JP2008023084A - 車両用シートバックパッド及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】背部にボイドを生じさせにくく、しかも、脱型作業が容易で、脱型による本体部の損傷を防止できる車両用シートバックパッド及びその製造方法を提供する。
【解決手段】車両用シートバックパッド10を、合成樹脂発泡体よりなり、背もたれ部11、肩部12及び背部13を備えた本体部14により構成する。本体部14の成形時において発泡樹脂原料の流れが滞り易い背部13の背もたれ部11側には、背部13における発泡樹脂原料の流路を狭めるための補助発泡体15を設け、その補助発泡体15を本体部14と一体成形する。
【選択図】図1

Description

この発明は、車両用シートバックパッド、及び、同車両用シートバックパッドの製造方法に関するものである。
車両用シートに用いられるシートバックパッドには、シートの前面側に配置される背もたれ部と、この背もたれ部の上端から後方へ延びる肩部と、肩部の後端から下方へ延びる背部とを備えたものが存在する。なお、背部は、シートに見た目の高級感を付与したり、例えば後側のシートの搭乗者が前のシートの背もたれ部の背面を触ったときの手触り感を向上させたりするために設けられている。
従来、この種のシートバックパッドの製造方法としては、例えば特許文献1,2において開示されるものがある。特許文献1の製造方法においては、図8に示すように、成形型50の第1キャビティ51において、シートバックパッドの背もたれ部が成形される。また、成形型50の第2キャビティ52において肩部が成形される。さらに、成形型50の第3キャビティ53において背部が成形される。そして、成形型50は、第3キャビティ53が第1キャビティ51の上方に位置するように構成されている。これは、シートバックパッドの発泡成形時において、まず、最も大きな容量を有する第1キャビティ51に発泡体原料を充満させた後、第2キャビティ52及び第3キャビティ53に発泡体原料を充満させるためである。さらに、第1キャビティ51には、邪魔板54が形成されている。
そして、車両用シートバックパッドの製造時には、邪魔板54の左側に発泡体原料が注入される。この発泡体原料は、発泡に伴って第1キャビティ51、第2キャビティ52及び第3キャビティ53に回る。このとき、前記邪魔板54により、邪魔板54の右側への発泡体原料の移動が制限される。このため、発泡体原料は、第1キャビティ51及び第2キャビティ52よりも高い位置にある第3キャビティ53に回り易くなり、背部におけるボイドの発生が有効に防止されるとしている。
また、特許文献2に記載された製造方法においては、特許文献1の製造方法とほぼ同様に、図9に示すように、成形型60の第1キャビティ61において背もたれ部が成形される。また、成形型60の第2キャビティ62において肩部が成形される。さらに、成形型60の第3キャビティ63において背部が成形される。そして、成形型60は、第3キャビティ63が第1キャビティ61の上方に位置するように構成されている。この成形型60においては、第1キャビティ61と第3キャビティ63とを区画する隔壁部64に、両キャビティ61,63を連通する短縮通路64aが形成されている。そして、第1キャビティ61に注入された発泡体原料は、隔壁部64を迂回して第2キャビティ62を介して第3キャビティ63に回るとともに、短縮通路64aを通って第3キャビティ63に回る。このため、背部におけるボイドの発生が有効に防止されるとしている。
特開平8−183040号 特開2005−238514号
ところで、特許文献1の構成においては、図8に示すように、成形型50としてそのパーティングラインPLよりも高い位置において上方に膨らんだ形状の第3キャビティ53を備えている。このような成形型50を用いてシートバックパッドを成形するときには、邪魔板54を設けたとしても第3キャビティ53にガスが残りやすく、成形されたシートバックパッドに、図2に二点鎖線で示すようなボイドBを生じさせやすい。このようなボイドBは、成形製品の外観品質の低下等を招く。ボイドBの発生を防止するためには、発泡成形中に成形型50を傾かせ、背部の先端側のパーティングラインPLを第3キャビティ53よりも高い位置に配置し、パーティングラインPLからガスが抜けやすくする方法もある。しかしながら、この場合には、成形型50の傾きを変更する設備が必要となる。
