JP2008061110A - 電子機器およびデバイス検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】周辺のデバイスを効率よく検出できるようにする。
【解決手段】無線LANドライバ302は、プローブ要求パケットのブロードキャスト送信および対応するプローブ応答パケットの受信を通じて電子機器の周囲に存在するデバイスを検出するスキャン処理を無線LANモジュール109に実行させることによって検出されるデバイスの一覧を示すデバイスリストを生成する。無線LANモジュール109は、スキャン処理の間、上記電子機器以外の他のデバイスからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットも受信し、無線LANドライバ302は、そのプローブ要求パケットに含まれる情報を取得して上記デバイスリストにデバイスを追加する処理を行う。
【選択図】 図3
【解決手段】無線LANドライバ302は、プローブ要求パケットのブロードキャスト送信および対応するプローブ応答パケットの受信を通じて電子機器の周囲に存在するデバイスを検出するスキャン処理を無線LANモジュール109に実行させることによって検出されるデバイスの一覧を示すデバイスリストを生成する。無線LANモジュール109は、スキャン処理の間、上記電子機器以外の他のデバイスからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットも受信し、無線LANドライバ302は、そのプローブ要求パケットに含まれる情報を取得して上記デバイスリストにデバイスを追加する処理を行う。
【選択図】 図3
Description
本発明は、本発明は、無線通信機能を有する電子機器および同電子機器に適用されるデバイス検出方法に関する。
IEEE 802.11b/g規格に準拠する無線LAN機能を有する無線デバイスが、周辺に位置する無線デバイスを検出する方法としては、アクティブ・スキャンとパッシブ・スキャンとが挙げられる。アクティブ・スキャンでは、各チャンネルに対してプローブ要求パケット(フレーム)をブロードキャスト送信し、これに対して返信されてくるプローブ応答パケット(フレーム)を受信することにより、周辺のステーション等の存在を検知することができる。一方、パッシブ・スキャンでは、アクセスポイントもしくはアドホックモードのステーションが定期的に送信するビーコンを受信することにより、周辺のステーション等の存在を検知することができる。
上記アクティブ・スキャンを効率よく行う技術には種々なものがある。例えば、特許文献1には、少ない消費電力で端末装置を効率よく検索するために、無線通信の電界強度を最小設定値にしてプローブ要求をブロードキャスト送信し、新規の端末装置から応答信号がないか、応答信号が来なかった場合、電界強度の設定値を一段上げて再度プローブ要求をブロードキャストすることが開示されている。
特開2006−196946号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来の手法では、無線通信が可能な範囲内に位置しているのにもかかわらず、デバイスの位置関係や電波障害など、何らかの原因によって検出されずにいるデバイスが多く存在している場合がある。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、周辺のデバイスを効率よく検出することが可能な電子機器および無線デバイス検出方法を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、他のデバイスと無線通信を行うことが可能な電子機器であって、前記無線通信を実行するための無線通信モジュールと、プローブ要求パケットのブロードキャスト送信および対応するプローブ応答パケットの受信を通じて前記電子機器の周囲に存在するデバイスを検出するスキャン処理を前記無線通信モジュールに実行させることによって検出されるデバイスの一覧を示すデバイスリストを生成する無線通信制御手段とを具備し、前記無線通信モジュールは、前記スキャン処理の間、前記電子機器以外の他のデバイスからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットも受信し、前記無線通信制御手段は、そのプローブ要求パケットに含まれる情報を取得して前記デバイスリストにデバイスを追加する処理を行うことを特徴とする。
