10が矢印a方向へ走行し、上記フィルタ13は図4に鎖線図示するように、該ベルト10とともに上記「第1フィルタ位置」から上記第1プーリ11の外側を迂回して上記第2プーリ12側まで引き出される。この時のフィルタ13の位置を「第2フィルタ位置」という。また、上記第1プーリ11が逆転し上記ベルト10が矢印b方向へ走行することで、上記フィルタ13は該ベルト10とともに上記「第2フィルタ位置」から「第1フィルタ位置」まで戻される。
このように、上記フィルタ13が上記「第1フィルタ位置」と「第2フィルタ位置」の間で往復動する際に、次述のブラシ機構Qによって上記フィルタ13の表面に捕集されたゴミが掻き落とされ、該フィルタ13のゴミ捕集機能が再生されるものである。
ここで、上記フィルタ13の駆動機構を更に詳しく説明する。この駆動機構は、図5に示すように、上下方向に離間配置された歯付きの第1プーリ11と第2プーリ12間に歯付きのベルト10を掛け回したベルトユニットUを、上記各プーリ11,12の軸方向に所定間隔(具体的には、上記ケーシング体14A、14Bの略幅寸法)をもって対向配置するとともに、一方のベルトユニットUの第1プーリ11と他方のベルトユニットUの第1プーリ11の間をローラ33によって連結しこれを一体化するとともに、一方のベルトユニットUの第2プーリ12と他方のベルトユニットUの第2プーリ12の間を連結軸38によって連結しこれを一体化して構成せれる。そして、一方のベルトユニットUの第1プーリ11をフィルタ駆動モータ31によって正転方法及び逆転方向へ選択的に回転駆動することで、上記各ベルトユニットU、Uにそれぞれ設けられた上記各ベルト10,10が同期して走行するようになっている。
この場合、上記ベルト10には、所定ピッチで、ベルト長さ方向に長軸をもつ係止穴47が形成されている。また、上記フィルタ13の枠材13aの左右両側部の下面には、上記ベルト10側の上記係止穴47と同ピッチで係止突起48が設けられており、該フィルタ13側の上記係止突起48を上記ベルト10側の上記係止穴47に係入させることで、該フィルタ13は上記ベルト10と一体化され、該ベルト10の往復走行に伴って上記「第1フィルタ位置」と上記「第2フィルタ位置」の間で往復動される。
上記ブラシ機構Qは、図1〜図4に示すように、上記ケーシング1の底面壁1Cの前端部分に設けた収納部30に対して着脱自在に取付けられる。このブラシ機構Qは、図4及び図7に示すように、第1ボックス体21と第2ボックス体22からなり、上記第1プーリ11の外周面に対向する上面部分が開口20aとされた横長箱状形体のダストボックス20内に、掃除ブラシ17を上記開口20aに沿って配置して構成される。
上記掃除ブラシ17は、ブラシ軸18の外周面の周方向の4位置に、該ブラシ軸18の軸方向へ延出するようにしてそれぞれブラシ19を取付けて構成される。この場合、この実施形態では、上記掃除ブラシ17の軸長を、上記ダストボックス20の長手寸法の略半分の寸法に設定し、二本の掃除ブラシ17、17を同軸上に連結して使用するようにしている。
このように構成された一対の掃除ブラシ17,17を、図7に示すように、上記ダストボックス20に配置し、その一方の軸端に設けたブラシ駆動ギヤ24をブラシ駆動モータ(図示省略)によって回転駆動するようになっている。尚、図7では、上記ダストボックス20の一端側に押釦23を図示しているが、この押釦23は上記収納部30側に取付けられるものであり、ここでは上記ブラシ機構Qとの位置関係を明確にするために便宜的に図示したものである。
図4には、上記ブラシ機構Qを上記ケーシング1側の収納部30に装着した状態を示している。この状態では、上記ダストボックス20の上記開口20aが、上記第1プーリ11に巻き掛けられた上記ベルト10に臨むとともに、該開口20aを通して上記掃除ブラシ17の回転軌跡が上方へ延出し、該回転軌跡の最高位部位と上記ベルト10の外面の最低位部位とが略合致するように、これらの相対位置が設定されている。
