JP2008016928A - サイズの異なる原稿が混在する原稿群から自動給紙された各原稿のサイズを自動で判別する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ADFから給紙される各原稿のシートフィーダ方式での原稿サイズ判別及び読み取りを効率化する。
【解決手段】
CCDラインセンサ78により得られた読取画像データを解析することで原稿の主走査サイズを検出し、ADFコントローラ90からの原稿送り量情報と上記読取画像データの解析結果とから、原稿先端が読取位置を通過してからの原稿送り量を検出し、複数の閾値のうちの上記検出された主走査サイズに対応する閾値に上記検出された原稿送り量が達したときに、原稿後端が読取位置を通過したか否かで、原稿サイズを判別する。
【選択図】図3

Description

本発明は、オートドキュメントフィーダにより自動給紙される原稿のサイズを判別するための技術に関する。
原稿を自動給紙する装置(オートドキュメントフィーダ(以下、ADF))を備える原稿読取装置が知られている。原稿読取装置としては、例えば、イメージスキャナ、ファクシミリ装置、或いは複写機などを挙げることができる。
例えば、複写機において、複写を行う場合には、原稿の大きさを判別できないと、適切なサイズの用紙を選択して印刷することができない。
ここで、ADFに載置される原稿群中の全ての原稿のサイズが同じサイズであれば、実質的に問題は生じない。なぜなら、ユーザが前もって原稿サイズを入力しておく、或いは、原稿を位置決めするスライド可能なガイドの位置を検出する等の方法により、原稿サイズを判別することができるからである。
しかし、ADFに載置される原稿群に、サイズの異なる原稿が混在している場合には、上記のような方法を採ることはできない。なぜなら、ユーザが前もって用紙サイズを入力しておくことは現実的に困難であるし、ガイドの位置からは、一つの原稿サイズしかわからないためである。
ADFで給紙される各原稿のサイズを判別する方法としては、例えば、以下の第一と第二の方法がある。
第一の方法は、ADFで給紙された原稿を原稿台に流して載置し、原稿台に載置された原稿をプレスキャンする(粗い解像度で高速に読む)ことで、その原稿のサイズを判別し、その後に、判別された原稿サイズに従って、本スキャンする(高い解像度で読む)方法がある。
第二の方法は、特許文献1に開示されている方法であり、まず、原稿サイズ判別のための搬送を行って、次に、裏面になった原稿を表に戻す表裏反転処理を行って、その後で、表に戻された原稿の読み取りのための搬送を行う。
特開2004−48282号公報
第一の方法は、原稿を原稿台に載置させずに原稿を読取るシートフィーダ方式に適用することはできない。原稿台に原稿を載置することが必須のためである。
また、第二の方法は、シートフィーダ方式に適用することができるものの、紙詰まりなどの問題が発生し易くなると考えられる。原稿サイズ判別のための搬送、表裏反転処理、及び原稿読み取りのための搬送、といった3度のステップが必要となるため、原稿にプレッシャーがかかるためである。また、原稿のサイズ判別に専用の搬送が行われた後で、その原稿を再び搬送することにより原稿の読み取りが行われるため、高速に原稿読み取りを行うことはできない。
従って、本発明の目的は、自動給紙される各原稿のシートフィーダ方式での原稿サイズ判別及び読み取りを効率的に行うことにある。
本発明に従う原稿読取装置は、複数の原稿を有する原稿群から一枚ずつ原稿を取り込む自動給紙手段と、取り込まれた前記原稿を原稿読取位置を経由させて更に下流へと搬送する搬送手段と、原稿の搬送方向と直交する主走査方向にわたって配置され、前記原稿読取位置上の前記原稿を読み取る読取り手段と、前記読取りの結果から、前記原稿読取位置における前記原稿の有無を検出する原稿検出手段と、前記読取りの結果から、前記原稿の前記主走査方向における長さである主走査サイズを検出する主走査サイズ検出手段と、原稿有りが検出されてからの前記原稿の搬送量を検出する搬送量検出手段と、前記検出された主走査サイズと、前記検出された搬送量と、原稿有りが検出された後の前記原稿の有無の検出結果とに基づいて、前記原稿の原稿サイズを判別する原稿サイズ判別手段とを備える。前記自動給紙手段と前記搬送手段は、例えば、ADFに搭載することができ、他の手段は、ADFが取り付けられるスキャナ装置に搭載することができる。
この原稿読取装置によれば、原稿読み取りのための搬送において、原稿の主走査サイズの検出と、原稿の先端が原稿読取位置を通過してからの搬送量の検出と、原稿の先端が原稿読取位置を通過した後の原稿有無の検出とが行われ、それらの検出結果から、読み取られた原稿の原稿サイズが判別される。これにより、原稿サイズ判別のための専用の搬送を不要とすることができ、以って、原稿サイズ判別及び読み取りを効率的に行うことができる。
