JP2008014390A - 集積形流体制御装置 - Google Patents

集積形流体制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008014390A
JP2008014390A JP2006185670A JP2006185670A JP2008014390A JP 2008014390 A JP2008014390 A JP 2008014390A JP 2006185670 A JP2006185670 A JP 2006185670A JP 2006185670 A JP2006185670 A JP 2006185670A JP 2008014390 A JP2008014390 A JP 2008014390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid control
process gas
flow path
control device
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006185670A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Matsuoka
亨 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2006185670A priority Critical patent/JP2008014390A/ja
Priority to KR1020070066877A priority patent/KR20080004383A/ko
Publication of JP2008014390A publication Critical patent/JP2008014390A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K11/00Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
    • F16K11/10Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with two or more closure members not moving as a unit
    • F16K11/20Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with two or more closure members not moving as a unit operated by separate actuating members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K27/00Construction of housing; Use of materials therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K49/00Means in or on valves for heating or cooling
    • F16K49/002Electric heating means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Drying Of Semiconductors (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Abstract

【課題】 コンパクトでかつ複雑な配線を必要とせず、また必要な部分のみ確実に加熱できるようにする。
【解決手段】 質量流量制御手段Mとそこにプロセスガスを流入する流入制御手段S、A1とプロセスガスを流出する流出制御手段A2、A3を含む第1の流体制御機器と、隣接する流体制御機器を連通させる流路を有する複数の流路ブロックV1〜V6とを有する複数列のプロセスガスラインL1〜L3をベースプレートD上に設置した集積形流体制御装置1において、
プロセスガスラインL1〜L3を構成する第1の流体制御機器M、S、A1〜A3は、加熱手段を介してベースプレートD上に設置されるとともに、
この加熱手段は、ベースプレートD上に設置された単一のシート状ヒータHと、その熱を流路ブロック又は質量流量制御手段に伝達する伝熱ブロックX1、X2を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ガス供給、特に半導体製造用ガスの供給に用いられる集積形流体制御装置に関する。
半導体製造装置に用いられるプロセスガスには、常温常圧で気体状態のものに限らず、例えば、ジクロルシラン、六フッ化タングステン、三フッ化塩素等の常温常圧では、液化しやすいガス材料も多く使用されている。このような液化しやすいガスを半導体製造装置に供給する過程で液化が生じると、レギュレータでの圧力制御やマスフローコントローラで質量流量制御を正確に行うことができず、不良率が増加してしまう。そこで、液化しやすいガス材料を供給する集積形流体制御装置においては、従来からガス供給ラインに加熱手段(ヒータ等)を設けて、ガス材料を気化温度以上に加熱保温することが行われている。
