JP2008075747A - ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 - Google Patents

ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】略同期して連動回動し、ふらつくことなくスムーズに360度起伏回動できる二軸構成のヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器を提供すること。
【解決手段】第一部材1と第二部材2の間に配設するヒンジ基体3に回動軸部4,5を並設し、第一回動軸部4を介してヒンジ基体3に対し第一部材1を回動自在に設け、第二回動軸部5を介してヒンジ基体3に対し第二部材2を回動自在に設け、第一回動軸部4と第二回動軸部5に夫々相対回動する第一回動部6と第二回動部7を設け、この第一回動部6と第二回動部7を連動リンク部17で連結してこの第一回動部6の回動によって第二回動部7を伝達連動回動させるように構成し、この連動リンク部17を、第一回動軸部4と第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設する。
【選択図】図8

Description

本発明は、例えば、携帯電話やノート型パソコン等の折り畳み型の電子機器の枢着部に設けるヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器に係るものである。
二つの部材の端部同志をヒンジ装置で連結して一方に対して他方を回動自在に構成する場合、単に一方の部材に面一状態にヒンジ装置を設け、このヒンジ装置を介して他方の部材を連結したのでは、一方の部材に対して他方の部材を回動しても双方の部材を重合状態とすることはできない。
即ち、例えば所定厚の板状の部材同志を互いに重合した状態から一方の部材に対して他方の部材を180度あるいは180度近く起伏開放回動するように構成する場合、この双方の部材の端部間にヒンジ装置を組み込むが、このヒンジ装置は軸受部若しくは軸部またはこれらを取り付けるための取付部を一方の部材の端部の上方に突設し、これに他方の部材に設ける軸部若しくは軸受部またはこれらを組み付けたヒンジ装置を取り付けて、互いに重合する状態まで回動できるように構成する。いずれにしてもヒンジ装置の軸部は、いずれかの部材に対して対向側に突出した位置に架設しなければ重合状態に閉塞できない。
従って、図18(a)に示すように、重合状態にできるようにするためにこのようにしてヒンジ装置30を一方の部材31に対して上方に突出状態に設けざるを得ないために、例えば一方の部材31に対して他方の部材32を例えば150〜180度開放回動して双方の部材31・32が直線状に連設した開放状態においては、その中間部にどうしてもヒンジ装置30による突出部が形成され双方の開放面は面一とはならず段差部が生じ、開放した場合に平坦な開放連設面とはならない。
もう少し具体的な例で説明すれば、例えば携帯電話やパソコンなど操作部を表面に設けた本体部31に対してディスプレイ部を設けた開閉部32を互いに重合した状態から、操作部,ディスプレイ部とが共に露出する開放状態まで起伏回動自在となるようにこの本体部31と開閉部32との端部同志をヒンジ装置30を介して連結するが、互いに重合状態となる位置まで閉塞回動できるようにするためには、前述のように本体部31と開閉部32との端部間に面一状態にヒンジ装置30を納めることはできず、例えば本体部31の端部上方に突出状態にヒンジ装置30を組み込む取付部を左右に設け、この取付部間に開閉部32の端部に設けたヒンジ装置30を組み付けて重合状態から略180度開放回動自在に構成しなければならなかった。
そのため、互いに重合できるものの、本体部31の端部の上方に突出するヒンジ装置30を介して開閉部32を連結しているために、180度回動しても双方の開放面が面一な平坦面となることはなく、開閉部32の基部には本体部31の端部から突出状態にヒンジ装置30が存在してしまっていた。
特願2004−243962号
そこで、出願人は、図18(b)に示すように重合状態とすることができ、且つヒンジ装置を180度起伏回動して互いの開放面が面一(平坦面)となるように組み込み構成するために、このヒンジ装置40を二軸構成とすることを見い出した。
即ち、例えば一方の部材31の端部と他方の部材32の端部間に平行二軸のヒンジ装置40を組み込み連結することで、この二軸41・41によって一方の部材31に対して他方の部材32が起伏回動し、これによって互いに重合する状態から例えば他方の部材32を180度開放回動すると、双方の部材31・32の開放面が面一となった平坦な開放面となるように構成でき、しかも例えばこの二軸のヒンジ装置41を双方の部材31・32の板厚内の寸法に抑えれば、中間部に突出部が全く存在しない平坦な開放面となるヒンジ装置40を用いた開閉自在な電子機器が実現できることとなる。
また、二軸構成とすることで一方の部材31に対して他方の部材32を360度起伏回動でき、一方の部材31の片面に他方の部材32を重合した状態から一方の部材31の反対面に他方の部材32を重合する状態まで回動できる構成を容易に実現できる構成となる。
しかしながら、単に、軸を二軸に増やしただけでは、各二軸41・41は何ら規制なく回動することから一方の部材31に対して他方の部材32がふらつくことになるという問題が生じる。
たとえこのふらつきがないように各二軸41・41に対する回動に対してトルクを生じさせて手をはなしたところで停止するフリーストップを実現させたとしても、各軸41・41が各々勝手に回動してしまうため所望の位置へ回動させることはスムーズには行えない。
