JP2008020010A - ドラムブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】ドラムブレーキから発生する異音を防止し、ドラムブレーキの組み立てを簡単にするドラムブレーキを提供する。
【解決手段】レバー部材52の他端部をバッキングプレート16に接近する側へ付勢する弾性部材64cが備えられているため、レバー部材52の他端部は、弾性部材64cによってバッキングプレ16ート側に常時付勢されて弾性部材64cとシューウェブ36との間で拘束されるので振動が加えられてもレバー部材52と本体54とは当接せず異音を防止する。また、本発明のドラムブレーキは手間のかかるブレーキケーブル56の張力設定作業を省くことができるのでドラムブレーキの組み立てが簡単となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ドラムブレーキに関し、特にドラムブレーキから発生する異音を防止する技術に関するものである。
ドラムブレーキの一種に、たとえば特許文献1に示すような、バッキングプレート上に拡開可能に支持され且つリターンスプリングによって一端部が互いに接近する方向に付勢された円弧状を成す一対のブレーキシューと、本体とその本体の一端部にバッキングプレートと平行な連結ピンにより回動可能に支持されたレバー部材とを有し、そのレバー部材の一端部と本体とがその一対のブレーキシューの一端部間に内接させられた拡開機構と、そのバッキングプレートの裏面からそのバッキングプレートに設けられた挿通孔を通り先端部をそのレバー部材の他端部に掛止するブレーキケーブルとが備えられ、そのブレーキケーブルを引張りそのレバー部材の他端部がそのバッキングプレート側に回動させられることによってその拡開機構がその一対のブレーキシューの一端部間を拡大するものがある。
上記のような型式の従来のドラムブレーキでは、非制動時において、上記レバー部材が振動によって上記連結ピン回りに回動して上記本体とあたって異音が発生しないように上記ブレーキケーブルは上記レバー部材の他端部を上記挿通孔側に所定の力で予め引っ張られることによって上記レバー部材が拘束され、異音の発生が防止されている。
特開2000−219122号公報
しかしながら、上記のようなブレーキケーブルに張力を与える異音防止構造では、ブレーキケーブルに与える予荷重の設定が微妙で難しい。このため、張力のばらつきによって一対のブレーキシューが拡開して制動力を発生させたりレバー部材に所定の拘束力を充分に与えられなかったりしてブレーキケーブルの調整に手間がかかるので、ドラムブレーキを簡単に組み立てることが比較的困難であるという問題があった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであって、その目的とするところは、ドラムブレーキから発生する異音を防止し、ドラムブレーキの組み立てを簡単にするドラムブレーキを提供することにある。
かかる目的を達成するための請求項1に係る発明の要旨とするところは、(a) バッキングプレート上に拡開可能に支持され且つリターンスプリングによって一端部が互いに接近する方向に付勢された円弧状を成す一対のブレーキシューと、本体とその本体の一端部にそのバッキングプレートと平行な連結ピンにより回動可能に支持されたレバー部材とを有し、そのレバー部材の一端部と本体とがその一対のブレーキシューの一端部間に内接させられた拡開機構と、そのバッキングプレートの裏面からそのバッキングプレートに設けられた挿通孔を通り先端部をそのレバー部材の他端部に掛止するブレーキケーブルとを備え、そのブレーキケーブルを引張りそのレバー部材の他端部がそのバッキングプレート側に回動させられることによってその拡開機構がその一対のブレーキシューの一端部間を拡大するドラムブレーキであって、(b) 前記レバー部材の他端部を前記バッキングプレートに接近する側へ付勢する弾性部材が備えられることにある。
また、請求項2に係る発明の要旨とするところは、(a) バッキングプレート上に拡開可能に支持され且つリターンスプリングによって一端部が互いに接近する方向に付勢された円弧状を成す一対のブレーキシューと、本体とその本体の一端部にそのバッキングプレートと平行な連結ピンにより回動可能に支持されたレバー部材とを有し、そのレバー部材の一端部と本体とがその一対のブレーキシューの一端部間に内接させられた拡開機構と、そのバッキングプレートの裏面からそのバッキングプレートに設けられた挿通孔を通り先端部をそのレバー部材の他端部に掛止するブレーキケーブルとを備え、そのブレーキケーブルを引張りそのレバー部材の他端部がそのバッキングプレート側に回動させられることによってその拡開機構がその一対のブレーキシューの一端部間を拡大するドラムブレーキであって、(b) 前記レバー部材の他端部を前記バッキングプレートから離隔する側へ付勢する弾性部材が備えられることにある。
