JP2008042421A - 通信システム - Google Patents

通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2008042421A
JP2008042421A JP2006212715A JP2006212715A JP2008042421A JP 2008042421 A JP2008042421 A JP 2008042421A JP 2006212715 A JP2006212715 A JP 2006212715A JP 2006212715 A JP2006212715 A JP 2006212715A JP 2008042421 A JP2008042421 A JP 2008042421A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
equalization
signal
known symbol
equalization processing
communication system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006212715A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4299323B2 (ja
Inventor
Kinichi Higure
欽一 日暮
Hideki Aritome
英樹 有留
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2006212715A priority Critical patent/JP4299323B2/ja
Priority to US11/828,721 priority patent/US7848405B2/en
Priority to CN2007101437190A priority patent/CN101119128B/zh
Publication of JP2008042421A publication Critical patent/JP2008042421A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4299323B2 publication Critical patent/JP4299323B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • H04L25/03057Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a recursive structure
    • H04L25/0307Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a recursive structure using blind adaptation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L2025/03777Arrangements for removing intersymbol interference characterised by the signalling
    • H04L2025/03783Details of reference signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

【課題】既知のシンボル部分を含むフレームの受信信号を等化処理する通信システムで、前方等化処理及び後方等化処理を効果的に使用する。
【解決手段】フレームの両端以外の位置に既知のシンボル部分が設けられる。等化フィルタ手段が等化処理対象となる信号とタップ利得係数に基づいて等化フィルタ処理を行って等化処理結果の信号を取得し、更新手段が所定のアルゴリズムを用いてタップ利得係数を更新する。第1の転送手段或いは第2の転送手段が前記既知のシンボル部分より後方の受信信号或いは前方の受信信号を順方向或いは逆順で第1のメモリ或いは第2のメモリに転送し、第1の制御手段或いは第2の制御手段が、順方向或いは逆順で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を等化処理対象として用いて前方等化フィルタ処理或いは後方等化フィルタ処理を行う。
【選択図】 図4

