JP2008047219A - Nand型フラッシュメモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】電流増加やプリチャージ時間の増加を抑えつつ、負側にも、しきい値の分布を形成することが可能なNAND型フラッシュメモリを提供する。
【解決手段】NAND型フラッシュメモリ100は、ロウデコーダ2により非選択とされたブロックのドレイン側選択ゲート線SGD、ソース側選択ゲート線SGSおよびP型半導体基板Psubを接地電位にする。さらに、非選択とされたブロックのセルのソース線CELSRC、p型ウェルPWELL、n型ウェルNWELL、およびセンスアンプ3により非選択とされたビット線(シールドビット線)BLoをVsを印可している間に、センスアンプ3により選択されたビット線BLeをVbに充電する。
【選択図】図8

Description

本発明は、NAND型フラッシュメモリに関するものである。
NAND型フラッシュメモリに代表されるように不揮発性メモリセルは高電界をかけ電子を酸化膜中にトラップさせてセルのしきい値を変化させることで書き込みを行う。また、そのしきい値の違いを利用して、読み出しを行う。これは多値化した場合も同様である(例えば、特許文献1参照。)。
従来例としてNAND型フラッシュメモリの読み出し動作(シールドビット線方式)を簡単に説明する。
セルのソース線やウェル電位はVSS(0V)として、センスアンプのn型MOSトランジスタのゲートBLPREにVDD(2.5V)を転送できるVSG(VDD+Vth) (4V程度)電位を与える。そして、センスアンプとビット線を繋ぐn型MOSトランジスタのゲートBLCLAMPに0.7V+Vth電位を与えることで、セルのビット線には0.7Vの電位がプリチャージされる。
ただし、すべてのビット線が0.7Vに充電されるのではなく、0.7V 、0V、 0.7V、0Vと交互に充電して読み出すビット線は半分としている。
読み出し時にデータによってビット線の振幅が生じる。その振幅の容量カップリングによって隣接のビット線が影響を受ける。このため、隣接のセルのデータによってデータ化けをおこすことを避けるためにシールドしておく。
プリチャージ後、該BLCLAMPは0Vにし、ビット線とセンスアンプは切り離される。
また、読み出したいワード線には所望の電位であるVCGRV電位を、その他のワード線とドレイン側選択ゲート線には必ずオンできるVREAD(5V程度)電位を、最後にソース側選択ゲート線に該VREAD電位を与える。
これにより、読みだしたいセルがオンしていれば、セル電流が流れてビット線は0Vに近づく。また、オフしていれば、セル電流は流れないので、ビット線はプリチャージ電位(0.7V)のままとなる。
再びゲートBLPREを立ち上げて、センスアンプのラッチ回路に接続されるノードTDCをVDDにプリチャージした後、該BLCLAMPをVSEN(0.35V+Vth)に設定する。
ビット線の容量に比べて、ノードTDCの容量は軽い。このため、セルがオンしている場合、ビット線の電位が0.35Vより低ければ、チャージシェアが行われ、ノードTDCの電位はビット線の電位と等しくなる。
また、セルがオフしている場合、ビット線の電位が0.7Vであれば、BLCLAMPのトランジスタはしきい値を超えられないためオフされたままとなり、ノードTDCの電位はVDDのままとなる。該ラッチ回路とノードTDCとの間のn型MOSトランジスタのゲートの電位を立ち上げることにより、ノードTDCの電位を該ラッチ回路に転送してH/Lの確定を行う。
読み出したいセルのワード線の電圧VCGRVを変化させることで、セルのしきい値を識別することが可能になる。例えば、セルのしきい値を2種類であれば、2値を記憶し、4種類記憶していれば、4値記憶していることになる。
ここで、16種類記憶していれば、16値記憶していることになる。16値記憶するためには、それぞれのしきい値のRetensionMarginが削られることになる。しきい値をより高いしきい値側までもっていけばよいが、高いしきい値にすると、書き込み電圧や読み出し電圧もそれに従って高くなってしまう。
このため、書き込み電圧や読み出し電圧の上昇が原因で、書き込みや読み出しの際にDisturbを受けやすくなる。これにより、設定されていたしきい値がこれらのDisturbを受けることによってずれてしまう問題がある。ずれてしまうことにより、誤読み出しの要因なる。
そこで、しきい値を負側に設定することで、書き込みや読み出しの際にDisturbを悪化させることなく、RetensionMarginを向上することが考えられる。これを実現するにはワード線自体に負電位を供給する方法もある。
しかし、負電位を転送できるようにウェルの構成を変えるため、工程の増加が必要になり、デメリットがある。
そこで、セルのソース線やp型ウェルにバイアスをかけることにより、ワード線は正の電圧だけを用いていても、実際のセルのしきい値VGS(ワード線の電位−セルのソース線の電位)を負にするものがある。つまり、負側にも、しきい値の分布を形成することが可能になる。
しかし、セルのソース線やp型ウェルにバイアスをかけることにより、充電する必要のなかったセルのソース線やp型ウェルにもバイアスすることになる。このため、消費電流が増加する問題が生じ得る。
また、セルのソース線やp型ウェルを充電する時間が増えるため、読み出し時間や書き込み時間(書き込み時間は書き込んだ後の読み出しと同様のベリファイ動作も含まれているため)が増加する問題がある。
セルのソース線やp型ウェルにバイアスしないときは、ビット線充電に必要な電荷量だけであった。