また、常温常圧では液化しやすいガス材料の中には、その沸点が高いものがあり、例えば、エッチングに使用される臭化水素は沸点が67℃である。従って、臭化水素のような高沸点ガスを液化させることなく供給するためには、集積形流体制御装置を80℃前後にまで加熱する必要がある。
集積形流体制御装置に加熱手段を設けることは、例えば特許文献1〜3に記載されている。特許文献1には、小型化した集積ユニットでも、ラインユニット間のピッチを変える必要が無く、無駄な放熱がなく安定した加熱を行うことができるようにするために、流通ラインプロセスユニットのなかの各種の流体制御機器を流路ブロックを介して流路方向に接続し、これら流路ブロックの流路方向に凹溝を設け、凹溝内にヒータを装着した集積流体制御装置が記載されている。
また、特許文献2には、コンパクトでかつ温度の制御性が良い集積弁を得るために、複数の集積ユニットがベースブロック上に並べて固定され、そのベースブロックに断続的に形成された流路によって、被制御流体が各集積ユニットを流れる流体制御ラインを構成するものであって、集積ユニットとベースブロックとの間に流体を加熱保温するためのヒータを介在させた集積弁が記載されている。
更に、特許文献3には、ガス供給装置の設置間隔を短くして、コンパクトな集積弁とするために、表面に複数のガス供給装置を取り付けた取付板の裏面に取付板加温部材を密着させて固定し、取付板加温部材が発生する熱が取付板に直接伝達されるようにするようにした集積弁が記載されている。
特開2000−230670号公報(図1、図7) 特開2000−170955号公報(図1) 特開2003−65462号公報(図2)
特許文献1に開示の技術によると、流路ブロックの流路方向に凹溝を設け、その凹溝内にヒータを装着しているので、流路ブロックをベースプレートに取り付けるボルト穴やマスフローコントローラ等の流体制御機器を取り付けるねじ穴を凹溝に干渉しないように配置しなければならず、流路ブロックが大型化し、結果として集積流体制御装置が大型化するという課題がある。
また、特許文献2に開示の技術によると、集積ユニットとベースブロックとの間に集積ユニットごとにヒータを介在させているので、個々の温度制御が可能であるという利点を有するものの、ヒータ用の配線や温度制御機器等を複雑に配置しなければならないといった課題がある。
また、特許文献3に開示の技術によると、取付板は均一に加熱することができるものの、ガス供給装置は、複数の流路ブロックの上に配置されているために、取付板から伝わる熱は流路ブロックを経由することとなる。従って、本来効率よく加熱されるべきガス供給装置の流路が、効率よく加熱することができないという課題がある。
特許文献1乃至3に共通した課題として、ガス供給装置を構成する流体制御機器は、制御回路やセンサ部あるいは駆動部を備えているので、これらが例えば、60℃以上の温度にまで加熱されると、機器の寿命が極端に短くなる、あるいは、突然の故障を起こしたりする原因となることがある。
更に、集積流体制御装置には、メンテナンスや将来のガスラインの増設を考慮して、流路ブロックと開閉弁のみを配置させ、それ以外の流体制御機器を具備しないガス供給ライン(予備ライン)を設けることがある。この予備ラインの途中には、伝熱されるべき流体制御機器が存在しない箇所があるために、その個所の放熱が不充分で、一部が過熱され、ヒータの断線等が懸念される。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、コンパクトなヒータ内蔵型集積形流体制御装置であって、複雑な配線が不要で、且つヒータの熱を効率よく流体制御機器に伝達することができる集積形流体制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の集積形流体制御装置は、質量流量制御手段とそこにプロセスガスを流入させる流入制御手段と質量流量制御手段からプロセスガスを流出させる流出制御手段を含む第1の流体制御機器と、隣接する前記制御手段を連通させる流路を有する複数の流路ブロックとを有する複数列のプロセスガスラインをベースプレート上に設置した集積形流体制御装置において、
前記第1の流体制御機器及び前記流路ブロックは、加熱手段を介して前記ベースプレート上に設置されるとともに、
前記加熱手段は、前記ベースプレート上に設置された単一のシート状ヒータと、その熱を前記流路ブロック又は前記質量流量制御手段に伝達する伝熱ブロックを有することを特徴とする。
本発明において、前記ベースプレート上に、前記プロセスガスラインと並列に、プロセスガスを流入する流入制御手段とプロセスガスを流出させる流出制御手段を含む第2の流体制御機器と、隣接する前記制御手段を連通させる流路を有する複数の流路ブロックとを有する予備ラインを加熱手段を介して設置することができる。
