JP2008035568A - 通信網切換装置、通信網報知方法、通信網報知プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

通信網切換装置、通信網報知方法、通信網報知プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】接続される通信網をユーザに報知すること。
【解決手段】複数の通信網と電話機との間に設けられ、電話機を複数の通信網のいずれかと接続するための接続手段と、電話機が発信する発信番号を受信する受信手段(S21)と、発信信号と通信網との対応を定義する対応テーブルを予め記憶する記憶手段と、受信された発信信号を用いて対応テーブルを検索して、電話機を接続するべき通信網を決定する決定手段(S22)と、端末に音声メッセージを出力する音声メッセージ出力手段(S25,S31,S37)と、受信手段による発信番号の受信に応じて、接続するべき通信網を報知するための音声メッセージを音声メッセージ出力手段に出力させる制御手段とを備える。
【選択図】図4

Description

この発明は、通信網切換装置、通信網報知方法、通信網報知プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関し、特に、複数の通信網と端末との間に設けられる通信網切換装置、そのような通信網切換装置で実行される通信網報知方法、通信網報知プログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
近年、IP(Internet Protocol)電話の接続サービスが開始されつつある。IP電話は、通信網としてデジタル回線を利用したもので、インターネットを介して相手先の電話機と接続され、会話することができる。デジタル回線としては、従来から普及している加入者線(PSTN:Public Switched Telephone Network)と同じ回線(通信媒体)を用いた非対称デジタル加入者線(ADSL:Asymmetric Digital Subscriber Line)が利用される場合が多い。
また、IP電話でユーザとのインターフェースとして用いられる送受話器は、PSTNを利用した電話(以下「アナログ電話」という)で用いられるのと同じ送受話器が用いられる。このため、送受話器は、通信網切換装置(IAD(Integrated access device)ともいう)に接続されて、通信網切換装置によりPSTNまたはADSLのいずれかに通信網が切換えられる。通信網切換装置は、ユーザが発信すると、通常は通信網としてADSLが選択されて送受話器をIP電話として機能させるが、ADSLに何らかの障害があって通信できないときには、通信網をPSTNに切換えて送受話器をアナログ電話として機能させる。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては次のものがある。
伊藤秀樹、長谷川丈一、"BBフォンの全貌"、株式会社リックテテレコム発行「テレコミュニケーション」、2002年6月、P.22−25
しかしながら、上述の通信網切換装置では、ADSLで通信できないときには、通信網がPSTNに自動的に切換られるため、ユーザは通信網がPSTNに切換えられたことを知ることができない。このため、IP電話で通信していると信じているユーザの意志に反して、実際にはアナログ電話で通信していることになる。このユーザの意志に反して通信網がPSTNに切換えられると、ユーザに不利益を与える場合がある。通常、IP電話とアナログ電話とでサービスを提供する企業が異なることから、通信料金も異なってくる。アナログ電話の通信料金がIP電話の通信料金よりも高い場合には、IP電話で通信していると信じているユーザの意志に反して通信網がPSTNに切換えられると、ユーザが認識しているIP電話の通信料金よりも高いアナログ電話の通信料金を支払わなければならないことになる。
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的は、接続される通信網をユーザに報知することが可能な通信網切換装置、通信網報知方法、その方法を実現するための通信網報知プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、通信網切換装置は、複数の通信網と端末との間に設けられ、端末を複数の通信網のいずれかと接続するための接続手段と、端末が発信する発信番号を受信する受信手段と、発信信号と通信網との対応を定義する対応テーブルを予め記憶する記憶手段と、受信された発信信号を用いて対応テーブルを検索して、端末を接続するべき通信網を決定する決定手段と、端末に音声メッセージを出力する音声メッセージ出力手段と、受信手段による発信番号の受信に応じて、接続するべき通信網を報知するための音声メッセージを音声メッセージ出力手段に出力させる制御手段とを備える。
好ましくは、複数の通信網それぞれの接続可否を検出する通信状態検出手段と、決定手段により決定された通信網が、通信状態検出手段により接続不可と検出された場合には、接続するべき通信網を決定された通信網から他の接続可能な通信網に切換える通信網切換手段とをさらに備える。