従って、掃除運転において、上記フィルタ13が上記第1プーリ11に巻き掛けられた上記ベルト10とともに該第1プーリ11の外周側を迂回して「第1フィルタ位置」と「第2フィルタ位置」の間で往復動される際、上記掃除ブラシ17を回転させることで、該掃除ブラシ17のブラシ19によって上記フィルタ13の表面が撫掻され、該フィルタ13の表面に付着しているゴミが該表面から掻き取られ、上記ダストボックス20内に捕集される。この結果、上記フィルタ13は、その表面が清浄化され、そのゴミ捕集機能が再生されるものである。
また、この場合、図4に示すように、上記掃除ブラシ17の回転軌跡が上記ダストボックス20内に設けた延出リブ20bの先端部分と重合していることから、上記掃除ブラシ17の回転時には上記ブラシ19の先端部分が上記延出リブ20bに接触し、該ブラシ19側に付着しているゴミが掻き落とされる。この結果、上記ブラシ19の掻き取り機能が再生され、例えば、フィルタ13側からブラシ19によって掻き取られたゴミがそのまま該ブラシ19側に残留して上記フィルタ13の既に掃除された部分に再付着するというような不都合が回避される。
ところで、上記ブラシ機構Qにおいては、上記掃除ブラシ17のブラシ19によって上記フィルタ13側から掻き落としたゴミを上記ダストボックス20内に捕集するが、このダストボックス20内に捕集されたゴミの量が多くなると、このゴミが上記ケーシング1とダストボックス20の隙間から室内へ飛散して室内環境を悪化させる虞があることから、その場合には、上記ダストボックス20を上記収納部30側から取り出してゴミを捨て、再度、これを上記収納部30に再装着するメンテナンス作業が必要となる。
しかし、このメンテナンス作業は、その実行タイミングが重要で、例えば、上記ダストボックス20に溜まったゴミの量が少ない状態においてメンテナンス作業が頻繁に行なわれると、該作業中は空調運転が停止されることから、空調の快適性が損なわれることになる。また、逆に、上記ダストボックス20内に多量のゴミがたまっているにも拘らずメンテナンス作業が行なわれないと、ゴミの飛散による室内環境の悪化を招く等のことは、既述の通りである。
そこで、この実施形態では、本願発明を適用して、上記ダストボックス20内に溜まったゴミの量を適正に検知し、その量が予め設定したメンテナンス基準量に達したときには、これを告知して、メンテナンス作業の実行を喚起するようにしている。
ここで、このダストボックス20のメンテナンスの告知制御の基本思想であるが、この実施形態では、
(1) 上記ダストボックス20内のゴミの量の判断ロジックをより簡略化すべく、該ダストボックス20内のゴミの量を、上記掃除機構Yの動作回数(即ち、掃除運転の実行回数)によって判断する、
(2)上記ダストボックス20内のゴミの量の判断と、メンテナンス基準量に基づくメンテナンス告知の判断との対応を明確にして、より簡略化された判断ロジックで正確にメンテナンス告知を行なうべく、メンテナンス基準量も、上記掃除機構Yの動作回数で規定する、
(3) 上記掃除機構Yの動作間隔と該掃除機構Yの1回の動作で上記ダストボックス20側に捕集されるゴミの量との間の相関関係に着目し、上記ダストボックス20内のゴミの量をより精度良く検知すべく、上記ダストボックス20内のゴミの量の判断に際して、上記掃除機構Yの動作間隔(即ち、掃除運転の頻度)を考慮する、
(4) 掃除運転に対する使用者の要求に的確に対応して精度の良いメンテナンス告知を実現すべく、上記掃除機構Yの動作間隔が複数設定される場合には、これら各動作間隔に対応してメンテナンス基準量も複数設定する、
(5) 上記掃除機構Yの操作形態に対応したメンテナンス告知を実現すべく、メンテナンス基準量を、掃除運転が自動で定期的に行われる場合と、手動で不定期に行なわれる場合とにおいて、異なる値に設定する、
ことをメンテナンス告知制御における基本思想としている。
以下、これらの基本思想の下での制御の実際を説明するが、それに先立って、先ず、図8を参照して、上記空気調和機Zの制御系の構成を説明する。
この空気調和機Zでは、制御部として、室内機制御部151と室外機制御部152と空調機構Xを制御する空調機構制御部153と掃除機構Yを制御する掃除機構制御部154と加湿・換気制御部155を備えている。
