JP2008071972A - 撮像素子及び撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子の受光効率を向上させるとともに、精度の高い焦点検出を達成すること。
【解決手段】撮像素子10は、光を信号電荷に変換して蓄積する光電変換手段101α、101β、101γと、光電変換手段101α、101β、101γに光を集光するオンチップレンズ130α、130γとを有する複数の画素(0,0)、(1,0)を備える。撮像素子10はまた、前記光電変換手段が分割されていない第1の画素(1,0)と、前記光電変換手段が少なくとも2つに分割された第2の画素(1,0)と、を備える。第1の画素(1,0)は、オンチップレンズ130γと光電変換手段101γとの間に光導波路134を有する。第2の画素(0,0)は、オンチップレンズ130αと光電変換手段101α、101βとの間に光導波路を有しない。
【選択図】図5

Description

本発明は、デジタルスチルカメラ等に用いる撮像素子及び撮像システムに関する。
近年、デジタルスチルカメラの高画素化に伴い、撮像素子を構成する1画素の大きさが年々縮小され、それに伴って光電変換手段の開口率も小さくなってきている。光電変換手段の開口率が小さくなると、受光感度も低下してしまう。
特許文献1は、光入射面と光電変換手段との間に、光入射側の開口率が大きな光導波路を設け、集光特性を高めた撮像素子を開示している。特許文献1では、光導波路を高屈折率の透明材料で構成することにより、全反射を利用して入射光を光電変換手段に効率よく導いている。
また、従来の一眼レフタイプのデジタルスチルカメラには、瞳分割方式の焦点検出装置が搭載されている。瞳分割方式の焦点検出装置は、撮影光束を分割し、撮影レンズの異なる瞳領域を通過する光束を専用の撮像素子で受光するように構成されている。そして、撮像素子で生成された2つの像の相関を取ることによって、撮影レンズのデフォーカス量を算出している。
特許文献2は、撮像装置を構成する複数画素のうち一部の画素の光電変換手段を2分割し、分割された光電変換手段のそれぞれの像信号から瞳分割方式の焦点検出を行っている。撮影レンズの予定結像面に配置され、通常画像の撮影も可能な撮像装置を用いて焦点検出を行っているため、従来の焦点検出装置で生じていた焦点面のずれ等が無く、精度の高い焦点検出を行うことができる。
特開平5−283661号公報(第3頁、図1) 特開2005−106994号公報(第10頁、図7)
像素子の受光効率を向上させるとともに、精度の高い焦点検出を達成するためには、撮像素子を構成する一部の画素の光電変換手段を2分割することにより瞳分割方式の焦点検出が行えるように構成するとともに、撮像素子を構成する各画素に光導波路を設け光を効率よく集光することが考えられる。
しかしながら、撮像素子に設けた光導波路は、全反射を利用して光を光電変換手段へ導くため、焦点検出を行うために光電変換手段を2分割した画素にも光導波路を設けると、オンチップレンズによる光電変換手段と撮影レンズの瞳との共役関係が崩れる。その結果、焦点検出を行うための瞳分離ができないという欠点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、撮像素子の受光効率を向上させるとともに、精度の高い焦点検出を達成することを目的とする。
本発明の第1の側面は、光を信号電荷に変換して蓄積する光電変換手段と、前記光電変換手段に光を集光するオンチップレンズとを有する複数の画素を備える撮像素子に係り、前記光電変換手段が分割されていない第1の画素と、前記光電変換手段が少なくとも2つに分割された第2の画素と、を備え、前記第1の画素は、前記オンチップレンズと前記光電変換手段との間に光導波路を有し、前記第2の画素は、前記オンチップレンズと前記光電変換手段との間に光導波路を有しないことを特徴とする。
本発明の第2の側面は、光学系と、上記の撮像素子と、を備えることを特徴とする撮像システム。
本発明によれば、撮像素子の受光効率を向上させるとともに、精度の高い焦点検出を達成することができる。
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子を備えるデジタルスチルカメラについて説明する。本実施形態では、カメラの一例としてデジタルスチルカメラを用いて説明するが、本発明はこれに限定されない。
(第1の実施形態)
本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子を有するデジタルスチルカメラなどの撮像システムの構成について説明する。図1は、本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子を備えるカメラ本体1と撮影レンズ5とを含む撮像システムの構成を示す図である。