好ましくは、制御手段は、通信網切換手段により他の通信網に切換えられた場合には、他の通信網との接続を許容するか否かを確認するための音声メッセージを音声メッセージ出力手段にさらに出力させ、許容信号が入力されることを条件に接続手段に他の通信網と接続させる。
好ましくは、音声メッセージは、圧縮されたデジタル信号であり、音声メッセージ出力手段は、音声メッセージをIPパケットの形式で記憶する記憶手段を含む。
この発明の他の局面によれば、通信網報知方法は、複数の通信網と端末との間に設けられ、端末を複数の通信網のいずれかと接続するための接続手段と、発信信号と通信網との対応を定義する対応テーブルを予め記憶する記憶手段とを有する通信網切換装置で実行される通信網報知方法であって、端末が発信する発信番号を受信するステップと、受信された発信信号を用いて対応テーブルを検索して、端末を接続するべき通信網を決定するステップと、受信ステップによる発信番号の受信に応じて、接続するべき通信網を報知するための音声メッセージを端末に出力するステップとを含む。
この発明の他の局面によれば、通信網報知プログラムは、複数の通信網と端末との間に設けられ、端末を複数の通信網のいずれかと接続するための接続手段と、発信信号と通信網との対応を定義する対応テーブルを予め記憶する記憶手段とを有する通信網切換装置で実行されるコンピュータ読取可能な通信網報知プログラムであって、端末が発信する発信番号を受信するステップと、受信された発信信号を用いて対応テーブルを検索して、端末を接続するべき通信網を決定するステップと、受信ステップによる発信番号の受信に応じて、接続するべき通信網を報知するための音声メッセージを端末に出力するステップとを通信網切換装置に実行させる。
この発明に従えば、端末が発信する発信番号を用いて対応テーブルが検索され、端末を接続するべき通信網が決定され、接続するべき通信網を報知するための音声メッセージが端末に出力される。このため、端末のユーザは、発信番号を入力すれば、接続される通信網を音声で知ることができる。その結果、ユーザが発信信号を入力した時点で、接続される通信網をユーザに報知することが可能な通信網切換装置を提供することができる。
また、複数の通信網それぞれの接続可否が検出され、決定された通信網が接続不可と検出された場合には、接続するべき通信網が決定された通信網から他の接続可能な通信網に切換えられる。そして、切換えられた他の接続可能な通信網を報知するための音声メッセージが端末に出力される。このため、ユーザは、切換えられた通信網を音声で知ることができるので、ユーザがその通信網での接続を希望しない場合には接続を中断することができる。その結果、ユーザが意図しない通信網が接続されるのを防止することが可能となる。
また、他の通信網に切換えられた場合には、他の通信網との接続を許容するか否かを確認するための音声メッセージがさらに出力され、許容信号が入力されることを条件に端末が他の通信網と接続される。このため、ユーザの意思が確認された後に通信網が接続されるので、通信網が切換えられたことをユーザに確実に認識させることができる。
また、音声メッセージは、圧縮されたデジタル信号であり、IPパケットの形式で記憶されるので、IPパケットで通信する通信網で用いられる音声復号回路を利用して音声出力することができる。また、圧縮して記憶されるので、記憶容量を少なくすることができる。
この発明に従えば、端末が発信する発信番号を用いて対応テーブルが検索され、端末を接続するべき通信網が決定され、接続するべき通信網を報知するための音声メッセージが端末に出力される。このため、端末のユーザは、発信番号を入力すれば、接続される通信網を音声で知ることができる。その結果、ユーザが発信信号を入力した時点で、接続される通信網を音声で報知することが可能な通信網報知方法を提供することができる。
この発明に従えば、端末が発信する発信番号を用いて対応テーブルが検索され、端末を接続するべき通信網が決定され、接続するべき通信網を報知するための音声メッセージが端末に出力される。このため、端末のユーザは、発信番号を入力すれば、接続される通信網を音声で知ることができる。その結果、ユーザが発信信号を入力した時点で、接続される通信網を音声で報知させることが可能な通信網報知網報知プログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は同一または相当する部材を示し、重複する説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける通信網切換装置と端末および通信回線との接続状態を説明するための図である。図1を参照して、通信網切換装置(IAD(Integrated access device)ともいう)100は、電話機102A,102Bと接続されている。ここでは、2台の電話機102A,102Bが接続された例を示すが、通信網切換装置100に接続できる電話機の台数はこれに限られず、1台以上であればよい。