セルのソース線やp型ウェルにバイアスするときはビット線を充電するのに必要な電荷量に加えて、セルのソース線やp型ウェルや非選択ビット線(シールドビット線)にバイアスするために必要な電荷量が足される。
セルのソース線、p型ウェルをバイアスするのに必要な時間も、例えば、10μs程度必要なため、それだけ読み出し時間が増加してしまう。
特開平2001−332093号公報
本発明は、消費電流やプリチャージ時間の増加を抑えつつ、負側にセルのしきい値の分布を形成することが可能なNAND型フラッシュメモリを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施例に従ったNAND型フラッシュメモリは、
選択されたビット線と選択されていないビット線とが隣接し、読み出し動作するNAND型フラッシュメモリであって、
p型半導体基板に形成されたn型ウェルに囲まれたp型ウェルに構成される電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続して構成される複数のメモリセルユニット、前記メモリセルユニットを前記ビット線に接続し、ドレイン側選択ゲート線がゲートに接続されたドレイン側選択ゲートトランジスタ、および前記メモリセルユニットをソース線に接続し、ソース側選択ゲート線がゲートに接続されたソース側選択ゲートトランジスタ、から構成されるブロックを複数個有するメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイのワード線、ドレイン側選択ゲート線、およびソース側ゲート線に接続され、信号電圧を印加することにより選択するロウデコーダと、
カラムデコーダにより制御され、前記メモリセルアレイの前記ビット線を選択するセンスアンプと、を備え、
前記ロウデコーダにより非選択とされた前記ブロックにおいて、
前記ドレイン側選択ゲート線、前記ソース側選択ゲート線およびP型半導体基板を接地電位にするとともに、前記ソース線、前記n型ウェル、前記p型ウェルおよび前記センスアンプにより非選択とされた前記ビット線をフローティングにした状態で、前記センスアンプにより選択された前記ビット線を充電することを特徴とする。
本発明の他の態様に係る実施例に従ったNAND型フラッシュメモリは、
選択されたビット線と選択されていないビット線とが隣接し、読み出し動作するNAND型フラッシュメモリであって、
p型半導体基板に形成されたn型ウェルに囲まれたp型ウェルに構成される電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続して構成される複数のメモリセルユニット、前記メモリセルユニットを前記ビット線に接続し、ドレイン側選択ゲート線がゲートに接続されたドレイン側選択ゲートトランジスタ、前記メモリセルユニットをソース線に接続し、ソース側選択ゲート線がゲートに接続されたソース側選択ゲートトランジスタ、から構成されるブロックを複数個有するメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイのワード線、ドレイン側選択ゲート線、およびソース側ゲート線に接続され、信号電圧を印加することにより選択するロウデコーダと、
カラムデコーダにより制御され、前記メモリセルアレイの前記ビット線を選択するセンスアンプと、を備え、
前記ロウデコーダにより非選択とされた前記ブロックにおいて、
前記ドレイン側選択ゲート線、前記ソース側選択ゲート線およびP型半導体基板を接地電位にするとともに、前記ソース線、前記n型ウェル、前記p型ウェルおよび前記センスアンプにより非選択とされた前記ビット線を第1の電位と前記接地電位との間の第2の電位に充電するのと同時に、前記センスアンプにより選択された前記ビット線を前記第1の電位に充電することを特徴とする。
本発明のさらに他の態様に係る実施例に従ったNAND型フラッシュメモリは、
選択されたビット線と選択されていないビット線とが隣接し、読み出し動作するNAND型フラッシュメモリであって、
p型半導体基板に形成されたn型ウェルに囲まれたp型ウェルに構成される電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続して構成される複数のメモリセルユニット、前記メモリセルユニットを前記ビット線に接続し、ドレイン側選択ゲート線がゲートに接続されたドレイン側選択ゲートトランジスタ、前記メモリセルユニットをソース線に接続し、ソース側選択ゲート線がゲートに接続されたソース側選択ゲートトランジスタ、から構成されるブロックを複数個有するメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイのワード線、ドレイン側選択ゲート線、およびソース側ゲート線に接続され、信号電圧を印加することにより選択するロウデコーダと、
カラムデコーダにより制御され、前記メモリセルアレイの前記ビット線を選択するセンスアンプと、を備え、
前記ロウデコーダにより非選択とされた前記ブロックにおいて、
前記ドレイン側選択ゲート線、前記ソース側選択ゲート線およびP型半導体基板を接地電位にするとともに、前記ソース線、前記n型ウェル、前記p型ウェルおよび前記センスアンプにより非選択とされた前記ビット線を第1の電位と前記接地電位との間の第2の電位に充電している間に、前記センスアンプにより選択された前記ビット線を前記第1の電位に充電することを特徴とする。
本発明に係るNAND型フラッシュメモリによれば、消費電流やプリチャージ時間の増加を抑えつつ、負側にセルのしきい値の分布を形成することが可能なNAND型フラッシュメモリを提供することができる。
