JP2008039890A - 画像データ生成装置、画像再生装置、画像データ生成方法、画像再生方法、記録媒体、コンピュータプログラム - Google Patents

画像データ生成装置、画像再生装置、画像データ生成方法、画像再生方法、記録媒体、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置において、動画ぼけや画面のちらつきの少ない高品質な画像表示を行う。
【解決手段】動画を含む所定の時間区間の画像を記録した画像データを生成する際に、以下のような処理を行う。すなわち、動画を含む所定の時間区間の画像の少なくとも一部を構成するフレーム画像を表すデータと、フレーム画像を表すデータに対応づけられフレームレートを表すデータと、を含む画像データを生成する。このような態様とすれば、動画の内容に応じてフレームレートを適切に設定することで、データ量を大きくすることなく、動画ぼけや画面のちらつきの少ない高品質な画像表示が行える画像データを生成することができる。
【選択図】図2

Description

この発明は、表示装置に画像を表示するための画像データの生成および表示に関する。
従来より、表示装置に画像を表示する際には、規格に沿った所定のフレームレートで画像が表示されていた。たとえば、NTSC方式の場合は、29.97fpsであり、PAL方式の場合は25fpsであった。なお、「fps」は「Frames Per Sec(フレーム/秒)」の略であり、単位時間あたりに表示されるフレーム数を表す。動画を表示する際には、少しづつ異なる静止画が所定のフレームレートによって順に表示される。
しかし、次の映像信号によって表示が更新されるまでほぼ一定の表示が保たれるホールド型の表示装置においては、動画を表示する際に、次のような問題が生じる。すなわち、動画を表示する際に、少しづつ異なる静止画像が、画面内で順に切り換えられて表示されることに起因して、看取者に動画ぼけが感じられることがある。一方、表示されている静止画像と次の静止画像との間の時間に黒画像を挿入して動画ぼけを低減する技術が存在する。しかし、そのような態様においては、看取者に画面がちらついて見えることがある。
このような問題を取り扱うために、特許文献1の技術においては、静止画を表示する場合には黒画像を挿入せず、動画を表示する場合に黒画像を挿入して、画像の表示を行う。その結果、もともと動画ぼけの生じない静止画像の表示においては、画面のちらつきの問題が解消される。また、特許文献2の技術においては、表示装置の表示領域中において、静止画を表示する領域には黒画像を挿入せず、動画を表示する領域には黒画像を挿入して、画像の表示を行う。その結果、やはり、もともと動画ぼけの生じない静止画像の表示において、画面のちらつきの問題が解消される。
特開2003−262846号公報 特開2002−123223号公報
しかし、上記の技術は、動画を含む画像における動画ぼけと画面のちらつきの問題を同時に解決するものではない。
本発明は、表示装置において、動画を含む画像について、動画ぼけや画面のちらつきの少ない高品質な画像表示を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、動画を含む所定の時間区間の画像を記録した画像データを生成する際に、以下のような処理を行う。すなわち、動画を含む所定の時間区間の画像の少なくとも一部を構成するフレーム画像を表すデータと、フレーム画像を表すデータに対応づけられフレームレートを表すデータと、を含む画像データを生成する。
このような態様とすれば、動画の内容に応じてフレームレートを適切に設定することで、データ量を大きくすることなく、動画ぼけや画面のちらつきの少ない高品質な画像表示が行える画像データを生成することができる。なお、「フレームレート」とは、フレーム画像を単位時間あたり何枚表示すべきかを実質的に表す情報とすることができる。
なお、画像データを生成する際には、以下のような処理を行うことが好ましい。すなわち、複数の画像を第1の時間間隔で取得して複数の第1のフレーム画像データを生成する。そして、第1のフレーム画像データの画像の基準画像からの動き量を計算する。その後、動き量に基づいて、複数の第1のフレーム画像データの中から一部のフレーム画像データを選択する。そして、選択された第1のフレーム画像データの画像を表す第2のフレーム画像データと、フレームレートを表すデータとしての再生用データであって、画像データの再生時に第2のフレーム画像データの画像を表示すべき表示時間を表す再生用データと、を含むデータを、画像データとして生成する。
このような態様とすれば、値が異なるフレームレートのデータを、第2のフレーム画像データにそれぞれ対応づけて画像データに格納することができる。なお、第2のフレーム画像データは、第1のフレーム画像データと同一のデータとすることができる。また、第2のフレーム画像データは、対応する第1のフレーム画像データに基づいて生成されたデータであって、その第1のフレーム画像データとは異なるデータとすることもできる。
なお、動き量を計算する際には、動き量を計算する第1のフレーム画像データに対する基準画像として、それまでにフレーム選択部によって選択された第1のフレーム画像データのうちの一つの画像を使用して、動き量を計算することが好ましい。
このような態様においては、生成する画像データのフレーム画像データとして使用されることがすでに決まっているフレーム画像データの画像を基準として、検討対象の第1のフレーム画像データの動き量が計算される。そして、その動き量に基づいて、第1のフレーム画像データを選択すべきか否かが決定される。このため、このような態様によれば、看取者にとって動画の動きが自然に見える画像データを生成することができる。
なお、基準画像は、それまでにフレーム選択部によって選択された第1のフレーム画像データのうち、第1のフレームデータ生成部によって画像が取得された時刻が最も遅い第1のフレーム画像データの画像とすることが好ましい。ただし、それまでに選択された第1のフレーム画像データのうち他の第1のフレーム画像データの画像を、基準画像とすることもできる。
また、画像データを生成する際には、以下のような処理を行うことが好ましい。すなわち、表示時間に基づいて、第2のフレーム画像データを生成する際の圧縮率を決定する。そして、選択された第1のフレーム画像データをその圧縮率に応じて圧縮して、第2のフレーム画像データを生成する。そして、画像データとして、それぞれの第2のフレーム画像データの圧縮率を表し、それら第2のフレーム画像データにそれぞれ対応づけられた圧縮率データをさらに含む画像データを生成する。このような態様とすれば、画像データのデータ量を少なくすることができる。
なお、選択された第1のフレーム画像データF1と、選択された第1のフレーム画像データF0であって第1のフレーム画像データF1の直前に画像が取得された第1のフレーム画像データF0と、の画像の取得時刻の差に基づいて、第1のフレーム画像データF0に対応する第2のフレーム画像データの画像の表示時間を決定することが好ましい。
このような態様とすれば、第2のフレーム画像データの画像の表示時間を適切に設定することができる。なお、「直前に画像が取得された」とは、選択された第1のフレーム画像データの集合の中で、画像の取得時刻がある第1のフレーム画像データF1より早く、かつ、その第1のフレーム画像データF1の画像の取得時刻に最も近いことを意味する。