Description

本発明は、等化処理を行う通信システムなどに関し、特に、前方等化処理及び後方等化処理を効果的に使用する通信システムなどに関し、また、例えば、同期ワードのシンボル数が少ないような場合においても、等化処理において良好な収束を実現する通信システムなどに関する。
例えば、陸上移動通信用のデジタル無線端末装置において、遅延波の影響による受信信号の歪を補償する判定帰還型の等化器を導入する場合、特に高速移動する場合には伝搬路変動が高速になるため、タップ利得の引き込み速度が速くて10シンボル程度で十分にタップ利得係数を収束することが可能である逐次最小2乗(RLS:Recursive Least Squares)のアルゴリズムが望まれている。
しかしながら、RLSアルゴリズムでは、乗算回数が適応フィルタのタップ数の2乗に比例して増え、計算に複雑な行列式などを用いるために演算量が極めて多く、倍精度浮動小数点演算が必要であるという問題が生じるため、低価格で消費電力の少ない固定小数点DSP(Digital Signal Processor)による処理の実現は難しく、携帯端末無線機への実装が困難である。
他方、線形等化器及び非線形等化器のタップ利得更新アルゴリズムとして、適応フィルタのタップ数に比例するだけの少ない演算量の割には比較的良好な収束特性を示す最小2乗(LMS:Least Mean Square)のアルゴリズムが知られている。
LMSアルゴリズムでは、誤差の2乗平均値が最小となるような最適タップ利得に徐々に近づくようにタップ利得を制御させるため、係数を収束させるためには、最低でも30〜50シンボル程度必要となるが、安定性の高さと演算量の少なさの面から、代表的な適応アルゴリズムとして認識されている。信号処理装置に実装するための所望として、演算量を少なくさせることや、トレーニング動作時におけるタップ利得係数の収束時間の短縮や、トレーニング動作に必要なシンボル数を減らすことが挙げられる。
特開2004−172724号公報 特開2004−297536号公報 特開2003−46415号公報 ARIB STD−T61、「狭帯域デジタル通信方式(SCPC/FDMA)」、社団法人電波産業会 ARIB STD−T79、「市町村デジタル移動通信システム」、社団法人電波産業会
上述のように、安定性と演算量の面で処理が簡易なLMSアルゴリズムでは、係数を収束させるために同期ワードを30〜50シンボル程度必要とする。
しかしながら、ARIB STD−T79(非特許文献2)などの多くの移動無線の規格では、トレーニングに用いることができる同期ワードは10シンボル程度しかない。
ここで、このような問題を具体的に説明する。
図4(a)、(b)には、一般的なデジタル無線通信に用いられるフレームの構成例を示してある。図4(a)には制御チャネル或いは通信チャネルの場合のフレームの構成を示してあり、図4(b)には同期バーストの場合のフレームの構成を示してある。
1フレームは、同期ワード系列(SW)のシンボル41、51と、情報(DATA)シンボル42a、42b、52a、52bから構成され、同期ワード系列(SW)のシンボル41、51が例えば中央(或いは、ほぼ中央)に配置され、その前後に情報(DATA)シンボル42a、42b、52a、52bが配置されている。
制御チャネル或いは通信チャネルの場合の同期ワード系列(SW)41は10シンボルであり、同期バーストの場合の同期ワード系列(SW)51は16シンボルである。
このようなフレームが複数連続して無線通信される。
なお、図4は後述する実施例で参照する図であり、ここでは、説明の便宜上から図4を参照したが、本発明を限定する意図は無い。
図6(a)には、従来型のLMSアルゴリズムを用いて等化処理を行った場合における誤差e(t)の特性P1の一例と、従来型のRLSアルゴリズムを用いて等化処理を行った場合における誤差e(t)の特性P2の一例を示してある。グラフの横軸は時間(シンボル番号)を表しており、縦軸は誤差e(t)を表している。本例では、同期ワード系列(SW)のシンボル41、51の時間帯ではそれを用いて等化処理を行い、情報(DATA)シンボル42a、42b、52a、52bの時間帯ではブラインド等化(情報シンボルのみによる等化)により等化処理を行っている。
図6(a)に示されるように、収束に30〜50シンボル程度要するLMSアルゴリズムを使用する通信システムの等化処理では、同期ワードを10シンボル等にすると、十分に収束させることが不可能となり、その状態でブラインド等化(情報シンボルのみによる等化)を行うと発散してしまうといった問題があった。
また、図4(a)、(b)に示されるようなフレームの構成において、効果的な等化処理を行うための改良が望まれていた。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、前方等化処理及び後方等化処理を効果的に使用して、図4(a)、(b)に示されるようなフレームの構成において、効果的な等化処理を行うことができる通信システムなどを提供することを目的とする。
また、本発明は、例えば、同期ワードのシンボル数が少ないような場合においても、等化処理において良好な収束を実現することができる通信システムなどを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る通信システムでは、次のような構成により、既知のシンボル部分を含むフレームからなる受信信号を等化処理する。
すなわち、前記フレームの両端以外の位置(内部の位置)に、前記既知のシンボル部分が設けられている。
そして、当該通信システムでは、等化フィルタ手段が等化処理対象となる信号とタップ利得係数に基づいて等化フィルタ処理を行って等化処理結果の信号を取得し、これに際して、更新手段が所定のアルゴリズムを用いて前記等化フィルタ手段により用いられる前記タップ利得係数を更新する。また、第1の転送手段が前記受信信号を構成する前記フレームに含まれる前記既知のシンボル部分より後方の受信信号(例えば、既知のシンボル部分の全部又は一部とその後の情報部分を含む信号)を順方向で第1のメモリに転送(格納)し、第2の転送手段が前記受信信号を構成する前記フレームに含まれる前記既知のシンボル部分より前方の受信信号(例えば、既知のシンボル部分の全部又は一部とその前の情報部分を含む信号)を逆順で第2のメモリに転送(格納)する。また、第1の制御手段が、前記第1の転送手段により順方向で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を等化処理対象として用いて前記等化フィルタ手段により前方等化フィルタ処理を行い、第2の制御手段が、前記第2の転送手段により逆順で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を等化処理対象として用いて前記等化フィルタ手段により後方等化フィルタ処理を行う。
従って、例えば、情報部分と既知のシンボル部分と情報部分が並んで配置されたフレームのように、フレームの内部に既知のシンボル部分が含まれるような場合に、前方等化処理及び後方等化処理を効果的に使用して、効果的な等化処理を行うことができる。具体例として、前方等化処理と後方等化処理とで、同様な転送処理を行うことが可能であり、同様な等化フィルタ処理を行うことが可能であり、これらの処理プログラムなどを共通化することが可能である。
ここで、第1のメモリと第2のメモリとしては、例えば、別個なメモリが用いられてもよく、或いは、同一のメモリの記憶領域が共用されてもよい。
また、第1の転送手段と第2の転送手段としては、例えば、別個な機能部として構成されてもよく、或いは、共通な機能部として構成されてもよい。
また、第1の制御手段と第2の制御手段としては、例えば、別個な機能部として構成されてもよく、或いは、共通な機能部として構成されてもよい。
また、前方等化処理や後方等化処理では、例えば、フレームに含まれる既知のシンボル部分のうちの全部が等化処理に用いられてもよく、或いは、一部が等化処理に用いられてもよい。
また、フレームの構成としては、種々なものが用いられてもよい。
また、既知のシンボル部分としては、種々なものが用いられてもよい。
また、等化フィルタ処理としては、タップ利得係数による種々なフィルタリング処理が用いられてもよく、例えば、受信信号ばかりでなく、所定の参照信号も用いることができる。所定の参照信号としては、例えば、既知のシンボル部分(全部又は一部)については、予めメモリに記憶された当該既知のシンボル部分に相当するシンボルパターンの信号を用いることができ、また、情報シンボル部分については、等化処理結果の信号のデータを判定した結果の信号を用いることができる。
また、所定のアルゴリズムとしては、特にLMSのアルゴリズムが用いられる場合に有効であるが、RLSなど、他の種々なアルゴリズムが用いられてもよい。
また、タップ利得係数の更新の仕方としては、例えば、等化フィルタ処理により得られる等化処理結果の信号が理想的な信号(或いは、理想的であると考えられる信号)に近づくようにタップ利得係数を更新することができる。
