JP2008065862A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路規模を抑制しつつ各メモリコアが独立して動作する。
【解決手段】半導体記憶装置は、第1コア100Aに供給するクロックを発生するロウクロック発生器10A及びカラムクロック発生器・バーストカウンタ20Aと、第2コア100Bに供給するクロックを発生するロウクロック発生器10B及びカラムクロック発生器・バーストカウンタ20Bと、第1コア100A及び第2コア100Bに電源を供給する電源系回路201と、を備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数のメモリコアを備えた半導体記憶装置に関する。
従来、複数のDRAM等のメモリユニットと、複数のメモリユニットに共通の動作タイミング信号を出力する動作タイミング制御信号出力回路と、を備えた半導体記憶装置が開示されている(例えば特許文献1参照。)。特許文献1の半導体記憶装置は、メモリユニットの数にかかわらず、1つの動作タイミング制御信号出力回路を備えているので、回路規模を小さく抑えてチップ面積を小さくすることができる。
特開2005−339041号公報
しかし、特許文献1では、1つの動作タイミング制御信号出力回路で複数のメモリユニットを制御するために、各メモリユニットのクロック、コマンド、アドレス、データ入出力回路を共通にしなければならない。このため、各メモリユニットのビット構成を変えたり、独立して動作させたりすることができなかった。一方、各メモリユニットを独立させるとしても、半導体記憶装置全体の回路規模をできる限り小さくしたいという要請もある。
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、回路規模を抑制しつつ各メモリコアが独立して動作することができる半導体記憶装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、行方向及び列方向に複数のメモリセルが配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの行方向のメモリセルを選択する行デコーダと、前記メモリセルアレイの列方向のメモリセルを選択する列デコーダと、を有するm個(mは2以上の自然数。)のメモリバンクと、前記各メモリバンクに対してデータの書き込み又は読み出しを行うデータ制御手段と、を含む複数のメモリコアと、各メモリコアにそれぞれ供給される独立したクロックを発生する複数のクロック発生手段と、各メモリコアに供給するための電圧を発生する単一の電圧発生手段と、を備えている。
メモリコアは、行方向及び列方向に複数のメモリセルが配列されたメモリセルアレイと、メモリセルアレイの行方向のメモリセルを選択する行デコーダと、メモリセルアレイの列方向のメモリセルを選択する列デコーダと、を有するm個(mは2以上の自然数。)のメモリバンクと、各メモリバンクに対してデータの書き込み又は読み出しを行うデータ制御手段と、を有している。
各メモリコアは、互いに独立して動作可能であり、例えば、互いに異なる動作モード、クロック周波数、入出力データビット数で動作可能である。このようなことを実現するために、複数のクロック発生手段は、それぞれ独立したクロックを発生して、これらのクロックをそれぞれ各メモリコアに供給する。
さらに、電圧発生手段は、各メモリコアに供給するための電圧を発生する。電圧発生手段は、各メモリコアに共通した単一のものである。これにより、各メモリコアにそれぞれ対応する複数の電圧発生手段を設ける場合に比べて、電圧発生手段が1つですむので、回路規模を抑制することができる。
ここで、上記発明は、自己診断用アドレス、自己診断用コマンド及び自己診断用データを発生する単一の自己診断制御手段を更に備えてもよい。このとき、前記クロック発生回路は、前記自己診断制御手段により発生された自己診断用コマンドに基づいて自己診断用クロックを発生し、前記各メモリコアは、前記自己診断制御手段により発生された自己診断用アドレス、自己診断用コマンド及び自己診断用データと、前記クロック発生手段により発生された自己診断用クロックと、に基づいて自己診断を行えばよい。
また、上記発明は、各メモリコアに対して入力されるデータの圧縮を指示するデータ圧縮指示信号を発生する単一のデータ圧縮指示信号発生手段を更に備えてもよい。
本発明は、回路規模を抑制しつつ各メモリコアが独立して動作することができる