また、請求項3に係る発明の要旨とするところは、請求項1または2に係る発明において、前記レバー部材には、前記挿通孔に挿通させられた前記ブレーキケーブルの先端部を前記レバー部材の他端部に案内して掛止するための円弧状に湾曲した案内部を一端部に有するケーブル案内部材が配設されており、前記弾性部材は、前記ケーブル案内部材の他端部が延長され且つ曲成されることによりそのケーブル案内部材に一体に設けられたものである。
また、請求項4に係る発明の要旨とするところは、(a) バッキングプレート上に拡開可能に支持され且つリターンスプリングによって一端部が互いに接近する方向に付勢された円弧状を成す一対のブレーキシューと、本体とその本体の一端部にそのバッキングプレートと平行な連結ピンにより回動可能に支持されたレバー部材とを有し、そのレバー部材の一端部と本体とがその一対のブレーキシューの一端部間に内接させられた拡開機構と、そのバッキングプレートの裏面からそのバッキングプレートに設けられた挿通孔を通り先端部をそのレバー部材の他端部に掛止するブレーキケーブルとを備え、そのブレーキケーブルを引張りそのレバー部材の他端部がそのバッキングプレート側に回動させられることによってその拡開機構がその一対のブレーキシューの一端部間を拡大するドラムブレーキであって、(b) 前記本体は、前記バッキングプレートに垂直な板状を成して前記レバー部材の両側に隔てられた平行な一対の側壁部と、その一対の側壁部の前記バッキングプレートから離れた側の端縁を相互に連結する連結部とを有し、(c) 前記一対の側壁部と前記レバー部材との間の相対回動に摺動抵抗を与えてその相対回動を抑制する摺動部材が備えられることにある。
また、請求項5に係る発明の要旨とするところは、請求項4に係る発明において、前記レバー部材には、前記挿通孔に挿通させられた前記ブレーキケーブルの先端部を前記レバー部材の他端部に案内して掛止するための円弧状に湾曲した案内部を一端部に有するケーブル案内部材が配設されており、前記摺動部材は、前記本体に摺接するように、前記ケーブル案内部材の中間部の両側縁から側方へ延長され且つ曲成されることによりそのケーブル案内部材に一体に設けられたものである。
請求項1に係る発明のドラムブレーキよれば、前記レバー部材の他端部を前記バッキングプレートに接近する側へ付勢する弾性部材が備えられているため、前記レバー部材の他端部は、その弾性部材によって前記バッキングプレートに接近する側に常時付勢されてその弾性部材とブレーキシューとの間で拘束されるので、振動が加えられても前記レバー部材と前記本体とは当接することがなく異音を防止しすることができる。また、本発明のドラムブレーキによれば、手間のかかる前記ブレーキケーブルの張力設定作業を省くことができるのでドラムブレーキの組み立てが簡単となる。
請求項2に係る発明のドラムブレーキよれば、前記レバー部材の他端部を前記バッキングプレートから離隔する側へ付勢する弾性部材が備えられているため、前記レバー部材の他端部はその弾性部材によって前記バッキングプレートから離隔する側に常時付勢されレバー部材が本体などとの当接によってその回動が拘束される。そのため、振動が加えられても前記レバー部材は前記本体を衝打することがないため異音を防止しすることができる。また、本発明のドラムブレーキによれば、手間のかかる前記ブレーキケーブルの張力設定作業を省くことができるのでドラムブレーキの組み立てが簡単となる。
また、請求項3に係る発明のドラムブレーキによれば、前記レバー部材には、前記挿通孔に挿通させられた前記ブレーキケーブルの先端部を前記レバー部材の他端部に案内して掛止するための円弧状に湾曲した案内部を一端部に有するケーブル案内部材が配設されており、前記弾性部材は、前記ケーブル案内部材の他端部が延長され且つ曲成されることによりそのケーブル案内部材に一体に設けられたものであるため、前記ケーブル案内部材の他端部に前記弾性部材の機能を備えることができるので、ドラムブレーキの部品点数を減少させることができ、組立工数が増加しないので、ドラムブレーキが安価となる。
