JP2008060427A - 受動部品及び電子部品モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】低背化と高密度化との両方を満たして基板に実装可能な受動部品及び当該受動部品を基板に実装した電子部品モジュールを提供する。
【解決手段】受動部品10aは受動素子であるインダクタ12aと基板への実装面14を備えている。実装面14の対向する2辺の部位には、凹部16aがそれぞれ設けられており、凹部16aの底部には端子電極18aが設けられている。受動部品10aの実装面14内に凹部16aを有し、この凹部16aに端子電極18aを含んでいるため、基板上に突出した電極がある場合でも基板表面に低く実装することができる。また、凹部16aに端子電極18aを含んでいるため、ハンダがインダクタ周辺にフィレット状に広がることを防止でき、受動部品10aの実装密度を高めることができる。そのため、受動部品10aを低背化と高密度化との両方を満たして基板に実装することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は受動部品に関し、特に、基板に実装して用いられる受動部品及び当該受動部品が基板に実装された電子部品モジュールに関するものである。
近年、携帯電話機等の小型電子機器はインダクタやキャパシタ等の受動素子を含む様々な受動部品により構成されている。携帯電話機のような電子機器の高集積化はとどまるところを知らず、受動素子の基板への実装形態において、更なる低背化及び高密度化の要求がある。例えば、特許文献1には、チップ部品状のマイクロインダクタと制御回路等が形成された半導体集積回路とにより構成され、電源電圧の変換や安定化を行うマイクロコンバータにおいて、モジュール基板上にスタッド端子を配設し、このスタッド端子にマイクロインダクタを載置の形で実装するとともに、上記マイクロインダクタと上記半導体集積回路を上下に重ねて配置することにより、携帯電話機等の電子機器の小型化を図る技術が記載されている。
特開2004−63676号公報
しかしながら、上記の技術では、モジュール基板上にスタッド端子を配設してインダクタを載置の形で実装するため、スタッド端子を配設する高度が必要となり、モジュール全体の低背化を図ることができない。一方、スタッド端子を用いず、インダクタの側面にある端子電極をモジュール基板上に直接ハンダ付けすることによって実装しようとすると、ハンダがインダクタ周辺にフィレット状に広がってしまい、インダクタ自体の面積よりも広い実装面積が実質的に必要となり、基板上に高密度に実装することができない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、低背化と高密度化との両方を満たして基板に実装可能な受動部品及び当該受動部品を基板に実装した電子部品モジュールを提供することにある。
本発明は、受動素子と基板への実装面とを備え、実装面内に凹部を有し、凹部内に端子電極を含む受動部品である。
この構成によれば、実装面内に凹部を有し、この凹部に端子電極を含んでいるため、基板上に突出した端子がある場合でも基板表面に低く実装することができる。また、凹部に端子電極を含んでいるため、ハンダが受動部品周辺にフィレット状に広がることを防止でき、受動部品の実装面積を減少させることができる。この結果として、受動部品を低背化と高密度化との両方を満たして基板に実装することができる。
この場合、第1受動部品部と第2受動部品部とを備え、第2受動部品部の実装面への投影面積は、第1受動部品部の実装面への投影面積よりも大きく、第1受動部品部と第2受動部品部とが一体となって構成されることにより、実装面内に凹部が形成され、第1受動部品部と第2受動部品部とは、互いに前記受動素子を含むことが好適である。
この構成によれば、第2受動部品部は、基板への実装時における前記基板に対する占有面積が前記実装面よりも大きく、第1受動部品部と第2受動部品部とは、互いに前記受動素子を含むため、実装面に比して受動素子を収容する空間をより大きくしたものとできる
この場合、凹部は実装面の周縁部に位置することが好適である。
この構成によれば、電極を含む凹部が実装面の周縁部に位置するため、基板への実装が容易であり、実装の際の固定強度と安定度とが増し、安定して基板上に受動部品が実装されるため、受動部品を基板に実装した際の高さのむらを減少させることができる。
この場合、凹部は少なくとも一対をなし、一対をなす凹部は、実装面の周縁部において対向する部位にそれぞれ位置することが好適である。
