JP2008078736A - 固体撮像デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影された画像の信号をフレーム毎に出力するだけでなく、画素毎の信号の時間的な変化を出力することが可能な固体撮像デバイスを提供する。
【解決手段】半導体基板に形成された複数の光電変換部PDと、検出した光に対応する信号電荷を読み出す信号電荷読み出し回路とを備える固体撮像デバイスであって、光電変換部PDが出力する電荷を受け取って一時的に保持可能な第1のアナログメモリ部Re1と、前記第1のアナログメモリ部Re1に保持されている電荷を受け取って一時的に保持可能な第2のアナログメモリ部Re2と、第1のアナログメモリ部Re1に保持されている電荷の信号と、第2のアナログメモリ部Re2に保持されている電荷の信号との差分に応じた第3の信号を生成する差動増幅部50とを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばCMOS型イメージセンサやCCDイメージセンサ等の固体撮像デバイスに関する。
固体撮像デバイスについては、多数の光電変換部が一次元に配列されたラインセンサや、多数の光電変換部が列方向及び行方向に二次元配列されたイメージセンサが存在する。イメージセンサはデジタルカメラなどに採用され、ラインセンサはイメージスキャナなどに採用されている。
また、この種の固体撮像デバイスについては、読み出し回路の構造上の違いからCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサとCCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサとに区分されている。
CCDイメージセンサに関する従来技術は、例えば特許文献1に開示されている。また、CMOSイメージセンサに関する従来技術は、例えば特許文献2に開示されている。特許文献2に示されたCMOSイメージセンサにおいては、光電変換部の受光面が厚み方向の裏側に形成され、厚み方向の表面側に近い部分に配線等を形成している。従って、外部から入射する光が配線等に遮られることなく光電変換部に入射するので、各光電変換部の開口率が上がり、光電変換部の素子数が多い場合であっても入射光を高感度で検出可能になる。
特開平6−37297号公報 特開2005−353994号公報
従来の一般的なCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサにおいては、撮影の度に、全ての光電変換部で露光を実施し、露光によってそれぞれの光電変換部で生成される信号電荷を1フレーム毎に画素単位で順番に読み出すように動作する。
ところで、イメージセンサを用いて例えば画像監視装置を構成するような場合には、イメージセンサの撮影によって得られる画像データをコンピュータなどを用いて処理し、様々な認識処理を行う必要がある。このような用途においては、特に動きのある物体やその位置の変化を検出することが重要になる。従って、イメージセンサを用いて複数フレームの撮影を繰り返し、イメージセンサから出力される画像を1フレーム毎にコンピュータで取り込んだ後、互いに異なるタイミングで撮影された複数フレームの画像同士を同じ位置の画素間で比較して、画像の時間的な変化を検出することが一般的に行われている。
画像の時間的な変化(差分)を検出することは非常に単純な処理であるが、それを行うためには大きな負担がかかるのが実情である。すなわち、コンピュータ上に複数フレーム分の画像メモリを事前に確保しておく必要があり、複数フレームの画像をそれぞれ撮影してイメージセンサから読み出しコンピュータ上の画像メモリに保存する必要があり、更に互いに異なるフレームの画像はメモリ上の異なるメモリアドレスに存在するため同じ位置の画素に関する時間的な輝度の変化を検出するためにはメモリアドレスの計算なども必要になる。
従来の固体撮像デバイスは、撮影された画像の信号をフレーム毎に出力することはできるが、画素毎の信号の時間的な変化を出力することはできなかった。従って、固体撮像デバイスから出力される画像信号を処理する電気回路やコンピュータ側の負担が大きくなるのは避けられなかった。
本発明は、撮影された画像の信号をフレーム毎に出力するだけでなく、画素毎の信号の時間的な変化を出力することが可能な固体撮像デバイスを提供することを目的とする。
本発明に係る上記目的は下記構成により達成される。