また、第1の時間間隔は1/(300×n)秒(nは、正の整数)であることが好ましい。このような態様とすれば、NTSC方式とPAL方式の両方の映像信号に基づいて、容易に画像データを生成することができる。
なお、動画を含む所定の時間区間の画像を記録した画像データに基づいて画像を再生する際には、以下のような処理を行うことが好ましい。すなわち、まず、フレーム画像を表すデータと、フレーム画像を表すデータに対応づけられフレームレートを表すデータと、を含む画像データを取得する。そして、フレーム画像を表すデータに基づいて、フレームレートに応じた時間だけフレーム画像を表示して、画像データを再生する。このような態様とすれば、表示装置において、動画ぼけや画面のちらつきの少ない高品質な画像表示を行うことができる。
フレーム画像を表すデータが、その画像を表す他のデータを圧縮して生成されたデータであり、画像データが、さらに、その圧縮の際の圧縮率を表しフレーム画像を表すデータに対応づけられたデータを含む態様においては、以下のような処理を行うことが好ましい。すなわち、フレーム画像を表すデータを、圧縮率を表すデータに基づいて解凍する。そして、画像をフレームレートに応じた時間だけ表示する際に、解凍されたデータに基づいて画像を表示する。このような対応とすれば、データ量の小さい画像データに基づいて、動画ぼけや画面のちらつきの少ない高品質な画像表示を行うことができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、画像データ生成方法および画像データ生成装置、画像再生方法および画像再生装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、画像データを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
A.第1実施例:
A1.装置の構成:
図1は、本発明の実施例であるデジタルビデオカメラ10の構成を示すブロック図である。デジタルビデオカメラ10は、画像データの処理を行う映像処理エンジン部100と、撮像素子200と、メモリ部300と、表示デバイス500と、を備えている。
撮像素子200は、CCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)である。撮像素子200は、外部から光を取り込んで、その光に応じて電気信号を発し、映像処理エンジン部100に伝えることができる。表示デバイス500は、液晶ディスプレイである。表示デバイス500は、映像処理エンジン部100に制御されて画像を表示することができる。メモリ部300は、半導体メモリである。映像処理エンジン部100は、メモリ部300内において撮像素子200から送られてきた信号に基づいて画像データを生成し、その画像データの処理を行う。
また、デジタルビデオカメラ10は、記録媒体400を挿入できるスロットを備えている。デジタルビデオカメラ10は、この記録媒体400に格納されたデータを読み取ることができ、かつ、記録媒体400にデータを書き込むことができる。記録媒体400は、SDカード(商標)である。記録媒体400は、デジタルビデオカメラ10に設けられたカードスロットに挿入され、映像処理エンジン部100によって、画像データを書き込まれる。また、映像処理エンジン部100は、カードスロットに挿入された記録媒体400からデータを読み出すことができる。
デジタルビデオカメラ10は、さらに、入出力端子600を備えている。この入出力端子600を介して、デジタルビデオカメラ10は、外部の映像再生機器20,30から映像信号を受け取ることができる。
A2.動画データの記録:
図2は、デジタルビデオカメラ10によって動画を記録する際の処理を示すフローチャートである。これらの処理は、具体的には、映像処理エンジン部100がデジタルビデオカメラ10の各部(図1参照)を制御して行う。
ステップS10においては、映像処理エンジン部100は、所定の時間、動画を記録する。このときメモリ部300に生成される動画データを「第1の動画データD1」と呼ぶ。これに対して、第1の動画データD1に基づいて生成され、最終的に記録媒体400に格納される動画データを、「第2の動画データD2」と呼ぶ。第2の動画データD2のデータ量は、第1の動画データD1以下である。
ステップS10では、具体的には、撮像素子200からの信号に基づいて、たとえば、300fpsのフレームレート(1/300の時間間隔)で、複数のフレーム画像が取得され、第1の動画データD1の一部としてメモリ部300に格納される。
図3は、図2のステップS10において生成される第1の動画データD1の内容を示す図である。第1の動画データD1は、垂直同期信号VSと、水平同期信号HSと、フレーム画像データFD1とを含んでいる。垂直同期信号VSは、表示機器のディスプレイ上において1画面の走査を開始するタイミングを表す信号である。水平同期信号HSは、表示機器のディスプレイ上において1個の走査線の走査を開始するタイミングを表す信号である。フレーム画像データFD1は、それぞれYCrCb表色系で一定の画素数の1枚の静止画像を表す画像データである。
第1の動画データD1においては、垂直同期信号VSの一つのパルスが、フレーム画像データFD1の一つのフレーム画像データの表示を開始するタイミングを表す。図2のステップS10では、1/300秒の時間間隔で各フレーム画像データF1−0、F1−1、F1−2等の画像が取得されることから、動画を再生するときに記録時と同じ速さで再生できるように、垂直同期信号VSの周波数は、300Hzである。なお、図3において、水平同期信号HSのパルス幅は実際の信号の時間を表すものではない。以下、他の図面に置いて示される水平同期信号HSのパルス幅についても同様である。
図4は、ステップS10で記録されたのフレーム画像の例を示す図である。図4では、第1の動画データD1の最初の10枚のフレーム画像データF1−0〜F1−9の画像(以下「フレーム画像」という)が示されている。フレーム画像F1−0〜F1−9は、その順に、1/300秒の間隔をあけて記録された画像である。なお、理解を容易にするために、各フレーム画像の右上には、フレーム画像の番号F1−0〜F1−9と、直前に記録されたフレーム画像との間の取得時間の間隔(1/300秒)が示されている。フレーム画像F1−0〜F1−9においては、フレーム内を人物が左から右に移動している(特に、フレーム画像F1−0およびF1−9、ならびにフレーム画像F1−6ないしF1−8参照)。
なお、ステップS10の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としての第1のフレームデータ生成部111である。第1のフレームデータ生成部111(第1のFD生成部111)を図1に示す。
図2のステップS20では、生成した複数のフレーム画像データのうち、最初のフレーム画像データF1−0が「基準フレームデータ」とされる。基準フレームデータは、以下のステップS30で使用される。なお、第1の動画データD1のフレーム画像データのうち基準フレームデータに決定されたフレーム画像データは、第2の動画データのフレーム画像データのもととなるフレーム画像データである。ステップS20の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としてのフレーム選択部113である(図1参照)。