この構成によれば、電極を含む一対をなす凹部が、実装面の周縁部において対向する部位に位置するため、受動部品を基板に実装した際の固定強度と安定度とを向上させることができる。また配線が短縮するので、ノイズの低減を図ると共に電源効率の向上も得られる。
また、本発明において、受動素子はインダクタとすることができ、あるいは受動素子はキャパシタとすることができる。
一方、本発明の別の態様は、受動素子と基板への実装面とを備え、実装面内に凹部を有し、凹部内に端子電極を含む受動部品を、配線を有する基板上に、配線と凹部内の端子電極とを電気的に接続して実装した電子部品モジュールである。
この場合、受動部品と配線を有する基板とが実装面で接触していることが、電子部品モジュールの低背化を一層図ることができるため好適である。
本発明の受動部品によれば、低背化と高密度化との両方を満たして基板に実装可能な受動部品が提供される。
以下、本発明の実施の形態に係る受動部品について添付図面を参照して説明する。
図1は第1実施形態に係る受動部品を平面側から示す斜視図であり、図2は第1実施形態に係る受動部品を底面側から示す斜視図である。図1及び2に示すように、受動部品10aは全体として、縦1.5〜3.5mm、横1.0〜3.0mm、高さ1.0mm以下の平板状をなし、受動素子であるインダクタ12aと基板への実装面14を備えている。受動部品10aの全体形状としては、平板状以外にも円柱状、多角柱状等の形状を適用することができるが、基板への実装時における低背化の見地から可能な限り実装面14からの高さを低くすることが好ましい。長方形状をなす実装面14内おける対向する2辺の部位には、凹部16aがそれぞれ設けられており、各々の凹部16aの底部には端子電極18aが設けられている。
すなわち、図1及び2に示すように、受動部品1の端子電極18aは、インダクタ12aの互いに直交する縦、横、高さの3軸方向の寸法の内少なくとも2つの軸方向における寸法で内側に入り込むように設けられており、かつ、インダクタ12aのスペースを最大限確保するために、インダクタ12aの端部に設けられている。したがって、受動部品1の凹部16aを含む実装面14側の部分は、第1受動部品部として機能し、受動部品1のそれ以外の部分は、第2受動部品部として機能する。
図3は、第1実施形態に係る受動部品の内部構造を示す分解斜視図である。図3に示すように、凹部16a及び端子電極18aを形成する前の受動部品10aは、上部フェライトコア20、上部巻線22、プリント基板24、下部巻線26、下部フェライトコア28が、積層されることにより構成されている。上部巻線22及び下部巻線26はそれぞれプリント基板24の表裏面に形成され、プリント基板24を挟んで電気的に接続される。上部巻線22、プリント基板24及び下部巻線26を、上部フェライトコア20と下部フェライトコア28との間で挟み込むことにより、積層型のインダクタに比べて大きな電流を流すことができ、巻線型のインダクタに比べて低背化が可能となる。
図4は、第1実施形態に係る受動部品を示す縦断面図である。後述するように、端子電極18aは、実際には上部フェライトコア20等が積層された後に凹部16aを設けてから取り付けられるため、図4に示すように、受動部品1の凹部16aを含む実装面14側の部分と、それ以外の部分とのいずれの部分も、インダクタ12aの上部巻線22及び下部巻線26等により占有されることになり、インダクタ12aは容量に対して最小の寸法にすることができるようになっている。
なお、この実施形態ではフェライトコアを用いているが、磁性材料はフェライトコアに特に限定されず、金属磁性材料、酸化物磁性材料様々な材料が利用可能である。また、プリント基板についても絶縁性の材料であれば特に問題はなく、広く樹脂基板や絶縁性セラミック基板等も利用可能である。
図5(a)〜(e)は受動部品の製造工程を示す図である。本実施形態の受動部品10aの製造時には、図5(a)に示すように、上部フェライトコア20、プリント基板24、及び下部フェライトコア28が積層された長尺状の板状体を形成する。簡略化のため、図中で上部巻線22及び下部巻線26は省略する。
図5(b)に示すように、板状体が互いに完全に分離する深さまでダイシングを行うのではなく、幅が広いダイサーHによって、プリント基板24に達する程度の深さのハーフダイシングを行う。このハーフダイシングにより、板状体にはハーフダイシング部30が形成され、受動素子に凹部が形成され、これにより内部の導電性の金属が露出する。