既述の従来技術では、NAND型フラッシュメモリのセルのソース線やp型ウェルにバイアスして読み出す場合、セルのソース線やp型ウェルをバイアスしてから、ビット線を充電する。この場合、ビット線充電に加えてセルのソース線やp型ウェルをバイアスするための電荷量が必要になる。この電荷量により、電流が増加しプリチャージ時間が増加して、NAND型フラッシュメモリのパフォーマンスの劣化につながる。
そこで、本発明の一態様に係るNAND型フラッシュメモリは、セルのソース線、p型ウェル、非選択ビット線をフローティングにした状態でビット線を充電する。これにより、カップリングでセルのソース線、p型ウェル、非選択ビット線はカップリング比できまる電位に落ち着く。このため、それらを充電する電荷量は必要がなく、充電動作も同時に終えることができる。したがって、充電時間も短い。
これより、電流増加やプリチャージ時間の増加を抑えつつ、負側にも、しきい値の分布を形成することが可能になる。
以下、本発明に係る実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係るNAND型フラッシュメモリ100の要部の構成を示す回路図である。また、図2は、図1のNAND型フラッシュメモリ100のメモリセルアレイの要部構成を示す図である。また、図3は、図1のNAND型フラッシュメモリ100のセンスアンプの要部構成を示す図である。
図1および図2に示すように、メモリセルアレイ1は、アレイ状に配置された複数のセルユニットを有する。メモリセルアレイ1上には、ロウ方向に延びるワード線(コントロールゲート線)WL及びカラム方向に延びるビット線BLが配置される。ワード線WLは、ロウデコーダ2に接続され、ビット線BLには、書き込みデータや読み出しデータを一時記憶するためのラッチ回路を有するセンスアンプ3が接続される。
すなわち、メモリセルアレイ1は、複数のメモリセル1bを接続した複数のメモリセルユニット、このメモリセルユニットをビット線BLに接続し、ドレイン側選択ゲート線SGDがゲートに接続されたドレイン側選択ゲートトランジスタ1c、およびメモリセルユニットをソース線CELSRCに接続し、ソース側選択ゲート線SGSがゲートに接続されたソース側選択ゲートトランジスタ1dから構成されるブロック1aを複数個有する。
既述のように、各セルユニットは、p型半導体基板Psubに形成されたn型ウェルNWELLに囲まれたp型ウェルPWELLに構成される電気的に書き換え可能なメモリセル1bを複数個接続して構成される。
センスアンプ3は、カラムゲート(カラム選択スイッチ)4を経由して、I/Oバッファ8に接続される。カラムゲート4は、カラムデコーダ5の出力信号により制御される。すなわち、センスアンプ3は、カラムデコーダ5により制御され、メモリセルアレイ1のビット線BLを選択する。
ここで、図3に示すように、センスアンプ3は、ノードTDCの電位を記憶するラッチ回路3aと、ノードTDCとビット線BLe、BLoとの間に接続されたトランジスタ3bと、ノードTDCに接続された容量3cと、ノードTDCに印可する電圧VPREを制御するトランジスタ3dと、ノードTDCとラッチ回路3aとの間に接続されたトランジスタ3eとを有する。
なお、図3において、BLSeおよびBLSoの電位は、制御回路7により交互にトランジスタ7a、7bがオンするように制御される。これにより、トランジスタ7aがオンした場合はSABLがビット線BLeに電気的に接続され、トランジスタ7bがオンした場合はSABLがビット線BLoに電気的に接続される。すなわち、BLSeおよびBLSoの電位を制御することにより、ビット線BLe、BLoが交互に選択されることになる。また、BIASeおよびBIASoの電位は、制御回路7により制御され、交互にトランジスタ7c、7dがオンすることにより、選択されていないビット線にコントロール線BLCRLの電位が供給されるようになっている。
また、図1に示すように、昇圧回路6は、書き込み、消去、読み出しの各モードに必要な電圧を生成する。例えば、昇圧回路6は、書き込み時における書き込み電圧を生成し、この書き込み電圧をロウデコーダ2に与える。
ロウデコーダ2は、メモリセルアレイ1のワード線WLおよび選択ゲート線に接続され、信号電圧を印加することにより選択する。ロウデコーダ2には、ロウアドレス信号が入力され、カラムデコーダ5には、カラムアドレス信号が入力される。
制御回路7は、動作モードに応じて、ロウデコーダ2、カラムゲート4及びカラムデコーダ5の動作、例えば、書き込み時に、ワード線WLや選択ゲート線SGD、SGSに与える電位の切り替えタイミングを制御する。
次に、以上のような構成を有するNAND型フラッシュメモリ100の読み出し動作について説明する。図4は、NAND型フラッシュメモリ100の読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。
ここでは、特に、負側にセルのしきい値の分布を形成するため、セルのソース線CELSRC、p型半導体基板PWELLを電位Vsにバイアスした場合の読み出し方法を、図2ないし図4を参照しつつ説明する。
まず、セルのソース線CELSRCやp型半導体基板PWELLを電位Vs(1.6V)とする。また、VPREにVDD(2.5V)をゲートBLPREの電位にn型MOSトランジスタがVDDを転送できるVSG(VDD+Vth) (4V)電位を与える。この後、ゲートBLCLAMPに0.7V+Vth+Vsの電位を与える。これにより、制御回路7により制御されるゲートBLSeの電位が“High”になり選択されたビット線BLeには0.7V+Vs(=2.3V)の電位がプリチャージされる。
プリチャージ後、BLCLAMPの電位を0Vにすることにより、ビット線BLとセンスアンプ3は切り離される。
