JP2008081315A - 粘着テープカッター - Google Patents

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Abstract

【課題】 粘着テープカッターに、粘着テープの折り返し作業を片手で粘着テープを引き出すと同時に容易に安全に行うことのできる安価な装置を持たせる。
【解決手段】 粘着テープカッター本体11は、粘着テープロール21を回転自在に保持する部分とテープ切刃12を備える。また両者の間に回動自在に軸支された被粘着性の低い材質または表面加工を用いた、円柱側面の中央部がなだらかに窪んだ形状の固定ローラー14、並びに該テープ切刃12に近設する位置から該固定ローラー14に隣接する位置までを往復動し、作動後は該テープ切刃12に近設する位置に復動するよう支持され回動自在に軸支された、被粘着性の低い材質または表面加工を用いた、円柱側面の中央部がなだらかに窪んだ形状の誘導ローラー16を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、粘着テープを粘着テープロールから引き出す動作と同時に該テープの先端の粘着面同士を合わせて折り返すことで非粘着部を形成することができる粘着テープカッターに関するものである。
従来粘着テープカッターは、セロハン、紙、合成樹脂等を素材とする長尺テープに粘着材を塗布しロール加工した粘着テープを回転自在に支持する部分、引き出した粘着テープを保持し切断する部分で構成される。また、従来粘着テープカッターは、引き出された粘着テープを、次回引き出すための摘み代部分として所定の長さに残すため、粘着テープロールから適当な距離を取って、テープ保持板をテープ切刃に近設する位置に取り付けている。
従来は粘着テープカッターより切り出した粘着テープを貼着した後、該テープが不要となり剥離したい場合に、該テープの粘着力と強度等の関係によっては貼着した後の該粘着テープの剥離が困難である場合が多い。この解決策として、仮止め等の目的で粘着テープの将来の剥離を前提とする場合は、粘着テープを希望する長さに切り出した後、両手を使い該テープの片端の粘着面同士を合わせて折り返することで非粘着部を作り、目的物に貼着することが一般的に行なわれている。
また、従来の粘着テープカッターは、粘着テープロールの摘み代部分の粘着面を指で摘むためその部分の粘着力の低下を招き、さらにセロハン等透明な素材を用いた粘着テープは、摘み代部分の粘着材に指紋等の指の汚れが付着し、美観を損ねることがあった。
そこで、近年では粘着テープを引き出す際、先端を折り返すことで非粘着部を形成することができる粘着テープカッターが紹介されている。本願発明に関連する公知技術として次の特許文献1、2及び実用新案文献1を挙げることができる。
特開2006−206315号公報 特開2006−289599号公報 実開平5−32362号公報
特許文献1に記載された粘着テープカッターは、非粘着部を確実に作るための粘着テープの折り返しのためにテ−プブリッヂが設けてある。該部品は先端が尖った形状で上方に向かって突起しているので、使用者の手及び指を傷つける恐れがある。
特許文献2に記載された粘着テープカッターは、非粘着部を作るための粘着面同士の接着(折り返し)するための条件である粘着テープが上方にたわむための方法が、粘着テープの先端を保持している保持部の頂部の円弧運動のみであり、これをもって粘着テープが確実に上方にたわむことは難しいと思われる。またテープ切刃に指が触れるので安全と言い難い。
実用新案文献1に記載された粘着テープカッターは、本体内部に複雑な機構を設けてあるため、製造コストが高く普及の障害となる可能性がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものである。その目的は、粘着テープロールを引き出し必要な長さに切り目的物に貼着した後の粘着テープを、剥離または再使用の目的をもって、切り出した粘着テープの片端に非粘着部を作るため、従来行なわれている粘着テープを切り出した後両手を使い粘着テープの折り返す作業を、片手だけで粘着テープを引き出すと同時に容易に迅速に安全に行うことのできる安価な装置を備えた粘着テープカッターを提供することにある。