また、請求項4に係る発明のドラムブレーキよれば、前記本体は、前記バッキングプレートに垂直な板状を成して前記レバー部材の両側に隔てられた互いに平行な一対の側壁部と、その一対の側壁部の前記バッキングプレートから離れた側の端縁を相互に連結する連結部とを有し、前記一対の側壁部と前記レバー部材との間の相対回動に摺動抵抗を与えてその相対回動を抑制する摺動部材が備えられているため、前記レバー部材と一前記対の側壁部との間の相対回動が、上記摺動抵抗によって抑制されるので、振動が加えられても前記レバー部材と前記本体とは当接することがなく異音を防止しすることができる。また、本発明のドラムブレーキによれば、手間のかかる前記ブレーキケーブルの張力設定作業を省くことができるのでドラムブレーキの組み立てが簡単となる。
また、請求項5に係る発明のドラムブレーキによれば、前記レバー部材には、前記挿通孔に挿通させられた前記ブレーキケーブルの先端部を前記レバー部材の他端部に案内して掛止するための円弧状に湾曲した案内部を一端部に有するケーブル案内部材が配設されており、前記摺動部材は、前記本体に摺接するように、前記ケーブル案内部材の中間部の両側縁から側方へ延長され且つ曲成されることによりそのケーブル案内部材に一体に設けられたものであるため、前記ケーブル案内部材の中間部の両側縁に前記摺動部材の機能を備えることができるので、ドラムブレーキの部品点数を減少させることができ、組立工数が増加しないので、ドラムブレーキが安価となる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例のパーキングブレーキ用ドラムブレーキ(以下、ドラムブレーキという)10が中央部に備えられたデュオサーボ型のドラムインディスクブレーキ12のハット型ディスク14およびキャリパ等を取り外した正面図である。ハット型ディスク14は、図2に示す円板状外周部14aと有底円筒状中央部14bとによって構成され、円板状外周部14aはディスクブレーキの摩擦板として機能し、有底円筒状中央部14bはブレーキドラムとして機能している。図1の2点鎖線で示す円は有底円筒状中央部14bの外周面を示している。
ドラムブレーキ10には、略円板形状を成し、たとえば図示しない車軸管、アクスルハウジング、サスペンション装置などの車体側部材すなわち非回転部材に一体的に固設されたバッキングプレート16が備えられている。このバッキングプレート16の外周部には、ハット型ディスク14の円板状外周部14aを保護するためのディスクカバー18が固定されている。
また、ドラムブレーキ10には、バッキングプレート16の外周部に凸側が外側になる姿勢で互いに接近離間可能に略対称的に配設された円弧形状の一対のブレーキシュー20,22と、その一対のブレーキシュー20,22の一端部すなわち図1の上端部の間において位置固定に設けられた拡開機構24と、それら上端部を互いに接近する方向に常時付勢して拡開機構24を当接するためのコイル状のリターンスプリング26と、一対のブレーキシュー20,22の他端部すなわち図1の下端部の間に介在させられてアジャストホイール28の回転に伴って全長が変化させられることによりシュー間隙を調節する間隙調節装置30と、それら下端部間に張設されてそれら下端部を互いに接近する方向に常時付勢して間隙調節装置30を長手方向に挟圧するための中間部分がコイル状のスプリング32とが備えられている。
スプリング32の中間部分は間隙調節装置30のアジャストホイール28に接触されており、アジャストホイール28が振動等によって回転しないようになっている。それら間隙調節装置30およびスプリング32は、一対のブレーキシュー20,22の他端部間を相対回転可能に連結するものであるので、間隙調節機能を備えた連結装置として機能している。
一対のブレーキシュー20,22は、何れも、バッキングプレート16の板面と略平行な平板状を成し且つ図1に示す正面図において全体が円弧形状に湾曲したシューウェブ34,36と、それらの円弧形状を成す外周側端縁に沿って断面が略T字状を成すように一体的に固設された帯板状のシューリム38,40と、それらシューリム38,40の外周面に接着剤などで一体的に固着された摩擦材から成るライニング42,44とを備えてそれぞれ構成されている。また、一対のブレーキシュー20,22は、シューウェブ34およびシューウェブ36にそれぞれ配設されたシューホールドダウン装置46,48によってバッキングプレート16側へ押圧されることによりそのバッキングプレート16に対して面方向の相対移動可能に保持されている。バッキングプレート16、シューウェブ34,36、シューリム38,40は、いずれも鋼板から打ち抜かれかつ所定の曲げ成形が施されたプレス部品である。
