JP2008059712A - ピックアップ装置 - Google Patents

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洋介 佐野
Kazuaki Okada
和明 岡田
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Abstract

【課題】光ディスクの記録または再生に供するピックアップ装置の発熱部位に生ずる熱を好適に放熱する。
【解決手段】ピックアップ装置5は、レーザ光を照射する光源を備えるピックアップ装置であって、光源を駆動する駆動手段102と、駆動手段及びピックアップ装置の外部と電気的に接続される端子を備え、且つ長辺方向に伸張する接続手段121と、駆動手段と熱的に接続されると共に、接続手段の長辺方向に沿って接続手段上に配置される放熱手段131とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばCD(Compact Disc:CD)、DVD及びBD(Blu-ray Disc)のような一又は複数種類の光ディスクの記録又は再生に供するピックアップ装置の技術分野に関する。
この種のピックアップ装置の動作安定性を確保する上で、例えばレーザ光源体を駆動するための駆動回路のような発熱部位の温度上昇を抑制する必要がある。
このような要請に応えるため、回路基板上に放熱板を設ける技術が採用され得る。この技術では、発熱部位に生じた熱を放熱板へと伝導させ、該伝導してきた熱を放熱板の周辺気体に伝導させることで、発熱部位の温度上昇を抑制している。つまり、発熱部位から発せられる熱が放熱板から放熱されることにより、発熱部位の温度上昇を抑制している。
特開平7−45922号公報
近年の技術の発達により、駆動回路の回路構成が複雑になる等の要因により、発熱部位の発熱量が大きくなってきている。この場合、放熱板の厚みを大きくしたり、例えば複数枚の板金を組み合わせて構成される(言い換えれば、1枚の板金では構成することができない)複雑な形状の放熱板を採用することで、放熱板による放熱を促進する方法が考えられる。このような複雑な形状は、放熱板を製造する際のコストの上昇にもつながりかねない。他方で、放熱板の厚みを薄くしたままでは、外圧によって放熱板が変形し、その結果、回路基板上の端子と短絡してしまう恐れがある。
本発明は、例えば上述した従来の問題点に鑑みなされたものであり、例えば発熱部位に生ずる熱を好適に放熱することが可能なピックアップ装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載のピックアップ装置は、レーザ光を照射する光源を備えるピックアップ装置であって、前記光源を駆動する駆動手段と、前記駆動手段及び当該ピックアップ装置の外部の少なくとも一方と電気的に接続される端子を備え、且つ長辺方向に伸張する接続手段と、前記駆動手段と熱的に接続されると共に、前記接続手段の長辺方向に沿って前記接続手段上に配置される放熱手段とを備える。
本発明の作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされよう。
以下、発明を実施するための最良の形態として、本発明のピックアップ装置に係る実施形態の説明を進める。
本発明のピックアップ装置に係る実施形態は、レーザ光を照射する光源を備えるピックアップ装置であって、前記光源を駆動する駆動手段と、前記駆動手段及び当該ピックアップ装置の外部の少なくとも一方と電気的に接続される端子を備え、且つ長辺方向に伸張する接続手段と、前記駆動手段と熱的に接続されると共に、前記接続手段の長辺方向に沿って前記接続手段上に配置される放熱手段とを備える。
本発明のピックアップ装置に係る実施形態によれば、レーザダイオード等の光源が、例えばドライバIC等の駆動回路の動作によって駆動される。これにより、光源からレーザ光が照射される。その結果、例えばCD、DVD及びBD等の光ディスクに対する記録動作や再生動作を行うことができる。
