JP2008058565A - 現像装置、像担持体装置および画像形成装置 - Google Patents

現像装置、像担持体装置および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】漏れ防止部材と層厚規制部材の突出部材との隣接部分からの現像剤の漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することのできる現像装置、および、その現像装置が装備される像担持体装置および画像形成装置を提供すること。
【解決手段】第1シール部材117の第1下流側部分119をブレード36の下面において第1圧接部110と隣接配置し、第2シール部材118の第2下流側部分121をブレード36の上面において第1下流側部分119および第1圧接部110に対向配置する。第2下流側部分121から連続する第2上流側部分122を、第1上流側部分120に被覆される被覆部分123と、被覆部分123と幅方向内側において隣接配置され第1圧接部110と前側において対向配置される対向部分124と、被覆部分123および対向部分124から現像ローラ39の回転方向上流側に延びる露出部分125とに区画する。
【選択図】図5

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置、その画像形成装置に装備される、現像カートリッジなどの現像装置およびドラムユニットなどの像担持体装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置では、感光ドラムの表面に静電潜像が形成され、その静電潜像に、現像カートリッジからトナーが供給されることにより、感光ドラムの表面にトナー像が担持される。そして、そのトナー像が用紙に転写されることによって、用紙に画像が形成される。
現像カートリッジは、トナーを収容し、感光ドラムに向けて開口部が形成されている筐体を備えている。その筐体には、開口部から露出するように回転可能に設けられる現像ローラと、現像ローラに担持されるトナーの層厚を規制する層厚規制ブレードと、現像ローラの軸方向両端部からのトナーの漏れを防止するシール部材とが設けられている(たとえば、特許文献1参照。)。
このような現像カートリッジとして、図11に示す現像カートリッジ151が例示される。
すなわち、図11において、この現像カートリッジ151では、筐体152には、長手方向に延びる開口部153が形成されており、その筐体152の開口部153には、長手方向に沿って層厚規制ブレード154が設けられている。
層厚規制ブレード154は、ブレード155と圧接ゴム156とを備えている。ブレード155は、薄板形状に形成され、現像ローラ160(図12参照)の回転方向下流側端部(紙面上端部:固定端)が固定されている。また、圧接ゴム156は、そのブレード155における現像ローラ160の回転方向上流側端部(紙面下端部:自由端)において、ブレード155の長手方向両端部近傍まで延びるように設けられている。
また、開口部153の長手方向両端部には、シール部材157が設けられている。各シール部材157は、現像ローラ160の回転方向に沿って配置されている。各シール部材157は、その現像ローラ160の回転方向下流側端部158が、圧接ゴム156の長手方向端部と隣接するように、ブレード155の長手方向両端部の表面に貼着されている。
また、各シール部材157は、その現像ローラ160の回転方向上流側端部159が、筐体152の端部の表面に貼着されている。
特開2005−189346号公報
しかるに、図11に示される現像カートリッジでは、図12に示すように、上記した各シール部材157の表面に現像ローラ160が圧接される。そのため、現像時において、現像ローラ160が矢印方向に回転すると、図11に示すように、現像ローラ160の回転方向に沿って、シール部材157と圧接ゴム156との間161から、トナーが漏れるという不具合がある。
本発明の目的は、漏れ防止部材と層厚規制部材の突出部材との隣接部分からの現像剤の漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することのできる現像装置、および、その現像装置が装備される像担持体装置および画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、現像装置であって、現像剤を収容し、長手方向に延びる開口部が形成されている筐体と、前記開口部から露出するように前記筐体に回転可能に設けられ、現像剤を担持する現像剤担持体と、前記開口部において前記長手方向の両端部に配置され、前記筐体外への現像剤の漏れを防止するための漏れ防止部材と、前記現像剤担持体の表面を圧接して、前記現像剤担持体の表面に現像剤の薄層を形成するための層厚規制部材とを備え、前記層厚規制部材は、各前記漏れ防止部材と重なる位置まで前記長手方向に沿って延び、薄板形状に形成され、前記長手方向の直交方向と同一方向である前記現像剤担持体の回転方向の下流側端部が前記筐体に固定され、前記回転方向の上流側端部が自由端となる薄板部材と、前記薄板部材の自由端において、前記長手方向に延びるように設けられ、前記現像剤担持体に対して近接する方向に向かって突出する突出部材とを備え、前記漏れ防止部材は、前記回転方向に沿って配置される第1シール部材および第2シール部材を備え、前記第1シール部材は、前記薄板部材における前記現像剤担持体と対向する表面側に設けられ、前記突出部材と前記長手方向において隣接配置されている第1下流側部分と、前記第1下流側部分から連続して、前記第1下流側部分よりも前記回転方向の上流側に延びる第1上流側部分とを備え、前記第2シール部材は、前記薄板部材における前記現像剤担持体と対向しない裏面側に設けられ、前記第1下流側部分と、前記第1下流側部分と隣接配置されている前記突出部材の隣接部分とに、前記薄板部材を介して対向する第2下流側部分と、前記第2下流側部分から連続して、前記第2下流側部分よりも前記回転方向の上流側に延び、前記第1上流側部分に被覆される被覆部分と、前記被覆部分と前記長手方向において隣接配置され、前記突出部材の隣接部分と前記回転方向において対向配置される対向部分と、前記被覆部分および前記対向部分よりも前記回転方向の上流側に延びる露出部分とを一体的に備える第2上流側部分とを備えていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第2シール部材において、前記第2上流側部分の前記対向部分には、前記長手方向に対して直交する断面において、0.2〜0.7mmの隙間が形成されていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記薄板部材には、前記長手方向における前記突出部材の隣接部分に対する前記第1下流側部分の反対側に、前記自由端の端縁から前記回転方向の下流側に向かって切り欠かれる切欠部が、前記第2シール部材と前記長手方向において間隔を隔てて形成されていることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の発明において、前記第2シール部材の前記露出部分が、前記現像剤担持体の長手方向端部によって、非押圧時の厚みに対して2/3以下の厚みとなるように、押圧されていることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の発明において、前記現像剤の平均粒子径が、10μm以下であることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記現像剤の円形度が、0.95以上であることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、像担持体装置であって、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置と、前記現像装置の前記現像剤担持体に担持されている現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像が担持される像担持体とを備えていることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項7に記載の像担持体装置と、前記像担持体装置の前記像担持体に担持されている現像剤像を、記録媒体に定着させるための定着手段とを備えていることを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、画像形成装置であって、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置と、前記現像装置の前記現像剤担持体に担持されている現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像が担持される像担持体と、前記像担持体に担持されている現像剤像を、記録媒体に定着させるための定着手段とを備えていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によると、漏れ防止部材が、第1シール部材および第2シール部材を備えている。そして、第1シール部材の第1下流側部分が、薄板部材の表面側において突出部材と隣接配置され、また、第2シール部材の第2下流側部分が、薄板部材の裏面側において第1下流側部分およびそれに隣接配置される突出部材の隣接部分とに対向配置されている。さらに、第2下流側部分から連続する第2上流側部分は、第1上流側部分に被覆される被覆部分と、その被覆部分と長手方向において隣接配置され、突出部材の隣接部分と回転方向において対向配置される対向部分と、それら被覆部分および対向部分から回転方向の上流側に延びる露出部分とを一体的に備えている。
そして、対向部分は、長手方向においては被覆部分が隣接し、回転方向においては突出部材の隣接部分が隣接していることから、対向部分と、被覆部分および突出部材の隣接部分との間には段差が形成される。そのため、漏れ防止部材の表面に現像剤担持体が圧接しても、対向部分には、現像剤担持体との間に隙間が形成される。
そして、現像時に現像剤担持体が回転すると、対向部分の隙間に進入した現像剤は、現像剤担持体の回転方向に沿って、第1シール部材と突出部材の隣接部分との間に進入しようとするが、対向部分と突出部材の隣接部分との間の段差によって、その進入が堰き止められる。一方、対向部分の隙間には、現像剤が順次進入してくるので、進入が堰き止められた現像剤は、その後に進入してくる現像剤によって、その隙間から、長手方向における被覆部分の反対側へ向けて再度放出される。つまり、現像剤担持体の長手方向両端部において、対向部分の隙間に進入した現像剤は、その隙間内を循環して、その隙間から、再度、現像剤担持体の長手方向両端部の内側方向へ放出される。
その結果、漏れ防止部材と層厚規制部材の突出部材との隣接部分からの現像剤の漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することができる。
請求項2に記載の発明によると、対向部分において、長手方向に対して直交する断面において、0.2〜0.7mmの隙間が確保されている。そのため、現像剤を、対向部分の隙間内において、より確実に循環させることができる。その結果、漏れ防止部材と層厚規制部材の突出部材との隣接部分からの現像剤の漏れを、より確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明によると、長手方向において、突出部材の隣接部分に対する第1下流側部分の反対側に、切欠部が形成されている。そのため、対向部分の隙間内を循環して、現像剤担持体の長手方向両端部の内側方向へ放出された現像剤を、その切欠部に受け入れて、さらなる流動を確保することができる。その結果、現像剤の漏れを、より確実に防止することができる。
請求項4に記載の発明によると、第2シール部材の露出部分が、現像剤担持体の長手方向端部によって、非押圧時の厚みに対して2/3以下の厚みとなるように、押圧されている。そのため、第2シール部材の露出部分と現像剤担持体の長手方向端部との間に隙間が生じることを防止することができる。その結果、第2シール部材の露出部分と現像剤担持体の長手方向端部との間からの現像剤の漏れを防止することができる。
請求項5に記載の発明において、現像剤の平均粒子径が10μm以下であると、漏れ防止部材と層厚規制部材の突出部材との隣接部分から漏れやすくなるが、上記構成では、そのような現像剤の漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することができる。
請求項6に記載の発明において、現像剤の円形度が、0.95以上であると、流動性が良好であるため、対向部分の隙間内における循環を、より一層確保することができる。そのため、現像剤の漏れを、より一層、効果的に防止することができる。
請求項7に記載の像担持体装置では、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置を備えているので、現像剤の漏れを効果的に防止することができる。
請求項8に記載の画像形成装置では、請求項7に記載の像担持体装置を備えているので、現像剤の漏れを効果的に防止することができる。
請求項9に記載の画像形成装置では、請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置を備えているので、現像剤の漏れを効果的に防止することができる。
1.カラーレーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図、図2は、図1に示すカラーレーザプリンタのドラムサブユニットの断面図である。
このカラーレーザプリンタ1は、後述する複数のドラムサブユニット28が水平方向において並列的に配置される、横置きタイプのタンデム型カラーレーザプリンタである。
このカラーレーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、記録媒体としての用紙3を給紙するための給紙部4と、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5と、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その内部に、後述する像担持体装置としてのドラムユニット25を収容するドラム収容空間7が形成されている。