本発明は、二軸構成として重合状態とすることがこれまで通り可能となるヒンジ装置としつつも、開放回動した際にこのヒンジ装置が中央部で突出する位置になく、双方の部材の開放面が略面一となるように構成でき、ヒンジ装置もこの開放面と略面一若しくは突出しないように納めることが可能となり、更に前述のような二軸によるふらつきなどの問題も解決され、各部材の二軸のヒンジ装置に対する回動量を完全な同期回動ではなくともほぼ同期規制させてふらつきなくスムーズに回動させることが可能となる画期的な構造のヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器を提供することを目的としている。
尚、出願人は、既に前記技術課題を解決すべく、同期手段として歯車による歯合連結を用いた構成の特願2004−243962号(特許文献1)を提出済みであるが、このような歯車(ギア)式とすると、ギアの歯当たりの感触「ゴリゴリ感」が生じて操作感が今一つな上コスト高な構成であり、更に軸間ピッチが離れていたり、小型化をねらってギア径を小さくしたりすると中間ギアが必要となり、この点でもコスト高となり組み付けも厄介となって量産性に劣り、省スペース化も図れない(セットを薄くできない)等の問題を有する。
本発明は、このギア式の欠点をも解決し、軸間ピッチ,占有スペースに自由度があり、コスト高にもなりにくく省スペース化も図れる等一層秀れた画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器を提供することを目的としている。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
第一部材1と第二部材2との端部同志を枢着して互いに重合した状態から第一部材1に対して第二部材2を起伏回動自在に連結するヒンジ装置Hであって、前記第一部材1の端部と前記第二部材2の端部との間に配設するヒンジ基体3に第一回動軸部4と第二回動軸部5を並設し、前記第一回動軸部4を介して前記ヒンジ基体3と前記第一部材1の端部とを枢着して第一部材1に対してヒンジ基体3を起伏回動自在に設け、前記第二回動軸部5を介して前記ヒンジ基体3と前記第二部材2との端部とを枢着してヒンジ基体3に対して第二部材2を起伏回動自在に設け、前記第一部材1に対する前記ヒンジ基体3の起伏回動に際してヒンジ基体3若しくは第一部材1に対して相対回動する第一回動部6を前記第一回動軸部4に設け、前記ヒンジ基体3に対する前記第二部材2の起伏回動に際してヒンジ基体3若しくは第二部材2に対して相対回動する第二回動部7を前記第二回動軸部5に設け、前記第一回動部6の前記回動によって前記第二回動部7を伝達連動回動させる連動リンク部17を、この第一回動部6と第二回動部7との間に架設状態に設けると共に、この連動リンク部17は、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設して、前記第一部材1に対して前記第二部材2を180度以上回動させた際にこの連動リンク部17が前記第一回動軸部4及び前記第二回動軸部5に干渉しない構成としたことを特徴とするヒンジ装置に係るものである。
また、前記第一回動部6を前記第一回動軸部4の一側端部に設けると共に、第二回動部7を前記第二回動軸部5の一側端部に設け、この第一回動部6と第二回動部7の、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側となる部位に、前記連動リンク部17を配してこの連動リンク部17を第一回動部6と第二回動部7との間に架設状態に設けることにより、この連動リンク部17を、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設した構成としたことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記連動リンク部17は、前記第一回動部6と前記第二回動部7との間に架設状態に配設され、前記第一回動部6若しくは前記第二回動部7の回動によって前記第二回動部7若しくは前記第一回動部6を押動又は引動して一方の回動力を他方に押動伝達又は引動伝達するバー基体17Aに夫々前記第一回動部6及び第二回動部7に取り付ける取付部17Bを設けた構成とし、この取付部17Bを、第一回動部6と第二回動部7に対して前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長方向に向って突設状態に取り付けする構成とすることにより、前記バー基体17Aが第一回動軸部4と第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設する構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記第一回動部6と前記第二回動部7との間に架設状態に配設する棒状若しくは板状の前記バー基体17Aの両端部に夫々前記取付部17Bを設け、この取付部17Bを前記第一回動部6及び前記第二回動部7に取り付ける取付位置は、前記第一部材1に対して前記ヒンジ基体3若しくは前記ヒンジ基体3に対して前記第二部材2が前記第一部材1と前記第二部材2とが重合した閉塞位置から起伏回動して開放位置となる開放方向に回動した際、前記第一回動部6若しくは前記第二回動部7がこの開放回動に伴って相対回動することによって、この回動力が前記バー基体17Aによって押動伝達若しくは引動伝達されて、前記第二回動部7若しくは前記第一回動部6が、前記ヒンジ基体3に対して前記第二部材2が若しくは前記第一部材1に対して前記ヒンジ基体3が同じ前記開放方向(同期方向)に連動回動する偏心位置に設定したことを特徴とする請求項3記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