(1)半導体基板に形成された複数の光電変換部と、前記複数の光電変換部のそれぞれが検出した光に対応する信号電荷を読み出す信号電荷読み出し回路とを備える固体撮像デバイスであって、前記光電変換部が出力する電荷を受け取って一時的に保持可能な第1のアナログメモリ部と、前記第1のアナログメモリ部に保持されている電荷を受け取って一時的に保持可能な第2のアナログメモリ部と、前記第1のアナログメモリ部に保持されている電荷に対応する第1の信号と、前記第2のアナログメモリ部に保持されている電荷に対応する第2の信号との差分に応じた第3の信号を生成する差動増幅部とを設けたことを特徴とする固体撮像デバイス。
この固体撮像デバイスによれば、撮影、すなわち露光によって前記各光電変換部が生成する信号電荷を、前記第1のアナログメモリ部に転送し、前記第1のアナログメモリ部で保持することができる。更に、前記第1のアナログメモリ部が保持している信号電荷を、前記第2のアナログメモリ部に転送し、前記第2のアナログメモリ部で保持することができる。
つまり、各光電変換部が生成した信号電荷を、前記第1のアナログメモリ部に転送した後、更に前記第1のアナログメモリ部から前記第2のアナログメモリ部に転送することができる。従って、例えば2回の撮影を連続的に行って2フレームの画像を取得する場合には、1番目のフレームの撮影によって各光電変換部が生成した1番目の信号電荷を前記第1のアナログメモリ部に転送して前記第1のアナログメモリ部で保持した後、2番目のフレームの撮影を実施し、更に、前記1番目の信号電荷を前記第1のアナログメモリ部から前記第2のアナログメモリ部に転送し、2番目のフレームの撮影によって各光電変換部が生成した2番目の信号電荷を前記第1のアナログメモリ部に転送して前記第1のアナログメモリ部で保持することができる。そのため、1番目のフレームの撮影で得られた前記1番目の信号電荷は前記第2のアナログメモリ部に保持され、2番目のフレームの撮影で得られた前記2番目の信号電荷は前記第1のアナログメモリ部に保持された状態になる。
前記差動増幅部は、前記第1のアナログメモリ部に保持されている電荷に対応する第1の信号と、前記第2のアナログメモリ部に保持されている電荷に対応する第2の信号との差分に応じた第3の信号を生成するので、前記差動増幅部が出力する前記第3の信号は、前記1番目の信号電荷と2番目の信号電荷との差分に相当する信号になる。つまり、前記差動増幅部が出力する前記第3の信号は、それぞれの画素に関する複数フレーム間の差分、すなわち時間経過に伴う各画素の輝度等の変化量に相当する。
(2) (1)記載の固体撮像デバイスであって、前記差動増幅部の各入力にフローティングゲートを接続し、前記差動増幅部は前記フローティングゲートを介して前記第1のアナログメモリ部及び第2のアナログメモリ部から電荷を読み出し前記第3の信号を生成することを特徴とする固体撮像デバイス。
この固体撮像デバイスによれば、前記差動増幅部はその入力に形成されたフローティングゲートを介して前記第1のアナログメモリ部及び第2のアナログメモリ部から電荷を読み出すので、前記第1のアナログメモリ部に保持されている信号電荷、並びに前記第2のアナログメモリ部に保持されている信号電荷の破壊を防止できる。
つまり、前記差動増幅部は前記第1のアナログメモリ部に保持されている信号電荷の内容と、前記第2のアナログメモリ部に保持されている信号電荷の内容とをそれぞれ参照する、そのため、前記第1のアナログメモリ部に保持されている信号電荷の一部分、並びに前記第2のアナログメモリ部に保持されている信号電荷の一部分が前記差動増幅部側に吸収される可能性がある。また、前記第1のアナログメモリ部に保持されている信号電荷、並びに前記第2のアナログメモリ部に保持されている信号電荷が破壊されるおそれがある。このような信号電荷の破壊を防止することができる。
(3) (1)記載の固体撮像デバイスであって、前記半導体基板の厚み方向に対して表面側に近い領域に配線用の層が形成され、前記光電変換部の受光面が前記表面側と反対の背面側に形成され、前記第1のアナログメモリ部及び第2のアナログメモリ部が、前記半導体基板の厚み方向の中央よりも前記表面側に近い位置に形成されたことを特徴とする固体撮像デバイス。
この固体撮像デバイスによれば、各アナログメモリ部を半導体基板の表面側に形成してあるので、デバイスの背面側から入射する光(可視光)は、半導体基板の厚みによって、アナログメモリ部に到達する前に十分に減衰する。従って、外部から入射する光は、各アナログメモリ部に保持される信号電荷にほとんど影響を及ぼさない。しかも、各アナログメモリ部の配置される位置が表面側であるので、光電変換部の受光領域がアナログメモリ部の影響を受けにくく、開口率の低下も生じない。
つまり、半導体基板に形成したチャネルを前記第1のアナログメモリ部及び前記第2のアナログメモリ部として利用する場合、外部から入射する光によって誘起される電子の影響により、各アナログメモリ部に保持された信号電荷が時間の経過に伴って増加する可能性があるが、これを防止できる。