第一の実施態様では、前記原稿サイズ判別手段は、前記検出された搬送量が、複数の搬送量閾値のうちの前記検出された主走査サイズに対応する搬送量閾値になった場合に原稿無しが検出されたか否かにより、前記原稿の原稿サイズを判別する。
この第一の実施態様によれば、原稿の読取が完全に終了する前に原稿サイズの判別を行うことができる。この第一の実施態様では、例えば、前記搬送手段が、前記原稿の先端が前記原稿読取位置を通過してから所定距離搬送した以降の搬送経路を前記原稿の原稿サイズに応じて制御するような構成を採ってもよい。また、この第一の実施態様では、前記原稿サイズ判別手段は、複数の原稿サイズを、前記検出された主走査サイズに対応する二以上の原稿サイズに絞込み、絞り込んだ二以上の原稿サイズから、前記原稿の原稿サイズがどれであるかを判別してもよい。
第二の実施態様では、前記原稿の読取画像データを蓄積する読取画像バッファと、前記読取画像バッファと前記搬送手段とを制御する読取搬送制御手段とが更に備えられる。前記読取り手段は、リニアイメージセンサを有し、前記リニアイメージセンサで順次に取得されるライン状の読取画像からライン状の読取画像データを順次に取得して前記読取画像バッファに格納していく。前記読取搬送制御手段は、前記原稿の原稿サイズが所定の原稿サイズであると判別されたときに、前記読取画像バッファへの更なる読取画像データの格納を抑制し、前記読取画像バッファに蓄積されている読取画像データを処理することにより前記読取画像バッファに空き領域を生成し、その後、前記読取画像バッファへの格納の抑制を解除する。ここで、「格納を抑制する」とは、例えば、格納を中断する、或いは、格納速度を遅くすることである。
この第二の実施態様によれば、所定の原稿サイズを、搬送される頻度が少ない特定の大サイズ(例えば後述するA3縦)とすれば、読取画像バッファの記憶容量が、その大サイズの原稿1枚分の原稿画像のデータサイズより少なくても対応することができるので、読取画像バッファの記憶容量を節約することができる。
第三の実施態様では、前記読取搬送制御手段は、前記搬送手段による搬送を抑制することで、前記読取画像バッファへの前記更なる読取画像データの格納を抑制し、前記読取画像バッファに空き領域を生成した場合に、前記搬送の抑制を解除することで、前記読取画像バッファへの格納の抑制を解除する。ここで、「搬送を抑制する」とは、例えば、搬送を停止、或いは、搬送速度を遅くすることである。
この第三の実施態様では、原稿サイズが所定サイズであっても、一度の搬送で、原稿サイズ判別と原稿読取りとの両方を行うことができる。
本発明に従う原稿読取装置は、複写装置(スキャナとプリンタの複合機)、ファクシミリ装置、イメージスキャナ等の種々の装置に適用することができる。以下、原稿読取装置が複写装置に適用される場合を例に採り、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る原稿読取装置を示す。
原稿読取装置100は、積載された原稿群から原稿を1枚ずつ搬送するADF10と、ADF10により搬送された原稿上の画像(以下、原稿画像)を読み取るスキャナ装置70と、スキャナ装置70によって読み取られた画像の信号を処理する処理装置80とを備える。
ADF10は、スキャナ装置70の原稿台72に載置される装置である。ADF10には、複数枚の原稿からなる原稿群が載置される給紙トレイ11と、給紙トレイ11を上昇および下降させるトレイリフタ12と、搬送され原稿画像の読み取りが終了した原稿が排紙される排紙トレイ40とが備えられる。また、ADF10には、原稿の搬送を制御するコントローラ(以下、ADFコントローラ)90と、ADFコントローラ90によって制御される被制御部材とがある。被制御部材としては、例えば、前述したトレイリフタ12や、原稿を搬送するための各搬送ローラの駆動源(例えばモータ)や、原稿の搬送経路を切り替える経路スイッチ105とがある。ADF10に備えられる搬送ローラとして、例えば、トレイリフタ12により上昇された給紙トレイ11の原稿を取り込む給紙ローラ13や、取り込まれた原稿を更に下流側まで搬送するフィードローラ14や、給紙ローラ13により供給される原稿を1枚ずつ捌くリタードローラ15がある。また、搬送ローラとして、例えば、フィードローラ14等によってより下流へと搬送されて来た原稿を更に下流へと搬送するメインローラ101と、正方向(図1に向かって左回り)と逆方向(図1に向かって右回り)の両方に回転するスイッチバックローラ103とがある。スイッチバックコントローラ103が、経路スイッチがオンの状態で正方向に回転し続けると、原稿は排紙トレイ40に排出され、原稿が排出される前に途中で逆方向に回転にすると、原稿の表裏を反転させる(以下、これを「原稿のスイッチバックを行う」という)ことができる。原稿のスイッチバックは、両面読取のために表裏を反転することではなく、一旦読み取った原稿面と同じ面を読取面とすることである。スイッチバックコントローラ103は、経路スイッチ105がオフの状態で逆方向に回転し続けると、6(バイパス)を経由して来た原稿を3(退避経路)に退避させ、3(退避経路)に原稿が存在する場合に正方向に回転すると、4(読取経路)を経由して再びメインローラ101に向けて原稿を流すことができる。
