JP2008077218A - 筆記情報処理システム、ペンデバイスおよびプログラム - Google Patents

筆記情報処理システム、ペンデバイスおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】媒体に対して筆記された文字や文字列をその文字や文字列を示す普遍的な電子情報として扱うことを可能とする。
【解決手段】筆記操作に関連した情報を媒体から読み取る電子ペンは、媒体に筆記された文字の文字コード情報を生成する文字コード情報生成部613を有する。
【選択図】図5

Description

紙等の媒体への筆記を電子化した筆記情報を処理する筆記情報処理システム等に関する。
近年、用紙上に筆記された文字や図形等が電子データに変換され、これがパソコンや携帯電話等に転送されて、筆記内容がそのまま保存されたり、メールとして送信される技術が注目されている。
かかる技術では、微細なドットが印刷された特殊な用紙が使用される。すなわち、この特殊用紙上では、微細ドットが例えば所定の大きさのグリッド毎にそれぞれ異なるパターンを持って形成されている。そのため、例えば撮像素子が内蔵された専用ペンを用いてこの特殊用紙に筆記を行うと、文字や図形等が筆記された位置のドットパターンが撮像素子に読み込まれ、この特殊用紙上で筆記された位置(描画トレース)の座標が特定される。それにより、かかる筆記された文字や図形等からなる電子文書を生成したり、筆記された文字や図形等を所定の電子文書に付加すること等が可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−94907号公報(第12−14頁)
ここで、一般に、情報処理装置は、電子文書におけるその筆記された文字や文字列をその文字や文字列を示す電子情報として普遍的に認識することができない。そのため、筆記された文字や文字列に対して、例えば平仮名から漢字等への変換や英語等の外国語への翻訳、関連した情報の検索等といった情報処理を施すことができないという不都合があった。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的は、媒体に対して筆記された文字や文字列をその文字や文字列を示す普遍的な電子情報として扱うことを可能とすることにある。
かかる目的のもと、本発明の筆記情報処理システムは、ユーザによる媒体への筆記操作に対応して、筆記操作に関連した情報を媒体から読み取るペンデバイスと、ペンデバイスにて読み取られた情報を取得し、取得した情報に基づいて媒体への筆記内容を媒体または媒体に印刷された電子文書に関連付けて記憶する情報処理装置とを備え、ペンデバイスは、媒体に筆記された文字の文字コード情報を生成する文字コード情報生成部を有することを特徴としている。
ここで、ペンデバイスは、文字コード情報生成部にて文字コード情報の生成を行うか否かを切り替える切替部をさらに有することを特徴とすることができる。また、文字コード情報生成部は、筆記された文字の中の片仮名および平仮名について文字コード情報を生成することを特徴とすることができる。さらに、文字コード情報生成部は、媒体上の所定の領域内に筆記された文字について文字コード情報を生成することを特徴とすることができる。加えて、文字コード情報生成部は、媒体上に形成された所定のチェックボックス内がマークされた場合に、筆記された文字について文字コード情報を生成することを特徴とすることができる。
また、ペンデバイスは、筆記された文字を文字コード情報生成部にて生成された文字コード情報に基づいて表示する表示部をさらに有することを特徴とすることができる。
また、本発明をペンデバイスとして捉え、本発明のペンデバイスは、媒体に筆記された文字の媒体上での位置情報を読み取る位置情報読取部と、位置情報読取部にて読み取られた位置情報に基づいて、媒体に筆記された文字の文字コード情報を生成する文字コード情報生成部とを備えたことを特徴としている。
ここで、文字コード情報生成部にて文字コード情報の生成を行うか否かを切り替える切替部をさらに備えたことを特徴とすることができる。また、筆記された文字を文字コード情報生成部にて生成された文字コード情報に基づいて表示する表示部をさらに備えたことを特徴とすることができる。
また、本発明をプログラムとして捉え、本発明のプログラムは、コンピュータに、媒体に筆記された文字の媒体上での位置情報を読み取る機能と、読み取られた位置情報に基づいて、媒体に筆記された文字の文字コード情報を生成する機能とを実現させることを特徴としている。
なお、このプログラムは、例えば、ROM等に格納されたプログラムを、RAMにロードして実行される場合がある。また、予めROMに格納された状態にて、CPUで実行される形態がある。さらに、EEPROM等の書き換え可能なROMを備えている場合には、機器がアッセンブリされた後に、プログラムだけが提供されてROMにインストールされる場合がある。このプログラムの提供に際しては、インターネット等のネットワークを介してデータ記録装置を備えたコンピュータにプログラムが伝送され、データ記録装置の有するROMにインストールされる形態も考えられる。
本発明の請求項1によれば、媒体に対して筆記された文字や文字列をその文字や文字列を示す普遍的な電子情報として扱うことが可能となる。
また、本発明の請求項2によれば、筆記された文字や文字列を文字コード情報に変換するか否かを容易に設定することが可能となる。
また、本発明の請求項3によれば、ペンデバイスを小型に形成することが可能となる。
また、本発明の請求項4によれば、筆記された文字や文字列を文字コード情報に変換するか否かを媒体上にて容易に選択することが可能となる。
また、本発明の請求項5によれば、筆記された文字や文字列を文字コード情報に変換するか否かを媒体上にて容易に選択することが可能となるとともに、文字コード情報に変換される文字や文字列が筆記される領域を大きく設定することができる。
また、本発明の請求項6によれば、文字コード情報に変換された文字や文字列をユーザは手元で確認することができる。
本発明の請求項7によれば、媒体に対して筆記された文字や文字列をその文字や文字列を示す普遍的な電子情報として扱うことが可能となる。
また、本発明の請求項8によれば、筆記された文字や文字列を文字コード情報に変換するか否かを容易に設定することが可能となる。
また、本発明の請求項9によれば、文字コード情報に変換された文字や文字列をユーザは手元で確認することができる。
本発明の請求項10によれば、媒体に対して筆記された文字や文字列をその文字や文字列を示す普遍的な電子情報として扱うことが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施の形態」という)について詳細に説明する。
本実施の形態の筆記情報処理システムでは、紙等の媒体に対し、電子文書の文書画像に加え、コードパターン画像を印刷する。コードパターン画像とは、識別情報および位置情報を符号化して得られる識別符号および位置符号を画像化したものである。
