JP2008026231A - センサの支持構造 - Google Patents

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【課題】外観的に目立ったり、見栄えが悪くなったりするといった事態を抑制しつつ、簡単な構造でセンサを支持することができるセンサの支持構造を提供する。
【解決手段】ベゼル部20は、バンパー1に形成された開口部2と嵌合する筒状の胴体部21と、バンパー1の前面側における開口部2の周縁を覆うフェーシャ部22とを備える。本体ハウジング部10は、筒状部材の先端部の開口領域からセンサの検知面を露出させた突出部13を備え、この突出部13がバンパー1の背面側から、開口部2と嵌合するベゼル部20の胴体部21へと挿入されて互いに嵌合する。リテーナクリップ30は、一対の差込部を備えた平面略U字形状の板状部材で構成されており、ベゼル部20と本体ハウジング部10とを相互に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサの支持構造に係り、特に、車両バンパーにおいてセンサを支持する構造に関する。
近年、ドライバーの運転操作を支援するといった観点から、前方の障害物を検知する車両用障害物検知装置が知られている。この類の装置では、例えば、超音波センサを車両前方のバンパーに支持し、この超音波センサから所定の超音波パルス信号を送信し、物体からの反射波を受信することにより、前方に存在する障害物を検知する(例えば、特許文献1参照)。センサを車両に支持する場合には、例えば、バンパーに開口部を形成し、この開口部からセンサ(具体的には、マイクロフォンといった検知面)を露出させるようにセンサが支持される。
特開2005−308639号公報
ところで、センサの支持構造としては、開口部に対してその前方よりセンサを取り付けるタイプがあるが、このタイプでは、超音波マイクロフォン、処理回路等を備えるセンサ本体を開口部からバンパー内部へと挿入させるため、開口部にある程度の大きさが要求される。また、この開口部を覆うフェーシャ部を設けた場合には、開口部が大きい分だけフェーシャ部も大きく露出してしまうこととなり、外観的に目立ったり、見栄えが悪くなったりするという問題がある。
また、バンパーの背面側より開口部にセンサを取り付けるタイプもあるが、このタイプでは、バンパーの背面にセンサ取付用のリブを設置する必要があり、バンパー成型時の問題や、リブが設置されていない車両や場所へはセンサを固定することができないという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外観的に目立ったり、見栄えが悪くなったりするといった事態を抑制しつつ、簡単な構造でセンサを支持することができるセンサの支持構造を提供することである。
かかる課題を解決するために、本発明は、車両バンパーにおけるセンサの支持構造を提供する。このセンサの支持構造は、ベゼル部と、本体ハウジング部と、リテーナクリップとを有する。ここで、ベゼル部は、バンパーに形成された開口部と嵌合するとともに内外を貫通する中空領域を備える筒状の胴体部と、胴体部の一方の縁部がフランジ状に拡幅されて、バンパー前面側の開口部の周縁を覆うフェーシャ部とを備える。本体ハウジング部は、筒状部材の内部にセンサを収納し、先端部の開口領域からセンサの検知面を露出させた突出部を備えるとともに、この突出部がバンパーの背面側からベゼル部の胴体部における中空領域へと挿入されて互いに嵌合する。リテーナクリップは、一対の差込部を備えた平面略U字形状の板状部材で構成されており、ベゼル部の胴体部と本体ハウジング部の突出部とを一対の差込部によって挟み込むように挿入されて、ベゼル部と本体ハウジング部とを相互に固定する。
ここで、本発明において、本体ハウジング部は、突出部と嵌合したベゼル部の胴体部を覆うように、突出部の周囲に配置された側壁部をさらに有していてもよい。この場合、ベゼル部と本体ハウジング部とは、互いに嵌合した状態において、ベゼル部の胴体部と本体ハウジング部の側壁部との双方に、位置的に対応して形成された溝状の切り欠き部をそれぞれ有し、リテーナクリップの差込部は、ベゼル部の胴体部における切り欠き部と、本体ハウジング部の側壁部における切り欠き部とにそれぞれ嵌合することが望ましい。ここで、本体ハウジングの側壁部は、切り欠き部に沿って、リテーナクリップの挿入をガイドするレール部を備えていてもよい。
また、本発明において、ベゼル部における胴体部は、軸心方向へと延在するガイド溝を有していてもよい。この場合、バンパーにおける開口部には、縁部の一部が中心方向へと突起した凸形状のリブ部が形成されており、ガイド溝と、リブ部とが位置的に対応することを条件として、ベゼル部に対して突出部が挿入可能となることが好ましい。