図1において、撮像素子(撮像部)10(又は90、100)は、カメラ本体1の光学系としての撮影レンズ5の予定結像面に配置される。カメラ本体1は、カメラ全体を制御するCPU20と、撮像素子10を駆動制御する撮像素子制御回路21と、撮像素子10で撮像した画像信号を画像処理する画像処理回路24と、画像処理された画像を表示する液晶表示素子9とを備える。カメラ本体1はまた、液晶表示素子9を駆動する液晶表示素子駆動回路25と、液晶表示素子9に表示された被写体像を観察するための接眼レンズ3とを備える。カメラ本体1はまた、撮像素子10で撮像された画像を記録するメモリ回路22と、画像処理回路24で画像処理された画像をカメラ外部に出力するためのインターフェース回路23とを備える。メモリ回路22には、各種情報に加えて、撮影レンズの固有情報(開放F値や射出窓情報等)も記憶される。なお、CPU20は、焦点検出手段も兼ねている。
撮影レンズ5は、カメラ本体1に対して着脱可能である。図1では、便宜上2枚のレンズ5a、5bが図示されているが、実際は多数枚のレンズで構成される。撮影レンズ5は、カメラ本体1のCPU20から送られる焦点調節情報を電気接点26を介してレンズCPU50で受信し、その焦点調節情報に基づいて、撮影レンズ駆動機構51により合焦状態に調節される。絞り部53は、絞り駆動機構52によって所定の絞り値に設定される。
図2は、図1の撮像システムの動作を示すタイミング図である。なお、下記の処理は、CPU20がメモリ回路22に格納された制御プログラムに基づいて、各部を制御しながら行う。
まず、ステップS201では、CPU20は、カメラ本体1の不図示のメインスイッチの状態を調べ、メインスイッチが撮影者によってONされたか否かを検出する。メインスイッチがOFFの場合には(ステップS201で「yes」)、ステップS210に進み、メインスイッチがONされた場合には(ステップS201で「no」)、ステップS202に進む。
ステップS202では、CPU20は、撮影レンズ5の焦点検出を実行する。上述のように、CPU20は、焦点検出手段も兼ねている。撮影レンズ5の焦点検出は、後述する図3の第2の画素(0,0)、(1,3)、(2,6)、(3,1)、(4,4)、(5,7)、(6,2)、(7,5)等の光電変換手段101α及び101βの各出力より生成される像信号の相関を取ることにより行われる。撮像素子10からの画像の出力方法は後述する。撮像素子10の出力に基づいて、撮影レンズ5のデフォーカス量が算出されると、撮影レンズの駆動量が算出される。
ステップS203では、CPU20は、撮影レンズ駆動機構51にレンズ駆動信号を送信し、算出したデフォーカス量に対応する量だけ撮影レンズ5bを駆動して、撮影レンズ5bを合焦状態となる位置まで移動させる。
ステップS204では、CPU20は、撮像素子制御回路21に撮像信号を送信し、撮像素子10に通常の撮像を行わせる。
ステップS205では、CPU20は、撮像素子10で撮像された画像信号を撮像素子制御回路21でA/D変換し、A/D変換された画像信号を画像処理回路24で画像処理するように制御する。このとき、撮像素子10からの出力信号に基づいて、色再現のための画像処理を行うよう制御する。CPU20は、画像処理された画像信号を液晶表示素子駆動回路25に送信し、液晶表示素子9に表示するように制御する。その結果、撮影者は、接眼レンズ3を通して液晶表示素子9に表示された被写体像を観察することができる。
ステップS206では、CPU20は、撮像画像を記録するための操作スイッチSW2の状態を調べ、操作スイッチSW2が撮影者によってONされたか否かを検出する。操作スイッチSW2がONされた場合には(ステップS206で「yes」)、ステップS207に進み、操作スイッチSW2がOFFの場合には(ステップS201で「no」)、ステップS201に戻る。
ステップS207では、CPU20は、イメージセンサ制御回路21に撮像信号を送信し、撮像素子10で本撮像を行うように制御する。
ステップS208では、CPU20は、撮像素子制御回路21によってA/D変換された画像信号を画像処理回路24で画像処理した後、液晶表示素子駆動回路25に送信し、液晶表示素子9に表示するように制御する。
ステップS209では、CPU20は、撮像された画像信号をそのままカメラ本体1のメモリ回路22に記憶するように制御した後、ステップS201に戻る。ステップS201において、CPU20は、撮影動作が終了して、撮影者がメインスイッチをOFFしたのを検出すると、ステップS210に進む。
ステップS210では、CPU20は、カメラの電源を落とし(OFFとし)、待機状態となるように制御し、処理を終了する。
図3は、本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子の画素配列を示す図である。図中(0,0)、(1,0)、(0,1)等で示される各領域は1画素を示す。また、各領域に記された「R」、「G」、「B」の文字は、各画素上に形成されるカラーフィルタの色相を表す。カラーフィルタの透過率は、例えば、約30%である。