ここで、識別情報としては、媒体を一意に識別する識別情報、または、媒体に印刷された電子文書を一意に識別する識別情報のいずれかが採用される。前者の識別情報を採用した場合、同じ電子文書を複数部数印刷すると、異なる媒体には異なる識別情報が付与される。一方、後者の識別情報を採用した場合、同じ電子文書を印刷すると、異なる媒体であっても同じ識別情報が付与される。
また、位置情報は、媒体上の座標位置を表す情報である。
本実施の形態の筆記情報処理システムでは、このような画像が印刷された媒体に対し、電子ペン(ペンデバイス)で筆記する。これにより、コードパターン画像に含まれる位置情報に基づいて筆記情報や文字コード情報が生成される。また、コードパターン画像に含まれる識別情報に基づいて電子文書が特定される。なお、コードパターン画像に含まれる識別情報が媒体の識別情報である場合は、この識別情報と媒体に印刷された電子文書との対応を管理しておくことで、電子文書を特定することができる。
そして、この特定された電子文書に対し、筆記情報や文字コード情報が関連付けられる。
なお、本明細書では、「電子文書」の文言を用いるが、これは、テキストを含む「文書」を電子化したデータのみを意味するものではない。例えば、絵、写真、図形等の画像データ(ラスタデータかベクターデータかによらない)、その他の印刷可能な電子データも含めて「電子文書」としている。
以下、このような概略動作を行う本実施の形態の筆記情報処理システムについて、具体的に説明する。
ところで、上述したように、本実施の形態の筆記情報処理システムでは、識別情報として、媒体を一意に識別する識別情報と、媒体に印刷された電子文書を一意に識別する識別情報とを用いることができるが、ここでは媒体を一意に識別する識別情報を採用した場合を例として説明する。
本実施の形態の筆記情報処理システムでは、すでに述べたように、媒体の識別情報をコードパターン画像に埋め込む。そこで、本実施の形態において「識別情報」というときは、媒体の識別情報を指すものとする。例えば、同じ電子文書から作成した印刷文書に各人が別々にメモ等を書き込むような場合に、媒体毎に異なる識別情報を埋め込むと便利である。媒体に対する筆記情報や文字コード情報を媒体ごとに別々に管理することが容易に行えるからである。
また、媒体毎に異なる識別情報を埋め込んでおけば、情報追跡にも役立つ。例えば、媒体の識別情報と印刷を指示したユーザとの対応を記録しておくことで、特定の印刷文書を誰が出力したか容易に把握できるようになる。
なお、以下では、説明を簡単にするために、識別情報と位置情報とは明確に区別して用いる。しかしながら、媒体毎に異なる位置情報をコードパターン画像に埋め込み、その位置情報の違いにより媒体を識別するという手法もある。そこで、このような手法を採用した場合は、位置情報に媒体を識別する機能も備わっているものと見て、これを識別情報と考えるものとする。
まず、本実施の形態の筆記情報処理システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態が適用される筆記情報処理システムの全体構成を示した図である。この筆記情報処理システムは、情報処理装置の一例としての端末装置10、情報処理装置の一例としての文書サーバ20、情報処理装置の一例としての識別情報サーバ30、および画像形成装置40がネットワーク90に接続されることにより構成されている。また、この筆記情報処理システムは、印刷文書50およびペンデバイスの一例としての電子ペン60を含んで構成される。
端末装置10は、電子文書の印刷を指示したり、筆記情報を生成したりするために用いられる。なお、この端末装置10としては、例えばパーソナルコンピュータ(PC)が用いられる。
文書サーバ20は、電子文書を記憶している。そして、電子文書の印刷指示があると、電子文書の画像とコードパターン画像とを重畳した重畳画像の形成指示を出力する。また、本実施の形態において、文書サーバ20は、電子文書を複製する機能も有する。なお、この文書サーバ20は、例えば汎用のサーバコンピュータによって実現することができる。
識別情報サーバ30は、媒体に付与する識別情報を発行する。そして、発行した識別情報を、その媒体に印刷される電子文書と関連付けて管理する。また、本実施の形態において、識別情報サーバ30は、筆記情報や文字コード情報を関連付ける電子文書を特定する機能も有する。なお、この識別情報サーバ30は、例えば汎用のサーバコンピュータによって実現することができる。
画像形成装置40は、媒体に画像を形成する。ここで、画像形成装置40における画像形成方式としては、例えば、電子写真方式を用いることができるが、インクジェット方式等のその他の如何なる方式を用いてもよい。
印刷文書50は、電子文書の画像とコードパターン画像とを重畳した重畳画像が印刷された媒体である。
電子ペン60は、印刷文書50に文字または図形を記録(筆記)する機能を有するペンデバイスである。また、本実施の形態において、電子ペン60は、コードパターン画像から取得した情報を他の装置に送信する機構も有する。
次に、本実施の形態の筆記情報処理システムにおいて印刷文書50を生成する際の動作を説明する。
図2は、印刷文書50を生成する際の筆記情報処理システムでの動作を示したシーケンス図である。
まず、ユーザが、端末装置10を操作し、文書サーバ20に格納された電子文書の中から印刷対象の電子文書を指定する。それにより、端末装置10は、その電子文書の印刷指示を文書サーバ20に送信する(ステップ101)。なお、このとき、端末装置10は、ユーザが指定した印刷パラメータも送信する。ここで、印刷パラメータには、ページ、部数、用紙サイズ、N−up(用紙の1ページ内に電子文書のNページを割り付ける印刷)、余白等がある。
文書サーバ20は、端末装置10から電子文書の印刷指示を受信する(ステップ201)。そして、印刷を指示された電子文書の格納場所と、端末装置10から受信した印刷パラメータとを識別情報サーバ30に送信する(ステップ202)。
それにより、識別情報サーバ30は、電子文書の格納場所と印刷パラメータとを受信する(ステップ301)。そして、識別情報を管理するデータベースから未使用の識別情報を取り出す(ステップ302)。ここで、取り出す識別情報の数は、印刷パラメータに応じて決定される。つまり、基本的には、印刷するページ数に印刷部数を乗じて得られる数の識別情報が取り出される。ただし、印刷パラメータ中に、N−upの指定等がある場合は、それも考慮される。例えば、10ページの電子文書を2−upで5部印刷する場合は、25(=10÷2×5)個の識別情報が取り出される。
次に、識別情報サーバ30は、識別情報と、電子文書の格納場所と、印刷パラメータとを関連付けてデータベースに登録する(ステップ303)。そして、識別情報サーバ30は、文書サーバ20に対し、識別情報を送信する(ステップ304)。
それにより、文書サーバ20は、識別情報を受信する(ステップ203)。そして、識別情報および位置情報を埋め込んだコードパターン画像を生成する(ステップ204)。なお、コードパターン画像の生成処理の詳細は後段で述べる。