また、上記特許文献2に記載された成形型60においては、第1キャビティ61によって成形された背もたれ部と、第3キャビティ63によって成形された背部とが、短縮通路64aを通じて繋がった状態となる。このため、成形後のシートバックパッドを成形型60から脱型させるときには、背もたれ部と背部とを切り離さなければならず、脱型作業が面倒となる。加えて、背もたれ部と背部とがうまく切り離されるとは限らず、背もたれ部または背部が損傷することがある。
この発明の目的は、背部にボイドを生じさせにくく、しかも、脱型作業が容易で、脱型による本体部の損傷を防止できる車両用シートバックパッド及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、合成樹脂発泡体よりなり、背もたれ部と、同背もたれ部の上端から後方へ延びる肩部と、同肩部の後端から下方へ延びる背部とを備えた車両用シートバックパッドにおいて、前記背部の背もたれ部側に、補助発泡体を埋設したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記補助発泡体は、全体として山形状の断面を有し、前記背部の先端側及びその反対側に向かって下降傾斜するように形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、成形型のキャビティ内に発泡体原料を注入して発泡・硬化させ、背もたれ部と、同背もたれ部の上端から後方へ延びる肩部と、同肩部の後端から下方へ延びる背部とを備えたシートバックパッドを成形する車両用シートバックパッドの製造方法であって、前記キャビティ内において前記背部の背もたれ部側に対応する位置に補助発泡体を配置し、この状態においてキャビティ内に発泡樹脂原料を注入して発泡・硬化させ、成形されたシートバックパッドに前記補助発泡体を結合一体化させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記補助発泡体は、全体として山形状の断面を有し、前記背部の先端側及びその反対側に向かって下降傾斜するように形成されていることを特徴とする。
(作用)
請求項1,3に記載の発明においては、シートバックパッドの成形時に発泡樹脂原料の流れが滞り易い背部に対応する流路は、同背部の背もたれ部側に設けられた補助発泡体により狭められる。このため、背部の流路を流れる発泡樹脂原料の流速が速くなり、発泡樹脂原料は背部の流路に滞ることなく流れるとともに充満する。従って、背部におけるボイドの発生が有効に防止される。
請求項2,4に記載の発明においては、シートバックパッドの成形時に背部に対応する流路を流れる発泡樹脂原料は、補助発泡体の表面に沿って円滑に流れ、補助発泡体の周囲にガスが残留されることはない。このため、補助発泡体の周囲におけるボイドの発生が有効に防止される。
この発明によれば、背部にボイドを生じさせにくく、しかも、脱型作業が容易で、脱型による本体部の損傷を防止できる車両用シートバックパッド及びその製造方法を提供することができる。
次に、この発明を具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、車両用シートバックパッド10は、図示しないシートフレームの前側に配置される背もたれ部11、この背もたれ部11の上端から後方へ延びる肩部12、及び、肩部12の後端から下方へ反転して延びる背部13からなる本体部14を備えている。本体部14は、例えばポリウレタン樹脂等の合成樹脂により一体的に発泡成形された合成樹脂発泡体からなる。なお、肩部12は、シートフレームの上側に配置される。また、背部13は、シートフレームの背面側上部に配置されるとともに、その先端は、背もたれ部11側に向かって薄くなるように形成されている。
本体部14における背部13の背もたれ部11側には、補助発泡体15が埋設されている。この補助発泡体15は、多数のポリウレタン発泡体のチップをバインダによって結合したものであって、図2に示すように、その断面は全体として山形をなし、背部13の先端及びその反対側に向かって下降傾斜するように形成されている。補助発泡体15は、本体部14の成形時に表面内部に浸透した発泡体原料によって本体部14に結合一体化されている。
さらに、本体部14における背もたれ部11の背面、肩部12の下面、及び、背部13の前面には、例えば不織布、織布または編み地からなる被覆シート16が結合一体化されている。被覆シート16は、本体部14の発泡成形時に、その発泡体原料が浸透することによって本体部14に結合されている。前記補助発泡体15は、被覆シート16の内側に配置されている。なお、被覆シート16は、本体部14がシートフレームと直接接触しないように保護している。
次に、上記のように構成された車両用シートバックパッドの製造方法について説明する。