スキャナ装置70は、上述したADF10を備えることができると共に、このADF10を装置フレーム71によって支え、また、ADF10によって搬送された原稿の画像読み取りを行う。このスキャナ装置70は、筐体を形成する装置フレーム71に、原稿台72を有する。本実施形態では、搬送される原稿は、矩形の単票紙であり、原稿台72も、矩形である。原稿台72には、画像を読み込むべき原稿を静止させた状態で載置する第1プラテンガラス72Aと、ADF10での搬送中の原稿を読み取るための光の開口部を形成する第2プラテンガラス72Bとが設けられている。
また、スキャナ装置70は、第2プラテンガラス72Bの下に静止し、および第1プラテンガラス72Aの全体に亘ってスキャンして画像を読み込むフルレートキャリッジ73と、フルレートキャリッジ73から得られた光を像結合部へ提供するハーフレートキャリッジ75とを備えている。フルレートキャリッジ73には、原稿に光を照射する照明ランプ74と、原稿から得られた反射光を受光する第1ミラー76Aとが備えられている。更に、ハーフレートキャリッジ75には、第1ミラー76Aから得られた光を結像部へ提供する第2ミラー76Bおよび第3ミラー76Cが備えられている。更に、スキャナ装置70は、第3ミラー76Cから得られた光学像を光学的に縮小する結像用レンズ77と、結像用レンズ77によって結像された光学像を光電変換するCCD(Charge Coupled Device)ラインセンサ78と、CCDラインセンサ78を備える駆動基板79とを備える。CCDラインセンサ78によって得られた1ライン分の読み取り画像信号(以下、ライン読取画像信号)は、駆動基板79を介して処理装置80に送られる。
前述した第2プラテンガラス72Bは、例えば、主走査方向に長い長尺の板状構造をなす透明なガラスプレートで構成することができる。主走査方向とは、CCDラインセンサ78の長さ方向、別の言い方をすれば、第2プラテンガラス72B上の読取位置Kにおける原稿の搬送方向(副走査方向)と直交する方向である。
シートフィーダ方式での読み取りは、例えば以下の流れで行われる。すなわち、ADF10によって搬送される原稿が、この第2プラテンガラス72Bの上を通過する。このとき、フルレートキャリッジ73とハーフレートキャリッジ75とは、図1に示す実線の位置に停止した状態にある。まず、ADF10のメインローラ101により搬送中の原稿の1ライン目の反射光が、第1ミラー76A、第2ミラー76B、および第3ミラー76Cを経て結像用レンズ77にて結像され、CCDラインセンサ78に入力される。即ち、CCDラインセンサ78によって主走査方向の1ライン分を同時に処理した後、ADF10によって搬送される原稿の次の主走査方向の1ラインが読み込まれる。原稿の先端が第2プラテンガラス72Bの読取位置Kに到達した後、原稿が第2プラテンガラス72B上の読取位置Kを通過することによって、副走査方向に亘って1枚の原稿の読み取りが完了する。
以上が、シートフィーダ方式での読み取りの一例の流れである。なお、本実施形態に係る原稿読取装置100では、シートフィーダ方式ではなく、原稿台72に原稿を載置して原稿画像を読み取ることもできる。この場合には、フルレートキャリッジ73が、図1の実線位置から図1の点線位置まで移動し、ハーフレートキャリッジ75が、図1の実線位置から図1の点線位置まで移動することができる。
図2は、処理装置80の構成例を示す。
処理装置80では、バス220に、スキャナインターフェース装置(以下、スキャナI/F)209、ユーザI/F215、メモリ203、ADFコントローラI/F213、エンジンコントローラ211、キャリッジI/F216及びCPU201が接続されている。
スキャナI/F209は、CCDラインセンサ78から次々にライン読取画像信号(アナログ信号)を受け、受けた各ライン読取画像信号をデジタルデータ(以下、ライン読取画像データ)に変換する。変換された各ライン読取画像データは、CPU201の制御により、メモリ203内の読取画像バッファ207に蓄積される。
ユーザI/F215は、例えばいわゆる操作パネルであり、入力キーと表示装置とを備える。ユーザI/F215は、ユーザから種々の制御設定を受け付けることができる。ユーザから受け付けた制御設定は、メモリ203の他種領域205に記憶される。なお、制御設定としては、例えば、複写種別(片面印刷或いは両面印刷)や、原稿サイズが所定サイズ(例えばA4)を超えている場合での読取モード(例えば一旦停止モード或いは2度読みモード)などがある。