その後、文書サーバ20は、電子文書の文書画像とコードパターン画像とを画像形成装置40に送信し、画像形成を指示する(ステップ205)。この指示は、例えば、電子文書、識別情報、位置情報からページ記述言語(PDL:Print Description Language)を生成し、これを送信することで行うことができる。
画像形成装置40は、文書サーバ20から電子文書の文書画像とコードパターン画像とを受信する(ステップ401)。そして、画像形成装置40は、まず、文書画像をC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の画像に展開する(ステップ402)。次に、文書画像はC、M、Yのトナーを用いて、コードパターン画像はK(黒)のトナーを用いて、画像形成を行う(ステップ403)。
ところで、上述した例では、識別情報サーバ30は識別情報を発行するだけで、文書サーバ20が、識別情報を含むコードパターン画像を生成し、画像形成装置40に画像形成を指示する構成とした。しかしながら、識別情報サーバ30が、コードパターン画像を生成し、画像形成装置40に画像形成を指示する構成としてもよい。
また、コードパターン画像は、画像形成装置40で生成することもできる。この場合は、文書サーバ20または識別情報サーバ30が、電子文書から生成したPDLに識別情報を付加して画像形成装置40へ送信し、画像形成装置40が識別情報を含むコードパターン画像を生成することになる。
また、上記では、識別情報と、電子文書の格納場所と、印刷パラメータとが関連付けられて構成されたデータベースを識別情報管理サーバ30に置く構成について説明した。これは、かかるデータベースを共有可能な装置(識別情報サーバ30)に置くことで、複数ユーザへの対応や、サーバのアクセス制御技術を利用した電子文書のセキュリティ確保が可能となるからである。しかしながら、必ずしもこのような構成を採用しなければならないというわけではなく、端末装置10や文書サーバ20にこのようなデータベースを置く構成を採用してもよい。
また、上記した画像形成装置40では、コードパターン画像をKのトナーを用いて形成するようにした。これは、Kのトナーが、C、M、Yのトナーよりも赤外光の吸収量が多く、電子ペン60でコードパターン画像を読み取ることができるからである。しかしながら、コードパターン画像は、特殊トナーを用いて形成することも可能である。
ここで、特殊トナーとしては、可視光領域(400nm〜700nm)における最大吸収率が7%以下であり、近赤外領域(800nm〜1000nm)における吸収率が30%以上の不可視トナーが例示される。ここで、「可視」および「不可視」は、目視により認識できるかどうかとは関係しない。印刷された媒体に形成された画像が可視光領域における特定の波長の吸収に起因する発色性の有無により認識できるかどうかで「可視」と「不可視」とを区別している。また、可視光領域における特定の波長の吸収に起因する発色性が若干あるが、人間の目で認識し難いものも「不可視」に含める。
また、この不可視トナーは、画像の機械読取りのために必要な近赤外光吸収能力を高めるために、平均分散径が100nm〜600nmの範囲のものが望ましい。
次に、本実施の形態で生成されるコードパターン画像の元となるコードパターンについて説明する。
図3は、コードパターンについて説明するための図である。
まず、コードパターンを構成するビットパターンについて説明する。
図3(a)に、ビットパターンの配置の一例を示す。
ビットパターンとは、情報埋め込みの最小単位である。ここでは、図3(a)に示すように、9箇所の中から選択した2箇所にビットを配置する。図では、黒の四角が、ビットが配置された位置を示し、斜線の四角が、ビットが配置されていない位置を示している。9箇所の中から2箇所を選択する組み合わせは、36(=)通りある。したがって、このような配置方法により、36通り(約5.2ビット)の情報を表現することができる。
ただし、識別情報および位置情報は、この36通りのうち32通り(5ビット)を使用して表現するものとする。
ところで、図3(a)に示した最小単位の四角は、600dpiにおける2ドット×2ドットの大きさを有している。600dpiにおける1ドットの大きさは0.0423mmなので、この最小単位の四角の一辺は、84.6μm(=0.0423mm×2)である。コードパターンを構成するドットは、大きくなればなるほど目に付きやすくなるため、できるだけ小さいほうが好ましい。ところが、あまり小さくすると、プリンタで印刷できなくなってしまう。そこで、ドットの大きさとして、50μmより大きく100μmより小さい上記の値を採用している。これにより、プリンタで印刷可能な最適な大きさのドットを形成することができる。つまり、84.6μm×84.6μmが、プリンタ(画像形成装置40)で安定的に形成可能な最小の大きさなのである。
なお、ドットをこのような大きさにすることで、1つのビットパターンの一辺は、約0.5mm(=0.0423mm×2×6)となる。
また、このようなビットパターンから構成されるコードパターンについて説明する。
図3(b)に、コードパターンの配置の一例を示す。
ここで、図3(b)に示した最小単位の四角が、図3(a)に示したビットパターンに相当する。すなわち、識別情報を符号化した識別符号は、16(=4×4)個のビットパターンを使用して埋め込まれる。また、X方向の位置情報を符号化したX位置符号と、Y方向の位置情報を符号化したY位置符号とは、それぞれ、4個のビットパターンを使用して埋め込まれる。さらに、左上角部に、コードパターンの位置と回転を検出するための同期符号が、1つのビットパターンを使用して埋め込まれる。
なお、1つのコードパターンの大きさは、ビットパターンの5個分の幅に等しいため、約2.5mmとなる。本実施の形態では、このように生成したコードパターンを画像化したコードパターン画像を、用紙全面に配置する。
次に、本実施の形態の筆記情報処理システムにおける筆記情報や文字コード情報の電子文書への反映について説明する。ただし、以下の説明において、筆記情報や文字コード情報は、電子文書に直接付加されるものとする。
まず、印刷文書50に対する筆記を読み取るのに用いられる電子ペン60について説明する。
図4は、電子ペン60の機能構成を示したブロック図である。
図4に示したように、電子ペン60は、ペン全体の動作を制御する制御部61、電子ペン60による筆記動作をペンチップ69に加わる圧力によって検出する圧力センサ62、媒体上に赤外光を照射する赤外LED63、画像を入力する赤外CMOSセンサ64を備えている。さらに、識別情報および位置情報、さらには文字コード情報を記憶する情報メモリ65、外部装置との通信を制御する通信部66、電子ペン60を駆動するためのバッテリ67、電子ペン60の識別情報(ペンID)を記憶するペンIDメモリ68、筆記された文字等を表示する表示部71、筆記された文字を文字モード情報に変換するか否かを切り替える切替部の一例としての切替スイッチ72を備えている。そして、これら各部は、制御部61に接続されている。なお、各部を制御部61と直接接続するかどうかは、制御方法に応じて適宜定められる。