また、本発明において、ベゼル部における胴体部は、ベゼル部と本体ハウジング部とが互いに嵌合した状態において、本体ハウジング部における突出部の外周面に形成された爪部と係合する開口部を有していてもよい。
また、本発明において、リテーナクリップは、本体ハウジング部における突出部の方向へと湾曲しながら延在してバンパーに当接するアーム部を有することが好ましい。
さらに、本発明において、リテーナクリップは、本体ハウジング部のコネクタ部と接続するワイヤハーネスを保持するワイヤハーネスクリップを有していてもよい。
本発明によれば、バンパーの開口部を大きく形成することなく、センサを支持することができるので、外観の見栄えの悪さを抑制することができ、デザイン性の向上を図ることができる。また、簡単な構造でセンサを支持することが可能となる。
また、本発明によれば、リテーナクリップによって、ベゼル部と本体ハウジング部との間の寸法公差に伴うがたつきを吸収することができる。そのため、十分な支持構造を実現することができる。さらに、リテーナクリップの挿入をレール部がガイドすることにより、その取り付けを容易に行うことが可能となる。
また、本発明によれば、バンパーの開口部においてベゼル部、ひいては、本体ハウジング部が回転してしまうといった事態を抑制することができる。また、ベゼル部の挿入位置も一義的に規定されるため、例えば、本体ハウジング部を誤った角度で誤挿入してしまうといった事態を抑制することができる。
また、本発明によれば、ベゼル部の胴体部の開口部に対して、本体ハウジングの突出部の爪部が係合するため、これにより両者が仮固定されるので、その後にリテーナクリップを挿入する際にもその作業性を損なう虞がない。
また、本発明によれば、リテーナクリップのアーム部によって、より強固に超音波検知センサを支持することができ、デザイン性を損ねることなく、十分な支持構造を実現することができる。
さらに、本発明によれば、ワイヤハーネスを保持するクリップ機能をリテーナクリップが備えることにより、超音波検知センサの支持機能ともにワイヤハーネスの保持機能とを備えた有用な支持構造を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態にかかるセンサの支持構造を示す分解斜視図である。このセンサの支持構造は、所定の検知領域(例えば、車両前方領域)内に存在する対象物を検知する車両用障害物検知装置に使用されるセンサの支持構造として好適である。このようなセンサとしては、例えば、超音波センサを用いることができる。超音波センサは、例えば、車両の前端部のバンパーに設置され、所定の超音波パルス信号を送信し、物体からの反射波を受信することにより、受信した反射波に応じた信号を上位装置(車両用障害物検知装置)に対して出力する。車両用障害物検知装置では、超音波センサからの信号を処理し、例えば、障害物までの距離を認識することができる。
超音波センサは、超音波パルス信号を送受信する超音波マイクロフォンと、処理回路と、処理回路からの信号をワイヤハーネスを介して上位装置に出力するコネクタ部とを主体に構成されており、これらの要素が本体ハウジング部10に備えられている。本体ハウジング部10は、バンパー1の開口部2に前面側から挿入されて嵌合するベゼル部20に対して、バンパー1の背面側から挿入されることにより互いに嵌合し、これよりバンパー1に支持される。また、互いに嵌合した本体ハウジング部10とベゼル部20とには、リテーナクリップ30が挿入されて、これによって相互に固定される。
図2は、本体ハウジング部10を示す概略斜視図である。本体ハウジング部10は、処理回路等を収納する筐体部11を備えており、この筐体部11の横側面には、ワイヤハーネスをコネクタ部に連結させるコネクタカバー12が設けられている。
筐体部11の前面11aには、筒状部材で構成された突出部13が設けられている。突出部13には、その内部に超音波マイクロフォンMが収納されており、この突出部13は、先端側の開口領域より超音波マイクロフォンMの送受信面(検知面)を露出させるような格好となっている。本体ハウジング部10は、この突出部13をバンパー1の背面側から正面側へと突出させることにより、車両前方に対する信号送信および反射波の受信が可能となる。
突出部13の上部には爪部17が形成されており、この突出部13をベゼル部20に挿入した際には、この爪部17がベゼル部20側の開口に係合し、これにより、両者を仮固定することができる。