メモリ203には、例えば、スキャナI/F209から出力されたライン読取画像データが蓄積される領域(以下、読取画像バッファ)207と、それ以外の領域(以下、他種領域)205とがある。読取画像バッファ207のサイズは、例えば、所定原稿サイズ(例えばA4)以下の原稿のフルカラー(例えばRGB各色256階調)の読取画像データ(1ページ分の原稿画像の読取画像データ)を蓄積できるサイズであり、所定原稿サイズよりも大きいサイズの原稿画像については、その一部分を構成する複数個のライン読取画像データしか記憶することができないサイズとなっている。他種領域205には、例えば、読取画像バッファ207に蓄積されている1ページ分の読取画像データ(或いは一又は複数のライン読取画像データ)の表色系や階調が変換されることにより得られた印刷画像データや、ユーザI/F215を介して入力された設定などが記憶される。
ADFコントローラI/F213は、例えば、ADFコントローラ90と通信可能に接続されており、CPU201からの制御信号を受けてADFコントローラ90に送信する。それにより、ADFコントローラ90の動作が制御される。また、ADFコントローラI/F213は、ADFコントローラ90からのADF制御情報をCPU201に通知することもできる。ADF制御情報としては、原稿の送り量(例えば、メインローラ101の駆動源(例えばモータ)の駆動量(例えば回転数))などがある。
エンジンコントローラ211は、図示しないプリントエンジンの動作を制御しながら、他種領域205に記憶された印刷画像データを読み出して、プリントエンジンに供給する。エンジンコントローラ211は、例えば、他種領域205に所定のバンド幅の印刷画像データが展開された時点で、CPU201から送られる印刷実行命令をトリガとして起動することができる。
キャリッジI/F216は、例えば、キャリッジ73、75の駆動源と通信可能に接続されており、CPU201からの制御信号を受けてその駆動源に送信する。それにより、キャリッジ73,75の動作が制御される。
CPU201は、メモリ203内の制御プログラム(コンピュータプログラム)を実行することにより、種々の制御を行うことができる。例えば、CPU201は、キャリッジ73、75の移動を制御するための制御信号をキャリッジI/F216を介して送信したり、スキャナI/F209から出力された各ライン読取画像データを解析したり、その解析結果やADF制御情報に基づいて原稿サイズを判別したり、原稿サイズの判別結果と他種領域205に記憶されている制御設定とに基づいてADFコントローラ90を制御したりすることができる。また、CPU201は、1ページ分の読取画像データ(或いは一又は複数のライン読取画像データ)を処理して印刷画像データを生成し、生成した印刷画像データを他種領域205に格納し、他種領域205に格納した印刷画像データを、判別された原稿サイズの用紙に印刷させることができる。用紙の排紙ビンが複数個ある場合には、各排紙ビンと各原稿サイズとを対応させ、判別された原稿サイズに対応する用紙(画像が印刷された用紙)を、その原稿サイズを対応させた排紙ビンに排出することができる。
以下、図3A及び図3Bを参照して、本実施形態に係る原稿サイズ判別方法の概要を説明する。
図3Aは、本実施形態に係る原稿サイズ判別方法の概要の説明図である。図3Bは、主走査サイズ及び副走査サイズと原稿サイズとの関係を示す図である。
図3Aを見ればわかるように、本実施形態では、同じ規格サイズであっても、載置方向が違えば、原稿サイズが異なることになる。具体的には、本実施形態では、横置き原稿サイズと縦置き原稿サイズとがある。横置き原稿サイズは、主走査方向に沿って横となるように置いた場合の原稿のサイズ、換言すれば、原稿の長手が主走査サイズとなるように置いた場合の原稿サイズである。一方、縦置き原稿サイズは、主走査方向に沿って縦となるように置いた場合の原稿のサイズ、換言すれば、原稿の長手が副走査サイズ(原稿の副走査方向の長さ)となるように置いた場合の原稿サイズである。
CCDラインセンサ78は、主走査方向Dに沿って延びており、その長さは、原稿読取装置100でサポートされている最大主走査サイズ以上となっている。原稿台72には、原稿の搬送方向に沿って延びた第一のガイド401と第二のガイド405とが備えられ、それらは主走査方向Dに対向した位置にある。第一のガイド401は、基準となるガイドであって固定であり、第二のガイド405は、手動で主走査方向Dにスライドし、原稿を基準ガイド401に位置決めする。サイズの異なる原稿が混在する原稿群が載置された場合、第二のガイド40の位置は、その原稿群において主走査サイズが最も大きい原稿に合わせた位置になる。
CPU201は、ライン読取画像データの解析結果から、原稿の上端(先端)が読取位置Kを通過したか否か(原稿スタートになったか否か)や、主走査サイズを検出することができる。ここで言う「主走査サイズ」は、原稿の右端上の点(例えば右上角)から左端までの距離である。CPU201は、原稿読取装置100でサポートされている複数の原稿サイズを、検出された主走査サイズに対応した二以上の原稿サイズに絞り込む。
