JP2008015207A - 表示装置及び画面輝度制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの大幅な増大や、装置の大幅な複雑化を招くことなく、人間の視覚特性に応じた、きめ細かな輝度調整が可能な表示装置及び画面輝度制御方法を提供する。
【解決手段】表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも高輝度側で設定された第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報を抽出するとともに、上記表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも低輝度側で設定された第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報を抽出する情報抽出手段14と、前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報と、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報とに基づいて、前記光源の輝度出力を調整する光源制御手段12とが設けられていることを特徴とする表示装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像信号などを表示する表示装置及びその画面輝度制御方法に関するものである。詳しくは、光源を有し、表示する映像信号に応じて動的に光源の輝度調整を行う、直視型又は投射型の表示装置及び画面輝度制御方法に関するものである。
従来、表示装置の表示品位に関して、人間の視覚特性が十分に反映された画面輝度制御が行われていないという問題がある。
この問題は、例えば、高輝度の映像が表示されるとき、画面全体の輝度が高すぎるために眩しく感じたり、あるいは低輝度の画像が表示されるとき、画面全体の輝度が十分に下がらず、いわゆる黒浮きが生じたりするという問題である。
この問題を解決するために、例えば、映像信号と、光源(バックライト)の輝度調整との間に相関を持たせて、動的に光源輝度の制御を行うことが試みられている。
例えば、特許文献1には、図7に示すように、1)画面を水平方向及び垂直方向に分割し、2)分割された各領域毎に平均輝度レベル(APL:Average Picture Level)を求め、3)そのレベルに応じて前記各領域毎に設けられた光源(蛍光管)の出力を制御する構成が記載されている。
また、特許文献2には、図8(a)〜(d)に示すように、1)まず入力された映像信号(図8(a))の最大輝度レベル(MAX)と最小輝度レベル(MIN)と平均輝度レベル(APL)とに基づいて、映像信号のダイナミックレンジを拡大し(図8(b))、かつオフセットによって映像信号をレベルシフトさせ(図8(c))、2)次に前記レベルシフトによって生じた画面上の視覚的輝度レベルのシフトを、光源輝度調整によって補正する(図8(d))構成が記載されている。
特開2000−321571号公報(2000年11月24日公開) 特開2001−27890号公報(2001年1月30日公開)
しかし、前記特許文献1に記載の構成においては、画面内で細かい輝度制御を行おうとすると、分割する領域数及び光源数を増やす必要がある。また、各領域間で光源の輝度が大きく異なる場合には、領域の境界で不自然な輝度変化が生じるので、それを抑制するための装置を別途盛り込む必要がある。したがって、製造コストが増大したり、装置が複雑化するなどの問題点がある。
また、前記特許文献2に記載の構成においては、光源の輝度調整が、映像信号の最大輝度レベル、最小輝度レベル及び平均輝度レベル(APL)のみに基づいて行われる。したがって、人間の視覚特性に応じたきめ細かな輝度調整ができないという問題点がある。さらに、最大輝度レベルと最小輝度レベルとが、それぞれダイナミックレンジの上限と下限とに等しい場合には、バックライトの出力調整自体が行われないという問題点がある。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造コストの大幅な増大や、装置の大幅な複雑化を招くことなく、人間の視覚特性に応じた、きめ細かな輝度調整が可能な表示装置及び画面輝度制御方法を実現することにある。
本発明の表示装置は、前記課題を解決するために、表示部と、該表示部を照射する光源とを備えた表示装置において、上記表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも高輝度側で設定された第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報を抽出するとともに、上記表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも低輝度側で設定された第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報を抽出する情報抽出手段と、前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報と、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報とに基づいて、前記光源の輝度出力を調整する光源制御手段とが設けられていることを特徴としている。
