JP2008071073A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単かつ素早く、入力したい文字又は記号を検索できる表示装置を提供すること。
【解決手段】表示装置1に文字又は記号を入力し、一括表示部11に表示させる場合には、入力したい文字又は記号が割り当てられたボタン21〜30のいずれかを押下し、そのボタンに割り当てられた文字又は記号を入力候補表示部12に表示させた後に、入力したい文字又は記号をボタン36a〜36eを用いて選択すればよいので、従来のように、入力したい文字又は記号を表示させるためにボタンを何度も押す操作を必要とせず、簡単かつ素早く、入力したい文字又は記号を検索できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、文字又は記号の選択及び入力を行い、入力された文字又は記号を表示させる表示装置に関し、特に、入力したい文字又は記号を表示させるために入力手段を何度も押す操作を必要とせず、簡単かつ素早く、入力したい文字又は記号を検索できる表示装置に関するものである。
文字又は記号等の選択及び入力を行い、入力された文字又は記号を表示させる表示装置に関しては、例えば、特許文献1記載の無線通信装置が知られている。この無線通信装置は、文字情報を入力する情報入力モードに切り換えるステップと、入力する情報が仮名文字である仮名文字入力モードと、数字である数字入力モードのいずれかを選択するステップと、選択されたモードに対応して、異なる種類の情報が入力可能なボタンにより情報入力をするステップとを含み、前記情報入力ステップにおいて、仮名文字入力モードの場合には選択したボタンとそのボタンを押した回数により一つの仮名文字を特定するものである。
この無線通信装置によれば、入力状態を数字入力モードと仮名文字入力モードとに区別し、前記モードの各グループに個別的に対応するボタンを入力した回数に対応して、一定の順番で巡回的に前記表示部に入力文字を表示することができる。よって、数が限られたボタンを使用し、同一のボタンで異なる意味の数字、仮名、記号を入力しても、ボタン入力時の誤操作が少なく、迅速、確実、かつ容易に入力することができる。
特開平07−274247号公報
しかしながら、上述した無線通信装置は、例えば、平仮名の「す」の文字を表示させるときには、「さ行」が割り当てられたボタン部20の「3」ボタンを3回押すことにより、表示部15の表示を「さ、し、す」と切り換えた後、初めて「す」の文字を表示させることが可能となる。よって、入力すべき文字を表示させるのに何度もボタン部20のボタンを押す操作が必要となるという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、入力したい文字又は記号を表示させるために入力手段を何度も押す操作を必要とせず、簡単かつ素早く、入力したい文字又は記号を検索できる表示装置を提供することを目的としている。
この目的を達成するために請求項1記載の表示装置は、複数の文字又は記号を記憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶された複数の文字又は記号のうち、少なくとも一つ以上の文字又は記号が各々に割り当てられた複数の入力手段と、その複数の入力手段のうちの一つの入力手段を選択することにより、その選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号を表示する表示手段とを備えるものであり、前記選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号のうちの一文字又は一記号を、前記表示手段の所定の位置に配置させると共に、前記選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号から前記表示手段の所定の位置に配置された一文字又は一記号を除いた残りの文字又は記号を、前記表示手段の所定の位置に配置された一文字又は一記号の隣接する周囲の位置に一文字ずつ又は一記号ずつ配置する配置手段とを備えている。
請求項2記載の表示装置は、請求項1記載の表示装置において、前記表示手段の所定の位置に配置される一文字又は一記号を除いた残りの文字又は記号を前記配置手段が配置する位置を、前記表示手段の所定の位置に配置された一文字又は一記号に隣接する周囲の上下左右の各位置にすると共に、前記表示手段の所定の位置に配置された一文字又は一記号を除いた残りの文字又は記号を、一文字ずつ又は一記号ずつ前記上下左右の各位置に配置する周囲配置手段を備えている。
請求項3記載の表示装置は、請求項1又は2に記載の表示装置において、前記選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号のうち、前記表示手段の所定の位置に前記配置手段が配置する一文字又は一記号を、前記選択された一つの入力手段に第一番目に割り当てられた一文字又は一記号に選定する選定手段を備えている。
請求項4記載の表示装置は、請求項1から3のいずれかに記載の表示装置において、前記選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号のうち、前記表示手段の所定の位置の周囲に前記配置手段が配置する前記残りの文字又は記号を、前記選択された一つの入力手段に文字又は記号が割り当てられた順番に一文字ずつ又は一記号ずつ、時計回り又は反時計回りに配置させる順番配置手段を備えている。
請求項5記載の表示装置は、請求項1から4のいずれかに記載の表示装置において、前記複数の入力手段の各々に割り当てられた文字又は記号の数は五以下にされている。
請求項6記載の表示装置は、請求項1から5のいずれかに記載の表示装置において、前記複数の入力手段の各々に割り当てられた文字は五十音図の異なる各行とされている。