CPU201は、ADFコントローラ90からのADF制御情報から、基点403(例えば、原稿の上端、換言すれば読取位置K)からの原稿の送り量を検出することができる。また、CPU201は、入力されるライン読取画像データを解析し、その解析結果から、原稿の下端(後端)が読取位置Kを通過したか否か(原稿エンドになったか否か)を検出することができる。CPU201は、検出された原稿送り量が、検出された主走査サイズに対応する原稿送り量閾値になった場合に原稿エンドになったか否かにより、絞り込まれた二以上の原稿サイズのうちの一つを特定することができる。つまり、原稿サイズを判別することができる。
具体的には、例えば、CPU201は、主走査サイズがS1であれば、図3Aに示す複数の原稿サイズを、A4横及びA3縦に絞り込むことができる。そして、CPU201は、原稿送り量が210mmとなった時点で、ライン読取画像データの解析結果から原稿下端(後端)を検出した場合には、原稿サイズがA4横であることがわかる。一方、CPU201は、原稿送り量が210mmになっても、ライン読取画像データの解析結果から原稿下端を検出しない場合には、原稿サイズがA3縦であることがわかる。このことから、前述した原稿送り量閾値は、絞り込まれた二以上の原稿サイズにそれぞれ対応する二以上の副走査サイズのうちの小さい方の副走査サイズを採用することができる。また、本実施形態で言う「原稿送り量」と「副走査サイズ」とが必ずしも同義でないことがわかる。すなわち、「原稿送り量」とは、原稿の移動距離に関わる値であり、原稿スタートが検出されてから原稿エンドが検出されるまでの原稿送り量(原稿先端が読取位置Kを通過し始めてから原稿後端が読取位置Kに達するまでの原稿送り量)が、原稿の「副走査サイズ」である。
他の原稿サイズについても、同様の要領で判別することができる。なお、上記の例において、原稿送り量が210mmか否かにより原稿サイズが判別されたが、多少のズレを考慮して、所定の誤差範囲を設定しておき、原稿送り量が210mmでなくても所定の誤差範囲内であれば、A4横と判別してもよい。誤差範囲を設けることは、主走査サイズの判別や、他の原稿サイズについても適用することができる。
以下、図4を参照して、原稿サイズ判別の処理流れを詳細に説明する。その際、適宜、他の図面を参照することにする。
CPU201は、ADFコントローラ90を制御することにより、原稿の上端を読取位置まで搬送する(ステップ801)。具体的には、例えば、CPU201は、送られて来るライン読取画像データを構成する各画素値が所定の基準値にならなくなるまで原稿を搬送させ続け、各画素値が所定の基準値にならなくなったことを検出した場合に、原稿を一時停止させる(必ずしも停止させなくてもよい)。
次に、CPU201は、所定の基準値ではない画素値で構成される一又は複数のライン読取画像データ(つまり、原稿の上端部分のライン読取画像データ)を解析することで、主走査サイズを検出する(ステップ802)。具体的には、例えば、CPU201は、それら一又は複数のライン読取画像データにおいて、基点画素からどの画素の画素値までが所定の基準値ではないかを特定し、特定された画素と基点画素との間の画素数から、主走査サイズを検出することができる。
CPU201は、検出された主走査サイズが290mm以下ではない(図3AのS1である)ことがわかった場合(ステップ803でNo)、原稿送り量検出並びに画像読取を行う(ステップ804)。具体的には、例えば、CPU201は、原稿を搬送させ、スキャナI/F209からの各ライン読取画像データの解析と、ADFコントローラ90からの原稿上端からの原稿の送り量とを監視する。その結果、CPU201は、図3Bにも示すように、原稿送り量が290mmで原稿下端を検出した(例えば、ライン読取画像データの各画素値が再び所定の基準値となったことを検出した)ならば(ステップ805でNo)、原稿サイズをA4横と判別し(ステップ806)、一方、原稿送り量が290mmになっても原稿下端を検出しなければ(ステップ805でYes)、原稿サイズをA3縦と判別する(ステップ807)。
CPU201は、検出された主走査サイズが290mm以下であって230mmを超えている(図3AのS2である)ことがわかった場合(ステップ803でYes、ステップ808でNo)、ステップ804と同様の原稿送り量検出並びに画像読取を行う(ステップ809)。その結果、CPU201は、図3Bにも示すように、原稿送り量が182mmで原稿下端を検出したならば(ステップ810でNo)、原稿サイズをB5横と判別し(ステップ811)、一方、原稿送り量が182mmになっても原稿下端を検出しなければ(ステップ810でYes)、原稿サイズをB4縦と判別する(ステップ812)。
