JP2008059101A - デジタル制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】試験のための労力を節減できるとともに入力ミスを減少できる入出力回路の試験装置を有するデジタル制御装置を得る。
【解決手段】タッチパネル液晶ディスプレイ111の開始ボタンB1に触れて試験を開始し、点番号ボタン1,C2,C3,・・に触れて試験する入力点番号を指定する。すると、当該入力点番号の文字表示色が橙色になる。試験員が試験すべき入力点番号のデジタル入力端子を短絡して模擬のON信号を入力し、実際に当該入力点番号の端子にON信号が入力されたか否かを判定し、ON信号が入力されればOK信号を発信し当該入力点番号の文字表示色を緑色にする。所定時間内にON信号が入力されなければ、不良の旨報知する。タッチパネル液晶ディスプレイ111上で入力点番号を指定するので、入力点番号のキー入力を要せず試験のための労力を節減できるとともに入力ミスを減少できる。
【選択図】図5

Description

この発明は、入出力回路部の試験装置を有するデジタル制御装置に関するものである。
近年、デジタル制御装置は、ハードウェア技術の進歩に伴い、各PIO(Process Input Output)の構造が縮小化され取り扱いが困難となってきている。これらPIO例えばデジタル入力回路部の試験に当たっては、パソコン等による試験用操作装置をデジタル制御装置に接続して試験すべき入力点番号と制御するための制御用コマンドをキー入力し、試験員がデジタル入力回路部の当該入力点番号のデジタル入力端子間をジャンパー線にて短絡して入力模擬信号を入力し、デジタル制御装置において当該入力点番号のデジタル入力端子間に信号が入力されたことを確認していた。この作業を、全ての入力点について行う。デジタル出力回路部についても同様である。
また、アナログ入力回路部については、同様に試験用操作装置をデジタル制御装置に接続して試験すべき入力点番号と制御用コマンドを入力し、試験員がアナログ出力装置をアナログ入力回路部の当該入力点番号のアナログ入力端子に接続して所定のレベルのアナログ入力信号を入力し、デジタル制御装置において当該入力点番号のアナログ入力端子に入力されるアナログ入力が所定値であるか否かを判定していた。アナログ出力回路部についても同様である。
また、CPUを有するコンピュータ回路を搭載した制御装置にI/O模擬ユニットを介してパソコンを接続し、試験を行う際にパソコンから処理用データ及びアドレスデータを含む入出力ソフトウェア試験に係わるコマンドデータを入力するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−154107号公報(段落番号0024、0031及び図2)
従来のデジタル制御装置は以上のように構成され、試験員がデジタル入力回路部の所定の入力点番号のデジタル入力端子間をジャンパー線で短絡し、もう一人の試験員が試験用操作装置から入力点番号と制御のための制御用コマンドを入力して動作確認をしている。アナログ入力回路部では、試験員が直流電圧発生器の電圧を所定値に調整してアナログ入力端子に入力し、もう一人の試験員がデジタル入力確認時と同様に試験用操作装置から入力点番号と制御用コマンドを入力して、当該入力点番号のアナログ入力端子への入力値が正しいか否かを確認をしている。これらの入出力回路部の試験で、毎回何百点、何千点の入出力点についてその健全性を確認する必要がある。製品としてのデジタル制御装置においては、このような確認試験をルーチン試験として実施しており、試験用操作装置に入力点番号や出力点番号を入力するのに多大な労力を要していた。また、入出力の点番号の入力ミスが発生するおそれがあった。また、CPUを有するコンピュータ回路の試験についても同様に入力点番号や出力点番号を入力するのに多大な労力を要し、また入出力の点番号の入力ミスが発生するおそれがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、試験のための労力を節減できるとともに入力ミスを減少できる入出力回路部の試験装置を有するデジタル制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係るデジタル制御装置においては、タッチパネル式表示装置を有する監視制御部と入出力回路部とが設けられ上記入出力回路部を介して上記監視制御部にプロセス信号を入出力するデジタル制御装置において、