また、通信網切換装置100は、スプリッタ101を介して電話線105に接続されている。電話線105は、加入者線(PSTN:Public Switched Telephone Network)と非対称デジタル加入者線(ADSL:Asymmetric Digital Subscriber Line)とを兼用している。PSTNで搬送される信号とADSLで搬送される信号とは、周波帯域が異なる。スプリッタ101は、PSTNで搬送される周波数帯域の信号とADSLで搬送される周波数帯域の信号とを分離または合成するための装置である。通信網切換装置100とスプリッタ101との間では、PSTN107で搬送される周波数帯域の信号とADSL106で搬送される周波数帯域の信号とが別々に送受信される。また、通信網切換装置100は、ローカルエリアネットワーク(LAN)104と接続されている。
LAN104には、パーソナルコンピュータ(PC)108およびゲートウェイ(G/W)109が接続されている。G/W109は、ワイドエリアネットワーク(WAN)と接続されている。このため、通信網切換装置100はLAN104を介して、PC108と通信することが可能である。さらに、通信網切換装置100は、LAN104およびG/W109を介してWANと接続することが可能である。このため、WANに接続された他のIP電話と通信することができる。なお、ADSL106からもWANへ接続することが可能である。
通信網切換装置100は、電話機102A,102Bが通話する相手と接続するための通信網を、3つの通信網のうちから選択する。第1の通信網はPSTN107であり、アナログの音声信号を送受信することができる。第2の通信網はADSL106であり、アナログの音声信号を変換したデジタル信号を送受信する。第3の通信網はLAN104であり、アナログの音声信号を変換したデジタル信号を送受信する。
なお、本実施の形態においては、IP電話の通信網としてADSL107を例に説明するが、IP電話の通信網はこれに限られることなく、たとえばISDN(Integrated Services Digital Network)等の通信網を加えてもよいし、LAN104およびWANを用いるものであってもよい。
図2は、本実施の形態における通信網切換装置100のハードウェアの概略構成を示す図である。図2を参照して、通信網切換装置100は、通信網切換装置100の全体を制御するための制御部110と、電話番号と通信網との対応付けを定義する対応テーブルを記憶する記憶部119と、加入者線インターフェイス回路(SLIC:Subscriber Line Interface Circuit)112A,112Bと、加入者線音声処理回路(SLAC:Subscriber Line Audio Processing Circuit)113と、デジタル信号処理部(DSP:Digital Signal Processor)114と、呼検出回路115とを備える。
制御部110は、中央演算装置(CPU)と、CPUで実行するためのプログラムおよび必要なデータを記憶する読出専用メモリ(ROM)と、CPUでプログラムを実行する際に必要とされる変数などを一時的に記憶するためのランダムアクセスメモリ(RAM)とを含む。制御部110は、DSP114、ADSLPHY(Physical layer)116、LANPHY(Local Area Network Physical layer)117、記憶部119および外部記憶装置125と接続されている。
通信網切換装置100は、第1スイッチ120A,120Bと、第2スイッチ121A,121Bと、第1スイッチ120A,120Bにそれぞれ接続されたモジュラジャック(RJ−11)111A,111Bと、呼検出回路115に接続されたモジュラジャック(RJ−11)111Cと、ADSLPHY116に接続されたモジュラジャック(RJ−11)111Dと、LANPHY117に接続されたモジュラジャック(RJ−45)118とを含む。
モジュラジャック(RJ−11)111A,111Bそれぞれは、通信網切換装置100を電話機102A,102Bと接続するためのポートである。モジュラジャック(RJ−11)111Cは、通信網切換装置100をPSTN107と接続するためのポートである。モジュラジャック(RJ−11)111Dは、通信網切換装置100をADSL106に接続するためのポートである。モジュラジャック(RJ−45)118は、通信網切換装置100をLAN104に接続するためのポートである。
第1スイッチ120Aは、モジュラジャック111Aに接続された電話機102Aを、SLIC112Aに接続するか呼検出回路115に接続するかを、制御部110からの指示に基づき切換える。同様に、第1スイッチ120Bは、モジュラジャック111Bに接続された電話機102Bを、SLIC112Bに接続するか呼検出回路115に接続するかを、制御部110からの指示に基づき切換える。以下説明のため、第1スイッチ120Aの切換方向を、モジュラジャック111Aに接続された電話機102AをSLIC112Aに接続する場合をA側とし、モジュラジャック111Aに接続された電話機102Aを呼検出回路115に接続する場合をB側とする。同様に、第1スイッチ120Bの切換方向を、モジュラジャック111Bに接続された電話機102BをSLIC112Bに接続する場合をA側とし、モジュラジャック111Bに接続された電話機102Bを呼検出回路115に接続する場合をB側とする。
