JP2008072282A - 無線機用自動検査システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無線機の局名と型式と製造番号の検査対象情報を設定し、検査対象の無線機に割当てられた送信周波数や受信周波数を設定し、所定周波数の信号を発生し、所定レベルの受信電力に調整して無線機の受信機入力端子に接続可能な受信接栓に標準信号発生し、無線機の送信機出力端子に接続可能な送信接栓及びアンテナに接続可能なアンテナ接栓からの送信成分を検出し、無線機のマイク等に接続されるケーブルに対し所定周波数の信号を送受信し、検出部で検出された各送信成分の電力及び周波数を計測して、送信パワー出力、送信周波数、変調度、スプリアス、VSWR、周波数特性及び受信感度をデータ演算表示し、表示されたデータと検査対象情報を記録保存する。
【選択図】図1
Description
さらに、複数の測定器を順番に使用して測定する必要もあるので、全体として検査作業効率が非常に悪いという問題もあった。その上、無線機についての技術的知識だけでなく、複数の測定器それぞれについての使用要領及び操作手順といった専門的な知識が必要であり、そのために誰でも点検検査を行なえるものではなく、技術的、専門的な知識を有し、かつ、所定の検査に関して経験豊富な人でなければ正しい検査を行なうことができないという問題があった。
先ず、この可搬型の列車無線機用検査装置は、車内に持ち込んで点検検査のために接続された無線機の送受信周波数を設定して検査した結果と、点検検査の対象となった当該無線機の管理情報とリンクしていないため、実際には点検作業者がノートに記録しているという状況が生じていた。
また、無線機の点検検査計画に沿って点検されるのであるが、点検結果レポートとしては、可搬型の列車無線機用検査装置の画面のハードコピーまたは点検作業者のノートへの記録であったため、データ改変,データ誤記,或いは点検もれが生じる可能性があった。
さらに、可搬型の列車無線機用検査装置においては、電波法上の必要な検査項目を備えておらず、全自動で検査が行えるというものではなかった。
・少なくとも検査対象の無線機の局名(呼出名称)と型式と製造番号の検査対象情報を設定する検査対象情報設定手段と、
・前記検査対象の無線機に割り当てられた送信周波数及び/又は受信周波数を設定する周波数設定手段と、
・所定周波数の信号を発生するとともに、所定レベルの受信電力に調整して前記検査対象の無線機の受信機入力端子に接続可能な受信接栓に出力する標準信号発生手段と、
・前記検査対象の無線機の送信機出力端子に接続可能な送信接栓及びアンテナに接続可能なアンテナ接栓からの送信成分をそれぞれ検出する検出手段と、
・前記検査対象の無線機のマイク及びスピーカーに接続されるマイクケーブルに対し所定周波数の信号を送受信するマイク・スピーカー検査手段と、
・前記検出部で検出された各送信成分の電力及び周波数を計測して、少なくとも送信パワー出力、送信周波数、変調度、スプリアス、VSWR(電圧定在波比)、周波数特性及び受信感度をデータ演算して表示するデータ演算表示手段と、
・前記データ演算表示手段により表示されたデータと前記検査対象情報設定手段で設定された検査対象情報を記録保存する記録保存手段
とを備えたことを特徴とする。
すわなち、少なくとも検査対象の無線機の局名(呼出名称)と型式と製造番号の検査対象情報を設定する検査対象情報設定手段,およびデータ演算表示手段により表示されたデータと検査対象情報設定手段で設定された検査対象情報を記録保存する記録保存手段により、点検検査の対象となった無線機の管理情報が設定され、これにより、点検検査データを表示・記録・保存する際に、上記無線機の管理情報とリンクできることとなる。
また、少なくとも送信パワー出力、送信周波数、変調度、スプリアス、VSWR(電圧定在波比)、周波数特性及び受信感度をデータ演算して表示するデータ演算表示手段により、電波法上の必要な検査項目を備え全自動で検査が行える。
また、後述するデータベース化により、点検結果レポートとして、データ改変,データ誤記,或いは点検もれが生じ難いものにできる。
データベースは、汎用のリレーショナル・データベースでよいが、運用上、特定のセキュリティ権限を有する保守員でしかデータ編集できないこととしており、また、点検検査計画に対応した管理情報が予め設定されている。
また、このような表示情報も記録することにより、後でどの検査項目が異常であったのかが容易に判別可能となる。
先ず、検査を始める前に、図2の画面上部にある、「局名(呼出名称)」,「無線機型式」,「製造番号」,「製造年月」を設定する。これらの無線機の管理情報のうち、局名(呼出名称)は、実際に運用している状態によって決定され管理されるものであり、無線機を利用する側のシステムにより決まる項目である。また、無線機型式と製造番号と製造年月は、無線機本体の属性である。
少なくとも検査対象の無線機の局名(呼出名称)と型式と製造番号の検査対象情報を設定することで、利用する側のシステムのどの無線機であるかが一意に定まるのである。
本実施例のシステムでは、画面で直接入力するものとしている。よりユーザーフレンドリーにするために、予め検査対象の無線機のこれらの情報をデータベース化しておき、インデックスを入力してこれらをデータベースから取り込むことでもよい。これらは自由な設計が可能と考える。