上記室内機制御部151には、空調運転制御部151aと掃除機構異常判定部151bと掃除機構初期化処理部151cとフィルタ掃除時期判定部151dと掃除機構制御部151eとダストボックスメンテナンス判定部151fが設けられている。
上記空調機構制御部153には、前面パネル駆動部153aと水平フラップ駆動部153bと垂直フラップ駆動部153cとファン駆動部153dが設けられている。
上記掃除機構制御部154には、ブラシ駆動部154aとフィルタ駆動部154bとフィルタ位置検知部154cとダストボックス検知部154d及び掃除機構動作検知部154eが設けられている。
また、上記室内機制御部151は、リモコン156と本体運転スイッチ157によって操作されるとともに、表示部158とブザー159及び遠隔操作装着60が付設されている。
ここで、上記ダストボックス20のメンテナンスとの関係でその制御が問題となるのは、上記室内機制御部151と上記掃除機構制御部154の掃除機構動作検知部154e、表示部158、ブザー159及び遠隔操作装置160であり、ここではこれらについてのみ説明し、これ以外の制御部の説明は省略する。
この実施形態では、上記掃除機構動作検知部154eにおいて、掃除機構Yの動作回数を検知する。そして、上記室内機制御部151の上記ダストボックスメンテナンス判定部151fでは、上記掃除機構動作検知部154eからの動作回数信号を受け、その動作回数からダストボックス20内に溜まっているゴミの量を判断し、このゴミの量とメンテナンス基準量に対応するゴミの量とを比較し、ダストボックス20のメンテナンスが必要な時期に至っているかどうかを判定する。即ち、この実施形態では、上記ダストボックスメンテナンス判定部151fが、特許請求の範囲中の「判定手段」に該当する。
ここで、既にメンテナンスが必要な時期に至っていると判断された場合には、このことが、上記表示部158における表示、上記ブザー159での警報音、及び上記遠隔操作装置160への表示等によって、それぞれ告知される。即ち、この実施形態では、上記表示部158と上記ブザー159及び上記遠隔操作装置160が特許請求の範囲中の「告知手段」に該当する。なお、この告知手段としては、上記表示部158、上記ブザー159及び上記遠隔操作装置160の他に、例えば、双方向通信を行なうことができるワイヤレスリモコンとかワイヤードリモコンを用いてこれらに表示、点灯等で告知することも考えられる。
このメンテナンス告知を受けた操作者は、上記ダストボックス20のメンテナンス、即ち、該ダストボックス20を空気調和機Z側から取外して、内部に溜まったゴミを捨て、再度これを空気調和機Zに装着する作業を行なう。
以上の制御を、図9に示すフローチャートを参照して、より具体的に説明する。
制御開始後、先ずステップS1において、掃除機構Yの現時点までの累積動作回数「Nt」を読み込む。次に、ステップS2において、現在の掃除機構Yの動作形態(即ち、掃除運転の操作形態)が自動動作であるのか、手動動作であるのかを判定する。
ここで、自動動作とは、上記掃除機構Yの掃除運転が定期的に自動で行なわれるように設定された動作形態である。また、手動動作とは、操作者の手動操作によって上記掃除機構Yの掃除運転が不定期に行なわれるように設定された動作形態である。即ち、手動動作の場合には、定期的に操作者に対して掃除の奨励を告知はするが、その告知を認識した操作者が自己の判断に基づいてリモコン操作等で掃除を実行するものであるため、必ずしも定期的に掃除が行なわれるとは言えない。
そして、自動動作の場合には、上記掃除機構Yの1回の動作で上記ダストボックス20側に捕集されるゴミの量が比較的安定しているが、手動動作の場合には、上記掃除機構Yの1回の動作で上記ダストボックス20側に捕集されるゴミの量は安定せず変動し易い。そこで、ここでは、自動動作の場合と手動動作の場合におけるゴミの量の相違を考慮して、自動動作の場合におけるメンテナンス告知の判断基準と、手動動作の場合におけるメンテナンス告知の判断基準を異ならせている。