また、本発明の画面輝度制御方法は、表示装置の光源の輝度出力を調整することによって、表示装置の画面の輝度を制御する画面輝度制御方法において、上記表示装置の表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも高輝度側で設定された第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報を抽出するとともに、上記表示装置の表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも低輝度側で設定された第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報を抽出する第1ステップと、前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報と、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報とに基づいて、前記光源の輝度出力を調整する第2ステップとを有することを特徴としている
人間が明るさや暗さを感じるときに、実際に受ける心理量(印象や刺激の強さ)は、対象物の輝度(特にある閾値からの輝度差など)、対象物の面積(詳しくは、人間の視野内に占める面積)、順応輝度(周囲照度)、及び対比効果などのパラメータによって決定される。したがって、人間の視覚特性にマッチした画面輝度制御を行うためには、前記パラメータをできるだけ正確に、人間の視覚特性に合わせた形で、画面輝度制御、光源制御に反映させる必要がある。
前記の構成によれば、映像信号の全輝度範囲からではなく、あらかじめ設定された閾値に基づいて定義される高輝度部及び低輝度部の輝度情報に基づいて、光源の輝度出力の制御が行われる。
具体的には、全画素の映像信号の内から、例えば人間が明るいと感じる閾値(第1の閾値)よりも輝度の高い画素の輝度情報、及び例えば人間が暗いと感じる閾値(第2の閾値)よりも輝度の低い画素の輝度情報が選択的に抽出され、その抽出された輝度情報を基に、光源の輝度出力の調整を行う。
したがって、従来の全画素の映像信号の輝度平均による輝度調整とは異なり、実際に受ける心理量に影響を与えるパラメータに基づいた輝度制御が行われる。このため、人間の視覚特性を十分に反映したきめ細かな輝度制御が可能となる。
また、新たに光源の個数を増やしたりする必要がなく、コスト増や装置の複雑化を招くこともない。
したがって、製造コストの大幅な増大や、装置の大幅な複雑化を招くことなく、人間の視覚特性に応じた、きめ細かな輝度調整が可能な表示装置及び画面輝度制御方法を実現することができる。
本発明の表示装置では、表示部の周囲の照度を検出する周囲照度検出手段と、前記周囲照度検出手段によって検出された周囲照度に基づいて、前記第1の閾値及び前記第2の閾値を設定する閾値設定手段とが設けられていることが好ましい。
前記の構成によれば、人間の視覚特性(明るさや、暗さを感じるときの心理量)に影響するパラメータである、順応輝度(周囲照度)に応じて、輝度の高い映像信号及び輝度の低い映像信号を区分けする閾値(第1の閾値及び第2の閾値)を決定することができる。したがって、より人間の視覚特性に応じた輝度調整が可能となる。
詳しくは、周囲の光による順応の効果を取り入れて輝度制御を行うことが可能となるため、眩しさ感、視覚疲労を低減することが可能となる。
本発明の表示装置では、前記光源の輝度出力を調整するために、前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報である画素の面積と該画素の平均輝度レベル(APL:Average Picture Level)とから光源出力を定めるための第1の指数を求め、かつ、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報である画素の面積と該画素の平均輝度レベル(APL)とから光源出力を定めるための第2の指数を求める指数演算手段が設けられているとともに、前記光源制御手段は、前記第1の指数及び第2の指数の組合せによって、前記光源出力の輝度を調整することが好ましい。なお、画素とは、表示部の構成単位であり、画素の面積とは、前記表示部における表示面積を意味する。
前記の構成によれば、人間の視覚特性(心理量)に影響を及ぼすパラメータである、映像の輝度と面積との両方を、光源の輝度出力の制御に反映させることができるので、より人間の視覚特性にマッチした輝度制御が可能となる。
