JP2008013421A - 平面表示装置用ガラススペーサー及びこれを用いたスペーサー - Google Patents

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Abstract

【課題】 平面表示装置用スペーサーの作製に好適な素材ガラスを提供することであり、より具体的には(1)表面に製膜しても、膜の導電性が長時間変化しない、(2)周辺材料と適合する熱膨張係数を有する、(3)高い寸法精度を有し、平面表示装置の製造工程における熱処理工程で破損や変形が起こらない、(4)機械的強度が高い、等の要求を満たす平面表示装置用スペーサーを作製することが可能な素材ガラスを提供することである。
【解決手段】 質量%でSiO2 25〜80%、RO(RはMg、Ca、Sr及び/又はBa) 20〜60%、R’2O(R’はLi、Na及び/又はK) 0〜8%、Fe23 0〜20%含有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は平面表示装置用ガラススペーサーに関し、特に電界放出表示装置(Field Emission Display、FED)のスペーサーとして好適な平面表示装置用ガラススペーサーに関するものである。
2枚の基板を一定の間隔で保持する方法として、ガラススペーサーを基板間に介在させる方法が知られている。この種の技術は、対向する2枚のガラス基板を一定の間隔で平行に保持する平面表示装置、例えばFEDを製造する際に特に重要である。FEDは、陰極線管(Cathode Ray Tube、CRT)で培われた技術を利用でき、また液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)やプラズマディスプレイ(Plasma Display Panel、PDP)よりも消費電力が少なくてすむため、次世代の平面表示装置として期待されている表示装置である。
FEDは、図1に示すように、電子ビームが照射されると発光する蛍光体7を有する前面板8と、電子を放出する素子5が多数形成された背面板3とを、ガラスフリットや紫外線硬化樹脂で気密封止した構造を有している。そして前面板8と背面板3とで形成される装置内部の空間は、電子の照射を可能にするために真空状態にされる。それゆえFEDでは、大気圧により前面板8と背面板3が接触してしまうことを防止する必要があり、その防止のために多数のスペーサー1を基板間に設けて間隔を保つことが行われている。
特開平7−144939号公報
平面表示装置に用いられるスペーサーには、一定の導電性を有することが求められる。即ち、スペーサー表面の導電性が高すぎると、前面板と背面板の間にかけられた電圧によりスペーサー表面に電流がリークする。よって電子放出素子−前面板(蛍光体)に所望の電圧をかけるのに余分な電圧をかける必要が生じるため消費電力が高くなる。ただしスペーサーの導電性が低すぎると、スペーサー表面が帯電した場合、その電荷が除去されにくくなる。よって真空中に放出された電子は、帯電したスペーサーによって軌道を曲げられ、所望の画素が光らなくなるといった問題が生じる。そのために一定の導電性を付与した膜がスペーサー表面に成膜されているものがある。ところが、ガラススペーサーに形成された膜の導電性が、時間の経過とともに変化してしまうという不具合がある。
またFEDの前面板や背面板には、通常ソーダ石灰ガラス或いはこれと同等の熱膨張係数を有する高歪点ガラスが使用されている。それゆえこれらの材料と適合する熱膨張係数を有することがスペーサーに求められている。
また平面表示装置用スペーサーには、前面板と背面板の間隔を一定に保つために高い寸法精度を有することや、表示装置の製造工程における熱処理で破損や変形が起きないことが求められる。スペーサーを寸法精度よく製造する方法が特許文献1に記載されている。この方法は、予め予備成形した素材ガラスを一定速度で加熱炉に供給して軟化可能な温度に加熱し、軟化した素材ガラスに引張力を与えて延伸成形するというものである。この方法によれば、素材ガラスの断面に相似する断面形状のスペーサーを精度良く作製することができる。また連続的に作製できるため、大量生産が可能である。ところが延伸成形で作製したガラススペーサーは、表示装置作製時の熱処理工程で破損しやすい。また設計通りの寸法精度が得られない場合もある。