CPU201は、検出された主走査サイズが230mm以下であって200mmを超えている(図3AのS3である)ことがわかった場合(ステップ808でYes、ステップ813でNo)、ステップ804と同様の原稿送り量検出並びに画像読取を行う(ステップ814)。その結果、CPU201は、図3Bにも示すように、原稿送り量が148mmで原稿下端を検出したならば(ステップ815でNo)、原稿サイズをA5横と判別し(ステップ816)、一方、原稿送り量が148mmになっても原稿下端を検出しなければ(ステップ815でYes)、原稿サイズをA4縦と判別する(ステップ817)。
CPU201は、検出された主走査サイズが200mm以下であって150mmを超えている(図3AのS4である)ことがわかった場合(ステップ813でYes、ステップ818でNo)、図3Bにも示すように、原稿サイズをB5縦と判別する(ステップ819)。
CPU201は、検出された主走査サイズが150mm以下であって140mmを超えている(図3AのS5である)ことがわかった場合(ステップ818でYes、ステップ820でNo)、ステップ804と同様の原稿送り量検出並びに画像読取を行う(ステップ821)。その結果、CPU201は、図3Bにも示すように、原稿送り量が100mmで原稿下端を検出したならば(ステップ822でNo)、原稿サイズをハガキ横と判別し(ステップ823)、一方、原稿送り量が100mmになっても原稿下端を検出しなければ(ステップ822でYes)、原稿サイズをA5縦と判別する(ステップ817)。
CPU201は、検出された主走査サイズが140mm以下である(図3AのS6である)ことがわかった場合(ステップ820でNo)、図3Bにも示すように、原稿サイズをハガキ縦と判別する(ステップ825)。
CPU201は、原稿サイズが判別された場合、判別された原稿サイズがA3縦以外であれば(ステップ826でNo)、印刷種別の設定に応じた搬送制御と、画像読取(ステップ804等のように既に画像読取が開始されていればそれの継続)とを行う(ステップ827)。具体的には、CPU201は、印刷種別の設定が片面印刷であれば、図5Aの参照番号301で示す処理手順に従う搬送制御を行い、両面印刷であれば、図5Bの参照番号304に従う搬送制御を行う。
一方、CPU201は、判別された原稿サイズがA3縦であれば(ステップ826でYes)、印刷種別及び読取モードの設定に応じた搬送制御と、画像読取継続(例えば、A3縦残り読取処理)とを行う(ステップ828)。具体的には、CPU201は、印刷種別の設定が片面印刷であり、読取モードが一旦停止モードであれば、図5Aの参照番号302で示す処理手順に従う搬送制御を行い、2度読みモードであれば、図5Aの参照番号303に従う搬送制御を行う。CPU201は、印刷種別の設定が両面印刷であり、読取モードが一旦停止モードであれば、図5Bの参照番号305で示す処理手順に従う搬送制御を行い、2度読みモードであれば、図5Bの参照番号306に従う搬送制御を行う。
CPU201は、両面印刷を行う場合には(ステップ829でYes)、上記の搬送制御により、表裏反転処理を行ったり、原稿の裏面の画像読取を行ったりする(ステップ830)。
以下、図1及び図5Aを参照して、片面印刷での処理について説明する。なお、図1での参照番号1〜6の各々は、図5Aの処理手順の欄における番号に対応している(これは、図5Bについても同様である)。
本実施形態では、読取位置Kから経路スイッチ105までの道のりの長さは、210mmよりも長くなっていることが望ましい。ステップ805の判断によって原稿サイズを判別して搬送制御を行う前に、原稿上端が経路スイッチ105の位置を超えてしまわないようにするためである。また、原稿の搬送速度は、そのことを考慮した速度とされる。
以下、図5Aの各参照番号の処理について説明する。なお、以下の説明では、先に説明したことと重複する事項については、説明を省略或いは簡略する。
<参照番号301>
1(給紙)は、図4のS801で行われる。CPU201は、A3縦以外の原稿サイズが判別された時点で、経路スイッチ105をオンとし、スイッチバックローラ103を正方向に回転させ、メインローラ101の駆動を継続する。これにより、原稿が、排紙トレイ40に向けて搬送され、排紙トレイ40に排出される。また、1ページ分の原稿画像が読み取られ、その分のライン読取画像データが読取画像バッファ207に蓄積される。図1のADF10によれば、読取面が上にされた原稿が給紙トレイ11に載置され、片面印刷(片面読取)では、読取面が下にされた原稿が排紙トレイ40に排出される。
<参照番号302>