上記入出力回路部を試験する試験装置を備え、
上記試験装置は、入出力点番号表示選択手段と入出力回路部健全性判定手段とを有し、
上記入出力点番号表示選択手段は、上記入出力回路部の入力点あるいは出力点の点番号を上記タッチパネル式表示装置の画面の所定の位置に表示するとともに上記所定の位置に触れることにより上記点番号を選択するものであり、
上記入出力回路部健全性判定手段は、上記入出力回路部の上記選択された点番号の入力点に所定の信号を入力して上記監視制御部に上記プロセス信号が正しく入力されるか否かあるいは上記監視制御部から所定のプロセス信号を上記入出力回路部の上記選択された点番号の出力点へ出力して上記入出力回路部の上記選択された点番号の出力点から上記プロセス信号が正しく出力されるか否かを判定するものである。
この発明は、タッチパネル式表示装置を有する監視制御部と入出力回路部とが設けられ上記入出力回路部を介して上記監視制御部にプロセス信号を入出力するデジタル制御装置において、
上記入出力回路部を試験する試験装置を備え、
上記試験装置は、入出力点番号表示選択手段と入出力回路部健全性判定手段とを有し、
上記入出力点番号表示選択手段は、上記入出力回路部の入力点あるいは出力点の点番号を上記タッチパネル式表示装置の画面の所定の位置に表示するとともに上記所定の位置に触れることにより上記点番号を選択するものであり、
上記入出力回路部健全性判定手段は、上記入出力回路部の上記選択された点番号の入力点に所定の信号を入力して上記監視制御部に上記プロセス信号が正しく入力されるか否かあるいは上記監視制御部から所定のプロセス信号を上記入出力回路部の上記選択された点番号の出力点へ出力して上記入出力回路部の上記選択された点番号の出力点から上記プロセス信号が正しく出力されるか否かを判定するものであるので、
タッチパネル式表示装置で入力点番号を表示及び指定するので、入力点番号のキー入力を要せず、所定の入力点番号のデジタル入力端子についてその健全性を確認することができ、試験の労力の大幅な節減と入力点番号の入力ミスを防止することができる。
実施の形態1.
図1〜図5は、この発明を実施するための実施の形態1を示すものであり、図1は試験装置の構成を示す構成図、図2は試験装置が組み込まれたデジタル制御装置を示す構成図である。図3は動作を示すフローチャート、図4は試験モードの選択画面を示す説明図、図5は表示画面を示す説明図である。図2において、製品であるデジタル制御装置は、監視制御盤100と入出力回路部としての入出回路盤200にて構成されている。監視制御盤100は、図示しない中央演算装置とメモリとタッチパネル式表示装置としてのタッチパネル液晶ディスプレイ111とを有する監視制御部110と、インターフェース部120を備えている。また、入出回路盤200は、デジタル入力端子211、デジタル出力端子212、アナログ入力端子213、アナログ出力端子214を有する。監視制御盤100へは、デジタル入力端子211、デジタル出力端子212、アナログ入力端子213、アナログ出力端子214を介してデジタル及びアナログのプロセスデータが入出力される。なお、デジタル制御装置は、通常はプラント等の監視制御を行う。
図1において、試験装置300は、開始ボタン1とデジタル入力試験装置3と報知手段8を有し、開始ボタン1がデジタル入力試験装置3に接続され、報知手段8がデジタル入力試験装置3に接続されている。デジタル入力試験装置3は、入力点表示手段31、入力点選択手段32、入出力回路部健全性判定手段としての入力点判定手段33、タイマ34、判定結果表示手段38を有する。このような試験装置300は、中央演算装置とメモリとを有する上記監視制御部に試験用のソフトウェアを組み込んでタッチパネル液晶ディスプレイと組み合わせることにより実現されている。