本発明において、前記プロセスガスラインと前記予備ラインにパージガスを導入するパージラインが付設されるとともに、前記各流路ブロックは、断面略T字形状のブロックであることが好ましい。
本発明において、前記伝熱ブロックは、前記質量流量制御手段とそれに連通する流路ブロックと前記ヒータで囲まれた領域及び前記流路ブロックと前記ヒータで囲まれた領域に設置されていることが好ましい。
本発明において、前記伝熱ブロックの少なくともひとつは、表面の一部が保温部材で被覆されていることが好ましい。
本発明によれば、ベースプレート上にシート状ヒータを設置するとともに、ヒータと質量流量制御手段及びヒータと流路ブロックとの間には伝熱ブロックを配置するので、コンパクトな装置とすることができるとともに、ヒータの熱を効率良くガスラインを構成する制御機器に伝熱することができる。しかも加熱手段として単一のシート状ヒータを使用するので、被加熱部が共通のヒータをもつことになり、接続端子が一箇所で済み、配線を簡素化することができる。
すなわち、本発明の集積形流体制御装置を使用すると、ガス流路内はガスが液化しない温度に維持され、しかも、流体制御機器の過熱が防止されるので、特に80℃前後にまで加熱を必要とする集積形流体制御装置にも有効に適用することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる集積形流体制御装置の配管系統図、図2は、本発明の集積形流体制御装置を示す平面図、図3は、図2をA方向から見た矢視図、図4はヒータの平面図、図5は流路ブロックを示し、(a)は平面図、(b)は(a)をB方向から見た矢視図、(c)は(a)をC方向から見た矢視図、図6は伝熱ブロックの側面図である。
図1に示す集積形流体制御装置1は、矢印方向に独立してプロセスガスが流動可能な複数列(3ライン)のプロセスガスラインL(L1、L2およびL3)と、ガスラインの増設が必要な場合あるいはガスラインの保守点検時にプロセスガスを流動可能とするために、プロセスガスラインLと並列に設けられた予備のプロセスガスライン(以下単に予備ラインという)Y1、Y2を有する。また各プロセスガスラインのガス流入側にこれらを横切るように不活性ガスを導入するパージラインP1、P2が設置されている。プロセスガスラインL1は、ガスの流動方向に沿って、手動三方開閉弁S、空圧遮断弁A1、マスフローコントローラM、空圧遮断弁A2、空圧三方弁A3を有し、他のプロセスガスラインL2、L3もこれと同様の構造を有する。また予備ラインY1は、ガスの流動方向に沿って、手動三方開閉弁S、空圧遮断弁A1、空圧遮断弁A2、空圧三方弁A3を有し、他の予備ラインY2もこれと同様の構造を有する。
上記のプロセスガスラインL、予備ラインY1、Y2及びパージラインP1、P2は、ベースプレート上にヒータを含む加熱手段(いずれも図示を省略)を介して設置されており、その詳細は後述する。
図1に示す集積形流体制御装置1において、プロセスガスラインL1を使用する場合、次の手順により半導体製造装置にプロセスガスの供給を行うことができる。プロセスガスの供給開始前に、窒素等の不活性ガスを各プロセスガスラインL1に導入し、管路内をパージする。具体的には、パージラインP2から導入した不活性ガスは、手動ニ方弁S‘及び手動三方開閉弁Sを開弁することによって、例えば、プロセスガスラインL1へ導入し、同時に空圧遮断弁A1、マスフローコントローラM、空圧遮断弁A2、空圧三方弁A3をそれぞれ開放することによって、パージラインP1へ排出される。
十分なパージが行われた後、各機器を操作してプロセスガスを導入する。すなわち、手動三方開閉弁S、及び空圧三方弁A3を閉じることによって、プロセスガスラインL1とパージラインP1、P2とは遮断され、同時に空圧遮断弁A1、空圧遮断弁A2を開弁することによって、紙面右側から流入したプロセスガスを紙面左側に流出させる。このとき、マスフローコントローラMは流量センサと制御弁を内蔵しているので、流量センサでプロセスガスの質量流量を測定し、その測定値に基づいて制御弁の開度を制御することによって、所定流量のプロセスガスを流出させる。
最後に、再び手動三方開閉弁Sを開弁することによって、パージラインP2より不活性ガスをプロセスガスラインL1へ導入し、同時に空圧遮断弁A1と空圧三方弁A3をそれぞれ開放することによって、パージラインP1へ排出することで、別の種類のプロセスガスを使用することが可能となる。
他のプロセスガスラインL2、L3を使用する場合も、上記と同様の手順で半導体製造装置にプロセスガスの供給を行うことができる。
図1に示す集積形流体制御装置1の各部の構成を図2〜6により説明する。プロセスガスラインL1(L2及びL3も同様)は、図2及び図3を参照すると、ガスの流動方向に沿って設置された複数の流体制御機器、例えば手動三方開閉弁S、空圧遮断弁A1、マスフローコントローラM、空圧遮断弁A2、空圧三方弁A3と、隣接する流体制御機器を連通させる流路(図示を省略)を有する断面略T字型の横流路ブロックV(V2、V3、V4、V5)と、プロセスガス発生源(図示を省略)と接続される流入継手ブロックV1と、半導体製造チャンバ(図示を省略)と接続される流出継手ブロックV6とからなる。図2及び図3において、流入継手ブロックV1及び流出継手ブロックV6は、袋ナットで封止された形態で示されている。