ステップS30では、動画データが記録された際に、基準フレームデータの次に記録されたフレーム画像データの動き量Vmが計算される。最初にステップS30の処理が行われる際には、動き量Vmが計算されるのは、フレーム画像データF1−1である(図4参照)。
動き量Vmは、フレーム画像データの画像同士の相違を表す量である。たとえば、動き量Vmは、基準フレームデータとフレーム画像データのそれぞれに含まれる画素の輝度の重心位置のずれ量とすることができる。なお、「フレームデータの画素の輝度の重心位置」は、フレームデータに含まれる各画素の横方向の位置および縦方向の位置を輝度で重み付け平均することによって、得ることができる。なお、動き量Vmの単位は画素数[pixel/frame]とすることができる。ステップS30の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としての動き量計算部112である(図1参照)。
図2のステップS35では、動き量Vmを計算したフレーム画像データが、第1の動画データD1における最後のフレーム画像データであるか否かが判定される。動き量Vmを計算したフレーム画像データが最後のフレーム画像データではない場合には、処理はステップS40に進む。動き量Vmを計算したフレーム画像データが、最後のフレーム画像データである場合には、処理はステップS50に進む。
ステップS40では、フレーム画像データの基準フレームデータからの動き量Vmが、所定のしきい値Thを超えているか否かが判断される。動き量Vmがしきい値Thを超えている場合には、処理はステップS50に進む。動き量Vmがしきい値Th以下である場合には、処理はステップS30に戻る。
ステップS30では、前回、検討対象であったフレーム画像データの次に記録されたフレーム画像データの動き量Vmが計算される。動き量Vmが、所定のしきい値を超えるまで、各フレーム画像データについて順にステップS40、およびS30の処理が行われる。図4の例では、処理がフレーム画像データF1−6に達するまでステップS40、およびS30が繰り返されたものとする。
すなわち、ステップS40において、第1の動画データD1のフレーム画像データのうち動き量Vmがしきい値Thを超えているものが、順に選択される。図4において、ステップS40で選択される画像を二重枠で囲って示す。なお、ステップS35およびS40の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としてのフレーム選択部113である(図1参照)。
図2のステップS50では、基準フレームデータの画像(以下「基準フレーム画像」という)の表示時間Tdを決定する。表示時間Tdは、第2の動画データD2が再生される際、基準フレームデータの画像が表示される時間を表す。具体的には、ステップS40で動き量Vmがしきい値を超えると判定されたフレーム画像データと、基準フレームデータと、のそれぞれの取得時刻の間隔が、基準フレーム画像の表示時間Tdとされる。表示時間Tdは、[ステップS10におけるフレーム画像の取得間隔]×[基準フレームデータとフレーム画像データの取得時刻の間のフレーム数+1]で得られる。ここでは、基準フレームデータF1−0とフレーム画像データF1−6の取得時間の間隔は、1/300[秒]×6[フレーム]、すなわち、6/300[秒]である。なお、ステップS50の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としての表示時間決定部114である(図1参照)。
記録媒体400に格納される第2の動画データD2は、第1の動画データD1の一部のフレーム画像データをそれぞれデータ圧縮して生成されたフレーム画像データを含む。図2のステップS60では、そのデータ圧縮の際の圧縮率Rcpが決定される。なお、ステップS60の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としての圧縮率決定部115である(図1参照)。
図5は、表示時間Tdと圧縮率Rcpの関係を示すグラフである。図5のグラフにおいては、横軸が表示時間Tdであり、縦軸が圧縮率Rcpである。ステップS60では、図5のグラフC1を参照して基準フレームデータの圧縮率Rcpが決定される。図5のグラフは、具体的には、圧縮率テーブル116として映像処理エンジン部100が保持している。
図5から分かるように、ステップS60においては、ステップS50で定めた基準フレームデータの表示時間Tdが長いほど、圧縮率Rcpが低く、すなわち、画像の品質が高くなるように、圧縮率が決定される。一般に、短時間しか表示されない画像の品質が低くてもユーザは気づきにくいのに対して、長時間表示される画像の品質が低いと、その品質の低さはユーザの目に付きやすい。本実施例によれば、図5のように圧縮率を設定することで、生成する第2の動画データのデータ量の削減とユーザの目から見た画像の品質との両立を図ることができる。
図2のステップS70では、ステップS40で動き量Vmがしきい値を超えると判定されたフレーム画像データを、新たに基準フレームデータに設定する。図4の例では、フレーム画像データF1−0に代わって、フレーム画像データF1−6が新たに基準フレームデータに設定される(図4参照)。ステップS70の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としてのフレーム選択部113である(図1参照)。
なお、第1の動画データD1のフレーム画像データのうち、ステップS20およびS70で基準フレームデータに決定されたフレーム画像データは、それに基づいて第2の動画データのフレーム画像データが生成されるフレーム画像データである。そして、ステップS70で新たに基準フレームデータに決定されたフレーム画像データは、それまでに基準フレームデータに決定されたフレーム画像データのうちで、ステップS10で画像が取得された時刻がもっとも遅いフレーム画像データである。
ステップS80では、新たに基準フレームデータとされたフレーム画像データが、第1の動画データD1における最後のフレーム画像データであるか否かが判定される。「新たに基準フレームデータとされたフレーム画像データが、第1の動画データD1における最後のフレーム画像データである場合」とは、ステップS35の判定結果がYesであり、ステップS40の処理がスキップされた場合である。
ステップS80において、新たに基準フレームデータとされたフレーム画像データが、最後のフレーム画像データではなかった場合は、処理はステップS30に戻る。新たに基準フレームデータとされたフレーム画像データが、最後のフレーム画像データである場合は、処理はステップS90に進む。なお、以上で説明したステップS10〜S80の処理は、映像処理エンジン部100の機能部としての動画解析部110が行う。動画解析部110を図1に示す。
ステップS90では、ステップS20〜S70の処理において基準フレームデータに設定されたフレーム画像データが(ステップS20、S70参照)、それぞれの圧縮率Rcpと(ステップS60参照)に応じて圧縮される。図4において二重枠で囲って示されているフレーム画像データが、図2の処理が実行される間にステップS70において基準フレームデータとなるデータである。なお、第1の動画データD1の最後のフレーム画像データの圧縮率Rcpは最小値(2)とされる(図5参照)。
ステップS90の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としての第2のフレームデータ生成部122である。第2のフレームデータ生成部122(第2のFD生成部122)を図1に示す。