第2スイッチ121Aは、SLAC113を、SLIC112Aに接続するか呼検出回路115に接続するかを、制御部110からの指示に基づき切換える。同様に、第2スイッチ121Bは、SLAC113を、SLIC112Bに接続するか呼検出回路115に接続するかを、制御部110からの指示に基づき切換える。以下、説明のため、第2スイッチ121Aの切換方向を、SLAC113をSLIC112Aに接続する場合をC側とし、SLAC113を呼検出回路115に接続する場合をD側とする。同様に、第2スイッチ121Bの切換方向を、SLAC113をSLIC112Bに接続する場合をC側とし、SLAC113を呼検出回路115に接続する場合をD側とする。
第1スイッチ120A,120BがA側、第2スイッチ121A,121BがC側にある場合、電話機102A,102Bが、SLIC112A,112Bに接続され、SLIC112A,112BがSLAC113に接続される。その結果、電話機102A,102BとLANPHY117またはADSLPHY116とが、SLIC112A,112B、SLAC113、DSP114、制御部110を経由して接続されることになる。LANPHY117またはADSLPHY116のいずれと接続するかは、予め制御部110で設定しておくようにしてもよいし、後述するように入力された番号に基づき選択するようにしてもよい。
第1スイッチ120A,120BがB側にある場合は、電話機102A,102Bが、呼検出回路115に接続される。このため、電話機102A,102BがPSTN107に接続されることになる。
第2スイッチ121A,121BがD側にある場合は、SLAC113が呼検出回路115と接続される。このため、SLAC113が、PSTN107に接続されることになる。
なお、ここでは、第1スイッチ120A,120Bを同方向に切換え、第2スイッチ121A,121Bを同方向に切換える場合を説明したが、第1スイッチ120Aと第1スイッチ120Bとを独立して切換えることが可能であり、同様に、第2スイッチ121Aと第2スイッチ121Bとを独立して切換えることが可能である。たとえば、電話機102AをPSTN107に接続し、電話機102BをADSL106に接続することも可能である。この場合には、第1スイッチ120AをB側に切換え、第1スイッチ120BをA側に切換えることになる。また、第2スイッチ121Aは、SLAC113がトーン信号を発生している間第2スイッチ121AをD側に切換え、そうでない場合にはC側に切換える。また第2スイッチ121Bは、C側に切換えることになる。
SLIC112A,112Bは、電話機102A,102Bのオンフックまたはオフフックを検出する。検出されたオンフック信号またはオフフック信号は、制御部110に送信される。
SLAC113は、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、デジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器である。DSP114は、デジタルの音声信号を圧縮または伸長する圧縮/伸長回路、DTMF(Dial Tone Multi Frequency)信号を検出する番号検出回路、DTMF信号を発生するトーン信号発生回路とを備える。SLIC112A,112Bより受信した音声のアナログ信号は、SLAC113によりデジタル信号に変換され、変換されたデジタル信号がDSP114により圧縮されて、制御部110を経由してADSLPHY116またはLANPHY117に出力される。また、ADSLPHY116またはLANPHY117で受信されたデジタル信号は、制御部110を経由してDSP114で受信され、伸長された後、SLAC113でアナログ信号に変換されてSLIC112A,112Bに出力される。
さらに、DSP114は電話機102A,102Bが発信するダイヤル信号を、SLIC112A,112BおよびSLAC113を経由して受信して、受信したダイヤル信号に基づき得られる番号情報を制御部110に出力する。また、DSP114は、制御部110から指示された番号情報に基づきダイヤル信号(DTMF信号)を発生して、発生したダイヤル信号をSLAC113に出力する。出力されたダイヤル信号は、SLAC113でアナログ信号に変換されて、第2スイッチ121A,121BがD側にある場合にPSTN107に出力される。このとき、第1スイッチ120A,120BがA側にあれば、SLAC113と電話機102A,102Bとは接続されないので、ダイヤル信号が電話機102A,102Bで受信されることはない。
外部記憶装置125は、コンピュータ読取可能な記録媒体126に記録されたプログラムやデータを読込み、制御部110に送信する。また、制御部110からの指示により、コンピュータ読取可能な記録媒体126に必要なデータを書込む。
コンピュータ読取可能な記録媒体126としては、磁気テープ、カセットテープ、磁気ディスク、光ディスク、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM、フラッシュメモリまたは半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体である。また、記録媒体126をネットワークからプログラムがダウンロードされるように流動的にプログラムを担持する記録媒体とすることもできる。
ここで、プログラムとは、中央演算装置(CPU)により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