さらに前述の通り、FEDは装置内部が真空であるため、前面板と背面板の間隔を保持するスペーサーには、この負荷がかかることになる。それゆえスペーサーには機械的強度が高いことが求められる。
本発明の目的は、平面表示装置用スペーサーの作製に好適な素材ガラスを提供することであり、より具体的には(1)表面に成膜しても、膜の導電性が長時間変化しない、(2)周辺材料と適合する熱膨張係数を有する、(3)高い寸法精度を有し、平面表示装置の製造工程における熱処理工程で破損や変形が起こらない、(4)機械的強度が高い、等の要求を満たす平面表示装置用スペーサーを作製することが可能な素材ガラスを提供することである。
また本発明の第二の目的は、上記(1)〜(4)の特性を満足するスペーサーを作製可能な平面表示装置用ガラススペーサーの製造方法を提供することである。
また本発明の第三の目的は、上記(1)〜(4)の特性を満足する平面表示装置用ガラススペーサーを提供することである。
本発明の平面表示装置スペーサー用ガラスは、質量%でSiO2 25〜80%、RO(RはMg、Ca、Sr及び/又はBa) 20〜60%、R’2O(R’はLi、Na及び/又はK) 0〜8%、Fe23 0〜20%含有することを特徴とする。
また本発明の平面表示装置スペーサー用ガラスは、SiO2及びROを含有し、SiO2の含有量が25%以上、ROの含有量が60%以下であるガラスからなり、温度350℃における体積抵抗率logρが10.0Ω・cm以上、アルカリ溶出量が1mg以下、熱膨張係数が50〜95×10-7/℃、液相温度が1200℃以下、歪点が550℃以上であることを特徴とする。
本発明の平面表示装置用ガラススペーサーの製造方法は、上記ガラスを延伸成形する工程と、延伸されたガラス成形体を切断する工程とを含むことを特徴とする。
本発明の平面表示装置用ガラススペーサーは、上記したガラスからなることを特徴とする。
また平面表示装置用ガラススペーサーは、上記方法により作製されてなることを特徴とする。
本発明のスペーサー用ガラスは、体積抵抗率が高く、アルカリ溶出が起こりにくく、適当な熱膨張係数を有し、また延伸成形性に優れ、しかも機械的強度の高いガラスである。具体的には温度350℃における体積抵抗率logρが10.0Ω・cm以上、アルカリ溶出量が1mg以下、熱膨張係数が50〜95×10-7/℃、液相温度が1200℃以下、歪点が550℃以上であり、またクラック発生率が低いという性質を有している。このためこのガラスを用いれば、(1)表面に導電膜を成膜しても、膜の導電性が長時間変化しない、(2)周辺材料と適合する熱膨張係数を有する、(3)高い寸法精度を有し、平面表示装置の製造工程における熱処理工程で破損や変形が起こらない、(4)機械的強度が高い、等の特性を有する平面表示装置用ガラススペーサーを作製することが可能である。
また本発明の製造方法によれば、素材ガラスの断面に相似する断面形状のスペーサーを精度良く作製することができる。また連続的に作製できるため、大量生産が可能であり、FED等のスペーサーの製造方法として適している。
また本発明のスペーサーは、上記性質を有するガラスからなるため、FED等のスペーサーとして好適である。また延伸成形によって作製される場合には、精度良く、しかも大量生産されることから、安価で且つ寸法精度に優れており、FED等のスペーサーとして好適に使用できる。
膜の導電性が変化する原因は、ガラスからアルカリ成分が溶出することが原因である。アルカリ成分の溶出が多いと膜中にアルカリ成分が拡散し、膜の抵抗値を変化させるのでアルカリ溶出量は1mg以下、0.5mg以下、0.3mg以下、0.1mg以下、0.08mg以下、0.05mg以下、特に0.01mg以下であることが望ましい。またスペーサーガラスの体積抵抗率が低すぎると、スペーサー表面に形成された膜でなくガラスに電流が流れる虞があるため、素材ガラスの体積抵抗率logρは温度350℃において10.0Ω・cm以上、10.5Ω・cm以上、11.0Ω・cm以上、11.5Ω・cm以上、12.0Ω・cm以上であることが望ましい。アルカリ成分の溶出を抑制したり、ガラスの体積抵抗率を高くするには、ガラス中のアルカリ成分の含有量を低減すればよい。
