JP2008049538A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、径の小さいドットの形成位置のずれを抑制し、画像の悪化を軽減することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、第1のドットと前記第1のドットよりも径の小さな第2のドットとを記録媒体に記録する記録装置であって、前記第2のドットの記録解像度は、前記第1のドットの記録解像度よりも低いことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、体積の異なるインク滴を吐出し、異なる径のドットを記録媒体に記録する記録装置に関する。
インクジェット記録装置は、記録ヘッドに配列された多数のインク吐出口から各色のインク滴を吐出し画像を記録する。また、従来から体積の異なるインク滴を吐出することにより、径の異なるドットを記録媒体に形成するインクジェット記録装置が知られている。例えば、特許文献1には、径の小さい小ドットを径の大きい大ドットよりも高解像度で記録媒体に形成する内容が開示されている。
特開平8−11298号公報
図1に、各階調値に対する1画素でのドットの配置パターンの模式図を示す。図1(B)には、大ドット100及び小ドット101を形成する際、各階調値を表現するための1画素におけるドット配置の一例を示す。横軸が各階調値に対応しており、左から右へと移動するにつれて、高い階調値となっている。また、各階調値を示す横軸の上部には、1画素に配置されるドットを模式的に図示している。図1(B)では、特許文献1のように、大ドット100及び小ドット101を用いて、小ドット101を大ドット100よりも高解像度で形成する際のドット配置を示している。
このような各階調値に対するドット配置パターンにより、最高の階調値では、大ドットを用いて1画素を埋め尽くすように構成され、高い記録濃度を実現できる。また、中間域で多数の階調レベルを表現することが可能となり、粒状感のない画像を得ることが出来る。
しかし、インクジェット記録装置では、インク滴の吐出に沿って気流が発生し、その気流の影響でインク滴の着弾位置にずれが生じ、画像の悪化を招くことがある。特に、高解像度記録を行うと、単位時間あたりのインク吐出数が多くなるため大きな気流が生じ、気流の影響による画像の悪化の程度が大きくなる。また、小インク滴は重量が小さく、大インク滴に比べて気流の影響を受けやすい。
そのため、特許文献1に記載のように径の小さいドットを高解像度で形成する構成においては、気流の影響によってドットの形成位置にずれが生じやすく、画像の悪化を招きやすいという問題があった。
上述の課題を解決するための本発明は、第1のドットと前記第1のドットよりも径の小さな第2のドットとを記録媒体に記録する記録装置であって、前記第2のドットの記録解像度は、前記第1のドットの記録解像度よりも低いことを特徴とする。
本発明によれば、径の小さいドットの形成位置のずれを抑制し、画像の悪化を軽減することが可能となる。
(本発明の特徴)
本発明は、大ドット(第1のドット)と小ドット(第2のドット)を記録媒体に形成し画像を記録するに際し、小ドットを大ドットよりも低い解像度で形成することを特徴とする。すなわち、大ドットをNdpi(1200dpi)の解像度で、小ドットをMdpi(M<N)(600dpi)の解像度で形成するのである。実施するための一例として、後ほど詳しく述べるが、図1(A)に示すように各階調値に対して、大ドット及び小ドットの1画素でのドット配置を決定し、大ドット及び小ドットを記録する方法がある。
さらに、本発明は、大ドットと小ドットに加えて、大ドットよりも径が小さく、小ドットよりも径が大きい中ドット(第3のドット)を用いて画像を記録することもできる。このとき、
(1)中ドットと小ドットを低解像度で、大ドットを高解像度で形成する
(2)小ドットを低解像度で、大ドットと中ドットを高解像度で形成する
(3)大ドット、中ドット、小ドットの順で解像度を低くして形成する
のいずれかの構成により、画像を記録することが好ましい。
以上のような構成によって、本発明は、径の小さいドットの形成位置のずれを抑制し、画像の悪化を軽減できるという効果を奏する。
(第1の実施形態)
[装置構成]
図2は、本実施形態に適用可能なインクジェット記録装置の外観斜視図である。インクジェット記録装置1は、インクジェット方式に従ってインク滴を吐出して記録を行う記録ヘッド3を搭載したキャリッジ2に、キャリッジモータ12によって発生する駆動力を伝達機構4より伝え、キャリッジ2を矢印A方向に往復移動させる。さらに、このキャリッジ2の往復移動とともに、給紙機構5を介して記録紙などの記録媒体11を給紙し、記録位置まで搬送し、この記録位置において記録ヘッド3から記録媒体11にインク滴を吐出することで記録を行う。
また、記録ヘッド3の状態を良好に維持するため、キャリッジ2を回復装置10の位置まで移動させ、間欠的に記録ヘッド3の吐出回復処理を行う。