図3は、本実施の形態における通信網切換装置100で実行される通信網報知処理の流れを示すフローチャートである。以下、説明のためユーザが電話機102Aを使用する場合を例に説明する。ユーザが電話機102Bを使用する場合にも同様の処理が実行される。図3を参照して、通信網報知処理では、まず、電話機102Aがオフフックとなったか否かが検出される(ステップS01)。デフォルトの状態では、スイッチ120AはB側に切換えられており、スイッチ121AはC側に切換えられている。電話機102Aのオフフック信号が、SLIC112Aで検出される。そして、オフフックとなるまで(ステップS01でYES)待機状態となる。オフフックが検出されるとステップS02に進む。なお、待機状態とすることなくオフフックが検出された時点で割り込みを発生させ、以降の処理を実行するようにしてもよい。
ステップS02では、接続確認処理が実行される。接続確認処理は、通信網切換え装置が物理的に接続されているすべての通信網について実行される。本実施の形態においては、そのような通信網はADSL106とPSTN107である。ADSL106の通信網の接続確認処理では、ADSL106に接続されたIP電話のプロバイダが所有するサーバ装置との間で接続確認のための通信を実行する。サーバ装置と通信が可能であれば接続可能と判断され、通信ができなければ接続不能と判断する。PSTN107の通信網の接続確認処理では、たとえば、PSTN107に接続された電話交換機が発信するトーン信号が受信されたか否かにより判断される。トーン信号が受信された場合に接続可能と判断し、受信されない場合に接続不能と判断する。接続確認処理の結果は、制御部が備えるRAMに一時的に記憶される。
次のステップS03では、IP電話が使用可能か否かが判断される。ステップS02の接続確認処理で、ADSLに接続可能と判断された場合には、IP電話が使用可能と判断され、そうでなければIP電話が使用不能と判断される。IP電話が使用可能と判断された場合にはステップS11に進む、そうでなければステップS04に進む。
ステップS04では、アナログ電話が使用可能か否かが判断される。ステップS02の接続確認処理で、PSTNに接続可能と判断された場合には、アナログ電話が使用可能と判断され、そうでなければアナログ電話が使用不能と判断される。アナログ電話が使用可能と判断された場合にはステップS05に進む、そうでなければステップS08に進む。
ステップS05に進む場合は、IP電話が使用不能でアナログ電話が使用可能の場合である。したがって、ステップS05では、たとえば、「IP電話が使えません」の音声メッセージを出力する。これにより、電話機102Aのユーザは、IP電話が使えないことを認識することができ、その後発信するための番号を電話機102Aに入力すれば、通信網としてPSTNを用いた通信が開始されることを認識することができる。なお、スイッチS121AはC側に切換えられているため、制御部110から出力される音声メッセージが、電話機102Aに送信される。
その後、第1スイッチ120AがB側へ切換えられ、第2スイッチ121A,がC側へ切換えられる(ステップS06)。第1スイッチ120AがB側へ切換えられることにより、電話機102AがPSTN107に接続される。これにより、PSTNに接続された交換機から発信されるトーン信号が電話機102Aで受信されて出力される。その結果、電話機102Aがアナログ電話として機能する。この場合の発信処理は、周知であるのでここでは説明を繰返さない。また、第2スイッチ121AがC側へ切換えられることにより、SLAC113とPSTN107との接続が遮断される。これにより、SLAC113からPSTN107にノイズ等の雑音が送信されることはない。
次のステップS07では、呼検出回路115において、電話機102Aがオンフックとされたか否かが判断される。電話機102Aがオンフックとなったか否かは、呼検出回路115で検出され、検出されたオンフック信号が制御部110に出力されることにより制御部110で認識される。オンフックが検出されると、処理を終了する。
一方、ステップS08に進む場合は、IP電話およびアナログ電話ともに使用不能の場合である。したがって、ステップS08では、たとえば、「電話が使えません」の音声メッセージを出力する。これにより、電話機102Aの使用者にIP電話もアナログ電話も共に使えないことを知らせることができる。その後、ステップS10でオンフックが検出されるまで警告音が電話機102Aに出力される(ステップS09)。これにより、両電話が使えないことを電話機102Aの使用者に継続して知らせておくことができる。ステップS10では、SLIC112Aでオンフックが検出される。なお、スイッチS121AがC側に切換えられているため、制御部110が出力する音声メッセージおよび警告音は、電話機102Aに送信されて出力される。ステップS10でオンフックが検出されると、処理を終了する。
一方、ステップS11では、アナログ電話が使用可能か否かが判断される。ステップS02の接続確認処理で、PSTNに接続可能と判断された場合には、アナログ電話が使用可能と判断され、そうでなければアナログ電話が使用不能と判断される。アナログ電話が使用可能と判断された場合にはステップS12に進む、そうでなければステップS12をスキップしてステップS13に進む。