本発明に係る通信システムでは、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、前記第1の制御手段は、前記第1の転送手段により順方向で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を複数回繰り返して等化処理対象として用いて前記等化フィルタ手段により前方等化フィルタ処理を行い、前記第2の制御手段は、前記第2の転送手段により逆順で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を複数回繰り返して等化処理対象として用いて前記等化フィルタ手段により後方等化フィルタ処理を行う。
従って、受信信号を構成するフレームに含まれる既知のシンボル部分の全部又は一部(同一のシンボル部分)が複数回繰り返して用いられて等化フィルタ処理が行われることにより、等化フィルタ処理で用いられるタップ利得係数を十分に収束させることができる。このため、例えば、既知のシンボル部分の全部又は一部(例えば、同期ワードの全部又は一部)のシンボル数が少ないような場合においても、等化処理において良好な収束を実現することができる。具体例として、既知のシンボル部分(全部又は一部)として、10シンボル程度の同期ワード(全部又は一部)のように、短いシンボル部分が用いられる場合に特に有効である。
ここで、例えば、フレームには既知のシンボル部分と情報シンボル部分が含まれ、この場合、既知のシンボル部分(全部又は一部)を複数回用いてタップ利得係数を十分に収束させた後に情報シンボル部分を等化処理することで、情報シンボル部分の等化処理の精度を良好にすることができる。
また、既知のシンボル部分(全部又は一部)を複数回繰り返して等化処理対象として用いる回数としては、種々な回数が用いられてもよく、例えば、通常は、回数が多いほどタップ利得係数の収束度が向上し、回数が少ないほど全体的な処理時間が低減するため、これらを比較考量して設定されるのがよい。
本発明に係る通信システムでは、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、前記受信信号を構成する前記フレームに含まれる前記既知のシンボル部分は、同期ワードのシンボル部分である。また、前記所定のアルゴリズムは、LMSアルゴリズム又はRLSアルゴリズムである。
従って、同期ワードのシンボル部分が内部に含まれるフレームについて、LMSアルゴリズム或いはRLSアルゴリズムを用いて等化処理を行う場合に、前方等化処理及び後方等化処理を効果的に使用して、効果的な等化処理を行うことができる。また、フレームに含まれる同期ワードのシンボル部分の全部又は一部を複数回繰り返して用いて等化処理を行うことにより、例えば、既知のシンボル部分である同期ワードのシンボル数が少ないような場合においても、LMSアルゴリズム或いはRLSアルゴリズムを用いた等化処理において良好な収束を実現することができる。
本発明に係る等化処理方法では、次のような構成により、既知のシンボル部分を含むフレームからなる受信信号を等化処理する。
すなわち、前記フレームの両端以外の位置(内部の位置)に、前記既知のシンボル部分が設けられている。
前記通信システムの第1の転送手段が、前記受信信号を構成する前記フレームに含まれる前記既知のシンボル部分より後方の受信信号(例えば、既知のシンボル部分の全部又は一部とその後の情報部分を含む信号)を順方向で第1のメモリに転送(格納)し、前記通信システムの第2の転送手段が、前記受信信号を構成する前記フレームに含まれる前記既知のシンボル部分より前方の受信信号(例えば、既知のシンボル部分の全部又は一部とその前の情報部分を含む信号)を逆順で第2のメモリに転送(格納)する。前記通信システムの第1の制御手段が、前記第1の転送手段により順方向で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を等化処理対象として用いて、等化処理対象となる信号と所定のアルゴリズムを用いて更新されるタップ利得係数に基づいて等化フィルタ処理を行って前方等化処理結果の信号を取得し、前記通信システムの第2の制御手段が、前記第2の転送手段により逆順で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を等化処理対象として用いて、等化処理対象となる信号と所定のアルゴリズムを用いて更新されるタップ利得係数に基づいて等化フィルタ処理を行って後方等化処理結果の信号を取得する。
従って、例えば、情報部分と既知のシンボル部分と情報部分が並んで配置されたフレームのように、フレームの内部に既知のシンボル部分が含まれるような場合に、前方等化処理及び後方等化処理を効果的に使用して、効果的な等化処理を行うことができる。
本発明に係る等化処理方法では、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、前記通信システムの結合手段が、前記前方等化処理結果の信号と前記後方等化処理結果の信号とを結合し、当該結合の結果を1フレーム分の等化処理結果の信号として取得する。
従って、等化処理後の1フレーム分の受信信号を取得することができ、以降の処理(例えば、受信情報の判定などの処理)に使用することができる。
ここで、例えば、前方等化処理結果の信号と後方等化処理結果の信号とで重複する部分が存在する場合には、重複しないように一方を削除することができる。
以上説明したように、本発明によると、例えば、情報部分と既知のシンボル部分と情報部分が並んで配置されたフレームのように、フレームの内部に既知のシンボル部分が含まれるような場合に、前方等化処理及び後方等化処理を効果的に使用して、効果的な等化処理を行うことができる。また、受信信号を構成するフレームに含まれる既知のシンボル部分の全部又は一部を複数回繰り返して等化処理対象として用いることにより、例えば、既知のシンボル部分のシンボル数が少ないような場合においても、等化処理において良好な収束を実現することができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施例に係る無線通信システムの無線通信装置に設けられた受信機の構成例を示してある。
本例の受信機は、入力端子Z1と出力端子Z2との間に、復調部1と、復調処理部2を備えている。
復調部1は、RF(無線周波数)部11と、A/D(Analog to Digital)変換器12と、直交復調部13と、受信フィルタ部14を備えている。
復調処理部2は、適応等化器15を備えている。
また、本例の無線通信システムの無線通信装置では、図4(a)、(b)に示されるようなフレームを用いて無線通信を行う。
具体的には、図4(a)に示されるフレームは、位置「A」から位置「A’」までのシンボルからなる情報(DATA)シンボル42aと、それに続く位置「B」から位置「B’」までのシンボルからなる同期ワード系列(SW)のシンボル41と、それに続く位置「C」から位置「C’」までのシンボルからなる情報(DATA)シンボル42bから構成されている。
また、図4(b)に示されるフレームは、位置「A」から位置「D」までのシンボルからなる情報(DATA)シンボル52aと、それに続く位置「D’」から位置「B’」までのシンボルからなる同期ワード系列(SW)のシンボル51と、それに続く位置「C」から位置「C’」までのシンボルからなる情報(DATA)シンボル52bから構成されている。また、位置「B」と位置「B’」との間のシンボルが10シンボルとなる位置「B」を示してあるとともに、その前の位置「A’」を示してある。
なお、本例では、図4(a)に示されるフレーム構成と図4(b)に示されるフレーム構成について、同じシンボル位置については共通の符号「A」、「A’」、「B」、「B’」、「C」、「C’」を用いて示したが、これらのフレームの構成(例えば、シンボル数)としてはそれぞれ種々なものが用いられてもよい。
本例の受信機において行われる動作の一例を示す。
アンテナにより無線受信された受信信号が入力端子Z1から復調部1内のRF部11に入力され、RF部11においてバッファアンプによる電力振幅増幅とミキサによる周波数変換が行われる。その後、受信信号はA/D変換器12によりアナログ信号からデジタル信号へ変換される。デジタル信号に変換された受信信号は、直交復調部13により直交復調されて、ベースバンド信号のI成分とQ成分に分離される。このベースバンド信号のI成分とQ成分は、受信フィルタ部14によりフィルタリングされて、復調処理部2内の適応等化器15に入力される。
適応等化器15に入力された信号は、適応等化器15により等化処理され、等化処理後の信号が出力端子Z2から出力される。
図2には、判定帰還型である本例の適応等化器15の構成例を示してある。
本例の適応等化器15は、等化フィルタ部21と、データ判定部22と、トレーニング用参照信号部23と、スイッチ部24と、等化誤差推定部25と、タップ利得制御部26を備えている。
ここで、スイッチ部24は、等化フィルタ部21及び等化誤差推定部25と接続される処理部を、データ判定部22とトレーニング用参照信号部23とで切り替える機能を有しており、初期値設定を行う際には、トレーニング用参照信号部23が等化フィルタ部21及び等化誤差推定部25と接続されるようにスイッチを切り替える。
図3には、本例の等化フィルタ部21の構成例を示してある。