図5(c)に示すように、幅が狭いダイサーFによって、板状体が完全に分離する深さまでハーフダイシング部30に対してフルダイシングを行う。このフルダイシングにより、図5(d)に示すように、板状体は個々の受動部品の大きさに分離され、凹部16aが形成される。
図5(e)に示すように、凹部16aに端子電極18aを形成することにより、受動部品10aを製造することができる。なお、図5(c)に示すフルダイシングと、図5(e)に示す端子電極18aの形成は、順序を入れ替えて行っても良い。
図6は、第1実施形態の受動部品を実装した電子部品モジュールを示す縦断面図である。図6に示すように、本実施形態の電子部品モジュール100は、受動部品10aをIC内蔵基板50に実装して構成され、例えば、携帯電話機の電源回路におけるDC−DCコンバータ等の機能を果たす。この場合における受動部品10aの一方の端子電極18aは、スイッチング電圧を印加されるSW端子の機能を果たし、他方の端子電極18aは出力端子であるVout端子の機能を果たす。
IC内蔵基板50は、支持基板52内にスイッチング回路等の機能を果たすIC53が埋め込まれている。支持基板52の表裏面には、樹脂層54、レジスト56が順次積層されている。また、IC内蔵基板50の表面には、受動部品10aの凹部16aに対応する位置において、基板表面から突出したCuポスト58がIC53の引出電極として形成されている。IC53は、受動部品10aの一対の端子電極18a間の内側に位置する。IC53は、受動部品10aの一対の端子電極18a間の内側に、1つだけ配置されていることが、ノイズ低減の観点から好ましい。Cuポスト58の直下を含むIC内蔵基板50の各部には、ビア64が基板表裏面を貫通するように形成されており、IC53のICバンプ62を介して受動部品10aとIC53とを電気的に接続している。このようにして、IC53と受動部品10aとは、IC53の引き出し電極からIC53の内側領域を経由せずに直接接続されている。また、ビア64は、IC内蔵基板50の裏面のVin(電圧入力端子)バンプ66、EN(イネーブル(enable)端子)バンプ68、FB(電圧フィードバック(feedback)端子)バンプ70、GND(グランド端子)バンプ72と電気的に接続している。
また、IC内蔵基板50の最表層部には放熱性樹脂層60(アンダーフィル)が形成されており、受動部品10aの実装面14中央における凹部16aが形成されていない部位は、放熱性樹脂層60を介してIC内蔵基板50表面と接触している。この放熱性樹脂層60により、IC53の放熱性が向上する。また、放熱性樹脂層60により、応力が軽減され、端子電極18a及びCuポスト58への負荷が軽減される。
本実施形態によれば、受動部品10aの実装面14内に凹部16aを有し、この凹部16aに端子電極18aを含んでいるため、IC内蔵基板50上に突出したCuポスト58がある場合でも基板表面に低く実装することができる。また、凹部16aに端子電極18aを含んでいるため、ハンダがインダクタ周辺にフィレット状に広がることを防止できる。すなわち、接合に用いられるハンダは凹部16a内に留まり、レジスト56の作用も加わることによってフィレット状に広がることを防止される。そのため、受動部品10aの実装面積を減少させることができる。この結果として、受動部品10aを低背化と高密度化との両方を満たして基板に実装することができる。
すなわち、本実施形態によれば、受動部品1の端子電極18aは、インダクタ12aの互いに直交する縦、横、高さの3軸方向の寸法の内少なくとも2つの軸方向における寸法で内側に入り込むように設けられており、かつ、インダクタ12aのスペースを最大限確保するために、インダクタ12aの端部に設けられているため、最小の寸法にすることができる。
さらに、本実施形態によれば、長方形状をなす実装面14おける対向する2辺の部位に溝状に凹部16aが設けられているため、図5(a)〜(e)に示すような製造工程において、1度のダイシングにより多数の受動部品10aの凹部16aを形成し易く、生産効率が向上する。
なお、端子電極18aとIC内蔵基板50の引き出し電極との接続は、特に限定されず16aの溝サイズにより適宜調整でき、Cuポスト58aのようなポストを介し、ハンダにて接続を図る方法や、Cuポスト58aのようなポストを介し、超音波溶接にて接続を図る方法や、ハンダボール又はハンダペーストを用いて直接ハンダ接続する方法などが挙げられる。