次に動作について説明する。まず、試験開始に先立ち、監視制御部110において図示しない操作選択手段により、タッチパネル液晶ディスプレイ111に図4に示す試験メニューの選択画面を表示する。試験員は、当該画面の所定の場所にタッチすることにより、試験メニューから一つを選択する。この実施の形態は、試験メニューからデジタル入力確認試験が選択された場合である。試験メニューからデジタル入力確認試験が選択されると、タッチパネル液晶ディスプレイ111の画面が図4に示す画面に切り替わる。画面には、上部の表示窓W1にデジタル入力確認試験の文字が表示される。表示窓W1の下方に開始ボタンB1(図1の開始ボタン1に相当する)、終了ボタンB2、リセットボタンB3が表示される。また、入力点表示手段31及び入力点選択手段32としての点番号ボタン1,2,3・・・及び次ボタンD1、戻りボタンD2が表示される。
以降、試験装置300の動作を図3のフローチャートにより説明する。図5の開始ボタンB1に触れることにより試験を開始する(ステップS11)。入力点番号が黒色文字で表示された点番号ボタン1,C2,C3,・・に触れることにより、入力点番号例えばDI_0001を指定する(ステップS12)。入力点判定手段33(図1)が当該入力点番号を記憶し当該入力点番号の文字表示色を橙色に変更する(ステップS13)。同時に、タイマ34を起動する(ステップS14)。これに合わせて、試験員が図2におけるデジタル入力端子211の該当入力点番号のデジタル入力端子を入力模擬装置710のリード線711により抵抗712を介して短絡し、模擬のON信号を当該端子に入力する。そして、入力点判定手段33は、当該入力点番号の端子にプロセス信号及びデジタル信号であるON信号が入力されたか否かを判定する(ステップS15)。ON信号が入力されればその健全性が確認できたとして判定結果表示手段38はOK信号を発信し(ステップS16)、図5の当該入力点番号の文字表示色を緑色に変更する。
ステップS15において、ON信号が入力されなければ、タイマ34にて設定された時間を超過していないか否かを判定し(ステップS17)、時間が超過していなければステップS15へ戻り、ON信号が入力されたか否かを判定する。ステップS17において、所定の時間を超過していれば、判定結果表示手段38はNG信号を報知手段8へ出力し(ステップS18)、併せて図5の当該入力点番号の文字表示色を赤色に変更する。報知手段8は、ブザーを鳴らして不良の旨報知する。この作業を、全ての入力点番号のデジタル入力端子について実施する。入力点番号が多くて1ページに表示できない場合は、次ボタンD1により次ページの入力点番号を表示する。また、必要に応じて、戻りボタンD2、リセットボタンB3を使用する。全てのデジタル入力端子についてその健全性の確認試験が終了すれば、終了ボタンB2に触れて試験を終了する。
なお、上記実施の形態ではデジタル入力端子をリード線711により抵抗712を介して短絡し、模擬のON信号を与えるものを示したが、監視制御部110からデジタル出力端子212へ模擬のON信号を発信するようにして、当該模擬のON信号を試験すべきデジタル入力端子211に与えるようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態によれば、タッチパネル液晶ディスプレイで入力点番号を表示及び指定するので、入力点番号のキー入力を要せず、所定の入力点番号のデジタル入力端子についてその健全性を確認することができ、試験の労力の大幅な節減と入力点番号の入力ミスを防止することができる。
実施の形態2.
図6〜図9はこの発明の実施の形態2を示すものであり、図6は試験装置の構成を示す構成図、図7は試験装置が組み込まれたデジタル制御装置を示す構成図である。図8は動作を示すフローチャート、図9は表示画面を示す説明図である。図6において、試験装置400は、デジタル出力試験装置4を有する。デジタル出力試験装置4は、出力点表示手段41、出力点選択手段42、出力点判定手段43を有する。試験装置400は、図7に示すようにデジタル制御装置に組み込まれている。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
次に動作について説明する。まず、試験開始に先立ち、監視制御部110において図示しない操作選択手段により、タッチパネル液晶ディスプレイ111に図4に示す試験メニューの選択画面を表示する。試験員は、当該画面の所定の場所にタッチすることにより、試験メニューから一つを選択する。この実施の形態は、試験メニューからデジタル出力確認試験が選択された場合である。試験メニューからデジタル出力確認試験が選択されると、タッチパネル液晶ディスプレイ111の画面が図8に示す画面に切り替わる。画面には、上部の表示窓W1にデジタル出力確認試験の文字が表示される。表示窓W1の下方に開始ボタンB1、終了ボタンB2、リセットボタンB3が表示される。また、出力点表示手段41及び出力点選択手段42としての点番号ボタン1,2,3・・・及び次ボタンD1、戻りボタンD2が表示される。