予備ラインY1及びY2は、プロセスガスラインの増設が必要となった場合や、プロセスガスラインL1〜L3のメンテナンスを行う場合に、マスフローコントローラのみを取り付ければプロセスガスラインを構築できるように構成されている。したがって予備ラインY1及びY2は、流体制御機器のうちマスフローコントローラMを除いた流体制御機器を有するとともに、そのラインにプロセスガスが導入される時にマスフローコントローラMと接続される流路をフランジFで封止した形態としている。
また、図3に示すように、プロセスガスラインL1〜L3に設けられた手動三方開閉弁S及び空圧三方弁A3の下方には、各々の弁と連通するとともに、各プロセスガスラインL1〜L3を横切るパージラインP1を形成するために、紙面に垂直な方向に連通する流路を有する逆T型形状の縦流路ブロックT1、T2が設けられている。このようにT字形の横流路ブロックVと逆T字形の縦流路ブロックT1、T2と組み合わせることによって、縦横に連通する流路を有する集積形流体制御装置のコンパクト化を図ることができる。
ベースプレートDには、上記のプロセスガスラインL1、L2、L3及び予備ラインY1、Y2を加熱する加熱手段が設置され、この加熱手段は平面から見て各ガスラインを構成する流体制御機器に対応する形状を有するヒータHとそこで発生した熱を各制御機器に伝達するための伝熱ブロックX1、X2、X3を有する。ヒータHとしては、例えば、シリコーンゴム等の絶縁体からなるシートの内部に、ニクロム線又はニクロム箔などの発熱体が埋め込まれたシート状ヒータを使用することができる。このヒータHは、図4に示すように、ベースプレートDのほぼ全域をカバーし得る大きさを有するとともに、ベースプレートDに横流路ブロックを固定するためのボルトとの干渉を防止するために、ガスが流動しない部分に対応する部分に、凹凸部H2又はヌスミ部H3を設けた形状を有する。このヒータHは、電源に接続されるヒータ端子H1が一箇所のみに設けられているので、複雑な配線作業が不要となる。さらにヒータHは、広い表面積をもち、ヒータ容量が大きいので、少ない入力電力で80度前後にまで短時間に昇温することができる。
加熱手段は、ヒータHと制御機器との熱伝導を効率よく行うために、伝熱ブロックX1、X2及びX3を有する(図3参照)。伝熱ブロックX1、X2及びX3は各々、横流路ブロックV2、V3及びヒータHで囲まれた領域と、マスフローコントローラM、横流路ブロックV3、V4及びヒータHで囲まれた領域と、横流路ブロックV4、V5及びヒータHで囲まれた領域に設けられている。
横流路ブロックVには、上面にベースプレートDと締結するためのボルト穴V13と、このブロックの上面に設ける流体制御機器を締結するためのねじ部と、流体制御機器と連通するガス流路V12と、流体制御機器の定位置を決める位置決め穴V15が設けられている{図5(a)参照}。また、ヒータHをベースプレートDと横流路ブロックVとで挟持するために、横流路ブロックVには、底面に凹部V11が設けられている{図5(b)参照}。また、流入継手ブロックV1、及び流出継手ブロックV6においても同様に底面に凹部を設けることができる。
さらに、予備ラインY1、Y2においても、マスフローコントローラが設置される部分には伝熱ブロックX21が設置されている(図2参照)。この伝熱ブロックX21は、図6に示すように、両端に段差が設けられたブロック状部材であり、表面の一部(上面)が保温部材X22で被覆されている。この伝熱ブロックX21をマスフローコントローラを具備しない予備ラインに設けることにより、ヒータHからの熱を適切に伝熱させるとともに、上面が保温部材X22で覆われているので、放熱が防止され、省エネルギーとなる。
上記の加熱手段を設けることによって、ヒータHからの熱は、伝熱ブロックを介して横流路ブロック及び縦流路ブロックに伝達され、ガスライン全体を加熱することができる。すなわち縦流路ブロックを設けない箇所に、断熱空間(空気)が形成されることがないので、ヒータからの熱を有効に流体制御装置に伝達することができる。特に、予備ラインY1、Y2においては、伝熱ブロックを経由して横流路ブロックへの熱伝導が行われるので、ヒータHの一部分のみが過熱されることがなく、断線等の故障を防止することができる。
本発明において、予備ラインを設けない場合は、それを除いた部分に加熱手段を設ければよい。
本発明の集積形流体制御装置の配管系統図である。 本発明の実施の形態に係わる集積形流体制御装置の平面図である。 図2をA方向から見た矢視図である。 ヒータの平面図である。 (a)は横流路ブロックの平面図、(b)は(a)をB方向から見た矢視図、(c)は(a)をc方向から見た矢視図である。 伝熱ブロックの側面図である。
符号の説明
A1、A2:空圧遮断弁、A3:空圧三方弁、S:手動三方開閉弁、M:マスフローコントローラ、D:ベースプレート、
H:ヒータ、H1:ヒータ端子、H2:凹凸部、H3:ヌスミ部