本発明に係るデバイス検出方法は、他のデバイスとの無線通信を実行するための無線通信モジュールを備えた電子機器に適用されるデバイス検出方法であって、プローブ要求パケットのブロードキャスト送信および対応するプローブ応答パケットの受信を通じて前記電子機器の周囲に存在するデバイスを検出するスキャン処理を前記無線通信モジュールに実行させることによって検出されるデバイスの一覧を示すデバイスリストを生成し、前記スキャン処理の間、前記電子機器以外の他のデバイスからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットも前記無線通信モジュールにより受信し、そのプローブ要求パケットに含まれる情報を取得して前記デバイスリストにデバイスを追加する処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、周辺のデバイスを効率よく検出することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成を説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成を説明する。
この電子機器は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA、AV(オーディオ・ビデオ)プレーヤ、のような携帯型機器であり、内蔵バッテリによって駆動可能に構成されている。以下では、電子機器がオーディオデータおよびビデオデータを再生するためのAVプレーヤ11として実現されている場合を想定する。
AVプレーヤ11の本体表面上には、表示デバイスとしてのLCD12と、入力デバイスとしての各種操作ボタン(バックボタン13、スタートボタン14、OKボタン15、プラスボタン16)とが設けられている。ヘッドフォン17は、AVプレーヤ11の例えば本体上面に設けられたヘッドフォン端子に接続される。
また、AVプレーヤ11は、IEEE 802.11b/g規格で規定された無線LANのような無線通信機能を有しており、同IEEE 802.11b/g規格に準拠した各種無線デバイス(アクセスポイント(AP)21、ステーション(STA)31)との無線通信を実行することができる。例えば、AVプレーヤ11は、アクセスポイント(AP)21に無線接続することにより、アクセスポイント(AP)21を介してインターネット上のサーバにアクセスし、オーディオデータ、ビデオデータ等をサーバからダウンロードすることができる。ステーション31は、例えばパーソナルコンピュータや、AVプレーヤ11と同じ無線通信機能を有する他のAVプレーヤなどから構成されている。AVプレーヤ11は、ステーション(STA)31に無線接続することにより、例えば、オーディオデータ、ビデオデータ等をステーション(STA)31との間で交換することができる。
次に、図2を参照して、AVプレーヤ11のシステム構成を説明する。
図2に示すように、AVプレーヤ11は、CPU101、メモリ102、表示コントローラ103、ハードディスクドライブ(HDD)104、入力インタフェース部105、USBコントローラ106、オーディオコントローラ107、I/Oコントローラ108、無線LANモジュール109、電源回路110、およびバッテリ111等を備えている。
CPU101はAVプレーヤ11の動作を制御するプロセッサであり、メモリ102にロードされた各種プログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、および無線LANドライバ等)を実行する。アプリケーションプログラムは、オーディオデータおよびビデオデータの再生、および無線通信の実行等を行うためのプログラムである。無線LANドライバは、アプリケーションプログラムからの要求に応じて、無線LANモジュール109を制御するためのドライバプログラムである。
表示コントローラ103はLCD12を制御し、各種操作メニュー、およびアプリケーションプログラムによって再生されたビデオデータに対応する画像等を、LCD12の表示画面上に表示する。HDD104は、オーディオデータおよびビデオデータ等の各種データを格納するためのストレージデバイスとして機能する。USBコントローラ106はAVプレーヤ11の本体に設けられたUSB端子201に接続されており、USB端子201に接続された他の各種デバイスとの通信を実行する。オーディオコントローラ107は音源デバイスであり、アプリケーションプログラムによって再生されたオーディオデータに対応するサウンド信号を生成し、そのサウンド信号をヘッドフォン端子202に出力する。I/Oコントローラ108は無線LANモジュール109とのインタフェースを実行するためのコントローラであり、例えば、SD IOカードを制御するためのSD IOホストコントローラから構成されている。この場合、I/Oコントローラ108と無線LANモジュール109との間は、SD IOバスを介して接続される。
無線LANモジュール109は、例えばIEEE 802.11b/g規格に準拠した無線通信を実行する無線通信モジュールである。IEEE 802.11b/g規格においては、互いにキャリア周波数が異なるチャネル1からチャネル13までの13個の無線通信チャネルが定義されており、無線LANモジュール109は、13個の無線通信チャネルの中の任意の一つを用いて無線通信を実行することがきる。