以降、試験装置400の動作を図8のフローチャートにより説明する。図9の開始ボタンB1に触れることにより試験を開始する(ステップS21)。出力点番号が黒色文字で表示された点番号ボタン1,C2,C3,・・に触れることにより、当該出力点番号例えばDO_0001を指定する(ステップS22)。出力点判定手段43(図6)が当該出力点番号を記憶し当該出力点番号の文字表示色を橙色に変更する(ステップS23)。同時に、タイマ34を起動する(ステップS24)。
これに合わせて、試験員が図7におけるデジタル出力端子212の該当出力点番号のデジタル出力端子とデジタル入力端子211の図8における例えば一番上のデジタル入力端子DT1とを接続リード720により接続し、該当出力点番号のデジタル出力端子から出力されたON信号を入力する。出力点判定手段43は、当該出力点番号のデジタル出力端子からデジタル信号であるON信号が出力されたか否かを、デジタル入力端子211の図8における一番上のデジタル入力端子DT1にON信号が入力されたか否かにより判定する(ステップS25)。デジタル入力端子DT1にON信号が入力されればその健全性が確認できたとして判定結果表示手段38はOK信号を発信し(ステップS26)、図8の当該入力点番号の文字表示色を緑色に変更する。
ステップS25において、ON信号が出力されなければ、タイマ34にて設定された時間を超過していないか否かを判定し(ステップS27)、時間が超過していなければステップS25へ戻り、ON信号が出力されるか否かを判定する。ステップS27において、所定の時間を超過していれば、判定結果表示手段38はNG信号を報知手段8へ出力し(ステップS28)、併せて当該出力点番号を赤色文字の表示に変更する。報知手段8は、ブザーを鳴らして不良の旨報知する。この作業を、全ての出力点番号のデジタル出力端子について実施する。出力点番号が多くて1ページに表示できない場合は、次ボタンD1により次ページの出力点番号を表示する。また、必要に応じて、戻りボタンD2、リセットボタンB3を使用する。全てのデジタル出力端子についてその健全性の確認試験が終了すれば、終了ボタンB2に触れて試験を終了する。
なお、上記実施の形態ではデジタル出力端子212から出力されるON信号をデジタル入力端子211を介して監視制御部110(図4のデジタル出力試験装置4を兼ねている)へ入力し、デジタル出力端子212から正しくプロセス信号が出力されるか否かを判定するものを示したが、試験すべきデジタル出力端子212に直接テスタなどの抵抗測定装置を接続してその抵抗の変化から判定したり、電池とLEDライトとを直列に接続したチェック装置を接続してLEDライトの点灯の有無で判定するようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態によれば、タッチパネル液晶ディスプレイで入力点番号を表示及び指定するので、入力点番号のキー入力を要せず、所定の出力点番号のデジタル出力端子についてその健全性を確認することができ、試験の労力の大幅な節減と出力点番号の入力ミスを防止することができる。
実施の形態3.
図10〜図14はこの発明の実施の形態3を示すものであり、図10は試験装置の構成を示す構成図、図11は試験装置が組み込まれたデジタル制御装置を示す構成図である。図12は動作を示すフローチャート、図13、図14は表示画面を示す説明図である。図10において、試験装置500は、アナログ入力試験装置5を有する。アナログ入力試験装置5は、入力レベル選択手段51、入力点判定手段52、入力レベル判定手段53を有する。試験装置500は、図11に示すようにデジタル制御装置に組み込まれている。その他の構成については、図1に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