キャリッジ2には、記録ヘッド3が搭載されるのみならず、記録ヘッド3に供給するインクを貯留するインクカートリッジ6が装着される。インクカートリッジ6は、キャリッジ2に対して着脱自在になっている。
インクジェット記録装置1は、カラー記録が可能な構成となっている。キャリッジ2には、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のインクを収容した4つのインクカートリッジ6が搭載されている。これら4つのインクカートリッジ6は、それぞれ独立に着脱可能である。
また、キャリッジ2と記録ヘッド3は、両部材の接合面が適正に接触されて所要の電気的接続を達成維持できるようになっている。記録ヘッド3は、記録信号に応じて記録素子にエネルギーを印加することにより、複数のインク吐出口からインク滴を選択的に吐出する。特に、本実施形態の記録ヘッド3は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット方式を採用している。記録ヘッド3は、記録素子として熱エネルギーを発生するための電気熱変換体を備え、その電気熱変換体に印加される電気エネルギーが熱エネルギーへと変換され、その熱エネルギーをインクに与える。これにより生じる膜沸騰によって気泡の成長、収縮が発生し、このときの圧力変化を利用してインク吐出口よりインク滴を吐出する。この電気熱変換体は、各インク吐出口のそれぞれに対応して設けられ、記録信号に応じて対応する電気熱変換体にパルス電圧を印加することによって対応するインク吐出口からインクを吐出する。
図2のように、キャリッジ2は、キャリッジモータ12の駆動力を伝達する伝達機構4の駆動ベルト7の一部に連結されており、ガイドシャフト13に沿って矢印A方向に摺動自在に案内支持されるようになっている。従って、キャリッジ2は、キャリッジモータ12の正転及び逆転によってガイドシャフト13に沿って往復移動する。また、キャリッジ2の移動方向(矢印A方向)に沿って、キャリッジ2の絶対位置を示すためのスケール8が備えられている。本実施形態では、スケール8は透明なPETフィルムに必要なピッチで黒色のバーを印刷したものを用いており、その一方はシャーシ9に固着され、他方は板バネ(不図示)で支持されている。
インクジェット記録装置1には、記録ヘッド3の吐出口(不図示)が形成された吐出口面に対向して、プラテン(不図示)が設けられている。キャリッジモータ12の駆動力によって記録ヘッド3を搭載したキャリッジ2が往復移動されると同時に、記録ヘッド3に記録信号を与えてインクを吐出することによって、プラテン上に搬送された記録媒体11の全幅にわたって、記録が行われる。
[データ処理の流れ]
図3は、本実施形態のインクジェット記録装置1に係るプリントシステムの構成を示すブロック図である。本実施形態のプリントシステムは、図3のインクジェット記録装置1と、インクジェット記録装置1で記録を行うためのデータを提供するホスト装置14とを有して構成されるものである。
ホスト装置14のオペレーティングシステムで動作するプログラムには、アプリケーションやプリンタドライバがある。アプリケーション15は、インクジェット記録装置1で印刷する画像データを作成する処理を実行する。この画像データ、若しくはその編集等がなされる前のデータは、種々の媒体を介してホスト装置14に取り込むことができる。取り込まれたデータは、ホスト装置14のモニタに表示されてアプリケーション15を介した編集、加工等がなされ、例えばsRGB規格の画像データR、G、Bが作成される。そして、印刷の指示に応じて、この画像データがプリンタドライバに渡される。
プリンタドライバは、その処理として、前段処理16、後段処理17、γ補正18、ハーフトーニング19、および印刷データ作成20を行う。まず、前段処理16で色域(Gamut)のマッピングを行う。前段処理16は、8ビットの画像データR、G、Bをインクジェット記録装置1の色域内のデータR、G、Bに変換するデータ変換を行う。この処理では、sRGB規格の画像データR、G、Bによって再現される色域をインクジェット記録装置1によって再現される色域内に写像する関係を内容とする3次元LUTを用い、これに補間演算を併用する。後段処理17は、上記色域のマッピングがなされたデータR、G、Bに基づき、このデータが表す色を再現するインクの組み合わせに対応した色分解データK、C、M、Yを求める処理を行う。この処理は、前段処理と同様に、3次元LUTに補間演算を併用して行う。γ補正18は、後段処理17によって求められた色分解データの各色のデータごとに、その階調値変換を行う。具体的には、インクジェット記録装置1の各色インクの階調特性に応じた1次元LUTを用いることにより、上記色分解データがインクジェット記録装置1の階調特性に線形的に対応づけられるような変換を行う。ハーフトーニング19は、8ビットの色分解データK、C、M、Y夫々について3ビットのデータに変換する量子化を行う。ここでは、誤差拡散法を用いて8ビットデータを3ビットデータに変換する。この3ビットデータは、記録装置におけるドット配置のパターン化処理における配置パターンを示すためのインデックスデータである。最後に、印刷データ作成処理20によって、上記3ビットのインデックスデータ(階調値情報)を内容とする印刷イメージデータに、印刷制御情報を加えた印刷データを作成する。なお、上述したアプリケーションおよびプリンタドライバの処理は、それらのプログラムに従ってCPUにより行われる。その際、プログラムはROMもしくはハードディスクから読み出されて用いられ、また、その処理実行に際してRAMがワークエリアとして用いられる。