本例の等化フィルタ部21は、受信信号の入力端子Z11と、データ判定部22からの出力又はトレーニング用参照信号部23からの出力の入力端子Z12と、タップ利得係数の入力端子Z13と、等化処理結果の出力端子Z14を備えている。
また、本例の等化フィルタ部21は、フィードフォワード(FF:Feed Forward)の処理に関して、複数であるNF個の複素乗算器D(0)〜D(NF−1)と、(NF−1)個の1サンプル遅延回路A(0)〜A(NF−2)を備えている。
また、本例の等化フィルタ部21は、フィードバック(FB:Feed Back)の処理に関して、複数であるNB個の複素乗算器E(1)〜E(NB)と、NB個の1サンプル遅延回路C(1)〜C(NB)を備えている。
また、本例の等化フィルタ部21は、複素加算器31を備えている。
なお、本例では、フィードバック系のタップ数を複数としたが、他の構成例として、タップ数を1として、1個の複素乗算器及び1個の1サンプル遅延回路を備えた構成とすることも可能である。
図2及び図3を参照して、本例の適応等化器15において行われる動作の一例を示す。
なお、tは時間を表す。
等化フィルタ部21では、タップ利得係数であるNF個のFFタップ係数の値F(t)〜F−NF+1(t)のそれぞれがNF個の複素乗算器D(0)〜D(NF−1)のそれぞれに入力される。
また、受信フィルタ部14から入力される受信信号が、(NF−1−i)個の1サンプル遅延回路を経由してi番目の複素乗算器D(i)に入力される(i=0〜NF−1)。
ここで、FF側における1個の1サンプル遅延回路による遅延量Tpを用いて、i番目の複素乗算器D(i)に入力される受信信号をy(t+i×Tp)と表す。
それぞれの複素乗算器D(0)〜D(NF−1)により入力される受信信号と入力されるFFタップ係数とが複素乗算され、その結果が複素加算器31へ出力される。
また、等化フィルタ部21では、タップ利得係数であるNB個のFBタップ係数の値B(t)〜BNB(t)のそれぞれがNB個の複素乗算器E(1)〜E(NB)のそれぞれに入力される。
また、等化後の判定値の信号又はトレーニング用の参照信号が、j個の1サンプル遅延回路を経由してj番目の複素乗算器E(j)に入力される(j=1〜NB)。
本例では、初期設定のためのトレーニング区間に既知の同期ワード系列(SW)を挿入する際には、スイッチ部24によりトレーニング用参照信号部23側への切り替えを行い、例えば予めメモリに記憶された同期ワード系列(SW)に相当する既知のシンボル系列の信号をトレーニング用の参照信号として入力端子Z12から入力する。また、情報伝達区間には、スイッチ部24によりデータ判定部22側への切り替えを行い、データ判定結果の信号を等化後の判定値(等化出力判定値)として入力端子Z12から入力する。
なお、本例では、トレーニング用の参照信号として、同期ワード系列(SW)の全部が設定される場合ばかりでなく、同期ワード系列(SW)の一部が設定される場合もあり、また、前方等化の場合には順方向に設定され、後方等化の場合には逆方向に設定される。
ここで、FB側における1個の1サンプル遅延回路による遅延量Tsを用いて、j番目の複素乗算器E(j)に入力される受信信号をa(t−j×Ts)と表す。入力端子Z12からの入力信号はa(t)と表される。
それぞれの複素乗算器E(1)〜E(NB)により入力される信号と入力されるFBタップ係数とが複素乗算され、その結果が複素加算器31へ出力される。
複素加算器31により複数の複素乗算器D(0)〜D(NF−1)、E(1)〜E(NB)から入力される全ての信号(複素乗算結果)が複素加算され、当該加算結果が出力端子Z14から出力される。
ここで、各タップのデータで構成される入力信号ベクトルY(t)は、(式1)のように表される。
また、タップ利得ベクトルc(t)は、(式2)のように表される。
また、等化フィルタ部21から出力される等化処理結果の信号z(t)は、(式3)のように表される。
Figure 2008042421
Figure 2008042421
Figure 2008042421
等化フィルタ部21からの出力(等化処理結果)は、データ判定部22及び等化誤差推定部25に入力される。
データ判定部22は、等化フィルタ部21からの出力z(t)を判定して送信シンボルを推定する。この推定としては、送信されたシンボルが取り得るシンボルと等化フィルタ部21からの出力との距離の2乗を求めて、それが最小となるシンボルを参照信号として決定する。
等化誤差推定部25は、等化フィルタ部21からの出力z(t)とスイッチ部24からの出力である理想参照信号r(t)との誤差e(t)を算出してタップ利得制御部26へ出力する。この誤差e(t)は、(式4)のように表される。
Figure 2008042421
ここで、本例では、図4(a)、(b)に示されるように、タップ利得係数を収束させるために情報(DATA)シンボル42a、42b、52a、52b以外に既知のシンボル系列である同期ワード系列(SW)41、51を付加したフレームの構成を用いている。
図4(a)には、制御チャネル或いは通信チャネルの場合のスロットフォーマットを示してある。この場合、同期ワードは10シンボル設けられており、本例では、これら10シンボルの全てをトレーニング区間として用いる。
また、図4(b)には、同期バーストの場合のスロットフォーマットを示してある。この場合、同期ワードは16シンボル設けられており、本例では、これら16シンボル中の後方(図4において、右の方)の10シンボル分をトレーニング区間として用いる。
そして、同期ワード系列(SW)のシンボル41、51より後方の情報(DATA)シンボル42b、52bを等化処理する際には、同期ワード系列(SW)のシンボル41、51の「B」で示される位置のシンボルを先頭に、情報(DATA)シンボル42b、52bの「C’」で示される位置(最後の位置)のシンボルまで前方等化処理する。ここで、同期ワード系列(SW)のシンボル41、51の「B」で示される位置は、図4(a)の場合には同期ワード系列(SW)の先頭の位置となり、図4(b)の場合には同期ワード系列(SW)の先頭から6シンボル分を除いた位置となる。
また、同期ワード系列(SW)のシンボル41、51より前方の情報(DATA)シンボル42a、52aを等化処理する際には、同期ワード系列(SW)のシンボル41、51の「B’」で示される位置(最後の位置)のシンボルを先頭に、情報(DATA)シンボル42a、52aの「A」で示される位置(最初の位置)のシンボルまで遡って後方等化処理する。
なお、ARIB STD−T79(非特許文献2)の規格では、図4(a)、(b)に示されるフレームは160シンボルからなり、図4(a)に示されるフレームと図4(b)に示されるフレームは同期ワード系列(SW)のシンボル41、51の「B’」で示される位置(最後の位置)が一致するように配置されている。
このように、本例では、スロットフォーマットの受信信号系列を処理対象とするため、スロット前半部については後方等化処理を行い、スロット後半部については前方等化処理を行う。
また、本例では、前方等化処理と後方等化処理の共通化を図るために、前方等化処理の場合には、トレーニング区間の位置「B」から情報(DATA)シンボル42b、52bの終端位置「C’」までの受信信号を、順方向の順序(図4において、左から右への順序)で、例えば受信信号全体を格納するメモリとは別のメモリへ、転送する。同様に、本例では、後方等化処理の場合には、トレーニング区間の位置「B’」から情報(DATA)シンボル42a、52aの先頭位置「A」までの受信信号を、逆方向の順序(図4において、右から左への順序)で、例えば受信信号全体を格納するメモリ或いは前方等化処理のためのメモリとは別のメモリへ、転送する。
なお、受信信号全体を格納するメモリや、前方等化処理の対象を格納するメモリや、後方等化処理の対象を格納するメモリとしては、本例では、それぞれ異ならせたが、例えば、一部又は全部が共通化されてもよく、同じメモリの異なる記憶領域が用いられてもよい。
図5(a)には、前方等化処理の対象となる受信信号部分の一例を示してあり、前方等化用のメモリに格納されてから前方等化処理される。本例の前方等化処理では、図4(b)に示されるフレームについては、同期ワード系列(SW)51の一部(位置「D’」と位置「A’」との間の部分)のシンボルは使用されない。
図5(b)には、後方等化処理の対象となる受信信号部分の一例を示してあり、後方等化用のメモリに格納されてから後方等化処理される。本例の後方等化処理では、図4(b)に示されるフレームについては、同期ワード系列(SW)51の一部(位置「A’」と位置「D’」との間の部分)のシンボルは情報(DATA)シンボル52aに含められて処理される。
ここで、本例のように、前方等化処理と後方等化処理とで同期ワード系列(SW)の長さを同一(本例では、10シンボル)として、前方等化処理の対象を格納するメモリと後方等化処理の対象を格納するメモリを別に設けると、例えば、DSPの等化処理プログラムを共通化して、共通のDSPによりそれぞれのメモリから信号を読み出して等化処理を行うことにより、前方等化処理と後方等化処理を効率的に行うことが可能となる。