本実施形態に係るピックアップ装置は特に、後述する接続コネクタ等の接続手段を、例えば駆動手段が配置される回路基板上に備えている。接続手段は、長辺方向に伸張するような形状を有している。尚、「長辺方向に伸張する」とは、接続手段を構成する一の辺が、該一の辺に隣接する他の辺よりも長いと共に、該一の辺に沿って長く伸びた形状を有することを示している。より具体的には、接続手段は、その断面が長方形等の形状を有している。
そして、接続手段上には、接続手段の長辺方向に沿って、駆動手段と熱的に接続される放熱手段が配置される。より具体的には、放熱手段は、接続手段の長辺方向に伸張するような形状を有していると共に、該接続手段の長辺方向に沿うように接続手段上に配置される。ここで「熱的に接続されている」とは、直接的にあるいは熱伝導ゲル等の媒体を介して間接的に、熱の移動が可能な状態をいう。
このような構成を有するピックアップ装置によれば、放熱手段の形状或いは面積を相対的に大きくすることができる。このため、駆動手段において生ずる熱を好適に放熱手段に放熱することができる。その結果、駆動手段の温度上昇を好適に抑制することができる。
更に、放熱手段が接続手段上に配置されるため、放熱手段の強度(特に、放熱手段の曲がりやねじれに対する強度)を確保することができる。つまり、放熱手段を接続手段上に配置するがゆえに、放熱手段が接続手段により支持され、その結果、放熱手段の強度を確保することができる。これに伴って、放熱手段の厚みを小さくする(つまり、薄くする)ことができるため、放熱手段の製造に係るコストも相対的に削減することができる。
加えて、接続手段の端子や接続手段の周辺の回路基板が放熱手段により覆われるように、放熱手段を接続手段上に配置すれば、当該ピックアップ装置を扱う人員が、接続手段の端子や回路基板上の端子又は電子部品に接触してしまう不都合をも好適に防ぐことができる。これにより、接続手段の端子や回路基板上の端子又は電子部品の破損や短絡(つまり、ショート)を好適に防ぐことができる。更には、ゴミやチリ等の付着に起因した、接続手段の端子や回路基板上の端子又は電子部品の短絡をも好適に防ぐことができる。
本発明のピックアップ装置に係る実施形態の一の態様は、前記放熱手段は、少なくとも一部に一又は複数の凹凸部(具体的には、例えば絞り加工による絞り等)が形成されている。
この態様によれば、一又は複数の凹凸部により、該凹凸部が形成されていない放熱手段と比較して、表面積を増加させることができる。このため、放熱手段から周辺気体への放熱をより促進することができる。これにより、駆動手段において生ずる発熱をより好適に放熱手段に放熱させることができ、駆動手段の温度上昇をより好適に抑制することができる。
上述の如く一又は複数の凹凸部を備えるピックアップ装置の態様では、前記一又は複数の凹凸部は、前記一又は複数の凹凸部が前記接続手段の長辺方向に沿って伸張するように形成されている。
このように構成すれば、凹凸部の存在によって、放熱手段の強度(特に、接続手段の長辺方向における曲がりやねじれに対する強度)を、より大きく確保することができる。
本発明のピックアップ装置に係る実施形態の他の態様は、前記放熱手段は、前記駆動手段、前記接続手段、前記光源と前記接続手段との間の部分及び前記駆動手段と前記接続手段との間の部分の少なくとも一部を覆うように配置される。
この態様によれば、光源と接続手段との間の回路基板の一部や駆動手段と接続手段との回路基板の一部が放熱手段により覆われる。このため、当該ピックアップ装置を扱う人員が、回路基板上の端子又は電子部品に接触してしまう不都合をも好適に防ぐことができる。これにより、回路基板上の端子又は電子部品の破損や短絡(つまり、ショート)を好適に防ぐことができる。更には、ゴミやチリ等の付着に起因した、回路基板上の端子又は電子部品の短絡をも好適に防ぐことができる。
本発明のピックアップ装置に係る実施形態の他の態様は、前記放熱手段は、一枚の板部材から形成される。
この態様によれば、一枚の板部材に対する切削加工や絞り加工等によって放熱手段を形成することができる。これにより、放熱手段の製造に係るコストを相対的に削減することができる。
本実施形態のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から更に明らかにされよう。