ここで、表示部71としては、液晶ディスプレイ等のようなそれ自体に文字等を表示する表示装置や、自らが出射した光を紙面上に投影することで文字等を表示する表示装置等を用いることができる。
図5は、制御部61の機能構成を示したブロック図である。図5に示したように、制御部61は、入力画像から検出したコードパターン画像を処理する画像処理部611、画像処理部611での処理結果から識別情報および位置情報を抽出するデータ処理部612、データ処理部612にて抽出された位置情報から文字コード情報を生成する文字コード情報生成部613を含んで構成されている。
文字コード情報生成部613は、特徴量抽出部613a、文字特徴量記憶部613b、文字識別部613cを含んで構成されている。特徴量抽出部613aは、データ処理部612にて抽出された位置情報から筆記された文字毎の外接矩形を切り出し、その切り出した文字画像の特徴量を抽出する。文字特徴量記憶部613bは、各々の文字の標準的な文字パターンについての特徴量を記憶している。文字識別部613cは、特徴抽出部613aにて抽出された文字画像の特徴量と、文字特徴量記憶部613bに記憶されている文字パターンについての特徴量とを比較して、文字認識を行うとともに、認識された文字に対応する文字コード情報を生成する。ここで、文字コード情報としては、例えば、汎用性のあるASCIIコードやシフトJISコード等を用いることができる。
また、文字コード情報生成部613は、例えば切替スイッチがONされた場合に機能するように構成されている。
ここで、この電子ペン60の動作の概略を説明する。
電子ペン60による筆記が行われると、ペンチップ69に接続された圧力センサ62が、筆記動作を検出する。これにより、赤外LED63が点灯し、赤外CMOSセンサ64がCMOSセンサによって媒体上の画像を撮像する。
なお、赤外LED63は、消費電力を抑制するために、CMOSセンサのシャッタタイミングに同期させてパルス点灯する。
また、赤外CMOSセンサ64は、赤外領域に感度があるCMOSセンサであって、撮像した画像を同時に転送できるグローバルシャッタ方式のCMOSセンサが使用される。また、外乱の影響を低減するために、CMOSセンサ全面に可視光カットフィルタを配置している。そして、赤外CMOSセンサ64は、70fps〜100fps(frame per second)程度の周期で、画像を撮像する。なお、撮像素子はCMOSセンサに限定するものではなく、CCD等、他の撮像素子を使用してもよい。
このように撮像した画像が制御部61に入力されると、制御部61は、撮像した画像からコードパターン画像を取得する。そして、それを復号し、コードパターン画像に埋め込まれている識別情報および位置情報を取得する。
以下、その際の制御部61における画像処理部611およびデータ処理部612の動作について説明する。
図6は、電子ペン60の画像処理部611およびデータ処理部612での動作を示したフローチャートである。
まず、画像処理部611は、印刷文書50上の画像を入力する(ステップ601)。そして、画像に含まれるノイズを除去するための処理を行う(ステップ602)。ここで、ノイズとしては、CMOS感度のばらつきや電子回路により発生するノイズ等がある。ノイズを除去するために如何なる処理を行うかは、電子ペン60の撮像系の特性に応じて決定する。例えば、ぼかし処理やアンシャープマスキング等の先鋭化処理を適用することができる。
次に、画像処理部611は、画像からドットパターン(ドット画像の位置)を検出する(ステップ603)。例えば、2値化処理によりドットパターン部と背景部とを切り分け、2値化された個々の画像位置からドットパターンを検出することができる。2値化画像にノイズ成分が多数含まれる場合は、例えば、2値化画像の面積や形状によりドットパターンの判定を行うフィルタ処理を組み合わせる必要がある。
また、画像処理部611は、検出したドットパターンを2次元配列上のデジタルデータに変換する(ステップ604)。例えば、2次元配列上で、ドットがある位置を「1」、ドットがない位置を「0」というように変換する。そして、この2次元配列上のデジタルデータは、画像処理部611からデータ処理部612へと受け渡される。
次いで、データ処理部612は、受け渡されたデジタルデータから、図3(a)に示した2つのドットの組み合わせからなるビットパターンを検出する(ステップ605)。例えば、ビットパターンに対応するブロックの境界位置を2次元配列上で動かし、ブロック内に含まれるドットの数が2つになるような境界位置を検出することにより、ビットパターンを検出することができる。
このようにしてビットパターンが検出されると、データ処理部612は、ビットパターンの種類を参照することにより、同期符号を検出する(ステップ606)。そして、同期符号からの位置関係に基づいて、識別符号および位置符号を検出する(ステップ607)。
その後、データ処理部612は、識別符号を復号して識別情報を取得し、位置符号を復号して位置情報を取得する(ステップ608)。
ここで、本実施の形態の電子ペン60においては、切替スイッチ72がONに設定された場合には、制御部61の文字コード情報生成部613は、データ処理部612から位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて、筆記された文字についての文字コード情報を生成する。
次に、その際の制御部61における文字コード情報生成部613の動作について説明する。
図7は、電子ペン60の文字コード情報生成部613での動作を示したフローチャートである。
電子ペン60の切替スイッチ72がONに設定されると、文字コード情報生成部613は、データ処理部612から位置情報を取得する(S701)。ここでは、データ処理部612は、媒体に筆記された文字の媒体上での位置情報を読み取る位置情報読取部として機能する。
文字コード情報生成部613が位置情報を取得すると、特徴量抽出部613aは、取得した位置情報から筆記された文字毎の外接矩形を切り出し、その切り出した文字画像の特徴量を抽出する(S702)。そして、抽出された文字画像の特徴量を文字識別部613cに送る。
文字識別部613cは、特徴量抽出部613aから取得した文字画像の特徴量から文字認識を実行する(S703)。具体的には、文字識別部613cは、特徴量抽出部613aから取得した文字画像の特徴量と、文字特徴量記憶部613bに記憶されている各々の文字の標準的な文字パターンについての特徴量との論理上の距離を計測する。そして、かかる計測の結果に基づいて、特徴量の距離の開きが最も少ない文字が描画(筆記)されているものと判断する。
そして、ステップ703にて描画されているものと判断された文字に対応する文字コード情報(例えば、ASCIIコードやシフトJISコード等)を生成する(S704)。