次に動作について説明する。まず、試験開始に先立ち、監視制御部110において図示しない操作選択手段により、タッチパネル液晶ディスプレイ111に図4に示す試験メニューの選択画面を表示する。試験員は、当該画面の所定の場所にタッチすることにより、試験メニューから一つを選択する。この実施の形態は、試験メニューからアナログ入力確認試験が選択された場合である。試験メニューからアナログ入力確認試験が選択されると、タッチパネル液晶ディスプレイ111の画面が図13に示す画面に切り替わる。画面には、上部の表示窓W1にアナログ入力確認試験の文字が表示される。表示窓W1の下方に開始ボタンB1、終了ボタンB2、リセットボタンB3が表示される。また、入力点表示手段31及び入力点選択手段32としての点番号ボタン1,2,3・・・及び次ボタンD1、戻りボタンD2が表示される。
以降、試験装置500の動作を図12のフローチャートにより説明する。図13の開始ボタンB1に触れることにより試験を開始する(ステップS31)。入力点番号が黒色文字で表示された点番号ボタン1,C2,C3,・・に触れることにより、入力点番号例えばAI_0001を指定すると、入力点判定手段52(図10)が当該入力点番号を記憶し当該入力点番号の文字表示色を橙色に変更する(ステップS32)。すると、図14の画面に切り替わり、入力レベル選択手段51としての選択ボタンF1〜F5が表示される。選択ボタンF1〜F5のいずれかに触れることにより、入力レベルを指定し、入力レベル判定手段53が指定されたレベルを記憶する(ステップS33)。同時に、タイマ34を起動する(ステップS34)。また、入力レベル判定手段53は、監視制御部100及びアナログ出力端子214のうちの図11における例えば一番上にあるアナログ出力端子AT2を利用して指定されたレベルのプロセス信号としてのアナログ信号を出力する。
これに合わせて、試験員が接続リード720により一番上にあるアナログ出力端子AT2と該当入力点番号のアナログ入力端子213とを接続し、該当入力点番号のアナログ入力端子213にアナログ出力端子AT2から出力されるアナログ信号を印加する。そして、入力点判定手段52は、当該入力点番号のアナログ入力端子213にアナログ信号が入力されたか否かを判定し(ステップS35)、入力レベル判定手段53は当該アナログ信号のレベルが所定値であるか否かを判定する(ステップS36)。なお、アナログ信号のレベルが所定値であるか否かは、アナログ信号のレベルが所定の範囲内にあるか否かで判定している。併せて、図14の表示窓G1に現在の入力されたアナログ信号のレベルを表示する。ステップS36において、所定値であればその健全性が確認できたとして判定結果表示手段38はOK信号を発信し(ステップS37)、図14の表示窓H1にOKを表示し、終了ボタンK1に触れることにより図13の画面表示に切り替え当該入力点番号の文字表示色を緑色に変更する。
ステップS35において、アナログ信号が入力されなければ、入力点判定手段52はタイマ34にて設定された時間を超過していないか否かを判定し(ステップS38)、時間が超過していなければステップS35へ戻り、アナログ信号が入力されたか否かを判定する。ステップS38において、所定の時間を超過していれば、判定結果表示手段38はNG信号を報知手段8へ出力し(ステップS39)、図14の表示窓H1にNGを表示し、終了ボタンK1に触れることにより図13の画面表示に切り替え当該入力点番号の文字表示色を赤色に変更する。また、報知手段8はブザーを鳴らして不良の旨報知する。この作業を、全ての入力点番号のアナログ入力端子について実施する。入力点番号が多くて1ぺージに表示できない場合は、次ボタンD1により次ページの入力点番号を表示する。また、必要に応じて、戻りボタンD2、リセットボタンB3を使用する。全てのアナログ入力端子についてその健全性の確認試験が終了すれば、終了ボタンB2に触れて試験を終了する。
なお、この実施の形態では、模擬のアナログ入力信号を生成するのにデジタル制御装置の有するアナログ出力端子214を用いたが、別途所定のレベルの直流出力を出力できるアナログ信号発生器を使用してもよい。
以上のように、この実施の形態によれば、タッチパネル液晶ディスプレイで入力点番号を表示及び指定するので、入力点番号のキー入力を要せず、所定の入力点番号のアナログ入力端子についてその健全性を確認することができ、試験の労力の大幅な節減と入力点番号の入力ミスを防止することができる。
実施の形態4.