ベイヤー(Bayer)配列の場合、1画素は「R」、「B」の画素と2つの「G」の画素とで構成されるが、本実施形態では「G」であるべき画素の一つに無色透明のカラーフィルタ「W」(「W」の文字は不図示)が形成される。さらに、この画素は、少なくとも2つの光電変換手段に分割された構成になっている。この少なくとも2つの光電変換手段に分割された第2の画素(例えば、図中(0,0)および(3,1)など)の各光電変換手段の出力に基づいて撮影レンズの焦点状態が検出される。
第2の画素の1つの光電変換手段の面積は、光電変換手段が分割されていない第1の画素(例えば、図3の(1,0))の光電変換手段の面積の半分以下であるため、S/N比が相対的に悪い。しかしながら、図中(0,0)および(3,1)などの配列に示す第2の画素には、無色透明のカラーフィルタ「W」を形成されるため、入射光の利用効率が上昇し、S/N比の悪化を抑えることができる。
また、通常画像の撮影時は、光電変換手段が分割されていない第1の画素である「R」「G」「B」の画素で色差信号が生成され、さらに「G」画素で輝度信号が生成される。しかしながら、無色透明のカラーフィルタ「W」が形成された第2の画素では、正しい輝度信号が生成されないため、隣接する第1の画素である「G」の画素で補間することにより、撮影画像の解像感を向上させる。例えば、(3,1)に位置する焦点検出用の第2の画素の輝度信号は、(2,0)、(4,0)、(2,2)、(4,2)に位置する「G」画素の輝度信号で補間される。
図4は、本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子の平面構造図であり、図3の(0,0)及び(1,0)に配列された画素の素子平面構造を示したものである。
撮像素子10の平坦化膜131の上には、オンチップレンズ130α及び130βが形成される。
図4の左側に示す瞳分割方式の焦点検出を行う第2の画素では、オンチップレンズ130αの開口は円形であり、オンチップレンズ130αは球形形状である。これにより、不図示の撮影レンズの鏡筒等で受光光束が遮られないように、オンチップレンズ130αの結像性能を確保している。
また、光電変換手段101α及び101βは、共に卵形の形状をなしている。これにより、不図示の撮影レンズの瞳領域のできるだけ広い領域を確保し、感度と基線長を確保するとともに、相関度が高い焦点検出画像が得られる。
一方、図4の右側に示す通常の撮像を行う第1の画素では、オンチップレンズ130γの開口は略矩形であり、オンチップレンズ130γは径方向で曲率の異なる非球面形状をなしている。これにより、オンチップレンズ130γによる開口率を向上させ、感度の高い画像を得ることができる。
同様に、光電変換手段101γも矩形形状であり、できるだけ広い面積を確保することにより感度の向上を図っている。
次に、本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子の構造について説明する。図5は、本実施形態に係る撮像素子10の断面図であり、図3の(0,0)及び(1,0)に配列された画素の素子断面構造を示したものである。
図5の左側に示す(0,0)に配列された画素は、撮影レンズの焦点状態を検出するための第2の画素であり、光電変換手段101が2つの領域(101α及び101β)に分割されている。図5の右側に示す(1,0)に配列された画素は、通常の撮影画像を得るための第1の画素であり、光電変換手段101が1つの領域(101γ)で構成されている。 光電変換手段101の周辺には、光電変換手段101で発生した電荷を転送するためのポリシリコンで構成された不図示の第1の電極が配置される。また、転送された電荷を選択的に外部に出力するためのアルミニウムで構成された第2の電極127及び第3の電極128が配置される。第1の電極と第2の電極127との間、及び、第2の電極127と第3の電極128との間には、屈折率が約1.46のシリコン酸化膜で構成された層間絶縁膜119が配置される。第1の電極と第2の電極127、及び、第2の電極127と第3の電極128とは、タングステンで構成された不図示の第1のプラグ及び第2のプラグでそれぞれ接続されている。
光電変換手段101γと第3の電極128との間には、光導波路134が形成される。光導波路134は、屈折率が約1.9のシリコン窒化膜で構成されている。光導波路134の光入射側には、シリコン窒化膜で構成されたレンズ133が配置される。レンズ133を構成するシリコン窒化膜の屈折率は、約2.0である。レンズ133によって、光導波路134への集光効率を更に向上させることができる。レンズ133の光入射側には、平坦化層132を介してカラーフィルタ層129γが形成される。通常の撮影画像を得るための第1の画素には、色相のカラーフィルタが形成される。例えば、カラーフィルタ層129γには、青色を透過するカラーフィルタが形成される。