記バー基体17Aの両端部の前記各取付部17B間のピッチを、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の軸間ピッチに略合致するピッチに設定したことを特徴とする請求項4記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記第一回動軸部4若しくは前記第二回動軸部5は回動軸8と、軸受部9と、所定回動位置で係合するカム部10及びカム係合部11と、このカム係合を付勢するバネ12とからなり、前記回動軸8,軸受部9の一方を前記第一部材1及び前記第二部材2側に設け、他方をこれと枢着する前記ヒンジ基体3に設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記ヒンジ基体3は前記第一部材1及び前記第二部材2の厚みの少なくとも1.5倍以下に設定すると共に、前第一回動軸部4,第二回動軸部5,第一回動部6,第二回動部7の径も第一部材1及び第二部材2の厚みの少なくとも1.5倍以下に設定し、前記第一部材1に対して前記第二部材2を150度以上開放した開放状態においては第一部材1と第二部材2との枢着部分に各部材1,2の厚みの1.5倍以上の突出部が生じず各部材1,2の開放面が連なる略平坦な開放面が第一部材1と第二部材2とにより連設形成されるように構成すると共に、この第一部材1と第二部材2の開放面が互いに合わさる重合状態まで閉じ回動し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、本体部を前記第一部材1若しくは前記第二部材2とし、前記本体部に重合する開閉部を前記第二部材2若しくは前記第一部材1とし、この本体部1と開閉部2とを前記請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒンジ装置によって枢着連結したことを特徴とするヒンジ装置を用いた電子機器に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、第一部材と第二部材とが互いに重合した状態から第一部材に対して第二部材を起伏開放回動させることができ、この開放回動した際に双方の部材の開放面がく字状となっても略一文字状となっても中央部に大きな突出部や段差部が生じないようにヒンジ装置を双方の部材間に納めて双方の部材を枢着でき、更に二軸構成として双方の部材間に配することで開放回動時に前述のように略平坦な開放面とすることができる構成でありながら、互いに重合状態となるように閉塞回動でき、しかも、二軸構成でありながら、各部材の回動と共に連動する回動部間に架設した連動リンク部によって連動回動するように構成されていることで各軸の回動が規制されて双方の部材の回動が略同期し、ふらつくことなくスムーズに所望の角度に回動できると共に、この連動リンク部は、前記第一回動軸部と前記第二回動軸部の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設したため、前記第一部材に対して前記第二部材を180度以上回動させてもこの連動リンク部が前記第一回動軸部及び前記第二回動軸部に干渉せず、第一部材と第二部材とを確実に且つスムーズに360度回動させることができるなど、極めて実用性に秀れた画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器となる。
また、本発明は、この連動回動による各軸の同期をギア方式による構成とせず、各軸の回動部間に架設する連動リンク部によるリンク方式により構成するため(ギア式のように完全に同期する構成にはならない場合もあるが)、前記ギア式の欠点も解決され、軸間ピッチ,占有スペースに自由度があり、コスト高にもなりにくく省スペース化も図れる等一層秀れた画期的なヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器となる。
また、請求項2,3,4記載の発明においては、本発明の作用・効果を確実に発揮できる構成を容易に実現でき、一層実用性に秀れたヒンジ装置となる。
また、請求項5記載の発明においては、第一部材と第二部材とが完全に同期しないまでも連動回動角が大きくズレることなく、双方の部材が略同期した連動回動となる。
また、請求項6記載の発明においては、所定回動位置でカム係合して回動位置をクリック保持でき、また重合状態においてカム係合途中とすることで閉じ付勢を生じさせたり、バネ付勢による回動抵抗の設定によりフリーストップを実現させることも可能となるなど一層画期的なヒンジ装置となる。
また、請求項7記載の発明においては、第一部材に対して第二部材を150度以上開放回動して互いに重合した閉塞状態からく状あるいは略一文字状に第一部材と第二部材とが連設した開放状態とすることができ、この際第一部材と第二部材の開放面が略面一な連設状態となりその中間部に大きな突出部や段差部が生じない。
また、請求項8記載の発明においては、前記作用・効果を発揮する秀れたヒンジ装置を用いた電子機器となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
ヒンジ基体3を第一部材1と第二部材2との間に配設し、第一回動軸部4を介して第一部材1の端部とヒンジ基体3とを枢着し、第二回動軸部5を介してヒンジ基体3と第二部材2の端部とを枢着して、中間部のヒンジ基体3に対して第一部材1を第一回動軸部4を介して起伏回動自在に設けると共にヒンジ基体3に対して第二部材2を第二回動軸部5を介して起伏回動自在に設ける。
従って、第一部材1に対して第二部材2は、二軸(第一回動軸部4,第二回動軸部5)を介して起伏回動自在となる。