なお、CMOS型のイメージセンサに一般的に設けられるフローティングディフュージョンと呼ばれる部分には、電荷を保持することが可能である。しかし、フローティングディフュージョンの部分に保持される電荷は極めて短い時間で暗電流が増加してしまう。従って、全ての光電変換部の読み出しスキャンが終了するまでの間に渡って信号電荷量を保持することはできず、アナログメモリとしては利用不可能である。従って、前記第1のアナログメモリ部及び前記第2のアナログメモリ部については、少なくとも1フレームの画像全体を読み出すのに必要な時間に渡って信号電荷を保持する能力を有する。
本発明によれば、固体撮像デバイス自身の出力に、画素毎の信号の時間的な変化分の信号が得られるので、固体撮像デバイスが出力する信号を処理する電気回路やコンピュータの負担を小さくすることができる。
(第1の実施の形態)
本発明の固体撮像デバイスに関する1つの実施の形態について、図1〜図5を参照しながら以下に説明する。
図1は第1の実施の形態の固体撮像デバイスの主要な構成要素の厚み方向の構成を示す縦断面図である。図2は図1に示す固体撮像デバイスの主要な構成要素を表す等価回路図である。
図1に示す固体撮像デバイスについては、多数の光電変換素子が行方向(矢印X方向)及び列方向(図1の紙面に垂直な方向)に沿って二次元配置されたカラーイメージセンサを想定しており、CMOS型の読み出し回路を内蔵している。多数の光電変換素子のうち1つの光電変換素子とそれに付随する回路とで構成される1セル分の主要部の構造が図1に示されている。
この固体撮像デバイスにおいては、図1に示すように、シリコン基板(P型)11上に第1絶縁層12と第2絶縁層13が積層され、シリコン基板11内にはP型拡散層14が形成されており、デバイスの厚み方向(矢印Z方向)に積層された構造になっている。そして、シリコン基板11の表面側(第1絶縁層12との境界部)の近傍及びシリコン基板11の内部に様々な半導体機能素子が形成されており、第1絶縁層12及び第2絶縁層13の領域に各種の電極及び図示しない配線が形成されている。
すなわち、シリコン基板11に形成された半導体機能素子としては、図1(図2の等価回路図も参照)に示すように、トランジスタTrA、フォトダイオードPD、アナログメモリRe1、アナログメモリRe2、キャパシタC1、トランジスタTrEがある。また、電極としては、プラグ25、オーバーフロードレインOFD、OFD制御電極40、第1読み出し電極41、第2読み出し電極42、第3読み出し電極44がある。
オーバーフロードレインOFDに設けられたプラグ25下部のシリコン基板11内には、N+型拡散層23が形成され、また、OFD制御電極40と第1読み出し電極41と第2読み出し電極42の下部に沿ってP型半導体層26が形成されている。そして、OFD制御電極40と第1読み出し電極41との間の下方のP型半導体層26と、さらにその下側のN型半導体層21とによって、フォトダイオードPDが形成されている。
また、プラグ25の下方のN型拡散層23、P型半導体層26の下部には、P型半導体層27が形成され、さらにその下方には、P型拡散層22が形成されている。
また、第1読み出し電極41の位置におけるP型半導体層26の下部には、N型拡散層30が形成され、更に、N型拡散層30に隣接してP型拡散層28が形成されている。また、第2読み出し電極42の位置におけるP型半導体層26の下部には、N型拡散層37が形成されている。
また、第3読み出し電極44の位置におけるP型半導体層26の下部には、N型拡散層31が形成され、更に、N型拡散層31に隣接したP型半導体層26と略同じ深さの位置にN型拡散層32が形成されている。
型拡散層32は後述するトランジスタTrEのゲート電極43に接続されている。このゲート電極43の位置の下方には、P型拡散層33と、ゲート電極43に接続されるN型拡散層34が形成されている。さらに、ゲート電極43にはN型拡散層35が接続されており、N型拡散層35に隣接してP型拡散層36が形成されている。
そして、N型拡散層30、37、31、N型拡散層34、35、P型拡散層33、36の下方には、N型拡散層29を挟んで、P型拡散層24がP型拡散層28に接続された状態で形成されている。
前述のように、1つのフォトダイオードPDが1セルの光電変換部を形成する。このフォトダイオードPDは、図1に示すようにシリコン基板11内の浅い領域から深い領域まで広い範囲に渡って形成されたN型拡散層21と、シリコン基板11の表面に近い位置に存在するP型拡散層26とで構成されている。また、フォトダイオードPDの受光部はデバイスの背面側に形成されている。すなわち、図1における下方から矢印Z1方向に向かってフォトダイオードPDに入射する光(可視光)によって、フォトダイオードPDが電荷を生成する。生成された信号電荷は、N型拡散層21とP型拡散層26との接合部分の近傍に蓄積される。