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置のチップ構成を示す図である。半導体記憶装置は、配線が形成された回路基板であるシリコンインターポーザ1、図示しないマイクロバンプを介してシリコンインターポーザ1上に配置されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)チップ2及びメモリチップ3を有している。
ASICチップ2は、複数のマイクロバンプを介して、シリコンインターポーザ1の配線に接続されている。これらのマイクロバンプは、図1のマイクロバンプ領域2aに設けられている。
メモリチップ3は、複数のマイクロバンプを介して、シリコンインターポーザ1の配線に接続されている。これらのマイクロバンプは、図1のマイクロバンプ領域3a、3b、3cに設けられている。なお、マイクロバンプ領域3aは、0から255ビットのデータが入出力されるバンプの領域であり、マイクロバンプ領域3bは、256から511ビットのデータが入出力されるバンプの領域である。また、マイクロバンプ領域3cは、コマンドやアドレスなどが入力されるマイクロバンプの領域である。
図2は、半導体記憶装置に設けられたメモリチップ2のレイアウト構成を示す図である。メモリチップ2は、第1コア100Aと第2コア100Bとを有している。以下では、第1コア100A内に設けられた回路には数字の符号と共にアルファベット“A”を付すと共に、第2コア100B内に設けられた回路には数字の符号と共にアルファベット“B”を付す。
第1コア100Aは、DRAMで構成されたメモリバンク80A、90A、第1コア100Aに関する周辺回路98Aを有している。第2コア100Bは、DRAMで構成されたメモリバンク80B、90B、第2コア100Bに関する周辺回路98Bを有している。なお、第1コア100A及び第2コア100Bの各DRAMは、同一の容量でもよいし、異なる容量であってもよい。
第1コア100A及び第2コア100Bは、独立して動作可能に構成されている。例えば、動作モード、入出力データのビット構成(128ビット又は256ビット)、クロック周波数が異なっていても、第1コア100A及び第2コア100Bは各々動作可能である。
電源系回路201は、例えば、基準電位発生回路、バイアス電圧発生回路、ワード線昇圧電源発生回路、内部降圧回路等を含んでいる。基準電位発生回路、バイアス電圧発生回路、ワード線昇圧電源発生回路、内部降圧回路等はノイズの伝達経路にはならず、仮にノイズの伝達経路になるとしてもその影響は小さい。そこで、電源系回路201は、第1コア100A及び第2コア100Bにそれぞれ所定の電源を供給する。すなわち、第1コア100A及び第2コア100Bは、電源系回路201を共用する。これにより、メモリチップ2のサイズを小さくすることができる。
BIST系/TEST系回路202は、詳しくは後述するが、所定の信号を第1コア100A及び第2コア100Bに供給することで、第1コア100A及び第2コア100Bを同時に制御する。すなわち、第1コア100A及び第2コア100Bは、BIST系/TEST系回路202を共用する。これにより、メモリチップ2のサイズを更に小さくすることができる。
ウエハテストパッド97は、第1コア100A及び第2コア100Bに共用されるものであり、外部から入力されるウエハテスト用信号(WFT信号)、外部入力信号を第1コア100A、第2コア100Bに供給する。
入出力用バンプパッド列99A、99Bは、図1に示すマイクロバンプ領域に形成されている。ここで、入出力用バンプパッド列99Aは、第1コア100A専用のものであり、外部から入力されるコマンド、アドレス等を第1コア100Aに供給する。入出力用バンプパッド99列Bは、第2コア100B専用のものであり、外部から入力されるコマンド、アドレス等を第2コア100Bに供給する。
図3は、本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。半導体記憶装置は、第1コア100A、第2コア100B、テストモード信号発生器51、BIST(Built In Self Test)シーケンサ52を備えている。なお、第1コア100Aと第2コア100Bは同様の構成であるので、以下では主に第1コア100Aの構成について説明する。