V1:流入継手ブロック、V、V2、V3、V4、V5:横流路ブロック、V6:流出継手ブロック、V11:凹部、V12:ガス流路、V13:ボルト穴、V14:ねじ部、V15:位置決め穴
T1、T2:縦流路ブロック
L、L1、L2、L3:プロセスガスライン
Y1、Y2:予備ライン
P1、P2:パージライン
X1、X2、X21:伝熱ブロック、X22:保温部材

Claims (5)

  1. 質量流量制御手段とそこにプロセスガスを流入させる流入制御手段と質量流量制御手段からプロセスガスを流出させる流出制御手段を含む第1の流体制御機器と、隣接する前記制御手段を連通させる流路を有する複数の流路ブロックとを有する複数列のプロセスガスラインをベースプレート上に設置した集積形流体制御装置において、
    前記第1の流体制御機器及び前記流路ブロックは、加熱手段を介して前記ベースプレート上に設置されるとともに、
    前記加熱手段は、前記ベースプレート上に設置された単一のシート状ヒータと、その熱を前記流路ブロック又は前記質量流量制御手段に伝達する伝熱ブロックを有することを特徴とする集積形流体制御装置。
  2. 前記ベースプレート上に、前記プロセスガスラインと並列に、プロセスガスを流入する流入制御手段とプロセスガスを流出させる流出制御手段を含む第2の流体制御機器と、隣接する前記制御手段を連通させる流路を有する複数の流路ブロックとを有する予備ラインが加熱手段を介して設置されることを特徴とする請求項1に記載の集積形流体制御装置。
  3. 前記プロセスガスラインと前記予備ラインにパージガスを導入するパージラインが付設されるとともに、前記各流路ブロックは、断面略T字形状のブロックであることを特徴とする請求項1又は2に記載の集積形流体制御装置。
  4. 前記伝熱ブロックは、前記質量流量制御手段とそれに連通する流路ブロックと前記ヒータで囲まれた領域及び/又は流路ブロックと前記ヒータで囲まれた領域に設置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の集積形流体制御装置。
  5. 前記伝熱ブロックの少なくともひとつは、表面の一部が保温部材で被覆されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の集積形流体制御装置。
JP2006185670A 2006-07-05 2006-07-05 集積形流体制御装置 Pending JP2008014390A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006185670A JP2008014390A (ja) 2006-07-05 2006-07-05 集積形流体制御装置
KR1020070066877A KR20080004383A (ko) 2006-07-05 2007-07-04 집적형 유체 제어 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006185670A JP2008014390A (ja) 2006-07-05 2006-07-05 集積形流体制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008014390A true JP2008014390A (ja) 2008-01-24

Family

ID=39071610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006185670A Pending JP2008014390A (ja) 2006-07-05 2006-07-05 集積形流体制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2008014390A (ja)
KR (1) KR20080004383A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101937833A (zh) * 2009-06-30 2011-01-05 Ckd株式会社 供气装置
KR101737117B1 (ko) * 2009-06-30 2017-05-17 시케이디 가부시키가이샤 가스 공급 유닛 및 가스 공급 장치
JP2018120786A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 トヨタ自動車株式会社 燃料電池
JP7340723B1 (ja) * 2022-03-09 2023-09-07 株式会社日立ハイテク プラズマ処理装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000230670A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Hitachi Metals Ltd ヒータ付き集積流体制御装置
JP2001280595A (ja) * 2000-03-29 2001-10-10 Air Water Inc 集積型ガス供給ユニット用モジュールブロック