また、固体撮像デバイスの背面側には、図1に示すように、カラーフィルタ15及びマイクロレンズ16が設けられている。従って、外部(撮影対象の被写体)から入射する光については、マイクロレンズ16で集光され、カラーフィルタ15によって特定の色成分のみが抽出又は除去されてからフォトダイオードPDに入射する。
トランジスタTrAは、MOSトランジスタであり、フォトダイオードPDに蓄積されている信号電荷を必要なタイミングでリセットするために設けてある。図2に示すように、トランジスタTrAのオーバーフロードレインOFD端子は電源ライン(Vcc)と接続され、OFD制御電極40は制御信号線61と接続されている。制御信号線61には所定の制御信号(OFD Control)が印加される。
フォトダイオードPDに蓄積されている信号電荷を必要なタイミングでアナログメモリRe1の領域に読み出すためのゲート第1読み出し電極41は、図2に示すように制御信号線62と接続されている。制御信号線62には所定の制御信号(Gate1)が印加される。
アナログメモリRe1は、シリコン基板11の表面近傍に形成されたP型拡散層26と、その下方に埋め込み形で形成されたN型拡散層30とで構成されている。すなわち、アナログメモリRe1は1つのダイオードを構成しており、P型拡散層26とN型拡散層30との境界部分の近傍に信号電荷を蓄積することができる。実際には、第1読み出し電極41に印加する電圧を制御することにより、フォトダイオードPDに蓄積された信号電荷がアナログメモリRe1に転送される。そして、図2に示すように、アナログメモリRe1は、バリア部85と蓄積部87を備える。
アナログメモリRe1に蓄積されている信号電荷を必要なタイミングで下流側の領域にあるアナログメモリRe2側に読み出すための第2読み出し電極42は、図2に示すように制御信号線63と接続されている。制御信号線63には所定の制御信号(Gate2)が印加される。
アナログメモリRe2は、シリコン基板11の表面近傍に形成されたP型拡散層26と、その下方に埋め込み形で形成されたN型拡散層37とで構成されている。すなわち、アナログメモリRe2は1つのダイオードを構成しており、P型拡散層26とN型拡散層37との境界部分の近傍に信号電荷を蓄積することができる。実際には、第2読み出し電極42に印加する電圧を制御することにより、アナログメモリRe1に蓄積されている信号電荷がアナログメモリRe2に転送される。そして、図2に示すように、アナログメモリRe1は、バリア部85と蓄積部87を備える。
アナログメモリRe2に蓄積されている信号電荷を必要なタイミングで下流側の領域にあるキャパシタC1側に読み出すための第3読み出し電極44は、図2に示すように制御信号線64と接続されている。制御信号線64には所定の制御信号(Gate3)が印加される。
P型拡散層26と隣接する位置に形成されたN拡散層32は、電気的に浮遊状態とされたフローティングディフュージョン(FD)であり、キャパシタC1を形成している。このキャパシタC1は、電荷転送上流側から転送されてくる信号電荷を一時保持するために用いられる。なお、N型拡散層32と隣接する領域に形成されているN型拡散層31は、転送される信号電荷を上流側からキャパシタC1に誘導するためのポテンシャルスロープを形成している。
実際には、第3読み出し電極44に印加する電圧を制御して、アナログメモリRe2に蓄積された信号電荷が前記ポテンシャルスロープに誘導されてキャパシタC1に移動する。
トランジスタTrEは、MOSトランジスタであり、フローティングディフュージョンであるキャパシタC1の蓄積電荷に相応する信号電圧を、ゲート電極43を介して入力し、図2に示す読み出し信号線66に出力する。
また、図1には現れていないが、ゲート電極43には図2に示すトランジスタTrFも接続されている。図2に示すように、トランジスタTrFのゲート端子は制御信号線60と接続されている。トランジスタTrFは、制御信号線60に印加されるリセット信号(Reset)を用いて、キャパシタC1に生じる信号電圧をリセットするために利用される。
図2においては単一セルの回路要素だけを示してあるが、読み出し信号線66には実際には1行あるいは1列の多数のセルのそれぞれの出力が共通に接続されている。読み出し信号線66には、図2に示すように負荷トランジスタ71及びサンプルホールド回路72が接続されている。それぞれのセルから読み出される信号電荷に対応する電圧がそれぞれ異なるタイミングで順番にサンプルホールド回路72の入力に現れる。従って、セル毎に定まる互いに異なるタイミングでサンプルホールド回路72のサンプリング制御を実施することにより、セル毎の信号電荷に応じた信号電圧を取り出すことができる。サンプルホールド回路72から出力される信号電圧は、バッファアンプ73を介して出力端子74に出力される。