一方、撮影レンズの焦点状態を検出するための第2の画素のカラーフィルタ層129αは、可視光を吸収しない無色透明の材料で構成され、被写体の色による焦点検出能力差を無くすとともに、光電変換手段101α及び101βの受光効率を向上させている。
カラーフィルタ層129α及び129γの上には、平坦化層131を介してオンチップレンズ130α及び130γが形成される。オンチップレンズ130αの厚さは、不図示の撮影レンズの瞳と光電変換手段101α及び101βとが略結像関係になるレンズパワーになるように設定されている。
次に、本実施形態に係る撮像素子10に入射する光について説明する。図5の左側に示す撮影レンズの焦点状態を検出するための第2の画素では、オンチップレンズ130αに入射した焦点検出光束は集光され、カラーフィルタ層129αで吸収されることなく、光電変換手段101α及び101βの表面近傍に集光する。オンチップレンズ130αによって、不図示の撮影レンズの瞳と光電変換手段101α及び101βとが略結像関係になっているため、光電変換手段101α及び101βは、各光電変換手段を撮影レンズの瞳側に逆投影した瞳領域の光束を受光可能になっている。このとき、光電変換手段101α及び101βは、受光光束が撮影レンズの鏡筒等で遮られないように、撮影レンズの最大F値で決まる画角よりも小さい画角の光Aを受光するように構成されている。
一方、図5の右側の通常の撮影画像を得るための第1の画素では、オンチップレンズ130γで集光された光は、カラーフィルタ層129γで一部吸収され、レンズ133に入射する。屈折率が約1.54の樹脂で構成される平坦化層132に埋め込まれたレンズ133は、正のパワーを有するため、不図示の撮影レンズからの入射光束は、光導波路134の中央部に集光する。光導波路134に入射した光の一部は、光導波路134と層間絶縁膜119との境界面で全反射して、光電変換手段101γに導かれる。その結果、撮影レンズの開放光束をカバーする広い画角の光Bも、光導波路134を介して光電変換手段101γに集光可能になっている。
図6は、本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子の一部の概略断面図であり、図3の(0、0)及び(1,0)の2画素の断面を示したものである。
図6において、117はP型ウェル、118はSiO膜で構成されたゲート絶縁膜である。126α0、126β0及び126γ0は、P型ウェル117の表面に形成されたP+層であり、n層125α0、125β0及び125γ0と共に光電変換手段101α0、101β0及び101γ0を構成する。120α0、120β0及び120γ0は、光電変換手段101α0、101β0及び101γ0で発生した信号電荷をフローティングディフュージョン部(以下「FD部」という。)121α0及び121γ0へ転送するための転送ゲートである。129はカラーフィルタ、130はオンチップレンズであり、オンチップレンズ130は、撮影レンズ5の瞳と撮像素子10の光電変換手段101α0、101β0及び101γ0とが略共役になるような形状及び位置に形成される。
また、(0,0)の画素では、FD部121α0を挟んで2つの領域に光電変換手段101α0、101β0がそれぞれ形成される。さらに、各光電変換手段101α0、101β0で発生した信号電荷をそれぞれFD部121α0へ転送する転送ゲート120α0、120β0’が形成される。
また、(1,0)の画素では、FD部121γ0は、光電変換手段101γ0と隣接する画素の光電変換手段101β0との間に形成される。さらに、各光電変換手段101γ0、101β0で発生した信号電荷をそれぞれFD部121γ0へ転送する転送ゲート120γ0、120β0が形成される。ここで、転送ゲート120γ0及び転送ゲート120β0’は、同じ制御パルスΦTXγ0で制御されるように構成される。光電変換手段101β0の信号電荷は、制御パルスΦTXβ0及びΦTXγ0の論理状態(ハイ又はロー)に応じて、FD部121α0及びFD部121γ0のいずれかに選択的に転送される。また、(1,0)の画素では、光電変換手段101γ0とカラーフィルタ129との間に光導波路134が配置される。
図7は、本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子の回路構成図であり、図3の(0,0)(1,0)(0,1)(1,1)の4画素を例示的に示したものであるが、画素数はこれに限定されない。