半導体記憶装置は、ロウクロックを発生するロウクロック発生器10Aと、カラムアドレスを発生し又はバーストをカウントするカラムクロック発生器・バーストカウンタ20Aと、ロウアドレスを一時蓄積し又はリフレッシュ回数をカウントするロウアドレスバッファ・リフレッシュカウンタ30Aと、カラムアドレスを一時蓄積するカラムアドレスバッファ40Aと、データマスクを一時蓄積するデータマスクバッファ50Aと、を備えている。
また、上記半導体記憶装置は、データを記憶するメモリバンク80A、90Aと、メモリバンク80A、90Aに対してデータを書き込み又は読み出す制御を行うデータコントロール回路70Aを備えている。
さらに、半導体記憶装置は、外部から入力されるデータDを一時蓄積する入力バッファ61Aと、外部から入力されるテストモード時入力信号TDを一時蓄積する入力バッファ62Aと、データコントロール回路70Aから読み出されたデータQを一時蓄積する出力バッファ66Aと、データコントロール回路70Aから読み出されたテストモード時出力信号TQを一時記憶する出力バッファ62Aと、を備えている。
ここで、テストモード時入力信号TDは、テストモードにおいて、メモリバンクに書き込むべきデータであるテストデータと、メモリバンクから読み出されたテストデータの期待値と、含んでいる。また、テストモード時出力信号TQは、メモリバンクから読み出されたテストデータとその期待値との比較結果を示す信号を示している。
ロウクロック発生器10Aは、外部から供給されるクロック(CLK)、チップセレクト信号(CSB)、アクトコマンド(ACTB)、リフレッシュ信号(REF)に基づいて、ロウアドレスを同期させるためのロウクロックを発生し、このロウクロックをロウアドレスバッファ・リフレッシュカウンタ30A、メモリバンク80A、90Aに供給する。また、ロウクロック発生器10Aは、後述するBISTシーケンサ52からテストモード時の所定のコマンドが供給されると、テスト診断用ロウクロックを発生する。
カラムクロック発生器・バーストカウンタ20Aは、クロック(CLK)、チップセレクト信号(CSB)、アクトコマンド(ACTB)、リフレッシュ信号(REF)、更にライト・イネーブル信号(WEB)に基づいて、カラムアドレスを同期させるためのカラムクロックを発生し、このカラムクロックをカラムアドレスバッファ40A、メモリバンク80A、90Aに供給する。また、カラムクロック発生器・バーストカウンタ20Aは、後述するBISTシーケンサ52からテストモード時の所定のコマンドが供給されると、テスト診断用カラムクロックを発生する。
ロウアドレスバッファ・リフレッシュカウンタ30Aは、ロウクロック発生器10Aで発生されたロウクロックに同期して、外部から供給されるロウアドレスAi(i=4〜15)を一時蓄積した後、そのロウアドレスをメモリバンク80A、90Aに供給する。また、ロウアドレスバッファ・リフレッシュカウンタ30Aは、メモリバンク80A、90Aのリフレッシュ回数をカウントする。
カラムアドレスバッファ40Aは、カラムクロック発生器・バーストカウンタ20Aで発生されたカラムクロックに同期して、外部から供給されるカラムアドレスAi(i=0〜3)を一時蓄積した後、そのカラムアドレスをメモリバンク80A、90Aに供給する。
データマスクバッファ50Aは、外部から供給されるデータマスクを一時蓄積した後、データマスクをデータコントロール回路70Aに供給する。テストモード制御回路51は、外部から供給されるテストモード制御信号(PTEST)に基づいて、入力バッファ61A、62A、データコントロール回路70Aをテストモードに設定し、又は通常モードに設定する制御を行う。
入力バッファ61Aは、通常モードのときに、例えば256本の多ビット入力端子を介して入力される書き込み対象となる256ビットのデータDを一時蓄積した後、このデータDをデータコントロール回路70Aに供給する。入力バッファ62Aは、テストモードのときに、例えば8本のテストデータ入力端子を介して入力される8ビットのテストモード時入力信号TDを一時蓄積した後、このテストモード時入力信号TDをデータコントロール回路70Aに供給する。
一方、出力バッファ66Aは、通常モードのときに、データコントロール回路70Aから出力された256ビットのデータQを一時蓄積し、このデータQを例えば256本の多ビット出力端子を介して外部へ出力する。出力バッファ67Aは、テストモードのときに、データコントロール回路70Aから出力されたテストモード時出力信号TQkを一時蓄積し、このテストモード時出力信号TQkを例えば8本のテストデータ出力端子を介して外部へ出力する。