なお、人間の視野内に対象物が占める面積は、映像の視聴距離が関連するパラメータとなるが、それはユーザーによって異なるため、光源の輝度制御に反映させることが困難である。したがって、ここではある一定の視長距離から見たものとして、面積を輝度制御に反映させるパラメータとする。
さらに、輝度の高い映像信号の輝度情報からの第1の指数と、輝度の低い映像信号の輝度情報からの第2の指数とが求められるため、これら複数の指数の対比又は組合せによって、光源の制御をすることが可能になる。すなわち、人間の視覚特性(心理量)に影響を及ぼすパラメータである、対比効果が考慮された光源の制御が可能となる。ここで、対比効果とは、例えば、輝度の高い部分と、輝度の低い部分との対比をいう。
これによって、眩しさ感が少なく、視覚疲労が少なく、かつ黒浮きの少ない高コントラストな画像表示が可能となる。さらに、光源の消費電力を低減することが可能となる。
本発明の表示装置では、前記光源の輝度出力を調整するために、前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報である画素の面積、及び該画素の平均輝度レベル(APL)と第1の閾値との差から光源出力を定めるための第1の指数を求め、かつ、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報である画素の面積、及び第2の閾値と該画素の平均輝度レベル(APL)との差から光源出力を定めるための第2の指数を求める指数演算手段が設けられているとともに、前記光源制御手段は、映像の種類に基づく前記第の指数1及び第2の指数の組合せによって、前記光源の輝度出力を調整することが好ましい。
前記の構成によれば、人間の視覚特性(心理量)に影響を及ぼすパラメータである、特定の閾値からの輝度差を、光源の輝度制御に反映させることができる。したがって、より人間の視覚特性にマッチした輝度制御が可能となる。
本発明の表示装置では、前記第1の閾値と前記第2の閾値とを、設定入力する入力手段が設けられていることが好ましい。
前記の構成によれば、個人差を反映した輝度制御が可能となり、より個人の好みに応じた輝度制御が可能となる。
本発明の表示装置は、以上のように、表示部と、該表示部を照射する光源とを備えた表示装置において、上記表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも高輝度側で設定された第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報を抽出するとともに、上記表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも低輝度側で設定された第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報を抽出する情報抽出手段と、前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報と、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報とに基づいて、前記光源の輝度出力を調整する光源制御手段とが設けられている。
また、本発明の画面輝度制御方法は、以上のように、表示装置の光源の輝度出力を調整することによって、表示装置の画面の輝度を制御する画面輝度制御方法において、上記表示装置の表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも高輝度側で設定された第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報を抽出するとともに、上記表示装置の表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも低輝度側で設定された第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報を抽出する第1ステップと、前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報と、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報とに基づいて、前記光源の輝度出力を調整する第2ステップとを有する。
したがって、製造コストの大幅な増大や、装置の大幅な複雑化を招くことなく、人間の視覚特性に応じたきめ細かな輝度調整が可能な表示装置及び画面輝度制御方法を実現することができるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態について図1から図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図1は、本実施の形態の表示装置1の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の表示装置1には、図1に示すように、表示部2と、光源3と、表示部2及び光源3を制御する制御部10とが備えられている。そして、この制御部10には、前記表示部2を制御するための表示制御部11と、前記光源3を制御する光源制御手段としての光源制御部12と、表示装置1の周囲光の照度を検出する周囲照度検出手段としての照度検出部13とが備えられている。