101α0及び101γ0は光電変換手段、103α0及び103γ0は転送スイッチMOSトランジスタ、104はリセット用MOSトランジスタ、105はソースフォロワアンプMOSトランジスタ、106は水平選択スイッチMOSトランジスタである。また、107はソースフォロワアンプMOSトランジスタ105の負荷MOSトランジスタ、108α0及び108β0は暗出力転送MOSトランジスタ、109α0及び109β0は明出力転送MOSトランジスタである。また、110α0及び110β0は暗出力蓄積容量、111α0及び111β0は明出力蓄積容量、112α0及び112β0は水平転送MOSトランジスタ、113は水平出力線リセットMOSトランジスタ、114は差動出力アンプである。また、115は水平走査回路、116は垂直走査回路であり、制御手段としての撮像素子制御回路21(図1を参照)を構成する。
次に、図8A及び図8Bに示すタイミングチャートを用いて撮像素子10の信号出力動作を説明する。
図8Aは、撮像素子10で通常の撮像を行う際のタイミングチャートを示す図である。通常撮像時には、分割画素(0,0)の光電変換手段101α0及び101β0で発生した信号電荷は、共にFD部121α0に転送されて加算され、撮像素子10の外部に出力されるように構成されている。このとき、非分割画素(1,0)の光電変換手段101γ0で発生した信号電荷は、FD部121γ0に転送され、撮像素子10の外部に出力される。
時刻t1では、垂直走査回路116から出力されたH(ハイ)の制御パルスΦS0により、水平選択スイッチMOSトランジスタ106がオンし、第0ラインの画素が選択される。
時刻t2では、制御パルスΦR0がL(ロー)となり、FD部121α0、121γ0のリセット動作を停止し、FD部121α0、121γ0をフローティング状態とする。そして、ソースフォロワアンプMOSトランジスタ105のゲート・ソース間に電圧を加えて、MOSトランジスタ105をオンさせる。
時刻t3では、制御パルスΦTNがHとなり、FD部121α0、121γ0の暗電圧がソースフォロワ動作により蓄積容量110α0、110β0にそれぞれ出力される。
時刻t4では、光電変換手段101α0、101β0及び101γ0に蓄積された信号電荷を出力するため、制御パルスΦTXα0及びΦTXγ0がHとなる。これにより、転送スイッチMOSトランジスタ103α0(転送ゲート120α0)、103β0’(転送ゲート120β0’)及び103γ0(転送ゲート120γ0)が導通される。光電変換手段101α0及び101β0で発生した信号電荷は、FD部121α0に転送され、光電変換手段101γ0で発生した信号電荷は、FD部121γ0に転送される。光電変換手段101α0、101β0及び101γ0の信号電荷がFD部121α0及び121γ0に転送されることにより、FD部121α0及び121γ0の電位が入射光に応じて変化する。
時刻t5では、制御パルスΦTSがハイとなる。このとき、ソースフォロワアンプMOSトランジスタ105は、フローティング状態であるため、FD部121α0及び121γ0の電位が蓄積容量111α0、111β0にそれぞれ出力される。この時点で、第0ラインの各画素の暗出力は、蓄積容量110α0及び110β0に出力されている。また、第0ラインの各画素の光出力は、それぞれ111α0、111β0に蓄積されている。 時刻t6では、制御パルスΦHCがHとなり、水平出力線リセットMOSトランジスタ113がONし、水平出力線がリセットされる。そして、水平転送期間において、水平走査回路115が走査タイミング信号を出力し、水平転送MOSトランジスタ112α0、112β0を順次ONして、水平出力線に各画素の暗出力と光出力とを出力する。このとき、差動増幅器114により、蓄積容量110α0及び111α0、並びに、蓄積容量110β0及び111β0の差動出力Voutがそれぞれ出力され、各画素のランダムノイズと固定パターンノイズが除去された、S/N比の良い信号が得られる。
さらに、垂直走査回路116は、次のライン(例えば、第1ライン)についても、同様の動作を行うことにより、撮像素子10の各画素の信号を出力する。
撮像素子10から出力された信号は、図1の画像処理回路24で信号処理され、液晶表示素子9に表示される。また、メモリ回路22に画像データが記憶される。このとき、第2の画素の光電変換手段101α0及び101β0の合成出力は、低輝度時の輝度情報として利用される。
撮影レンズ5の焦点状態の検出を行う場合、第2の画素の光電変換手段101α0及び光電変換手段101β0のそれぞれの出力から得られた2つの画像の相関演算を行い、2つの画像のずれ量から撮影レンズ5の焦点状態を検出する。
本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子10は、撮影レンズ5の焦点状態を検出する際に、2つの光電変換手段に分割された画素(0,0)に隣接する非分割画素(1,0)の光電変換手段の出力は読み出さないように構成されている。そして、2つの光電変換手段に分割された画素(0,0)の一方の光電変換手段の出力は、隣接する非分割画素(1,0)の転送部から出力され、焦点検出時の焦点検出用画像の読み出し時間を半減している。
図8Bは、撮像素子10の第2の画素で焦点検出用画像を読み出す際のタイミングチャートを示す図である。