ガラスは、平面表示装置の基板材料と適合する熱膨張係数を有していることが好ましいが、アルカリ成分の溶出を抑制したり、ガラスの体積抵抗率を高くするためにアルカリ成分を少なくすると、ガラスの熱膨張係数が大きく低下してしまう。熱膨張係数が適合しない場合、表示装置作製時の熱処理によって発生する応力でスペーサーが破損し易くなる。例えば30〜380℃の温度範囲における基板材料の熱膨張係数が85×10-7/℃の場合、スペーサーガラスの好適な熱膨張係数は、50〜95×10-7/℃、60〜95×10-7/℃、70〜95×10-7/℃、75〜95×10-7/℃、特に82〜88×10-7/℃である。そこでアルカリ成分の少ないガラスの熱膨張係数を高めるには、アルカリ土類成分を多量に含有させるとともに、SiO2含有量を極力少なくすることが重要となる。
延伸成形により成形する場合、成形されたガラスは仮想温度が高く、熱収縮と呼ばれる体積収縮を起こしやすい。それゆえ延伸成形されたガラススペーサーは、その後の熱処理で体積収縮を起こし易い。例えばFEDでは、ガラススペーサーは基板に接着固定されており、熱処理によってスペーサーが体積収縮を起こすと応力が発生して破損してしまうと考えられる。ところで歪点が高いガラスほど、体積収縮の起こる温度が高くなる。つまり熱処理しても体積収縮しない温度域が広くなる。このことは、延伸成形により成形されたガラススペーサーにとって、破損等の危険が少なくなるということを意味している。それゆえガラスの歪点は高い程好ましく、具体的には550℃以上、570℃以上、580℃以上、590℃以上、600℃以上、特に610℃以上であることが望ましい。ガラスの歪点を高くするにはアルカリ土類成分を多量に含有させたり、Fe23の含有量を制限したりすることが効果的である。
またガラスの失透性が悪い場合、素材ガラスの成形時に生じた失透結晶が延伸成形の精度を低下させてしまう。素材ガラスの成形時に失透を生じにくくするには、液相温度が低くなるように設計することが重要である。液相温度が低いほど、素材ガラスの成形時、特に板ガラスの成形時に失透結晶が生じにくくなる。つまり失透結晶の存在によって延伸成形の精度が低下する恐れが小さくなる。また失透結晶を含む部分が減少すると、廃棄する素材ガラス量を少なくすることもできる。それゆえ液相温度は低い程好ましく、具体的には1200℃以下、1150℃以下、1100℃以下、特に1050℃以下であることが望ましい。液相温度を低下させるためにはアルカリ土類成分の上限を制限することが効果的である。また液相温度におけるガラスの粘度が高い程、成形が容易となるため好ましく、102.5dPa・s以上、103.0dPa・s以上、103.5dPa・s以上、104.0dPa・s以上、さらには104.5dPa・s以上であることが望ましい。
機械的強度を高めるには、ガラスのクラック発生率を低くすればよい。ガラススペーサーには大気圧による応力がかかるため割れにくいことが求められ、割れ易さの指標であるクラック発生率が80%以下、75%以下、70%以下、65%以下、60%以下、55%以下、50%以下であることが望ましい。尚、本発明におけるクラック発生率とは、『湿度30%、温度25℃に保持された恒温恒湿槽内において、荷重30gに設定したビッカース圧子をガラス表面(光学研磨面)に15秒間打ち込み、その15秒後に圧痕の4隅から発生するクラックの数をカウント(1つの圧痕につき最大4とする)する。この一連の評価を20回繰り返し行って、総クラック発生数を計数し、総クラック発生数/80×100の式で得られる値』である。クラック発生率は、SiO2が多いほど低くなり、アルカリ土類成分が多いほど高くなる傾向がある。
以上の条件を考慮した結果、本発明のスペーサー用ガラスの具体的な組成範囲は、質量%でSiO2 25〜80%、RO(RはMg、Ca、Sr及び/又はBa) 20〜60%、R’2O(R’はLi、Na及び/又はK) 0〜8%、Fe23 0〜20%となる。
以下に、組成限定理由を詳述する。
SiO2の含有量が多くなると、ガラスの溶融、成形が難しくなったり、熱膨張係数が小さくなりすぎて周辺材料との整合性が取り難くなったりする。このためSiO2 は80%以下、好ましくは70%以下、60%以下、55%以下、50%以下、特に49%以下であることが望ましい。一方、SiO2の含有量が少なくなると、熱膨張係数が大きくなりガラスの耐熱衝撃性が低下する。またガラス化が困難になったり、クラックが発生しやすくなったりする傾向にある。このためSiO2は25%以上、好ましくは35%以上、より好ましくは36%以上、特に40%以上であることが望ましい。
アルカリ土類金属酸化物(RO)であるMgO、CaO、SrO、BaOは、アルカリ成分が少ないガラスにおいて熱膨張係数を高めるための成分である。これらの成分の合量が多くなると密度が高くなったり、ガラスが失透しやすくなったり、熱膨張係数が高くなったり、クラック発生率が高くなったりする傾向にある。このためこれらの成分の合量は60%以下、好ましくは58%以下、特に55%以下であることが望ましい。一方、MgO+CaO+SrO+BaOの合量が少ないと熱膨張係数が低くなりすぎて周辺部材との整合がとれなくなったり、歪点が低下しやすくなったりする。それゆえMgO+CaO+SrO+BaOの合量は20%以上、好ましくは25%以上、30%以上、31%以上、35%以上、特に40%以上であることが望ましい。
MgOは、歪点を低下させずにガラスの高温粘度を低下させて溶融性や成形性を高める成分である。また少量含有させると液相温度を低下させる効果があるため、この目的のために0.1%以上、0.5%以上、特に1%以上含有させてもよい。ただしMgOの含有量が多くなるとかえってガラスが失透しやすくなったり、熱膨張係数が高くなったりする傾向にある。このためMgOの上限は、15%以下、10%以下、さらには8%以下に制限することが望ましい。
CaOは、歪点を低下させずにガラスの高温粘度を低下させて溶融性や成形性を高める成分である。CaOの含有量は、0.1%以上、特に0.5%以上含有させることが好ましい。ただしCaOの含有量が多くなると、ガラスが失透しやすくなったり、熱膨張係数が高くなったりする傾向にある。このためCaOは、15%以下、12%以下、10%以下に制限することが望ましい。
SrOは、歪点を低下させずにガラスの高温粘度を低下させて溶融性や成形性を高める成分である。また、ガラスの失透性を悪化させずに熱膨張係数を上げることができる成分でもある。このため0.1%以上、1%以上、3%以上、5%以上、6%以上、特に8%以上含有させることが好ましい。ただしSrOの含有量が多くなりすぎるとガラスが失透しやすくなったり、熱膨張係数が高くなったりする傾向にある。このため20%以下、18%以下、15%以下、13%以下に制限することが望ましい。
BaOは、歪点を低下させずにガラスの高温粘度を低下させて溶融性や成形性を高める成分である。またガラスの失透性を悪化させずに熱膨張係数を上げることができる成分でもある。このため、1%以上、5%以上、10%以上、15%以上、20%以上、25%以上、28%以上、特に30%以上含有させることが好ましい。ただしBaOの含有量が多くなりすぎると、ガラスが失透しやすくなったり、熱膨張係数が高くなったりする傾向にある。このため、50%以下、45%以下、40%以下、38%以下、さらには36%以下に制限することが望ましい。
また(MgO+CaO)/(SrO+BaO)は質量比で3.0以下であることが好ましい。この比が3.0より大きくなるとガラスの失透性が悪化しやすい。それゆえ3.0以下、2.5以下、2.0以下、1.5以下、1.0以下、0.5以下、特に0.3以下であることが望ましい。
またアルカリ土類金属酸化物の含有量に対し、ガラスの網目形成成分であるSiO2の含有量が少なくなるとガラス化が困難になると共に、クラック発生率が高くなる傾向にある。このため、SiO2/(MgO+CaO+SrO+BaO)が質量比で0.5以上、0.6以上、0.7以上、0.75以上、0.8以上、さらには0.81以上であることが望ましい。しかしこの比が大きくなりすぎると熱膨張係数が低くなる。このため、2.0以下、1.5以下、1.3以下、1.2以下、特に1.1以下であることが望ましい。