本体ケーシング2の一方側面には、フロントカバー8が設けられている。このフロントカバー8を傾倒させれば、ドラム収容空間7が開放され、ドラム収容空間7に対してドラムユニット25が着脱可能となる。フロントカバー8を起立させれば、ドラム収容空間7が閉鎖され、ドラムユニット25がドラム収容空間7に収容される。
なお、以下の説明において、フロントカバー8が設けられる側(図1における右側)を前側(正面側)とし、その反対側(図1における左側)を後側(背面側)とする。
また、このカラーレーザプリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が左側であり、紙面奥側が右側である。また、左右方向と幅方向は同一方向である。
さらに、ドラムユニット25および現像カートリッジ27に関しては、特に言及がない限り、本体ケーシング2に対する装着状態での方向を基準として説明する。
(2)給紙部
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に着脱自在に装着される給紙トレイ10と、その給紙トレイ10の前端部上方に配置される給紙ローラ11と、給紙ローラ11から後述する搬送ベルト58に至る給紙パス17とを備えている。
給紙パス17には、分離ローラ12および分離パッド13と、紙粉取りローラ14およびピンチローラ15と、レジストローラ16とが設けられている。
給紙トレイ10内にスタックされている用紙3は、給紙ローラ11の回転により給紙され、分離ローラ12と分離パッド13との間で1枚ごとに捌かれる。その後、用紙3は、紙粉取りローラ14とピンチローラ15との間で紙粉が除去された後、レジストローラ16へ搬送される。レジストローラ16は、用紙3を、レジスト後に、搬送ベルト58(後述)に搬送する。
(3)画像形成部
画像形成部5は、スキャナ部20、プロセス部21、転写部22および定着手段としての定着部23を備えている。
(3−1)スキャナ部
スキャナ部20は、本体ケーシング2の上部に配置されている。このスキャナ部20には、光源、ミラーおよびレンズなどの光学部材が配置されている。光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、ミラーおよびレンズにより、後述する像担持体としての各色の感光ドラム29の表面上に高速走査にて照射される。
(3−2)プロセス部
プロセス部21は、スキャナ部20の下方であって、給紙部4の上方に配置されている。プロセス部21は、1つのドラムユニット25と、各色に対応する4つの現像装置としての現像カートリッジ27とを備えている。
(3−2−1)ドラムユニット
ドラムユニット25は、各色に対応する4つのドラムサブユニット28と、各ドラムサブユニット28が設けられるドロワフレーム26とを備えている。
ドラムサブユニット28は、ブラックドラムサブユニット28K、イエロードラムサブユニット28Y、マゼンタドラムサブユニット28Mおよびシアンドラムサブユニット28Cの4つを備えている。各ドラムサブユニット28は、前後方向に互いに間隔を隔てて並列的に、順次配置されている。
すべてのドラムサブユニット28は、ドロワフレーム26に固定されており、すべてのドラムサブユニット28は、ドラム収容空間7に対して一体的に着脱される。
各ドラムサブユニット28は、図2に示すように、像担持体としての感光ドラム29と、スコロトロン型帯電器30と、クリーニングブラシ31とを支持している。
感光ドラム29は、最表層がポリカーボネートからなる正帯電性の感光層により形成される円筒形状に形成されている。感光ドラム29は、画像形成時において、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力により回転される。
スコロトロン型帯電器30は、感光ドラム29と間隔を隔てて対向配置されている。このスコロトロン型帯電器30には、画像形成時に、高電圧が印加され、感光ドラム29の表面が一様に正極性に帯電される。
(3−2−2)現像カートリッジ
現像カートリッジ27は、図1に示すように、各色に対応するドラムサブユニット28に対応して、それぞれ着脱自在に設けられている。
すなわち、現像カートリッジ27は、ブラック現像カートリッジ27K、イエロー現像カートリッジ27Y、マゼンタ現像カートリッジ27M、および、シアン現像カートリッジ27Cの4つを備えている。
各現像カートリッジ27は、図2に示すように、筐体としての現像フレーム36と、その現像フレーム36内に設けられる、アジテータ37、供給ローラ38、現像剤担持体としての現像ローラ39および層厚規制部材としての層厚規制ブレード40と、を備えている。
現像フレーム36は、後で詳述するが、下端部に開口部41が形成されるボックス状に形成されており、隔壁42によって、上側のトナー収容室43と下側の現像室44とに区画されている。隔壁42には、トナー収容室43と現像室44とを連通する連通口45が形成されている。
トナー収容室43には、各色に対応する、現像剤としてのトナーが収容されている。各色に対応するトナーは、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各着色剤が各色に対応して配合される、正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが用いられている。
また、トナーは、その平均粒子径(1次平均粒子径であって、コールターマルチサイザーII(ベックマンコールター(株)製)により測定される。)が、好ましくは、10μm以下、さらに好ましくは、8μm以下、通常6μm以上のものが用いられる。また、トナーは、その円形度(シメックス社製FPIA3000により測定される。)が、好ましくは、0.95以上、さらに好ましくは、0.98以上のものが用いられる。
トナーは、上記した平均粒子径または円形度を満足すれば、重合トナーに代替して、球形化処理された粉砕トナーを用いることもできる。
また、トナー収容室43には、トナー収容室43内のトナーの残量を検出するための検知窓46が、幅方向に対向配置するように、現像フレーム36の両側壁101(図3参照)に埋設されている。
アジテータ37は、トナー収容室43内に設けられている。アジテータ37は、現像フレーム36の両側壁101に回転自在に支持されるアジテータ回転軸47と、そのアジテータ回転軸47から径方向外方に延びる攪拌部材48とを備えている。
画像形成時において、アジテータ回転軸47には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達され、攪拌部材48がトナー収容室43内を周回移動する。
供給ローラ38は、現像室44内において、連通口45の下方に設けられている。この供給ローラ38は、現像フレーム36の両側壁101に回転自在に支持される金属製の供給ローラ軸49と、その供給ローラ軸49を被覆する導電性のスポンジからなるスポンジローラ50とを備えている。
画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達され、供給ローラ38が回転される。
現像ローラ39は、現像室44内において、供給ローラ38に対して斜め後側下方に設けられている。この現像ローラ39は、現像室44の開口部41から下方に露出するように配置されている。現像ローラ39は、現像フレーム36の両側壁101に回転自在に支持される金属製の現像ローラ軸45と、その現像ローラ軸45を被覆する導電性のゴムからなるゴムローラ52とを備えている。