ステップS12に進む場合は、IP電話が使用可能で、アナログ電話が使用不能の場合である。したがって、ステップS12では、たとえば、「一般電話が使えません」の音声メッセージを出力する。これにより、電話機102Aのユーザは、アナログ電話が使用できないことを認識することができる。
ステップS13では、トーン信号を電話機102Aに出力する。これにより、電話機102Aのユーザは、IP電話とアナログ電話のいずれかで発信することが可能であることを認識することができる。また、ユーザがステップS12の時点において、「一般電話が使えません」の音声メッセージを聴いている場合には、IP電話により発信が可能であることを認識することができる。
そして、次のステップS14では、発信処理が実行される。図4は、発信処理の流れを示すフローチャートである。図4を参照して、電話機102Aから発信信号の入力が受け付けられる(ステップS21)。そして、受付けられた発信信号に基づき、通話網をADSL106とするかPSTN107とするかの通話網選択処理が実行される(ステップS22)。
ここで通話網選択処理について簡単に説明する。記憶部119には、発信信号と通話網とを対応付けた対応テーブルが予め記憶されている。制御部110は、ステップS21で受付けられた発信信号に基づき、対応テーブルを検索する。そして、発信信号に対応する通信網を選択する。
図5は、本実施の形態における通信網切換装置100で記憶する対応テーブルの一例を示す図である。図5を参照して、対応テーブルは、データ番号、発信信号、通信網、識別記号の項目からなる。データ番号は、対応テーブルに記憶されているデータを特定するための番号である。発信信号は、電話機102A,102Bより入力される発信信号に基づき検索するデータである。たとえば、データ番号「1」のデータにおいて、発信信号は「1XX」となっている。「X」は、その桁がどのような数字または記号でもよいことを意味する。したがって、「1XX」は、桁数が3桁で、1桁目が「1」で始る信号であることを示す。たとえば、「100」、「110」等の発信信号が電話機102Aより出力されると、データ番号が「1」のデータが対応するデータとなる。
通信網は、発信信号に対応する通信網を特定するための項目である。通信網には、PSTN107,ADSL106,LAN104のうちいずれかが定義されるようになっている。
識別記号の項目は、発信信号に対応する相手先の電話番号を示す。発信信号と識別記号との関係は、いわゆる短縮ダイヤルに該当し、発信信号が短縮ダイヤルに該当し、識別記号が相手先を特定するための番号に該当する。図5においては、データ番号が「18」、「19」および「20」に示すデータが短縮ダイヤルに対応する発信信号となっている。ここでは、「*」で始る発信信号を短縮ダイヤルとしている。具体的には、データ番号が「18」のデータにおいては、発信信号が「*1」であり、これに対応する識別番号として「0666666666」が対応付けらている。なお、短縮ダイヤルは、「*」で始まる発信信号に限定されることはなく、他の記号で定義または複数の記号を組合わせて定義することができる。
また、発信信号に「.T」を含むものは、その前の数字の後にどのような信号がきても該当することを示す記号である。たとえば、データ番号が「5」の対応データは、発信信号が「2.T」である。これは、1桁目が「2」で始る信号であれば、その後にどのような信号が続く場合であっても該当することを示す。また、データ番号が「13」の対応データが、始めの4桁が「0990」の発信信号であれば、その後にどのような信号が入力される場合であっても該当することになる。すなわち、「0990」で始る信号は、データ番号が「13」の対応データに該当することになる。この場合、通信網としては、「PSTN107」が対応付けられている。
なお、実施の形態においては、対応テーブルにおいて発信信号と発信するための通信網と識別記号とを同じ対応テーブルに設けたが、識別記号と通信網とを対応付けた対応テーブルと、短縮ダイヤルの発信信号と識別記号とを対応付けた変換テーブルとを別々に設けるようにしてもよい。この場合、電話機102Aから入力された発信信号を、変換テーブルを用いて識別記号に変換した後、変換された識別記号を用いて対応テーブルを検索することにより、発信する通信網が決定されることになる。
図4に戻って、ステップS22で通信網が選択されると、選択された通信網が制御部110のRAMに一時的に記憶される。そして、次のステップS23で、選択された通信網がIP電話の通信網、換言すればADSL106またはLAM104であるか否かが判断される。選択された通信網がIP電話の通信網の場合にはステップS24に進み、そうでなければステップS36に進む。ステップS24では、IP電話が使用可能か否かが判断される。IP電話が使用可能か否かは、図3のステップS02で実行された接続確認処理の結果に基づき判断される。IP電話が使用可能と判断された場合にはステップS25に進み、そうでなければステップS30に進む。
ステップS25では、「IP電話です」の音声メッセージを電話機102Aに出力する。これにより、使用者に電話機102AがIP電話として機能することを知らせることができる。すなわち、使用者は、ADSLまたはLANの通信網にこれから接続されることを知ることができる。そして、次のステップS26で、ステップS22で選択された通信網を介して、ステップS21で受付けられた発信信号に対応する電話番号で特定される電話機との回線を接続するための処理が実行される。この処理は、VoIP接続と呼ばれている。この処理により、ユーザは、接続された電話機のユーザとの間で、ステップS28でオンフックが検出されるまで会話することができる(ステップS27)。