請求項7記載の表示装置は、請求項1から6のいずれかに記載の表示装置において、前記複数の入力手段の各々に割り当てられた文字又は記号は、平仮名の清直音と、平仮名の濁音と、平仮名の促音及び拗音と、平仮名の半濁音と、片仮名の清直音と、片仮名の濁音と、片仮名の促音及び拗音と、数字の半角及び英字の小文字並びに記号と、数字の全角及び英字の大文字並びに記号とを有し、前記選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号を、前記選択された一つの入力手段を連続して選択する度に、平仮名の清直音と、平仮名の濁音と、平仮名の促音及び拗音と、平仮名の半濁音と、片仮名の清直音と、片仮名の濁音と、片仮名の促音及び拗音と、数字の半角及び英字の小文字並びに記号と、数字の全角及び英字の大文字並びに記号との順に切り換える切換手段を備えている。
請求項8記載の表示装置は、請求項1から7のいずれかに記載の表示装置において、前記表示手段の所定の位置は、前記表示手段の入力を確定させたい入力確定位置とは異なる位置に設定されており、前記配置手段が前記表示手段に配置した複数の文字又は記号から一文字又は一記号を選択する選択手段と、その選択手段により選択された一文字又は一記号を前記表示手段の入力確定位置に配置すると共に、前記選択手段により選択されなかった文字又は記号を前記表示手段から消去する選択消去手段とを備えている。
本発明の表示装置によれば、複数の入力手段のうち、入力したい文字又は記号が割り当てられた入力手段を一回選択すると、その入力手段に割り当てられた文字又は記号のうちの一文字又は一記号が、表示手段の所定の位置に表示される。同時に、所定の位置に表示された一文字又は一記号を除くその入力手段に割り当てられた残りの文字又は記号が、表示手段の所定の位置に表示された一文字又は一記号の隣接する周囲の位置に表示される。よって、入力手段に割り当てられた文字又は記号を一回の選択で複数表示することができるので、従来のように、入力したい文字又は記号を表示させるために入力手段を何度も押す操作を必要とせず、簡単かつ素早く、入力したい文字又は記号を検索できるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態における表示装置1の正面を示した図である。
まず、図1を参照して表示装置1について説明する。表示装置1は、表示ディスプレイ部10と入力ボタン部20と主に備え、入力ボタン部20に配置された各ボタン21〜30を押下することによって、この各ボタン21〜30に割り当てられた文字又は記号を表示ディスプレイ10に表示することができるように構成されている。なお、文字とは、平仮名、片仮名、英字、数字を示している。
表示ディスプレイ部10は、入力ボタン部20の各ボタン21〜30に割り当てられた文字又は記号を表示するための部品であり、図1に示すように、入力ボタン部20の各ボタン21〜30の押下によって入力される文字又は記号が表示される一括表示部11と、入力ボタン部20の各ボタン21〜30の押下によって一括表示部11に表示される文字又は記号の種別(以後、文字・記号種別とする)の設定が表示される文字・記号種別表示部16とを備える。
一括表示部11は、図1に示すように、入力ボタン部20の各ボタン21〜30を押下すると、その各ボタン21〜30に割り当てられた文字又は記号が表示される入力候補表示部12と、入力候補表示部12に表示された文字又は記号を選択することにより、入力が確定した文字又は記号が表示される入力確定表示部14と、入力が確定した文字又は記号を、例えば漢字に変換した後の文字又は記号が表示される入力決定表示部15とを備える。
なお、入力候補表示部12と、入力確定表示部14と、入力決定表示部15とのそれぞれの位置やそれぞれが表示する長さは、表示ディスプレイ10に表示させる文字又は記号によって変化する。
入力候補表示部12は、図1に示すように、入力ボタン部20の各ボタン21〜30のいずれか一つが押下されると、押下されたボタンに割り当てられた文字又は記号のうちの一文字又は一記号を入力候補表示部12の中心に配置するための中央配置部13eと、押下されたボタンに割り当てられた文字又は記号から中央配置部13eに配置した一文字又は一記号を除いた残りの文字又は記号を一文字ずつ又は一記号ずつ配置するための、中央配置部13eの隣接する上に配置される上部配置部13aと、中央配置部13eの隣接する右に配置される右部配置部13bと、中央配置部13eの隣接する下に配置される下部配置部13cと、中央配置部13eの隣接する左に配置される左部配置部13dとを備える。
入力ボタン部20は、各ボタン21〜30に割り当てられた文字又は記号を表示ディスプレイ10に表示させるための入力部品であり、図1に示すように、文字又は記号が割り当てられたボタン21〜30と、入力候補表示部12に表示された一文字又は一記号を選択することにより、選択された一文字又は一記号の入力を確定させる入力確定部36a〜36eとを主に備える。
入力ボタン部20の各ボタン21〜30のいずれか一つが押下されると、各ボタン21〜30に割り当てられた文字又は記号が表示ディスプレイ10の入力候補表示部12に表示され、各ボタン36a〜36eのいずれか一つが押下されると、この入力候補表示部12に表示された文字又は記号のうち一文字又は一記号が選択されることによって、選択された一文字又は一記号の入力が確定し、入力確定表示部14に表示される。
入力ボタン部20は、更に、図1に示すように、入力候補表示部12に表示される文字を小文字や大文字に切り換える機能と入力候補表示部12に表示される平仮名及び片仮名を濁音に切り換える機能とを備えるボタン31と、表示ディスプレイ10に表示される文字又は記号の改行を行うボタン32と、入力ボタン部20の各ボタン21〜30を押下すると文字・記号種別を切り換えるボタン33(以後、文字ボタン33とする)と、入力が確定した文字又は記号を、例えば漢字に変換するボタン34と、表示ディスプレイ10の一括表示部11に表示された文字又は記号を消去するボタン35とを備える。