ここで、文字識別部613cは、字体構成が比較的単純である例えば平仮名および片仮名に限って、文字認識を実行するように構成することもできる。すなわち、文字特徴量記憶部613bには、平仮名および片仮名の標準的な文字パターンについての特徴量のみを記憶しておき、特徴量抽出部613aから取得した文字画像の特徴量との比較を行うように構成することもできる。このように構成することで、文字特徴量記憶部613bの記憶容量や文字識別部613cでの処理負荷を低く抑えることができるので、内部スペースに制限がある電子ペン60において、文字コード情報生成部613を小型に形成することができる。
その後、文字識別部613cは、ステップ704にて生成された文字コード情報を、データ処理部612にて生成された識別情報および位置情報に対応付けて、情報メモリ65に記憶する(S705)。そして、文字コード情報は、通信部66を介して、識別情報および位置情報とともに端末装置10に送られる。
それと同時に、文字識別部613cは、ステップ704にて生成された文字コード情報を表示制御部614に送る(S706)。そして、表示制御部614は、表示部71に筆記された文字を文字コード形式で表示する(S707)。
なお、ここで、電子ペン60は、表示部71に代えて、または表示部71に加えて、所定の音を発する音源部や所定の光を発する発光部を備えることもできる。そして、表示部71での表示に代えて、または表示部71での表示とともに、所定の音や所定の光によって、文字コード情報生成部613により筆記された文字が認識され、文字コード情報が生成されたことをユーザに知らせることもできる。
ところで、上記の説明では、電子ペン60の切替スイッチ72がONに設定された場合に、文字コード情報生成部613が筆記された文字についての文字コード情報を生成処理する構成について説明した。
本実施の形態の電子ペン60では、例えば印刷文書50上の所定の領域に筆記された場合に、その領域に筆記された文字については、電子ペン60にて文字コード情報を生成し、印刷文書50上の他の領域に筆記された文字については、端末装置10にて筆記情報を生成するように構成することもできる。
ここで、図8は、媒体である印刷文書50の一例を示した図である。図8に示したように、印刷文書50上には、筆記された文字について文字コード情報を生成する領域Gが予め設定されている。そして、領域Gにて筆記された場合には、筆記された文字について電子ペン60が文字コード情報を生成する。また、印刷文書50上の他の領域に筆記された文字については、位置情報が送られる端末装置10が筆記情報を生成する。
また、領域Gには、図8に示したように、筆記される文字の大きさを指定する枠を設けておくこともできる。この枠の大きさは、文字コード情報を電子文書上に反映する際の基準となる大きさに設定される。そのため、この枠内に収まるように文字を記載することで、電子文書上に常時一定の大きさの文字を反映させるように設定することができる。
また、その際に、切替スイッチ72によるON設定と連動させることもできる。すなわち、領域Gでの文字の筆記が一文字単位で、または所定の文字列単位で終了した時点で、切替スイッチ72をONすることにより、一文字単位または所定の文字列単位毎に、文字コード情報を生成すように構成することもできる。それにより、ユーザは、筆記した文字を一文字単位または所定の文字列単位で文字コード情報に変換するか否かを容易に選択することができる。また、例えば切替スイッチ72を連続して2回ONすることにより、生成した文字コード情報を消去するように設定することもできる。このように、筆記された文字について文字コード情報を生成する領域Gと、切替スイッチ72によるON設定とを連動させることにより、文字コード情報への変換の実行/不実行や生成した文字コード情報の消去を、一文字単位または所定の文字列単位に自由に行うことができる。
また、本実施の形態の電子ペン60では、例えば印刷文書50上に所定のチェックボックスを形成しておき、チェックボックスに例えばチェックマークが記載された場合に、印刷文書50上に筆記された文字について文字コード情報を生成するように構成することもできる。
ここで、図9は、他の印刷文書50の一例を示した図である。図9に示したように、印刷文書50上に予め形成されたチェックボックスHにチェックマークが記載された場合には、電子ペン60は、印刷文書50上に筆記された文字について文字コード情報を生成する。
このように、印刷文書50上に筆記された文字についての文字コード情報の生成指示は、様々な態様を用いることができる。
続いて、電子ペン60が取得した情報から筆記情報を生成して電子文書に付加し、電子ペン60が生成した文字コード情報を電子文書に付加する処理について説明する。この処理は、端末装置10、文書サーバ20、識別情報サーバ30が情報を交換することによって実現される。
図10は、端末装置10、文書サーバ20、識別情報サーバ30の機能構成を示した図である。なお、端末装置10、文書サーバ20、識別情報サーバ30は、印刷文書50を生成するための機能も有しているが、ここでは、筆記情報や文字コード情報を電子文書に付加するための機能のみを示す。
図10に示したように、端末装置10は、入力部11、出力部12、筆記生成部13、送信部14、受信部15を含んで構成されている。
入力部11は、ユーザへの問い合わせに対するユーザからの応答等の入力を受け付ける。
出力部12は、ユーザへの問い合わせ等を出力する。
筆記生成部13は、電子ペン60から得た位置情報に基づいて筆記情報を生成する。したがって、筆記生成部13は筆記情報生成手段として機能する。なお、筆記生成部13は、電子ペン60から得た文字コード情報については、そのまま送信部14に送る。
送信部14は、識別情報、筆記情報、文字コード情報、ユーザへの問い合わせに対する応答等を送信する。
受信部15は、電子ペン60からは、識別情報、位置情報、文字コード情報を受信し、識別情報サーバ30からは、ユーザへの問い合わせ等を受信する。
なお、これらの機能部分は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、端末装置10の図示しないCPUが、入力部11、出力部12、筆記生成部13、送信部14、受信部15の各機能を実現するプログラムを外部記憶装置から主記憶装置に読み込んで処理を行う。
また、文書サーバ20は、文書記憶部21、文書生成部22、筆記付加部23、送信部24、受信部25を含んで構成されている。
文書記憶部21は、記憶手段であって、電子文書を記憶する。
文書生成部22は、文書記憶部21に記憶された電子文書を複製した新たな電子文書(以下、「複製文書」という)を生成し、この複製文書を文書記憶部21に記憶する。
筆記付加部23は、文書記憶部21に記憶された複製文書に筆記情報や文字コード情報を付加する。
送信部24は、複製文書の生成や、複製文書に対する筆記情報や文字コード情報の付加の結果を送信する。
受信部25は、複製文書の生成や、複製文書に対する筆記情報や文字コード情報の付加の指示を受信する。