図1及び図2に示すように、各セルには差動増幅回路50が設けられており、差動増幅回路50の2つの入力端子はそれぞれアナログメモリRe1及びアナログメモリRe2と接続されている。また、差動増幅回路50のそれぞれの入力端子にはフローティングゲート(FG)51及び52が形成されており、差動増幅回路50はフローティングゲート51及び52を介してアナログメモリRe1及びアナログメモリRe2と接続されている。
フローティングゲート51及び52を用いることにより、差動増幅回路50はアナログメモリRe1及びアナログメモリRe2に蓄積されている信号電荷の量に影響を及ぼすことなく(破壊することなく)そのレベルを参照することができる。
差動増幅回路50の出力には、後述するように、各セルが検出した輝度の時間微分値(隣接する画像フレーム間の輝度の差分)が得られる。従って、差動増幅回路50の出力に接続された出力差動出力読み出し信号線53に現れる信号については、読み出し信号線66の信号と同様に扱うことができる。
すなわち、読み出し信号線66に接続されている読み出し回路(71,72,73)と同様の構成の読み出し回路を差動出力読み出し信号線53と接続することにより、各セルで検出された輝度の時間微分値を順番に読み出すことができる。
次に、図2に示した1セル分の回路から信号電荷を読み出すための制御手順について説明する。
図3は図1に示す固体撮像デバイスを使用する場合の制御手順を示すフローチャートである。
ステップS1:まず、最初に初期化処理が実行される。すなわち、制御信号線61に印加する制御信号(OFD Control)を低電位(L)から高電位(H)に切り替える。なお、低電位(L)及び高電位(H)は、それぞれアース電位及び電源ラインの電位(Vcc)に近い電位を表す。この制御により、トランジスタTrAがオン状態になるので、フォトダイオードPDに蓄積されている電荷はドレイン(OFD)に廃棄される。
この状態で、制御信号線63に印加するゲート信号(Gate2)を高電位(H)に切り替え、続けて低電位(L)にすることで、第1のレジスタ部の電荷を棄てる。そして制御信号線64に印加するゲート信号(Gate3)を低電位(L)にする。
次に、ゲート信号(Gate2)と、制御信号線64に印加するゲート信号(Gate3)と、制御信号線60に印加するリセット信号(Reset)を高電位(H)に切り替える。この制御により、トランジスタTrFがそれぞれオン状態になるので、アナログメモリRe1、Re2に蓄積されている電荷及びキャパシタC1に残っている電荷は、制御信号線65に廃棄される。その後、ゲート信号(Gate3)を低電位(L)に切り替える。
なお、図3中に記載されている第1のレジスタ部及び第2のレジスタ部は、それぞれ各セルに存在するアナログメモリRe1の集合及びアナログメモリRe2の集合を意味している。
ステップS2:電子シャッタを開く。すなわち、制御信号線63に印加するゲート信号(Gate2)と、制御信号線61に印加する制御信号(OFD Control)とをそれぞれ低電位(L)に切り替える。この制御により、トランジスタTrAはオフ状態になるので、フォトダイオードPDに蓄積される電荷の放電は停止する。すなわち、この時点から露光が開始され、フォトダイオードPDの受光面に入射する光の強度と露光時間の長さとに応じた電荷が生成され、フォトダイオードPDに蓄積される。
ステップS3:次に、制御信号線63に印加するゲート信号(Gate2)と、制御信号線64に印加するゲート信号(Gate3)を高電位(H)に切り替える。この制御により、トランジスタTrFがそれぞれオン状態になるので、アナログメモリRe2に蓄積されている電荷及びキャパシタC1に残っている電荷は、制御信号線65に廃棄される。
ステップS4:次に、制御信号線64に印加するゲート信号(Gate3)と制御信号線60に印加するリセット信号(Reset)を低電位(L)に切り替えた後、制御信号線63に印加するゲート信号(Gate2)を高電位(H)に切り替える。この制御により、トランジスタTrFがオフ状態になるので、アナログメモリRe1に蓄積されている電荷がアナログメモリRe2上に転送される。
ステップS5:前述のステップS3で電子シャッタを開いた時点から露光が開始されており、それ以降、各セルのフォトダイオードPDは受光した光の強度と露光時間の長さとに応じた量の光電子、すなわち信号電荷の蓄積を継続している。