メモリバンク80Aは、DRAMで構成されている。メモリバンク80Aは、マトリクス状に配列された複数のメモリセルからなるメモリセルアレイ81Aと、ロウアドレス(行アドレス)を選択するためのロウデコーダ82Aと、カラムアドレス(列アドレス)を選択するためのカラムデコーダ83Aと、データの読み出し時にメモリセルの電圧を増幅するためのセンスアンプ84Aと、を備えている。
メモリセルアレイ81Aは、マトリクス状に配列された複数のメモリセルで構成され、例えば16Mビット(=64k×256ビット)のメモリ容量を有している。
ロウデコーダ82Aは、図1に示したロウアドレスバッファ・リフレッシュカウンタ30Aからロウアドレスが供給されると、そのロウアドレスに対応するメモリセルを選択するための信号をメモリセルアレイ81Aに供給する。また、カラムデコーダ83Aは、カラムアドレスが供給されると、そのカラムアドレスに対応するメモリセルを選択するためのカラムアドレス選択信号をメモリセルアレイ81Aに供給する。これにより、ロウアドレス及びカラムアドレスに基づくメモリセルアレイ81Aのメモリセルにおいて、データの書き込み又は読み出しが行われる。
このような構成のメモリバンク80Aは、多数の入出力ピン、例えば256ビットのデータの同時入力又は同時出力が可能な256本の入力ピン及び出力ピンを有し、通常モードでは、256ビットずつデータを読み出したり、256ビットずつデータを書き込んだりする。なお、メモリバンク90Aは、メモリバンク80Aと同様に構成され、メモリセルアレイ91Aと、ロウアドレス(行アドレス)を選択するためのロウデコーダ92Aと、カラムアドレス(列アドレス)を選択するためのカラムデコーダ93Aと、データの読み出し時にメモリセルの電圧を増幅するためのセンスアンプ94Aと、を備えている。
データコントロール回路70Aは、通常モード(いわゆる×2モード)の場合、入力バッファ61Aから256ビットずつ2回に分けて512ビットのデータが供給されると、メモリバンク80A及びメモリバンク90Aにそれぞれ256ビットのデータを一度に書き込む。また、データコントロール回路70Aは、メモリバンク80A、90Aからそれぞれ一度に256ビットのデータを読み出して512ビットのデータを一旦記憶し、256ビットずつ2回に分けてバーストで出力し、この256ビットのデータQを出力バッファ66Aに供給する。
データコントロール回路70Aは、テストモードの場合、入力バッファ62Aから8ビットのテストモード時入力信号TDが供給されると、64ビット分ずつのデータを1ビットずつに圧縮したテストモード時入力信号TDのテストデータをメモリバンク80A、90Aに書き込む。そして、データコントロール回路70Aは、メモリバンク80A、90Aから読み出されたテストデータと、上記テストモード時入力信号TDの期待値と、を比較して、比較結果を表すテストモード時出力信号TQを出力バッファ67Aに供給する。
なお、BIST結果出力バッファ69が、第1コア100Aから出力されるテストモード時出力信号TQと、第2コア100Bから出力されるテストモード時出力信号TQと、を一時蓄積してから出力しても良い。
また、データコントロール回路70Aは、テストモード信号発生器51からの信号に基づいて、上述した通常モードとテストモードとの切り換えを行う。
テストモード信号発生器51は、64ビットのデータを1ビットに圧縮することを指示する信号(PTEST)を出力して、第1コア100Aのデータ制御回路70A及び第2コア100Bのデータ制御回路70BにPTESTを供給する。テストモード信号発生器51は、具体的には次のように構成されている。
図4は、テストモード信号発生器51の構成を示すブロック図である。テストモード信号発生器51は、DTEST信号を否定する否定演算(NOT)回路51aと、BIST信号を否定するNOT回路51bと、NOT回路51a、51bから出力された信号の否定論理積を演算する否定論理積演算(NAND)回路51cと、NAND回路51cから出力された信号を否定するNOT回路51dと、NOT回路51eから出力された信号を否定する否定回路51eと、を備えている。
テストモード信号発生器51は、このような構成により、DTEST信号、BIST信号の少なくとも1つがハイレベルになるとハイレベルのPTEST信号を出力し、DTEST信号、BIST信号のいずれもローレベルになるとローレベルのPTEST信号を出力する。これにより、図3に示すデータ制御回路70A、70Bは、テストモード信号発生器51は、後述するBIST時又はその他のテストモード時になると、64ビットのデータを1ビットに圧縮して、それぞれ所定のテストを実行する。