A3縦と判別された時点で、A3縦の半分のサイズであるA4横の分の画像まで読み取られたことになる。CPU201は、A3縦と判別された時点で、メインローラ101の駆動を停止し、且つ、経路スイッチ105をオンとする。また、CPU201は、読取画像バッファ207からライン読取画像データを読出し処理して他種領域205に格納することで、読取画像バッファ207に空き領域を生じさせる。これにより、読取画像バッファ207に、A3縦の残り半分の原稿画像のライン読取画像データの蓄積が可能となる。CPU201は、メインローラ101の駆動を再開し、スイッチバックコントローラ103を正方向に回転させることで、残り半分の原稿画像の読み取りを行う。原稿が搬送され終えた場合、原稿が排紙トレイ40に排出される。
<参照番号303>
CPU201は、A3縦と判別された時点で、経路スイッチ105をオンとし、残りの読取(つまり、A3縦の残り半分)をスキップする読取スキップを実行する。具体的には、例えば、CPU201は、A3縦と判別された時点より後に入力されるライン読取画像データを読み棄てる。CPU201は、所定のタイミング(例えば、所定の送り量になった、或いは、図示しない原稿センサから所定の信号が入力された等のタイミング)で、スイッチバックローラ103を逆方向に回転させて原稿のスイッチバックを行い、経路スイッチ105をオンにする。CPU201は、読取スキップと原稿のスイッチバックとの間に、読取画像バッファ207に蓄積されたライン読取画像データを処理することで、読取画像バッファ207に空き領域を生じさせる。その後、CPU201は、スイッチバックローラ103を再び正方向に回転させ、一定の送り量で原稿を搬送することで、A3縦の半分であるA4横分だけ読取位置Kよりも下流に搬送し(A4横サイズ分スキップし)、その時点から、原稿画像の残り半分の読取(残り読取)を開始する。具体的には、例えば、CPU201は、A4横サイズ分スキップの最中に入力されるライン画像読取データを読み捨て、A4横サイズ分スキップ以降に入力されるライン画像読取データについては、読取画像バッファ207に蓄積する。残り読取が終わった場合、経路スイッチ105がオンになっているので、原稿は排紙トレイ40に排出される。
次に、図1及び図5Bを参照して、両面印刷での処理について説明する。
<参照番号304>
CPU201は、A3縦以外の原稿サイズが判別された時点で、経路スイッチ105をオフとし、メインローラ101の駆動を継続し、スイッチバックローラ103を逆方向に回転させる。これにより、原稿が、6(バイパス)を経由して、3(退避経路)に流れる。その後、所定のタイミング(例えば、所定の送り量になった、或いは、図示しない原稿センサから所定の信号が入力された等のタイミング)で、CPU201は、スイッチバックローラ103を正方向に回転させて原稿を4(読取経路)に流し、経路スイッチ105をオンとし、表面と同様に裏面の画像を読み取る。例えば、裏面の上端が検出された後のライン読取画像データを読取画像バッファ207に蓄積させる。
<参照番号305>
表面読取では、CPU201は、A3縦と判別された時点で、メインローラ101の駆動を停止し、経路スイッチ105をオフとする。CPU201は、読取画像バッファ207に空き領域を生じさせ、6(バイパス)、3(退避経路)及び4(読取経路)の順に原稿を通過させる。これにより、裏面が読取面となって原稿が搬送される。裏面読取では、CPU201は、経路スイッチ105をオンとし、原稿裏面上端からA4横分の画像を読んだらメインローラ101を停止し、読取画像バッファ207に空き領域を生じさせて、残り半分の画像を読み取る。
<参照番号306>
表面読取では、CPU201は、A3縦と判別されたら、参照番号303の「残り読取」までを行う。その際、経路スイッチをオフとしておき、「残り読取」の後、CPU201は、6(バイパス)、3(退避経路)及び4(読取経路)の順に原稿を通過させる。裏面読取でも、CPU201は、参照番号303と同様の処理を行う。
以上が、本実施形態についての説明である。なお、読取モードとしては、第三の読取モードがあっても良い。第三の読取モードでは、例えば、CPU201は、A3縦と判別された時点で、メインローラ101の回転速度を遅くする等して原稿の搬送速度を遅くし、その間に、読取画像バッファ207に空き領域を生じさせながら、入力されるライン読取画像データを読取画像バッファ207に蓄積させてもよい。
上述した実施形態によれば、読取位置Kを通過した原稿の主走査サイズを検出し、原稿読取装置100でサポートされている複数の原稿サイズを、複数の主走査サイズ範囲のうち検出された主走査サイズが属する主走査サイズ範囲に対応した二以上の原稿サイズに絞り込む。そして、検出される原稿送り量が、複数の原稿送り量閾値のうちの上記検出された主走査サイズに対応する原稿送り量閾値になった場合に原稿エンドを検出したか否かにより、絞り込まれた二以上の原稿サイズが一つに特定される。つまり、原稿サイズが判別される。以上のことによれば、原稿サイズ判別に専用の搬送は不要であり、一枚の原稿につき、原則、一度の搬送で、原稿サイズの判別と、原稿画像の読取りとの両方を済ますことができる。このため、紙詰まりを生じる可能性を抑え、高速に、原稿サイズ判別と原稿画像読み取りとを行うことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は本発明の説明のための例示にすぎず、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなく、その他の様々な態様でも実施することができる。