従って、例えばこの平行二軸間の距離、即ちヒンジ基体3の長さ寸法の設定によって、図18(b)に示すようにたとえ第一部材1と第二部材2との端部間にこの二軸を備えたヒンジ基体3を配設して、第一部材1と第二部材2とを開放した際に開放面に大きな突出部や段差部がなく略平坦となるように設計しても、二軸の回動によってヒンジ基体3も回動して平行二軸の位置も第一部材1に対して回動するため、第一部材1と第二部材2とが互いに重合した状態に回動できることとなる。
また、例えば板状の第一部材1と板状の第二部材2の端部間に双方の部材1,2の板厚間に納まるようにして二軸を備えたヒンジ基体3を配設して各軸(第一回動軸部4,第二回動軸部5)と各部材(第一部材1,第二部材2)とを枢着することで、第一部材1と第二部材2とが互いに重合した状態から開放回動させることができ、常にこの第一部材1と第二部材2の間には従来のように第一部材1や第二部材2のいずれかの端部上面から上方に軸部や軸受部やヒンジ装置Hを組み付ける取付部を突出させる構成とすることなく重合閉塞可能となり、中間部にほとんど突出部が生じないように構成することが可能となる。
具体的には例えば、図1,図9,図10,図11に示すように第一部材1に対して第二部材2を160度〜180度開放回動自在とすれば、中間部にほとんど突出部を生じない略平坦な連設開放面が形成される構成でありながら、重合状態に閉塞可能なヒンジ装置Hを実現できることとなる。
しかも、本発明では、第一部材1に対するヒンジ基体3の回動に伴って回動する(第一部材1若しくはヒンジ基体3に対して相対回動する)第一回動部6を第一回動軸部4に設け、ヒンジ基体3に対する第二部材2の回動に伴って回動する(ヒンジ基体3若しくは第二部材2に対して相対回動する)第二回動部7を第二回動軸部5に設けて、この第一回動部6と第二回動部7とを連動リンク部17で連結し、一方の回動によって他方が伝達連動回動(同期回動)する構成としたから、夫々の軸(第一回動軸部4,第二回動軸部5)が規制なく勝手に回動するのではなく、常に略同期して回動する(ギア式のように完全に同期しない場合もあるが、少なくとも同じ起伏回動方向に連動回動する)。
即ち、各軸は勝手に回動せず、第一回動軸部4の回動は常に第一回動部6,第二回動部7とが連動リンク部17によって連結されていることから第二回動軸部5を回動することになり、図7,図8,図9,図11,図12,図13に示すようにヒンジ基体3に対して第一部材1が相対回動するに伴って必ずヒンジ基体3に対して第二部材2が相対回動することとなるため、第一部材1に対して二軸を備えたヒンジ基体3を介して第二部材2を回動させる際、ふらつくことなく所望の位置へスムーズに回動できることとなる。
その上、本発明では、連動リンク部17は、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設して、前記第一部材1に対して前記第二部材2を180度以上回動させた際にこの連動リンク部17が前記第一回動軸部4及び前記第二回動軸部5に干渉しない構成としたため、前記第一部材1に対して前記第二部材2を180度以上回動させてもこの連動リンク部17が前記第一回動軸部4及び前記第二回動軸部5に干渉せず、第一部材1と第二部材2とを確実に且つスムーズに360度回動させることができる。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図16に基づいて説明する。
本実施例は、重合してコンパクト化を図れる二つ折り開閉自在な携帯電話に本発明を適用したもので、回路基板,電源等の電子部品をケースに内装し且つ上面側に数字キーやファンクションキーなどを配列したキーボード機能を果たす操作部を有する板状の本体部1を第一部材1とし、この本体部1と略同形であって操作部を重合して覆い且つディスプレイ部を有する開閉部2を第二部材2として、この本体部1と開閉部2とを起伏回動自在にヒンジ装置Hにより軸着連結した構成としている。
即ち、本実施例のヒンジ装置Hは、第一部材1と第二部材2との端部同志を枢着して互いに重合した状態から第一部材1に対して第二部材2を起伏回動自在に連結するものであって、第一部材1の端部と第二部材2の端部との間にこの双方の部材1,2に対して略面一状態に配設するヒンジ基体3の夫々の側に第一回動軸部4と第二回動軸部5とを並設し、前記第一回動軸部4と前記第一部材1の端部とを枢着して第一部材1を起伏回動自在に設け、前記第二回動軸部5と前記第二部材2との端部とを枢着して第二部材2を起伏回動自在に設けている。
具体的には、第一部材1に取り付ける第一回動軸部4と、第二部材2に取り付ける第二回動軸部5とを並設し、この並設する第一回動軸部4と第二回動軸部5の両端部間に、ヒンジ基体3としての連結プレート3A・3Bを配設して、この連結プレート3A・3Bに対し第一回動軸部4と第二回動軸部5を回動可能に連結した構成としている。
そして更に、この第一部材1に対するヒンジ基体3(連結プレート3A・3B)の第一回動軸部4を介しての起伏回動に際してこのヒンジ基体3に対して相対回動する第一回動部6を前記第一回動軸部4の回動軸8に設け、ヒンジ基体3(連結プレート3A・3B)に対する第二部材2の第二回動軸部5を介しての起伏回動に際してヒンジ基体3に対して相対回動する第二回動部7を第二回動軸部5の回動軸8に設け、この第一回動部6と第二回動部7とを連動リンク部17で架設状態に連結して、前記第一回動部6の前記回動によって前記第二回動部7を伝達連動回動させるように構成している。
また、連動リンク部17は、前記第一回動部6と前記第二回動部7との間に架設状態に配設する棒状若しくは板状であって直線状などの所定形状の前記バー基体17Aの両端部に夫々前記取付部17Bを設け、前記第一回動部6若しくは前記第二回動部7の回動によって前記第二回動部7若しくは前記第一回動部6を押動又は引動して一方の回動力を他方に押動伝達又は引動伝達するように構成している。