ここで、文字ボタン33を押下すると、入力ボタン部20の各ボタン21〜30の押下により文字・記号種別の設定が平仮名、片仮名、英数字・記号の3種別に切り換わる。これにより、各ボタン21〜30を押下して一括表示部11に表示させる文字又は記号を切り換えることができる。
次いで、図2を参照して、表示装置1の電気的構成について説明する。図2は、表示装置1の電気的構成を示したブロック図である。ここで、図2の説明においては、図3〜5を適宜参照して説明する。図3は、入力ボタン部20の各ボタン21〜30(図1参照)に割り当てられた文字又は記号を割り当てられた順番毎及び文字・記号種別毎に、示した図である。図4は、入力ボタン部20のボタン21及びボタン24が、それぞれ連続で押下された場合に、入力候補表示部12に表示される文字又は記号を、文字・記号種別毎に示した図である。図5は、入力ボタン部20の各ボタン21〜30に割り当てられた文字又は記号が入力候補表示部12に表示された場合の一覧を示した図である。
コントロールユニット40は、表示装置1の各部を制御するための制御装置であり、図2に示すようにCPU41、ROM42、RAM43、EEPROM44を備え、これらはバスライン45を介して入出力ポート45に接続されている。また、入出力ポート45には、表示ディスプレイ10と入力ボタン部20とが接続されている。
CPU41は、バスライン46により接続された各部を制御する演算装置である。ROM42は、CPU41により実行される制御プログラム(例えば、図6〜図9に示す処理のフローチャート)や各ボタン21〜30(図1参照)に割り当てられる文字又は記号を格納した書き換え不能な不揮発性のメモリであり、RAM43は、制御プログラムの実行時に後述する文字記号種別カウンタ43aやボタンデータメモリ43bを書き換え可能に記憶するためのメモリであり、EEPROM44は、表示装置1の電源をオフしたときの状態を記録するための書き換え可能な不揮発性のメモリである。
ROM42には、各ボタン21〜30(図1参照)に割り当てるための平仮名の清直音、平仮名の濁音、平仮名の促音と拗音、平仮名の半濁音、片仮名の清直音、片仮名の濁音、片仮名の促音と拗音、片仮名の半濁音、数字の半角・英字の小文字・記号、数字の全角・英字の大文字・記号、の10種類のデータが格納されている。ここで、数字の半角・英字の小文字・記号とは、数字の半角と英字の小文字と記号とが組み合わされたデータであり、数字の全角・英字の大文字・記号とは、数字の全角と英字の大文字と記号とが組み合わされたデータである。
この10種類のデータは、図3に示すように1種類毎に、入力ボタン部20の各ボタン21〜30(図1参照)に割り当てられる。そして、各ボタン21〜30に割り当てられた文字又は記号は、入力候補表示部12の各配置部13a〜13eに配置する位置を決定するために、図3に示すように、一文字ずつ又は一記号ずつ第一番目から第五番目まで順番が割り当てられる。ただし、割り当てられる一文字又は一記号の数が4以下の場合は、順番を割り当てることができる分だけに順番が割り当てられる。
また、10種類のデータは、文字・記号種別毎に分類されており、平仮名の文字・記号種別には、平仮名の清直音と平仮名の濁音と平仮名の促音及び拗音と平仮名の半濁音との4種類が分類され、片仮名の文字・記号種別には、片仮名の清直音と片仮名の濁音と片仮名の促音及び拗音と片仮名の半濁音との4種類が分類され、英数字・記号の文字・記号種別には、数字の半角・英字の小文字・記号と数字の全角・英字の大文字・記号との2種類が分類されている。
そして、入力ボタン部20の各ボタン21〜30(図1参照)に割り当てられた1種類毎のデータは、各ボタン21〜30を連続押下したときに入力候補表示部12に表示される文字又は記号を切り換えるために、図3に示すように、平仮名の文字・記号種別の場合は平仮名の清直音と平仮名の濁音と平仮名の促音及び拗音と平仮名の半濁音との順番で、片仮名の文字・記号種別の場合は片仮名の清直音と片仮名の濁音と片仮名の促音及び拗音と片仮名の半濁音との順番で、英数字・記号の文字・記号種別の場合は数字の半角・英字の小文字・記号と数字の全角・英字の大文字・記号との順番で、各ボタン21〜30に割り当てられる。
例えば、図3に示すように、入力ボタン部20のボタン21(図1参照)には「あ」が記載されているので、10種類のデータのうちの平仮名の清直音を用いて、平仮名「あ行」の清直音である「あ、い、う、え、お」のうち、「あ」をボタン21の第一番目に、「い」をボタン21の第二番目に、「う」をボタン21の第三番目に、「え」をボタン21の第四番目に、「お」をボタン21の第五番目に割り当てる。
また、図3に示すように、10種類のデータのうちの平仮名の拗音を用いて、平仮名「あ行」の拗音である「ぁ、ぃ、ぅ、ぇ、ぉ」のうち、「ぁ」をボタン21の第一番目に、「ぃ」をボタン21の第二番目に、「ぅ」をボタン21の第三番目に、「ぇ」をボタン21の第四番目に、「ぇ」をボタン21の第五番目に割り当てる。なお、平仮名「あ行」には、平仮名の濁音及び平仮名の半濁音は存在しないので、平仮名の濁音及び平仮名の半濁音はボタン21には割り当てられていない。
そして、入力ボタン部20のボタン21に割り当てられた平仮名「あ行」の各清直音及び各濁音は、図3に示すように、平仮名の文字・記号種別毎、即ち、平仮名の清直音と平仮名の拗音とに分類される。更に、入力ボタン部20のボタン21に割り当てられた平仮名「あ行」の各清直音及び各濁音は、図3に示すように、平仮名の清直音、平仮名の濁音の順番で、ボタン21に割り当てられる。