図5は、BISTシーケンサ52の構成を示すブロック図である。BISTシーケンサ52は、BIST(Built In Self Test:自己診断)時に、自己診断用アドレス、自己診断用コマンド、自己診断用データを発生する。具体的には、BISTシーケンサ52は、シーケンサ52aと、自己診断用アドレスを発生するアドレス発生器52bと、自己診断用コマンドを発生するコマンド発生器52cと、自己診断用データを発生するデータ発生器52dと、を備えている。
シーケンサ52aは、ハイレベルのBIST信号が入力されるとBIST動作がイネーブルにかり、ローレベルのBIST信号が入力されるとBIST動作がディセーブルになる。そして、BISTシーケンサ52aは、クロックが入力されると、アドレス発生器52bに自己診断用アドレスを発生させ、コマンド発生器52cに自己診断用コマンドを発生させ、自己診断用データ発生器52dにデータを発生させる。
テストモード信号発生器51から出力された信号、及びBISTシーケンサ52から出力されたコマンド、アドレス、データは、次に示す入力回路に供給される。
図6は、入力回路の構成を示す図である。なお、図6では、入出力用バンプパッド列99A、99Bの代表的なバンプパッドのみを示し、その他のバンプパッドは省略している。
この入力回路は、BIST時においては、BISTシーケンサ52で発生されたアドレス、データ、コマンドを出力し、BIST時以外の他のテストモード時においては、ウエハテストパッド97、入出力用バンプパッド列99A、99Bから入力された信号を出力する回路である。ここで出力された信号は、第1コア100A、第2コア100Bにそれぞれ供給される。
入出力用バンプパッド列99Aは、否定論理積演算回路106の入力端子に接続されている。入出力用バンプパッド列99Bは、否定論理積演算回路105の入力端子に接続されている。入出力用バンプパッド列99A、99Bは、スイッチ素子104を介して接続されている。スイッチ素子104の一方のゲートには、NOT回路101、102を介して、コア選択信号が供給される。また、スイッチ素子104の他方のゲートには、NOT回路101、102、103を介して、コア選択信号が供給される。
ここで、ハイレベルのコア選択信号は、入出力用バンプパッド列99A又は99Bに入力された信号を、2つのコア(第1コア100A、第2コア100B)に同一信号として供給することを示す信号である。ローレベルのコア選択信号は、入出力用バンプパッド列99A、99Bに入力された信号をそれぞれのコアに供給することを示す信号である。
否定論理和演算(NOR)回路112は、NOT回路107、108を介して入力されるBIST信号と、NOT回路111を介して入力されるウエハテストパッド97からのWFT信号と、の否定論理和を演算する。NOR回路109は、NOT回路107、108を介して入力されるBIST信号と、NOR回路112から入力される信号と、の否定論理和を演算する。
NAND回路113は、ウエハテストパッド97から入力される信号Aと、NOR回路112から入力される信号と、否定論理積を演算する。NAND回路114は、NOT回路110を介して入力されるBISTシーケンサ52の発生信号(アドレス、コマンド、データ)と、NAND回路113から入力される信号と、の否定論理積を演算する。
NAND回路116は、NAND回路105から入力される信号と、NOT回路115を介して、NAND回路114から入力される信号と、の否定論理積を演算する。そして、NAND回路116の出力信号は、NOT回路117、118を介して、第2コア100Bに供給される。
NAND回路119は、NAND回路106から入力される信号と、NOT回路115を介して、NAND回路114から入力される信号と、の否定論理積を演算する。そして、NAND回路119の出力信号は、NOT回路120、121を介して、第1コア100Aに供給される。
このように構成された入力回路において、コア選択信号がロー(L)レベル(1コア選択時)になると、コア選択信号は、否定回路101、102、103を介して、スイッチ素子104に供給される。このとき、スイッチ素子104はオンになり、入出力用バンプパッド列99A、99Bのバンプパッドは等電位になる。この結果、入出力用バンプパッド列99A、99Bのいずれかのバンプパッドに信号Aが入力されたとしても、入出力用バンプパッド列99A、99Bの両方に同一の信号Aが入力されることになる。