JP2005322797A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Ckd Corp ガス供給集積ユニット
JP2006266275A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fujikin Inc 流体制御装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000230670A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Hitachi Metals Ltd ヒータ付き集積流体制御装置
JP2001280595A (ja) * 2000-03-29 2001-10-10 Air Water Inc 集積型ガス供給ユニット用モジュールブロック
JP2005322797A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Ckd Corp ガス供給集積ユニット
JP2006266275A (ja) * 2005-03-22 2006-10-05 Fujikin Inc 流体制御装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101937833A (zh) * 2009-06-30 2011-01-05 Ckd株式会社 供气装置
JP2011012723A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Ckd Corp ガス供給装置
CN101937833B (zh) * 2009-06-30 2014-10-08 Ckd株式会社 供气装置
KR101737117B1 (ko) * 2009-06-30 2017-05-17 시케이디 가부시키가이샤 가스 공급 유닛 및 가스 공급 장치
KR101755672B1 (ko) * 2009-06-30 2017-07-07 시케이디 가부시키가이샤 가스 공급 장치
JP2018120786A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 トヨタ自動車株式会社 燃料電池
JP7340723B1 (ja) * 2022-03-09 2023-09-07 株式会社日立ハイテク プラズマ処理装置
WO2023170822A1 (ja) * 2022-03-09 2023-09-14 株式会社日立ハイテク プラズマ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20080004383A (ko) 2008-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4753173B2 (ja) 流体制御装置
JP2008014390A (ja) 集積形流体制御装置
CN100440454C (zh) 气体供给集成单元
KR20100005114A (ko) 반도체장치의 시험장치 및 시험방법
JP2002062083A (ja) 温度制御装置
JP2007536542A (ja) マイクロ流体システム
US20110011564A1 (en) heat transfer device
US9869405B2 (en) Fluid control apparatus
JP2007003152A (ja) 冷却装置及びそれを備えた電子部品ハンドラ
US9337500B2 (en) Fuel cell with improved thermal management
KR101765148B1 (ko) 열전소자를 이용하는 발전시스템 및 그 운영방법
JP2016084917A (ja) 流体制御器用加熱装置および流体制御装置
CN107710866B (zh) 加热器装置及使用它的被加热体的加热方法
US20080047688A1 (en) Cooling System And Cooling Method For Cooling Components Of A Power Electronics
JP3745547B2 (ja) 集積弁
JP2014093245A (ja) バッテリユニット
JP5565962B2 (ja) ガス供給装置
JP5951979B2 (ja) 流体温度調整装置
JP2011102595A (ja) ゲートバルブ
JP2010053907A (ja) 流体供給系加熱装置
JP2000230670A (ja) ヒータ付き集積流体制御装置
JP3919208B2 (ja) プロセスガス供給ユニット
JP2006317403A (ja) バーンイン方法、バーンイン装置
WO2024116534A1 (ja) 流体制御装置及びヒータ
JP2007024192A (ja) 燃料供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090611

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120316