また、前方等化処理と後方等化処理とでは、同期ワード系列(SW)の並び順が逆になるため、トレーニング用参照信号部23にはそれぞれの並び順に対応したトレーニング用の信号を設定する。また、図4(b)に示されるフレームについては同期ワード系列(SW)51の一部のみを使用するため、トレーニング用参照信号部23には当該一部についてトレーニング用の信号を設定する。
なお、他の構成例として、図4(b)に示されるフレームについて、同期ワード系列(SW)51の全て又は11シンボル以上を使用することも可能であるが、図4(a)に示されるフレームとの間で同期ワード系列(SW)のシンボル数が異なることとなる。
更に、本例では、前方等化処理や後方等化処理において、同期ワード系列(SW)41、51の部分を複数回繰り返して用いて等化処理を行う。このような繰り返しトレーニングは、図5(a)、(b)に示されるように、前方等化処理及び後方等化処理の対象として同期ワード系列(SW)の部分が先頭に配置されるようにすることで、処理が容易化される。
本例では、1回分のトレーニング区間は10シンボルの同期ワード区間(同期バーストの場合は後方の10シンボル)であり、同一の同期ワードのデータに対して例えば16回トレーニングを実施することにより、係数の収束性を高めている。
タップ利得制御部26は、等化フィルタ部21からの出力z(t)と理想参照信号r(t)との誤差e(t)の2乗平均値が最小となるように、LMSアルゴリズムを用いて、等化フィルタ部21に与えるタップ利得係数の値F−NF+1(t)〜F(t)、B(t)〜BNB(t)を更新する。
なお、複素LMSによる係数の更新は(式5)に基づいて行われる。ここで、h(t)はタップ利得ベクトルであり、uはタップ入力ベクトルであり、μはステップサイズパラメータ(例えば、μ=0.05)であり、eは等化誤差である。本例では、タップ利得ベクトルh(t)として(式2)に示されるタップ利得ベクトルc(t)が用いられ、タップ入力ベクトルuとして(式1)に示される入力信号ベクトルY(t)が用いられ、等化誤差eとして(式4)に示される誤差e(t)が用いられる。
Figure 2008042421
ここで、LMSアルゴリズムでは、通常、タップ利得係数を収束させるまでに30〜50シンボル程度要するため、ARIB STD−T79(非特許文献2)などの多くの移動無線の規格が定める10シンボル程度の同期ワード系列(SW)41、51だけでは十分に収束させることは困難である。
そこで、本例では、規格により決められている同期ワード長である10シンボルでもタップ利得係数を十分に収束させるために、10シンボルの同期ワード系列(SW)41、51を複数回用いて等化処理を行う。
図6(b)には、本例のLMSアルゴリズムを用いて等化処理(本例では、前方等化処理と後方等化処理のそれぞれ)を行った場合における誤差e(t)の特性P3の一例を示してある。グラフの横軸は時間(シンボル番号)を表しており、縦軸は誤差e(t)を表している。
図6(b)に示されるように、本例では、10シンボルの同期ワード系列(SW)41、51を適応等化器15のタップ利得係数が十分に収束するまで繰り返して用いて等化処理を行い、タップ利得係数が十分に収束した後に情報(DATA)シンボル42a、42b、52a、52bを用いて等化処理を行うように移行してブラインド等化を行う。適応等化器15による等化処理結果は、出力端子Z2へ出力される。
ここで、本例では、復調処理部2において、前方等化処理が行われた結果である受信信号部分と後方等化処理が行われた結果である受信信号部分とを結合して、元の受信信号と同じ配列を有する等化処理結果を取得する。この場合、図8(a)に示される受信信号部分と図8(b)に示される受信信号部分とでは重複する部分(位置「B」と位置「B’」との間のシンボル部分)があるため、この重複部分については一方を削除する。
なお、他の構成例として、前方等化処理の結果と後方等化処理の結果を以降で別個に処理するような構成とすることも可能である。
以上のように、本例の受信機では、図4(a)、(b)に示されるように情報(DATA)シンボル42a、52aと同期ワード系列(SW)のシンボル41、51と情報(DATA)シンボル42b、52bが並んだ構成のフレームを受信するに際して、同期ワード系列(SW)のシンボル41、51より後方の情報(DATA)シンボル42b、52bについては前方等化処理を行い、同期ワード系列(SW)のシンボル41、51より前方の情報(DATA)シンボル42a、52aについては後方等化処理を行うことにより、全体として、このような構成のフレームに対して非常に効果的な等化処理を行うことができる。
また、本例の受信機では、例えば、マルチパスフェージング環境下における遅延歪を補償する適応等化器15において、初期値設定のための参照信号として用いる短い既知の同期ワードが挿入されたフレームに含まれる当該同期ワード部分の信号を繰り返して用いてLMSアルゴリズムによりタップ利得係数の更新処理を行うことにより、タップ利得係数を収束させる。
従って、本例の受信機では、LMSアルゴリズムの課題とされていた収束させるまでに要するシンボル数に着目して、10シンボルの同期ワードを繰り返して用いることにより適応等化器15のタップ利得係数をLMSアルゴリズムにより十分に収束させることができ、例えば、固定小数点演算方式を用いて精度良く送信信号(受信機により受信した信号)を推定することができる。また、本例では、フレーム(或いは、スロット)内の信号フォーマットとしては、既知のシンボルが10シンボル程度でも十分であるため、伝送効率を落とすことなくデータを送受信することが可能となり、ARIB STD−T79(非特許文献2)などの多くの移動無線の規格に沿う方式となる。
ここで、本例では、LMSアルゴリズムを用いる場合に、同一の同期ワード系列(SW)のデータを16回繰り返して用いて前方等化処理や後方等化処理を行う構成を示したが、他の構成例として、RLSアルゴリズムを用いる場合に適用することもでき、この場合、例えば、同一の同期ワード系列(SW)のデータを繰り返して用いて前方等化処理や後方等化処理を行う当該繰り返しの回数としては3回などを用いることができ、これにより、RLSアルゴリズムを用いる場合に、更に特性を向上させることができる。
また、本例の受信機は、例えば、端末装置や基地局装置など、種々な装置に適用されてもよい。
なお、本例の通信システムの受信機では、復調処理部2において、適応等化器15の等化フィルタ部21の機能により等化フィルタ手段が構成されており、適応等化器15のデータ判定部22やトレーニング用参照信号部23やスイッチ部24や等化誤差推定部25やタップ利得制御部26の機能によりタップ利得係数の更新手段が構成されており、前方等化処理の対象を格納するメモリの機能により第1のメモリが構成されており、後方等化処理の対象を格納するメモリの機能により第2のメモリが構成されており、第1のメモリへ前方等化処理の対象を転送する機能により第1の転送手段が構成されており、第2のメモリへ後方等化処理の対象を転送する機能により第2の転送手段が構成されており、適応等化器15により前方等化処理を行う機能により第1の制御手段が構成されており、適応等化器15により後方等化処理を行う機能により第2の制御手段が構成されており、前方等化処理結果の信号と後方等化処理結果の信号を結合する機能により結合手段が構成されている。
次に、図7及び図8を参照して、本発明を適用することが可能なシステムの一例を示す。
図7には、防災デジタル無線システムの一例である消防デジタル無線システムの構成例を示してある。
本例の消防デジタル無線システムは、操作部81と表示部82と記憶部83を有する指令装置(指令卓)71と、回線制御装置(無線回線制御装置)72と、複数であるp個の基地局装置G1〜Gpと、複数であるp個の遠隔制御器H1〜Hpと、複数であるq個の移動局装置I1〜Iqを備えている。
各移動局装置I1〜Iqは、車載機91と携帯機92から構成されており、また、携帯機92を置くための置台93を有している。
本例の消防デジタル無線システムは、東京都など各都道府県の地域防災のために用いることができる。本例では、指令装置71や回線制御装置72は防災センタに設置されており、各基地局装置G1〜Gpは消防署内或いはビルの上や街中や山上などの外部に設置されており、各遠隔制御器H1〜Hpは消防署内に設置されており、各移動局装置I1〜Iqは消防車或いは救急車などの車両に設置されている。
各車両では、例えば、車載機91や置台93が当該各車両に取り付けられるなどして搭載されており、携帯機92は人により持ち運ぶことや置台93に置くことが可能になっている。
なお、図7に示されるのと同様なシステムを複数設けて、いずれかのシステムを運用するとともに他のシステムを予備として待機させ、運用しているシステムが故障したときに予備のシステムを運用させることで全体の運用を継続させるような構成とすることも可能である。
また、基地局装置G1〜Gpとの間で通信する配下の装置としては、例えば、固定機、半固定機、携帯機、可搬機など、種々なものが用いられてもよい。
本例の消防デジタル無線システムにおいて行われる動作の概要を示す。