ただし、10種類のデータのうち、数字の半角・英字の小文字・記号を用いた場合については、図3に示すように、入力ボタン部20のボタン21(図1参照)には半角数字「1」と記号「。,@」とが記載されており、割り当てられる一文字又は一記号の数が3であるので、「1,。,@」のうち、「1」をボタン21の第一番目に、「。」をボタン21の第二番目に、「@」をボタン21の第三番目に割り当て、ボタン21の第四番目及び第五番目には何も割り当てられない。10種類のデータのうち、数字の全角・英字の大文字・記号を用いた場合についても同様である。
また、図3に示すように、10種類のデータのうち、片仮名の清直音、片仮名の濁音、片仮名の促音と拗音、片仮名の半濁音、数字の半角・英字の小文字・記号、数字の全角・英字の大文字・記号も、平仮名と同様に入力ボタン部20の各ボタン21〜30に割り当てられる。
図4(a)には、文字・記号種別が平仮名に設定されている場合に、ボタン21を一回押下した場合と、連続で二回押下した場合の入力候補表示部12の表示が図示されている。
ボタン21を一回押下すると、第一番目にボタン21に割り当てられた「あ行」の平仮名の清直音である「あ」が中央配置部13eに、第二番目にボタン21に割り当てられた「い」が上部配置部13aに、第三番目にボタン21に割り当てられた「う」が右部配置部13bに、第四番目にボタン21に割り当てられた「え」が下部配置部13cに、第五番目にボタン21に割り当てられた「お」が左部配置部13dにそれぞれ表示される。
ボタン21を連続して二回押下すると、第一番目にボタン21に割り当てられた「あ行」の平仮名の拗音である「ぁ」が中央配置部13eに、第二番目にボタン21に割り当てられた「ぃ」が上部配置部13aに、第三番目にボタン21に割り当てられた「ぅ」が右部配置部13bに、第四番目にボタン21に割り当てられた「ぇ」が下部配置部13cに、第五番目にボタン21に割り当てられた「ぉ」が左部配置部13dにそれぞれ表示される。
図4(c)には、文字・記号種別が片仮名に設定されている場合に、ボタン21を一回押下した場合と、連続で二回押下した場合の入力候補表示部12の表示が図示されており、図4(e)には、文字・記号種別が英数字・記号に設定されている場合に、ボタン21を一回押下した場合と、連続で二回押下した場合の入力候補表示部12の表示がそれぞれ図示されている。
図4(b)及び図4(d)並びに図4(f)については、図4(a)及び図4(c)並びに図4(e)と同じように、ボタン24を連続で押下した回数により、入力候補表示部12に表示される文字又は記号が切り換わる。なお、ボタン24には、文字・記号種別が平仮名及び片仮名に設定されている場合には、平仮名及び片仮名の清直音と、平仮名及び片仮名の濁音と、平仮名及び片仮名の促音、が割り当てられているので、図4(b)及び図4(d)については、連続で三回押下した場合までの入力候補表示部12の表示が図示されている。
このように、図4に示すように、各ボタン21〜30のうちのいずれか一つの同じボタンを連続で押下することにより、文字・記号種別が平仮名に設定されている場合には、その押下したボタンに割り当てられた平仮名が、清直音、濁音、促音と拗音、半濁音の順で切り換わる。同様に、各ボタン21〜30のうちのいずれか一つの同じボタンを連続で押下することにより、文字・記号種別が片仮名に設定されている場合には、その押下したボタンに割り当てられた片仮名がボタンを押下する度に、清直音、濁音、促音と拗音、半濁音の順で切り換わる。更に、各ボタン21〜30のうちのいずれか一つの同じボタンを連続で押下することにより、文字・記号種別が英数字・記号に設定されている場合には、その押下したボタンに割り当てられた英字と数字と記号とがボタンを押下する度に、数字の半角・英字の小文字・記号、数字の全角・英字の大文字・記号の順で切り換わる。
ここで、図4(a)に示すように、文字・記号種別が平仮名に設定されている場合に、ボタン21を連続で三回押下すると、ボタン21には入力候補表示部12に新たに表示する平仮名は割り当てられていないので、文字・記号種別が片仮名に設定される。そして、入力候補表示部12の表示は、図4(c)に示すように、文字・記号種別が平仮名に設定されている場合にボタン21を一回押下した場合と同じとなる。
また、文字・記号種別が片仮名に設定されている場合に、ボタン21を連続で三回押下すると、ボタン21には入力候補表示部12に新たに表示する片仮名は割り当てられていないので、文字・記号種別が英数字・記号に設定される。そして、入力候補表示部12の表示は、図4(e)に示すように、文字・記号種別が英数字・記号に設定されている場合にボタン21を一回押下した場合と同じとなる。
即ち、ボタン21を連続で押下した場合に、入力候補表示部12に新たに表示する文字又は記号がボタン21に割り当てられていない場合は、文字・記号種別を変更し、変更した文字・記号種別を用いて、ボタン21に割り当てられた文字又は記号を入力候補表示部12に表示する。
同様に、図4(b)及び図4(d)並びに図4(f)に示すように、ボタン24を連続で押下した場合に、入力候補表示部12に新たに表示する文字又は記号がボタン24に割り当てられていない場合は、文字・記号種別を変更し、変更した文字・記号種別を用いて、ボタン24に割り当てられた文字又は記号を入力候補表示部12に表示する。
よって、文字・記号種別の変更は、ボタン33を押下することに加え、各ボタン21〜30の連続押下によっても可能である。
図5には、入力ボタン部20の各ボタン21〜30(図1参照)に割り当てられた文字又は記号が入力候補表示部12に表示された場合の一覧が示されている。各ボタン21〜30には、図5に示すように、平仮名の清直音、平仮名の濁音、平仮名の促音と拗音、平仮名の半濁音、片仮名の清直音、片仮名の濁音、片仮名の促音と拗音、片仮名の半濁音、数字の半角・英字の小文字・記号、数字の全角・英字の大文字・記号が割り当てられ、入力候補表示部12に表示される。