例えば、CPU201は、読取画像バッファ207に蓄積されたライン読取画像データの処理では、不要な部分(原稿画像以外の部分)を間引いて、原稿サイズに対応する画像データ(例えば印刷画像データ)を生成することができる。CPU201は、例えば、各画素毎に、画素値と所定の基準値との差分を求め、その差分が所定値以上である画素が連続している部分を、不要な部分とすることができる。
また、例えば、ADF10内のメインローラ101やスイッチバックローラ103等の搬送ローラは、CPU201からADFコントローラ90を介さずに制御されるようになっていてもよい。その場合、CPU201は、ADFコントローラ90と通信しなくても、原稿の送り量を特定することができる。
また、例えば、CCDラインセンサ78に代えて、第一のガイド401の位置を基準に、複数の原稿センサ(例えば光学センサ)を主走査方向に点在させ、どの原稿センサからの信号が原稿有りを表しているかに応じて、主走査サイズが検出されても良い。
また、例えば、読取画像バッファ207の記憶容量が、A3縦の原稿画像を構成する全てのライン読取画像データを蓄積できる容量であれば、A3縦以外の上記方法で読み取りが行われても良い。
図1は、本発明の一実施形態に係る原稿読取装置を示す。 図2は、処理装置80の構成例を示す。 図3Aは、本実施形態に係る原稿サイズ判別方法の概要の説明図である。図3Bは、主走査サイズ及び副走査サイズと原稿サイズとの関係を示す図である。 図4は、原稿サイズ判別の処理流れの一例を示す。 図5Aは、片面印刷での原稿サイズ及び読取モードと処理手順との関係を示す。図5Bは、両面印刷での原稿サイズ及び読取モードと処理手順との関係を示す。
符号の説明
10…ADF、11…給紙トレイ、13…給紙ローラ、14…フィードローラ、70…スキャナ装置、78…CCDラインセンサ、80…処理装置、90…ADFコントローラ、100…原稿読取装置、K…読取位置

Claims (4)

  1. シートフィーダ方式で原稿を読み取る原稿読取装置において、
    複数の原稿を有する原稿群から一枚ずつ原稿を取り込む自動給紙手段と、
    取り込まれた前記原稿を原稿読取位置を経由させて更に下流へと搬送する搬送手段と、
    原稿の搬送方向と直交する主走査方向にわたって配置され、前記原稿読取位置上の前記原稿を読み取る読取り手段と、
    前記読取りの結果から、前記原稿読取位置における前記原稿の有無を検出する原稿検出手段と、
    前記読取りの結果から、前記原稿の前記主走査方向における長さである主走査サイズを検出する主走査サイズ検出手段と、
    原稿有りが検出されてからの前記原稿の搬送量を検出する搬送量検出手段と、
    前記検出された主走査サイズと、前記検出された搬送量と、原稿有りが検出された後の前記原稿の有無の検出結果とに基づいて、前記原稿の原稿サイズを判別する原稿サイズ判別手段と
    を備える原稿読取装置。
  2. 前記原稿サイズ判別手段は、前記検出された搬送量が、複数の搬送量閾値のうちの前記検出された主走査サイズに対応する搬送量閾値になった場合に原稿無しが検出されたか否かにより、前記原稿の原稿サイズを判別する、
    請求項1記載の原稿読取装置。
  3. 前記原稿の読取画像データを蓄積する読取画像バッファと、
    前記読取画像バッファと前記搬送手段とを制御する読取搬送制御手段と
    を更に備え、
    前記読取り手段は、リニアイメージセンサを有し、前記リニアイメージセンサで順次に取得されるライン状の読取画像からライン状の読取画像データを順次に取得して前記読取画像バッファに格納していき、
    前記読取搬送制御手段は、前記原稿の原稿サイズが所定の原稿サイズであると判別されたときに、前記読取画像バッファへの更なる読取画像データの格納を抑制し、前記読取画像バッファに蓄積されている読取画像データを処理することにより前記読取画像バッファに空き領域を生成し、その後、前記読取画像バッファへの格納の抑制を解除する、
    請求項1記載の原稿読取装置。
  4. 前記読取搬送制御手段は、前記搬送手段による搬送を抑制することで、前記読取画像バッファへの前記更なる読取画像データの格納を抑制し、前記読取画像バッファに空き領域を生成した場合に、前記搬送の抑制を解除することで、前記読取画像バッファへの格納の抑制を解除する、
    請求項3記載の原稿読取装置。
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