また、読み出したいワード線WL(CG−sel)にはVCGRV電位を、その他のワード線WL(CG−usel)とドレイン側選択ゲート線SGDには必ずオンできるVREAD(6.5V)電位を印可する。その後、ソース側選択ゲート線SGSにVREAD電位を印可する。
これにより、読み出したいセルがオンしていれば、セル電流が流れてビット線BLeは電位Vsに近づく。
また、読み出したいセルがオフしていれば、セル電流は流れないので、ビット線BLeはプリチャージ電位(0.7V+Vs)のままとなる。
再び電位VPREとゲートBLPREの電位を立ち上げて、ノードTDCの電位をVDDにプリチャージする。さらに、BOOSTを立ち上げて、ノードTDCの電位を容量カップリングで4.5Vくらいにもち上げる。この後、ゲートBLCLAMPの電位をVSEN(0.5V+Vth+Vs)に設定する。
ビット線BLの容量に比べて、ノードTDCの容量は軽い。このため、セルがオンしている場合、ビット線BLeの電位が0.5V+Vsより低ければ、チャージシェアが行われ、ノードTDCの電位はビット線BLeの電位と等しくなる。
また、セルがオフしている場合は、ビット線BLの電位が0.7V+Vsであれば、ゲートBLCLAMPに印加される電圧がそのトランジスタ3bのしきい値を超えられない。このため、トランジスタ3bがオフされたままとなり、ノードTDCの電位は4.5Vのままとなる。
その後、ゲートBLCLAMPの電位を一旦立ち下げた後、ゲートBLCLAMPのトランジスタ3bのしきい値より少し高い電圧VTR(1.2V)をかけた状態でBOOSTを立ち下げる。
これにより、ノードTDCの電位は容量カップリングにより下がる。オンセルに繋がっていたノードTDCの電位は、0V付近までさがる。また、オフセルにつながっていたノードTDCの電位はVDDに戻る。
そして、ゲートBLC1の電位を立ち上げることでノードTDCの電位をラッチ回路3aに転送してH/Lを確定する。
以上の動作により、NAND型フラッシュメモリ100は、選択された選択ビット線BLeと選択されていない非選択ビット線BLoとが隣接し、読み出し動作が実行される。
なお、制御回路7により制御されるゲートBLSoの電位が“Low”のままで非選択とされた非選択のビット線BLoの電位は、制御回路7により制御されるBIASoの電位が“High”になることにより電位Vs(1.6V)となる。
ここで、図5は、電圧Vsを印可する電圧発生回路を含む要部構成を示す図である。
図5に示すように、電圧発生回路10は、トランジスタ11a、11b、11cを有するスイッチ回路11を介して、セルのソース線CELSRC、コントロール線BLCRL、p型ウェルPWELL、およびN型ウェルNWELLに接続されている。電圧発生回路10は、トランジスタ11a、11b、11cをそれぞれオンすることにより、電圧Vsをセルのソース線CELSRC、図3で非選択のビット線(シールドビット線)BLoに接続されるコントロール線BLCRL、p型ウェルPWELLおよびN型ウェルNWELLにそれぞれ印可できるようになっている。
また、電圧Vsを印可した後、トランジスタ11a、11b、11cをオフすることにより、セルのソース線CELSRC、非選択のビット線(シールドビット線)BLo、p型ウェルPWELLおよびn型ウェルNWELLをそれぞれフローティング状態にすることができるようになっている。
ここで、上記の読み出し動作においてビット線を充電するのに必要な電荷量について検討する。
図6Aは、実施例1において、NAND型フラッシュメモリ100の選択されたビット線等に読み出し動作において印可される電圧と時間との関係の一例を示す図である。また、図6Bは、実施例1において、NAND型フラッシュメモリ100の選択されたビット線等に読み出し動作において印可される電圧と時間との関係の他の例を示す図である。また、図7は、NAND型フラッシュメモリ100の断面構造のモデルを示す図である。また、図8は、図7に示すNAND型フラッシュメモリ100の各構成の電位と構成間の容量を示す図である
図6Aおよび既述の図4に示すように、ロウデコーダ2により非選択とされたブロックのドレイン側選択ゲート線SGD、ソース側選択ゲート線SGSおよびP型半導体基板Psubを接地電位にする。さらに、非選択とされたブロックのセルのソース線CELSRC、p型ウェルPWELL、n型ウェルNWELL、およびセンスアンプ3により非選択とされたビット線(シールドビット線)BLoをフローティング状態にする。この状態で、センスアンプ3により選択されたビット線BLeをVb(2.3V)に充電する。なお、非選択ブロックのワード線WLはフローティング状態である。
NAND型フラッシュメモリ100の各構成は、図7に示すように配置されている。そこで、図8に示すように、各構成間の容量をC1(C1a、C1b、C1c、およびC1dの合成容量)、C2(C2a、C2b、C2c、およびC2dの合成容量)、C3で表現する。なお、図8において、コントロールゲートは選択ゲート線SGに含めて記載している。また、図8において、電位の変化への影響が小さいので、フローティング状態である非選択ブロックのワード線WLおよびフローティングゲートFGは省略している。
セルのソース線CELSRC、p型ウェルPWELL、n型ウェルNWELL、非選択のビット線はカップリング比で決まる電位Vs’に収束する。
したがって、この
Figure 2008047219
を充電する、すなわちビット線BLeをVbに充電するのに全体として必要な電荷量Qは、直列容量としてみえる。このため、
Figure 2008047219
となる(図8)。
なお、C1=130nF、 C2=50nF、 C3=10nF、 Vb=2.3Vとすれば、Vs’=1.66V、 Q=106nCとなる。