ただし、各ボタン21〜30(図1参照)のそれぞれにおいて、第一番目〜第五番目の順番の全てに文字又は記号が割り当てられていない場合は、各ボタン21〜30の文字又は記号が割り当てられていない順番に対応する配置部13a〜13dには何も表示されていない。
例えば、ボタン21には、「1」をボタン21の第一番目に、「。」をボタン21の第二番目に、「@」をボタン21の第三番目に割り当て、ボタン21の第四番目及び第五番目には何も割り当てられていないので、図5に示すように、ボタン21の第四番目及び第五番目に対応する下部配置部13c及び左部配置部13dには何も表示されていない。
図2の説明に戻る。RAM43は、各ボタン21〜30の押下により、一括表示部11に表示される文字又は記号を切り換えるための文字・記号種別の設定に用いる文字・記号種別カウンタ43aと、入力ボタン部20の各ボタン21〜35及び36a〜36e(図1参照)のいずれかのボタンが押下されたときに、いずれのボタンが押下されたかを記憶するボタンデータメモリ43bとが設けられている。
文字・記号種別カウンタ43aの値により、文字・記号種別を平仮名又は片仮名若しくは英数字・記号に設定する。また、ボタンデータメモリ43bは、後述する処理(図6〜図9参照)に用いられる。
次いで、図6〜図9を参照して、コントロールユニット40で実行される処理について説明する。図6は、定期的に行われる割り込み処理を示すフローチャートである。図7は、押下されたボタンによって処理を換えるための入力処理を示すフローチャートである。図8は、文字・記号種別を切り換えるための文字・記号種別処理を示すフローチャートである。図9は、押下されたボタンに割り当てられた文字又は記号を表示させるための表示処理を示すフローチャートである。
表示装置1が、例えば電子メールを作成する際に、文字等を入力するための入力画面に設定されると、EEPROM44に記憶された電源をオフしたときの状態の文字・記号種別データ43aがCPU41によって読み出され、CPU41はその読み出された文字・記号種別データ43aを用いて文字・記号種別を設定すると共に、設定した文字・記号種別を文字・記号種別表示部16に表示させる。
次いで、図6に示す割り込み処理が、入力画面に設定されている間、CPU41によって繰り返し(例えば、0.2ms間隔で)実行される。この割り込み処理は、入力ボタン部20の各ボタン21〜35及び36a〜36d(図1参照)が新たに押下されたか否かを判断し、新たにボタンが押下されたと判断されたときに、いずれのボタンが押下されたかを示すボタンデータをボタンデータメモリ43bへ書き込むための処理である。
割り込み処理においては、図6に示すように、入力ボタン部20の各ボタン21〜35及び36a〜36d(図1参照)が新たに押下されたか否かが判断される(S1)。その結果、新たなボタンが押下されたと判断された場合には(S1:Yes)、各ボタン21〜35及び36a〜36dのいずれかのボタンの押下があったということなので、S2の処理に移行する。S2の処理においては、新たに押下されたボタンのボタンデータをボタンデータメモリ43bへ書き込み、この割り込み処理を終了する(S2)。
一方、S1の処理において、新たなボタンが押下されていないと判断された場合には(S1:No)、何らのボタンの押下もないということであるので、この割り込み処理を終了する(S1)。
図7に示す入力処理は、入力画面に設定され、ボタンデータメモリ43bへボタンデータが書き込まれると実行される処理であり、書き込まれたボタンデータを用いて、入力された文字又は記号を入力候補表示部12に表示させることに加え、入力候補表示部12に表示させる文字又は記号を切り換えさせるための処理である。
入力処理においては、図7に示すように、ボタンデータメモリ43bに新たなボタンデータがあるか否かが判断される(S11)。その結果、新たなボタンデータがあると判断された場合には(S11:Yes)、各ボタン21〜35及び36a〜36dのいずれかのボタンの押下があったということなので、S12以降の処理に移行する。一方、S11の処理において、新たなボタンデータがないと判断された場合には(S11:No)、何らのボタンの押下もないということであるので、この入力処理を終了する(S11)。
S12の処理においては、新たなボタンデータは文字ボタン33か否か、即ち、文字・記号種別の切り換えか否かが判断される(S12)。その結果、新たなボタンデータは文字ボタン33であると判断された場合には(S12:Yes)、S13に移行し、文字・記号種別を切り換えるための文字・記号種別処理(S13)が実行される。
文字・記号種別処理は、文字・記号種別を切り換えるための処理であり、図8に示すように、文字記号種別カウンタ43aを用いて、文字・記号種別を設定する。ここで、文字・記号種別カウンタ43aの値が0のときは文字・記号種別が平仮名に設定され、文字・記号種別カウンタ43aの値が1のときは文字・記号種別が片仮名に設定され、文字・記号種別カウンタ43aの値が2のときは文字・記号種別が英数字・記号に設定される。
文字・記号種別処理においては、図8に示すように、文字・記号種別カウンタ43aの値を+1し、S22以降の処理に移行する(S21)。
S22の処理においては、文字・記号種別カウンタ43aの値が3以上であるか否かが判断される(S22)。この結果、文字・記号種別カウンタ43aの値が3以上であると判断された場合は(S22:Yes)、S23の処理に移行し、文字・記号種別カウンタ43aの値を0にする(S23)。その後、S24の処理に移行する。
一方、S22の処理において、文字・記号種別カウンタ43aの値が3以上でない、即ち、文字・記号種別カウンタ43aの値が2以下である場合は(S23:No)、S24の処理に移行する。
S24の処理においては、文字・記号種別カウンタ43aの値に対応する文字・記号種別を設定し(S24)、この文字・記号種別処理を終了する。この文字・記号種別処理によって、各ボタン21〜30(図1参照)の押下により入力候補表示部12に表示される文字又は記号を切り換えるための文字・記号種別の設定が完了する。