電源回路110は、AVプレーヤ11の本体内に設けられたバッテリ111からの電力、または外部のACアダプタ112からの電力を用いて、各コンポーネントに動作電源を供給する。
次に、図3を参照して、AVプレーヤ11の周辺に位置する無線デバイス(APやSTA)を効率よく検出するための機能について説明する。図3には、アプリケーションプログラム301と、無線LANドライバ302と、無線LANモジュール109との間の関係が示されている。
アプリケーションプログラム301は、無線通信を利用して各種コンテンツデータ(オーディオデータ、ビデオデータ等)を無線デバイスとの間で転送するためのプログラムであり、GUIを用いて無線通信機能に関するユーザからの各種操作要求を受け取り、その操作要求に応じて、無線LANドライバ302との通信を実行する。このアプリケーションプログラム301は、デバイス検出要求出力部401、およびデバイスリスト表示処理部402を備えている。これらデバイス検出要求出力部401、およびデバイスリスト表示処理部402は、CPU101によって実行されるソフトウェアモジュールである。
デバイス検出要求出力部401は、ユーザからの無線デバイスの検出要求に応答して、スキャン処理の実行を指示する無線デバイス検出要求を無線LANドライバ302に送出する。デバイスリスト表示処理部402は、無線LANモジュール109によって実行されるスキャン処理によって検出された無線デバイスの一覧を示すデバイスリストをLCD12の表示画面上に表示する。
無線LANドライバ302は、アプリケーションプログラム301からの要求に応じて無線LANモジュール109を制御するプログラムである。この無線LANドライバ302は、アプリケーションプログラム301から要求されるスキャン処理を無線LANモジュール109に実行させ、このスキャン処理において検出される無線デバイスの一覧を示すデバイスリストを生成する。上記無線LANドライバ302は、スキャン処理制御部403およびデバイスリスト送出部404を備えている。これらスキャン処理制御部403およびデバイスリスト送出部404は、CPU101によって実行されるソフトウェアモジュールである。
スキャン処理制御部403は、アプリケーションプログラム301がユーザからの要求に応答して無線デバイス検出要求を出力した場合、スキャン要求を無線LANモジュール109に送出して、無線LANモジュール109に、スキャン処理を無線通信チャネル1〜13それぞれに対して実行させる。ここでのスキャン処理には、例えば、アクティブスキャンが適用されるものとする。アクティブスキャンでは、一般に、プローブ要求パケット(Probe req.)をブロードキャストし、その応答として周囲にある無線デバイスからプローブ応答パケット(Probe res.)が送信されてくるのを待つ。プローブ応答パケット(Probe res.)を受信することにより、プローブ応答パケット(Probe res.)を送信した無線デバイスを識別する情報(例えば、MACアドレス、SSID(Service Set Identifier)、デバイスの種類、等)を取得することができる。
上記スキャン処理制御部403は、スキャン処理の間、無線LANモジュール109において受信される個々のプローブ応答パケットから得られる情報に基づいて無線デバイスの一覧を示すデバイスリストを作成する。また、スキャン処理制御部403は、無線LANモジュール109からスキャン処理が終了したことを示す通知を受け取ると、作成されたデバイスリストをアプリケーションプログラム301へ送出するようデバイスリスト送出部404に指示する。
デバイスリスト送出部404は、作成されたデバイスリストをスキャン処理制御部403からの指示に従ってアプリケーションプログラム301に送出する。
無線LANモジュール109は、無線LANドライバ302からスキャン処理要求を受けると、要求されたスキャン処理を一定期間実行する。この無線LANモジュール109は、プローブ要求パケットをブロードキャスト送信した後、他の無線デバイスから送信されてくるプローブ応答パケットの受信を待つ。スキャン処理の間、無線LANモジュール109は、プローブ応答パケットが受信される度にスキャン処理制御部403に通知する。また、無線LANモジュール109は、スキャン処理期間が終了すると、スキャン処理制御部403へスキャン処理の終了を通知する。
特に、無線LANモジュール109は、スキャン処理の間、AVプレーヤ11に対して送信されたプローブ応答パケットを受信するだけでなく、AVプレーヤ11以外の他のデバイスに対して送信されたプローブ応答パケットも受信する。そのとき、スキャン処理制御部403は、そのプローブ応答パケットに含まれる情報(デバイスの種類やケーパビリティ、SSIDなどの情報)を取得して上記デバイスリストにデバイスを追加する処理を行う。