前記制御部10は、前記表示装置1に入力された映像信号(入力映像信号)が前記表示制御部11に伝達されるのみではなく、前記光源制御部12にも伝達されるように構成されている。すなわち、前記入力映像信号が表示装置1に入力される端子(信号入力端子)は、前記表示制御部11に接続されるとともに、情報抽出部14(情報抽出手段)を介して前記光源制御部12にも接続されている。
この情報抽出部14には、分割回路部15、ブロック毎平均輝度レベル(APL)検出部16、輝度比較部17、面積演算部18及びエリア毎平均輝度レベル(APL)検出部19が備えられており、前記信号入力端子から、分割回路部15、ブロック毎平均輝度レベル(APL)検出部16、輝度比較部17、面積演算部18、及びエリア毎平均輝度レベル(APL)検出部19の順で接続されている。ここで、ブロックとは、表示部2の画面をX方向とY方向とに分割することによってできる各々の領域を指す。
一方、前記照度検出部13は、閾値設定手段としての閾値演算部20を介して、前記情報抽出部14の前記輝度比較部17に接続されている。
そして、入力映像信号と周囲光の照度とが入力される前記情報抽出部14は、前記光源制御部12に接続されている。この光源制御部12には、指数演算手段としての指数演算部21、及びルックアップテーブル部22と光源出力制御部23とが設けられており、前記指数演算部21が、情報抽出部14の末端に位置するエリア毎平均輝度レベル(APL)検出部19に接続されている。
ここで、ルックアップテーブル部22とは、後に詳述するが、指数演算部21が算出する指数に基づいてバックライト出力Pを決定するために使用される、入力と出力との対照表のことをいう。
また、エリアとは、前記ブロックのなかで、閾値演算部20が演算した閾値よりも、平均輝度レベル(APL)が高いブロック及び低いブロックの集合体を指す。
なお、ユーザーが好みに応じて前記閾値(前記構成においては、閾値演算部20が演算)を設定する場合(明るさ制御パラメータのユーザー設定)には、前記照度検出部13と閾値演算部20とは不要となり、別途、ユーザーが前記閾値を輝度比較部17に入力するための入力装置(入力手段、図示せず)を設けることができる。
次に本実施の形態の表示装置1における画面輝度制御について説明する。
図2(a)、図3、図4は、この順で本実施の形態の画面輝度制御の流れ(ステップ1〜9)を示す。
以下、図2(a)に基づいてステップ1〜3を説明する。
(ステップ1)
ステップ1は、周囲照度を計測し、第1の閾値及び第2の閾値を決定するステップである。ここで、閾値とは、入力された映像信号の中で、輝度の高い映像信号と、輝度の低い映像信号とを区分するときの、境界となる値である。詳しくは、第1の閾値(LW0)のとは、映像信号の中で、輝度の高い映像信号を区分するときの閾値であり、一方の第2の閾値(LB0)は、映像信号の中で、輝度の低い映像信号を区分するときの閾値である。そして、第1の閾値は、入力された映像信号のなかから、最大輝度と最小輝度との中央値よりも高輝度側で設定される。また、第2の閾値は、入力された映像信号のなかから、最大輝度と最小輝度との中央値よりも低輝度側で設定される。
ステップ1では、図1に示す照度検出部13に備えられた照度センサが周囲光の照度を計測し、その計測結果に基づいて、閾値演算部20が、第1の閾値(LW0)のと第2の閾値(LB0)とを決定する。計測する照度は、画面照度が望ましい。
前記第1の閾値(LW0)と第2の閾値(LB0)との決定は、例えば下記のような演算式を用いて行うことができる。
すなわち、
W0=a((5.62Ys0.31+b−1.65)/23)3.23
B0=a((5.62Ys0.31+b−1.65)/23)3.23
に基づいて第1の閾値LW0と第2の閾値LBOとを決定することができる。
ここで、
a(APL(Average Picture Level:平均輝度レベル)と輝度との相関を表す係数):APLがy%のときの輝度をxcd/mとするとy=axとなるa
及びb(閾値の調整を行う変数):65≦b≦80、20≦b≦35
Ys(順応輝度):周囲照度(cd/m
である。
これらの式は、いわゆるHaubnerの式、
L=23Y0.31−5.62Ys0.31+1.65
を参考に導かれたものである。ここで、
L:明るさ感覚
Y:対象物輝度(cd/m
Ys:順応輝度(cd/m
を示す。
なお、前記第1の閾値(LW0)と第2の閾値(LB0)とを、ユーザーが好みに応じて事前に設定するように(明るさ制御パラメータのユーザー設定)、ステップ1を構成することも可能である。この場合、第1の閾値(LW0)と第2の閾値(LB0)とは、周囲照度に対して明るさ感が同じになるように選べば良く、一般的には周囲照度が高いほど、第1の閾値(LW0)及び第2の閾値(LB0)を大きくすればよい。