指令装置71では、操作部81が人(指令者)により操作されることにより各種の指示や情報を入力し、表示部82が表示対象となる各種の情報を画面に表示出力し、メモリから構成された記憶部83が記憶対象となる各種の情報を記憶する。
指令者は、指令装置71から配下の装置(回線制御装置72、基地局装置G1〜Gp、遠隔制御器H1〜Hp、移動局装置I1〜Iq)へ各種の指示を送信することができる。また、指令者は、指令装置71が配下の装置から受信した各種の情報を画面表示により見ることができる。また、必要な情報は、記憶部83に保持される。
回線制御装置72は、例えば有線で指令装置71と複数の基地局装置G1〜Gpと接続されており、これらの間の通信を中継し、また、無線回線などに関する各種の制御を行う。
各基地局装置G1〜Gpは、通信可能な領域(エリア)に存在する移動局装置I1〜Iqとの間で無線により通信し、また、有線で接続された各遠隔制御器H1〜Hpとの間で通信する。
各遠隔制御器H1〜Hpは、有線で接続された各基地局装置G1〜Gpとの間で通信し、例えば、移動局装置と同様な機能を有しており、人(署員)により操作などされる。
各移動局装置I1〜Iqは、当該各移動局装置I1〜Iqが収容される基地局装置G1〜Gpとの間で無線により通信する。
図8には、車載機91の構成例及び携帯機92の構成例を示してある。
車載機91は、アンテナ101と、無線部102と、キー操作部103と、表示部104と、マイクを有するマイク部105と、例えば2つのスピーカを有するスピーカ部106と、メモリ107と、携帯インタフェース108と、制御部109を備えている。
携帯機92は、アンテナ111と、無線部112と、キー操作部113と、表示部114と、マイクを有するマイク部115と、スピーカを有するスピーカ部116と、メモリ117と、車載インタフェース118と、制御部119を備えている。
ここで、車載機91が有する内部の処理機能と携帯機92が有する内部の処理機能は、例えばスピーカの数が異なるなどの相違はあるが、概略的には、同様である。
車載機91では、無線部102がアンテナ101により基地局装置G1〜Gpとの間で信号を無線送信や無線受信し、キー操作部103が人(使用者)からのキー操作を受け付け、表示部104が使用者に対して情報を画面に表示し、マイク部105が使用者などにより発せられる音(音声)を入力し、スピーカ部106が使用者に対して音(音声)を出力し、メモリ107が例えば呼び出されるための電話番号となる呼出情報(ID情報)を記憶し、携帯インタフェース108が携帯機92の車載インタフェース118との間で例えば光信号により通信し、制御部109が各種の制御を行う。
同様に、携帯機92では、無線部112がアンテナ111により基地局装置G1〜Gpとの間で信号を無線送信や無線受信し、キー操作部113が人(使用者)からのキー操作を受け付け、表示部114が使用者に対して情報を画面に表示し、マイク部115が使用者などにより発せられる音(音声)を入力し、スピーカ部116が使用者に対して音(音声)を出力し、メモリ117が例えば呼び出されるための電話番号となる呼出情報(ID情報)を記憶し、車載インタフェース118が車載機91の携帯インタフェース108との間で例えば光信号により通信し、制御部119が各種の制御を行う。
ここで、車載機91のメモリ107に記憶される呼出情報(ID情報)と携帯機92のメモリ117に記憶される呼出情報(ID情報)としては、同一の情報が設定される。
また、車載機91と携帯機92とは、携帯機92が置台93に置かれた状態では携帯インタフェース108と車載インタフェース118との間で通信することが可能であるが、例えば、携帯機92が置台93から取り外されて持ち運ばれる状態では携帯インタフェース108と車載インタフェース118との間では通信しない。
本例では、携帯機92が置台93にセットされている(置かれている)状態では、携帯機92は特に機能せず、基地局装置G1〜Gpからの受信や、基地局装置G1〜Gpへの送信や、キー入力や、表示出力や、音声入力や、音声出力などは全て車載機91により行われる。
一方、携帯機92が置台93から取り外された状態では、携帯機92により基地局装置G1〜Gpからの受信や、基地局装置G1〜Gpへの送信や、キー入力や、表示出力や、音声入力や、音声出力などの全てが行われ、この状態では、車載機91により基地局装置G1〜Gpからの受信や、表示出力や、音声出力のみが行われる。つまり、車載機91と携帯機92とは同一の呼出情報(ID情報)が設定されており、受信は両方で同時に行うことが可能であるが、送信は片方ずつ行う構成となっている。
なお、置台93から取り外された携帯機92は、車載機91を介さずに、基地局装置G1〜Gpとの間で直接的に無線通信する。この点は、通常の親子電話の子機とは異なる点であると考えられる。
また、携帯機92が置台93にセットされた状態や置台93から取り外された状態は、車載機91や携帯機92により検出されて、それぞれの制御部109、119によりそのときの状態に応じて実行可能な機能(或いは、実行不可能な機能)が設定される。
また、車載機91では、2つのスピーカを有しており、例えば、携帯機92が置台93から取り外された状態では、基地局装置G1〜Gpから携帯機92へ送信される通話の内容を一のスピーカから音声出力するとともに、携帯機92から基地局装置G1〜Gpへ送信される通話の内容を他のスピーカから音声出力する。
一例として、消防車などに移動局装置I1〜Iqが設けられており、当該消防車などが火災などの現場にいて、或る隊員が携帯機92を持って当該消防車などの外部に出て活動し、他の隊員が当該消防車などの内部で待機する際に、当該他の隊員は車載機91から出力される音声を聞くことにより、携帯機92と基地局装置G1〜Gpとの間で行われる通話の内容を聞くことができる。
なお、例えば、基地局装置G1〜Gpから移動局装置I1〜Iqへの下りの通信と、移動局装置I1〜Iqから基地局装置G1〜Gpへの上りの通信とでは、異なる周波数が用いられる。
また、基地局装置G1〜Gpの側(例えば、指令装置71)と移動局装置I1〜Iqとの間の通信としては、例えば、プレストーク通信が行われる構成が用いられてもよく、或いは、通常の携帯電話のような両方向同時通信が行われる構成が用いられてもよく、或いは、他の態様の通信が行われる構成が用いられてもよい。また、基地局装置G1〜Gpの側から移動局装置I1〜Iqへ報知のための情報を送信して、移動局装置I1〜Iqが当該情報の受信に応じて当該情報を(自動的に)出力するような構成を用いることもできる。
消防車の場合には、例えば、プレストーク通信が用いられ、指令装置71から複数の消防車の移動局装置I1〜Iqを呼び出してグループ通信(例えば、事業リンクでのグループ通信)し、このグループ内でプレストーク通信することにより、これら複数の消防車により同一の火災現場の処置を行うことができる。
救急車の場合には、例えば、通常の電話のような通信が用いられ、発話(発呼)及び受話により通話を行うことができる。
また、例えば、車載機91と携帯機92との間で離れた所でも無線により通信することが可能な機能を車載機91及び携帯機92に設けることも可能である。この場合、一例として、トンネル内などの不感地帯で携帯機92を車両の外部に持ち出すときに、車載機91と携帯機92をトランシーバのように用いて互いに通話することができる。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の一実施例に係る受信機の構成例を示す図である。 判定帰還型の適応等化器の構成例を示す図である。 等化フィルタ部の構成例を示す図である。 (a)制御チャネル或いは通信チャネルの場合と(b)同期バーストの場合についてデジタル無線通信に用いられるフレームの構成例を示す図である。 (a)前方等化及び(b)後方等化のための受信信号転送順序の一例を示す図である。 (a)は従来型のアルゴリズムを用いた場合における特性例を示す図であり、(b)は本例のアルゴリズムを用いた場合における特性例を示す図である。 消防デジタル無線システムの構成例を示す図である。 車載機及び携帯機の構成例を示す図である。
符号の説明
Z1、Z11〜Z13・・入力端子、 Z2、Z14・・出力端子、 1・・復調部、 2・・復調処理部、 11・・RF部、 12・・A/D変換器、 13・・直交復調部、 14・・受信フィルタ部、 15・・適応等化器、 21・・等化フィルタ部、 22・・データ判定部、 23・・トレーニング用参照信号部、 24・・スイッチ部、 25・・等化誤差推定部、 26・・タップ利得制御部、 31・・複素加算器、 A、C・・1サンプル遅延回路、 D、E・・複素乗算器、 41、42a、42b、51、52a、52b・・シンボル、
71・・指令装置、 72・・回線制御装置、 81・・操作部、 82、104、114・・表示部、 83・・記憶部、 91・・車載機、 92・・携帯機、 93・・置台、 G1〜Gp・・基地局装置、 H1〜Hp・・遠隔制御器、 I1〜Iq・・移動局装置、 101、111・・アンテナ、 102、112・・無線部、 103、113・・キー操作部、 105、115・・マイク部、 106、116・・スピーカ部、 107、117・・メモリ、 108・・携帯インタフェース、 109、119・・制御部、 118・・車載インタフェース、