図2のステップS100において、圧縮されたフレーム画像データと(ステップS90参照)、それぞれの表示時間Tdと(ステップS50参照)、それぞれの圧縮率Rcpと(ステップS60参照)、を含む第2の動画データD2が生成され、記録媒体400に格納される。なお、第1の動画データD1の最後のフレーム画像データの表示時間Tdは、最小値(1/300秒)とされる。このステップS100の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としての記録データ生成部124である(図1参照)。
ステップS90およびS100の処理は、映像処理エンジン部100の機能部としての動画生成部120が行う。動画生成部120を図1に示す。また、ステップS100においてフレーム画像データを記録する際、映像処理エンジン部100は、画像の明るさやコントラストを補正することができる。このような機能を奏する映像処理エンジン部100の機能部を、画質補正部126として図1に示す。
図6は、ステップS20〜S70の処理において基準フレームデータに設定されたフレーム画像データと、第2の動画データD2に格納される圧縮されたフレーム画像データと、の例を示す図である。第1実施例においては、図6の上段に示すように、フレーム画像データF1−0、F1−6,F1−7,F1−8,F1−9等が基準フレームデータに設定されたものとする(図4参照)。そして、それぞれの表示時間Tdが、6/300,1/300,1/300,1/300,1/300,5/300秒であったものとする。図6の上段には、これらの基準フレームデータの画像と、番号と、表示時間Tdを示す。
フレーム画像データF1−0、F1−6,F1−7,F1−8,F1−9の圧縮率Rcpは、それぞれの表示時間Tdに基づいて、20,50,50,50,25となる(図5参照)。よって、図2のステップS90では、フレーム画像データF1−0、F1−6,F1−7,F1−8,F1−9は、それぞれ1/20,1/50,1/50,1/50,1/25のデータ量に圧縮される。なお、圧縮されたフレーム画像データもYCrCb表色系で各画素の色を表す。
このようにして圧縮されたフレーム画像データが、第2の動画データD2のフレーム画像データF2−0,F2−1,F2−2,F2−3,F2−4として、第2の動画データD2の一部を構成する(図6参照)。第2の動画データD2においては、フレーム画像データF2−0、F2−1,F2−2,F2−3,F2−4に対応づけられて、それぞれ表示時間Tdを表すデータと、圧縮率Rcpを表すデータと、が格納される。
なお、図6の下段において各フレーム画像の右上に示す数値は、上段から順に、第2の動画データD2におけるフレーム番号、対応する第1の動画データD1におけるフレームのフレーム番号、表示時間Td、圧縮率Rcpである。
図7は、ステップS100において生成される第2の動画データD2の内容を示す図である。第2の動画データD2は、垂直同期信号VSと、水平同期信号HSと、フレーム画像データFD2と、継続フレーム数Nfcと、圧縮率Rcpと、を含んでいる。
第2の動画データD2においても、垂直同期信号VSの一つのパルスが、フレーム画像データFD2の一つのフレーム画像データの表示を開始するタイミングを表す。前述のように、フレーム画像データFD2の各フレーム画像データは、第1の動画データD1の各フレーム画像データF1−0、F1−1、F1−2等から選択され、さらに圧縮されて生成されたデータである。図7においては、各フレーム画像データの番号F2−0、F2−1、F2−2等の下に、それぞれ対応する第1の動画データD1の各フレーム画像データの番号F1−0、F1−6、F1−7等をカッコを付して示す。
継続フレーム数Nfcは、第2の動画データD2の各フレーム画像が第1の動画データD1の何フレーム分の時間区間だけ表示されるかを表すデータである。継続フレーム数Nfcの各データは、フレーム画像データFD2の一つの各フレーム画像データF2−0、F2−1、F2−2等に対応づけられている。
また、継続フレーム数Nfcを表すデータの先頭には、第2の動画データD2の各フレーム画像が1秒間に最大何枚表示され得るかを示すデータNfcmaxが格納される。第1実施例においては、動画記録時(図2のステップS10参照)に1/300秒間隔で各フレーム画像が取得されるため、Nfcmax=300である。なお、第1実施例においては、NfcはNfcmax以下である。
フレーム画像データF2−0の画像の表示時間Tdは、6/300秒であることから(図6左下参照)、フレーム画像データF2−0に対応する継続フレーム数Nfcは、図7に示すように6フレームである。また、フレーム画像データF2−1の画像の表示時間Tdは、1/300秒であることから、フレーム画像データF2−1に対応する継続フレーム数Nfcは、1フレームである。継続フレーム数Nfcは、単位時間当たりの最大フレーム数Nfcmaxとともに、実質的に、各フレーム画像データの画像の表示時間Tdを表す。また、継続フレーム数Nfcは、単位時間当たりの最大フレーム数Nfcmaxとともに、実質的に、各フレーム画像データに対応づけられたフレームレートを表してもいる。
第2の動画データD2が含む圧縮率Rcpは、図2のステップS60で決定された各フレーム画像データの圧縮率である。圧縮率Rcpの各データは、フレーム画像データFD2の一つの各フレーム画像データF2−0、F2−1、F2−2等に対応づけられている。
図3および図7から分かるように、第2の動画データD2は、第1の動画データD1に比べて格納しているフレーム画像データの数が少ない。このため、第2の動画データD2は、第1の動画データD1に比べてデータ量が少い。
また、第2の動画データD2が保持している各フレーム画像データF2−0、F2−1、F2−2等は、対応する第1の動画データD1の各フレーム画像データF1−0、F1−6、F1−7等を圧縮して生成されたデータである(図2のステップS90参照)。よって、この点からも、第2の動画データD2は、第1の動画データD1に比べてデータ量が少ない。
A3.動画データの再生:
図8は、記録媒体400内の第2の動画データD2を、デジタルビデオカメラ10が表示デバイス500上で再生する際の処理を示すフローチャートである。この第1実施例では、デジタルビデオカメラ10で画像データを再生する場合について説明する。しかし、他のデジタルビデオプレーヤーなどの映像再生機器において画像データを再生する場合も、同様の処理が行われる。
まず、ステップS210で、第2の動画データD2(図7参照)を記録媒体400から読み出す。そして、ステップS220で、第2の動画データD2を解析する。具体的には、第2の動画データD2が保持している各フレーム画像データF2−0、F2−1、F2−2等に対応する圧縮率Rcpを特定する。また、各フレーム画像データF2−0、F2−1、F2−2等に対応する継続フレーム数Nfcと、単位時間当たりの最大フレーム数Nfcmaxと、に基づいて、各フレーム画像データの表示時間Tdが計算される。このステップS210およびS220の処理は、映像処理エンジン部100の機能部としての画像データ解析部132が行う。画像データ解析部132を図1に示す。
図8のステップS230では、それぞれ対応する圧縮率Rcpに基づいて、フレーム画像データF2−0、F2−1、F2−2等が解凍され、フレーム画像データF3−0、F3−1、F3−2等が生成される。なお、これらのフレーム画像データF3−0、F3−1、F3−2等もYCrCb表色系で各画素の色を表す。ステップS230の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としての解凍部134である(図1参照)。