また、現像ローラ39は、供給ローラ38に対して、ゴムローラ52とスポンジローラ50とが互いに圧接するように配置されている。
画像形成時には、本体ケーシング2内に設けられるモータ(図示せず)からの駆動力が伝達され、現像ローラ39が回転される。また、現像ローラ39には、現像バイアスが印加される。
層厚規制ブレード40は、現像室44内において、現像ローラ39に上方から圧接するように設けられている。層厚規制ブレード40は、薄板形状に形成され、金属製の板ばね部材からなる薄板部材としてのブレード53と、ブレード53の遊端部(自由端)に設けられる絶縁性の弾性ゴムからなる突出部材としての圧接ゴム54とを備えている。
ブレード53の基端部(固定端)が、固定ねじ106(後述)によって固定壁105(後述)に固定されており、ブレード53の弾性力により、ブレード53の遊端部に設けられる圧接ゴム54が、現像ローラ39のゴムローラ52に対して上方から圧接される。
(3−2−3)プロセス部での現像動作
そして、各現像カートリッジ27では、トナー収容室43に収容されている各色に対応するトナーが、アジテータ37によって攪拌されながら連通口45に移動し、連通口45から現像室44へ放出される。
連通口45から現像室44へ放出されたトナーは、供給ローラ38に供給される。供給ローラ38に供給されたトナーは、供給ローラ38の回転により、現像ローラ39に供給され、このとき、供給ローラ38と、現像バイアスが印加されている現像ローラ39との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ39に供給されたトナーは、現像ローラ39の回転に伴って、層厚規制ブレード40の圧接ゴム54と、現像ローラ39のゴムローラ52との間に進入して、一定厚さの薄層としてゴムローラ52の表面に担持される。
一方、各現像カートリッジ27に対応するドラムサブユニット28では、スコロトロン型帯電器30がコロナ放電を発生させて、感光ドラム29の表面を一様に正帯電させる。
感光ドラム29の表面は、感光ドラム29の回転に伴って、スコロトロン型帯電器30により一様に正帯電された後、図1に示すように、スキャナ部20からのレーザビーム(図示破線参照)の高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
感光ドラム29がさらに回転すると、現像ローラ39の表面に担持されかつ正帯電されているトナーが、現像ローラ39の回転により、感光ドラム29に対向して接触するときに、感光ドラム29の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム29の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム29の静電潜像は、現像により可視像化され、感光ドラム29の表面には、各色に対応して、反転現像によるトナー像(現像剤像)が担持される。
(3−3)転写部
転写部22は、本体ケーシング2内において、給紙部4の上方であって、プロセス部21の下方において、前後方向に沿って配置されている。この転写部22は、駆動ローラ56、従動ローラ57、搬送ベルト58および転写ローラ59を備えている。
駆動ローラ56および従動ローラ57は、前後方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。駆動ローラ56は、シアンドラムサブユニット28Cよりも後方に配置され、従動ローラ57は、ブラックドラムサブユニット28Kよりも前方に配置されている。
搬送ベルト58は、エンドレスベルトからなり、駆動ローラ56と従動ローラ57との間に巻回されている。
画像形成時において、駆動ローラ56には、本体ケーシング2内に設けられる図示しないモータからの駆動力が伝達され、駆動ローラ56が回転される。すると、搬送ベルト58が、駆動ローラ56および従動ローラ57の間を、各感光ドラム29と対向して接触する転写位置において、感光ドラム29と逆方向に回転するように周回移動されるとともに、従動ローラ57が従動される。
転写ローラ59は、駆動ローラ56および従動ローラ57の間に巻回されている搬送ベルト58内において、各感光ドラム29と、搬送ベルト58を挟んで対向するように、それぞれ設けられている。
各転写ローラ59は、搬送ベルト58と対向して接触する転写位置において、搬送ベルト58の周回移動方向と同方向に従動回転するように設けられており、画像形成時には、転写バイアスが印加される。
給紙部4から給紙された用紙3は、駆動ローラ56の駆動および従動ローラ57の従動により周回移動される搬送ベルト58によって、前側から後側に向かって、各感光ドラム29に対応する転写位置を、順次通過するように搬送される。そして、その搬送中に、各感光ドラム29に担持されている各色のトナー像が、順次転写され、これにより、用紙3にカラー像が形成される。
(3−4)定着部
定着部23は、転写部22の後方に配置されており、加熱ローラ65と、その加熱ローラ65を加圧する加圧ローラ66とを備えている。
定着部23において、用紙3に転写されたカラー像は、用紙3が加熱ローラ65と加圧ローラ66との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙3に熱定着される。
(4)排紙部
排紙部6は、排紙パス67、搬送ローラ69、ピンチローラ70、1対の排紙ローラ71および排紙トレイ68を備えている。
定着部23から搬送される用紙3は、搬送ローラ69およびピンチローラ70により排紙パス67に沿って搬送され、排紙ローラ71によって、排紙トレイ68上に排紙される。
2.現像カートリッジの要部構成
図3は、現像カートリッジの斜視図、図4は、現像カートリッジ(現像ローラ装着状態)の底面図、図5は、現像カートリッジ(現像ローラ離脱状態)の底面図、図6は、現像カートリッジ(現像ローラ離脱状態)の斜視図、図7は、図4のA−A線断面図、図8は、図4のB−B線断面図、図9は、図4のC−C線断面図、図10、図4のD−D線断面図である。以下、図3ないし図10を参照して、現像カートリッジ27の要部構成について説明する。
また、以下の説明において、現像ローラ39の回転方向は、現像ローラ39において、供給ローラ38と対向した部分が、その後、層厚規制ブレード40、さらには、感光ドラム29と順次対向する方向である。また、現像ローラ39の回転方向の上流側および下流側は、現像ローラ39の周方向における2つの位置の相対的な位置関係を示し、現像ローラ39の周方向における時計周りおよび反時計周りのうち、互いの距離が短くなる側を基準とする。
2−1.現像フレーム
現像カートリッジ27の現像フレーム36は、図3に示し、また、上記したように、ボックス形状に形成され、その下端部に、幅方向(長手方向)に延びる開口部41が形成されている。
この現像フレーム36には、図3および図6に示すように、その開口部41を幅方向に挟む両側壁101に、下方端縁から上方に向かって切り欠かれる軸支持溝102が形成されている。