Claims (5)

  1. 既知のシンボル部分を含むフレームからなる受信信号を等化処理する通信システムにおいて、
    前記フレームの両端以外の位置に前記既知のシンボル部分が設けられており、
    当該通信システムは、等化処理対象となる信号とタップ利得係数に基づいて等化フィルタ処理を行って等化処理結果の信号を取得する等化フィルタ手段と、
    所定のアルゴリズムを用いて前記等化フィルタ手段により用いられる前記タップ利得係数を更新する更新手段と、
    前記受信信号を構成する前記フレームに含まれる前記既知のシンボル部分より後方の受信信号を、順方向で第1のメモリに転送する第1の転送手段と、
    前記受信信号を構成する前記フレームに含まれる前記既知のシンボル部分より前方の受信信号を、逆順で第2のメモリに転送する第2の転送手段と、
    前記第1の転送手段により順方向で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を等化処理対象として用いて前記等化フィルタ手段により前方等化フィルタ処理を行う第1の制御手段と、
    前記第2の転送手段により逆順で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を等化処理対象として用いて前記等化フィルタ手段により後方等化フィルタ処理を行う第2の制御手段と、を備えた、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記第1の制御手段は、前記第1の転送手段により順方向で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を複数回繰り返して等化処理対象として用いて前記等化フィルタ手段により前方等化フィルタ処理を行い、
    前記第2の制御手段は、前記第2の転送手段により逆順で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を複数回繰り返して等化処理対象として用いて前記等化フィルタ手段により後方等化フィルタ処理を行う、
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信システムにおいて、
    前記受信信号を構成する前記フレームに含まれる前記既知のシンボル部分は、同期ワードのシンボル部分であり、
    前記所定のアルゴリズムは、LMSアルゴリズム又はRLSアルゴリズムである、
    ことを特徴とする通信システム。
  4. 既知のシンボル部分を含むフレームからなる受信信号を等化処理する通信システムにおける等化処理方法において、
    前記フレームの両端以外の位置に前記既知のシンボル部分が設けられており、
    前記通信システムの第1の転送手段が、前記受信信号を構成する前記フレームに含まれる前記既知のシンボル部分より後方の受信信号を、順方向で第1のメモリに転送し、
    前記通信システムの第2の転送手段が、前記受信信号を構成する前記フレームに含まれる前記既知のシンボル部分より前方の受信信号を、逆順で第2のメモリに転送し、
    前記通信システムの第1の制御手段が、前記第1の転送手段により順方向で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を等化処理対象として用いて、等化処理対象となる信号と所定のアルゴリズムを用いて更新されるタップ利得係数に基づいて等化フィルタ処理を行って前方等化処理結果の信号を取得し、
    前記通信システムの第2の制御手段が、前記第2の転送手段により逆順で転送したメモリ内容を入力して、これに含まれる前記既知のシンボル部分の全部又は一部を等化処理対象として用いて、等化処理対象となる信号と所定のアルゴリズムを用いて更新されるタップ利得係数に基づいて等化フィルタ処理を行って後方等化処理結果の信号を取得する、
    ことを特徴とする等化処理方法。
  5. 請求項4に記載の等化処理方法において、
    前記通信システムの結合手段が、前記前方等化処理結果の信号と前記後方等化処理結果の信号とを結合し、当該結合の結果を1フレーム分の等化処理結果の信号として取得する、
    ことを特徴とする等化処理方法。
JP2006212715A 2006-08-04 2006-08-04 通信システム Active JP4299323B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212715A JP4299323B2 (ja) 2006-08-04 2006-08-04 通信システム
US11/828,721 US7848405B2 (en) 2006-08-04 2007-07-26 Communication system
CN2007101437190A CN101119128B (zh) 2006-08-04 2007-08-02 通信***