したがって、第1コア100A、第2コア100Bのいずれか一方のみを動作させる場合(シングルコアの場合)、入出力用バンプパッド列99A、99Bのいずれかのバンプパッドに信号Aを入力すればよい。
一方、コア選択信号がハイ(H)レベル(2コア選択時)になると、スイッチ素子104はオフになる。この結果、入出力用バンプパッド列99A、99Bのバンプパッドは互いに独立した状態になり、入出力用バンプパッド列99A、99Bの各バンプパッドに入力された信号は、それぞれ第1コア100A、第2コア100Bに用いられる。したがって、第1コア100A及び第2コア100Bを同時に動作させる場合(ダブルコアの場合)、入出力用バンプパッド列99A、99Bのそれぞれのバンプパッドに信号を入力すればよい。
以上のように、本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置は、第1コア100A及び第2コア100Bにそれぞれ専用のクロック発生器を備えると共に、単一の電源系回路201で発生された電源を第1コア100A、第2コア100Bにそれぞれ供給している。これにより、上記半導体記憶装置は、第1コア100A、第2コア100Bをそれぞれ独立に動作させることができると共に、2つのメモリコアで電源系回路を共用しない場合に比べて、チップサイズを小さくすることができる。
また、半導体記憶装置は、テストモード信号発生器51、BISTシーケンサ52で発生された信号をそれぞれ第1コア100A、第2コア100Bに供給することにより、2つのメモリコアでテストモード信号発生器、BISTシーケンサを共用しない場合に比べて、更にチップサイズを小さくすることができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で設計上の変更をされたものにも適用可能であるのは勿論である。
例えば、上述した実施形態では、第1コア100A及び第2コア100Bを使用する「2コア(ダブルコア)」の場合を例に挙げて説明したが、メモリコアの数は3以上であってもよいのは勿論である。
本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置のチップ構成を示す図である。 半導体記憶装置に設けられたメモリチップのレイアウト構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の構成を示すブロック図である。 テストモード信号発生器51の構成を示すブロック図である。 BISTシーケンサ52の構成を示すブロック図である。 入力回路の構成を示す図である。
符号の説明
1 シリコンインターポーザ
2 ASICチップ
3 メモリチップ
51 テストモード信号発生器
52 BISTシーケンサ
100A 第1コア
100B 第2コア
201 電源系回路

Claims (3)

  1. 行方向及び列方向に複数のメモリセルが配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの行方向のメモリセルを選択する行デコーダと、前記メモリセルアレイの列方向のメモリセルを選択する列デコーダと、を有するm個(mは2以上の自然数。)のメモリバンクと、前記各メモリバンクに対してデータの書き込み又は読み出しを行うデータ制御手段と、を含む複数のメモリコアと、
    各メモリコアにそれぞれ供給される独立したクロックを発生する複数のクロック発生手段と、
    各メモリコアに供給するための電圧を発生する単一の電圧発生手段と、
    を備えた半導体記憶装置。
  2. 自己診断用アドレス、自己診断用コマンド及び自己診断用データを発生する単一の自己診断制御手段を更に備え、
    前記クロック発生回路は、前記自己診断制御手段により発生された自己診断用コマンドに基づいて自己診断用クロックを発生し、
    前記各メモリコアは、前記自己診断制御手段により発生された自己診断用アドレス、自己診断用コマンド及び自己診断用データと、前記クロック発生手段により発生された自己診断用クロックと、に基づいて自己診断を行う
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 各メモリコアに対して入力されるデータの圧縮を指示するデータ圧縮指示信号を発生する単一のデータ圧縮指示信号発生手段を更に備えた
    請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
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