以上説明したように、本発明のピックアップ装置に係る実施形態によれば、駆動手段と、長辺方向に伸張する接続手段と、駆動手段と熱的に接続されると共に、接続手段の長辺方向に沿って接続手段上に配置される放熱手段とを備える。従って、駆動手段等の発熱部位に生ずる熱を好適に放熱することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(1)ディスク装置の構成
先ず、本実施例に係るピックアップ装置を備えたディスク装置の構成について、図1を参照して説明する。ここに、図1は、本実施例に係るピックアップ装置を備えたディスク装置の分解斜視図である。
図1において、ディスク装置1は、DVDやCD等の光ディスク41に記録された情報を再生したりあるいは光ディスク41に情報を記録したりするディスク装置であり、外ケース21と、外ケース21の内部に設置された内ケース25と、内ケース25に対して進退可能に設けられ光学記録媒体としての光ディスク41が載置されるディスクトレイ29と、内ケース25に設けられ光ディスク41に対して情報の再生または記録を行う本体部32と、本体部32の動作を制御する電子部品を有する制御基板40とを備えて構成されている。
外ケース21は、図1中において下面及び前面が開口した上ケース22と、上ケース22の下面を閉塞する下ケース23と、上ケース22の前面を閉塞する化粧板24とを備えて構成され、全体としては扁平直方体形状である。
内ケース25は、上面及び前面が開口し、略中央に孔部261を有する底面26と、この底面26から立設された側面27を有する。
ディスクトレイ29は、略板状で上面には上方に向けて拡径する円形凹状で光ディスク41が載置される載置凹部30を有する。このディスクトレイ29は、略中央部に略長方形状の開口部31を有する。このディスクトレイ29は、内ケース25に設けられたトレイ駆動手段28により進退される。
本体部32は、中央に孔部331を有し内ケース25に設置された台座部33と、台座部33に設けられ光ディスク41を回転させる回転駆動手段34と、台座部33の孔部331の一縁から他縁に移動し光ディスク41の下面側に設けられた記録部に対してレーザ光の照射及び反射光の検出を行うピックアップ装置5と、ピックアップ装置5を進退移動させる移動手段37とを備えて構成されている。ここで台座部33は、平板枠状に形成されており、内ケース25の孔部261に対して台座部33の孔部331が重なるように設置されている。回転駆動手段34は、光ディスク41を載せて回転するターンテーブル35と、このターンテーブル35を回転駆動させる動力源としてのスピンドルモータ(不図示)とを備えて構成されている。ターンテーブル35は、光ディスク41の中心孔411に嵌挿される回転軸351と、回転軸351の外周面にフランジ状に突設され光ディスク41の軸孔周縁が載置される鍔部352を有している。光ディスク41がディスクトレイ29に載置され内ケース25の内側に移動されてきた際には、光ディスク41はターンテーブル35上に載置され、また、光ディスク41の上面は内ケース25の側面27に架橋された支持部材36に回転自在に設けられた回転子361により押さえられる。光ディスク41がターンテーブル35と回転子361とにて挟持された状態でスピンドルモータの駆動力により回転される。ピックアップ装置5については、図2を参照して後述する。移動手段37は、一対のガイドシャフト38と、移動用モータ39とを備えて構成されている。ガイドシャフト38は、それぞれ台座部33の孔部331の一縁から他縁に軸方向を有して配設されている。ピックアップ装置5に対してガイドシャフト38が挿通または係合されている。移動用モータ39の駆動力によりピックアップ装置5は台座部33の一縁から他縁に移動される。
制御基板40は、ピックアップ装置5の下方にピックアップ装置5から所定間隔を有して設けられている。回路基板40は、移動用モータ39やスピンドルモータの回転制御等を行う電子部品を有している。
(2)情報の読み取りについて