図15〜図19はこの発明の実施の形態3を示すものであり、図15は試験装置の構成を示す構成図、図16は試験装置が組み込まれたデジタル制御装置を示す構成図である。図17は動作を示すフローチャート、図18、図19は表示画面を示す説明図である。図15において、試験装置600は、アナログ出力試験装置6を有する。アナログ出力試験装置6は、出力レベル選択手段61、出力点判定手段62、出力レベル判定手段63を有する。試験装置600は、図11に示すようにデジタル制御装置に組み込まれている。その他の構成については、図6に示した実施の形態1と同様のものであるので、相当するものに同じ符号を付して説明を省略する。
次に動作について説明する。まず、試験開始に先立ち、監視制御部110において図示しない操作選択手段により、タッチパネル液晶ディスプレイ111に図4に示す試験メニューの選択画面を表示する。試験員は、当該画面の所定の場所にタッチすることにより、試験メニューから一つを選択する。この実施の形態は、試験メニューからアナログ出力確認試験が選択された場合である。試験メニューからアナログ出力確認試験が選択されると、タッチパネル液晶ディスプレイ111の画面が図17に示す画面に切り替わる。画面には、上部の表示窓W1にアナログ出力確認試験の文字が表示される。表示窓W1の下方に開始ボタンB1、終了ボタンB2、リセットボタンB3が表示される。また、入力点表示手段31及び入力点選択手段32としての点番号ボタン1,2,3・・・及び次ボタンD1、戻りボタンD2が表示される。
以降、試験装置600の動作を図17のフローチャートにより説明する。図18の開始ボタンB1に触れることにより試験を開始する(ステップS41)。入力点番号が黒色文字で表示された点番号ボタン1,C2,C3,・・に触れることにより、入力点番号例えばAO_0001を指定すると、出力点判定手段62(図15)が当該入力点番号を記憶し当該入力点番号の文字表示色を橙色に変更する(ステップS42)。すると、図19の画面に切り替わり、出力レベル選択手段61としての選択ボタンF1〜F5が表示される。選択ボタンF1〜F5のいずれかに触れることにより、入力レベルを指定し、出力点判定手段62が指定されたレベルを記憶する(ステップS43)。同時に、タイマ34を起動する(ステップS44)。
これに合わせて、試験員が接続リード720により該当入力点番号のアナログ出力端子214とアナログ入力端子213のうちの図16における例えば一番上のアナログ入力端子AT1とを接続し、該当入力点番号のアナログ出力端子214から出力されるアナログ信号をアナログ入力端子AT1に印加する。この実施の形態では、アナログ出力端子214から出力されるアナログ信号の測定にアナログ入力端子213へ当該アナログ信号を入力することにより行っている。すなわち、出力点判定手段62は、当該入力点番号のアナログ出力端子214からアナログ出力端子AT1へアナログ信号が出力されたか否かを判定し(ステップS45)、出力点判定手段62は当該アナログ信号のレベルが所定値であるか否かを判定する(ステップS46)。併せて、図19の表示窓G1に現在の出力されたアナログ信号のレベルを表示する。ステップS46において、所定値であればその健全性が確認できたとして判定結果表示手段38はOK信号を発信し(ステップS47)、図8の当該入力点番号の文字表示色を緑色に変更する。
ステップS45において、アナログ信号が入力されなければ、出力点判定手段62はタイマ34にて設定された時間を超過していないか否かを判定し(ステップS48)、時間が超過していなければステップS45へ戻り、アナログ信号が入力されたか否かを判定する。ステップS48において、所定の時間を超過していれば、出力点判定手段62はNG信号を報知手段8へ出力し、不良の旨報知する(ステップS49)。併せて、当該入力点番号を赤色文字の表示に変更する。この作業を、全ての入力点番号のアナログ出力端子について実施する。入力点番号が多くて1ページに表示できない場合は、次ボタンD1により次ページの入力点番号を表示する。また、必要に応じて、戻りボタンD2、リセットボタンB3を使用する。全てのアナログ出力端子についてその健全性の確認試験が終了すれば、終了ボタンB2に触れて試験を終了する。
なお、この実施の形態では、出力されるアナログ信号を測定するデジタル制御装置のアナログ入力端子213を用いたが、アナログ信号のレベルを測定する電圧測定器を使用してもよい。また、タッチパネル液晶ディスプレイの代わりに、タッチパネルCRTその他の同様の機能を有するものを用いても良い。
以上のように、この実施の形態によれば、タッチパネル液晶ディスプレイ等のタッチパネル式表示装置で入力点番号を表示及び指定するので、入力点番号のキー入力を要せず、所定の入力点番号のアナログ出力端子についてその健全性を確認することができ、試験の労力の大幅な節減と入力点番号の入力ミスを防止することができる。