インクジェット記録装置1は、データ処理に関してドット配置パターン化処理21およびマスクデータ変換処理22を行う。ドット配置パターン化処理21は、実際の印刷画像に対応する画素ごとに、印刷イメージデータである3ビットのインデックスデータに対応したドット配置パターンに従ってドット配置を行う。このように、3ビットデータで表現される各画素に対し階調値に対応したドット配置パターンを割当てることで、画素内の複数の基本画素各々にドットのオン・オフが定義され、基本画素ごとに「1」または「0」の吐出データ(2値データ)が配置される。このようにして得られる1ビットの吐出データは、マスクデータ変換処理22によってマスク処理がなされる。すなわち、記録ヘッド3による所定幅の走査領域の記録を複数回の走査で完成するための各走査の吐出データを、それぞれの走査に対応したマスクを用いた処理によって生成する。走査ごとの吐出データK、C、M、Yは、適切なタイミングでヘッド駆動回路23に送られ、これにより、記録ヘッド3が駆動されて吐出データに従ってそれぞれのインクが吐出される。なお、記録装置における上述のドット配置パターン化処理21やマスクデータ変換処理22は、それらに専用のハードウエア回路を用い、インクジェット記録装置1の制御部を構成するCPUの制御の下に実行される。なお、これらの処理がプログラムに従ってCPUにより行われてもよく、また、上記処理がホスト装置14における、例えば、プリンタドライバによって実行されるものでもよく、これら処理の形態が問われるものではない。
ここで、本明細書に用いる用語について説明しておく。本明細書において、画素とは、n個(nは0以上の整数)のドットにより、階調表現を行うことが出来る最小の領域のことである。基本画素は、上述の画素を区画して得られる領域であって、ドットの打つ・打たないが定められる領域である。この基本画素のサイズは、ドットが形成される記録解像度に応じて決定されるもので、例えばドットの記録解像度が1200dpiであれば、そのときの基本画素のサイズは1/1200inchとなる。
[時分割駆動]
次に、図4を用いて時分割駆動方式について説明する。記録ヘッド3の各インク吐出口に対応して設けられた記録素子を同時に駆動すると、大きな電流が発生し、電圧降下が大きくなる。そこで、一般のインクジェット記録装置では、インク吐出口を複数のブロックに分割して、それぞれのブロックでインク吐出口に設けられた記録素子を順次駆動する構成(時分割駆動方式)を採用している。このように、時分割駆動方式とは、インク吐出口に対応して配された複数の記録素子の中から離散した位置の記録素子を単位として選択し、この単位で記録素子を時分割駆動するものである。
図4は、時分割駆動方式の一例を示す図である。図4(A)の記録ヘッド3は、インク吐出口33が256個配列したインク吐出口列を有している。ここでは説明の簡略化のために、記録ヘッド3が1列のインク吐出口列から成る構成を用いて説明を行う。まず、同図で上側に示されるインク吐出口33から順に、16個のインク吐出口33を1つのブロックとして、インク吐出口列をブロック1からブロック16に分割する。さらに、各ブロックの中でインク吐出口33を1番から16番までの番号を仮想的に付ける。そして、各ブロックの1番から16番までの仮想的な番号を吐出順番とし、所定時間おきに1番から16番のインク吐出口33に対応した記録素子(不図示)を駆動し、順番にインク滴を吐出していく。
図4(B)は、記録ヘッド3を走査方向に走査させながら、時分割駆動方式によってインク滴を吐出させた際、ブロック1の16個のインク吐出口33によって記録媒体上に形成されるドットの様子を表している。同図に実線で示す領域は、基本画素の走査方向のサイズを模式的に示すものである。1番のインク吐出口33から形成されるドット23と16番のインク吐出口から形成されるドットは、同じ基本画素に収められるように形成される。
[ヘッド構成]
図5は、本実施形態に係る記録ヘッド3におけるインク吐出口33の構成を示した図である。本実施形態の記録ヘッド3は、各色に対してインク吐出口33の径が異なる2つのインク吐出口列を有し、体積の異なる2種類のインク滴を吐出可能な構成を成している。