拡開機構24は、図3に示すように、本体54と、その本体54の一端部にバッキングプレート16と略平行な連結ピン50により回動可能に支持されたレバー部材52とによって構成されており、一対のブレーキシュー20,22の一端部間にそのレバー部材52の一端部と本体54とが内接させられている。また、拡開機構24は、レバー部材52の他端部に掛止されたパーキングブレーキケーブル(ブレーキケーブル)56が引っ張られることによって、レバー部材52の他端部が連結ピン50回りに回動して一対のブレーキシュー20,22の一端部間を拡大させるものある。
図3に示すように、一対のブレーキシュー20,22の一端部間におけるバッキングプレート16の表面16aには、複数本のボルト57によってアンカーブロック58がバッキングプレート16と共に図示されていないアクスルハウジングやサスペンション装置などの車体側部材に一体的に固定されており、拡開機構24は、それらボルト57の頭部57a上に当接して支持されている。また、アンカーブロック58およびバッキングプレート16にはパーキングブレーキケーブル56を挿通させるための挿通孔58a,16bが設けられ、これら挿通孔58a,16bにはパーキングブレーキケーブル56を内周側に収容するガイドパイプ60が挿通されかしめ着けられている。
レバー部材52は、2枚の金属板によって構成されており、レバー部材52の一端部はその2枚の金属板が互いに密着されるように曲成され、レバー部材52の中間部はその2枚の金属板の間に空間61が備えられるように曲成され、レバー部材52の他端部はその2枚の金属板がパーキングブレーキケーブル56が通る程度の寸法だけ離間されるように曲成されている。また、レバー部材52の一端部には連結ピン50がその連結ピン50まわりに相対回動可能に係合する係合孔52aとブレーキシュー22のシューウェブ36と係合する係合凹部52bとが備えられ、レバー部材52の他端部にはパーキングブレーキケーブル56の先端部に固定されたレバー部材52の他端部の2枚の金属板の間隔より大きい直径を有した円柱状の掛止部材62を掛止する掛止部52cが備えられている。また、図4に示すようにレバー部材52の中間部の空間61内には、一枚の金属板により構成されたケーブル案内部材64が取り付けられている。
本体54は、図3、4に示すようにバッキングブレート16に垂直な板状を成してレバー部材52の両側に隔てられ互いに平行な一対の側壁部54aと、その一対の側壁部54aのバッキングプレート16から離れた側の端縁を相互に連結する連結部54bとによって構成されている。一対の側壁部54aには、その一端部に連結ピン50がその連結ピン50まわりに相対回動可能に係合する一対の係合孔54cと、その他端部にブレーキシュー20のシューウェブ34と係合する係合凹部54dとが備えられている。また、レバー部材52の係合孔52aおよび一対の側壁部54aの一対の係合孔54c内には連結ピン50が嵌められているので、本体54は、その一端部にレバー部材52を回動可能に支持することができる。
図3、5、6に示すように、ケーブル案内部材64には、その一端部から円弧状に湾曲した案内部64aと、その中間部の両側縁からバッキングプレート16側にそれぞれ延長されケーブル案内部材64をレバー部材52の中間部の空間61内に取り付ける一対の取付部64bと、その他端部から延長され且つU字状に曲成された板ばね式の弾性部材64cとが備えられている。また、ケーブル案内部材64、案内部64a、取付部64b、弾性部材64cは一枚の金属板から一体的にプレス成形されたものである。また、レバー部材52の中間部の空間61の大きさは、図4で示す一対の取付部64bの幅より僅かに大きいすなわちケーブル案内部材64がレバー部材52の中間部の2枚の金属板の間に取り付けられる程度の大きさである。
案内部64aは、挿通孔58a,16bに挿通させられたパーキングブレーキケーブル56の掛止部材62をその案内部64aに摺動させることによってパーキングブレーキケーブル56の掛止部材62をレバー部材52の掛止部52cに案内して掛止するものである。また、掛止された後振動等によってパーキングブレーキケーブル56の掛止部材62がレバー部材52の掛止部52cから外れようとすると案内部64aに当接するため、案内部64aは、掛止部52cから掛止部材62が外れることを防止する機能も備えている。