なお、これらの機能部分は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、文書サーバ20の図示しないCPUが、文書生成部22、筆記付加部23、送信部24、受信部25の各機能を実現するプログラムを外部記憶装置から主記憶装置に読み込んで処理を行う。また、文書記憶部21は、例えば、磁気ディスクによって実現される。
また、識別情報サーバ30は、DB(データベース)記憶部31、制御部32、登録部33、送信部34、受信部35を含んで構成されている。
DB記憶部31は、識別情報と、電子文書の格納場所と、印刷パラメータと、複製文書の存否を示すフラグとを対応付けたデータベースを記憶する。
制御部32は、識別情報サーバ30全体の動作を制御する。
登録部33は、DB記憶部31に記憶されたデータベースに情報を登録する。
送信部34は、端末装置10へは、ユーザへの問い合わせ等を送信し、文書サーバ20へは、複製文書の生成や、複製文書に対する筆記情報や文字コード情報の付加の指示を送信する。
受信部35は、端末装置10からは、識別情報、筆記情報、文字コード情報、ユーザへの問い合わせに対する応答等を受信し、文書サーバ20からは、複製文書の生成や、複製文書に対する筆記情報や文字コード情報の付加の結果を受信する。
なお、これらの機能部分は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、識別情報サーバ30の図示しないCPUが、制御部32、登録部33、送信部34、受信部35の各機能を実現するプログラムを外部記憶装置から主記憶装置に読み込んで処理を行う。また、DB記憶部31は、例えば、磁気ディスクによって実現される。
次に、識別情報サーバ30内のDB記憶部31が記憶するデータベースの内容について具体的に説明しておく。
図11は、このデータベース内のデータの一例を示している。
このうち、図11(a)は、各媒体に印刷された電子文書を管理するためのテーブルを示している。
図11(a)に示したように、このテーブルには、識別情報と、電子文書の格納場所と、印刷パラメータと、フラグとが項目として設けられている。
識別情報は、本実施の形態では、上述したように、各媒体の識別情報である。
電子文書の格納場所は、各媒体に印刷された電子文書が格納された場所の情報(アドレス情報)である。
印刷パラメータは、各媒体に電子文書を印刷した際に設定した印刷パラメータである。図11(a)では、印刷パラメータを、「ページ(P),余白(A,B,C,D)」という形式で示している。Pはページ番号であり、A、B、C、Dは、それぞれ、左側、右側、上側、下側の余白(単位はmm)である。なお、ここでは、印刷パラメータとしてページおよび余白を示したが、これに限られるものではない。この他にも、通常の印刷で用いられる種々の印刷パラメータを管理することが可能である。
また、フラグは、各媒体に印刷された電子文書に対し、複製文書が生成されているかどうかを示すものである。本実施の形態において、フラグ「ON」は、複製文書が生成されていることを示し、フラグ「OFF」は、複製文書が生成されていないことを示している。図2のステップ303でデータが登録された直後は、対応するフラグは初期値である「OFF」に設定されている。しかしながら、その後、印刷文書50に筆記がなされることにより複製文書が生成されると、フラグは「ON」になる。
図11(a)のデータベースについて、より具体的に説明する。
まず、1行目から4行目は、電子文書「aaa.doc」の第1ページから第2ページが2部印刷されたことを示している。その際、1部は、左右上下の余白が1mmで印刷され、もう1部は、左右上下の余白が2mmで印刷されている。
また、5行目は、電子文書「bbb.doc」の第1ページが1部印刷されたことを示している。その際、左右の余白は1mmで、上下の余白は2mmで印刷されている。
そして、1行目から5行目のうち、3行目から5行目におけるフラグは「OFF」なので、オリジナルの電子文書は複製されていない。これに対し、1行目および2行目におけるフラグは「ON」となっている。これは、1行目で管理される媒体、または、2行目で管理される媒体に筆記がなされ、そのオリジナルの電子文書である「aaa.doc」が複製されていることを示している。
このようにオリジナルの電子文書に対する複製文書が生成されると、本実施の形態の識別情報サーバ30では、これを別のテーブルで管理している。
図11(b)は、このような複製文書を管理するテーブルを示している。
すなわち、図11(a)の1行目で管理される媒体に対し、「aaa.doc」に対する複製文書である「aaa.xdw」の1ページ目が関連付けられている。また、図11(a)の2行目で管理される媒体に対し、「aaa.doc」に対する複製文書である「aaa.xdw」の2ページ目が関連付けられている。
なお、ここでは、図11(a)の1行目および2行目で管理される電子文書の複製文書が図11(b)で管理される例を示した。しかしながら、このことは、図11(a)の1行目および2行目で管理される媒体の両方に実際に筆記がなされたことを意味しない。ある媒体に筆記がなされた場合、オリジナルの電子文書全体について複製文書を生成してもよいし、オリジナルの電子文書のうちその媒体に印刷されたページのみについて複製文書を生成してもよいからである。
続いて、筆記情報や文字コード情報を電子文書に付加する際の動作について説明する。
図12は、このときの動作を示したシーケンス図である。
まず、電子ペン60は、図6の処理により取得した識別情報および位置情報、さらに、例えば切替スイッチ72がONに設定された場合等には、図7の処理により取得した識別情報および位置情報に対応付けられた文字コード情報を端末装置10に送信する(ステップ611)。
端末装置10では、受信部15が、電子ペン60から識別情報および位置情報、さらには識別情報および位置情報に対応付けられた文字コード情報を受信し、これらの情報を筆記生成部13に受け渡す(ステップ111)。
次に、筆記生成部13は、受け渡された情報のうち位置情報に基づいて筆記情報を生成し、送信部14に受け渡す(ステップ112)。このとき、筆記情報は、媒体上の複数の位置を示す位置情報に基づいて生成される。
なお、電子ペン60から受信した位置情報に誤りがあった場合、筆記生成部13は、次のような処理を行うことで、位置情報を補正するようにしてもよい。
第一に、複数の位置情報を比較し、その中で特異点を取り除くフィルタ処理である。すなわち、1回の筆記動作(ストローク)によって取得した複数の位置情報の連続性を検査し、連続性から大きく外れる点は、復号エラーがあった点として除外する。これにより、スムーズな筆記情報を得ることができる。
第二に、復号に失敗した位置情報を検出し、その位置情報を周辺の位置情報に基づいて補正する補正処理である。すなわち、1回の筆記動作(ストローク)によって取得した複数の位置情報の連続性を検査することで、復号エラーを検出する。そして、復号に失敗した位置情報を、その近傍の復号に成功した位置情報を用いて補正する。ここで、補正方法としては、線形補間、スプライン補間等、公知の手法を用いることができる。