図8のステップS240では、垂直同期信号VSと、水平同期信号HSと、個々のフレーム画像データF3−0、F3−1、F3−2等を含むフレーム画像データFD3と、を含む第3の動画データD3が、メモリ部300上に生成される。なお、ステップS240の機能を実現するのは、映像処理エンジン部100の機能部としての再生データ生成部136である(図1参照)。さらに、ステップS230およびS240の処理は、映像処理エンジン部100の機能部としての動画再生部130が行う。動画再生部130を図1に示す。
図9は、第2の動画データD2に基づいてメモリ部300上に生成される第3の動画データD3を示す図である。図9においては、各フレーム画像データの番号F3−0、F3−1、F3−2等の下に、それぞれ対応する第2の動画データD2のフレーム画像データの番号F2−0、F2−1、F2−2等、および第1の動画データD1のフレーム画像データの番号F1−0、F1−6、F1−7等を、カッコを付して示す。
第3の動画データD3においても、垂直同期信号VSの一つのパルスが、フレーム画像データFD3の一つのフレーム画像データの表示を開始するタイミングを表す。第3の動画データD3においては、垂直同期信号VSの間隔は、ステップS220において得られた表示時間Tdに基づいて定められる。たとえば、図9の例において垂直同期信号VSの二つ目のパルスと一つ目のパルスとの間隔は、6/300秒である。これは、フレーム画像データF2−0の表示時間Tdと等しい。すなわち、垂直同期信号VSのパルス同士の間隔は、第2の動画データD2に格納されていた単位時間当たりの最大フレーム数Nfcmaxと、継続フレーム数Nfcに基づいて、Nfc/Nfcmaxにより計算され得る。なお、図9の上段に各フレーム画像データに対応する表示時間Tdを示す。
表示デバイス500は液晶ディスプレイであり、いったん表示した画像は、新たな映像信号によって書き換えられない限りディスプレイ上に継続的に表示される。よって、第3の動画データD3においては、いったんフレーム画像データの画像を表示デバイス500上に表示した後、その表示を継続する場合には、次の画像を表示するまでの期間Ph中、走査線の走査を開始するタイミングを表す水平同期信号HSは、ONとならない。
図8のステップS250では、メモリ部300上に生成された第3の動画データD3に基づいて、表示デバイス500上に画像が表示される。具体的には、垂直同期信号VSのパルスと同期して、フレーム画像データF3−0、F3−1、F3−2等の画像が表示デバイス500上に描画される。その際、たとえば、フレーム画像データF3−0は、描画後、6/300秒だけ表示され、フレーム画像データF3−1に書き換えられる。フレーム画像データF3−1は、描画後、1/300秒だけ表示され、フレーム画像データF3−2に書き換えられる。
なお、表示デバイス500上に画像を表示する際には、表示デバイス500の画素数に応じてフレーム画像データF3−0、F3−1、F3−2等が変換される。この処理は、映像処理エンジン部100の機能部としてのリサイズ部140が行う。また、YCrCb表色系で表されたデータを各表示機器に応じたRGB表色系に変換し、表示デバイス500に電気信号を送って表示デバイス500を制御するのは、映像処理エンジン部100の機能部としての表示ドライバ部150である。リサイズ部140、および表示ドライバ部150を図1に示す。
以上で説明したような態様によれば、最初に画像を記録する際に十分に短い時間間隔で画像を取得し、フレーム画像データFD1を生成することにより、看取者が動画ぼけやフリッカを感じにくい動画を表示することができる。また、静止画や動きの少ない動画については、単位時間当たりに表示する異なるフレーム画像の数を少なくすることで(図7参照)、記録媒体上に記録する動画データのデータ量を少なくすることができる。
B.第2実施例:
第1実施例においては、再生時に生成される第3の動画データD3の垂直同期信号VSは、継続フレーム数Nfcおよび単位時間当たりの最大フレーム数Nfcmaxに基づいて定められた様々な時間間隔でONとなる(図9参照)。しかし、第2実施例においては、再生時に生成される第3の動画データD4の垂直同期信号VSは、一定の時間間隔でONとなる。そして、第3の動画データD4の垂直同期信号VSの各パルスに対応するフレーム画像データが準備される。第2実施例の他の点は、第1実施例と同じである。
図10は、第2の動画データD2に基づいてメモリ部300上に生成される第3の動画データD4を示す図である。図10においては、各フレーム画像データの番号F4−0、F4−1、F4−2等の下に、それぞれ対応する第2の動画データD2のフレーム画像データの番号F2−0、F2−1、F2−2等、および第1の動画データD1のフレーム画像データの番号F1−0、F1−6、F1−7等を、カッコを付して示す。図11における他の要素の表記方法は図9と同じである。
第2実施例においては、第2の動画データD2の各フレーム画像データは、解凍後、それぞれ対応する継続フレーム数Nfc(図7参照)だけ複製される。そのようにして生成されたデータが、第3の動画データD4のフレーム画像データFD4となる。たとえば、第3の動画データD4のフレーム画像データF4−0〜F4−5までは、同一のデータである。フレーム画像データF4−0〜F4−5は、第2の動画データD2のフレーム画像データF2−0を解凍し、複製することによって得られる。
第3の動画データD4の垂直同期信号VSは、一定の時間間隔1/300秒でONとなる。第3の動画データD4においても、垂直同期信号VSの一つのパルスが、フレーム画像データFD4の一つのフレーム画像データの表示を開始するタイミングを表す。すなわち、表示デバイス500上に画像を再生する際には、第3の動画データD4のフレーム画像データF4−0、F4−1、D4−2等は、垂直同期信号VSに基づいて、順に1/300秒間、表示される。
このような態様としても、記録媒体上に保存する動画データの量を少なくしつつ、看取者が動画ぼけやフリッカを感じにくい動画を表示することができる。
C.第3実施例:
第3実施例では、撮像素子200からの信号ではなく、他の映像再生機器から受け取る映像信号に基づいて第2の動画データを記録媒体に記録する処理について説明する。他の映像再生機器から映像信号を受け取る点、その映像信号で入力される動画データが特定のフレームレートで各フレーム画像を記録している点、そして図2のステップS30〜S40の処理が行われない点以外は、第3実施例は、第1実施例と同じである。
外部の第1の映像再生機器20から出力され、入出力端子600を介してデジタルビデオカメラ10に入力される第1の外部映像信号Sv1は(図1参照)、NTSC方式の映像信号である。NTSC方式においては、フレームレートは29.97fpsである。そして、表示機器における画像の表示はインターレース方式で行われる。このため、1本おきの走査線で表示され、1個の「フレーム」の半分の情報量を有する「フィールド」の周波数は、29.97Hzの2倍の59.94Hz、すなわち、約60Hzである。