(ステップ2)
ステップ2は、画面をブロックに分割して、各ブロック毎にその平均輝度レベル(APL:Average Picture Level)を算出するステップである。ブロックとは、表示部を構成する画素の集合体であって、図2(b)に示すように、表示部2の画面をX方向とY方向とに分割することによってできる各々の領域を指す。
ステップ2では、図1に示す分割回路部15で、入力映像信号(画像情報)が、前記ブロック毎の信号に分割される。なお、この入力映像信号の分割は、信号の各フレーム毎に行われる。そして、ブロック毎平均輝度レベル(APL)検出部16で、前記ブロック毎の入力映像信号の平均輝度レベル(APL)が計算される。
本実施の形態の表示装置1では、図2(b)に示すように、X方向、及びY方向ともに5列に分割することによって、画面を25個のブロックに分割している。なお、図2(b)に記載された数値は、各ブロック毎の平均輝度レベル(APL)を示す。
なお、入力映像信号の輝度は、規格化して扱うことが好ましく、本実施の形態では、輝度の最大値を100として、規格化している。これに対応して、ステップ1で決定される第1の閾値(LW0)と第2の閾値(LB0)とも、その最大値を100としている。
(ステップ3)
ステップ3は、輝度の高いブロックと、輝度の低いブロックとを抽出するステップである。
具体的には、図1に示す輝度比較部17が前記各ブロックの平均輝度レベル(APL)と、前記第1の閾値(LW0)と第2の閾値(LB0)とを比較して、平均輝度レベル(APL)が前記第1の閾値(LW0)以上のブロック(輝度の高いブロック:白領域)と平均輝度レベル(APL)が前記第2の閾値(LB0)以下のブロック(輝度の低いブロック:黒領域)とを抽出する。
ここで、前記第1の閾値(LW0)と第2の閾値(LB0)とを閾値演算部20が決定する場合には(ユーザーが設定するの場合ではない)、ステップ1とステップ2とは、同時並行で進行する。すなわち、前記照度検出部13の照度センサがリアルタイムで周囲光の照度を計測し、その都度第1の閾値(LW0)と第2の閾値(LB0)とを決定する。そして、閾値演算部20から前記輝度比較部17に第1の閾値(LW0)と第2の閾値(LB0)とがリアルタイムに伝達され、これを基に輝度の高いブロックと低いブロックとが抽出される。
一方、前記第1の閾値(LW0)と第2の閾値(LB0)とをユーザーが設定する場合には、ユーザーが別途設けられた入力装置(入力手段、図示せず)から入力した値が、輝度比較部17に伝達される。
図2(c)は、本実施の形態における表示装置1において、各ブロック(25個のブロック)が、輝度の高いブロック(白領域)に属するのか、あるいは輝度の低いブロック(黒領域)に属するのかを示している。ここでは、第1の閾値(LW0)=80、第2の閾値(LB0)=20とした。そして、黒地のブロックが、前記黒領域のブロックを示し、白地のブロックが、前記白領域のブロックを示す。灰色地のブロックは、前記いずれの領域にも属さないブロックを示す。
次に、図3に基づいてステップ4〜6を説明する。
(ステップ4)
ステップ4は、ステップ3で抽出された白領域及び黒領域の面積を求めるステップである。この面積は、表示部2における表示面積を意味し、ここでは、前記ブロックの数で面積を表す。Aは白領域の面積(ブロック数)を示し、Aは黒領域の面積(ブロック数)を示す。
具体的には、図1に示す面積演算部18が、前記両領域のブロック数を求める。
本実施の形態における表示装置1では、図2(c)に示すように、白領域の面積(A)は5ブロックであり、黒領域の面積(A)は7ブロックである。
(ステップ5)
ステップ5は、前記白領域に属するブロックの平均輝度レベル(APL)、及び前記黒領域に属するブロックの平均輝度レベル(APL)を求めるステップである。ここで、各々の領域に属するブロックをまとめて、エリアとする。すなわち、白領域に属するブロックの全てを指して、白領域エリアとし、黒領域に属するブロックの全てを指して、黒領域エリアとする。
ステップ5では、図1に示すエリア毎平均輝度レベル(APL)検出部19が、前記白領域と黒領域との平均輝度レベル(APL)を算出する。
本実施の形態における表示装置1では、白領域の平均輝度レベル(APL)(LWa)は88となり、黒領域の平均輝度レベル(APL)(LBa)は10となる。
これは、白領域に属する5ブロックの輝度(80、80、90、90、100)の平均値、及び黒領域に属する7ブロックの輝度(10、10、10、10、10、20、20)の平均値である。
すなわち、
Wa=(80×2+90×2+100)/5=88
Ba=(10×5+20)/7=10
となる。
(ステップ6)
ステップ6は、前記白領域の平均輝度レベル(APL)(LWa)と第1の閾値(LW0)との差(白領域の閾値との差:ΔL)、及び前記黒領域の平均輝度レベル(APL)(LBa)と第2の閾値(LB0)との差(黒領域の閾値との差:ΔL)を算出するステップである。ここで、閾値との差(ΔL及びΔL)は、その絶対値を求めることによって、正の数とする。