記録ヘッド3は、K、C、M、Yの各色について、インク吐出量が5pl、1plの2種類のインク滴を吐出して、大ドット及び小ドットを形成可能な3つのインク吐出口列を有している。記録ヘッド3には、K、C、M、Yの各色について、大ドットを形成するインク吐出口列41、42、43、44、小ドットを形成するインク吐出口列45、46、47、48が備わっている。また、各色それぞれのインク吐出口列は、共通の液室(不図示)に連通している。ここで、各インク吐出口列は、1/1200inch間隔(副走査方向の解像度が1200dpi)で、256個のインク吐出口33が配置された構成となっている。
本実施形態のインクジェット記録装置1では、5plの大ドットのインク吐出口列41、42、43、44に配された記録素子を1200dpiの解像度で駆動し、対応するインク吐出口33から大きな体積のインク滴を吐出する。また、1plの小ドットのインク吐出口列45、46、47、48に配された記録素子を600dpiの解像度で駆動し、対応するインク吐出口33から小さな体積のインク滴を吐出する。
[ドット配置]
図6は、本実施形態において、大ドット、小ドットそれぞれについて、6値のインデックスデータの各階調値(0〜5)に対応するドット配置パターンを示している。ここで、同図(A)の中で示されている「1」と「0」はインク滴の吐出、非吐出を示している。本実施形態では、階調表現はK、Y、M、Cの色分解データから変換されたインデックスデータの階調値に基づいて、1画素に対するドットの配置パターンを決定している。
図6(A)において、各ドット配置パターンは縦方向がインク吐出口33の配列方向、横方向が走査方向に対応している。インク吐出口33の配列方向については、大ドット、小ドットとも1200dpi、走査方向については、大ドットが1200dpi、小ドットが600dpiの解像度で形成される。したがって、大ドットの方が小ドットよりも走査方向に高い記録密度で配置されることになる。図6(A)のように、大ドットは、1画素を縦方向、横方向にそれぞれ2分割した4つの基本画素に対して配置され、小インク滴は、1画素を縦方向に2分割した2つの基本画素に対して配置される。
本実施形態では、K、Y、M、Cの全色について、6値のインデックスデータに基づいて、大ドットと小ドットの1画素のドット配置を決定している。しかし、文字に使われることの多いブラック、視認性の低いイエローなど、高い階調特性を必要としない色については、図6(B)のように、4値のインデックスデータに基づいて大ドットのみを形成するようにしても良い。このように本実施形態において、小ドットを大ドットよりも低解像度に形成する構成は、全色に適用されることは必須ではなく、少なくとも1色について上記構成が適用されればよい。
以上のように本実施形態によれば、小ドットの解像度を大ドットよりも低く設定しているため、小ドットの形成位置のずれを抑制し、画像の悪化を軽減することが可能となる。さらに、図1(B)のような従来例に比べデータ量を減らすことも出来る。
(第2の実施形態)
つぎに、本発明の第2の実施形態について説明を行う。第1の実施形態と同様の構成については、その説明を省略し、同一の部材については同一の符号を付して説明を行う。
図7に、本実施形態における記録ヘッド3の構成について示す。第1の実施形態では、大小のインク滴に対応して、それぞれ径の異なるインク吐出口33を備えた構成を示した。これに対し、本実施形態では、記録ヘッド3が、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色に対して、それぞれインク吐出口33の径が等しいインク吐出口列51、52、53、54を備えている。これらのインク吐出口列の各インク吐出口33から吐出するインク滴の体積を、ピエゾ方式によって大インク滴と小インク滴とに打ち分ける方法を示す。
ピエゾ方式は、印加された電圧に対応して結晶構造の歪みを生じるピエゾ素子の機械的なエネルギーによって、インクを吐出する方法である。一般に、ピエゾ方式によるインク滴の体積の変更は、ピエゾ素子に対する駆動波形を変更することによって行われる。図8に、インク滴を吐出する際の駆動波形について示す。同図において、区間d1の破線のように、ピエゾ素子を低電位状態にするときの電位の変化を急激にすると、インクのメニスカスがインク吐出口の内側に大きく凹むため、小インク滴を吐出できるようになる。逆に、区間d2の実線のように、時間をかけて低電位の状態に変化させると、メニスカスの変動が少なく、大インク滴が吐出できるようになる。
本実施形態では、各色に対して径が等しいインク吐出口が配列したインク吐出口列から、ピエゾ方式によってインク滴の体積を変化させて記録するインクジェット記録装置において、小ドットの走査方向に対する解像度を大ドットに比べて低く設定した。この構成によれば、小ドットの形成位置のずれを抑制し、画質の悪化を軽減することが出来る。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態について説明を行う。第2の実施形態までに説明した構成については、その説明を省略し、同一の部材については同一の符号を付して説明を行う。