ここで、既述の従来技術のような、セルのソース線CELSRC、p型ウェルPWELL、n型ウェルNWELL、非選択のビット線BLoを充電しないで、選択ビット線のみを充電する場合について検討する。ビット線充電電位をVbとしてビット線容量(C1+C3)とすれば、必要な電荷量はVb x (C1+C3) となる。Vb=0.7V、 C1+C3=140nF とすれば、ビット線充電に必要な電荷量は98nCとなる。
また、従来技術のような、セルのソース線CELSRC、p型ウェルPWELL、n型ウェルNWELL、非選択のビット線BLoを充電してから選択ビット線を充電する場合について検討する。P型半導体基板Psubと非選択の選択ゲート線の電位をVSSとし、非選択ブロックのワード線WLをフローティングとした場合、それ以外のノードをVsに充電する(選択ブロックのワード線WLや選択ゲート線は非常に小さいので無視する)。この電荷量はVs*(C2+C3)となる。ビット線充電に必要な電荷量は(Vb-Vs)*(C1+C3)となる。なお、Vs’=1.6V、 Vb=2.3V、 C2+C3=60nF、 C1+C3=140nFとすれば、96nC+98nC=194nCとなる。充電すべき電荷量がセルのソース線CELSRC、p型ウェルPWELL、n型ウェルNWELLをバイアスすることで倍に増加してしまう。
既述のように、本実施例おいて、非選択ブロックの選択されたビット線BLeをVbに充電するのに必要な上記電荷量Qは、C1、C2の容量比に依存する。しかし、非選択ブロックにおいて、セルのソース線CELSRC、p型ウェルPWELL、n型ウェルNWELL、非選択のビット線BLoを充電してから選択ビット線を充電する場合と比較すると、上記カップリング比で決まるVs’がターゲット近くであれば必要な電荷量Qはおよそ半分で済むことになる。
また、セルのソース線CELSRC、p型ウェルPWELL、n型ウェルNWELL、非選択のビット線BLoを充電しないで、選択ビット線のみを充電する場合と比べても、多少の増加はあるけれど、それほど必要な電荷量は変わらない。このため、セルのソース線CELSRC、p型ウェルPWELL、n型ウェルNWELL、非選択のビット線BLoを充電しないで、選択ビット線のみを充電する場合と同じくらいの充電時間で済む。
このように、必要な電荷量はあまり変えないで、充電時間も悪化させることなく、正側だけでなく負側にもセルのしきい値の分布をつくることが可能になる。
なお、カップリング比が異なれば、電位Vsがターゲットとしている電位がずれてしまう。このため、それを補正するために電位Vsを供給する電圧発生器10から電荷のやりとりが必要になる。
そこで、図6Bに示すように、ロウデコーダ2により非選択とされたブロックにおいて、ドレイン側選択ゲート線SGD、ソース側選択ゲート線SGSおよびP型半導体基板Psubを接地電位VSSにする。さらに、ソース線CELSRC、n型ウェルNEWLL、p型ウェルPWELLおよびセンスアンプ3により非選択とされたビット線BLoを、センスアンプ3により選択されたビット線BLeが充電される第1の電位であるVbと接地電位VSSとの間の第2の電位であるVsに電圧発生器10により充電するのと同時に、センスアンプ3により選択されたビット線BLeをVbに充電するようにしてもよい。
これにより、電圧発生器10によりVsを制御するので、Vsとターゲットとする電位とのずれを低減することができる。
以上のように、本実施例に係るNAND型フラッシュメモリによれば、電流増加やプリチャージ時間の増加を抑えつつ、負側にも、しきい値の分布を形成することができる。
実施例1では図8に示すC1とC2のカップリング比が異なれば、ターゲットとしている電位Vsがずれてしまう。このため、それを補正するために電荷が必要になってしまう。所望のカップリング比になるような線間のスペースや幅の調節等、構造を変えれば可能であるが、実際には難しい。
ここで、非選択の選択ゲートトランジスタの役割はビット線とセルのソース線との間をカットオフさせることである。読み出し時にセルのソース線の電位がVsのとき、非選択の選択ゲート線の電位がVs以下であればカットオフさせることができる。つまり、非選択ブロックの選択ゲート線の電位を0VからVsまでの範囲内での電位を与えることにより、非選択ブロックの選択ゲートの容量を変えて該カップリング比で決定されるVsを調整することができる。
そこで、本実施例では、非選択ブロックの選択ゲート線に電圧を印可して、非選択ブロックの選択ゲートの容量を変えて該カップリング比で決定されるVsをターゲットとする値に調整する構成について述べる。
図9は、本発明の一態様である実施例2に係るNAND型フラッシュメモリ200のブロック、ロウデコーダを含む構成を示す回路図である。なお、NAND型フラッシュメモリ200の全体の構成は、図1に示す構成と同様である。
図8に示すように、NAND型フラッシュメモリ200は、ロウデコーダ203に調整可能な電圧VSGDSを供給する電圧ドライバ204を備える。
ロウデコーダ204のトランジスタTGsがオンし、トランジスタTGsnがオフすることにより、ブロック201が選択され選択ブロックとなる。これにより、選択されたワード線WL0s〜WL2sや選択ゲート線SGSs、SGDsに電圧VCG0〜VCG2や電圧VSGS、電圧VSGDが転送される。これにより、選択されたブロック201のワード線や選択ゲート線がオンする。
一方、ロウデコーダ204のトランジスタTGuがオフするとともに、トランジスタTGunがオンすることにより、ブロック202が選択されず非選択ブロックとなる。これにより、非選択のワード線WL0u〜WL2uは、フローティング状態になる。また、非選択の選択ゲート線SGSu、SGDuにはVSGDS電位が転送される。