また、無線LANモジュール109は、スキャン処理の間、AVプレーヤ11以外の他のデバイスからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットも受信する。そのとき、スキャン処理制御部403は、そのプローブ要求パケットに含まれる情報(デバイスの種類やケーパビリティなどの情報)を取得してデバイスリストにデバイスを追加する処理を行うこともできる。
更に、スキャン処理制御部403は、スキャン処理の開始の際に、AVプレーヤ11以外の他のデバイスからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットが存在するか否かを判別し、存在する場合には、ブロードキャスト送信を実行せずにAVプレーヤ11以外の他のデバイスに対して送信されるプローブ応答パケットの受信を待つような制御を行うことも可能である。
図4は、プローブ要求パケットの概略構成を示す図である。
プローブ要求パケットは、ケーパビリティ情報(capability information)、SSID、サポーテッドレートといった各種の情報を格納するための複数のサブフィールドから構成される。但し、当該パケットをステーションがブロードキャスト送信する場合には、上記SSIDは指定しない(Nullとする)。当該パケットを受信した際に、各サブフィールド内の各種の情報を取り出すことによって、送信元デバイスの種類や性能を知得することができ、周囲に存在するステーションなどの存在を検知することができる。
図5は、プローブ応答パケットの概略構成を示す図である。
プローブ応答パケットは、タイムスタンプ、ビーコン間隔、ケーパビリティ情報、SSID、サポーテッドレート、各種パラメータセットといった各種の情報を格納するための複数のサブフィールドから構成される。本実施形態では、当該パケットを受信した際に、各サブフィールド内の各種の情報を取り出すことによって、送信元デバイスの種類や性能を知得することができ、例えばアクセスポイントが形成するネットワークの識別番号に相当するSSIDなども知得することができる。
図6は、より多くのデバイスの検出を可能とする制御の一例を示す図である。
ここでは、図中のステーションSTA-AがAVプレーヤ11であるものとする。ステーションSTA-Aの通信可能領域内には、ステーションSTA-B,STA-C,STA-D,STA-E,およびアクセスポイントAPが存在している。
STA-Aがスキャン処理を開始し、プローブ要求パケットをブロードキャスト送信すると、これを検出した個々のデバイスからプローブ応答パケットが返信されてくる。ここで例えば、STA-Aが送信したプローブ要求パケットに対し、STA-BおよびSTA-Cからは正常にプローブ応答パケットが返信され、一方、STA-D,STA-E,およびAPからは、何らかの原因によってプローブ応答パケットが返信されてこなかったものとする。
このような状況のもと、STA-Aのスキャン処理中に、STA-Dがスキャン処理を開始してプローブ要求パケットをブロードキャスト送信し、これに対してAPおよびSTA-EがSTA-Dへプローブ応答パケットを返信したものとする。このような場合、STA-Aは、STA-Dがブロードキャスト送信したプローブ要求パケットを受信すると共に、APおよびSTA-Eがそれぞれ返信したプローブ応答パケットを受信する。各パケットを受信したSTA-Aは、それらのパケットが自身宛てでない場合であっても、破棄することなく、パケット内の情報を取り出して(盗み見て)デバイスリストへの追加を行う。
このため、STA-Aは、STA-BおよびSTA-Cだけでなく、STA-D,STA-E,およびAPの存在を検知することができる。また、APが形成するネットワークのSSIDなども知得することができる。特に、APが隠しSSID設定されたアクセスポイントである場合、SSIDを指定してプローブ要求パケットを送信しないと、プローブ応答パケットを返信しないが、本例によればAPからSSIDを知得している他のステーションへ返信されるプローブ応答パケットからSSIDを知得し、このSSIDを指定してプローブ要求パケットを送信することより、APから返信されてくるプローブ応答パケットを受信でき、APを検出することができる。
図7は、無線通信のトラフィックを軽減させる制御の一例を示す図である。
ここでも、図中のステーションSTA-AがAVプレーヤ11であるものとする。また、ステーションSTA-Aの通信可能領域内には、ステーションSTA-B,STA-C,STA-D,STA-E,およびアクセスポイントAPが存在している(但し、STA-B,STA-Cは図示せず)。以下、図6と異なる点を中心に説明する。