時刻t11では、垂直走査回路116から出力されたH(ハイ)の制御パルスΦS0により、水平選択スイッチMOSトランジスタ106がオンし、第0ラインの画素が選択される。
時刻t12では、制御パルスΦR0がL(ロー)となり、FD部121α0、121γ0のリセット動作を停止し、FD部121α0、121γ0をフローティング状態とする。そして、ソースフォロワアンプMOSトランジスタ105のゲート・ソース間に電圧を加えて、MOSトランジスタ105をオンさせる。
時刻t13では、制御パルスΦTNがHとなり、FD部121α0、121γ0の暗電圧がソースフォロワ動作により蓄積容量110α0、110β0にそれぞれ出力される。
時刻t14では、光電変換手段101α0及び101β0に蓄積された信号電荷を出力するため、制御パルスΦTXα0及びΦTXβ0がHとなる。これにより、転送スイッチMOSトランジスタ103α0(転送ゲート120α0)及び103β0(転送ゲート120β0)が導通される。光電変換手段101α0で発生した信号電荷は、FD部121α0に転送され、光電変換手段及び101β0で発生した信号電荷は、FD部121γ0に転送される。光電変換手段101α0及び101β0の信号電荷がFD部121α0及び121β0に転送されることにより、FD部121α0及び121β0の電位が入射光に応じて変化する。このとき、制御パルスΦTXγ0はローであるため、非分割画素(1,0)の光電変換手段101γ0の信号電荷は、FD部121γ0には転送されない。
時刻t15では、制御パルスΦTSがハイとなる。このとき、ソースフォロワアンプMOSトランジスタ105は、フローティング状態であるため、FD部121α0及び121γ0の電位が蓄積容量111α0、111β0にそれぞれ出力される。この時点で、第0ラインの各画素の暗出力は、蓄積容量110α0及び110β0に出力されている。また、第0ラインの各画素の光出力は、それぞれ111α0、111β0に蓄積されている。
時刻t16では、制御パルスΦHCがHとなり、水平出力線リセットMOSトランジスタ113がONし、水平出力線がリセットされる。そして、水平転送期間において、水平走査回路115が走査タイミング信号を出力し、水平転送MOSトランジスタ112α0、112β0を順次ONして、水平出力線に各画素の暗出力と光出力とを出力する。このとき、差動増幅器114により、蓄積容量110α0及び111α0、並びに、蓄積容量110β0及び111β0の差動出力Voutがそれぞれ出力され、各画素のランダムノイズと固定パターンノイズが除去された、S/N比の良い信号が得られる。
撮像素子10からの出力は、焦点検出手段を兼ねるCPU20で焦点検出用画像信号として整形され、相関演算処理を行った後に、撮影レンズ5の焦点状態が算出される。
以上のように、本実施形態によれば、通常の撮像を行う第1の画素では光導波路による全反射を利用して受光効率を向上させることができる。そして、焦点検出を行うための第2の画素では光導波路が配置されないため、撮影レンズの瞳領域を良好に分割し、瞳分割方式の焦点検出を良好に行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の好適な第2の実施形態に係る撮像素子90について説明する。図9は、本発明の好適な第2の実施形態に係る撮像素子90の断面図であり、図3の(0,0)、(1,0)に配列された画素に対応する素子断面構造を示したものである。
図9の左側に示す(0,0)に配列された画素は、撮影レンズの焦点状態を検出するための第2の画素であり、光電変換手段101が2つの領域(101α及び101β)に分割されている。図9の右側に示す(1,0)に配列された画素は、通常の撮影画像を得るための第1の画素であり、光電変換手段101が1つの領域(101γ)で構成されている。
光電変換手段101の周辺には、光電変換手段101で発生した電荷を転送するためのポリシリコンで構成された不図示の第1の電極が配置される。また、転送された電荷を選択的に外部に出力するためのアルミニウムで構成された第2の電極127及び第3の電極128が配置される。第1の電極と第2の電極127との間、及び、第2の電極127と第3の電極128との間には、屈折率が約1.46のシリコン酸化膜で構成された層間絶縁膜119が配置される。第1の電極と第2の電極127、及び、第2の電極127と第3の電極128とは、タングステンで構成された不図示の第1のプラグ及び第2のプラグでそれぞれ接続されている。
第1の画素の光電変換手段101αと第3の電極128との間には、光導波路134が形成される。光導波路134は、屈折率が約1.9のシリコン窒化膜で構成されている。光導波路134の光入射側には、平坦化層132を介してカラーフィルタ層129γが形成される。通常の撮影画像を得るための第1の画素には、色相のカラーフィルタが形成される。例えば、カラーフィルタ層129γには、青色を透過するカラーフィルタが形成される。