S12の説明に戻る。S12の処理において、新たなボタンデータは文字ボタン33でないと判断された場合には(S12:No)、文字又は記号の入力である可能性があるので、S14以降の処理に移行する。
S14の処理においては、新たなボタンデータは、ボタン21〜30(図1参照)のいずれか否かが判断される(S14)。この結果、新たなボタンデータは、ボタン21〜30のいずれかであると判断された場合は(S14:Yes)、S15に移行し、文字・記号を一括表示部11に表示するための表示処理(S15)が実行される。
表示処理は、入力ボタン部20の各ボタン21〜30(図1参照)に割り当てられた文字又は記号を一括表示部11に表示させるための処理であり、図9に示すように、ボタンデータメモリ43bに書き込まれたボタンデータを用いて、入力された文字又は記号を入力候補表示部12に表示させることに加え、入力候補表示部12に表示された文字又は記号から一文字又は一記号を選択し、入力確定表示部14に入力確定表示させるための処理である。
表示処理においては、図9に示すように、nの値を1に設定し、S32以降の処理に移行する(S31)。S32の処理においては、ボタンデータメモリ43bの新たなボタンデータを用いて、新たなボタンデータに対応するボタンのn回目押下の第一番目に割り当てられた文字を入力候補部12の中央配置部13eに、第二番目に割り当てられた文字又は記号を入力候補部12の上部配置部13aに、第三番目に割り当てられた文字又は記号を入力候補部12の右部配置部13bに、第四番目に割り当てられた文字又は記号を入力候補部12の下部配置部13cに、第五番目に割り当てられた文字又は記号を入力候補部12の左部配置部13dに、それぞれ表示させ、S33以降の処理に移行する(S32)。
このS32の処理により、第二番目から第五番目にボタンに割り当てられた文字又は記号は、時計回りに配置される。なお、第二番目から第五番目にボタンに割り当てられた文字又は記号の配置は、反時計回りにしてもよい。
S33の処理においては、ボタンデータメモリ43bのボタンデータが更新されたか否か、即ち、新たなボタンが押下されたか否かが判断される(S33)。その結果、新たなボタンが押下されたと判断された場合には(S33:Yes)、各ボタン21〜35及び36a〜36d(図1参照)のいずれかのボタンの押下があったということなので、S34以降の処理に移行する。一方、S33の処理において、新たなボタンが押下されていない場合は(S33:No)、何らのボタンの押下もないということであるので、S32の処理に移行し、S32の表示を継続させる。
S34の処理においては、ボタンデータメモリ43bの新たなボタンデータを読み込む(S34)。読み込んだ新たなボタンデータは、S35以降の処理に用いられる。
S35の処理においては、新たなボタンデータは、ボタン21〜30のいずれか否か、即ち、文字又は記号入力があったか否かが判断される(S35)。この結果、新たなボタンデータは、ボタン21〜30のいずれかであると判断された場合は(S35:Yes)、文字又は記号の入力があったということであるので、S36以降の処理に移行する。
S36の処理においては、ボタンデータメモリ43bのボタンデータを用いて、新たなボタンデータと、その一つ前、即ち、前回のボタンデータとが同一であるか否かが判断される(S36)。即ち、ここでは、同じボタンが二度連続して押下されたか否かが判断される(S36)。
その結果、新たなボタンデータが前回のボタンデータと同一でないと判断される場合には(S36:No)、前回押下されたボタンによって入力候補表示部12に表示されている文字又は記号とは別の文字又は記号の入力であるということなので、S32の処理に戻り、前回のボタンデータに対応するボタンに割り当てられた文字又は記号に代え、新たなボタンデータに対応するボタンに割り当てられた文字又は記号を入力候補表示部12に表示させる(S32)。
一方、S36の処理において、新たなボタンデータが前回のボタンデータと同一であると判断される場合には(S36:Yes)、入力候補部12に表示される文字又は記号を別の表示(例えば、平仮名の清直音から平仮名の濁音)へ切り換えたいということなので、この切り換え処理を実行するS37以降の処理に移行する。
S37の処理においては、nの値を+1し、S38の処理に移行する(S37)。S38の処理においては、新たなボタンデータに対応するボタンに割り当てられたn+1押下目の第一番目の文字のうち、中央配置部13eに新たに表示する文字はあるか否か、即ち、現在の文字・記号種別の設定において、新たなボタンデータに対応するボタンに割り当てられたn+1押下目の第一番目の文字があるか否かが判断される(S38)。
この結果、現在の文字・記号種別の設定において、新たなボタンデータに対応するボタンに割り当てられたn+1押下目の第一番目の文字があると判断された場合は(S38:Yes)、S32の処理に戻り、入力候補部12に表示される文字又は記号に代え、別の表示(例えば、平仮名の清直音から平仮名の濁音)へ切り換え、新たなボタンデータに対応するボタンに割り当てられた文字又は記号を入力候補表示部12に表示させる(S32)。
例えば、図4(b)に示すように、現在の文字・記号種別が平仮名に設定されている場合に、ボタン24を連続で二回押下すると、ボタン24に割り当てられた二回押下目の第一番目の文字があると判断され(S38:Yes)、S32の処理に戻り、入力候補部12に表示される図4(b)一回押下に代え、別の表示である図4(b)二回押下を入力候補表示部12に表示させる(S32)。