この本体は、粘着テープのロールを回転自在に保持する部分とテープ切刃の部分を備え、これらの間の粘着テープ繰り出し部付近に回転自在に支持された被粘着性の低い材質又は形状を用いたローラーと、テープ切刃に近い位置から該ローラーに隣接する位置までを往復動し、作動後はテープ切刃に近い位置に復帰するよう枢支された被粘着性の低い材質又は形状を用いた回転自在に支持されたローラーを設けたことを特徴とする。
また前記ローラーは、被粘着性の低い材質または表面加工を用いた、円柱側面の中央部がなだらかに窪んだ形状を設けたことを特徴とする。
また前記ローラー(前者)は、目的とする粘着テープの非粘着面の長さに応じて、適当な位置に移動し固定することができることを特徴とする。
また前記ローラーの支持の方法に梁または枠を用い、ローラー(後者)が滑動することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、貼着後の粘着テープの剥離を容易にする目的で、粘着テープの片端に非粘着部を作るために、粘着テープを切り出した後両手作業で行なわれていた粘着テープの折り返し作業が、片手で粘着テープを引き出すと同時に容易に迅速に安全に行うことが可能となる。また粘着面に触れないで粘着テープを引き出すことから、粘着力の低下がなく粘着面に指紋が写ることがない。本発明は構成部品が少なく、該部品は単純な構造のため安価に提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る粘着テープカッターの斜視図である。図2〜図7は本発明の使用の際の一連の動作、使用者の指の動作及び粘着テープの挙動を示した略側面使用説明図である。図8は固定ローラー14及び誘導ローラー16の正面図、及び側面図である。図9は本発明の他の実施例を示す略側面(一部断面)図である。
図1に示すように、本粘着テープカッター本体11は、粘着テープロール21を回転自在に保持する粘着テープ保持する部分とテープ切刃12を備える。両者の間に回動自在に軸支された固定ローラー14を備え、テープ切刃12に近設する位置aから固定ローラー14に隣接する位置bまでを往復動し、作動後は位置aに復動するように支持され、回動自在に軸支された誘導ローラー16を備える。
以下に図2、図3、図4、図5、図6、図7の順序で、本発明の使用の際の一連の動作、使用者の親指31、人差し指32の動作及び粘着テープ22の挙動を説明する。
図2に示すように、使用者の親指31は、誘導ローラー16に粘着テープ22を挟んだままと誘導ローラー16の右上付近(図上)を軽く押さえる。
図3に示すように、使用者の人差し指32は、指の腹上部で粘着テープ22を挟んだまま固定ローラー14の左上付近(図上)を軽く押さえる。
図4に示すように、使用者の人差し指32はそのままで、使用者の親指31は粘着テープ22を挟んだまま、固定ローラー14に接するまで粘着テープ22を摘むように、誘導ローラー16を左(図上)に移動させる。この際、固定ローラー14と誘導ローラー16の間の粘着テープ22は誘導ローラー16の移動に連れて上方にたわみ始める。
ここで、粘着テープが上方にたわむ理由を説明する。第一に固定ローラー14及び誘導ローラー16の形状は、図8に示すように円柱側面の中央部がなだらかに窪んだ形状である。この形状の物に貼り付いた粘着テープは、その接着面の両側の近辺の接着していない部分が、粘着テープの非粘着面方向に反る現象を起こす。これは、中央部がなだらかに窪んだ形状の円柱側面に接着した応力の作用によるものと思われる。
第二に使用者の指の腹の形状に該ローラーの形状が適応するため、回動自在に軸支された該ローラーが不適切な動きをしない。粘着テープが上方にたわむために必要な該ローラーの動きとして、該ローラー同士が接近する時は図3の矢印に示す方向に回動し、また粘着テープ22を摘み上げる時には、図4の矢印に示す方向に回動することができる。以上のことから、粘着テープ22は確実に上方にたわみ始めることとなる。
図5に示すように、使用者の親指31と人差し指32をもって、上方にたわむことで粘着面が向かいあった粘着テープ22を摘むと、折り返しによって非粘着部23ができる。この際、被粘着性の低い材質又は形状を用いた固定ローラー14と、被粘着性の低い材質又は形状を用いた誘導ローラー16が回動自在に支持されているため、固定ローラー14及び誘導ローラー16が図上の矢印の方向に回転しながら粘着テープ22を剥離するため、該ローラーに貼着することがなく容易に摘むことができる。