具体的には、図1に示す指数演算部21が、前記エリア毎平均輝度レベル(APL)検出部19から伝達されたデータに基づいて前記閾値との差(ΔL及びΔL)を演算する。
本実施の形態における表示装置1では、前記白領域の平均輝度レベル(APL)(LWa)=88、第1の閾値(LW0)=80であるため、白領域の閾値との差(ΔL)は8となる。
また、前記黒領域の平均輝度レベル(APL)(LBa)=10、第2の閾値(LB0)=20であるため、黒領域の閾値との差(ΔL)は、−10の絶対値である10となる。
すなわち、
ΔLw=LWa−LW0、ΔL=−(LBa−LB0)、
ΔLw=88−80=8、ΔL=−(10−20)=10
となる。
次に、図4に基づいてステップ7〜9を説明する。
(ステップ7)
ステップ7は、白領域の面積(A)、黒領域の面積(A)、白領域の閾値との差(ΔL)及び黒領域の閾値との差(ΔL)を規格化して、AWN、ABN、ΔLWN及びΔLBNを算出するステップである。この規格化は、以後の計算を容易にすることを目的として行われるものである。
具体的には、図1に示す指数演算部21が、A、A、ΔL及びΔLを、10迄の値で最も簡単な数に規格化することによって、AWN、ABN、ΔLWN及びΔLBNを算出する。
本実施の形態における表示装置1では、白領域の面積(A)=5、黒領域の面積(A)=7、白領域の閾値との差(ΔL)=8及び黒領域の閾値との差(ΔL)=10が規格化されて、AWN=2、ABN=3、ΔLWN=4及びΔLBN=5となる。
(ステップ8)
ステップ8は、ステップ7で求められたAWN、ABN、ΔLWN及びΔLBNに基づいて、指数演算部21が、第1の指数としての白スコア(S)及び第2の指数としての黒スコア(S)を算出するステップである。
この白スコア(S)とは、輝度の高い映像信号に対して、表示装置1の看者(ユーザー)が受ける心理量、すなわち、看者(ユーザー)が実際に感じた主観量を代表する値である。
同様に、黒スコア(S)とは、輝度の低い映像信号に対して、表示装置1の看者(ユーザー)が受ける心理量、すなわち、看者(ユーザー)が実際に感じた主観量を代表する値である。
そして、白スコア(S)及び黒スコア(S)は、光源制御部12による光源3の輝度制御の内容を決める指数となる。
白スコア(S)の算出式は、例えば下記の式を用いることができる。
すなわち、S=α×(ΔLWN×(AWNによって、白スコア(S)を求めることができる。なお、黒スコア(S)も、同様にして求めることができる。すなわち、(ΔLWN及び(AWNから白スコア(S)を算出するのと同様にして、(ΔLBN及び(ABNから黒スコア(S)を算出することができる。
以下、前記式の意味を説明する。
白スコア(S)は(ΔLWNと(AWNとに比例すると考えられる。その理由は、1)心理量が刺激の強さのべき関数(n乗及びm乗)に比例すると考えられる点(Stevensの法則など)と、2)その刺激が画面に表示される明るさである場合には、刺激の要素は、明るさ(ΔLWN)及び面積(AWN)であると考えられる点とである。
ここで、前記べき関数のn及びmは、照明環境、表示装置特性、ユーザーの視覚特性等によって変動するものであるため、ユーザーが設定変更できるように設計されていることが好ましい。具体的なm、nの値は、特に限定されるものではないが、例えば、0<m<1、0<n<1が好ましく、0.1≦m≦0.5、0.1≦n≦0.5がより好ましい。
本実施の形態の表示装置1では、代表的な値として、n=0.33(Stevensの法則による)、m=0.16とした。
また、αの値は、白スコア(S)及び黒スコア(S)が0〜10の値に規格化されるように設定されていることが好ましい。
本実施の形態の表示装置1では、S=α×(ΔLWN×(AWNで、0<n<1、0<m<1において、白スコア(S)の最大値が10になるように、αの値を決定した。すなわち、ΔLWN=AWN=10のとき、S=10になるようにα=3.236とした。(α=10/(100.33×100.16)=3.236(n=0.33、m=0.16の場合))
したがって、本実施の形態の表示装置1では、
=3.236×(ΔLWN0.33×(AWN0.16
=3.236×(ΔLBN0.33×(ABN0.16
となる。
よって、ΔLWN=4、AWN=2のとき、
=3.236×(4)0.33×(2)0.16≒5.7となり、
ΔLBN=5、ABN=3のとき、
=3.236×(5)0.33×(3)0.16≒6.6となる。
すなわち、白スコア(S)=5.7、黒スコア(S)=6.6となる。
また、図5は、前記式、S=3.236×(ΔLWN0.33×(AWN0.16に基づくΔLWN及びAWNと白スコア(S)との関係を示すグラフである。
(ステップ9)