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006212715A JP4299323B2 (ja) 2006-08-04 2006-08-04 通信システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008067263A Division JP4686562B2 (ja) 2008-03-17 2008-03-17 通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008042421A true JP2008042421A (ja) 2008-02-21
JP4299323B2 JP4299323B2 (ja) 2009-07-22

Family

ID=39050738

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006212715A Active JP4299323B2 (ja) 2006-08-04 2006-08-04 通信システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7848405B2 (ja)
JP (1) JP4299323B2 (ja)
CN (1) CN101119128B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4832601B1 (ja) * 2011-01-28 2011-12-07 パナソニック株式会社 等化装置及び等化方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4589688B2 (ja) * 2004-09-30 2010-12-01 株式会社ケンウッド 移動無線通信装置及び通信処理方法
CN101572574B (zh) * 2009-06-01 2012-10-31 中国民航大学 基于最小二乘—最小均方的智能天线自适应干扰抑制方法
FR2961937A1 (fr) * 2010-06-29 2011-12-30 France Telecom Codage/decodage predictif lineaire adaptatif
US9992044B2 (en) * 2015-05-28 2018-06-05 King Fahd University Of Petroleum And Minerals System and method for applying adaptive frequency-domain RLS DFE for uplink SC-FDMA
JP6197916B1 (ja) * 2016-06-03 2017-09-20 Nttエレクトロニクス株式会社 補償係数算出方法
US10129058B2 (en) * 2016-09-16 2018-11-13 Nokia Solutions And Networks Oy Demodulation reference signal based automatic gain control
US10057672B2 (en) * 2016-10-04 2018-08-21 Nxp B.V. Optical communication interface
US10469128B1 (en) * 2018-04-19 2019-11-05 Cisco Technology, Inc. Analog echo cancellation with digital-to-analog converter noise suppression
US11212143B1 (en) * 2020-06-29 2021-12-28 Huawei Technologies Co., Ltd. Sliding block decision equalizer

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3259292B2 (ja) 1991-09-26 2002-02-25 ソニー株式会社 等化方法
JP3160453B2 (ja) * 1993-11-29 2001-04-25 松下電器産業株式会社 データ受信装置
JPH08186523A (ja) 1994-12-28 1996-07-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ受信装置
JP3145295B2 (ja) 1995-12-27 2001-03-12 松下電器産業株式会社 データ受信装置
JP4408759B2 (ja) 2004-07-12 2010-02-03 パナソニック株式会社 判定帰還型等化器及び受信装置
JP4589688B2 (ja) 2004-09-30 2010-12-01 株式会社ケンウッド 移動無線通信装置及び通信処理方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4832601B1 (ja) * 2011-01-28 2011-12-07 パナソニック株式会社 等化装置及び等化方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20080037621A1 (en) 2008-02-14
US7848405B2 (en) 2010-12-07
CN101119128B (zh) 2011-04-20
JP4299323B2 (ja) 2009-07-22
CN101119128A (zh) 2008-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4299323B2 (ja) 通信システム
EP2772070B1 (en) Processing audio signals
US9343078B2 (en) Pre-process (amplitude distortion) and post-process (phase synchronization) for linear AEC system
JP2007282222A (ja) 時間遅延補聴器システムおよび方法
US9652197B2 (en) Information processing method, electronic apparatus and system
JP2014087027A (ja) 中継装置および通信システム
JP4686562B2 (ja) 通信システム
JP4892280B2 (ja) 受信装置及び適応アルゴリズム制御方法
JP2007251340A (ja) 通信システム
JP5883046B2 (ja) 多重アンテナ無線中継システム及びこれを用いたフィードバック干渉除去方法
CN109245815B (zh) 直放站的发射信号确定方法和***
JP5481728B2 (ja) 等化器
JP4732161B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信制御方法
JPH1155132A (ja) 無線機及び無線通信方法
JP2008135912A (ja) 通信システム及び等化処理方法
JP6341305B2 (ja) 中継装置および通信システム
JP2003008489A (ja) ダイバーシティ受信用回り込みキャンセル装置及び中継システム
JP2007228004A (ja) 通信システム
JP4711908B2 (ja) 無線通信システム
JP2002185393A (ja) Tdma無線通信システムとその基地局装置及び端末装置
JP5312921B2 (ja) 受信機、及び等化処理方法
JP5531669B2 (ja) 通信装置
JPH0888582A (ja) 無線通信装置
EP2966839A2 (en) Handheld communication device with a multi-electroacoustic transducer configuration and reduced form factor
JP6057454B2 (ja) 無線端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080829

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081211

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4299323

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120424

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130424

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140424

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250