一方、S38の処理において、現在の文字・記号種別の設定において、新たなボタンデータに対応するボタンに割り当てられたn+1押下目の第一番目の文字がないと判断された場合は(S38:No)、現在の文字・記号種別の設定を変更するために、S39の処理に移行し、文字・記号種別処理が実行される(S39)。文字・記号種別処理において、文字・記号種別の設定が変更されると(S39)、S31の処理に戻り、S31の処理後にS32の処理へ移行し、入力候補部12に表示される文字又は記号に代え、変更された文字・記号種別を用いて、新たなボタンデータに対応するボタンに割り当てられた文字又は記号を入力候補表示部12に表示させる(S32)。
例えば、図4(b)に示すように、現在の文字・記号種別が平仮名に設定されている場合に、ボタン24を連続で四回押下すると、S38の処理において、ボタン24に割り当てられた4回押下目の第一番目の文字がないと判断され(S38:No)、S39の文字・記号種別処理に移行する。S39の処理によって文字・記号種別が片仮名に設定が変更されると、S31の処理に戻り、S31の処理後にS32の処理へ移行し、変更された片仮名の文字・記号種別を用いて、入力候補表示部12には、図4(d)の一回押下が表示される(S32)。
S35の説明に戻る。S35の処理において、新たなボタンデータは、ボタン21〜30のいずれかでないと判断された場合は(S35:No)、入力候補表示部12に表示された文字又は記号を選択すると共に、入力確定するためのボタン36a〜36eが押下されたことが考えられるので、S40以降の処理に移行する。
S40の処理においては、新たなボタンデータは、ボタン36a〜36e(図1参照)のボタンであるか否か、即ち、入力確定か否かを判断する(S40)。その結果、新たなボタンデータは、ボタン36a〜36eのいずれかでないと判断される場合には(S23:No)、入力確定ではないということであるので、S32の処理に移行し、S32の表示を継続させる。
一方、S40の処理において、新たなボタンデータは、ボタン36a〜36eのいずれかであると判断された場合には(S40:Yes)、入力候補表示部12に表示された文字又は記号を選択すると共に、入力確定するためにボタン36a〜36eが押下されたということであるので、入力確定処理であるS41の処理に移行する(S40)。
S41の処理においては、新たなボタンデータがボタン36aであれば上部配置部13aに表示された文字又は記号を、新たなボタンデータがボタン36bであれば、右部配置部13bに表示された文字又は記号を、新たなボタンデータがボタン36cであれば、下部配置部13cに表示された文字又は記号を、新たなボタンデータがボタン36dであれば、左部配置部13dに表示された文字又は記号を、新たなボタンデータがボタン36eであれば中央配置部13eに表示された文字を選択し、選択した文字又は記号を左部配置部13dの位置に表示させ、入力を確定すると共に、確定表示されなかった文字又は記号を消去し、入力カーソルを一つ進め、表示処理を終了する(S41)。文字又は記号の入力を確定すると、確定された文字又は記号は入力確定表示部14に表示され、変換(例えば漢字)可能な状態となる。
このように、表示装置1に文字又は記号を入力し、一括表示部11に表示させる場合には、入力したい文字又は記号が割り当てられたボタン21〜30のいずれかを押下し、そのボタンに割り当てられた文字又は記号を入力候補表示部12に表示させた後に、入力したい文字又は記号をボタン36a〜36eを用いて選択すればよいので、従来のように、入力したい文字又は記号を表示させるためにボタンを何度も押す操作を必要とせず、簡単かつ素早く、入力したい文字又は記号を検索できる。
次いで、図10を参照して、表示装置1を用いて一括表示部11に文字を入力し、表示させる手順について説明する。図10は、一括表示部11に平仮名入力を行うための説明図である。一括表示部11には、すでに“今日は”の文字が入力決定され、入力決定表示部15に表示されており、その文字の後に続けて、「蹴った」と入力する場合を説明する。
まず、文字・記号種別の設定が平仮名であるかを、文字・記号種別表示部16の表示で確認する。図10の場合は、文字・記号種別表示部16の表示は平仮名入力であるので、文字・記号種別は平仮名に設定されている。次に、平仮名の清直音「か」を入力するため、ボタン22(図1参照)を一回押下する。これにより、図10(a)に示すように、入力候補表示部12には平仮名「か」行の清直音である「か、き、く、け、こ」が表示される。そして、平仮名の清直音「け」を選択し、入力を確定させるため、ボタン36e(図1参照)を押下する。これにより、図10(b)に示すように、平仮名の清直音「け」の入力が確定する。
次に、平仮名の促音「っ」を入力するため、ボタン24(図1参照)を連続で三回押下する。これにより、図10(c)に示すように、入力候補表示部12には平仮名「た」行の促音である「っ」が表示される。そして、平仮名の促音「っ」を選択し、入力を確定させるため、ボタン36e(図1参照)を押下する。これにより、図10(d)に示すように、平仮名の促音「っ」の入力が確定する。
そして、平仮名の清直音「た」を入力するため、ボタン24(図1参照)を一回押下する。これにより、図10(e)に示すように、入力候補表示部12には平仮名「た」行の清直音である「た、ち、つ、て、と」が表示される。そして、平仮名の清直音「た」を選択し、入力を確定させるため、ボタン36e(図1参照)を押下する。これにより、図10(f)に示すように、平仮名の清直音「た」の入力が確定する。
次に、入力が確定され入力確定表示部14に表示された「けった」の文字を漢字の「蹴った」に変換するため、変換機能を有するボタン34を押下する。これにより、図10(g)に示すように、「けった」の変換候補である「蹴った」が入力確定表示部14に表示される。最後に、この変換候補「蹴った」を入力決定するために、ボタン36を押下し、図10(h)に示すように、「蹴った」を入力決定し、入力決定表示部15に表示する。
以上、各実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。