ステップS2において、現在は自動動作であると判断された場合であるが、この場合には、先ず、ステップS3において、メンテナンスを実行する基準となる掃除機構Yの動作回数(即ち、メンテナンス基準量)を、予め設定された二つの値「Na1」、「Na2」のうちから選択する。
ここで、このメンテナンスを実行する基準となる掃除機構Yの動作回数、即ち、メンテナンス基準量となる掃除機構Yの二つの動作回数「Na1」、「Na2」は、例えば、掃除機構Yの動作間隔に応じてそれぞれ設定されるもので、例えば、掃除機構Yを1日1回動作させる場合における動作回数「Na1」と、掃除機構Yを1週に1回動作させる場合における動作回数「Na2」として設定されるものである。この場合、前者「Na1」は、掃除運転の頻度が高く、上記掃除機構Yの1回の動作で捕集されるゴミの量が少ない場合の動作回数であり、後者「Na2」は、掃除運転の頻度が低く、上記掃除機構Yの1回の動作で捕集されるゴミの量が多い場合の動作回数であり、従って、これら両者間には、「Na1 > Na2」の関係がある。尚、後述する手動動作における動作回数「Nb1」、「Nb2」も、上記自動動作の場合における動作回数「Na1」、「Na2」と同様に、メンテナンス告知の間隔に基づいて設定される。
次に、ステップS4において、選択された動作回数「Na1」又は「Na2」と上記累積動作回数「Nt」を対比する。そして、「Na1」又は「Na2」が、累積動作回数「Nt」に達した場合には、メンテナンスの必要性が生じたと判断し、メンテナンスの必要性を告知する(ステップS11)とともに、累積動作回数「Nt」をリセット(ステップS12)した後、リターンし、次回の動作に備える。
これに対して、ステップS4において、「Na1」又は「Na2」が、累積動作回数「Nt」に達していないと判断される場合は、上記ダストボックス20へのゴミの捕集が許容される状態であるので、次にステップS5で、その後、上記掃除機構Yの掃除運転が実行されたかどうかを判定し、掃除運転が実行された場合には、ステップS6において累積動作回数「Nt」を「Nt+1」とインクリメントした後、ステップS4にリターンする。そして、「Na1」又は「Na2」が上記累積動作回数「Nt」に達するまで、制御を繰り返し(ステップS4〜ステップS6)、「Na1」又は「Na2」が、累積動作回数「Nt」に達した時点で、メンテナンスの必要性を告知する(ステップS11)とともに、累積動作回数「Nt」をリセット(ステップS12)してリターンし、次回の動作に備える。
ここで、ステップS2において手動動作であると判断された場合の制御は、ステップS7における動作回数「Nb1」又は「Nb2」の値が、上述の自動動作の場合における動作回数「Na1」又は「Na2」と異なるのみで、制御そのものは同じなので、自動動作の場合の説明を援用し、ここでの説明を省略する。
尚、自動動作の場合の動作間隔(即ち、メンテナンス告知の間隔)と、手動動作の場合のメンテナンス告知の間隔を同じに設定した場合でも、自動動作時の動作回数「Na1」と手動動作時の動作回数「Nb1」、又は自動動作時の動作回数「Na2」と手動動作時の動作回数「Nb2」は、「Na1>Nb1」、「Na2>Nb2」となるように設定される。これは、自動動作の場合はメンテナンス告知の都度、定期的に掃除運転が行なわれるので1回の掃除運転当りのゴミの量は少ないが、手動動作の場合は上述のように必ずしもメンテナンス告知の都度掃除運転が行なわれるものではないため1回の掃除運転当りのゴミの量は、自動動作の場合よりも多いものと考えられるからである。
以上のように、この実施形態のメンテナンス制御によれば、上記ダストボックス20に溜まるゴミの量を判断しその量が予め設定されたメンテナンス基準量に達したときメンテナンス信号を出力するとともに、このメンテナンス信号を受けて上記ダストボックス20のメンテナンスを告知し、操作者のメンテナンスの実行を喚起するものであることから、