また、筆記生成部13は、受信部15から受け渡された識別情報は、そのまま送信部14に受け渡す。同様に、受信部15から受け渡された文字コード情報は、識別情報および位置情報に対応付けられた形態でそのまま送信部14に受け渡す。
その後、送信部14は、識別情報、位置情報、および文字コード情報を識別情報サーバ30に送信する(ステップ113)。
これにより、識別情報サーバ30では、受信部35が、識別情報、位置情報、および文字コード情報を受信し、制御部32に受け渡す(ステップ311)。そして、制御部32は、DB記憶部31に記憶されたデータベースを参照し、受信した識別情報に対応するフラグが「ON」になっているかどうかを判定する(ステップ312)。つまり、過去に同じ媒体に筆記がなされたことにより、その媒体に印刷された電子文書に対する複製文書が生成済みであるかどうかを判定する。
ここで、フラグが「ON」であると判定された場合、すなわち、複製文書があると判定された場合、制御部32は、端末装置10に問い合わせを送信するよう送信部34に指示する。そして、送信部34は、端末装置10に問い合わせを送信する(ステップ313)。
複製文書があれば、その複製文書に筆記情報や文字コード情報を追加する場合と、その複製文書とは別に新たな複製文書を生成してその新たな複製文書に筆記情報や文字コード情報を付加する場合とが考えられる。そこで、本実施の形態では、このどちらを選択するかをユーザの判断に委ねているのである。例えば、図11(a)の1行目で管理される媒体に筆記がなされた場合、図11(b)の1行目で管理される複製文書に筆記情報や文字コード情報を追加するか、図11(a)の1行目で管理されるオリジナルの電子文書から生成された新たな複製文書に筆記情報や文字コード情報を付加するかが、問い合わせられる。
これにより、端末装置10では、受信部15が、問い合わせを受信する(ステップ114)。そして、受信部15が、この問い合わせを出力部12に受け渡し、出力部12が、問い合わせのメッセージを出力し、ユーザが、この問い合わせに対する応答を入力する。ここで、応答の内容は、既にある複製文書に筆記情報や文字コード情報を追加するか、新たに生成した複製文書に筆記情報や文字コード情報を付加するか、の選択情報である。このような応答が入力されると、入力部11が、応答を受け付けて送信部14に受け渡し、送信部14が応答を識別情報サーバ30に送信する(ステップ115)。
これにより、識別情報サーバ30では、受信部35が、応答を受信し、制御部32に受け渡す(ステップ314)。そして、制御部32は、応答内容を参照し、既にある複製文書に筆記情報や文字コード情報を追加するか、新たに複製文書を生成してそれに筆記情報や文字コード情報を付加するかを判定する(ステップ315)。
ここで、既にある複製文書に筆記情報や文字コード情報を追加すると判定した場合は、その旨の指示を送信部34に対して行う。そして、送信部34が、ステップ312で特定した複製文書に対する筆記情報や文字コード情報の追加を文書サーバ20に指示する(ステップ319)。
これにより、文書サーバ20では、受信部25が、筆記情報や文字コード情報の追加指示を受信し、筆記付加部23に受け渡す。そして、筆記付加部23は、文書記憶部21に記憶された複製文書のうち、指定された複製文書に筆記情報や文字コード情報を追加する(ステップ213)。
ここで、筆記付加部23は、指定された複製文書に文字コード情報を追加するに際しては、識別情報および位置情報に対応した複製文書および複製文書の位置に文字コード情報を追加するが、その際の文字のサイズを、予め定められたサイズ(デフォルト値)に設定する。また、端末装置10の入力部11からのユーザの指示入力により、筆記付加部23で設定される文字のサイズを任意に設定することも可能である。
一方、新たに複製文書を生成してそれに筆記情報や文字コード情報を付加すると判定した場合は、ステップ316へ進む。また、本実施の形態では、媒体に印刷された電子文書そのもの(オリジナルの電子文書)に筆記情報や文字コード情報を付加することはしない。したがって、ステップ312でフラグが「OFF」であると判定された場合、すなわち、複製文書がないと判定された場合も、同様にステップ316へ進む。
すなわち、制御部32は、ステップ312で特定したオリジナルの電子文書に対する複製文書の生成指示を文書サーバ20に送信するよう送信部34に指示する。そして、送信部34は、文書サーバ20に対し、複製文書の生成を指示する(ステップ316)。例えば、図11(a)の3行目で管理される媒体に筆記がなされた場合、「aaa.doc」に対する複製文書の生成が指示される。
これにより、文書サーバ20では、受信部25がこの指示を受信し、文書生成部22に受け渡す。そして、文書生成部22が、文書記憶部21に記憶された電子文書のうち、指定された電子文書に対する複製文書を生成し、文書記憶部21に記憶する(ステップ211)。
なお、このとき、識別情報サーバ30の制御部32は、DB記憶部31内のデータベースにおいて媒体に対応付けられた印刷パラメータを取得する。そして、送信部34が、この印刷パラメータを文書サーバ20に送信する。こうすることにより、文書サーバ20の文書生成部22は、印刷文書と見た目が同じ複製文書を生成することができる。その結果、筆記情報や文字コード情報の電子文書への反映がより高精度に行えるようになる。
また、電子文書が編集されてしまうと、電子文書と筆記情報や文字コード情報との対応関係が崩れ、矛盾が生じる場合がある。さらに、電子文書の中には、Webページ等のように、印刷文書に相当するページ構造を持たないものもあり、印刷時の設定により印刷文書のレイアウトが大きく異なる場合がある。このような場合であっても、印刷文書と同じレイアウトを持つ電子文書を生成することで、筆記情報や文字コード情報を適切な位置に反映させることができるのである。
このとき、さらに、複製文書は、オリジナルの電子文書に相当する部分が編集できない形式とすることができる。このような複製文書の形式としては、富士ゼロックス社の「DocuWorks」における「XDW形式」や、米国アドビシステムズ社の「Acrobat」における「PDF形式」等がある。そして、このようにオリジナルの電子文書に相当する部分が編集できない形式の複製文書を生成した場合、例えば、富士ゼロックス社の「DocuWorks」における「アノテーション」の機能を用いて複製文書に筆記情報や文字コード情報を貼り付けることができる。
このように複製文書が生成されると、文書生成部22は、複製文書の格納場所(ファイル名を含む)の情報を取得し、それを送信部24に受け渡す。そして、送信部24が、この情報を識別情報サーバ30に送信する(ステップ212)。