また、両側壁101における軸支持溝102の周りの上方および前方には、各側壁101から幅方向内側に向かって延出するシール台座部103(図7参照)が設けられている。
各シール台座部103は、図7に示すように、各側壁101において、側面視において現像ローラ39の外周に沿うように湾曲形状に形成されている。また、各シール台座部103は、その周方向において前側と上側とに、供給ローラ38の軸挿通部104を隔てて分割して形成されている。
また、この現像フレーム36には、図6および図8に示すように、その開口部41の後端縁部に沿って、層厚規制ブレード40が固定される固定壁105が設けられている。
この固定壁105は、開口部41の後端縁部において、幅方向に沿って設けられている。また、固定壁105の幅方向両端部には、図7に示すように、後述する固定ねじ106が螺着されるねじ螺着孔107が、それぞれ設けられている。
また、この現像フレーム36には、図3および図4に示すように、その開口部41の幅方向両端部の下方には、現像ローラ39からトナーが落下することを防止するための受け部材114が設けられている。
2−2.層厚規制ブレード
層厚規制ブレード40は、図5および図6に示し上記したように、板ばね部材からなり幅方向に沿って延びるブレード53と、絶縁性の弾性ゴムからなりブレード53の遊端部(前端部)に設けられる圧接ゴム54とを備えている。
2−3−1.ブレード
ブレード53は、開口部41の幅方向両端部に配置される後述する各サイドシール116と重なる位置まで幅方向に沿って延びる、底面視において細長い略矩形状の薄板形状に形成されている。
ブレード53の基端部(後端部であって、開口部41の長手方向(すなわち幅方向)の直交方向(前後方向)と同一方向である現像ローラ39の回転方向の、下流側端部に相当する。)には、幅方向両端部において、ねじ孔108が穿孔されている。
また、ブレード53の遊端部(前端部であって、開口部41の長手方向(すなわち幅方向)の直交方向(前後方向)と同一方向である現像ローラ39の回転方向の、上流側端部に相当する。)には、幅方向両端部近傍において、切欠部109が形成されている。
各切欠部109は、後述する各サイドシール116に対して幅方向内側に配置され、各サイドシール116(より具体的には、各第1シール部材117)と幅方向において間隔X1(たとえば、0.5〜1mm、図5拡大図参照)を隔てて配置されている。
各切欠部109は、ブレード53の前端部の端縁から、現像ローラ39の回転方向下流側(後側)に向かって切り欠かれ、現像ローラ39の回転方向上流側(前側)が開放される略凹状に形成されている。
より具体的には、各切欠部109は、各サイドシール116と幅方向内側に間隔X1を隔てて隣接するように外側端縁が形成され、その外側端縁から幅方向内側に間隔X2(たとえば、3〜3.5mm)を隔てて内側端縁が形成され、それら外側端縁から内側端縁にわたって、ブレード53の前端部の端縁から現像ローラ39の回転方向下流側(後側)に向かって深さD1(たとえば、1.5〜2mm)で切り欠かれる、底面視略矩形状に形成されている。
2−3−2.圧接ゴム
圧接ゴム54は、上記したように、絶縁性のシリコーンゴムなどの弾性ゴムからなり、ブレード53の前端部において、開口部41の長手方向(すなわち幅方向)に沿って延び、現像ローラ39に対して近接する下方に向かって突出する(たとえば、1.5〜2mm突出する)、底面視において細長い略矩形状の突条に形成されている。
この圧接ゴム54は、図5に示すように、幅方向において、各切欠部109の外側端縁より幅方向外側に設けられる突出部材の隣接部分としての第1圧接部110と、その第1圧接部110の幅方向内側に連続し、各切欠部109に対して現像ローラ39の回転方向下流側(後側)に設けられる第2圧接部111と、各第2圧接部111の幅方向内側に連続し、各第2圧接部111に挟まれる第3圧接部112とを一体的に備えている。
各第1圧接部110は、幅方向において、各切欠部109の外側端縁より幅方向外側から、後述する第1シール部材117が貼着されるブレード53の幅方向外側両端部より幅方向内側までの間(上記した間隔X1に相当する。)に設けられている。
各第1圧接部110は、現像ローラ39の回転方向において、ブレード53の上流側端縁(前端縁)から、切欠部109の下流側端縁(後端縁)よりも下流側(後側)までの間L1(たとえば、5〜5.5mm)に設けられている。
また、各第1圧接部110は、図10のD−D線断面図に示すように、前後方向(現像ローラ39の回転方向)に沿う断面形状が、角が湾曲する略細長矩形状に形成されている。
各第2圧接部111は、各切欠部109と前後方向に重なるように、つまり、幅方向において、各切欠部109の外側端縁から内側端縁までの間(上記した間隔X2に相当する。)に設けられている。
各第2圧接部111は、現像ローラ39の回転方向において、切欠部109の下流側端縁(後端縁)から、各第1圧接部110の下流側端縁(後端縁)までの間に設けられている。
また、各第2圧接部111は、図9のC−C線断面図に示すように、前後方向(現像ローラ39の回転方向)に沿う断面形状が、角が湾曲する略細長矩形状に形成されている。また、各第2圧接部111の断面形状は、各第1圧接部110の断面形状よりも前後方向長さ(現像ローラ39の回転方向に沿う長さ)が短く形成されている。
第3圧接部112は、幅方向において、各第2圧接部111の幅方向内側の間において、各第2圧接部111と連続するように設けられている。
第3圧接部112は、現像ローラ39の回転方向において、ブレード53の上流側端縁(前端縁)から、各第2圧接部111の下流側端縁(後端縁)までの間に設けられている。
また、第3圧接部112は、図8のB−B線断面図に示すように、前後方向(現像ローラ39の回転方向)に沿う断面形状が、略細長矩形状に形成されている。また、第3圧接部112の断面形状は、各第1圧接部110の断面形状とほぼ同一の前後方向長さ(現像ローラ39の回転方向に沿う長さ)で形成されている。
つまり、圧接ゴム54において、各第1圧接部110、各第2圧接部111および第3圧接部112は、幅方向に沿って連続して形成されている。また、各第1圧接部110、各第2圧接部111および第3圧接部112の後端縁は、現像ローラ39の回転方向において同一位置に配置され、つまり、幅方向に沿って一直線上に形成されている。また、各第1圧接部110の前端縁に対して、現像ローラ39の回転方向において、第3圧接部112の前端縁はほぼ同一位置に配置され、各第2圧接部111の前端縁は下流側(後方)に配置されている。
また、この圧接ゴム54は、各切欠部109を囲むように設けられている。より具体的には、各切欠部109において、その幅方向外側端縁には、第1圧接部110が、第2圧接部111から連続して切欠部109を囲むように形成されている。また、各切欠部109において、その幅方向内側端縁には、第3圧接部112が、第2圧接部111から連続して切欠部109を囲むように形成されている。
2−3−3.層厚規制ブレードの固定
層厚規制ブレード40は、図5および図7に示すように、支持板113とともに、固定ねじ106によって現像フレーム36の固定壁105に固定されている。
支持板113は、鋼板からなり、ブレード53と同幅の底面視略細長矩形状に形成されている。なお、支持板113には、幅方向両端部において、ブレード53のねじ孔108と重なるようにねじ孔115が穿孔されている。