図11は、第3実施例において、図2のステップS10で第1の外部映像信号Sv1に基づいて生成される第1の動画データD1nの内容を示す図である。図11における各要素の表記方法は図3と同じである。垂直同期信号VSの周波数は、第1実施例で説明したとおり300Hzである。一方、NTSC方式の外部映像信号Sv1において第1の動画データD1nのフレーム画像データに相当するのは、フィールドの画像データである。このフィールドの画像データは、外部映像信号Sv1においては、前述のように約60Hzの頻度でしか存在しない。このため、ステップS10で外部からの映像信号に基づいて生成される第1の動画データD1nには、各フレーム画像データF1−0,F1−1等が、垂直同期信号VSのパルスのうち5個に1個の周期を有するパルスに対応づけられて記録される。
外部からの映像信号に基づいて、図2の処理によって第2の動画データを生成する場合には、図2の処理のうち、ステップS30〜S40の処理が行われない。そして、第1の動画データが格納しているフレーム画像データF1−0,F1−1等はすべて、ステップS20およびS70において順に基準フレームデータとして選択される。その結果、第1の動画データが格納しているすべてのフレーム画像データに対して、ステップS50およびS60で、表示時間Tdと圧縮率Rcpが決定される。
第1の動画データD1nにおいてはフレーム画像データF1−0,F1−1等は、垂直同期信号VSのパルス5個に1個の割合で等間隔で存在する。このため、各フレーム画像データの表示時間Tdは一定値5/300秒である。また、図5のグラフを参照して表示時間Tdに基づいて定められる圧縮率Rcpも一定値25となる。
図12は、図2のステップS100で第1の外部映像信号Sv1に基づいて生成される第2の動画データD2nの内容を示す図である。図12における各要素の表記方法は図7と同じである。第1の動画データD1nのフレーム画像データF1−0,F1−1等が垂直同期信号VSのパルス5個に1個の割合で等間隔で存在することから(図11参照)、第2の動画データD2nにおいては、各フレーム画像データに対応する継続フレーム数Nfcは、一定値5である。
また、図12の下段に示すように、第1の動画データD1nのフレーム画像データF1−0,F1−1等に対応する圧縮率Rcpは、一定値25である。そして、図12の中段に示す第2の動画データD2nのフレーム画像データF2−0,F2−1等は、第1の動画データD1nのフレーム画像データF1−0,F1−1等をそれぞれ1/25にデータ圧縮して生成されたものである。
次に、PAL方式の映像信号が入力される場合について説明する。外部の第2の映像再生機器30から出力され、入出力端子600を介してデジタルビデオカメラ10に入力される第2の外部映像信号Sv2は(図1参照)、PAL方式の映像信号である。PAL方式においては、フレームレートは25fpsである。そして、表示機器における画像の表示はインターレース方式で行われる。このため、フィールドの周波数は、25Hzの2倍の50Hzである。
図13は、第3実施例において、図2のステップS10で第2の外部映像信号Sv2に基づいて生成される第1の動画データD1pの内容を示す図である。図13における各要素の表記方法は図3と同じである。垂直同期信号VSの周波数は300Hzである。一方、PAL方式の外部映像信号Sv2においては、フレーム画像データが25Hzで格納されている。このため、第1の動画データD1pのフレーム画像データに相当するフィールドの画像データは、外部映像信号Sv2においては、50Hzの頻度でしか存在しない。このため、ステップS10で生成される第1の動画データD1pには、各フレーム画像データF1−0,F1−1等が、垂直同期信号VSのパルスのうち6個に1個の周期を有するパルスに対応づけられて記録される。
第2の動画データを生成する際には、前述のように、第1の動画データD1pが格納しているフレーム画像データF1−0,F1−1等はすべて基準フレームデータとして選択される。その結果、第1の動画データD1pが格納しているすべてのフレーム画像データに対して、図2のステップS50およびS60で、表示時間Tdと圧縮率Rcpが決定される。フレーム画像データF1−0,F1−1等は、垂直同期信号VSのパルス6個に1個の割合で等間隔で存在することから、各フレーム画像データの表示時間Tdは一定値6/300秒である。また、圧縮率Rcpも一定値20となる。
図14は、第2の外部映像信号Sv2に基づいて生成される第2の動画データD2pの内容を示す図である。図12における各要素の表記方法は図7と同じである。第1の動画データD1pのフレーム画像データF1−0,F1−1等が垂直同期信号VSのパルス6個に1個の割合で等間隔で存在することから(図13参照)、第2の動画データD2pにおいては、各フレーム画像データに対応する継続フレーム数Nfcは、一定値6である。
また、図14の下段に示すように、第1の動画データD1pのフレーム画像データF1−0,F1−1等に対応する圧縮率Rcpは、一定値20である。そして、図14の中段に示す第2の動画データD2pのフレーム画像データF2−0,F2−1等は、第1の動画データD1pのフレーム画像データF1−0,F1−1等をそれぞれ1/20にデータ圧縮して生成されたものである。
第3実施例の実施例においては、第1の動画データは、300Hzの周波数(頻度)でフレーム画像データF1−0,F1−1等を保持することができる。このため、NTSC方式の映像信号に基づいて第2の動画データを生成する場合にも、PAL方式の映像信号に基づいて第2の動画データを生成する場合にも、新たなフレーム画像を合成することなく、容易に第2の動画データを生成することができる。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
上記実施例では、第1の動画データにおいては、フレーム画像データは300Hzで記録された。しかし、第1の動画データにおいて、フレーム画像データは他の周波数(頻度)で記録することもできる。ただし、フレーム画像データを(300×n)Hzで記録できる態様とすれば(nは正の整数)、NTSC方式の映像信号にもPAL方式方式の映像信号にも対応することができる。また、nを2以上とすれば、ホールド型の表示装置において動画を再生する場合にも、看取者にほとんど動画ぼけやフリッカを感じさせることがない。
D2.変形例2:
上記実施例では、第2の動画データは、1秒当たりの最大フレーム数Nfcmaxと、継続フレーム数Nfcと、によって、各フレーム画像を表示すべき表示時間Tdの情報を保持していた。しかし、各フレーム画像を表示すべき表示時間Tdの情報は、生成される動画データにおいて、直接、表示時間Tdのデータを保持するなどの他の方法で保持することもできる。すなわち、第2の動画データは、実質的にフレームレートの情報を保持する様々な態様とすることができる。たとえば、フレームレートは、単位時間(たとえば、1秒や1分)あたりに記録されまたは表示されるフレームの数とすることができる。また、フレームレートは、上述のように、フレーム画像の表示時間とすして保持することができる。そして、フレームレートは、単位時間の情報と、その単位時間の何倍だけフレーム画像を表示すべきかの情報(たとえば、継続フレーム数Nfc)として保持することもできる。
D3.変形例3:
上記実施例では、図5のグラフを参照して、表示時間Tdに応じて圧縮率Rcpが定められていた。しかし、圧縮率Rcpは、他の方法で定めることもできる。たとえば、表示時間Tdと圧縮率Rcpの関係は、表示時間Tdの大きさによるより大まかな複数の区分(たとえば4〜8区分)に応じて圧縮率Rcpが定められている「表」の形で、保持されることができる。また、表示時間Tdと圧縮率Rcpの関係は、数式の形で保持されることができる。さらに、表示時間Tdと圧縮率Rcpの関係は、継続フレーム数Nfcと圧縮率Rcpとの関係として、グラフ、表、または数式の形で保持されることができる。