車両用シートバックパッド10は、図3及び図4に示す成形型20を用いて発泡成形される。成形型20は、下型21、上型22及び中型23によって構成されている。上型22及び中型23は、下型21の一端側に対し、それぞれ支持軸24a,24bを介して開閉可能に連結されている。
下型21、上型22及び中型23によって、本体部14を成形するためのキャビティ25が形成される。キャビティ25には、本体部14の背もたれ部11を成形する第1空間25aと、肩部12を成形する第2空間25bと、背部13を成形する第3空間25cとが形成されている。第2空間25b及び第3空間25cは、第1空間25aの上方に配置されている。
上記成形型20を用いて車両用シートバックパッド10を成形するには、まず、図4に示すように、上型22及び中型23を型開きした状態で、下型21の底面、すなわち、第1空間25a内に、本体部14の発泡樹脂原料Mを注入する。また、中型23の成形面上に、被覆シート16を例えば両面テープによって張り付ける。さらに、中型23において第3空間25cに対応する成形面上の被覆シート16の上に、前記補助発泡体15を例えば両面テープによって仮止め固定する。この状態で中型23及び上型22を型閉じし、発泡樹脂原料Mを発泡させる。
第1空間25a内の発泡樹脂原料Mは、その発泡の進行に伴って、図5に示すように、まず、第1空間25a内に充満していく。このとき、背もたれ部11の下端に対応する第1空間25a内のガスは、下型21と中型23との合わせ面間から外部に排出される。
また、第1空間25a内の発泡樹脂原料Mは、第2空間25bに充満した後、第3空間25c内に流れ込む。この第3空間25cにおける発泡樹脂原料Mの流路は、図6に示すように、断面山形状の補助発泡体15の存在により、第2空間25b側から第3空間25cの先端に向かって徐々に狭くなっている。すなわち、第3空間25cの上側の成形面は、第2空間25b側から先端の手前位置までの間においてキャビティ25内の最も高い位置にあり、手前位置から先端に向かって下降傾斜するように形成されている。そして、補助発泡体15の頂部位置は、第3空間25cの手前位置に対応する位置に配置されている。このため、第3空間25c内の流路は、第2空間25b側から補助発泡体15の頂部位置までの間において徐々に狭められている。また、第3空間25c内の流路は、補助発泡体15の頂部位置から第3空間25cの先端に向かって更に徐々に狭められている。このため、第3空間25cに流れ込んだ発泡樹脂原料Mは、第3空間25c内の流路を徐々に流速を速めながら円滑に流れる。その結果、第3空間25c内のガスは、上型22と中型23との合わせ面間から成形型20の外部に円滑に押し出され、発泡樹脂原料Mは、第3空間25c内にガスを残すことなく第3空間25cに円滑に充満する。そして、図7に示すように、キャビティ25内に充満した発泡樹脂原料Mは硬化して本体部14となる。このとき、補助発泡体15は、背部13の背もたれ部11側に結合一体化された被覆シート16と背部13との間に配置される。従って、本体部14の背部13におけるボイドの発生は、有効に防止される。
なお、図6に二点鎖線で示すように、補助発泡体15をその頂部から第3空間25cの先端側に向かって大きく下降傾斜させることにより、第3空間25c内の流路を、補助発泡体15の頂部位置から第3空間25cの先端に向かって徐々に広くしても、背部13におけるボイドの発生は有効に防止される。すなわち、ボイドは、第3空間25cの上部に発生し易い。これは、発泡樹脂原料Mが、流速を速めない状態で第3空間25cの流路を流れると、発泡樹脂原料Mが第3空間25cの上部に回りにくくなり、ガスが残留し易くなるためである。これに対し、第3空間25cの上部が、第2空間25b側から先端の手前位置までの間において徐々に狭くなる流路に位置しているため、発泡樹脂原料Mが第3空間25cの上部まで発泡樹脂原料Mが回り、ガスの残留が有効に防止される。さらに、補助発泡体15の頂部から第3空間25cの先端までの空間は、第3空間25cの上部よりも低いため、ガスが残留し難い。
また、補助発泡体15は、全体として山形状の断面を有し、第3空間25cの先端側及びその反対側に向かって下降傾斜する形状であるため、発泡樹脂原料Mは、補助発泡体15の表面に沿って円滑に流れ、補助発泡体15の周囲にガスが残留されることはない。その結果、成形された背部13の補助発泡体15の周囲におけるボイドの発生は、有効に防止される。
以上詳述したこの実施形態は、以下の効果を有する。