ステップS28でオンフックが検出された場合には、VoIP接続を終了する処理が実行される(ステップS29)。
一方、ステップS24でIP電話が使用可能でないと判断された場合には、ステップS30において、アナログ電話が使用可能か否かが判断される。アナログ電話が使用可能か否かは、図3のステップS02で実行された接続確認処理の結果に基づき判断される。アナログ電話が使用可能と判断された場合にはステップS31に進み、そうでなければステップS39に進む。
ステップS31では、「一般電話です」の音声メッセージと、「確認ボタンを押してください」の音声メッセージとを電話機102Aに出力する。これにより、使用者に電話機102Aがこれからアナログ電話として機能することを知らせることができる。ステップS31に進む場合には、ユーザが入力した発信信号に対応する通信網がADSLまたはLANであったのに対して、これらの通信網が使用不能であるため、電話機102Aをアナログ電話として機能させる場合である。したがって、電話機102Aをアナログ電話として機能させて良いか否かをユーザに確認するために「確認ボタンを押してください」の音声メッセージを出力するようにしている。これにより、ユーザは、対応テーブルに設定した通信網と異なる通信網が選択されたことを認識することができる。さらに、確認メッセージを聴くことにより、その選択された通信網、ここではPSTNへの接続を許容するか否かの判断をユーザに求めるようにしている。その結果、ユーザの意志に反して対応テーブルに設定した通信網と異なる通信網への接続がされることを防止することができる。
ステップS32では、確認ボタンの押下が検出されたか否かが判断され、押下が検出された場合にはステップS38に進み、検出されずに所定時間経過した場合には(ステップS33でYES)、ステップS34に進む。ステップS38では、後述するように電話機102AがPSTNに接続され、アナログ電話として機能する。ステップS34では、音声のエラーメッセージが電話機102Aに出力され、次のステップS35でオンフックが検出された場合には、処理を終了する。
一方、ステップS23で選択された通信網がIP電話の通信網でないと判断された場合には、アナログ電話が使用可能か否かが判断される(ステップS36)。アナログ電話が使用可能か否かは、図3のステップS02で実行された接続確認処理の結果に基づき判断される。アナログ電話が使用可能と判断された場合にはステップS37に進み、そうでなければステップS39に進む。
ステップS39では、「電話が使えません」の音声メッセージを電話機102Aに出力する。これにより、使用者に電話機102Aが使用できないことを知らせることができる。ステップS39に進む場合は、ユーザが入力した発信信号に対応する通信網がPSTNであり、かつ、PSTNが使用不能の場合である。本実施の形態においては、ユーザが入力した発信信号に対応する通信網がPSTN107であって、PSTN107が使用不能の場合には、通信網をADSL106またはLAN104に切換えない。換言すれば、ADSL106またはLAN104には、PSTN107のバックアップとしての役割を果たさせていない。しかし、ADSL106またはLAN104に、PSTN107のバックアップとしての役割を持たせて、ユーザが入力した発信信号に対応する通信網がPSTN107であって、PSTNが使用不能の場合には、通信網をADSL106またはLAN104に切換えるようにしてもよい。
ステップS39の後、ステップS35でオンフックが検出されると、処理を終了する。ステップS39では、ステップS35でオンフックが検出されるまで、音声メッセージを繰返し出力するようにしてもよいし、音声メッセージを出力した後オンフックが検出されるまで警告音を出力するようにしてもよい。
次に、音声メッセージの出力について説明する。音声メッセージは、記憶部119に予め記憶されている。その音声メッセージは、圧縮されたデジタル信号であって、パケット単位に分割されてIPパケットの形式で記憶される。
上述したように、電話機102AがIP電話として機能する場合には、IAD100は、ADSL106またはLAN104を介してIP電話のプロバイダのコンピュータと接続し、IPパケットを送受信する。このIPパケットには、音声データが含まれ、その音声データはデジタル変換処理および圧縮処理されたデータである。したがって、通信網切換装置100では、IPパケットを受信すると、そのIPパケットの所定の部分をDSP114に順に出力する。IPパケットの音声データは、DSP114で伸張処理され、SLAC113でアナログデータに変換されて電話機102Aに出力される。
したがって、音声メッセージを、IP電話で送受信される音声データと同じように圧縮されたデジタル信号とし、パケットに分割してIPパケットのフォーマットで記憶しておくことにより、制御部は、記憶部119から順にIPパケットを読み出してDSC114に出力するだけでよい。