上記実施例では、表示時間Tdの増加に対して圧縮率Rcpは下に凸の単調減少であった。しかし、表示時間Tdまたは継続フレーム数Nfcに対する圧縮率Rcpの関係は、他の関係とすることができる。すなわち、図5において破線で示すグラフC2のように、圧縮率Rcpが、表示時間Tdまたは継続フレーム数Nfcの増加に対して、直線的に減少する関係とすることができる。また、図5において一点鎖線で示すグラフC3のように、圧縮率Rcpが、表示時間Tdまたは継続フレーム数Nfcの増加に対して、上に凸の曲線で減少する関係とすることもできる。
ただし、圧縮率Rcpが、表示時間Tdまたは継続フレーム数Nfcの増加に対して、同じ値を保つかまたは減少する関係であることが好ましい。継続して表示される時間が長いほど、画像の品質が低いと看取者の目に付くためである。
D4.変形例4:
上記実施例においては、継続フレーム数Nfcの値は、1秒当たりの最大フレーム数Nfcmax以下である。すなわち、第2の動画データの一つのフレーム画像は、最大1秒間、表示される。しかし、一つのフレーム画像を継続して表示する時間は、1秒未満の時間区間とすることもでき、1秒未満の時間区間とすることもできる。すなわち、継続フレーム数Nfcの最大数は任意の値に設定することができる。
D5.変形例5:
上記第3実施例においては、第1の外部映像信号Sv1や第2の外部映像信号Sv2が有しているフィールドのデータを、第1の動画データのフレーム画像データとして、垂直同期信号VSの5個または6個おきのパルスと対応づけて記録した(図11および図13参照)。しかし、外部からの映像信号に基づいて第1の動画データを生成する際には、他の態様で生成することもできる。
たとえば、もとの映像信号Svにおいて画像データがFs[Hz]で記録されており、生成する画像データD1の垂直同期信号VSの周波数がFvsであるときには、映像信号Svが保持しているそれぞれのフィールドの画像データを(Fvs/Fs)個だけ複製する。そして、図3のように、それらの画像データを垂直同期信号VSの各パルスと対応づけて、第1の動画データのフィールド画像データとすることもできる。そのような態様においては、垂直同期信号VSの各パルスについて、対応するフィールド画像データF1−0,F1−1等が存在する。また、そのような態様においては、第2の動画データを生成する処理のうち(図2参照)、ステップS20以下の処理は、第1実施例で説明した内容と同じようにして実行することができる。
D6.変形例6:
上記第1実施例では、記録媒体400内の第2の動画データD2を、デジタルビデオカメラ10が表示デバイス500上で再生する際の処理について説明した。しかし、他の映像再生機器において映像を再生する場合にも、第1実施例と同様の処理によって再生することができる。そのような映像再生機器は、撮像素子200、ならびに映像処理エンジン部100の機能部としての動画解析部110および動画生成部120を備えない態様とすることができる。
D7.変形例7:
上記実施例では、表示デバイス500は、液晶ディスプレイであった。しかし、画像データに基づく画像を表示する表示部は、ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどの他の構成とすることができる。ただし、本発明は、画像が書き換えられるまで、前の画像を表示し続けるホールド型の表示装置に適用すれば、より効果的である。ホールド型の表示装置において動画を表示する場合に看取者(ユーザ)が感じる動きぼけやフリッカ(ちらつき)を低減することができるためである。
E8.変形例8:
上記実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、映像処理エンジン部100(図1)の機能の一部を、デジタルビデオカメラ10等の撮影機器に接続されたコンピュータが実行するようにすることもできる。
このような機能を実現するコンピュータプログラムは、フロッピディスクやCD−ROM等の、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された形態で提供される。コンピュータは、その記録媒体からコンピュータプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送する。あるいは、通信経路を介してプログラム供給装置からコンピュータにコンピュータプログラムを供給するようにしてもよい。コンピュータプログラムの機能を実現する時には、内部記憶装置に格納されたコンピュータプログラムがコンピュータのマイクロプロセッサによって実行される。また、記録媒体に記録されたコンピュータプログラムをコンピュータが直接実行するようにしてもよい。
この明細書において、コンピュータとは、ハードウェア装置とオペレーションシステムとを含む概念であり、オペレーションシステムの制御の下で動作するハードウェア装置を意味している。コンピュータプログラムは、このようなコンピュータに、上述の各部の機能を実現させる。なお、上述の機能の一部は、アプリケーションプログラムでなく、オペレーションシステムによって実現されていても良い。
なお、この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
図1は、本発明の実施例であるデジタルビデオカメラ10の構成を示すブロック図。 デジタルビデオカメラ10によって動画を記録する際の処理を示すフローチャート。 図2のステップS10において生成される第1の動画データD1の内容を示す図。 ステップS10で記録されたのフレーム画像の例を示す図。 表示時間Tdと圧縮率Rcpの関係を示すグラフ。 基準フレームデータに設定されたフレーム画像データと、第2の動画データD2に格納される圧縮されたフレーム画像データと、の例を示す図。 ステップS100において生成される第2の動画データD2の内容を示す図。 記録媒体400内の第2の動画データD2を、デジタルビデオカメラ10が表示デバイス500上で再生する際の処理を示すフローチャート。 第2の動画データD2に基づいてメモリ部300上に生成される第3の動画データD3を示す図。 第2の動画データD2に基づいてメモリ部300上に生成される第3の動画データD4を示す図。 第3実施例において、図2のステップS10で第1の外部映像信号Sv1に基づいて生成される第1の動画データD1nの内容を示す図。 図2のステップS100で第1の外部映像信号Sv1に基づいて生成される第2の動画データD2nの内容を示す図。 第3実施例において、図2のステップS10で第2の外部映像信号Sv2に基づいて生成される第1の動画データD1pの内容を示す図。 第2の外部映像信号Sv2に基づいて生成される第2の動画データD2pの内容を示す図。
符号の説明
10…デジタルビデオカメラ
20…第1の映像再生機器
30…第2の映像再生機器
100…映像処理エンジン部
110…動画解析部
120…動画記録部
130…画質補正部
140…画像伸長部
150…リサイズ部
160…フレーム解析部
170…表示ドライバ部
200…撮像素子
300…メモリ部
400…記録媒体
500…表示デバイス
600…入出力端子
C1…表示時間Tdに対する圧縮率Rcpの関係を示すグラフ