以上のような構成からなるディスク装置1による光ディスク41の情報の読み取りについて説明する。先ず、ユーザがディスクトレイ29を外ケース21及び内ケース25から外に引き出してディスクトレイ29に光ディスク41を載置する。光ディスク41が載置されたディスクトレイ29が、内ケース25の内部に収納される。すると、ターンテーブル35と回転子361に光ディスク41が挟持されて、ターンテーブル35の回転により光ディスク41が回転される。このとき、ピックアップ装置5からレーザ光が光ディスク41に向かって発射され、光ディスク41からの反射光はピックアップ装置5で検出される。この反射光の検出により光ディスク41から情報が読み出される。また、ピックアップ装置5は、移動手段37による移動によって光ディスク41の所定部分にレーザ光を照射する。すると、光ディスク41から所定の情報が順次読み出される。
(3)ピックアップ装置の構成について
次に、ピックアップ装置5の構成について、図2を参照しながら説明を加える。ここに、図2は、本実施例に係るピックアップ装置の、図1中のIIの方向における断面を概念的に示す断面図である。尚、既出の構成と同一の構成については同一の参照符号を付し、その説明を適宜省略する。
図2において、ピックアップ装置5は、筐体としてのピックアップベース51と、ピックアップベース51に配設され光ディスク41に光束を照射する光源としてのレーザ光源体61と、レーザ光源体61から発射されたレーザ光を光ディスク41に向かって導くための光学部品82とを備えて構成されている。
ピックアップベース51は、概略厚板形状で、一縁側がスピンドルモータ341の円形状にあわせて円弧状52(図3の上面図を参照)に形成されている。ピックアップベース51は、合成樹脂などにより形成されている。ピックアップベース51には、一方のガイドシャフト38が挿通される挿通孔53が一端に設けられ、また、断面略U字状で他方のガイドシャフト38をU字の内側に挟む係合部54が他端に設けられている。ピックアップベース51は、レーザ光源体61や光学部品を一面側(図2中下側)に有している。他方で、レーザ光を光ディスク41に向かって発射するレーザ発射部57を他面側(図2中上側)に有している。
レーザ光源体61は、一端面がレーザ光源体収納部から外部に臨んでおり、この一端面に電力ケーブル(不図示)等が接続されるコネクタピンを有する。このレーザ光源体61は、DVD再生用のレーザ光を出力するDVD用レーザチップと、CD再生用のレーザ光を出力するCD用レーザチップとを備え、二つの異なる波長のレーザ光を出力することができる。
光学部品82は、レーザ光源体61から発射されたレーザ光を光ディスク41に向かって導く。光学部品82として、レーザ光源体61からのレーザ光を直角にかつピックアップベース51の一面側に平行に反射するハーフミラー821と、ハーフミラー821からの反射光を直角にかつピックアップベース51の他面側に反射する反射ミラー822などが設けられている。反射ミラー822によりピックアップベース51の他面側に反射されたレーザ光は、レーザ発射部57から光ディスク41に向かって照射される。また、光学部品82は、光ディスク41からの反射光を検出するPD(Photo Detector)等も備えている。
(4)ピックアップ装置の詳細な構成について
続いて、図3から図5を参照して、本実施例に係るピックアップ装置5のより詳細な構成について説明する。ここに、図3は、図1のz軸方向からピックアップ装置を観察した場合の、本実施例に係るピックアップ装置の上面を概念的に示す上面図であり、図4は、図3におけるAの方向から観察した場合の、本実施例に係るピックアップ装置の側面を概念的に示す側面図であり、図5は、図3におけるBの方向から観察した場合の、本実施例に係るピックアップ装置の側面を概念的に示す側面図である。
図3に示すように、本実施例に係るピックアップ装置5は、ピックアップベース51及び回路基板101上に上述した各種構成が配置されることで構成されている。
特に、回路基板101上には、レーザ光源体61を駆動するLDD(レーザダイオードドライバ)102と、当該ピックアップ装置5と制御基板40とを、例えばフレキシブルプリント配線により接続するための接続コネクタ121とが配置されている。
LDD102は、本発明における「駆動手段」の一具体例を構成しており、制御基板40より接続コネクタ121を介して出力される制御信号に基づいて、所望のパワー及び所望のタイミングでレーザ光源体61よりレーザ光が出力されるようにレーザ光源体61を駆動する。LDD102は、例えばIC等の集積回路から構成されている。