ステップ9は、ステップ8で求めた白スコア(S)と黒スコア(S)とに基づいて、ルックアップテーブルを参照しながら、バックライト出力(P)を制御(輝度調整)するステップである。ルックアップテーブル(LUT:Look Up Table)とは、指数演算部21が算出する指数に基づいてバックライト出力Pを決定するために使用される、入力と出力との対照表のことをいう。
具体的には、まず図1に示す指数演算部21で算出された白スコア(S)と黒スコア(S)とがルックアップテーブル部22に伝達される。そして、ルックアップテーブル部22は、伝達された白スコア(S)と黒スコア(S)とを、ルックアップテーブル部22にあらかじめ備えられたルックアックテーブルにあてはめて、バックライト出力Pを決定する。
そして、前記バックライト出力Pは、ルックアップテーブル部22から、光源出力制御部23に伝達され、それに応じて光源出力制御部23が光源3を制御する。
本実施の形態の表示装置1のルックアップテーブルを図6に示す。
このルックアップテーブルによれば、例えば、白スコア(S)=4、黒スコア(S)=6のときのバックライト出力Pは80%となる。
ここで、従来の光源制御方法(画面全体の平均輝度レベル(APL)を基に光源を制御する方法)との差異を述べる。
従来の光源制御方法では、例えば白スコア(S)と黒スコア(S)との値が近い場合、具体的には、1)白スコア(S)=0〜3で黒スコア(S)=0〜3の場合や、2)白スコア(S)=4〜7で黒スコア(S)=4〜7の場合や、3)白スコア(S)=8〜10で黒スコア(S)=8〜10の場合には、いずれも平均輝度レベル(APL)が50%程度と認識されて、同様なバックライト輝度制御が行われる可能性があり、きめ細かなバックライトの輝度制御を行うことが困難であった。
これは、前記1)、2)、3)の場合では、画面全体の平均輝度レベル(APL)が、ほぼ同じ値になるためである。すなわち、白スコア(S)と黒スコア(S)との値が近い場合には、互いに相殺されて、特徴が打ち消される。
これに対して、本実施の形態の表示装置1では、前記1)の場合には、バックライト出力Pは70%、2)の場合には80%、3)の場合には100%となり、各々の場合に応じたバックライトの輝度制御を行うことができる。
これによって、1)の場合、すなわち白(明)表示にも黒(暗)表示にも特徴が少ない場合には、バックライト出力が抑えられ、消費電力が削減される。一方、3)の場合、すなわち黒(暗)表示が多い中に、白(明)表示も同程度共存する場合には、白(明)表示の輝き感などを表現することが可能となる。
さらに、白スコア(S)=8〜10で黒スコア(S)=0〜3の場合(黒(暗)表示が少なく、白(明)表示が大半を占める場合)には、バックライト出力Pを50%として、眩しさを低減しながら白(明)表示をすることができる。一方、白スコア(S)=0〜3で黒スコア(S)=8〜10の場合(白(明)表示が少なく、黒(暗)表示が大半を占める場合)には、バックライト出力Pを50%として、黒浮きを低減することができる。
また、白スコア(S)=4〜7で黒スコア(S)=8〜10の場合(黒(暗)表示が大半を占めるなかで、一部白(明)表示がある場合)には、バックライト出力Pを75%として、黒浮きを低減しながら、白(明)表示の輝き感を表現することができる。
以上のように、白スコア(S)と黒スコア(S)との2つのパラメータを用い、これらの対比、組合せで輝度制御を行うことによって、人間の視覚特性に応じたよりきめ細かな輝度制御が可能となる。また、従来、液晶ディスプレイなどの表示装置で問題となっていた、高輝度映像での眩しさによる視覚負担と低輝度映像での黒浮きを低減し、かつ、ピーク輝度特性を確保して輝き感を維持することができる。また、適宜バックライトの輝度制御が行われるので、低消費電力化が可能となる。
なお、本実施の形態の表示装置1では、前記表示部2の構成は、特には限定されず、例えば、背面照射型の表示装置、例えば液晶パネルなどを用いることができる。
また、本実施の形態の表示装置1では、前記光源3の構成は、特には限定されず、例えば、液晶パネルの背面に備えられる蛍光管バックライトやELバックライトなどを用いることができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
表示の輝度調整ができ、蛍光管バックライトやELバックライトを備えた例えば液晶表示装置等の表示装置に適用できる。
本発明の実施形態を示すものであり、表示装置の構成を示すブロック図である。 (a)は上記表示装置の入力映像信号の処理の流れを示すフロー図であり、(b)は上記表示装置の表示部のブロック毎の平均輝度レベル(APL)分布を示す図であり、(c)は上記表示装置の表示部の白領域及び黒領域を示す図である。 上記入力映像信号の処理の流れを示すものであり、図2(a)に続くフロー図である。 上記入力映像信号の処理の流れを示すものであり、図3に続くフロー図である。 ΔLWN及びAWNと白スコア(S)との関係を示すグラフである。 上記表示装置における、バックライト出力を決定するためのルックアップテーブルの例を示す図である。 従来技術を示すものであり、画像装置の要部構成を示す構成図である。 従来技術を示すものであり、液晶表示装置のバックライト制御部の制御特性を示す説明図である。