検査対象の無線機に割り当てられた送信周波数及び受信周波数が各々異なるため、「送信周波数」,「受信周波数」のカラムで周波数の値を設定している。これらは幾つかの周波数のメニューが事前に決められており、メニューから選択することになっている。
これで、検査前の設定は完了であり、あとは、画面右上の「測定開始」ボタンを押下することで、一連の検査が自動的に実施される。
このとき、同時に操作端末コンピュータから日付・時刻を取得し、測定日時として併せて記録している。
2 自動検査装置
3 操作端末コンピュータ
4 検査対象の無線機
11 USB(Universal Serial Bus)ケーブル
12 アンテナ接続ケーブル
13 マイクケーブル
14 同軸ケーブル
Claims (5)
- 少なくとも検査対象の無線機の局名(呼出名称)と型式と製造番号の検査対象情報を設定する検査対象情報設定手段と;前記検査対象の無線機に割り当てられた送信周波数及び/又は受信周波数を設定する周波数設定手段と;所定周波数の信号を発生するとともに、所定レベルの受信電力に調整して前記検査対象の無線機の受信機入力端子に接続可能な受信接栓に出力する標準信号発生手段と;前記検査対象の無線機の送信機出力端子に接続可能な送信接栓及びアンテナに接続可能なアンテナ接栓からの送信成分をそれぞれ検出する検出手段と;前記検査対象の無線機のマイク及びスピーカーに接続されるマイクケーブルに対し所定周波数の信号を送受信するマイク・スピーカー検査手段と;前記検出部で検出された各送信成分の電力及び周波数を計測して、少なくとも送信パワー出力、送信周波数、変調度、スプリアス、VSWR(電圧定在波比)、周波数特性及び受信感度をデータ演算して表示するデータ演算表示手段と;前記データ演算表示手段により表示されたデータと前記検査対象情報設定手段で設定された検査対象情報を記録保存する記録保存手段とを備えたことを特徴とする無線機自動検査システム。
- 前記検査対象情報設定手段において、前記検査対象情報がデータベース化されており、該データベースから選択して設定し得ることを特徴とする請求項1に記載の無線機自動検査システム。
- 前記周波数設定手段において、前記送信周波数及び前記受信周波数がデータベース化されており、該データベースから選択して設定し得ることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線機自動検査システム。
- 前記データ演算表示手段において、表示データが予め設定された閾値範囲から外れた値であるときに、表示色を変える若しくはフリッカ(点滅)表示させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の無線機自動検査システム。
- 前記記録保存手段において、さらに計測日時及び/又は計測者情報を記録保存することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の無線機自動検査システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006247701A JP2008072282A (ja) | 2006-09-13 | 2006-09-13 | 無線機用自動検査システム |
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JP (1) | JP2008072282A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011071812A (ja) * | 2009-09-28 | 2011-04-07 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 移動無線機特性試験器および方法 |
JP2011217116A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd | 再生装置、撮像再生システム、撮像再生方法、再生プログラム及び撮像プログラム |
Citations (3)
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JPH10285252A (ja) * | 1997-02-10 | 1998-10-23 | Advantest Corp | 通信機器の試験・測定方法及び装置 |
JPH1183923A (ja) * | 1997-09-10 | 1999-03-26 | Shinei Denshi Keisokki Kk | 電子機器検査装置 |
JP2005109992A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Anritsu Corp | 無線端末試験装置 |
-
2006
- 2006-09-13 JP JP2006247701A patent/JP2008072282A/ja active Pending
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