接続コネクタ121は、本発明における「接続手段」の一具体例を構成しており、制御基板40に一端が接続されるフレキシブルプリント配線が接続されるコネクタである。接続コネクタ121は、樹脂等により構成されており、その形状は例えば直方体となっている。そして、接続コネクタ121は、その内部に数本から数十本の金属ピンを備えており、該金属ピンにフレキシブルプリント配線の対応する端子が接続されることで、制御基板40との間で制御信号の入出力を行うことができる。
本実施例では特に、LDD102を覆うと共に、接続コネクタ121の長辺に沿った方向に伸張する形状(本実施例では、L字型の形状)を有する放熱板131が、回路基板101、LDD102及び接続コネクタ121上に配置される。放熱板131は、本発明における「放熱手段」の一具体例を構成している。
特に、放熱板131は、図4に示すように、熱伝導ゲル132によりLDD102と接着されていると共に、回路基板101に対してねじ止めされている。そして、放熱板131の一部(具体的には、接続コネクタ121の長辺に沿った方向に伸張する形状を有する部分)は、図5に示すように、接続コネクタ121上に配置されている。このとき、放熱板131は、接続コネクタ121と回路基板101とを接続するための端子122や、接続コネクタ121周辺における回路基板101の少なくとも一部を覆うように配置されることが好ましい。尚、接続コネクタ121と放熱板131とが密着するように構成していてもよいし、或いは所定の間隔をあけて隣接するように構成してもよい。
また、放熱板131には、図3に示すように、絞り加工により、接続コネクタ121の長辺方向に沿った且つ放熱板131の表面からへこんだ(つまり、図3の奥側にへこんだ)又は膨らんだ(つまり、図3の手前側に膨らんだ)形状の2本の絞り133が形成されている。
更に、放熱板131は、鉄、ステンレス、アルミニウム、銅またはその他の金属材料で形成されている。特に、本実施例においては、放熱板131は、切削加工や絞り加工等を用いて、1枚の板状の金属材料から形成されている。
この放熱板131を利用して行われる、LDD102から発せられる熱の放熱について説明する。レーザ光源体61からレーザ光が発射される際には、レーザ光源体61を駆動するためのLDD102が熱を発する。LDD102から発生した熱は、LDD102の一端面から熱伝導ゲル132に伝わり、更に、放熱板131に伝導する。この熱は、やがて放熱板131全体に伝熱され、放熱板131の外気に触れる部分から外部の空気に対して放熱される。
特に、放熱板131を接続コネクタ121に沿って配置できるため、放熱板131の表面積を相対的に大きく取ることができる。このため、LDD102において生ずる熱を好適に放熱板131に放熱することができる。その結果、LDD102の温度上昇を好適に抑制することができる。
更には放熱板131に形成される絞り133により、放熱板131の表面積をより一層増加させることができる。このため、放熱板131から外部の空気への放熱をより促進することができる。これにより、LDD102において生ずる発熱をより好適に放熱板131に放熱させることができ、その結果、LDD102の温度上昇をより好適に抑制することができる。
加えて、放熱板131が接続コネクタ121上に配置されるため、放熱板131の強度(特に、接続コネクタ121の長辺方向における曲がりやねじれに対する強度)を好適に確保することができる。つまり、放熱板131を接続コネクタ121上に配置するがゆえに、放熱板131が接続コネクタ121により支持され、その結果、放熱板131の強度を確保することができる。これに伴って、放熱板131の厚みを小さくする(つまり、薄くする)ことができるため、放熱板131の製造に係るコストも相対的に削減することができる。
加えて、接続コネクタ121と回路基板101とを接続するための端子や接続コネクタ121の周辺における回路基板101上の端子や各種電子部品が放熱板131により覆われている。これにより、当該ピックアップ装置5を扱う人員(例えば、メーカの製造者や補修者や、或いはユーザ等)が、接続コネクタ121と回路基板101とを接続するための端子や回路基板101上の端子又は電子部品に接触してしまう不都合をも好適に防ぐことができる。これにより、接続コネクタ121と回路基板101とを接続するための端子や回路基板101上の端子又は電子部品の破損や短絡(つまり、ショート)を好適に防ぐことができる。更には、ゴミやチリ等の付着に起因した、接続コネクタ121と回路基板101とを接続するための端子や回路基板101上の端子又は電子部品の短絡をも好適に防ぐことができる。