電圧ドライバ204は、このVSGDS電位を、非選択の選択ゲート線SGSu、SGDuがカットオフする範囲で、変化させる。すなわち、ロウデコーダ2により非選択とされたブロックのドレイン側選択ゲート、ソース側選択ゲートにトランジスタのしきい値以下の電位を与える。
以上の構成により、実施例1の図8に示されるC1とC2によるカップリング比を調整することができる。該カップリング比を調整することにより、該カップリング比で決定されるVsをターゲットとする値に調整することができる。
以上のように、本実施例に係るNAND型フラッシュメモリによれば、実施例1と同様に、電流増加やプリチャージ時間の増加を抑えつつ、負側にも、しきい値の分布を形成することができる。さらに、非選択ブロックの選択ゲート線の容量を変えて該カップリング比で決定されるVsを調整することができる。
実施例1では、非選択のワード線はフローティング状態に設定していた。この非選択のワード線に電位を与えることにより、実施例1の図8に示すC1とC2のカップリング比を変えることができる。
そこで、本実施例では、非選択のワード線に電位を与える構成について述べる。
図10は、本発明の一態様である実施例3に係るNAND型フラッシュメモリ300のブロック、ロウデコーダを含む構成を示す回路図である。
図10は、メモリセルアレイ2の両側にロウデコーダ303、304が配置されている例について記載している。左、右のロウデコーダ303、304は、コントロールゲートや選択ゲートの左側ドライバ305、右側ドライバ306をそれぞれ有する。これにより、ロウデコーダ2の面積を増加させる必要がない。
例えば、ブロック301が左側のロウデコーダ303により選択されている場合、その選択ブロック301のトランジスタTGsがオンし、トランジスタTGsnがオフさせる。これにより、ワード線WL0s〜WL2sには左側ドライバ305から電圧VCG0_L〜電圧VCG2_Lが印可され、ソース側選択ゲート線SGSs、ドレイン側選択ゲート線SGDsには左側ドライバ305から電圧VSGS_L、電圧VSGD_Lが印可される。
さらに、左側のロウデコーダ303により選択されなかった左側の非選択ブロック307ではトランジスタTGuLがオフし、トランジスタTGunLがオンする。これにより、ワード線WL0uL〜ワード線WL2uLはフローティング状態になり、ソース側選択ゲート線SGSuLおよびドレイン側選択ゲート線SGDuLには左側ドライバ305から電圧VSGDS_Lが印可される。
一方、右側のロウデコーダ304右側により選択されなかった非選択ブロック302ではトランジスタTGuRをオンし、TGunRをオフする。これにより、ワード線WL0uR〜WL2uRには右側ドライバ306から電圧VCG0_R〜VCG2_Rが印加され、ソース側選択ゲート線SGSuR、ドレイン側選択ゲート線SGDuRには、右側ドライバ306から電圧VSGS_R、電圧VSGD_Rが印可される。
電圧VCG0_R〜電圧VCG2_Rを適切な電圧に調整する、すなわち、前記ロウデコーダにより非選択とされたブロックのワード線WLに電位を与えることにより、実施例1の図1に示されるC1とC2のカップリング比を変えることができる。
このように、非選択のワード線の電位を変えることでターゲットとするカップリング比にすることができる。
以上のように、本実施例に係るNAND型フラッシュメモリによれば、実施例1と同様に、電流増加やプリチャージ時間の増加を抑えつつ、負側にも、しきい値の分布を形成することができる。
さらに、非選択ブロックの選択ゲート線の容量を変えて該カップリング比で決定されるVsを調整することができる。
実施例1では、一例として、Vsを立ち上げるのと同時に選択ビットの電位Vbを立ち上げる構成について説明した。
本実施例では、Vsを立ち上げている間に、選択ビットの電位Vbを立ち上げる構成について述べる。
図11は、本発明の実施例4に適用される電圧生成回路であるプッシュプル回路を示す回路図である。また、図12は、実施例4において、NAND型フラッシュメモリ100の選択されたビット線等に読み出し動作において印可される電圧と時間との関係を示す図である。
図11に示すように、プッシュプル回路400は、電源VDDにソースが接続され、電圧Vsを出力するための出力端子401にドレインが接続された第1のp型MOSトランジスタ402と、この第1のp型MOSトランジスタ402のドレインと接地電位との間に接続された第1のn型MOSトランジスタ403と、分圧抵抗Rx、R0で構成され出力端子401の電位を分圧する分圧回路404と、出力端子401の電位が反転入力端子に入力されるとともに基準電圧VSRCREFが反転入力端子に入力され、これらの入力を比較し信号を第1のp型MOSトランジスタ402のゲートに出力する第1のコンパレータ405と、を備える。
さらに、プッシュプル回路400は、電源VDDにソースが接続された第2のp型MOSトランジスタ406と、この第2のp型MOSトランジスタ406のドレインにドレインが接続され、ゲートがドレインおよび第1のn型MOSトランジスタ403のゲートに接続され、ソースが接地電位に接続された第2のn型MOSトランジスタ407と、基準電圧VSRCREFが非反転入力端子に入力されるとともに分割回路404の分圧出力が反転入力端子に入力され、これらの入力を比較し信号を第2のp型MOSトランジスタ406のゲートに出力する第2のコンパレータ408と、を備える。
ここで、以上のような構成を有するプッシュプル回路400の動作について説明する。
プッシュプル回路400は、電圧Vsが基準電圧VSRCREFより低ければ、第1のp型MOSトランジスタ402がオンし、第1のn型MOSトランジスタがオフする。