したがって、音声メッセージを再生するために特別な回路またはソフトウエアを開発する必要がない。さらに、音声メッセージは、圧縮処理されたデジタルデータとして記憶されるので、データ量を少なくすることができ、記憶部119のメモリコストを低減することができる。
これにより、音声メッセージが伸張処理およびデジタル・アナログ変換処理が施されて電話機102Aに出力される。逆に、電話機102Aから受信されたアナログの音声データは、SLAC113でデジタルデータに変換され、DSP114で圧縮処理された後、制御部110に出力される。制御部では、受信した音声データに基づきIPパケットを生成して、ADSL106またはLAN104を介してコンピュータに送信する。
なお、本実施の形態においては、通信網切換装置100について説明したが、図3および図4に示した処理を実行する通信網報知方法および図3および図4に示した処理をコンピュータに実行させるための通信網切換プログラムとして本発明をとらえることができるのはいうまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおける通信網切換装置と端末および通信回線との接続状態を説明するための図である。 本実施の形態における通信網切換装置のハードウェアの概略構成を示す図である。 本実施の形態における通信網切換装置で実行される通信網報知処理の流れを示すフローチャートである。 図3のステップS14で実行される発信処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態における通信網切換装置で記憶する対応テーブルの一例を示す図である。
符号の説明
100 通信網切換装置、101 スプリッタ、102A,102B 電話機、105 電話線、109 G/W、110 制御部、111A,111B,111C,111D モジュラジャック、114 DSP、115 呼検出回路、116 ADSLPHY、117 LANPHY、119 記憶部、120A,120B 第1スイッチ、121A,121B 第2スイッチ、125 外部記憶装置、126 記録媒体。

Claims (7)

  1. 複数の通信網と端末との間に設けられ、前記端末を前記複数の通信網のいずれかと接続するための接続手段と、
    前記端末が発信する発信番号を受信する受信手段と、
    発信信号と通信網との対応を定義する対応テーブルを予め記憶する記憶手段と、
    前記受信された発信信号を用いて前記対応テーブルを検索して、前記端末を接続するべき通信網を決定する決定手段と、
    前記端末に音声メッセージを出力する音声メッセージ出力手段と、
    前記受信手段による発信番号の受信に応じて、接続するべき通信網を報知するための音声メッセージを前記音声メッセージ出力手段に出力させる制御手段とを備えた、通信網切換装置。
  2. 前記複数の通信網それぞれの接続可否を検出する通信状態検出手段と、
    前記決定手段により決定された通信網が、前記通信状態検出手段により接続不可と検出された場合には、接続するべき通信網を前記決定された通信網から他の接続可能な通信網に切換える通信網切換手段とをさらに備えた、請求項1に記載の通信網切換装置。
  3. 前記制御手段は、前記通信網切換手段により他の通信網に切換えられた場合には、他の通信網との接続を許容するか否かを確認するための音声メッセージを前記音声メッセージ出力手段にさらに出力させ、許容信号が入力されることを条件に前記接続手段に前記他の通信網と接続させる、請求項2に記載の通信網切換装置。
  4. 前記音声メッセージは、圧縮されたデジタル信号であり、
    前記音声メッセージ出力手段は、前記音声メッセージをIPパケットの形式で記憶する記憶手段を含む、請求項1に記載の通信網切換装置。
  5. 複数の通信網と端末との間に設けられ、前記端末を前記複数の通信網のいずれかと接続するための接続手段と、発信信号と通信網との対応を定義する対応テーブルを予め記憶する記憶手段とを有する通信網切換装置で実行される通信網報知方法であって、
    前記端末が発信する発信番号を受信するステップと、
    前記受信された発信信号を用いて前記対応テーブルを検索して、前記端末を接続するべき通信網を決定するステップと、
    前記受信ステップによる発信番号の受信に応じて、接続するべき通信網を報知するための音声メッセージを前記端末に出力するステップとを含む、通信網報知方法。
  6. 複数の通信網と端末との間に設けられ、前記端末を前記複数の通信網のいずれかと接続するための接続手段と、発信信号と通信網との対応を定義する対応テーブルを予め記憶する記憶手段とを有する通信網切換装置で実行されるコンピュータ読取可能な通信網報知プログラムであって、
    前記端末が発信する発信番号を受信するステップと、
    前記受信された発信信号を用いて前記対応テーブルを検索して、前記端末を接続するべき通信網を決定するステップと、
    前記受信ステップによる発信番号の受信に応じて、接続するべき通信網を報知するための音声メッセージを前記端末に出力するステップとを通信網切換装置に実行させる、通信網報知プログラム。
  7. 請求項6に記載の通信網報知プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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