加えて、放熱板131を1枚の板状の金属材料から形成することができるため、放熱板131の製造に係るコストを相対的に削減することができる。
尚、上述の実施例においては、放熱板131に2つの絞り132が形成される例について説明したが、もちろん絞り133が1つであってもよいし、絞り133が3つ以上であってもよいし、絞り133を設けていなくよい。このように構成しても、LDD102において生じた熱を放熱することはできる。また、絞り133が、接続コネクタ121の長辺方向に沿っていなくともよい。このように構成しても、放熱板131の表面積を相対的に増加させることはできる。
また、絞り133に加えて又は代えて、放熱板131の表面積を相対的に増加させる構成(例えば、くぼみや突起等の凹凸部)を放熱板131に形成するように構成してもよい。このように構成しても、放熱板131の表面積を相対的に増加させることができる。
更に、放熱板131を1枚の板状の金属材料から形成しなくともよい。例えば、複数舞の板状の又は塊状の金属材料から形成してもよい。また、その加工方法(つまり、放熱板131の製造方法)は、どのような方法であってもよい。加えて、放熱板131を、金属材料以外の各種材料から形成するように構成してもよい。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴なうピックアップ装置もまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本実施例に係るピックアップ装置を備えたディスク装置の分解斜視図である。 本実施例に係るピックアップ装置の、図1中のIIの方向における断面を概念的に示す断面図である。 図1のz軸方向からピックアップ装置を観察した場合の、本実施例に係るピックアップ装置の上面を概念的に示す上面図である。 図3におけるAの方向から観察した場合の、本実施例に係るピックアップ装置の側面を概念的に示す側面図である。 図3におけるBの方向から観察した場合の、本実施例に係るピックアップ装置の側面を概念的に示す側面図である。
符号の説明
1 ディスク装置
5 ピックアップ装置
41 光ディスク
51 ピックアップベース
61 レーザ光源体
101 回路基板
102 LDD
121 接続コネクタ
131 放熱板
132 熱伝導ゲル
133 しぼり

Claims (5)

  1. レーザ光を照射する光源を備えるピックアップ装置であって、
    前記光源を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段及び当該ピックアップ装置の外部の少なくとも一方と電気的に接続される端子を備え、且つ長辺方向に伸張する接続手段と、
    前記駆動手段と熱的に接続されると共に、前記接続手段の長辺方向に沿って前記接続手段上に配置される放熱手段と
    を備えることを特徴とするピックアップ装置。
  2. 前記放熱手段は、一又は複数の凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のピックアップ装置。
  3. 前記一又は複数の凹凸部は、前記一又は複数の凹凸部が前記接続手段の長辺方向に沿って伸張するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載のピックアップ装置。
  4. 前記放熱手段は、前記駆動手段、前記接続手段、前記光源と前記接続手段との間の部分及び前記駆動手段と前記接続手段との間の部分の少なくとも一部を覆うように配置されることを特徴とする請求項1に記載のピックアップ装置。
  5. 前記放熱手段は、一枚の板部材から形成されることを特徴とする請求項1に記載のピックアップ装置。
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