本実施形態のインクジェット記録装置1は、体積の異なる3種類のインク滴を吐出可能な記録ヘッド3を有している。記録ヘッド3は、各色に対してインク吐出口33の径が異なる3つのインク吐出口列を有し、体積の異なる3種類のインク滴を吐出可能な構成を成している。
図9は、本実施形態の記録ヘッド3について、インク吐出口33の構成を示した図である。記録ヘッド3は、K、C、M、Yの各色について、インク吐出量が5pl、2pl、1plの3種類のインク滴を吐出して、大ドット、中ドット及び小ドットを形成可能な3つのインク吐出口列を有している。記録ヘッド3には、K、C、M、Yの各色について、大ドットを形成するインク吐出口列61、62、63、64、中ドットを形成するインク吐出口列65、66、67、68、小ドットを形成するインク吐出口列69、70、71、72が備わっている。また、各色における3つのインク吐出口列は共通の液室(不図示)に連通している。
本実施形態では、大ドットを形成するための5plのインク吐出口列に配された記録素子を、1200dpiの解像度で駆動する。一方、中ドット及び小ドットを形成する2pl、1plのインク吐出口列に配された記録素子を600dpiの解像度で駆動して画像を記録する。このように、中ドット及び小ドットの走査方向の解像度を大ドットの解像度よりも低く設定している。
図10は、8値のインデックスデータの各階調値(0〜7)に対応する大ドット、中ドット及び小ドットのドット配置パターンを示している。同図のように、走査方向に対して大ドットを1200dpiで、中ドット及び小ドットを600dpiの解像度で形成しているので、大ドットの方が中ドット及び小ドットよりも走査方向に高い記録密度で配置される。図10では、大ドットは、1画素を縦方向、横方向にそれぞれ2分割した4つの基本画素に対して配置され、中ドット及び小ドットは、1画素を縦方向に2分割した2つの基本画素に対して配置される。
なお、本実施形態においても、文字に使われることの多いブラック、視認性の低いイエローなど、高い階調特性を必要としない色については、図6(B)に示したように4値のインデックスデータに基づいて大ドットのみを形成するようにしても良い。このように、本実施形態において、中ドット及び小ドットを大ドットよりも低い解像度で形成する構成は全ての色について適用される必要はなく、少なくとも1色について適用されればよい。
以上のように、本実施形態によれば、中ドット及び小ドットの走査方向の解像度を大ドットの解像度よりも低く設定しているため、中ドット及び小ドットの形成位置のずれを抑制し、画像の悪化を軽減することが可能となる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態について説明を行う。第3の実施形態までに説明した構成については、その説明を省略し、同一の部材については同一の符号を付して説明を行う。
本実施形態のインクジェット記録装置1は、第3の実施形態と同様に、図8に示されるような体積の異なる3種類のインク滴を吐出可能な記録ヘッド3を有している。
本実施形態では、大ドットを形成するための5plのインク吐出口列61、62、63、64及び中ドットを形成するための2plのインク吐出口列65、66、67、68に配された記録素子を1200dpiの解像度で駆動する。一方、小ドットを形成する1plのインク吐出口列69、70、71、72に配された記録素子を600dpiの解像度で駆動する。このように、小ドットの走査方向の解像度を大ドット及び中ドットの解像度よりも低く設定している。
図11は、8値のインデックスデータの各階調値(0〜7)に対応する大ドット、中ドット及び小ドットのドット配置パターンを示している。同図のように、大ドット及び中ドットを走査方向に対して1200dpiの解像度で、小ドットを600dpiの解像度で形成しているので、大ドットの方が中小ドットよりも走査方向に高い記録密度で配置されるようになっている。図11では、大ドット及び中ドットは1画素を縦方向、横方向にそれぞれ2分割した4つの基本画素に対して配置され、小ドットは1画素を縦方向に2分割した2つの基本画素に対して配置される。
なお、本実施形態においても、文字に使われることの多いブラック、視認性の低いイエローなど、高い階調特性を必要としない色については、図6(B)に示したように4値のインデックスデータに基づいて大ドットのみを形成するようにしても良い。このように、本実施形態においては、小ドットを大ドット及び中ドットよりも低い解像度で形成する構成は全ての色について適用される必要はなく、少なくとも1色について適用されればよい。
以上のように、本実施形態によれば、小ドットの走査方向の解像度を大ドット及び中ドットの解像度よりも低く設定しているため、小ドットの形成位置のずれを抑制し、画像の悪化を軽減することが可能となる。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態について説明を行う。第4の実施形態までに説明した構成については、その説明を省略し、同一の部材については同一の符号を付して説明を行う。