一対の取付部64bには、貫通孔64dがそれぞれ備えられており、その貫通孔64d内にレバー部材52の中間部の2枚の金属板の間に固定された円柱状のピン66とそのピン66の外側に嵌合された円筒状のスペーサ68とが嵌め入れられることによって、ケーブル案内部材64はレバー部材52の中間部の空間61内においてピン66まわりに相対回動可能に取り付けられている。
弾性部材64cは、ケーブル案内部材64がレバー部材52の中間部に取り付けられてそのレバー部材52が拡開機構24に配設される際、矢印F方向に押圧され図4の一点鎖線ように圧縮された状態で連結部54bの下面54eと当接するように配設される。また、弾性部材64cが連結部54bの下面54eとレバー部材の上面52dとの間に配設された状態では、弾性部材64cは、レバー部材52の上面52dおよび連結部54bの下面54eを圧接しているものである。また、図4の実線で表されている弾性部材64cは外力が加えられていない状態を示すものである。
上記のように、ケーブル案内部材64が拡開機構24に配設されると、連結部54bの下面54eとレバー部材52の上面52dとの間で圧縮されている弾性部材64cは、弾性復帰力によってレバー部材52の中間部を連結ピン50回りにバッキングプレート16側に回動させようとする。しかしながら、圧縮された弾性部材64cから発生する弾性復帰力はリターンスプリング26の付勢力より小さいため、圧縮された弾性部材64cはレバー部材52の掛止部52cを連結ピン50まわりに回動させることができず一対のブレーキシュー20,22を拡開させることができない。このため、レバー部材52の中間部すなわち他端部は、圧縮された弾性部材64cの弾性復帰力によって挿通孔58a,16b側に常時付勢され弾性部材64cとシューウェブ36との間で拘束されるので、振動が加えられてもレバー部材52が連結ピン50回りに回動して本体54と当接することがなく異音を防止しすることができる。
以上のように構成された拡開機構24は、レバー部材52の掛止部52cに掛止されたパーキングブレーキケーブル56を介してパーキングブレーキレバーからの引張方向の操作力が伝達されると、レバー部材52の掛止部52cが連結ピン50まわりに挿通孔58a,16b側に回動させられるので、拡開機構24の係合凹部52bと係合凹部54dとの間隔が拡大される。そして、係合凹部52b、54dに係合されている一対のブレーキシュー20、22の一端部も拡大されてドラムブレーキ10に制動力が発生させられる。また、反対にその操作力が戻されると、リターンスプリング26の付勢力に従って一対のブレーキシュー20、22の一端部が縮小され、制動力が解除されるようになっている。
本実施例のドラムブレーキ10によれば、レバー部材52の他端部をバッキングプレート16に接近する側へ付勢する弾性部材64cが備えられているため、レバー部材52の他端部は、弾性部材64cによってバッキングプレート16に接近する側に常時付勢されて弾性部材64cとシューウェブ36との間で拘束されるので、振動が加えられてもレバー部材52と本体54とは当接することがなく異音を防止しすることができる。また、本発明のドラムブレーキ10によれば、手間のかかるブレーキケーブル56の張力設定作業を省くことができるのでドラムブレーキの組み立てが簡単となる。
また、本実施例のドラムブレーキ10によれば、レバー部材52には、前記挿通孔58a,16bに挿通させられたブレーキケーブル56の先端部をレバー部材52の他端部に案内して掛止するための円弧状に湾曲した案内部64aを一端部に有するケーブル案内部材64が配設されており、弾性部材64cは、ケーブル案内部材64の他端部が延長され且つ曲成されることによりそのケーブル案内部材64に一体に設けられたものであるため、ケーブル案内部材64の他端部に弾性部材64cの機能を備えることができるので、ドラムブレーキの部品点数を減少させることができ、組立工数が増加しないので、ドラムブレーキが安価となる。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の他の実施例において前述した実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例のドラムブレーキは、前述の実施例とは異なるケーブル案内部材70を備えた以外はドラムブレーキ10と同様であって、図7はその他の実施例のケーブル案内部材70を説明する図であり、図5に対応するものである。