ステップS6:次に、制御信号線62に印加するゲート信号(Gate1)を高電位(H)に切り替える。この時点で1回の露光が終了する。この制御により、露光開始から露光終了までの間(電子シャッタが開いている時間)にフォトダイオードPDで生成され蓄積された信号電荷が、アナログメモリRe1に転送され、信号電荷はアナログメモリRe1に保持される。
ステップS7:次に、制御信号線62に印加するゲート信号(Gate1)を低電位(L)に切り替え、制御信号線64に印加する制御信号(OFD Control)を高電位(H)に切り替える。この制御により、トランジスタTrAがオン状態になるので、露光が終了した後にフォトダイオードPDで生成される電荷はドレイン(OFD)に廃棄される。
ところで、固体撮像デバイスを用いて連続的にもしくは間欠的に撮影を実施するような場合には、前述の露光動作(S2−S6に相当する)を周期的に繰り返すことになり、露光動作を行うたびに1フレームの画像が得られる。また、図1及び図2に示す固体撮像デバイスにおいては、アナログメモリRe1の電荷蓄積部とアナログメモリRe2の電荷蓄積部には、それぞれ独立したフレームの信号電荷を保持することができる。例えば、ある時点で撮影された画像フレームの信号電荷がアナログメモリRe1に保持されているときには、前の画像フレームの信号電荷がアナログメモリRe2に保持されている。
ステップS8:制御信号(FG-control)を高電位(H)として、一つ前のフレームで蓄積された第2のレジスタ中の電荷量との差動信号を取り出す。そして、制御信号(FG-control)を低電位(L)として基のレジスタに電荷を戻す。つまり、図1及び図2に示す差動増幅回路50は、アナログメモリRe1に保持されている信号電荷と、アナログメモリRe2に保持されている信号電荷とを同時に参照することによりそれらの差分を検出する。すなわち、互いに異なるタイミングで撮影された2つの画像フレーム間の輝度の差分(時間微分値に相当)を差動増幅回路50が差動出力読み出し信号線53に出力する。
ステップS9:次に、制御信号線60に印加するリセット信号(Reset)を低電位(L)に切り替え、同時に制御信号線64に印加するゲート信号(Gate3)を高電位(H)に切り替える。この制御により、トランジスタTrFはオフ状態になるので、アナログメモリRe2に保持されている信号電荷がキャパシタC1の部分に読み出され、信号電荷の量に相当する電圧としてトランジスタTrEのゲート端子に印加される。更に、制御信号線65に印加する制御信号(Selectable Vcc)を制御することにより、一時的にトランジスタTrEをオン状態に切り替え、キャパシタC1に蓄積された信号電荷に相応する信号電圧を読み出し信号線66に読み出す。更に、所定のタイミングで読み出し信号線66に現れた信号電圧をサンプルホールド回路72でサンプリングし、バッファアンプ73を介して出力端子74から出力する。
この後、制御信号線64に印加するゲート信号(Gate3)を低電位(L)に切り替え、同時に制御信号線60に印加するリセット信号(Reset)を高電位(H)に切り替える。この制御により、アナログメモリRe2がキャパシタC1と切り離され、更にトランジスタTrFがオン状態なので、キャパシタC1に残っている電荷は、制御信号線65に廃棄される。
連続的に、あるいは周期的に撮影を繰り返す場合には、ステップS9からステップS10を通ってステップS1に戻り、上記の制御動作を繰り返す。この動作を実行するたびに、アナログメモリRe1に保持されていた過去に撮影された画像フレームに属する信号電荷は下流のアナログメモリRe2に転送され、アナログメモリRe1には新たな画像フレームに属する信号電荷が格納される。従って、各時点でアナログメモリRe1に保持されている信号電荷(画素)が属する画像フレームと、アナログメモリRe2に保持されている信号電荷(画素)が属する画像フレームとは互いに撮影タイミングが異なる。そのため、差動増幅回路50の出力には各セルの輝度に関する時間微分値が得られる。
具体的な動作例について説明する。
図4は図1に示す固体撮像デバイスによって撮影される画像フレームの具体例を示す模式図である。図4に示す動作例では、撮影方向を固定した固体撮像デバイスを用いて、被写体である走行する自動車を含む二次元画像を周期的に撮影する場合を想定している。そして、フレーム1、フレーム2、フレーム3の画像が順番に得られるが、被写体の自動車が走行しているため、フレーム1の画像と、フレーム2の画像と、フレーム3の画像とはそれぞれ異なっている。従って、各フレーム中の同じ位置の画素に注目すると、フレーム1の画像における画素の値(輝度等)P1(i,j)と、フレーム2の画像における画素の値P2(i,j)と、フレーム3の画像における画素の値P3(i,j)との間に違いが生じる。