また、本実施形態によれば、端子電極18aを含む凹部16aが実装面14の周縁部に位置するため、基板への実装が容易であり、受動部品10aを基板に実装した際の高さのむらを減少させることができる。さらに、本実施形態によれば、凹部16aは一対をなし、一対をなす凹部16aは、実装面14の周縁部において対向する部位にそれぞれ位置するため、受動部品10aを基板に実装した際に、実装の強度と安定度とを向上させることができる。
また、本実施形態によれば、IC53の基板表面への引出電極であるCuポスト58aが受動部品10aの凹部16aに対応する位置にIC内蔵基板50表面から突出して設けられ、IC内蔵基板のCuポスト58aと、受動部品10aの端子電極18aとが直接接続されるため、受動部品10aとIC内蔵基板50とをより強固に接合でき、電子部品モジュール100の強度を向上させることができる。また、このようにCuポストと受動部品の端子電極との間に他の受動部品を介さずに電気的に直接接続され、図のように基板表面の法線上で引き出し電極と端子電極とが電気的に接続されることで、配線間距離を短くでき、それによりノイズの低減と電源効率の向上が得られる。
さらに、本実施形態によれば、受動部品10aの実装面14における凹部16a以外の部位と、IC内蔵基板50の基板表面とが、少なくとも一部で接触しているため、電子部品モジュール100の低背化を一層図ることができ、かつIC内蔵基板50のIC53で生じた熱を受動部品10aに逃がすことができるため、放熱性も向上する。また、より好ましくは実装面14における凹部16a以外の部位の全面で接触することで、より放熱性は向上する。
加えて、本実施形態によれば、受動部品10aの端部に端子電極18aが設けられているため、インダクタ12aから発生する磁場によるクロストークを低減できる。特に、IC53は、受動部品10aの一対の端子電極18a間の内側に位置し、好ましくは受動部品10aの一対の端子電極18a間の内側に、1つだけ配置されているため、よりノイズが低減される。また、IC53と受動部品10aとは、IC53の引き出し電極から受動部品10aの内側領域を経由せずに直接接続されていることで配線が短くなり、さらにノイズが低減される。
図7は第2実施形態に係る受動部品を平面側から示す斜視図であり、図8は第2実施形態に係る受動部品を底面側から示す斜視図である。図7及び8に示すように、本実施形態の受動部品10bにおいては、端子電極18bを含む凹部16bが、長方形状をなす実装面14の対向する角部、すなわち対角線上にそれぞれ切り欠き状に設けられている。このように、端子電極18bを含む凹部16bが実装面14内の対向する角部に設けられていることにより、受動部品10bを基板に実装した際に、実装の強度と安定度とを一層向上させることができる。
図9は第3実施形態に係る受動部品を平面側から示す斜視図であり、図10は第3実施形態に係る受動部品を底面側から示す斜視図である。図9及び10に示すように、本実施形態の受動部位10cにおいては、端子電極18cを含む凹部16cが、長方形状をなす実装面14の対向する辺部にそれぞれ設けられている。このようにしても、受動部品10cを基板に実装した際に、実装の強度と安定度とを一層向上させることができる。
図11は第4実施形態に係る受動部品を平面側から示す斜視図であり、図12は第4実施形態に係る受動部品を底面側から示す斜視図である。図11及び12に示すように、本実施形態においては、実装面14の周縁部ではなく、内側に端子電極18dを含む凹部16dが設けられている。このような部位に凹部16dは、ドリル等によって実装面14を研削することにより、形成することができる。
図13は、第5実施形態に係る受動部品の内部構造を示す平面図である。図12に示すように、本実施形態の受動部品10eは、インダクタ12bとして巻線型のインダクタを備える。本実施形態では、ソレノイド巻線32が、長手方向を実装面14と平行な方向にするフェライトコアに巻き付けられている。本実施形態においては、インダクタとしての特性を良好なものとすることができる。
図14は、第5実施形態に係る受動部品を示す縦断面図である。図14に示すように、受動部品10eの凹部16aを含む実装面14側の部分と、それ以外の部分とのいずれの部分も、インダクタ12bのソレノイド巻線32により占有されることになり、インダクタ12bは容量に対して最小の寸法にすることができるようになっている。