図7に示すようにケーブル案内部材70には、その一端部から円弧状に湾曲した案内部70aと、その中間部の両側縁からバッキングプレート16側にそれぞれ延長されケーブル案内部材70をレバー部材52の中間部の空間61内に取り付ける一対の取付部70bと、その一対の取付部70bに設けられた貫通孔70dと、その他端部から延長され且つU字状に曲成された板ばね式の弾性部材70cとが備えられている。また、ケーブル案内部材70、案内部70a、取付部70b、弾性部材70c、貫通孔70dは一枚の金属板から一体的にプレス成形されたものである。また、案内部70a、取付部70b、貫通孔70dは、前述の実施例の案内部64a、取付部64b、貫通孔64dと同様のものである。
図8に示すようにケーブル案内部材70がレバー部材52の中間部に取り付けられてそのレバー部材52が拡開機構24に配設される際、弾性部材70cの先端部は、矢印G方向に引っ張られ図7の一点鎖線ような状態で本体54の連結部54bの上面54fと当接させられる。そのため、弾性部材70cは、弾性復帰力によってレバー部材52の中間部を弾性部材70cの先端部側に常時付勢させるすなわちレバー部材52の他端部をバッキングプレート16から離隔する側へ付勢させるものである。また、図7の実線で表されている弾性部材70cは外力が加えられていない状態を示すものである。
上記のように、ケーブル案内部材70が拡開機構24に配設されると、弾性部材70cは、弾性復帰力によってレバー部材52の中間部を連結ピン50回りに弾性部材70cの先端部側すなわち本体54の連結部54b側に回動させレバー部材52の中間部と本体54の連結部54bとを当接させる 。そのため、レバー部材52は、弾性部材70cと本体54の連結部54bとによって連結ピン50回りの回動が拘束されるので振動が加えられてもレバー部材52が連結ピン50回りに回動して本体54を衝打することがなくなり異音が発生することを防止できる。
本実施例のドラムブレーキよれば、レバー部材52の他端部をバッキングプレート16から離隔する側へ付勢する弾性部材70cが備えられているため、レバー部材52の他端部はその弾性部材70cによってバッキングプレート16から離隔する側に常時付勢されレバー部材52が本体54などとの当接によってその回動が拘束される。そのため、レバー部材52に振動が加えられても本体54を衝打することがないため異音を防止しすることができる。また、本発明のドラムブレーキによれば、手間のかかるブレーキケーブル56の張力設定作業を省くことができるのでドラムブレーキの組み立てが簡単となる。
また、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の他の実施例において前述した実施例と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例のドラムブレーキは、前述の実施例とは異なるケーブル案内部材72を備えた以外はドラムブレーキ10と略同様であって、図9はその他の実施例のケーブル案内部材72を説明する図であり、図5に対応するものである。
図9に示すようにケーブル案内部材72には、その一端部から円弧状に湾曲した案内部72aと、その中間部の両側縁からバッキングプレート16側にそれぞれ延長されケーブル案内部材72をレバー部材52の中間部の空間61内に取り付ける一対の取付部72bと、その一対の取付部72bに設けられた貫通孔72dと、一対の取付部72bが延長された中間部より他端部側の中間部の両側縁からバッキングプレート16側にそれぞれ延長され且つ弓形に曲成された板ばね式の一対の摺動部材72cとが備えられている。また、ケーブル案内部材72、案内部72a、取付部72b、摺動部材72c、貫通孔72dは一枚の金属板から一体的にプレス成形されたものである。また、案内部72a、取付部72b、貫通孔72dは、前述の実施例の案内部64a、取付部64b、貫通孔64dと同様のものである。
図10に示すようにケーブル案内部材72がレバー部材52の中間部に取り付けられてそのレバー部材52が拡開機構24に配設される際、一対の摺動部材72cは、その中間部がレバー部材52側に摺接する状態で、図11の一点鎖線ように、一対の側壁部54aとレバー部材52との間に位置するように配設される。図11の実線は一対の摺動部材72cの外力が加えられていない自由状態を示すものであり、その外寸法Aは一対の側壁部54aの内寸法Bよりも大きくなるように設定されているので、一対の摺動部材72cは、その弾性復帰力によって図12に示すように本体54の一対の側壁部54aに常時圧接させられている。