また、筐体部11の前面11aにおいて、突出部13の周囲には、側壁部14が形成されており、突出部13をベゼル部20に挿入した際には、この側壁部14がベゼル部20の外周を覆うような格好となる。側壁部14には、リテーナクリップ30がスライド挿入される切り欠き部15が形成されているとともに、リテーナクリップ30の挿入をガイドするレール部16が切り欠き部15に沿って形成されている。本実施形態は、略U字形状のリテーナクリップ30を上方から下方へとスライド挿入させる形態であるため、この切り欠き部15およびレール部16は、側壁部14の左右側面にそれぞれ形成されている。
図3は、ベゼル部20を示す概略斜視図である。本体ハウジング部10をバンパー1に支持するベゼル部20は、バンパー1の開口部2に対して正面側から挿入されてこの開口部2と嵌合する胴体部21と、この胴体部21の縁部に形成されたリング状のフェーシャ部22とで構成されている。
胴体部21は、筒状の部材であり、その外周形状は、概ねバンパー1の開口部2と対応した形状を備えている。ここで、図4に示すように、バンパー1の開口部2には、その開口周縁の一部が中心方向へと突起したリブ部2aが形成されており、本実施形態では、2つのリブ部2aが形成されている。そのため、これらのリブ部2aに対応して、胴体部21は、図3に示すように、円周方向にかけて連続した完全な筒形状とはなっておらず、軸心方向へと延在するガイド溝23がリブ部2aの個数と位置に対応して形成されている。したがって、ベゼル部20は、その胴体部21に形成されたガイド溝23と、バンパー1の開口部2に形成されたリブ部2aとが位置的に対応した場合に限り、リブ部2aと胴体部21とが干渉することなく、開口部2に挿入されることとなる。
胴体部21の外周面には、複数箇所(本実施形態では、上下の2箇所)において、ベゼル部20がバンパー1の開口部2に挿入された際に、開口部2の縁部と係合する爪部24が形成されている。爪部24の周囲には、切り込みが施されており、爪部24を半径方向(内側)へと変位させることにより、開口部2に対するベゼル部20の着脱を行うことが可能となっている。
この胴体部21は、その内部が軸心方向に貫通した中空領域を備えている。胴体部21の内周面の形状は、本体ハウジング部10の突出部13の外周形状と対応しているため、この中空領域に本体ハウジング部10の突出部13を挿入することにより、互いに嵌合する。
胴体部21には、本体ハウジング部10の突出部13に形成された爪部17と係合する開口部25が形成されている。この胴体部21に本体ハウジング部10の突出部13が挿入された場合には、図5に示すように、この開口部25に対して、突出部13の爪部17が係合する。これにより、ベゼル部20と本体ハウジング部10とが固定(仮固定)される。
また、胴体部21には、本体ハウジング部10とベゼル部20とが嵌合した際に、本体ハウジング部10の側壁部14に形成された切り欠き部15と対応する位置に、リテーナクリップ30がスライド挿入される切り欠き部26が形成されている。
フェーシャ部22は、胴体部21の一方の端部において外側へと所定の幅だけ拡幅したフランジ状の部材である。フェーシャ部22は、胴体部21の他方の端部を、バンパー1の前面側から開口部2に挿入した際には、これがバンパー1に当接することで開口部2の周縁を覆う。これにより、開口部2が露出して見栄えが悪化するという事態を抑制することができるとともに、ベゼル部20が開口部2から脱落してしまうといった事態を抑制することができる。
図6および図7は、リテーナクリップ30の説明図である。なお、説明の便宜上、図6に示す説明図では、バンパー1が省略して描かれている。リテーナクリップ30は、一対の差込部31を備える略U字形状の板状部材を主体に構成されており、これがバンパー1と平行となるようにレイアウトされる。リテーナクリップ30は、一対の差込部31によって、本体ハウジング部10およびベゼル部20を挟み込むようにして、本体ハウジング部10の側壁部14に形成されたレール部16に沿ってこれをスライド挿入させた場合には、図7に示すように、一対の差込部31が本体ハウジング部10の切り欠き部15とベゼル部20の切り欠き部26とにそれぞれ嵌合する。
図8および図9は、リテーナクリップ30の固定構造を示す説明図である。リテーナクリップ30の一対の差込部31には、バンパー1と対向する面にアーム部32が設けられている。このアーム部32は、一対の差込部31に一体的に形成された板状の部材であり、本体ハウジング部10の突出部13の方向へと湾曲しつつ、バンパー1側へと延在する。リテーナクリップ30が本体ハウジング部10およびベゼル部20にスライド挿入された場合には、このアーム部32の先端部32aがバンパー1と当接する。この場合、アーム部32の部材の弾性力によって、リテーナクリップ30側からバンパー1へと付勢力が与えられる。これにより、リテーナクリップ30側への反作用力によって、リテーナクリップ30が、切り欠き部15,26等に生じる緩み等を抑制し、本体ハウジング部10およびベゼル部20の嵌合状態を強固なものとすることができる。