図15は、第6実施形態に係る受動部品の内部構造を示す透視斜視図である。図15に示すように、本実施形態の受動部品10fは、受動素子としてキャパシタ13を備え、複数のキャパシタ電極36がキャパシタ13内に平行に配置されている。キャパシタ電極36は、実装面14に垂直に配置されており、実装面14側で各々のキャパシタ電極36を電気的に接続することができ、接続が容易である。
図16は、第6実施形態に係る受動部品を示す縦断面図である。図16に示すように、キャパシタ電極36は凹部16aに対応した形状であるため、受動部品10fの凹部16aを含む実装面14側の部分と、それ以外の部分とのいずれの部分も、キャパシタ13のキャパシタ電極36により占有されることになり、キャパシタ13は容量に対して最小の寸法にすることができるようになっている。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。
第1実施形態に係る受動部品を平面側から示す斜視図である。 第1実施形態に係る受動部品を底面側から示す斜視図である。 第1実施形態に係る受動部品の内部構造を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る受動部品を示す縦断面図である。 (a)〜(e)は受動部品の製造工程を示す図である。 第1実施形態の受動部品を実装した電子部品モジュールを示す縦断面図である。 第2実施形態に係る受動部品を平面側から示す斜視図である。 第2実施形態に係る受動部品を底面側から示す斜視図である。 第3実施形態に係る受動部品を平面側から示す斜視図である。 第3実施形態に係る受動部品を底面側から示す斜視図である。 第4実施形態に係る受動部品を平面側から示す斜視図である。 第4実施形態に係る受動部品を底面側から示す斜視図である。 第5実施形態に係る受動部品の内部構造を示す平面図である。 第5実施形態に係る受動部品を示す縦断面図である。 第6実施形態に係る受動部品の内部構造を示す透視斜視図である。 第6実施形態に係る受動部品を示す縦断面図である。
符号の説明
10a,10b、10c,10d,10e,10f…受動部品、12a,12b…インダクタ、13…キャパシタ、14…実装面、16a,16b,16c,16d…凹部、18a,18b,18c,18d…端子電極、20…上部フェライトコア、22…上部巻線、24…プリント基板、26…下部巻線、28…下部フェライトコア、30…ハーフダイシング部、32…ソレノイド巻線、34…フェライトコア、36…キャパシタ電極、50…IC内蔵基板、52…支持基板、53…IC、54…樹脂層、56…レジスト、58…Cuポスト、60…放熱性樹脂層、62…ICバンプ、64…ビア、66…Vinバンプ、68…ENバンプ、70…FBバンプ、72…GNDバンプ、100…電子部品モジュール。

Claims (8)

  1. 受動素子と基板への実装面とを備え、
    前記実装面内に凹部を有し、
    前記凹部内に端子電極を含む、受動部品
  2. 第1受動部品部と第2受動部品部とを備え、
    前記第2受動部品部の前記実装面への投影面積は、前記第1受動部品部の前記実装面への投影面積よりも大きく、
    前記第1受動部品部と前記第2受動部品部とが一体となって構成されることにより、前記実装面内に凹部が形成され、
    前記第1受動部品部と前記第2受動部品部とは、互いに前記受動素子を含む、
    請求項1に記載の受動部品。
  3. 前記凹部は前記実装面の周縁部に位置する、請求項1または2に記載の受動部品。
  4. 前記凹部は少なくとも一対をなし、
    前記一対をなす凹部は、前記実装面の周縁部において対向する部位にそれぞれ位置する、請求項3に記載の受動部品。
  5. 前記受動素子はインダクタである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の受動部品。
  6. 前記受動素子はキャパシタである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の受動部品。
  7. 受動素子と基板への実装面とを備え、前記実装面内に凹部を有し、前記凹部内に端子電極を含む受動部品を、配線を有する基板上に、前記配線と前記凹部内の前記端子電極とを電気的に接続して実装した電子部品モジュール。
  8. 前記受動部品と前記配線を有する基板とが前記実装面で接触している請求項7に記載の電子部品モジュール。
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