即ち、この取付部17Bを前記第一回動部6及び前記第二回動部7に取り付ける取付位置は、前記第一部材1に対して前記ヒンジ基体3若しくは前記ヒンジ基体3に対して前記第二部材2が前記第一部材1と前記第二部材2とが重合した閉塞位置から起伏回動して開放位置となる開放方向に回動した際、前記第一回動部6若しくは前記第二回動部7がこの開放回動に伴って相対回動することによって、この回動力が前記バー基体17Aによって押動伝達若しくは引動伝達されて、前記第二回動部7若しくは前記第一回動部6が、前記ヒンジ基体3に対して前記第二部材2が若しくは前記第一部材1に対して前記ヒンジ基体3が同じ前記開放方向に同期して連動回動する偏心位置に設定している。
また、本実施例では、この連動リンク部17は、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設して、前記第一部材1に対して前記第二部材2を180度以上回動させた際にこの連動リンク部17が前記第一回動軸部4及び前記第二回動軸部5に干渉しない構成としている。
具体的には、前記第一回動部6を前記第一回動軸部4の一側端部に設けると共に、第二回動部7を前記第二回動軸部5の一側端部に設け、この第一回動部6と第二回動部7の、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側となる部位に、前記連動リンク部17を配してこの連動リンク部17を第一回動部6と第二回動部7との間に架設状態に設けることにより、この連動リンク部17を、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設した構成としている。
更に詳しくは、前記連動リンク部17の取付部17Bを、第一回動部6と第二回動部7に対して前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長方向に向って突設状態に取り付けする構成とすることにより、前記バー基体17Aが第一回動軸部4と第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設する構成としている。
また、本実施例では、前記ヒンジ基体3は、前記第一部材1及び前記第二部材2の厚みと略同等の厚み(縦方向の厚み)を有する構成とし、前記第一回動軸部4,第二回動軸部5,第一回動部6,第二回動部7の径も第一部材1及び第二部材2の厚みと略同等とし、このヒンジ基体3の第一部材1側及び前記第二部材2側に夫々前記第一回動軸部4と第二回動軸部5を並設して第一部材1に対して第二部材2例えば160度開放した開放状態においては第一部材1と第二部材2との枢着部分に各部材1,2の厚みに対して少なくとも1.5倍以上の突出部が生じず略平坦な開放面が第一部材1と第二部材とにより連設形成されるように構成すると共に、この第一部材1と第二部材2の開放面が互いに合わさる重合状態まで閉じ回動し得るように構成している。
従って、例えば、図7に示すように、第一部材1と第二部材2が重合した状態(0度(°))から第一部材1に対して第二部材2を回動する際、ヒンジ装置H(ヒンジ基体3)に対して第二部材2を第二回動軸部5を軸に例えば図8に示すように30.6度回動すると、ヒンジ基体3も第一部材1に対して第一回動軸部4を軸に完全に同期しないものの同期方向に45度回動して略同期回動し、引き続いて、ヒンジ基体3に対して第二部材2を第二回動軸部5を軸に68.3度回動すると、ヒンジ基体3も第一部材1に対して第一回動軸部4を軸に91.7度略同期回動して、第一部材1に対して第二部材2が160度回動し、図9,図10に示すような開放状態とできる。
引き続いて、ヒンジ基体3に対して第二部材2を78.2度回動すると、ヒンジ基体3も第一部材1に対して101.8度回動し、図11に示すような180度開放状態とできる。この際、連動リンク部17のバー基体17Aが、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設したことで、前記第一部材1に対して前記第二部材2を180度以上回動させても前記第一回動軸部4及び前記第二回動軸部5に干渉しないため、前記第一部材1に対して前記第二部材2を180度以上回動させることができる。
即ち、引き続いて、ヒンジ基体3に対して第二部材2を115.7度回動すると、ヒンジ基体3も第一部材1に対して135度回動し、図12に示すような250.7度開放状態とでき、最終的にこの同期回動によって一方が180度回動すると他方も180度同期回動して第一部材1に対して第二部材2が360度回動し、図13に示すように重合状態となるように構成している。
即ち、図16の(a)に示すように、0度の重合閉塞状態から例えば160度の開放状態に回動操作でき、更に図16の(b)に示すように、0度に対し反転重合した360度まで回動操作できる構成としている。
更に説明すると、前記バー基体17Aの両端部の前記各取付部17B間のピッチ(リンク接続点距離)を、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の軸間ピッチに略合致するピッチに設定している。更に詳しくは、バー基体17Aの両端部の前記各取付部17B間のピッチと、第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の軸間ピッチとを同一ピッチ(図面では9.5mmピッチ)に設定している。