(1) 車両用シートバックパッド10の本体部14における背部13の背もたれ部11側に補助発泡体15を埋設した。このため、本体部14の成形時において発泡樹脂原料Mの流れが滞りやすい背部13において、ボイドの発生を有効に防止できる。ちなみに、キャビティ25の第3空間25cは、発泡樹脂原料Mの流れの末端側に位置するとともに、第3空間25cの上部がパーティングラインPLの下端よりも上方に位置しているため、補助発泡体15が存在しない場合には、発泡樹脂原料Mの流れが滞り易い。従って、第3空間25cの上部側にボイドが発生し易くなる。
(2) 補助発泡体15は、全体として山形状の断面を有し、背部13の先端側及びその反対側に向かって下降傾斜するように形成されている。このため、第3空間25cに流れ込んだ発泡樹脂原料Mは、補助発泡体15の表面に沿って円滑に流れ、補助発泡体15の周囲にガスを残さない。従って、補助発泡体15の周囲におけるボイドの発生を有効に防止できる。これに対し、補助発泡体15の発泡樹脂原料Mの上流側あるいは下流側の端部が傾斜されることなく切り落とされた形状で、その上流側あるいは下流側の端面が発泡樹脂原料Mの流れる方向に面している場合には、発泡樹脂原料Mの流れが巻き込まれて、その部分にボイドが生じ易い。
(3) 上記特許文献2に記載の成形方法とは異なり、本体部14の成形時において背もたれ部11と背部13とが繋がることはない。従って、成形型20から本体部14を容易に脱型することができるとともに、脱型時における背もたれ部11または背部13の損傷を防止できる。
(4) 補助発泡体15として、本体部14よりも剛性の高いウレタンチップブロックを用いた。このため、シートの背部は、搭乗者により手で押されても過度に撓むことはなく、シートに高級感を付与することができる。また、車両の衝突などにより後席の搭乗者が前席の背部に当たったとき、その衝撃は、補助発泡体15によって有効に吸収される。さらに、リサイクルされたウレタンチップを用いて補助発泡体15を製造すれば、車両用シートバックパッド10を安価に製造することができる。
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 補助発泡体15は、弾性変形可能であればよく、例えば、単一の合成樹脂発泡体であってもよい。
・ 補助発泡体15を、図1に二点鎖線で示すように、幅方向の中央部において左右2つに分割してもよい。
一実施形態の車両用シートバックパッドを示す一部を断面化した斜視図。 同じく車両用シートバックパッドの背部を示す断面図。 成形型を示す縦断面図。 型開き状態の成形型を示す縦断面図。 発泡成形時の成形型を示す縦断面図。 図5における要部を示す縦断面図。 発泡終了時の成形型を示す縦断面図。 従来における車両用シートバックパッドの成形型を示す縦断面図。 同じく成形型を示す縦断面図。
符号の説明
10…車両用シートバックパッド、11…背もたれ部、12…肩部、13…背部、14…本体部、15…補助発泡体、20…成形型、25…キャビティ、M…発泡樹脂原料。

Claims (4)

  1. 合成樹脂発泡体よりなり、背もたれ部と、同背もたれ部の上端から後方へ延びる肩部と、同肩部の後端から下方へ延びる背部とを備えた車両用シートバックパッドにおいて、
    前記背部の背もたれ部側に、補助発泡体を埋設したことを特徴とする車両用シートバックパッド。
  2. 前記補助発泡体は、全体として山形状の断面を有し、前記背部の先端側及びその反対側に向かって下降傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートバックパッド。
  3. 成形型のキャビティ内に発泡体原料を注入して発泡・硬化させ、背もたれ部と、同背もたれ部の上端から後方へ延びる肩部と、同肩部の後端から下方へ延びる背部とを備えたシートバックパッドを成形する車両用シートバックパッドの製造方法であって、
    前記キャビティ内において前記背部の背もたれ部側に対応する位置に補助発泡体を配置し、
    この状態においてキャビティ内に発泡樹脂原料を注入して発泡・硬化させ、
    成形されたシートバックパッドに前記補助発泡体を結合一体化させることを特徴とする車両用シートバックパッドの製造方法。
  4. 前記補助発泡体は、全体として山形状の断面を有し、前記背部の先端側及びその反対側に向かって下降傾斜するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用シートバックパッドの製造方法。
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