STA-Aは、スキャン処理の開始の際に、一定期間、自身以外の他のステーションからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットが存在するか否かを判別する。存在しない場合には、図6でも説明したようにプローブ要求パケットをブロードキャスト送信するが、存在する場合には、ブロードキャスト送信を実行せずに、STA-A以外の他のデバイスに対して返信されるプローブ応答パケットの受信を待つ。
例えば、STA-Dがブロードキャスト送信したプローブ要求パケットが検出された場合には、STA-Aは、ブロードキャスト送信を実行せずに、STA-Dに対するプローブ応答パケットが返信されるのを待つ。APおよびSTA-E(並びに、図示しないSTA-BおよびSTA-C)がそれぞれSTA-Dに対してプローブ応答パケットを返信すると、STA-Aは、それらのパケットを受信する。各パケットを受信したSTA-Aは、図6でも説明したように、それらのパケットが自身宛てでない場合であっても、破棄することなく、パケット内の情報を取り出して(盗み見て)デバイスリストへの追加を行う。
このように、STA-Aは、スキャン処理の開始の際に、自身以外の他のステーションからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットが検出された場合には、ブロードキャスト送信を実行しないため、デバイス間のトラフィックを軽減できるとともに、より多くのデバイスを検出することができる。また、このようなSTA-Aに備えられる制御機能を、他のステーションにも同様に備えることにより、無線システム全体としてのトラフィックを軽減することもできる。
図8は、デバイスリストの一例を説明するための図である。
デバイスリストには、ステーション(STA)とアクセスポイント(AP)の種別を示す種別情報、アクセスポイント等から得られるSSID、ケーパビリティ情報、電波強度、MACアドレスなどの情報がある。このようなデバイスリストがデバイスリスト表示処理部402によってLCD12の表示画面上に表示される際には、ユーザが識別しやすい形態となる。例えば、種別情報をアイコン等で表示したり、ユーザにとって必要な情報だけを表示するようにする。
次に、図9を参照して、より多くのデバイスの検出を可能とする動作の一例を説明する。
無線LANドライバ302に備えられるスキャン処理制御部403は、無線LAN機能が有効となっている状態で、スキャン要求に応じてスキャン処理を開始する(ステップS11,S12)。
スキャン処理において、スキャン処理制御部403は、無線LANモジュール109にプローブ要求パケットをブロードキャスト送信させ(ステップS13)、これに対するプローブ応答パケットの受信を待つ(ステップS14)。返信されてくるプローブ応答パケットを無線LANモジュール109が受信すると(ステップS15)、スキャン処理制御部403は、そのパケットが自身宛て/他のデバイス宛てのいずれであっても、パケット内の情報を取り出してデバイスリスト上へデバイスを追加する(ステップS16)。スキャン処理期間が終了していなければ(ステップS17のNo)、ステップS14からの処理を繰り返す。一方、スキャン処理期間が終了したら(ステップS17のYes)、スキャン処理制御部403は、スキャン処理を終了し(ステップS18)、作成されたデバイスリストをデバイスリスト送出部404からアプリケーション301側のデバイスリスト表示処理部402へ送出させる(ステップS19)。これにより、デバイスリストがデバイスリスト表示処理部402によってユーザにとって認識しやすい形態でLCD12の表示画面上に表示されることになる。
次に、図10を参照して、無線通信のトラフィックを軽減させる動作の一例を説明する。ここでは、前述の図9も参照する。
図9の動作では、「スキャン処理の開始(ステップS12)」を行った後、無条件に「プローブ要求の送信(ステップS13)」を行う場合を説明したが、代わりに、この「プローブ要求の送信」が必要か否かを判断した上で、必要である場合に限って「プローブ要求の送信」を行うように変形実施してもよい。
すなわち、図9中の「スキャン処理の開始(ステップS12)」を行った後、スキャン処理制御部403は、図10に示されるように、一定期間、自身以外の他のステーションからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットが存在するか否かを判別する(ステップS21)。存在しない場合には(ステップS22のNo)、プローブ要求パケットをブロードキャスト送信する(ステップS23)。一方、存在する場合には、ブロードキャスト送信を実行しない(ステップS24)。
その後は、図9に示されるステップS14〜S19と同じ処理を行う。