また、第一回動部6,第二回動部7は、いずれも円板状のリンクローラを採用してこの各リンクローラ6,7がその中心を軸心として回動するように構成し、この各リンクローラ6,7の偏心位置に前記バー基体17Aの両端部の取付部17Bを回動自在に枢着する構成としている。また、各付部17Bの偏心枢着位置は、いずれも各リンクローラ6,7の中心から等距離(図面では、1.95mm)に設定している。
また、本実施例では、第一部材1と第二部材2が重合した0度の状態(図7の状態)では、前記連動リンク部17の前記取付部17B間のピッチ方向(前記バー基体17Aの長さ方向)が第一回動軸部4と第二回動軸部5の軸間ピッチ方向と略平行であって、このバー基体17Aの軸間ピッチ方向と第一回動軸部4と第二回動軸部5の軸間ピッチ方向とが略同一直線上に位置するようにバー基体17Aが配され、尚且つ第一部材1に対して第二部材2を回動した160度開放状態(図9,図10の状態)では、バー基体17Aが第一回動軸部4と第二回動軸部5の軸間ピッチ方向に対し傾斜した状態に配設されると共に、ヒンジ基体3に対し第一部材1が面一となる完全な水平とはならず、図10の(b)に示すように1.7度下方へ傾斜した状態となるように、取付部17Bの前記第一回動部6及び前記第二回動部7への取付位置(偏心位置)を設定構成している。
このように設定構成した本実施例の、第一部材1(第一回動軸部4)と第二部材2(第二回動軸部5)の連動回動時における更に詳細な角度、並びに第一部材1と第二部材2とのズレ角度を図14の表に示し、この図14で示した各角度での第一回動部6,第二回動部7及び連動リンク部17の作動を図15に示す。
従って、このような連動リンク部17の架設配設位置、即ち取付偏心位置の工夫設定によって完全に同期しないまでも連動回動角が例えば30.6度と45度のように大きくズレず略同一となり、できるだけ略同期した連動回動となるように設定している。
また、本実施例の前記第一回動軸部4及び前記第二回動軸部5は、回動軸8と、軸受部9と、所定回動位置で係合するカム部10及びカム係合部11と、このカム係合を付勢するバネ12とからなり、前記回動軸8,軸受部9の一方を前記第一部材1及び前記第二部材2側に設け、他方をこれと枢着する前記ヒンジ基体3側に設けた構成としている。
具体的には、前述のように第一部材1の端部と第二部材2の端部間に、各部材1・2と略面一状に二軸(第一回動軸部4,第二回動軸部5)を備えたヒンジ基体3(連結プレート3A・3B)を配設するが、本実施例のこの二軸を備えたヒンジ基体3、これに組み付ける第一回動軸部4,第二回動軸部5,第一回動部6,第二回動部7,連動リンク部17について更に説明する。
図2,図3に示すように、第一部材1及び第二部材2の板厚と略同厚で、第一部材1と第二部材2に対して略面一状態となるヒンジ基体3(左右一対の連結プレート3A・3B)の夫々の側(連結プレート3A・3B間の前後位置)に第一回動軸部4と第二回動軸部5とを平行状態に設け、この夫々の第一回動軸部4,第二回動軸部5は同一構造としている。
第一回動軸部4,第二回動軸部5について説明すると、図4〜図6に示すように、第一部材1,第二部材2に接続する筒状の第一取付部14及び第二取付部15内に、この第一取付部14,第二取付部15の筒長より短い軸長(第一取付部14,第二取付部15の筒長に対し1/2程度の軸長)を有する回動軸8を回り止め状態に挿通配設して、この各回動軸8は、その一端部を第一取付部14,第二取付部15の一端部より外側へ突出状態に設けている。
また、この各回動軸8の一端部に、バネ12とカム部10とカム係合部11とをこの順番で被嵌し、このうちバネ12とカム部10は、第一取付部14,第二取付部15の一端部に内装し、カム係合部11は、第一取付部14,第二取付部15の一端部より外側に配して後述する軸受部9(連結プレート3B)に固定する構成としている。
また、各カム部10は、外周面に突設した係合突起10Aを第一取付部14,第二取付部15の一端部に設けたガイド溝部14A・15Aに係合させつつ第一取付部14,第二取付部15の一端部に内装することにより、第一取付部14,第二取付部15と回り止め状態に設けると共に、第一取付部14,第二取付部15の一端側筒部(ガイド溝部14A・15A)をガイドとしてカム係合部11に対し接離スライド自在に設けて、前記カム係合部11(固定カム11)に対してバネ12により付勢状態で所定回動角度(位置)で落ち込み凹凸係合する(カム部10がカム係合部11にカム係合する)可動カム10に構成している。
また、この各カム係合部11より外側へ各回動軸8の一端部を挿通突出させ、この各回動軸8の一端部を、前記軸受部9としても機能する前記連結プレート3Bに挿通軸支した上、抜止クリップ16を用いてこの連結プレート3Bを各回動軸8の一端部に抜け止め状態に設け、この連結プレート3Bの前記第一取付部14,第二取付部15側の側面に凹設した回り止め凹部13に前記カム係合部11を嵌合固定することで、連結プレート3B(軸受部9)にカム係合部11を回り止め状態に固定した構成としている。
また、第一取付部14,第二取付部15の他端部にも、前記軸受部9としての軸受筒9Aを回動自在に装着して、この軸受筒9Aと前記連結プレート3Bとから成る左右一対の軸受部9間で、この左右の軸受部9に対し第一取付部14・第二取付部15と共に回動軸8とカム部10とが回動する第一回動軸部4,第二回動軸部5を構成している。
また、本実施例では、第一回動軸部4,第二回動軸部5の前記各軸受筒9Aの他端部間に前記連結プレート3Aを架設状態に連結固定している。即ち、左右一対の連結プレート3A・3Bによって第一回動軸部4と第二回動軸部5とを前後に略平行に並設した状態に保持している。
即ち、本実施例の前記第一回動軸部4及び前記第二回動軸部5は、回動軸8を第一取付部14・第二取付部15を介して前記第一部材1及び前記第二部材2側に設け、軸受部9(軸受筒9A,連結プレート3B)を前記ヒンジ基体3側に設けた構成としている。