本実施の形態においては、例えば、図6(d)に示すように、促音「っ」は、中央配置部13eのみに表示したが、ボタンに割り当てられた仮名が一つだけである場合は、配置部13a〜13eの全てに表示してもよい。この場合は、入力確定する場合にボタン36a〜36eのいずれのボタンを押下してもよく、より簡単かつ素早く文字又は記号の入力を確定させることができる。
本実施形態における表示装置1の正面を示した図である。 表示装置の電気的構成を示したブロック図である。 入力ボタン部の各ボタンに割り当てられた文字又は記号を割り当てられた順番毎及び文字・記号種別毎に示した図である。 入力ボタン部の各ボタンが連続で押下された場合に、入力候補表示部に表示される文字又は記号を示した図である。 入力ボタン部の各ボタンに割り当てられた文字又は記号が入力候補表示部に表示された場合の一覧を示した図である。 割り込み処理を示すフローチャートである。 入力処理を示すフローチャートである。 文字・記号種別処理を示すフローチャートである。 表示処理を示すフローチャートである。 一括表示部11に平仮名入力を行うための説明図である。
符号の説明
10 表示ディスプレイ (表示手段)
21〜30 ボタン (入力手段)
36a〜36e ボタン (選択手段)
42 ROM (記憶手段)
S32 表示処理 (配置手段、周囲配置手段、選定手段、順番配置手段)
S36〜S39 表示処理 (切換手段)
S41 表示処理 (選択消去手段)

Claims (8)

  1. 複数の文字又は記号を記憶する記憶手段と、
    その記憶手段に記憶された複数の文字又は記号のうち、少なくとも一つ以上の文字又は記号が各々に割り当てられた複数の入力手段と、
    その複数の入力手段のうちの一つの入力手段を選択することにより、その選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号を表示する表示手段とを備えた表示装置において、
    前記選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号のうちの一文字又は一記号を、前記表示手段の所定の位置に配置させると共に、前記選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号から前記表示手段の所定の位置に配置された一文字又は一記号を除いた残りの文字又は記号を、前記表示手段の所定の位置に配置された一文字又は一記号の隣接する周囲の位置に一文字ずつ又は一記号ずつ配置する配置手段とを備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示手段の所定の位置に配置される一文字又は一記号を除いた残りの文字又は記号を前記配置手段が配置する位置を、前記表示手段の所定の位置に配置された一文字又は一記号に隣接する周囲の上下左右の各位置にすると共に、前記表示手段の所定の位置に配置された一文字又は一記号を除いた残りの文字又は記号を、一文字ずつ又は一記号ずつ前記上下左右の各位置に配置する周囲配置手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号のうち、前記表示手段の所定の位置に前記配置手段が配置する一文字又は一記号を、前記選択された一つの入力手段に第一番目に割り当てられた一文字又は一記号に選定する選定手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号のうち、前記表示手段の所定の位置の周囲に前記配置手段が配置する前記残りの文字又は記号を、前記選択された一つの入力手段に文字又は記号が割り当てられた順番に一文字ずつ又は一記号ずつ、時計回り又は反時計回りに配置させる順番配置手段を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記複数の入力手段の各々に割り当てられた文字又は記号の数は五以下にされていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の表示装置。
  6. 前記複数の入力手段の各々に割り当てられた文字は五十音図の異なる各行とされていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 前記複数の入力手段の各々に割り当てられた文字又は記号は、平仮名の清直音と、平仮名の濁音と、平仮名の促音及び拗音と、平仮名の半濁音と、片仮名の清直音と、片仮名の濁音と、片仮名の促音及び拗音と、数字の半角及び英字の小文字並びに記号と、数字の全角及び英字の大文字並びに記号とを有し、前記選択された一つの入力手段に割り当てられた文字又は記号を、前記選択された一つの入力手段を連続して選択する度に、平仮名の清直音と、平仮名の濁音と、平仮名の促音及び拗音と、平仮名の半濁音と、片仮名の清直音と、片仮名の濁音と、片仮名の促音及び拗音と、数字の半角及び英字の小文字並びに記号と、数字の全角及び英字の大文字並びに記号との順に切り換える切換手段を備えていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 前記表示手段の所定の位置は、前記表示手段の入力を確定させたい入力確定位置とは異なる位置に設定されており、
    前記配置手段が前記表示手段に配置した複数の文字又は記号から一文字又は一記号を選択する選択手段と、
    その選択手段により選択された一文字又は一記号を前記表示手段の入力確定位置に配置すると共に、前記選択手段により選択されなかった文字又は記号を前記表示手段から消去する選択消去手段とを備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の表示装置。
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