図6に示すように、使用者の親指31と人差し指32をもって、非粘着部23を摘み上げ固定ローラー14と誘導ローラー16から剥離し、粘着テープ22を希望する長さまで引き出す。その時、誘導ローラー16は戻りバネ17によってテープ切刃12に近設する位置aに復動する。
図7に示すように、使用者は粘着テープ22をその非粘着部23を親指31と人差し指32で摘んだまま、テープ切刃12に押し当て切断する。同時に粘着テープ22は固定ローラー14、誘導ローラー16によって保持される。
図8に示すように、固定ローラー14及び誘導ローラー16は円柱側面の中央部がなだらかに窪んだ形状であり、粘着テープに対しての被粘着性の低い合成樹脂等の材質のもの、または粘着テープに対しての被粘着性を弱くするためのローレット切り等の表面加工を施したものである。
図1から図7に示すように、固定ローラー14の位置は定まったものに限られない。図10に示すように、必要に応じて適宜その位置を変化させる方法も可能である。固定ローラー14をテープ切刃近設位置aに近く固定した場合14′は、非粘着部分は短く形成され、粘着テープロール引き出し位置cに近く固定した場合14"は、非粘着部分は長く形成される。
図1から図7に示すように、固定ローラー14及び誘導ローラー16の支持の方法はアームを用いるもの限られない。図9に示すように、取り付け梁18を用い支持するものや枠体を用い支持するもの等の方法がある。
図1から図7に示すように、誘導ローラー16がテープ切刃12に近設する位置から該固定ローラー14に隣接する位置までを往復動し、作動後はテープ切刃12に近設する位置に復動するための部品として戻りバネ17を用いている。しかし、これに限られずゴムや合成樹脂等の弾性材料を用いる方法がある。
本発明の実施の形態に係る粘着テープカッターの外観斜視図である。 本発明の使用の際の一連の動作の始めの本発明の動作、使用者の指の動作及び粘着テープの挙動を示した略側面(一部断面)使用説明図である。 同じく2番目の略側面(一部断面)使用説明図である。 同じく3番目の略側面(一部断面)使用説明図である。 同じく4番目の略側面(一部断面)使用説明図である。 同じく5番目の略側面(一部断面)使用説明図である。 同じく最後の略側面(一部断面)使用説明図である。 固定ローラー14及び誘導ローラー16の正面図、及び側面図である。 本発明の他の実施例を示す外観斜視図である。 本発明の固定ローラー14の位置を必要に応じて適宜その位置を変化させた場合を示した略側面図である。
符号の説明
11 粘着テープカッター本体
12 テープ切刃
13 固定ローラーアーム
14 固定ローラー
14′ 固定ローラー14をテープ切刃近設位置aに近く固定した場合
14″ 固定ローラー14を粘着テープロール引き出し位置cに近く固定した場合
15 誘導ローラーアーム
16 誘導ローラー
17 戻りバネ
18 取り付け梁
21 粘着テープロール
22 粘着テープ
23 粘着テープ非粘着部(折り返し部)
31 使用者の親指
32 使用者の人差し指
a テープ切刃近設位置
b 固定ローラー隣接位置
c 粘着テープ引き出し位置

Claims (4)

  1. この本体は、粘着テープのロールを回転自在に保持する部分とテープ切刃の部分を備え、これらの間の粘着テープ繰り出し部付近に回転自在に支持された被粘着性の低い材質又は形状を用いたローラーとテープ切刃に近い位置から該ローラーに隣接する位置までを往復動し、作動後はテープ切刃に近い位置に復帰するよう枢支された被粘着性の低い材質又は形状を用いた回転自在に支持されたローラーを設けたことを特徴とする粘着テープカッター。
  2. 前記ローラーは、被粘着性の低い材質または表面加工を用いた、円柱側面の中央部がなだらかに窪んだ形状を設けたことを特徴とする請求項1に記載の粘着テープカッター。
  3. 前記ローラー(前者)は、目的とする粘着テープの非粘着面の長さに応じて、適当な位置に移動し固定することができることを特徴とする請求項1に記載の粘着テープカッター。
  4. 前記ローラーの支持の方法に梁または枠を用い、ローラー(後者)が滑動することを特徴とする粘着テープカッター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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