ことで、充電動作する。
プッシュプル回路400の出力電圧Vsが
Figure 2008047219
より高ければ、第1のp型MOSトランジスタ402がオフし、第1のn型MOSトランジスタ403がオンする。これにより、放電動作する。
プッシュプル回路400の出力電圧Vsが基準電圧VSRCREFより高く、
Figure 2008047219
より低ければ、第1のn型MOSトランジスタ403および第1のp型MOSトランジスタ402がオフして、不感帯になる。なお、プッシュプル回路400は、トランジスタのしきい値ばらつきがあると、貫通電流が流れるため、この不感帯をもたせる必要がある。
ここで、実施例1のようにセルのソース線、p型ウェル、非選択のビット線(シールドビット線)をフローティングにして、選択ビット線を充電する。この場合、カップリング比で決まる
Figure 2008047219
が上記の不感帯に収束すると、出力電圧Vsは
Figure 2008047219
の範囲でどの電圧になるか分からない可能性がある。
そこで、セルのソース線、p型半導体基板、非選択のビット線(シールドビット線)BLoをフローティングにし、選択ビット線BLeを充電するのではなく、セルのソース線、p型半導体基板、シールドビット線の電源であるVsのプッシュプル回路400をオンさせるタイミングを、選択されたビット線を充電するタイミングより少し早くする(図12)。すなわち、ロウデコーダ2により非選択とされたブロックにおいて、ドレイン側選択ゲート線SGD、ソース側選択ゲート線SGSおよびP型半導体基板Psubを接地電位VSSにする。さらに、ソース線CELSRC、n型ウェルNEWLL、p型ウェルPWELLおよびセンスアンプ3により非選択とされたビット線BLoを、センスアンプ3により選択されたビット線BLeが充電される第1の電位であるVbと接地電位VSSとの間の第2の電位であるVsに電圧発生器10により充電する間に、センスアンプ3により選択されたビット線BLeをVbに充電する。
これにより、カップリング比で決まる
Figure 2008047219
となる。
なお、αはVsのGeneratorをオンさせるタイミングを選択ビット線の充電するタイミングより少し早くしたことによる初期充電電位である。
Figure 2008047219
を満たしていれば、カップリング比で決まる電位に落ち着いた後、必ずプッシュプル回路は第1のn型MOSトランジスタ407がオフする。これにより、放電動作がおこり、
Figure 2008047219
となったところに収束する。
先にVsを充電することにより、フローティングにしてVsを充電する場合より必要な電荷量は増加するかもしれない。
しかし、完全にVsを充電する場合にくらべれば、電荷量は減らすことができる。プリチャージ時間も微増するにすぎない。
また、Vbのセットアップ時間内であれば、プリチャージ時間によるNAND型フラッシュメモリの動作時間の増加はない。
以上のように、本実施例に係るNAND型フラッシュメモリによれば、実施例1と同様に、電流増加やプリチャージ時間の増加を抑えつつ、負側にも、しきい値の分布を形成することができる。
本発明の一態様である実施例1に係るNAND型フラッシュメモリ100の要部の構成を示す回路図である。 図1のNAND型フラッシュメモリ100のメモリセルアレイの要部構成を示す図である。 図1のNAND型フラッシュメモリ100のセンスアンプの要部構成を示す図である。 NAND型フラッシュメモリ100の読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。 電圧Vsを印可する電圧発生回路を含む要部構成を示す図である。 実施例1において、NAND型フラッシュメモリ100の選択されたビット線等に読み出し動作において印可される電圧と時間との関係の一例を示す図である。 実施例1において、NAND型フラッシュメモリ100の選択されたビット線等に読み出し動作において印可される電圧と時間との関係の他の例を示す図である。 NAND型フラッシュメモリ100の断面構造のモデルを示す図である。 図7に示すNAND型フラッシュメモリ100の各構成の電位と構成間の容量を模式的に示す図である 本発明の一態様である実施例2に係るNAND型フラッシュメモリ200のブロック、ロウデコーダを含む構成を示す回路図である。 本発明の一態様である実施例3に係るNAND型フラッシュメモリ300のブロック、ロウデコーダを含む構成を示す回路図である。 本発明の実施例に適用される電圧生成回路であるプッシュプル回路を示す回路図である。 実施例4において、NAND型フラッシュメモリ100の選択されたビット線等に読み出し動作において印可される電圧と時間との関係を示す図である。
符号の説明
1 メモリセルアレイ
1a ブロック
1b メモリセル
1c ドレイン側選択ゲートトランジスタ
1d ソース側選択ゲートトランジスタ
2 ロウデコーダ
3 センスアンプ
3a ラッチ回路
3b トランジスタ
3c 容量
3d トランジスタ
3e トランジスタ
4 カラムゲート
5 カラムデコーダ
6 昇圧回路
7 制御回路
7a、7b、7c、7d トランジスタ
8 I/Oバッファ
10 電圧発生回路
11 スイッチ回路
11a、11b、11c トランジスタ
100、200、300 NAND型フラッシュメモリ
201 選択ブロック
202 非選択ブロック
203 ロウデコーダ
204 電圧ドライバ
301 選択ブロック
302 非選択ブロック
303 ロウデコーダ
304 ロウデコーダ
305 左側ドライバ
306 右側ドライバ
307 非選択ブロック
400 プッシュプル回路
401 出力端子