一方、撮影レンズの焦点状態を検出するための第2の画素のカラーフィルタ層129αは、可視光を吸収しない無色透明の材料で構成され、被写体の色による焦点検出能力差を無くすとともに、光電変換手段101α及び101βの受光効率を向上させている。
カラーフィルタ層129α及び129γの上には、平坦化層131を介してオンチップレンズ130α及び130γが形成される。ここで、オンチップレンズ130αの厚さtαは、不図示の撮影レンズの瞳と光電変換手段101α及び101βとが略結像関係になるレンズパワーになるように設定されている。一方、オンチップレンズ130γの厚さtγは、第2の画素のオンチップレンズ130αの厚さtαよりも厚く、不図示の撮影レンズからの入射光束が光導波路134の中央部に集光するようなレンズパワーになるように設定されている。
次に、本実施形態に係る撮像素子90に入射する光について説明する。図9の左側に示す撮影レンズの焦点状態を検出するための第2の画素では、オンチップレンズ130αに入射した焦点検出光束は集光され、カラーフィルタ層129αで吸収されることなく、光電変換手段101α及び101βの表面近傍に集光する。オンチップレンズ130αによって、不図示の撮影レンズの瞳と光電変換手段101α及び101βとが略結像関係になっているため、光電変換手段101α及び101βは、各光電変換手段を撮影レンズの瞳側に逆投影した瞳領域の光束を受光可能になっている。このとき、光電変換手段101α及び101βは、受光光束が撮影レンズの鏡筒等で遮られないように、撮影レンズの最大F値で決まる画角よりも小さい画角の光Aを受光するように構成されている。
その結果、光電変換手段101α及び101βのそれぞれの出力より生成される像信号の相関を取ることにより、公知の瞳分割方式の焦点検出を行うことが可能となっている。
一方、図9の右側に示す通常の撮影画像を得るための第1の画素では、オンチップレンズ130γで集光された光は、カラーフィルタ層129γで一部吸収され、光導波路134の中央部に集光する。光導波路134に入射した光の一部は、光導波路134と層間絶縁膜119との境界面で全反射して、光電変換手段101γに導かれる。その結果、撮影レンズの開放光束をカバーする広い画角の光Bも、光導波路134を介して光電変換手段101γに集光可能になっている。
(第3の実施形態)
次に、本発明の好適な第3の実施形態に係る撮像素子100について説明する。図10は、本発明の好適な第3の実施形態に係る撮像素子100の断面図であり、図3の(0,0)、(1,0)に配列された画素に対応する素子断面構造を示したものである。
図10の左側に示す(0,0)に配列された画素は、撮影レンズの焦点状態を検出するための第2の画素であり、光電変換手段101が2つの領域(101α及び101β)に分割されている。図10の右側に示す(1,0)に配列された画素は、通常の撮影画像を得るための第1の画素であり、光電変換手段101が1つの領域(101γ)で構成されている。
光電変換手段101の周辺には、光電変換手段101で発生した電荷を転送するためのポリシリコンで構成された不図示の第1の電極が配置される。また、転送された電荷を選択的に外部に出力するためのアルミニウムで構成された第2の電極127及び第3の電極128が配置される。第1の電極と第2の電極127との間、及び、第2の電極127と第3の電極128との間には、屈折率が約1.46のシリコン酸化膜で構成された層間絶縁膜119が配置される。第1の電極と第2の電極127、及び、第2の電極127と第3の電極128とは、タングステンで構成された不図示の第1のプラグ及び第2のプラグとで接続されている。
また、図10の右側に示す通常の撮影画像を得るための第1の画素の光電変換手段101γと第3の電極128との間には、光導波路129γが形成される。光導波路129γは所定の波長領域を吸収する材料で構成され、カラーフィルタを兼用している。光導波路129γを構成するカラーフィルタ材料の屈折率は、約1.6である。さらに、光導波路129γの光入射側には、平坦化層132を介してシリコン窒化膜で構成されたレンズ133が配置される。レンズ133を構成するシリコン窒化膜の屈折率は約2.0である。また、レンズ133の光入射側には、平坦化層131を介してオンチップレンズ130α及び130γが形成される。ここで、オンチップレンズ130αの厚さは、不図示の撮影レンズの瞳と光電変換手段101α及び101βとが略結像関係になるレンズパワーになるように設定されている。
次に、本実施形態に係る撮像素子100に入射する光について説明する。図10の左側に示す撮影レンズの焦点状態を検出するための第2の画素では、オンチップレンズ130αに入射した焦点検出光束は集光され、光電変換手段101α及び101βの表面近傍に集光する。オンチップレンズ130αによって、不図示の撮影レンズの瞳と光電変換手段101α及び101βとが略結像関係になっているため、光電変換手段101α及び101βは、各光電変換手段を撮影レンズの瞳側に逆投影した瞳領域の光束を受光可能になっている。このとき、光電変換手段101α及び101βは、受光光束が撮影レンズの鏡筒等で遮られないように、撮影レンズの最大F値で決まる画角よりも小さい画角の光Aを受光するように構成されている。