また、前記各回動軸8の一端部を、前記連結プレート3B(抜止クリップ16)より外側へ突設し、この外側へ貫通突出する各回動軸8の一端部夫々に、座金18を介して前記第一回動部6と前記第二回動部7を挿通した上、回り止めピン19によりこの第一回動部6と第二回動部7とを各回動軸8に対して回り止め状態に設けている。
即ち、ヒンジ基体3の前後に並設した第一回動軸部4,第二回動軸部5は左右一対のヒンジ基体3に設けた左右の軸受部9に回動自在に軸支する構成としているが、この第一回動軸部4,第二回動軸部5とにこの第一回動軸部4,第二回動軸部5の一端部より軸方向外側に突設した各回動軸8の一端部に夫々第一回動部6,第二回動部7としてのリンクローラを回り止め固定している。
従って、第一部材1に対してヒンジ基体3を回動すると第一回動軸部4の回動軸8に対してヒンジ基体3は回動し、この回動軸8と一体である第一回動部6もこのヒンジ基体3に対してヒンジ基体3(連結プレート3B)の外側で相対回動する構成としている。
また、ヒンジ基体3に対して第二部材2が回動すると、ヒンジ基体3に対して第二回動軸部5の回動軸8が回動し、この回動軸8と一体である第二回動部7もヒンジ基体3に対してヒンジ基体3(連結プレート3B)の外側で回動する構成としている。
本実施例は、この前後に並設した第一回動部6,第二回動部7を夫々連動リンク部17により連結するが、本実施例では帯板状のバー基体17Aを架設配設し、この両端部に折曲状態に設けた取付部17Bを各第一回動部6,第二回動部7の前記最適な偏心位置に設けた取付孔に差し込み固定して枢着連結し、夫々の回動力がこのバー基体17Aによって伝達されて略同期回動(伝達連動回動)するように構成している。
そして、この連動リンク部17は、前記第一回動軸部4と前記第二回動軸部5の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設することになるため、前記第一部材1に対して前記第二部材2を180度以上回動させた際にこの連動リンク部17が前記第一回動軸部4及び前記第二回動軸部5に干渉することがなく、第一部材1と第二部材2とを前記したように360度回動させて重合させることができる。
また、例えば図1に示すような携帯電話においては、160度あるいは180度開放回動した際には、本体部1と開閉部2とが略フラットとなって略一枚の水平板のように開き、中間部に大きな段差も突出部もなく、しかも、各第一回動軸部4,第二回動軸部5の一方側軸部に設けたカム係合機構(可動カム10,固定カム11,バネ12等)によってフリーストップもまた閉じ付勢もあるいは所望位置での位置決め(クリック係合)も実現できることになる。
また、本実施例では、第一部材1の端部の中間部と第二部材の端部の中間部とに、ヒンジ装置Hの第一回動軸部4(第一取付部14)と第二回動軸部5(第二取付部15)に連結する取付ケース部1A,2Aを突設し、この取付ケース部1A.2Aをヒンジ装置H(の第一回動軸部4,第二回動軸部5)に連結した際、第一部材1の端部の左右部と第二部材2の端部の左右部との間に生じる隙間部分にヒンジ装置Hの左右端部を目隠しするヒンジケース20を装着した構成としている。
本発明の具体的な実施例2について図17に基づいて説明する。
本実施例は、第一部材1の端部の左右部と第二部材2の端部の左右部とに、ヒンジ装置Hの第一回動軸部4(第一取付部14)と第二回動軸部5(第二取付部15)に連結する取付ケース部1A・2Aを突設し、この取付ケース部1A・2Aをヒンジ装置H(の第一回動軸部4,第二回動軸部5)に連結した際、第一部材1の端部の中間部と第二部材2の端部の中間部との間に生じる隙間部分にヒンジ装置Hの一側端部を目隠しするヒンジケース20を装着した構成とした場合を示している。
また、本実施例のヒンジ装置Hは、前記実施例1のヒンジ装置Hにおいて、ヒンジ基体3(連結プレート)を一枚構成とし、更に第一回動軸部4の第一取付部14の長さと、第二回動軸部5の第二取付部15の長さとを前記取付部1A・2A内に納まるように短く設定した構成としている。
また、図面では、左右の取付ケース部1A・2Aの片側だけをヒンジ装置Hで連結した場合を示しているが、左右両側共ヒンジ装置Hで連結する構成としても良い。
尚、本発明は、実施例1,実施例2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
実施例1示す説明斜視図である。 実施例1のヒンジ装置を示す斜視図である。 実施例1のヒンジ装置を示す図2とは異なる方向から見た斜視図である。 実施例1のヒンジ装置の説明分解斜視図である。 実施例1のヒンジ装置を、図4とは異なるの方向から見た説明分解斜視図である。 実施例1のヒンジ装置の拡大説明平面図である。 実施例1の閉塞状態の要部の作動説明断面図である。 実施例1の開放回動途中の要部の作動説明断面図である。 実施例1の160度開放状態の要部の作動説明断面図である。 実施例1の160度開放状態における連動リンク部を示す拡大説明図である。 実施例1の180度開放状態の要部の作動説明断面図である。 実施例1の反転回動途中の要部の作動説明断面図である。 実施例1の360度反転重合状態の要部の作動説明断面図である。 実施例1の第一部材(第一回動軸部)と第二部材(第二回動軸部)の連動回動時の詳細な角度を示した表である。 図14に対応する要部の作動説明図である。 実施例1の作動を示す説明斜視図である。 実施例2を示す説明斜視図である。 従来の重合開閉タイプにおいては中間部に突出部が存在することを示す説明図(a)と、二軸構成の場合には突出部が生じないことを示す説明図(b)である。
符号の説明
1 第一部材
2 第二部材
3 ヒンジ基体
4 第一回動軸部