符号の説明
1 表示装置
2 表示部
3 光源
10 制御部
11 表示制御部
12 光源制御部(光源制御手段)
13 照度検出部(周囲照度検出手段)
14 情報抽出部(情報抽出手段)
15 分割回路部
16 ブロック毎平均輝度レベル(APL)検出部
17 輝度比較部
18 面積演算部
19 エリア毎平均輝度レベル(APL)検出部
20 閾値演算部(閾値設定手段)
21 指数演算部(指数演算手段)
22 ルックアップテーブル部
23 光源出力制御部

Claims (6)

  1. 表示部と、該表示部を照射する光源とを備えた表示装置において、
    上記表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも高輝度側で設定された第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報を抽出するとともに、上記表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも低輝度側で設定された第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報と、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報とに基づいて、前記光源の輝度出力を調整する光源制御手段とが設けられていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示部の周囲の照度を検出する周囲照度検出手段と、
    前記周囲照度検出手段によって検出された周囲照度に基づいて、前記第1の閾値及び前記第2の閾値を設定する閾値設定手段とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記光源の輝度出力を調整するために、前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報である画素の面積と該画素の平均輝度レベル(APL:Average Picture Level)とから光源出力を定めるための第1の指数を求め、かつ、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報である画素の面積と該画素の平均輝度レベル(APL)とから光源出力を定めるための第2の指数を求める指数演算手段が設けられているとともに、
    前記光源制御手段は、前記第1の指数及び第2の指数の組合せによって、前記光源出力の輝度を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記光源の輝度出力を調整するために、前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報である画素の面積、及び該画素の平均輝度レベル(APL)と第1の閾値との差から光源出力を定めるための第1の指数を求め、かつ、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報である画素の面積、及び第2の閾値と該画素の平均輝度レベル(APL)との差から光源出力を定めるための第2の指数を求める指数演算手段が設けられているとともに、
    前記光源制御手段は、前記第の指数1及び第2の指数の組合せによって、前記光源の輝度出力を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  5. 前記第1の閾値と前記第2の閾値とを設定入力する入力手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  6. 表示装置の光源の輝度出力を調整することによって、表示装置の画面の輝度を制御する画面輝度制御方法において、
    上記表示装置の表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも高輝度側で設定された第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報を抽出するとともに、上記表示装置の表示部の全画素の映像信号のなかから、前記表示部で表示可能な最大輝度と最小輝度との中央値よりも低輝度側で設定された第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報を抽出する第1ステップと、
    前記第1の閾値よりも高い輝度を有する画素の輝度情報と、前記第2の閾値よりも低い輝度を有する画素の輝度情報とに基づいて、前記光源の輝度出力を調整する第2ステップとを有することを特徴とする画面輝度制御方法。
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