本実施形態のインクジェット記録装置1は、第3、第4の実施形態と同様に、図8に示されるような体積の異なる3種類のインク滴を吐出可能な記録ヘッド3を有している。
本実施形態では、大ドットを形成するための5plのインク吐出口列61、62、63、64に配された記録素子を2400dpiの解像度で駆動する。また、中ドットを形成するための2plのインク吐出口列65、66、67、68に配された記録素子を1200dpiの解像度で駆動する。そして、小ドットを形成する1plのインク吐出口列69、70、71、72に配された記録素子を600dpiの解像度で駆動する。このように、インクジェット記録装置1は、径の小さいドットほど低い解像度で形成されるように構成されている。
図12は、8値のインデックスデータの各階調値(0〜7)に対応する大ドット、中ドット及び小ドットのドット配置パターンを示している。同図のように、大ドットを走査方向に対して2400dpi、中ドットを1200dpi、小ドットを600dpiの解像度で形成している。そのため、大ドットの方が中ドット及び小ドットよりも走査方向に高い記録密度で配置されるようになっている。図12では、大ドットは1画素を縦方向に4分割、横方向に2分割した8つの基本画素に対して配置され、中ドットは1画素を縦方向、横方向にそれぞれ2分割した4つの基本画素に対して配置される。また、小ドットは1画素を縦方向に2分割した2つの基本画素に対して配置される。
また、本実施形態においても、文字に使われることの多いブラック、視認性の低いイエローなど、高い階調特性を必要としない色については、図6(B)に示したように4値のインデックスデータに基づいて大ドットのみを形成するようにしても良い。このように、本実施形態においては、径の小さいドットほど解像度を低くする構成は全ての色について適用される必要はなく、少なくとも1色について適用されればよい。
以上のように、本実施形態によれば、径の小さいドットの解像度ほど低く設定しているため、小ドットの形成位置のずれを抑制し、画像の悪化を軽減することが可能となる。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態について説明を行う。第5の実施形態までに説明した構成については、その説明を省略し、同一の部材については同一の符号を付して説明を行う。
図13は、本実施形態における記録ヘッド3の構成を示している。記録ヘッド3は、K、C、M、Yの各色について、インク吐出量が5pl、2pl、1plの3種類のインク滴を吐出して、大ドット、中ドット及び小ドットを形成可能な3つのインク吐出口列を有している。記録ヘッド3には、K、C、M、Yの各色について、大ドットを形成するインク吐出口列81、82、83、84、中ドットを形成するインク吐出口列85、86、87、88、小ドットを形成するインク吐出口列89、90、91、92が備わっている。
大ドットの走査方向に対する解像度は、中小ドットよりも高くなるように設定されている。具体的には、大ドットが走査方向に1200dpiの解像度で形成され、中ドット及び小ドットは600dpiの解像度で形成される。
また、記録ヘッド3は、インク滴を吐出するため各インク吐出口33に対応して、記録素子としてのヒータ(不図示)を備えている。各インク吐出口33付近のインクは、このヒータによって急激に加熱され、発生した気泡によってインク吐出口33から吐出される。
この記録ヘッド3で特徴的なのは、各色の中ドット及び小ドットのインク吐出口列のヒータに対して、共通配線部99を備えた構成となっていることである。中ドット及び小ドットのインク吐出口に設けられたヒータに対して、共通配線部99を介して駆動信号となるパルス状の電流を与え、発生する気泡の作用でインク滴を吐出する構成となっている。なお、大ドットのインク吐出口列のヒータに設けられた配線部98は、独立して構成されている。
図14は、大ドット、中ドット及び小ドットの各インク吐出列で、1ブロック16個のインク吐出口33に対応して配されたヒータに供給される駆動信号を示したものである。大ドットは1200dpiの解像度で形成されるため、大ドットのインク吐出口に配された1番から16番のヒータに1200dpiの解像度に合わせて、順次駆動信号が供給されていく。一方、中ドット及び小ドットは600dpiの解像度で形成されるため、大ドットのインク吐出口列のヒータに供給される駆動信号の2周期の間に、1番から16番の1周期分の駆動信号が中ドット及び小ドットのヒータに供給される。
中ドット及び小ドットのヒータに供給するための配線部は共通となっており、中ドット及び小ドットに応じた記録信号を同時に供給することは出来ない。そこで、図10にあるように中ドットのインク吐出口列のヒータに供給される駆動信号と、小ドットのインク吐出口列のヒータに供給される駆動信号とは、タイミングをずらして交互に供給される。なお、大ドットのインク吐出口列のヒータに対して設けられた配線部98は独立して構成されており、所定の解像度で各インク吐出口からインクを吐出することが可能となる。