5 第二回動軸部
6 第一回動部
7 第二回動部
8 回動軸
9 軸受部
10 カム部
11 カム係合部
12 バネ
17 連動リンク部
17A バー基体
17B 取付部
H ヒンジ装置

Claims (8)

  1. 第一部材と第二部材との端部同志を枢着して互いに重合した状態から第一部材に対して第二部材を起伏回動自在に連結するヒンジ装置であって、前記第一部材の端部と前記第二部材の端部との間に配設するヒンジ基体に第一回動軸部と第二回動軸部を並設し、前記第一回動軸部を介して前記ヒンジ基体と前記第一部材の端部とを枢着して第一部材に対してヒンジ基体を起伏回動自在に設け、前記第二回動軸部を介して前記ヒンジ基体と前記第二部材との端部とを枢着してヒンジ基体に対して第二部材を起伏回動自在に設け、前記第一部材に対する前記ヒンジ基体の起伏回動に際してヒンジ基体若しくは第一部材に対して相対回動する第一回動部を前記第一回動軸部に設け、前記ヒンジ基体に対する前記第二部材の起伏回動に際してヒンジ基体若しくは第二部材に対して相対回動する第二回動部を前記第二回動軸部に設け、前記第一回動部の前記回動によって前記第二回動部を伝達連動回動させる連動リンク部を、この第一回動部と第二回動部との間に架設状態に設けると共に、この連動リンク部は、前記第一回動軸部と前記第二回動軸部の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設して、前記第一部材に対して前記第二部材を180度以上回動させた際にこの連動リンク部が前記第一回動軸部及び前記第二回動軸部に干渉しない構成としたことを特徴とするヒンジ装置。
  2. 前記第一回動部を前記第一回動軸部の一側端部に設けると共に、第二回動部を前記第二回動軸部の一側端部に設け、この第一回動部と第二回動部の、前記第一回動軸部と前記第二回動軸部の一側端部より軸方向外側となる部位に、前記連動リンク部を配してこの連動リンク部を第一回動部と第二回動部との間に架設状態に設けることにより、この連動リンク部を、前記第一回動軸部と前記第二回動軸部の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設した構成としたことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
  3. 前記連動リンク部は、前記第一回動部と前記第二回動部との間に架設状態に配設され、前記第一回動部若しくは前記第二回動部の回動によって前記第二回動部若しくは前記第一回動部を押動又は引動して一方の回動力を他方に押動伝達又は引動伝達するバー基体に夫々前記第一回動部及び第二回動部に取り付ける取付部を設けた構成とし、この取付部を、第一回動部と第二回動部に対して前記第一回動軸部と前記第二回動軸部の一側端部より軸方向外側の軸延長方向に向って突設状態に取り付けする構成とすることにより、前記バー基体が第一回動軸部と第二回動軸部の一側端部より軸方向外側の軸延長位置に配設する構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  4. 前記第一回動部と前記第二回動部との間に架設状態に配設する棒状若しくは板状の前記バー基体の両端部に夫々前記取付部を設け、この取付部を前記第一回動部及び前記第二回動部に取り付ける取付位置は、前記第一部材に対して前記ヒンジ基体若しくは前記ヒンジ基体に対して前記第二部材が前記第一部材と前記第二部材とが重合した閉塞位置から起伏回動して開放位置となる開放方向に回動した際、前記第一回動部若しくは前記第二回動部がこの開放回動に伴って相対回動することによって、この回動力が前記バー基体によって押動伝達若しくは引動伝達されて、前記第二回動部若しくは前記第一回動部が、前記ヒンジ基体に対して前記第二部材が若しくは前記第一部材に対して前記ヒンジ基体が同じ前記開放方向(同期方向)に連動回動する偏心位置に設定したことを特徴とする請求項3記載のヒンジ装置。
  5. 前記バー基体の両端部の前記各取付部間のピッチを、前記第一回動軸部と前記第二回動軸部の軸間ピッチに略合致するピッチに設定したことを特徴とする請求項4記載のヒンジ装置。
  6. 前記第一回動軸部若しくは前記第二回動軸部は回動軸と、軸受部と、所定回動位置で係合するカム部及びカム係合部と、このカム係合を付勢するバネとからなり、前記回動軸,軸受部の一方を前記第一部材及び前記第二部材側に設け、他方をこれと枢着する前記ヒンジ基体に設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  7. 前記ヒンジ基体は前記第一部材及び前記第二部材の厚みの少なくとも1.5倍以下に設定すると共に、前第一回動軸部,第二回動軸部,第一回動部,第二回動部の径も第一部材及び第二部材の厚みの少なくとも1.5倍以下に設定し、前記第一部材1に対して前記第二部材を150度以上開放した開放状態においては第一部材と第二部材との枢着部分に各部材の厚みの1.5倍以上の突出部が生じず各部材の開放面が連なる略平坦な開放面が第一部材と第二部材とにより連設形成されるように構成すると共に、この第一部材と第二部材の開放面が互いに合わさる重合状態まで閉じ回動し得るように構成したことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  8. 本体部を前記第一部材若しくは前記第二部材とし、前記本体部に重合する開閉部を前記第二部材若しくは前記第一部材とし、この本体部と開閉部とを前記請求項1〜5のいずれか1項に記載のヒンジ装置によって枢着連結したことを特徴とするヒンジ装置を用いた電子機器。
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