そこで、固体撮像デバイスの各セルの差動増幅回路50から出力される差分信号の大きさを調べることにより、フレーム1の画像とフレーム2の画像との間に違いがあるか否か、並びにフレーム2の画像とフレーム3の画像との間に違いがあるか否か、つまり画像に変化があるかどうかを簡単に認識できる。
なお、実際には多数のセルが読み出し信号線66(Read)に接続されているので、多数のセルのそれぞれについて、上記ステップS1〜S9の処理を順次に行うことにより、多数のセルの信号電荷を出力端子74から順番に出力することができる。各セルの読み出しのタイミングは互いに異なるが、上記ステップS2で露光を開始してからステップS6で露光を終了するまでの露光期間については、全てのセルについて共通のタイミングに定めることができる。すなわち、各セルのフォトダイオードPDが共通の露光期間の間に生成し蓄積した信号電荷を隣接する位置のアナログメモリRe1、Re2に転送して一旦保持することにより、露光タイミングの時間的なずれを吸収することができる。
従って、露光を開始してから露光を終了するまでの露光時間の長さ(電子シャッタの開いている時間)は全てのセルについて共通になるので、全セルの露光時間は、同時刻として必要に応じて簡単に長さを調整できる。すなわち、グローバル電子シャッタの機能が実現する。
ところで、各アナログメモリRe1、Re2については図1に示すようにこの固体撮像デバイスの厚み方向(矢印Z方向)の中央よりも表側の面に近い領域、つまり絶縁層12の近傍に形成されている。一方、フォトダイオードPDの一部分を構成するN型半導体層21については、固体撮像デバイスの厚み方向の背面側に近い領域(p型拡散層14に近い領域)から表側の面に近い領域まで広い範囲に渡って形成されている。すなわち、背面側には配線層や電極が存在しないので、背面側から矢印Z1方向に受光面に入射する光は、配線層や電極のような遮光物の影響を受けることなくN型半導体層21にそのまま入射する。従って、フォトダイオードPDの開口率が高くなり、高感度の光電変換が可能になる。
一方、アナログメモリRe1、Re2の領域に保持される信号電荷については、外部からの光が入射するとその影響を受けて信号電荷が消滅する可能性がある。しかし、アナログメモリRe1、Re2は固体撮像デバイスの厚み方向の中央よりも表側の面に近い領域に形成されているので、図5に示すように、固体撮像デバイスの背面側から矢印Z1方向に入射する光は、比較的厚いシリコン基板11やN型半導体層21の領域を通過しない限りアナログメモリRe1、Re2までは到達しない。
ここで、図5は図1に示した固体撮像デバイスに関する主要部分の位置関係を模式的に表す断面図である。
実際には、シリコン結晶中の可視光の吸収率から考えると、シリコン基板11やN型半導体層21の領域の厚みが例えば15μm以上であれば、99%以上の可視光が吸収されることになるので、外部から入射する光はアナログメモリRe1、Re2の保持する信号電荷にはほとんど影響を与えない。また、可視光以外の波長成分(赤外線や近赤外線)については、カラーフィルタ15又はその他の光学フィルタで遮断することが可能である。また、表側の面から入射する外来光については、絶縁層12、13や、配線層などによって遮断されるのでアナログメモリRe1、Re2の領域には到達しない。
また、図1に示すようにアナログメモリRe1、Re2は埋め込みチャネル構造になっているので、表面チャネル型のアナログメモリ部を設ける場合と比べて発生するノイズ(暗時出力)が小さくなり高品質の画像が得られる。
(第2の実施の形態)
本発明の固体撮像デバイスに関する他の実施の形態について図6及び図7を参照しながら以下に説明する。
図6は第2の実施の形態の固体撮像デバイスの主要部の構成を簡略化して表す縦断面図である。図7は図6に示した固体撮像デバイスの主要部の構成を示す平面図である。
本実施の形態の図6及び図7において第1の実施の形態と対応する要素には、同一の符号を付けて示してあり、第1の実施の形態と同一の構成について、その説明を省略する。
第2の実施の形態における固体撮像デバイスを構成する1つのセル(受光セル90)の構成が図6に示されている。図6を参照すると、この受光セル90と図5に示すセルとはほとんど同じ構成になっている。しかし、図6に示す受光セル90においては、アナログメモリRe2と隣接する位置に、フローティングディフュージョン(FD)の代わりに垂直電荷転送部(VCCD)80が形成されている。
すなわち、第2の実施の形態の固体撮像デバイスにおいては、図7に示すように多数の受光セル90が垂直方向(矢印Y方向)及び水平方向(矢印X方向)に沿って升目状に二次元配置されており、それぞれの受光セル90と隣接する領域に、矢印Y方向に延びる垂直電荷転送部80がセルの列毎に形成されている。各垂直電荷転送部80は、CCD(Charge Coupled Devices)を構成しており、隣接する位置のアナログメモリRe2から信号電荷を受け取り、その信号電荷を矢印Y方向に延びるチャネル上で矢印Y方向に転送することができる。