上記のように、ケーブル案内部材72が拡開機構24に配設された状態では、一対の摺動部材72cは、その弾性復帰力によって一対の側壁部54aに圧接されるため、レバー部材52が連結ピン50まわりに相対回動させられるとレバー部材52に取付けられた一対の摺動部材72cと一対の側壁部54aとの間で摩擦力すなわち摺動抵抗が発生する。このため、レバー部材52と一対の側壁部54aとの間の相対回動が、上記摺動抵抗によって抑制されるので、振動が加えられてもレバー部材52が連結ピン50回りに回動して本体54と当接することがなく異音を防止しすることができる。また、パーキングブレーキレバーの操作力は、上記摺動抵抗より大きいので、パーキングブレーキケーブル56を介してパーキングブレーキレバーからの引張方向の操作力が伝達されると、レバー部材52の掛止部52cが連結ピン50まわりに回動させられる。
本実施例のドラムブレーキによれば、本体54は、バッキングプレート16に垂直な板状を成してレバー部材52の両側に隔てられた互いに平行な一対の側壁部54aと、その一対の側壁部54aのバッキングプレート16から離れた側の端縁を相互に連結する連結部54bとを有し、一対の側壁部54aとレバー部材52との間の相対回動に摺動抵抗を与えてその相対回動を抑制する一対の摺動部材72cが備えられているため、レバー部材52と一対の側壁部54aとの間の相対回動が、上記摺動抵抗によって抑制されるので、振動が加えられてもレバー部材52と本体54とは当接することがなく異音を防止しすることができる。また、本発明のドラムブレーキによれば、手間のかかるブレーキケーブル56の張力設定作業を省くことができるのでドラムブレーキの組み立てが簡単となる。
また、本実施例のドラムブレーキによれば、レバー部材52には、挿通孔58a,16bに挿通させられたブレーキケーブル56の先端部をレバー部材52の他端部に案内して掛止するための円弧状に湾曲した案内部72aを一端部に有するケーブル案内部材72が配設されており、摺動部材72cは、本体54に摺接するように、ケーブル案内部材72の中間部の両側縁から側方へ延長され且つ曲成されることによりそのケーブル案内部材72に一体に設けられたものであるため、ケーブル案内部材72の中間部の両側縁に摺動部材72cの機能を備えることができるので、ドラムブレーキの部品点数を減少させることができ、組立工数が増加しないので、ドラムブレーキが安価となる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適応される。
たとえば、本発明のドラムブレーキ10において、弾性部材64c,70cはケーブル案内部材64,70の他端部を延長させてU字状に曲成されたものであったが、弾性部材64c,70cは必ずしもケーブル案内部材64,70に備えられなけらばならないものではなく弾性部材を単独で使用しても何等差し支えはない。
また、本発明のドラムブレーキ10において、摺動部材72cはケーブル案内部材72の中間部の両側縁から側方へ延長させ且つ曲成されたものであったが、摺動部材72cは必ずしもケーブル案内部材72に備えられなけらばならないものではなく摺動部材を単独で使用しても何等差し支えはない。
その他一々例示はしないが、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明の一実施例のデュオサーボ型ドラムブレーキを示す正面図である。 図1のII-II視断面図である。 図1の実施例のドラムブレーキに備えられた拡開機構の構成を説明するための拡大図である。 図3のIV-IV視断面図である。 ケーブル案内部材の構成を説明するための拡大図である。 図5のVI-VI視面図である。 本発明の他の実施例のケーブル案内部材を示す図であり、図5に対応するものである。 本発明の他の実施例のケーブル案内部材が拡開機構に配設された状態を示す図であり、図3に対応するものである。 本発明の他の実施例のケーブル案内部材を示す図であり、図5に対応するものである。 本発明の他の実施例のケーブル案内部材が拡開機構に配設された状態を示す図であり、図3に対応するものである。 図9のXI-XI視面図である。 図10のXII-XII視断面図である。
符号の説明
10:ドラムブレーキ