この支持板113は、ブレード53の上面に、両面テープを介して貼着されている。
そして、層厚規制ブレード40は、支持板113を固定壁105に対向および接触させて、各固定ねじ106を、ブレード53の各ねじ孔108および支持板113の各ねじ孔115に挿通し、さらに、固定壁105のねじ螺着孔107に螺着させることによって、固定壁105に固定されている。
これによって、ブレード53の基端部(後端部)が固定壁105に固定され、ブレード53の遊端部(前端部)は圧接ゴム54がブレード53の弾性力により現像ローラ39に対して上方から圧接するように、現像ローラ39と対向する。また、ブレード53の幅方向両端部が、現像フレーム36の各シール台座部103と対向配置される。
2−3.サイドシール
この現像フレーム36には、図5および図6に示すように、現像ローラ39に担持されたトナーが、現像ローラ39の軸方向両端部から現像フレーム36外へ漏れることを防止するための、漏れ防止部材としてのサイドシール116が、開口部41の長手方向(幅方向)両端部に設けられている。
このサイドシール116は、厚み(たとえば、3〜4mm)のある底面視帯状のシート形状に形成されている。また、サイドシール116は、ウレタンスポンジなどの弾性発泡材料からなり、より具体的には、高密度マイクロセルウレタンフォーム(商品名:ポロン、ロジャースイノアック社製)から形成されている。なお、この高密度マイクロセルウレタンフォームは、その硬度が、25%圧縮荷重において、0.001〜0.05MPaであり、より好ましくは、0.005〜0.025MPaである。なお、サイドシール116では、弾性発泡材料の表面(現像ローラ39との対向面)には、摺動性を向上させるために、テフロン(登録商標)フェルトなどからなるフェルト材が貼着されている。
サイドシール116は、現像ローラ39の回転方向に沿って配置される第1シール部材117および第2シール部材118を備えている。
2−3−1.第1シール部材
第1シール部材117は、その幅W1(幅方向長さ)が、ブレード53の幅方向外側端縁から、第1圧接部110の幅方向外側端縁までの間の幅方向長さ(たとえば、5.5〜6mm)に相当するように、底面視略矩形状に形成されている。
この第1シール部材117では、現像ローラ36の回転方向下流側部分(後側部分)である第1下流側部分119が、ブレード53の幅方向外側端部(ブレード53の幅方向外側端縁から、第1圧接部110の幅方向外側端縁までの間)において、ブレード53の下面(現像ローラ39との対向面)に、両面テープを介して貼着されている(図7参照)。
第1下流側部分119は、第1圧接部110に対して幅方向外側に隣接配置され、現像ローラ39の回転方向において、ブレード53の前端縁から、第1圧接部110の後端縁よりも後方に延びるように設けられている。
また、この第1シール部材117では、現像ローラ36の回転方向上流側部分(前側部分)である第1上流側部分120が、第1下流側部分119から連続して、現像ローラ36の回転方向上流側(前側)に向かって延びるように形成されている。また、第1上流側部分120は、第2シール部材118の後述する被覆部分123の下面を被覆している。
2−3−2.第2シール部材
第2シール部材118は、その幅W2(幅方向長さ)が、ブレード53の幅方向外側端縁から、切欠部109の外側端縁までの間の幅方向長さ(たとえば、9〜10mm)に相当するように、底面視略矩形状に形成されている。
この第2シール部材118は、図7に示すように、現像フレーム36のシール台座部103の前側部分と上側部分とにわたるように、両面テープを介して貼着されている。
より具体的には、第2シール部材118では、現像ローラ36の回転方向下流側部分(上端部分)である第2下流側部分121が、ブレード53の幅方向外側端部(ブレード53の幅方向外側端縁から、切欠部109の外側端縁までの間)に配置されている。そして、第2下流側部分121は、シール台座部103の上側部分と、ブレード53の上面(現像ローラ39との対向面と反対面)との間で挟持され、それらに両面テープを介して貼着されている。
第2下流側部分121は、図5および図7に示すように、第1シール部材117の第1下流側部分119とブレード53を挟んで対向配置されている。また、第2下流側部分121は、図5および図10に示すように、第1圧接部110とも、ブレード53を挟んで対向配置されている。
また、この第2シール部材118では、図5および図7に示すように、現像ローラ36の回転方向上流側部分(上記した上端部分(第2下流側部分121)を除く上側部分および前側部分)である第2上流側部分122が、第2下流側部分121から連続して、現像ローラ36の回転方向上流側(前側)に向かって延びるように形成されている。そして、第2上流側部分122は、現像フレーム36のシール台座部103の前側部分に、両面テープを介して貼着されている。
第2上流側部分122は、図5に示すように、被覆部分123、対向部分124および露出部分125に区画されている。
被覆部分123は、第2上流側部分122において、現像ローラ36の回転方向下流側端部(後端部)であって、第2上流側部分122における幅方向外側の領域として区画されている。この被覆部分123は、上記したように、第1上流側部分120によって被覆されている。
なお、被覆部分123において、現像ローラ39の回転方向に沿う長さL2は、たとえば、0.5〜1mmである。
対向部分124は、第2上流側部分122において、現像ローラ36の回転方向下流側端部(後端部)であって、被覆部分123と幅方向において隣接配置される幅方向内側の領域として区画されている。
この対向部分124は、幅方向外側において、被覆部分123を被覆する第1上流側部分120と隣接配置され、かつ、現像ローラ39の回転方向上流側(前側)において、第1圧接部110と隣接配置(対向配置)されている。
すなわち、対向部分124は、幅方向外側および後側において、第1上流側部分120および第1圧接部110に囲まれている。そして、対向部分124と第1上流側部分120との間、および、対向部分124と第1圧接部110との間には、それぞれ段差が形成されている。つまり、対向部分124は、幅方向外側および後側において、第1上流側部分120および第1圧接部110に囲まれており、それらに対して窪むように配置されている。
露出部分125は、第2上流側部分122において、被覆部分123および対向部分124よりも、現像ローラ36の回転方向上流側(前側)に延びる領域として区画されている。露出部分125は、図7に示すように、現像フレーム36のシール台座部103の前側部分に、両面テープを介して貼着されている。
2−4.現像ローラ
現像ローラ39は、図3および図6に示すように、その現像ローラ軸51の軸方向両端部が、現像フレーム36の両側壁101に形成される各軸支持溝102に受け入れられ、それによって、現像フレーム36の両側壁101に回転自在に支持されている。
現像ローラ39が両側壁101に支持されると、各第2シール部材118の露出部分125が、現像ローラ39の幅方向両端部によって押圧され、押圧されないときの厚みに対して、押圧方向において、2/3以下の厚みとなる(図7参照)。
そして、図8に示すように、現像ローラ39のゴムローラ52が、幅方向に沿って、圧接ゴム54によって押圧される。