その結果、光電変換手段101α及び101βのそれぞれの出力より生成される像信号の相関を取ることにより、公知の瞳分割方式の焦点検出を行うことが可能となっている。
一方、図10の右側に示す通常の撮影画像を得るための第1の画素では、オンチップレンズ130γで集光された光は、レンズ133に入射する。ここで、屈折率が約1.54の樹脂で構成された平坦化層132に埋め込まれたレンズ133は、正のパワーを有するため、不図示の撮影レンズからの入射光束は、カラーフィルタを兼ねた光導波路129γの中央部に集光する。光導波路129γに入射した光の一部は、光導波路129γと層間絶縁膜119との境界面で全反射して、光電変換手段101γに導かれる。その結果、撮影レンズの開放光束をカバーする広い画角の光Bも、光導波路129γを介して光電変換手段101γに集光可能になっている。
本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子を備えるカメラ本体と撮影レンズとを含む撮像システムの構成を示す図である。 図1の撮像システムの動作を示すタイミング図である。 本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子の画素配列を示す図である。 本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子の平面構造図である。 本発明の好適な第1の実施形態に係る撮像素子の断面図である。 本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子の一部の概略断面図である。 本発明の好適な実施の形態に係る撮像素子の回路構成図である。 図7の撮像素子の通常の撮像動作を示すタイミング図である。 図7の撮像素子の焦点検出動作を示すタイミング図である。 本発明の好適な第2の実施形態に係る撮像素子の断面図である。 本発明の好適な第3の実施形態に係る撮像素子の断面図である。
符号の説明
10 撮像素子
101α、101β、101γ 光電変換手段
130α、130γ オンチップレンズ
(0,0)、(1,0) 画素
134 光導波路

Claims (9)

  1. 光を信号電荷に変換して蓄積する光電変換手段と、前記光電変換手段に光を集光するオンチップレンズとを有する複数の画素を備える撮像素子であって、
    前記光電変換手段が分割されていない第1の画素と、
    前記光電変換手段が少なくとも2つに分割された第2の画素と、
    を備え、
    前記第1の画素は、
    前記オンチップレンズと前記光電変換手段との間に光導波路を有し、
    前記第2の画素は、
    前記オンチップレンズと前記光電変換手段との間に光導波路を有しないことを特徴とする撮像素子。
  2. 前記第1の画素のオンチップレンズと前記第2の画素のオンチップレンズとは、互いに形状が異なることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記第1の画素のオンチップレンズは非球面形状であり、かつ、その開口が略矩形であることを特徴とする請求項2に記載の撮像素子。
  4. 前記第2の画素のオンチップレンズは球形形状であり、かつ、その開口が円形であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の撮像素子。
  5. 前記第1の画素は、前記オンチップレンズと前記光導波路との間にレンズを更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  6. 前記光導波路は、カラーフィルタを兼ねていることを特徴とする請求項5に記載の撮像素子。
  7. 前記第1の画素のオンチップレンズは、前記第2の画素のオンチップレンズよりも厚いことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  8. 前記第2の画素は、分割された光電変換手段で発生した信号電荷をそれぞれ独立して読み出し可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の撮像素子。
  9. 光学系と、
    請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の撮像素子と、
    を備えることを特徴とする撮像システム。
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