これにより、識別情報サーバ30では、受信部35が、複製文書の格納場所の情報を受信し、制御部32を介して登録部33に受け渡す(ステップ317)。そして、登録部33は、識別情報とこの格納場所との対応をDB記憶部31に記憶する。また、複製元のオリジナルの電子文書に対応するフラグを「ON」に変更する(ステップ318)。例えば、図11(a)の1行目が登録された直後において媒体に筆記がなされたとすると、ここで図11(b)の1行目が登録される。そして、図11(a)の1行目のフラグが「OFF」から「ON」へ変更される。
その後、制御部32は、複製文書への筆記情報や文字コード情報の追加を送信部34に指示する。そして、送信部34が、ステップ317で特定した複製文書に対する筆記情報や文字コード情報の付加を文書サーバ20に指示する(ステップ319)。例えば、図11(a)の1行目が登録された直後において媒体に筆記がなされたとすると、図11(b)に1行目に登録された「aaa.xdw」の1ページ目への筆記情報や文字コード情報の付加が指示される。
これにより、文書サーバ20では、受信部25が、筆記情報や文字コード情報の付加指示を受信し、筆記付加部23に受け渡す。そして、筆記付加部23は、文書記憶部21に記憶された複製文書のうち、指定された複製文書に筆記情報や文字コード情報を付加する(ステップ213)。
なお、以上では、筆記情報や文字コード情報の付加対象を既にある複製文書とするか新たに生成した複製文書とするかを、ユーザに問い合わせて判断したが、これには種々のバリエーションが考えられる。
まず、ユーザに対する問い合わせ等を行うことなく、筆記情報や文字コード情報を付加する電子文書をシステム側で決めてしまうという方法である。
或いは、筆記情報や文字コード情報を付加すべき電子文書の選択方法が印刷時に既に決まっている場合は、その選択方法を指定する指定情報をコードパターン画像の一部として媒体に埋め込んでおいてもよい。この場合は、電子ペン60がコードパターン画像から識別情報および位置情報を取得する際に、この指定情報も取得し、識別情報サーバ30に送信する。そして、識別情報サーバ30では、ステップ315での判定をこの指定情報に基づいて行う。
以上説明したように、本実施の形態の筆記情報処理システムでは、電子ペン60が筆記された文字や文字列をその文字や文字列を普遍的に示す電子情報である文字コード情報に変換するように構成されている。
それにより、筆記情報だけでなく、文字コード情報を電子文書に反映することが可能となる。そのため、電子文書上において、筆記された文字や文字列を電子的に処理することができる。具体的には、筆記された文字や文字列に対して、例えば、電子ペン60での表示、平仮名から漢字等への変換や英語等の外国語への翻訳、その文字や文字列が有する意味の検索、さらには、関連した情報の検索等といった電子的な処理を施すことが可能となる。
また、電子ペン60が文字コード情報への変換機能を有するので、変換する文字等の指定が容易となる。
本発明の筆記情報処理システムの全体構成を示した図である。 印刷文書を生成する際の筆記情報処理システムでの動作を示したシーケンス図である。 コードパターンについて説明するための図である。 電子ペンの機能構成を示したブロック図である。 制御部の機能構成を示したブロック図である。 電子ペンの画像処理部およびデータ処理部での動作を示したフローチャートである。 電子ペンの文字コード情報生成部での動作を示したフローチャートである。 印刷文書の一例を示した図である。 印刷文書の他の一例を示した図である。 端末装置、文書サーバ、識別情報サーバの機能構成を示した図である。 DB記憶部が記憶するデータベース内のデータの一例を示した図である。 筆記情報処理システムでの筆記情報や文字コード情報を電子文書に付加し、電子文書を編集処理する際の動作を示したシーケンス図である。
符号の説明
10…端末装置、20…文書サーバ、30…識別情報サーバ、40…画像形成装置、50…印刷文書、60…電子ペン

Claims (10)

  1. ユーザによる媒体への筆記操作に対応して、当該筆記操作に関連した情報を当該媒体から読み取るペンデバイスと、
    前記ペンデバイスにて読み取られた前記情報を取得し、取得した当該情報に基づいて前記媒体への筆記内容を当該媒体または当該媒体に印刷された電子文書に関連付けて記憶する情報処理装置とを備え、
    前記ペンデバイスは、前記媒体に筆記された文字の文字コード情報を生成する文字コード情報生成部を有することを特徴とする筆記情報処理システム。
  2. 前記ペンデバイスは、前記文字コード情報生成部にて前記文字コード情報の生成を行うか否かを切り替える切替部をさらに有することを特徴とする請求項1記載の筆記情報処理システム。
  3. 前記文字コード情報生成部は、筆記された前記文字の中の片仮名および平仮名について前記文字コード情報を生成することを特徴とする請求項1記載の筆記情報処理システム。
  4. 前記文字コード情報生成部は、前記媒体上の所定の領域内に筆記された前記文字について前記文字コード情報を生成することを特徴とする請求項1記載の筆記情報処理システム。
  5. 前記文字コード情報生成部は、前記媒体上に形成された所定のチェックボックス内がマークされた場合に、筆記された前記文字について前記文字コード情報を生成することを特徴とする請求項1記載の筆記情報処理システム。
  6. 前記ペンデバイスは、筆記された前記文字を前記文字コード情報生成部にて生成された前記文字コード情報に基づいて表示する表示部をさらに有することを特徴とする請求項1記載の筆記情報処理システム。
  7. 媒体に筆記された文字の当該媒体上での位置情報を読み取る位置情報読取部と、
    前記位置情報読取部にて読み取られた前記位置情報に基づいて、前記媒体に筆記された文字の文字コード情報を生成する文字コード情報生成部と
    を備えたことを特徴とするペンデバイス。
  8. 前記文字コード情報生成部にて前記文字コード情報の生成を行うか否かを切り替える切替部をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載のペンデバイス。
  9. 筆記された前記文字を前記文字コード情報生成部にて生成された前記文字コード情報に基づいて表示する表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載のペンデバイス。
  10. コンピュータに、
    媒体に筆記された文字の当該媒体上での位置情報を読み取る機能と、
    読み取られた前記位置情報に基づいて、前記媒体に筆記された文字の文字コード情報を生成する機能と
    を実現させるプログラム。
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JP2011221768A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Dainippon Printing Co Ltd コンピュータ装置及びプログラム

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