本実施形態では、4つのアーム部32がリテーナクリップ30に設けられており、個々のアーム部32は、本体ハウジング部10の突出部13の周囲に位置するようなレイアウトとなっている。また、個々のアーム部32を突出部13側へと湾曲させたことで、図10に示すように、アーム部32の先端部32aからバンパー1へと力が柔軟に作用することとなり、フェーシャ部22に不要な応力が発生したり、これによる変形等を抑制するとともに、バンパー1そのものに生じる歪み等の発生を抑制したりすることができる。
図11は、リテーナクリップ30を背面側より示す概略斜視図である。同図に示すように、リテーナクリップ30の上部には、その背面側にコネクタ部に連結されるワイヤハーネスを保持するワイヤハーネスクリップ部が設けられている。
このようなセンサの支持構造において、超音波検知センサをバンパー1に取り付ける際には、まず、ベゼル部20の胴体部21を、バンパー1の正面側から開口部2に対して挿入する。この場合、胴体部21のガイド溝23と、開口部2のリブ部2aとが位置的に対応するよう、両者の位置合わせを行っておく。
次に、バンパー1の開口部2に嵌合されたベゼル部20は、その胴体部21に対して、バンパー1の背面側より本体ハウジング部10が連結される。具体的には、胴体部21の中空領域に対して、本体ハウジング部10の突出部13を挿入する。突出部13を胴体部21に対して所定のポジションまで挿入すると、突出部13の爪部17が、胴体部21の開口部25に係合し、これにより、ベゼル部20と本体ハウジング部10とが仮固定される。
このような仮固定が行われると、リテーナクリップ30の一対の差込部31で、本体ハウジング部10の突出部13とベゼル部20の胴体部21とを挟み込むように、本体ハウジング部10のレール部16に沿って、上方から下方にかけてこれをスライド挿入させる。これにより、一対の差込部31が本体ハウジング部10の切り欠き部15とベゼル部20の切り欠き部26とにそれぞれ嵌め込まれることとなる。
このように本実施形態によれば、バンパー1の開口部2に対してその前面側からベゼル部20を嵌合させた上で、このベゼル部20に対して、バンパー1の背面側にレイアウトした本体ハウジング部10を固定するため、従来の手法のように開口部を大きくしなくとも、バンパー1に本体ハウジング部10を支持することができる。そのため、図12に示すように、フェーシャ部22は、開口部2を覆う程度の大きさに形成すればよく、相対的にその大きさを小さくすることができる。そのため、外観の見栄えの悪さを抑制することができるので、デザイン性の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、ベゼル部20と本体ハウジング部10とを嵌合させた上で、これをリテーナクリップ30によって挟み込むことにより、ベゼル部20と本体ハウジング部10との間の寸法公差に伴うがたつきを吸収することができる。そのため、バンパー1表面に露出する超音波マイクロフォンMと、ベゼル部20のフェーシャ部22とのがたつきを抑制することができ、デザイン性を損ねることなく、十分な支持構造を実現することができる。
また、本実施形態によれば、ベゼル部20は、これをバンパー1に取り付ける場合には、胴体部21のガイド溝23を、開口部2のリブ部2aと位置的に対応させることにより、バンパー1の開口部2に挿入可能となる。かかる構成によれば、胴体部21のガイド溝23と、開口部2のリブ部2aとが係合することにより、開口部2においてベゼル部20(ひいては、本体ハウジング部10)が回転してしまうといった事態を抑制することができる。また、ベゼル部20の回転方向の上下位置も一義的に規定されるため、例えば、本体ハウジング部10を誤った角度で誤挿入してしまうといった事態を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ベゼル部20の胴体部21の中空領域に、本体ハウジング部10の突出部13を挿入した場合には、胴体部21の開口部25に対して、突出部13の爪部17が係合する。これにより、ベゼル部20と本体ハウジング部10とを仮固定することができるので、その後にリテーナクリップ30を挿入する際にもその作業性を損なう虞がない。
また、リテーナクリップ30を使用することにより、ベゼル部20と本体ハウジング部10と間の固定に十分な強度を確保することができ、一方で、リテーナクリップ30をスライド挿入する場合には大きな力を必要としないので、作業性に優れているという長所を備える。