この構成では、第3の実施形態の図10と同様に、8値のインデックスデータの各階調値(0〜7)に対応する大ドット、中ドット及び小ドットのドット配置パターンを適用することが出来る。
本実施形態では、中ドット及び小ドットの走査方向の解像度を大ドットの解像度よりも低く設定しており、中ドット及び小ドットの着弾位置のずれを抑制し、画像の悪化を軽減することが可能となる。さらには、中ドット及び小ドットを形成するためのインク吐出口列のヒータに対して共通配線部99を備えており、配線数を少なくすることができる。
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態について説明を行う。第6の実施形態までに説明した構成については、その説明を省略し、同一の部材については同一の符号を付して説明を行う。
本実施形態における記録ヘッド3は、図13に示すように、第6の実施形態と同様の構成となっている。K、C、M、Yの各色について、インク吐出量が5pl、2pl、1plの3種類のインク滴を吐出して、大ドット、中トッド及び小ドットを形成可能な3つのインク吐出口列を有している。それぞれのドットの走査方向に対する解像度は、ドットの径が小さくなるにつれて低くなるように設定されている。具体的には、走査方向に対して大ドットが2400dpi、中ドットが1200dpi、小ドットが600dpiの解像度で形成される。
記録ヘッド3は、中ドット及び小ドットのインク吐出口列のヒータに対して、共通配線部99を備えた構成となっている。また、大ドットのインク吐出口列のヒータに設けられた配線部98は、独立して構成されている。
図15に、大ドット、中ドット及び小ドットの各インク吐出列に配されたヒータに供給される駆動信号を示す。大ドットのインク吐出口に配されたヒータには、2400dpiの解像度に合わせて順次駆動信号が供給される。一方、中ドット及び小ドットのヒータに供給するための配線部は共通となっており、中ドット及び小ドットに応じた記録信号を同時に供給することは出来ない。そこで、1200dpiの解像度で形成される中ドットのヒータに供給される駆動信号と、600dpiの解像度で形成される小ドットのインク吐出口列のヒータに供給される駆動信号とをタイミングをずらして交互に供給している。なお、大ドットのインク吐出口列のヒータに対して設けられた配線部98は独立して構成されており、所定の解像度で各インク吐出口からインクを吐出することが可能となる。
この構成では、第5の実施形態の図12と同様に、8値のインデックスデータの各階調値(0〜7)に対応する大ドット、中ドット及び小ドットのドット配置パターンを適用することが出来る。
本実施形態では、ドットの径が小さくなるにしたがって解像度が低くなるように設定しているため、小ドットの形成位置のずれを抑制し、画像の悪化を軽減することが可能となる。さらには、中ドット及び小ドットを形成するためのインク吐出口列のヒータに対して共通配線部99を備えており、配線数を少なくすることができる。
(実施形態の補足)
以上の実施形態での説明では、インクジェット記録装置1として、時分割駆動方式によってインク滴を吐出し画像を記録する構成を示した。本発明において、必ずしも時分割駆動方式を採用する必要はない。
時分割駆動方式を採用すると、所定の時間差で各インク吐出口から順次インク滴を吐出するため、各インク吐出口から形成されるドットの位置に走査方向のずれが存在し、画像の悪化の原因となる。図4(B)を用いて詳しく説明すると、1番のインク吐出口から形成されるドット31と16番のインク吐出口から形成されるドット32は、走査方向に対して距離L離れて存在し、また同じ基本画素に収められるように形成される。このように、ドットが主走査方向に離れて形成されると、ドット配置のばらつきとなるため、この距離Lが大きいほど粒状感が目立ち、画像の悪化を招いてしまう。
距離Lは記録解像度に依存しており、主走査方向の解像度を高めて基本画素のサイズを小さくすれば距離Lも小さくなり、ドット配置のばらつきを抑制することが出来る。例えば、走査方向の解像度が600dpiであれば基本画素のサイズは1/600inch、走査方向の解像度が1200dpiであれば基本画素のサイズは1/1200inchとなるので、1200dpiにおける基本画素のサイズは600dpiの半分となる。
しかし、解像度が1200dpiの場合には600dpiに比べて半分のドット間隔でインク滴を吐出するか否かのデータを必要とするように、高い解像度でドットを形成すると画像データ量が多くなってしまう。そのため、全てのドットの形成において高い解像度を設定すると、それだけ多くの画像データ量が必要となってしまう。