このように、本実施形態によれば、通常の検出方法に比べ、より多くのステーション等を検出することが可能となる。また、隠しSSID設定されているアクセスポイントを検出することが可能となる。また、プローブ要求パケットの送信を減らすことででき、これにより無線上のトラフィックを軽減することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…AVプレーヤ、101…CPU、109…無線LANモジュール、301…アプリケーションプログラム、302…無線LANドライバ、401…デバイス検出要求出力部、402…デバイスリスト表示処理部、403…スキャン処理制御部、404…デバイスリスト送出部。
Claims (10)
- 他のデバイスと無線通信を行うことが可能な電子機器であって、
前記無線通信を実行するための無線通信モジュールと、
プローブ要求パケットのブロードキャスト送信および対応するプローブ応答パケットの受信を通じて前記電子機器の周囲に存在するデバイスを検出するスキャン処理を前記無線通信モジュールに実行させることによって検出されるデバイスの一覧を示すデバイスリストを生成する無線通信制御手段とを具備し、
前記無線通信モジュールは、前記スキャン処理の間、前記電子機器以外の他のデバイスからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットも受信し、前記無線通信制御手段は、そのプローブ要求パケットに含まれる情報を取得して前記デバイスリストにデバイスを追加する処理を行うことを特徴とする電子機器。 - 前記プローブ要求パケットに含まれる情報は、送信元デバイスに関するケーパビリティ情報(capability information)を含むことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記無線通信モジュールは、前記スキャン処理の間、前記電子機器以外の他のデバイスに対して送信されたプローブ応答パケットも受信し、前記無線通信制御手段は、そのプローブ応答パケットに含まれる情報を取得して前記デバイスリストにデバイスを追加する処理を行うことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記プローブ応答パケットに含まれる情報は、ネットワークを識別するためのSSID(Service Set Identifier)を含むことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
- 前記無線通信制御手段は、前記スキャン処理の開始の際に、前記電子機器以外の他のデバイスからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットが存在するか否かを判別し、存在する場合には、ブロードキャスト送信を実行せずに前記電子機器以外の他のデバイスに対して送信されるプローブ応答パケットの受信を待つことを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 他のデバイスとの無線通信を実行するための無線通信モジュールを備えた電子機器に適用されるデバイス検出方法であって、
プローブ要求パケットのブロードキャスト送信および対応するプローブ応答パケットの受信を通じて前記電子機器の周囲に存在するデバイスを検出するスキャン処理を前記無線通信モジュールに実行させることによって検出されるデバイスの一覧を示すデバイスリストを生成し、
前記スキャン処理の間、前記電子機器以外の他のデバイスからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットも前記無線通信モジュールにより受信し、そのプローブ要求パケットに含まれる情報を取得して前記デバイスリストにデバイスを追加する処理を行う
ことを特徴とするデバイス検出方法。 - 前記プローブ要求パケットに含まれる情報は、送信元デバイスに関するケーパビリティ情報(capability information)を含むことを特徴とする請求項6記載のデバイス検出方法。
- 前記スキャン処理の間、前記電子機器以外の他のデバイスに対して送信されたプローブ応答パケットも前記無線通信モジュールにより受信し、そのプローブ応答パケットに含まれる情報を取得して前記デバイスリストにデバイスを追加する処理を行うことを特徴とする請求項6記載のデバイス検出方法。
- 前記プローブ応答パケットに含まれる情報は、ネットワークを識別するためのSSID(Service Set Identifier)を含むことを特徴とする請求項8記載のデバイス検出方法。
- 前記スキャン処理の開始の際に、前記電子機器以外の他のデバイスからブロードキャスト送信されたプローブ要求パケットが存在するか否かを判別し、存在する場合には、ブロードキャスト送信を実行せずに前記電子機器以外の他のデバイスに対して送信されるプローブ応答パケットの受信を待つことを特徴とする請求項6記載のデバイス検出方法。
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