D1…第1の動画データ
D1n…NTSC方式の映像データに基づいて生成された第1の動画データ
D1p…PAL方式の映像データに基づいて生成された第1の動画データ
D2…第2の動画データ
D2n…NTSC方式の映像データに基づいて生成された第2の動画データ
D2p…PAL方式の映像データに基づいて生成された第2の動画データ
D3,D4…第3の動画データ
F1−0〜F1−9…第1の動画データのフレーム画像データ
F2−0〜F2−4…第2の動画データのフレーム画像データ
F3−0〜F3−4…第3の動画データのフレーム画像データ
F4−0〜F3−9…第4の動画データのフレーム画像データ
FD1…第1の動画データD1のフレーム画像データの集合
FD2…第2の動画データD2のフレーム画像データの集合
FD3…第3の動画データD3のフレーム画像データの集合
FD4…第3の動画データD4のフレーム画像データの集合
HS…水平同期信号
Nfc…継続フレーム数
Nfcmax…1秒あたりの最大フレーム数
Ph…前の画像の表示を終えてから次の画像を表示するまでの期間
Rcp…圧縮率
Sv1…第1の外部映像信号
Sv2…第2の外部映像信号
Td…表示時間
VS…垂直同期信号
Vm…動き量

Claims (13)

  1. 動画を含む所定の時間区間の画像を記録した画像データを生成する画像データ生成装置であって、
    動画を含む所定の時間区間の画像の少なくとも一部を構成するフレーム画像を表すデータと、前記フレーム画像を表すデータに対応づけられフレームレートを表すデータと、を含む画像データを生成する画像データ生成装置。
  2. 請求項1記載の装置であって、
    複数の画像を第1の時間間隔で取得して複数の第1のフレーム画像データを生成する第1のフレームデータ生成部と、
    前記第1のフレーム画像データの画像の基準画像からの動き量を計算する動き量計算部と、
    前記動き量に基づいて、前記複数の第1のフレーム画像データの中から一部のフレーム画像データを選択するフレーム選択部と、
    前記選択された第1のフレーム画像データの画像を表す第2のフレーム画像データと、前記フレームレートを表すデータとしての再生用データであって、前記画像データの再生時に前記第2のフレーム画像データの画像を表示すべき表示時間を表す再生用データと、を含むデータを、前記画像データとして生成する画像データ生成部と、を含む装置。
  3. 請求項2記載の装置であって、
    前記動き量計算部は、前記動き量を計算する第1のフレーム画像データに対する前記基準画像として、それまでに前記フレーム選択部によって選択された第1のフレーム画像データのうちの一つの画像を使用して、前記動き量を計算する、装置。
  4. 請求項2記載の装置であって、さらに、
    前記表示時間に基づいて、前記第2のフレーム画像データを生成する際の圧縮率を決定する圧縮率決定部と、
    前記選択された第1のフレーム画像データを前記圧縮率に応じて圧縮して、前記第2のフレーム画像データを生成する第2のフレームデータ生成部と、を含み、
    前記画像データ生成部は、前記画像データとして、前記圧縮率を表し前記第2のフレーム画像データに対応づけられた圧縮率データをさらに含む画像データを生成する、装置。
  5. 請求項2記載の装置であって、さらに、
    前記選択された第1のフレーム画像データF1と、前記選択された第1のフレーム画像データF0であって前記第1のフレーム画像データF1の直前に画像が取得された第1のフレーム画像データF0と、の前記画像の取得時刻の差に基づいて、前記第1のフレーム画像データF0に対応する前記第2のフレーム画像データの画像の前記表示時間を決定する表示時間決定部を備える装置。
  6. 請求項2ないし5記載の装置であって、
    前記第1の時間間隔は1/(300×n)秒(nは、正の整数)である、装置。
  7. 動画を含む所定の時間区間の画像を記録した画像データに基づいて画像を再生する画像再生装置であって、
    動画を含む所定の時間区間の画像の少なくとも一部を構成するフレーム画像を表すデータと、前記フレーム画像を表すデータに対応づけられフレームレートを表すデータと、を含む画像データを取得する画像データ取得部と、
    前記フレーム画像を表すデータに基づいて、前記フレームレートに応じた時間だけ前記フレーム画像を表示して、前記画像データを再生する画像データ再生部と、を備える装置。
  8. 請求項7記載の装置であって、
    前記フレーム画像を表すデータは、前記フレーム画像を表す他のデータを圧縮して生成されたデータであり、
    前記画像データは、さらに、前記圧縮の際の圧縮率を表し、前記フレーム画像を表すデータに対応づけられたデータを含み、
    前記画像再生装置は、さらに、
    前記フレーム画像を表すデータを、前記圧縮率を表すデータに基づいて解凍する解凍部を含み、
    前記画像データ再生部は、前記画像を前記フレームレートに応じた時間だけ表示する際に、前記解凍されたデータに基づいて画像を表示する、装置。
  9. 動画を含む所定の時間区間の画像を記録した画像データを生成する方法であって、
    動画を含む所定の時間区間の画像の少なくとも一部を構成するフレーム画像を表すデータと、前記フレーム画像を表すデータに対応づけられフレームレートを表すデータと、を含む画像データを生成する方法。
  10. 動画を含む所定の時間区間の画像を記録した画像データに基づいて画像を再生する方法であって、
    動画を含む所定の時間区間の画像の少なくとも一部を構成するフレーム画像を表すデータと、前記フレーム画像を表すデータに対応づけられフレームレートを表すデータと、を含む画像データを取得する工程と、
    前記フレーム画像を表すデータに基づいて、前記フレームレートに応じた時間だけ前記フレーム画像を表示して、前記画像データを再生する工程と、含む方法。
  11. 動画を含む所定の時間区間の画像を記録した画像データを記録した記録媒体であって、
    動画を含む所定の時間区間の画像の少なくとも一部を構成するフレーム画像を表すデータと、前記フレーム画像を表すデータに対応づけられフレームレートを表すデータと、を含む画像データを記録した記録媒体。
  12. コンピュータを備えた画像データ生成装置に、動画を含む所定の時間区間の画像を記録した画像データを生成させるためのコンピュータプログラムであって、
    動画を含む所定の時間区間の画像の少なくとも一部を構成するフレーム画像を表すデータと、前記フレーム画像を表すデータに対応づけられフレームレートを表すデータと、を含む画像データを生成する機能を前記コンピュータに実現させるコンピュータプログラム。
  13. コンピュータを備えた画像データ再生装置に、動画を含む所定の時間区間の画像を記録した画像データに基づいて画像を再生させるためのコンピュータプログラムであって、
    動画を含む所定の時間区間の画像の少なくとも一部を構成するフレーム画像を表すデータと、前記フレーム画像を表すデータに対応づけられフレームレートを表すデータと、を含む画像データを取得する機能と、
    前記フレーム画像を表すデータに基づいて、前記フレームレートに応じた時間だけ前記フレーム画像を表示して、前記画像データを再生する機能と、を前記コンピュータに実現させるコンピュータプログラム。
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