16:バッキングプレート
16a、58b:挿通孔
20,22:一対のブレーキシュー
24:拡開機構
26:リターンスプリング
50:連結ピン
52:レバー部材
54:本体
54a:一対の側壁部
54b:連結部
56:パーキングブレーキケーブル(ブレーキケーブル)
64,70,72:ケーブル案内部材
64a,70a,72a:案内部
64c,70c:弾性部材
72c:摺動部材

Claims (5)

  1. バッキングプレート上に拡開可能に支持され且つリターンスプリングによって一端部が互いに接近する方向に付勢された円弧状を成す一対のブレーキシューと、本体と該本体の一端部に該バッキングプレートと平行な連結ピンにより回動可能に支持されたレバー部材とを有し、該レバー部材の一端部と本体とが該一対のブレーキシューの一端部間に内接させられた拡開機構と、該バッキングプレートの裏面から該バッキングプレートに設けられた挿通孔を通り先端部を該レバー部材の他端部に掛止するブレーキケーブルとを備え、該ブレーキケーブルを引張り該レバー部材の他端部が該バッキングプレート側に回動させられることによって該拡開機構が該一対のブレーキシューの一端部間を拡大するドラムブレーキであって、
    前記レバー部材の他端部を前記バッキングプレートに接近する側へ付勢する弾性部材が備えられることを特徴とするドラムブレーキ。
  2. バッキングプレート上に拡開可能に支持され且つリターンスプリングによって一端部が互いに接近する方向に付勢された円弧状を成す一対のブレーキシューと、本体と該本体の一端部に該バッキングプレートと平行な連結ピンにより回動可能に支持されたレバー部材とを有し、該レバー部材の一端部と本体とが該一対のブレーキシューの一端部間に内接させられた拡開機構と、該バッキングプレートの裏面から該バッキングプレートに設けられた挿通孔を通り先端部を該レバー部材の他端部に掛止するブレーキケーブルとを備え、該ブレーキケーブルを引張り該レバー部材の他端部が該バッキングプレート側に回動させられることによって該拡開機構が該一対のブレーキシューの一端部間を拡大するドラムブレーキであって、
    前記レバー部材の他端部を前記バッキングプレートから離隔する側へ付勢する弾性部材が備えられることを特徴とするドラムブレーキ。
  3. 前記レバー部材には、前記挿通孔に挿通させられた前記ブレーキケーブルの先端部を前記レバー部材の他端部に案内して掛止するための円弧状に湾曲した案内部を一端部に有するケーブル案内部材が配設されており、
    前記弾性部材は、前記ケーブル案内部材の他端部が延長され且つ曲成されることにより該ケーブル案内部材に一体に設けられたものである請求項1または2のドラムブレーキ。
  4. バッキングプレート上に拡開可能に支持され且つリターンスプリングによって一端部が互いに接近する方向に付勢された円弧状を成す一対のブレーキシューと、本体と該本体の一端部に該バッキングプレートと平行な連結ピンにより回動可能に支持されたレバー部材とを有し、該レバー部材の一端部と本体とが該一対のブレーキシューの一端部間に内接させられた拡開機構と、該バッキングプレートの裏面から該バッキングプレートに設けられた挿通孔を通り先端部を該レバー部材の他端部に掛止するブレーキケーブルとを備え、該ブレーキケーブルを引張り該レバー部材の他端部が該バッキングプレート側に回動させられることによって該拡開機構が該一対のブレーキシューの一端部間を拡大するドラムブレーキであって、
    前記本体は、前記バッキングプレートに垂直な板状を成して前記レバー部材の両側に隔てられた互いに平行な一対の側壁部と、その一対の側壁部の前記バッキングプレートから離れた側の端縁を相互に連結する連結部とを有し、
    前記一対の側壁部と前記レバー部材との間の相対回動に摺動抵抗を与えて該相対回動を抑制する摺動部材が備えられることを特徴とするドラムブレーキ。
  5. 前記レバー部材には、前記挿通孔に挿通させられた前記ブレーキケーブルの先端部を前記レバー部材の他端部に案内して掛止するための円弧状に湾曲した案内部を一端部に有するケーブル案内部材が配設されており、
    前記摺動部材は、前記本体に摺接するように、前記ケーブル案内部材の中間部の両側縁から側方へ延長され且つ曲成されることにより該ケーブル案内部材に一体に設けられたものである請求項4のドラムブレーキ。
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