この発明の実施の形態1である試験装置の構成を示す構成図である。 図1の試験装置が組み込まれたデジタル制御装置を示す構成図である。 図1の試験装置の動作を示すフローチャートである。 試験モードの選択画面を示す説明図である。 表示画面を示す説明図である。 この発明の実施の形態2である試験装置の構成を示す構成図である。 図6の試験装置が組み込まれたデジタル制御装置を示す構成図である。 図6の試験装置の動作を示すフローチャートである。 表示画面を示す説明図である。 この発明の実施の形態3である試験装置の構成を示す構成図である。 図10の試験装置が組み込まれたデジタル制御装置を示す構成図である。 図10の試験装置の動作を示すフローチャートである。 表示画面を示す説明図である。 表示画面を示す説明図である。 この発明の実施の形態4である試験装置の構成を示す構成図である。 図15の試験装置が組み込まれたデジタル制御装置を示す構成図である。 図15の試験装置の動作を示すフローチャートである。 表示画面を示す説明図である。 表示画面を示す説明図である。
符号の説明
1 開始ボタン、3 デジタル入力試験装置、4 デジタル出力試験装置、
5 アナログ入力試験装置、6 アナログ出力試験装置、8 報知手段、
31 入力点表示手段、32 入力点選択手段、33 入力点判定手段、34 タイマ、
38 判定結果表示手段、41 出力点表示手段、42 出力点選択手段、
43 出力点判定手段、51 入力レベル選択手段、52 入力点判定手段、
53 入力レベル判定手段、61 出力レベル選択手段、62 出力点判定手段、
63 出力レベル判定手段、100 監視制御盤、110 監視制御部、
111 タッチパネル液晶ディスプレイ、200 入出回路盤、
211 デジタル入力端子、212 デジタル出力端子、213 アナログ入力端子、
214 アナログ出力端子、300 デジタル入力試験装置、
400 デジタル出力試験装置、500 デジタル入力試験装置、
600 アナログ出力試験装置、710 入力模擬装置、720 接続リード。

Claims (5)

  1. タッチパネル式表示装置を有する監視制御部と入出力回路部とが設けられ上記入出力回路部を介して上記監視制御部にプロセス信号を入出力するデジタル制御装置において、
    上記入出力回路部を試験する試験装置を備え、
    上記試験装置は、入出力点番号表示選択手段と入出力回路部健全性判定手段とを有し、
    上記入出力点番号表示選択手段は、上記入出力回路部の入力点あるいは出力点の点番号を上記タッチパネル式表示装置の画面の所定の位置に表示するとともに上記所定の位置に触れることにより上記点番号を選択するものであり、
    上記入出力回路部健全性判定手段は、上記入出力回路部の上記選択された点番号の入力点に所定の信号を入力して上記監視制御部に上記プロセス信号が正しく入力されるか否かあるいは上記監視制御部から所定のプロセス信号を上記入出力回路部の上記選択された点番号の出力点へ出力して上記入出力回路部の上記選択された点番号の出力点から上記プロセス信号が正しく出力されるか否かを判定するものであることを特徴とするデジタル制御装置。
  2. 上記監視制御部は上記タッチパネル式表示装置に加え中央演算装置とメモリとを有するものであって、上記入出力点番号表示選択手段と入出力回路部健全性判定手段とは上記監視制御部に組み込んだプログラムと上記タッチパネル式表示装置とにより実現されているものであることを特徴とする請求項1に記載のデジタル制御装置。
  3. 上記入出力回路部はデジタル入力回路部及びデジタル出力回路部を有するものであって、上記デジタル入力回路部と上記デジタル出力回路部とを接続し、上記入出力回路部健全性判定手段は上記デジタル入力回路部と上記デジタル出力回路部との間で相互に入出力される上記プロセス信号に基づき上記プロセス信号が上記入出力回路部の上記点番号の入力点あるいは出力点に正しく入出力されるか否かを判定するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデジタル制御装置。
  4. 上記入出力回路部はアナログ入力回路部及びアナログ出力回路部を有するものであって、上記アナログ入力回路部と上記アナログ出力回路部とを接続し、上記入出力回路部健全性判定手段は上記アナログ入力回路部と上記アナログ出力回路部との間で相互に入出力される上記プロセス信号に基づき上記プロセス信号が上記入出力回路部の上記点番号の入力点あるいは出力点に正しく入出力されるか否かを判定するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデジタル制御装置。
  5. 上記アナログ出力回路部は出力されるアナログ信号のレベルが調整しうるようにされたものであり、上記入出力回路部健全性判定手段は上記アナログ入力回路部と上記アナログ出力回路部との間で相互に入出力される上記プロセス信号に基づき上記プロセス信号が上記入出力回路部の上記点番号の入力点あるいは出力点に正しく入出力されるか否かを判定するとともに併せて上記プロセス信号のレベルも正しいか否かを判定するものであることを特徴とする請求項4に記載のデジタル制御装置。
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