また、図10に示すように、第2シール部材118の対向部分124には、ゴムローラ52との間において、わずかな隙間Sが形成される。この隙間Sは、幅方向(開口部41の長手方向)、つまり、現像ローラ39の軸方向に対して直交する断面において、対向部分124、ゴムローラ52および第1圧接部110に囲まれるように形成されている。より具体的には、現像ローラ39の軸方向に対して直交する断面において、0.2〜0.7mmの隙間として形成されている。
3.実施形態の作用効果
(1) 上記したように、この現像カートリッジ27では、サイドシール116が、第1シール部材117および第2シール部材118を備えている。
そして、第1シール部材117の第1下流側部分119が、ブレード36の下面において第1圧接部110と隣接配置され、また、第2シール部材118の第2下流側部分121が、ブレード36の上面において、ブレード36を挟んで第1下流側部分119および第1圧接部110に対向配置されている。
さらに、第2下流側部分121から連続する第2上流側部分122は、第1上流側部分120に被覆される被覆部分123と、その被覆部分123と幅方向内側において隣接配置され、第1圧接部110と現像ローラ39の回転方向上流側において対向配置される対向部分124と、それら被覆部分123および対向部分124から現像ローラ39の回転方向の上流側に延びる露出部分125とを一体的に備えている。
そして、対向部分124は、第2下流側部分121の幅方向外側において、被覆部分123を被覆する第1上流側部分120と隣接配置され、かつ、現像ローラ39の回転方向上流側(前側)において、第1圧接部110と隣接配置されていることから、対向部分124と、被覆部分123および第1圧接部110との間には段差が形成される。
すなわち、上記したように、対向部分124は、幅方向外側および後側において、段差のある第1上流側部分120および第1圧接部110に囲まれており、それらに対して窪むように配置されている。
そのため、サイドシール116の表面に現像ローラ39が圧接しても、対向部分124には、現像ローラ39のゴムローラ52との間に隙間Sが形成される。
そして、現像時に現像ローラ39が回転すると、対向部分124の隙間Sに進入したトナーは、現像ローラ39の回転方向に沿って、第1シール部材117と第1圧接部110との隣接部分に進入しようとするが、対向部分124と第1圧接部110との間の段差によって、その進入が堰き止められる。一方、対向部分124の隙間Sには、トナーが順次進入してくるので、進入が堰き止められたトナーは、その後に進入してくるトナーによって、その隙間Sから、幅方向内側へ向けて再度放出される。つまり、現像ローラ39の幅方向両端部において、対向部分124の隙間Sに進入したトナーは、その隙間S内を循環して、その隙間Sから、再度、現像ローラ39の幅方向両端部の内側方向へ放出される。
その結果、サイドシール116と圧接ゴム54との隣接部分からのトナーの漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することができる。
(2) また、対向部分124においては、上記したように、幅方向に対して直交する断面において、0.2〜0.7mmの隙間Sが確保されている。そのため、トナーを、対向部分124の隙間S内において、より確実に循環させることができる。その結果、サイドシール116と圧接ゴム54との隣接部分からのトナーの漏れを、より確実に防止することができる。
表1は、対向部分124の隙間Sの面積を変化させたときの各種評価が示されている。評価は、トナーの第1シール部材117と第1圧接部110との間への進入試験、衝撃試験および落下試験の3種類である。
Figure 2008058565
トナーの第1シール部材117と第1圧接部110との間への進入試験は、新品の現像カートリッジ27について、10時間、20ppmの速さで現像ローラ39をガラ回しをした後に、試験者が目視により判断し、評価した。(ここで、「ガラ回し」とは、用紙を搬送しない状態で、現像ローラ39を回転させることを指す。)
より具体的には、試験者が、第1シール部材117がブレード53に貼着された状態において、第1シール部材117の表面を第1圧接部110から離れる方向へ引っ張ることにより、第1シール部材117と第1圧接部110との間を広げる。そして、その間にトナーが進入しているか、どうかを目視で判断する。
判断の段階は○、×、△の段階である。すなわち、○はその間にトナーが全く進入していない状態であり、△はその間にトナーが途中まで進入している状態であり、×はその間を通り抜けている状態である。
衝撃試験は、現像カートリッジ27を、その現像ローラ39側が机と接触するように、6回机にトントンと打付けた後の、現像カートリッジ27からのトナーの漏れる程度を上述の進入試験と同様に評価した。「現像カートリッジ27を机に打ち付ける」とは、より具体的には、620gの現像カートリッジ27を、硬い鉄製の机の平面に自由落下させることを指す。
落下試験は、620gの現像カートリッジ27を、その現像ローラ39側が固い鉄製の机の平面と衝突するように、机上30cmの高さから自由落下させた後の、現像カートリッジ27からのトナーの漏れる程度を上述の進入試験と同様に評価した。
表1から、0.2〜0.7mmの隙間Sが確保されていれば、トナーの漏れを効果的に防止できていることがわかる。ここで、隙間Sは、ブレ−ド53に対する第1シール部材117の貼着位置を変化させることにより変化させた。
(3) また、ブレード53には、第1圧接部110の幅方向内側に切欠部109が形成されている。そのため、対向部分124の隙間S内を循環して、現像ローラ39の幅方向両端部の内側方向へ放出されたトナーを、その切欠部109に受け入れて、さらなる流動を確保することができる。その結果、トナーの漏れを、より確実に防止することができる。
(4) さらに、切欠部109は、第2シール部材118と幅方向において間隔X1を隔てて配置されている。そのため、対向部分124の隙間S内を循環して、現像ローラ39の幅方向両端部の内側方向へ放出されたトナーは、さらにその内側方向に沿って流動した後、切欠部109に受け入れられる。その結果、現像ローラ39の幅方向両端部においてトナーが滞留することを、より確実に防止することができる。
(5) また、この現像カートリッジ27では、各第2シール部材118の露出部分125が、現像ローラ39の幅方向両端部によって、非押圧時の厚みに対して2/3以下の厚みとなるように、押圧されている。そのため、各第2シール部材118の露出部分125と現像ローラ39の幅方向両端部との間に隙間が生じることを防止することができる。その結果、各第2シール部材118の露出部分125と現像ローラ39の幅方向両端部との間からのトナーの漏れを防止することができる。
(5) また、この現像カートリッジ27において、トナー収容室43に収容されるトナーの平均粒子径が10μm以下であるため、サイドシール116と圧接ゴム54との隣接部分から漏れやすくなるが、上記構成では、そのようなトナーの漏れを、簡易な構成により、効果的に防止することができる。