402 第1のp型MOSトランジスタ
403 第1のn型MOSトランジスタ
404 分圧回路
405 第1のコンパレータ
406 第2のp型MOSトランジスタ
407 第2のn型MOSトランジスタ
408 第2のコンパレータ

Claims (5)

  1. 選択されたビット線と選択されていないビット線とが隣接し、読み出し動作するNAND型フラッシュメモリであって、
    p型半導体基板に形成されたn型ウェルに囲まれたp型ウェルに構成される電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続して構成される複数のメモリセルユニット、前記メモリセルユニットを前記ビット線に接続し、ドレイン側選択ゲート線がゲートに接続されたドレイン側選択ゲートトランジスタ、および前記メモリセルユニットをソース線に接続し、ソース側選択ゲート線がゲートに接続されたソース側選択ゲートトランジスタ、から構成されるブロックを複数個有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのワード線、ドレイン側選択ゲート線、およびソース側ゲート線に接続され、信号電圧を印加することにより選択するロウデコーダと、
    カラムデコーダにより制御され、前記メモリセルアレイの前記ビット線を選択するセンスアンプと、を備え、
    前記ロウデコーダにより非選択とされた前記ブロックにおいて、
    前記ドレイン側選択ゲート線、前記ソース側選択ゲート線およびP型半導体基板を接地電位にするとともに、前記ソース線、前記n型ウェル、前記p型ウェルおよび前記センスアンプにより非選択とされた前記ビット線をフローティングにした状態で、前記センスアンプにより選択された前記ビット線を充電する
    ことを特徴とするNAND型フラッシュメモリ。
  2. 選択されたビット線と選択されていないビット線とが隣接し、読み出し動作するNAND型フラッシュメモリであって、
    p型半導体基板に形成されたn型ウェルに囲まれたp型ウェルに構成される電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続して構成される複数のメモリセルユニット、前記メモリセルユニットを前記ビット線に接続し、ドレイン側選択ゲート線がゲートに接続されたドレイン側選択ゲートトランジスタ、前記メモリセルユニットをソース線に接続し、ソース側選択ゲート線がゲートに接続されたソース側選択ゲートトランジスタ、から構成されるブロックを複数個有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのワード線、ドレイン側選択ゲート線、およびソース側ゲート線に接続され、信号電圧を印加することにより選択するロウデコーダと、
    カラムデコーダにより制御され、前記メモリセルアレイの前記ビット線を選択するセンスアンプと、を備え、
    前記ロウデコーダにより非選択とされた前記ブロックにおいて、
    前記ドレイン側選択ゲート線、前記ソース側選択ゲート線およびP型半導体基板を接地電位にするとともに、前記ソース線、前記n型ウェル、前記p型ウェルおよび前記センスアンプにより非選択とされた前記ビット線を第1の電位と前記接地電位との間の第2の電位に充電するのと同時に、前記センスアンプにより選択された前記ビット線を前記第1の電位に充電する
    ことを特徴とするNAND型フラッシュメモリ。
  3. 選択されたビット線と選択されていないビット線とが隣接し、読み出し動作するNAND型フラッシュメモリであって、
    p型半導体基板に形成されたn型ウェルに囲まれたp型ウェルに構成される電気的に書き換え可能なメモリセルを複数個接続して構成される複数のメモリセルユニット、前記メモリセルユニットを前記ビット線に接続し、ドレイン側選択ゲート線がゲートに接続されたドレイン側選択ゲートトランジスタ、前記メモリセルユニットをソース線に接続し、ソース側選択ゲート線がゲートに接続されたソース側選択ゲートトランジスタ、から構成されるブロックを複数個有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのワード線、ドレイン側選択ゲート線、およびソース側ゲート線に接続され、信号電圧を印加することにより選択するロウデコーダと、
    カラムデコーダにより制御され、前記メモリセルアレイの前記ビット線を選択するセンスアンプと、を備え、
    前記ロウデコーダにより非選択とされた前記ブロックにおいて、
    前記ドレイン側選択ゲート線、前記ソース側選択ゲート線およびP型半導体基板を接地電位にするとともに、前記ソース線、前記n型ウェル、前記p型ウェルおよび前記センスアンプにより非選択とされた前記ビット線を第1の電位と前記接地電位との間の第2の電位に充電している間に、前記センスアンプにより選択された前記ビット線を前記第1の電位に充電する
    ことを特徴とするNAND型フラッシュメモリ。
  4. 前記ロウデコーダにより非選択とされた前記ブロックの前記ドレイン側選択ゲート、前記ソース側選択ゲートにトランジスタのしきい値以下の電位を与えることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のNAND型フラッシュメモリ。
  5. 前記ロウデコーダにより非選択とされた前記ブロックのワード線に電位を与えることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のNAND型フラッシュメモリ。
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