また、本実施形態によれば、リテーナクリップ30のアーム部32によって、バンパー1に対して付勢力を与えることにより、バンパー1に対する本体ハウジング部10およびベゼル部20の保持機能を備えることとなる。これにより、より強固に超音波検知センサを支持することができ、デザイン性を損ねることなく、十分な支持構造を実現することができる。
さらに、本実施形態によれば、リテーナクリップ30は、ワイヤハーネスを保持するクリップ機能を備えている。これにより、超音波検知センサの支持機能ともにワイヤハーネスの保持機能とを備えた有用な支持構造を提供することができる。
本発明の実施形態にかかるセンサの支持構造を示す分解斜視図 本体ハウジング部10を示す概略斜視図 ベゼル部20を示す概略斜視図 バンパー1の開口部2の詳細を示す斜視図 センサの支持構造を示す概略断面図 リテーナクリップ30の説明図 リテーナクリップ30の説明図 リテーナクリップ30の固定構造を示す説明図 リテーナクリップ30の固定構造を示す説明図 センサの支持構造を示す正面図 リテーナクリップ30を背面側より示す概略斜視図 センサの支持構造を示す正面図
符号の説明
1 バンパー
2 開口部
2a リブ部
10 本体ハウジング部
11 筐体部
11a 前面
12 コネクタカバー
13 突出部
14 側壁部
15 切り欠き部
16 レール部
17 爪部
20 ベゼル部
21 胴体部
22 フェーシャ部
23 ガイド溝
24 爪部
25 開口部
26 切り欠き部
30 リテーナクリップ
31 差込部
32 アーム部
32a 先端部

Claims (7)

  1. 車両バンパーにおけるセンサの支持構造において、
    バンパーに形成された開口部と嵌合するとともに内外を貫通する中空領域を備える筒状の胴体部と、前記胴体部の一方の縁部がフランジ状に拡幅されて、前記バンパー前面側の前記開口部の周縁を覆うフェーシャ部とを備えるベゼル部と、
    筒状部材の内部に前記センサを収納し、先端部の開口領域から前記センサの検知面を露出させた突出部を備えるとともに、当該突出部が前記バンパーの背面側から前記ベゼル部の胴体部における中空領域へと挿入されて互いに嵌合する本体ハウジング部と、
    一対の差込部を備えた平面略U字形状の板状部材で構成されており、前記ベゼル部の胴体部と前記本体ハウジング部の突出部とを前記一対の差込部によって挟み込むように挿入されて、前記ベゼル部と前記本体ハウジング部とを相互に固定するリテーナクリップと
    を有することを特徴とするセンサの支持構造。
  2. 前記本体ハウジング部は、前記突出部と嵌合した前記ベゼル部の胴体部を覆うように、前記突出部の周囲に配置された側壁部をさらに有し、
    前記ベゼル部と前記本体ハウジング部とは、互いに嵌合した状態において、前記ベゼル部の胴体部と前記本体ハウジング部の側壁部との双方に、位置的に対応して形成された溝状の切り欠き部をそれぞれ有し、
    前記リテーナクリップの差込部は、前記ベゼル部の胴体部における切り欠き部と、前記本体ハウジング部の側壁部における切り欠き部とにそれぞれ嵌合することを特徴とする請求項1に記載されたセンサの支持構造。
  3. 前記本体ハウジングの側壁部は、前記切り欠き部に沿って、前記リテーナクリップの挿入をガイドするレール部を備えることを特徴とする請求項2に記載されたセンサの支持構造。
  4. 前記ベゼル部における胴体部は、軸心方向へと延在するガイド溝を有し、
    前記バンパーにおける開口部には、縁部の一部が中心方向へと突起した凸形状のリブ部が形成されており、
    前記ガイド溝と、前記リブ部とが位置的に対応することを条件として、前記ベゼル部に対して前記突出部が挿入可能となることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載されたセンサの支持構造。
  5. 前記ベゼル部における胴体部は、前記ベゼル部と前記本体ハウジング部とが互いに嵌合した状態において、前記本体ハウジング部における突出部の外周面に形成された爪部と係合する開口部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載されたセンサの支持構造。
  6. 前記リテーナクリップは、前記本体ハウジング部における突出部の方向へと湾曲しながら延在して前記バンパーに当接するアーム部を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載されたセンサの支持構造。
  7. 前記リテーナクリップは、前記本体ハウジング部のコネクタ部と接続するワイヤハーネスを保持するワイヤハーネスクリップを有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載されたセンサの支持構造。
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