(6) また、この現像カートリッジ27において、トナー収容室43に収容されるトナーの円形度は、0.95以上であり、流動性が良好であるため、対向部分124の隙間S内における循環を、より一層確保することができる。そのため、トナーの漏れを、より一層、効果的に防止することができる。
(7) そして、このような現像カートリッジ27を備えるドラムユニット25およびレーザプリンタ1では、トナーの漏れを効果的に防止することができる。
4.変形例
上記の説明では、画像形成装置として、タンデム型のカラーレーザプリンタを例示したが、本発明の現像装置(現像カートリッジ)が装着される画像形成装置は、上記に限定されることなく、たとえば、各色の現像剤像を各像担持体から一旦中間転写体に転写し、その後、記録媒体に一括転写する中間転写型のカラーレーザプリンタや、モノクロレーザプリンタなどが含まれる。
モノクロレーザプリンタには、本発明の現像装置(現像カートリッジ)が、像担持体(感光ドラム)を備える像担持体装置(ドラムユニット)に着脱自在に装着され、その像担持体装置(ドラムユニット)が、定着手段(定着部)を備える画像形成装置に着脱自在に装着されるモノクロレーザプリンタが含まれる。また、モノクロレーザプリンタには、本発明の現像装置(現像カートリッジ)が、像担持体(感光ドラム)および定着手段(定着部)を備える画像形成装置に着脱自在に装着されるモノクロレーザプリンタが含まれる。
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図1に示すカラーレーザプリンタのドラムサブユニットの断面図である。 現像カートリッジの斜視図である。 現像カートリッジ(現像ローラ装着状態)の底面図である。 現像カートリッジ(現像ローラ離脱状態)の底面図である。 現像カートリッジ(現像ローラ離脱状態)の斜視図である。 図4のA−A線断面図である。 図4のB−B線断面図である。 図4のC−C線断面図である。 図4のD−D線断面図である。 特許文献1に記載される現像カートリッジ(現像ローラ離脱状態)の正面図である。 図11に示す現像カートリッジの断面図である。
符号の説明
1 レーザプリンタ
3 用紙
23 定着部
25 ドラムユニット
27 現像カートリッジ
29 感光ドラム
36 現像フレーム
39 現像ローラ
40 層厚規制ブレード
41 開口部
53 ブレード
54 圧接ゴム
109 切欠部
110 第1圧接部
116 サイドシール
117 第1シール部材
118 第2シール部材
119 第1下流側部分
120 第1上流側部分
121 第2下流側部分
122 第1上流側部分
123 被覆部分
124 対向部分
125 露出部分

Claims (9)

  1. 現像剤を収容し、長手方向に延びる開口部が形成されている筐体と、
    前記開口部から露出するように前記筐体に回転可能に設けられ、現像剤を担持する現像剤担持体と、
    前記開口部において前記長手方向の両端部に配置され、前記筐体外への現像剤の漏れを防止するための漏れ防止部材と、
    前記現像剤担持体の表面を圧接して、前記現像剤担持体の表面に現像剤の薄層を形成するための層厚規制部材と
    を備え、
    前記層厚規制部材は、
    各前記漏れ防止部材と重なる位置まで前記長手方向に沿って延び、薄板形状に形成され、前記長手方向の直交方向と同一方向である前記現像剤担持体の回転方向の下流側端部が前記筐体に固定され、前記回転方向の上流側端部が自由端となる薄板部材と、
    前記薄板部材の自由端において、前記長手方向に延びるように設けられ、前記現像剤担持体に対して近接する方向に向かって突出する突出部材と
    を備え、
    前記漏れ防止部材は、前記回転方向に沿って配置される第1シール部材および第2シール部材を備え、
    前記第1シール部材は、
    前記薄板部材における前記現像剤担持体と対向する表面側に設けられ、前記突出部材と前記長手方向において隣接配置されている第1下流側部分と、
    前記第1下流側部分から連続して、前記第1下流側部分よりも前記回転方向の上流側に延びる第1上流側部分と
    を備え
    前記第2シール部材は、
    前記薄板部材における前記現像剤担持体と対向しない裏面側に設けられ、前記第1下流側部分と、前記第1下流側部分と隣接配置されている前記突出部材の隣接部分とに、前記薄板部材を介して対向する第2下流側部分と、
    前記第2下流側部分から連続して、前記第2下流側部分よりも前記回転方向の上流側に延び、
    前記第1上流側部分に被覆される被覆部分と、
    前記被覆部分と前記長手方向において隣接配置され、前記突出部材の隣接部分と前記回転方向において対向配置される対向部分と、
    前記被覆部分および前記対向部分よりも前記回転方向の上流側に延びる露出部分とを一体的に備える第2上流側部分と
    を備えていることを特徴とする、現像装置。
  2. 前記第2シール部材において、前記第2上流側部分の前記対向部分には、前記長手方向に対して直交する断面において、0.2〜0.7mmの隙間が形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記薄板部材には、前記長手方向における前記突出部材の隣接部分に対する前記第1下流側部分の反対側に、前記自由端の端縁から前記回転方向の下流側に向かって切り欠かれる切欠部が、前記第2シール部材と前記長手方向において間隔を隔てて形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記第2シール部材の前記露出部分が、前記現像剤担持体の長手方向端部によって、非押圧時の厚みに対して2/3以下の厚みとなるように、押圧されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 前記現像剤の平均粒子径が、10μm以下であることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 前記現像剤の円形度が、0.95以上であることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置と、
    前記現像装置の前記現像剤担持体に担持されている現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像が担持される像担持体と
    を備えていることを特徴とする、像担持体装置。
  8. 請求項7に記載の像担持体装置と、
    前記像担持体装置の前記像担持体に担持されている現像剤像を、記録媒体に定着させるための定着手段と
    を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  9. 請求項1ないし6のいずれかに記載の現像装置と、
    前記現像装置の前記現像剤担持体に担持されている現像剤が供給され、静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像が担持される像担持体と、
    前記像担持体に担持されている現像剤像を、記録媒体に定着させるための定着手段と
    を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
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