例えば、従来のように、空調運転の運転積算時間からフィルタに溜まったゴミの量を推測し、これに基づいてダストボックスのメンテナンスを告知する構成のように、フィルタの掃除頻度の高低による不適切な判断が生じず、ダストボックス20のメンテナンスの告知をより適切なタイミングで行なうことができ、その結果、不必要なメンテナンスの実行に伴い空調運転が停止されることによる室内空調の快適性の低下とか、ダストボックス20にゴミが過度に溜まってゴミが室内へ飛散することによる室内環境の悪化等が防止され、それだけ空気調和機の性能特性の向上が期待できるものである。
尚、上記実施形態では、壁掛型の空気調和機(室内機)を例にとって説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、例えば、天井埋込型、床置型等の空気調和機にも適用できることは言うまでも無い。
本願発明の形態に係る空気調和機の外観斜視図である。 図1のII−II拡大断面図である。 図1に示した空気調和機においてケーシングを取外した状態の外観斜視図である。 図2のIV部分の拡大断面図である。 フィルタの駆動機構を示す斜視図である。 フィルタの斜視図である。 図1に示したブラシ機構の外観斜視図である。 図1に示した空気調和機の機能ブロック図である。 ダストボックスのメンテナンスに関する制御フローチャートである。
符号の説明
1 ・・ケーシング
2 ・・前面パネル
3 ・・吸込口
4 ・・吹出口
7 ・・熱交換器
8 ・・ファン
10 ・・ベルト
11 ・・第1プーリ
12 ・・第2プーリ
13 ・・フィルタ
14 ・・掃除ユニットケーシング
15 ・・側壁部
16 ・・側壁部
17 ・・掃除ブラシ
18 ・・ブラシ軸
19 ・・ブラシ
20 ・・ダストボックス
21 ・・第1ボックス体
22 ・・第2ボックス体
23 ・・押釦
24 ・・ブラシ駆動ギヤ
25 ・・防滴カバー
28 ・・パネル開閉駆動モータ
29 ・・ギヤ
31 ・・フィルタ駆動モータ
33 ・・ローラ
38 ・・連結軸
43 ・・フィルタ押さえ
44 ・・水平フラップ
45 ・・垂直フラップ
47 ・・係止穴
48 ・・係止突起
Q ・・ブラシ機構
X ・・空調機構
Y ・・掃除機構
Z ・・空気調和機

Claims (6)

  1. ケーシング(1)に形成された吸込口(3)から吹出口(4)に至る通風路内に、熱交換器(7)とファン(8)を配置した空調機構(X)と、上記吸込口(3)の内面に沿って配置された板状形体をもつフィルタ(13)の表面に付着したゴミをダストボックス(20)内に捕集するようにした掃除機構(Y)を備えてなる空気調和機であって、
    上記ダストボックス(20)に溜まるゴミの量を判断しその量が予め設定されたメンテナンス基準量に達したときメンテナンス信号を出力する判断手段と、
    上記判断手段からのメンテナンス信号を受けて上記ダストボックス(20)のメンテナンスを告知する告知手段を備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1において、
    上記判断手段は、上記掃除機構(Y)の動作回数に基づいて上記ダストボックス(20)内のゴミの量を判断する構成であることを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1において、
    上記メンテナンス基準量が上記掃除機構(Y)の動作回数で規定されることを特徴とする空気調和機。
  4. 請求項1、2又は3において、
    上記判断手段は、上記掃除機構(Y)の動作間隔を考慮して上記ダストボックス(20)内のゴミの量を判断することを特徴とする空気調和機。
  5. 請求項4において、
    上記掃除機構(Y)の動作間隔が複数設定される場合、該複数の動作間隔のそれぞれに対応して上記メンテナンス基準量も複数設定されることを特徴とする空気調和機。
  6. 請求項1、2、3、4又は5において、
    上記メンテナンス基準量が、上記掃除機構(Y)の動作を、上記告知を受けて自動で行なう自動動作時と、上記告知を受けて手動で行なう手動動作時で異なる量に設定されることを特徴とする空気調和機。
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