本発明の第1〜7の実施形態では、大ドットを小ドットまたは小・中ドットに比べて高い解像度で形成する構成を成している。大ドットは、視覚的に認識されやすく、ドット配置のばらつきによる画質悪化に最も影響を与えるため、大ドットを小ドットに比べ高い解像度で形成することで、画質悪化を効果的に軽減できる。一方、小ドットは視覚的に認識されづらく、ドット配置のばらつきによる画質悪化をあまり引き起こさないので、小ドットを大ドットに比べて低い解像度に設定することで、全ドットを高い解像度で形成した時の画像データ量の増加を抑制することができる。
また、以上の実施形態では、大ドット及び小ドットの2つの異なる径のドットを用いた例、大ドット、中ドット及び小ドットの3つの異なる径のドットを用いた例を説明してきた。しかし、これらの構成に限らず4つ以上の径の異なるドットを記録可能な構成においても、本発明は適用できるものである。
上述の構成では、複数の径のドットのうち最も径の大きいドットを第1のドット(大ドット)、最も径の小さいドットを第2のドット(小ドット)として、第2のドットの解像度が第1のドットの解像度よりも低く設定する。この構成によれば、本発明の小さい径のドットの形成位置のずれを抑制して画像の悪化を軽減できるという効果を奏するものである。
(A)は本発明第1の実施形態における階調値に対するドット配置パターンを示す模式図であり、(B)は従来例における階調値に対するドット配置パターンを示す模式図である。 本発明に適用可能なインクジェット記録装置の外観斜視図である。 本発明に適用可能なプリントシステムを示すブロック図である。 本発明に適用可能な分割駆動方式の説明図である。 第1の実施形態における記録ヘッドの構成図である。 第1の実施形態におけるドット配置パターンの模式図である。 第2の実施形態における記録ヘッドの構成図である。 第2の実施形態におけるピエゾ方式による駆動波形を示す図である。 第3の実施形態における記録ヘッドの構成図である。 第3の実施形態におけるドット配置パターンの模式図である。 第4の実施形態におけるドット配置パターンの模式図である。 第5の実施形態におけるドット配置パターンの模式図である。 第6の実施形態における記録ヘッドの構成図である。 第6の実施形態における駆動信号を示す模式図である。 第7の実施形態における駆動信号を示す模式図である。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
33 インク吐出口
98 配線部
99 共通配線部
100 大ドット
101 小ドット

Claims (7)

  1. 第1のドットと前記第1のドットよりも径の小さな第2のドットとを記録媒体に記録する記録装置であって、
    前記第2のドットの記録解像度は、前記第1のドットの記録解像度より低いことを特徴とする記録装置。
  2. 前記記録装置は、前記第1のドットより径が小さくかつ前記第2のドットより径が大きい第3のドットをさらに用いて記録可能であり、
    前記第3のドットの記録解像度は、前記第1のドットの記録解像度より低く、かつ前記第2のドットの記録解像度と同一であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記記録装置は、前記第1のドットより径が小さくかつ前記第2のドットより径が大きい第3のドットをさらに用いて記録可能であり、
    前記第3のドットの記録解像度は、前記第1のドットの記録解像度と同一、かつ前記第2のドットの記録解像度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記記録装置は、前記第1のドットより径が小さくかつ前記第2のドットより径が大きい第3のドットをさらに用いて記録可能であり、
    前記第3のドットの記録解像度は、前記第1のドットの記録解像度より低く、かつ前記第2のドットの記録解像度よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  5. 前記記録装置は、前記第1のドットと前記第2のドットを含む径の異なる複数のドットを記録可能であって、
    前記第1のドットは前記径の異なる複数のドットのうち最大の径を有し、かつ前記第2のドットは前記複数のドットのうち最小の径を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の記録装置。
  6. 前記第1のドットを記録するための吐出口に対応して配された第1の記録素子、前記第2のドットを記録するための吐出口に対応して配された第2の記録素子及び前記第3のドットを記録するための吐出口に対応して配された第3の記録素子を有する記録ヘッドを用いて記録可能であって、
    前記第2の記録素子及び前記第3の記録素子に対して共通配線を有することを特徴とする請求項2または4に記載の記録装置。
  7. 前記第2の記録素子及び前記第3の記録素子は、交互に駆動されることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
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