垂直電荷転送部80を用いることにより、全ての受光セル90について、アナログメモリRe2から隣接する位置の垂直電荷転送部80に信号電荷を同時に転送することができる。また、転送時に発生するノイズを低減することができる。
各列の垂直電荷転送部80の下流側の終端には、CCDを構成する水平電荷転送部(HCCD)81が接続されている。従って、それぞれの受光セル90で生成された信号電荷は、アナログメモリRe2から垂直電荷転送部80上のチャネルに転送された後、垂直電荷転送部80上を矢印Y方向に転送され、更に水平電荷転送部81のチャネル上に移り、水平電荷転送部81上を矢印X方向に転送され、出力アンプ82で電圧に変換されて出力される。
なお、各受光セル90の差動増幅回路50から出力される信号Dについては、セル毎に独立した端子から取り出すこともできるが、CCDのような読み出し回路を用いてセルの並び順に従って順番に読み出すように構成しても良い。
以上のように、本発明の固体撮像デバイスを用いる場合には、それ自体で画素毎の信号の時間的な変化を出力することができるので、画像監視装置などを構成する場合のように、画像の時間軸上の変化を検出する必要がある場合には、画像を処理するコンピュータ側において、隣接する画像フレーム間の差分を検出するための処理を省略することができる。
第1の実施の形態の固体撮像デバイスの主要な構成要素の厚み方向の構成を示す縦断面図である。 図1に示す固体撮像デバイスの主要な構成要素を表す等価回路図である。 図1に示す固体撮像デバイスを使用する場合の制御手順を示すフローチャートである。 図1に示す固体撮像デバイスによって撮影される画像フレームの具体例を示す模式図である。 図1に示す固体撮像デバイスの主要部の構成を簡略化して表す縦断面図である。 第2の実施の形態の固体撮像デバイスの主要部の構成を簡略化して表す縦断面図である。 図6に示した固体撮像デバイスの主要部の構成を示す平面図である。
符号の説明
11 シリコン基板
12 絶縁層
13 絶縁層
14 P型拡散層
15 カラーフィルタ
16 マイクロレンズ
21 N型半導体層
22,24 P型拡散層
23,29 N型拡散層
26,28 P型拡散層
30,31,37 N型拡散層
32,34,35 N型拡散層
33,36 P型拡散層
40 OFD制御電極
41 第1読み出し電極
42 第2読み出し電極
43 ゲート電極
44 第3読み出し電極
50 差動増幅回路
51,52 フローティングゲート
53 差動出力読み出し信号線
60,61,62,63,64,65 制御信号線
66 読み出し信号線
71 負荷トランジスタ
72 サンプルホールド回路
73 バッファアンプ
74 出力端子
80 垂直電荷転送部(VCCD)
81 水平電荷転送部(HCCD)
82 出力アンプ
90 受光セル
OFD オーバーフロードレイン
PD フォトダイオード
Re1,Re2 アナログメモリ
TrA,TrE,TrF トランジスタ
C1 キャパシタ

Claims (3)

  1. 半導体基板に形成された複数の光電変換部と、前記複数の光電変換部のそれぞれが検出した光に対応する信号電荷を読み出す信号電荷読み出し回路とを備える固体撮像デバイスであって、
    前記光電変換部が出力する電荷を受け取って一時的に保持可能な第1のアナログメモリ部と、
    前記第1のアナログメモリ部に保持されている電荷を受け取って一時的に保持可能な第2のアナログメモリ部と、
    前記第1のアナログメモリ部に保持されている電荷に対応する第1の信号と、前記第2のアナログメモリ部に保持されている電荷に対応する第2の信号との差分に応じた第3の信号を生成する差動増幅部と、を設けたことを特徴とする固体撮像デバイス。
  2. 請求項1に記載の固体撮像デバイスにおいて、
    前記差動増幅部の各入力にフローティングゲートを接続し、前記差動増幅部は前記フローティングゲートを介して前記第1のアナログメモリ部及び第2のアナログメモリ部から電荷を読み出し前記第3の信号を生成することを特徴とする固体撮像デバイス。
  3. 請求項1に記載の固体撮像デバイスにおいて、
    前記半導体基板の厚み方向に対して表面側に近い領域に配線用の層が形成され、
    前記光電変換部の受光面が前記表面側と反対の背面側に形成され、
    前記第1のアナログメモリ部及び第2のアナログメモリ部が、前記半導体基板の厚み方向の中央よりも前記表面側に近い位置に形成されたことを特徴とする固体撮像デバイス。
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