アルカリ金属酸化物(R’2O)であるLi2O、Na2O、K2Oは、ガラスの体積抵抗率を低下させ、アルカリ溶出量を増大させる。それゆえこれらの合量は8%以下、好ましくは7%以下、5%以下、3%以下、特に1%以下に制限すべきであり、理想的には含有しないことが望ましい。
Fe23はガラスの体積抵抗率を低下させたり、ガラスの透過率を低下させ、デバイスに組み込んだスペーサーをブラックマトリクスとして機能させる等の効果が期待できる。ただし、ガラスの歪点を低下させる傾向があるため、20%以下、10%以下、5%以下、3%以下、2%以下、特に1%以下に制限すべきである。
さらに本発明のガラスはAl23、B23、希土類酸化物等を含みうる。
Al23は歪点を上昇させる効果があるため、0.1%以上0.5%以上含有させてもよい。ただし含有量が多くなると、失透結晶が析出しやすくなる。このため、20%以下、10%以下、8%以下、6%以下、3%以下、特に1%以下に制限することが望ましい。
23はガラスの粘性を低下させ失透性を改善する成分である。またクラック発生率を低下させる傾向がある。このため、0.1%以上、1%以上、3%以上、4%以上、特に5%以上含有することが好ましい。ただし含有量が多くなると歪点が低下する。このため、20%以下、15%以下、10%以下、特に9%以下に制限することが望ましい。
La23、Y23、Nb25等の希土類酸化物は、熱膨張係数を高める働きがあるため、アルカリ土類金属酸化物の代わりに含有させることが可能である。ただし希土類酸化物が含まれると失透が起こりやすくなる。また原料コストが高騰する。このため、希土類酸化物は合量で30%以下、好ましくは25%以下、20%以下、15%以下、10%以下、5%以下、3%以下、特に1%以下に制限すべきである。
また上記の他にもガラスの特性を損なわない範囲で種々の成分を添加することが可能である。例えば、ZnOやZrO2をそれぞれ10%以下、好ましくは4%以下含有させてもよい。また清澄剤としてSO3、Sb23、Sb25、およびSnO2の群から選択された1種または2種以上を合量で0〜3%含有させてもよい。
上記組成範囲において、各成分の好ましい範囲を任意に組み合わせて、より好ましい組成範囲を選択することは当然可能であるが、その中にあって、平面表示装置スペーサー用ガラスとして、より好ましい組成範囲として、質量%でSiO2 25〜60%、MgO 0〜10%、CaO 0〜10%、SrO 5〜20%、BaO 15〜45%、Al23 0〜10%、B23 0〜15%、R’2O(R’はLi、Na及び/又はK) 0〜5%、Fe23 0〜5%の範囲が例示できる。ガラスの組成範囲を上記に規定すれば、所望の特性を有するスペーサー用ガラスが得られやすい。
平面表示装置スペーサー用ガラスの更に好ましい範囲としてSiO2 25〜50%、MgO 0〜5%、CaO 0.1〜10%、SrO 5〜15%、BaO 20〜40%、Al23 0〜6%、B23 0.1〜15%、R’2O(R’はLi、Na及び/又はK) 0〜1%、Fe23 0〜1%の範囲が挙げられる。ガラスの組成範囲を上記に規定すれば所望の特性を得られやすくなるとともに、更に失透性に優れたスペーサー用ガラスを得ることができる。
次に、上記ガラスを素材ガラスとして使用した本発明のガラススペーサーの製造方法を説明する。
まず上記組成を有する素材ガラスを用意する。素材ガラスには、例えばインゴットから切り出した板状ガラスや、板ガラスを切断した短冊状ガラスを採用することができる。
用意した素材ガラスをガラススペーサーに成形するには、延伸成形を採用することが好ましい。延伸成形は、一方の端部を固定した素材ガラスを、延伸可能な温度に加熱しながら、ガラスの他端を連続的に引き出すことにより行う。さらに延伸成形されたガラス成形体を所定の長さに切断することで平面表示装置用ガラススペーサーを得ることができる。切断面、或いは切断面に隣接する稜線部は、欠けやクラック防止のために研磨、エッチング等の処理を施してもよい。またFED用途の場合、スペーサーの帯電や電子軌道の歪曲を防止する目的で、スペーサー表面に導電膜を付与して表面抵抗を調整することが好ましい。膜形成にはディップ、スプレー、スパッタ、CVD等の方法が採用できる。なお導電膜の形成は、延伸成形後の独立した工程で行ってもよいが、延伸と同時に行っても差し支えない。
なおこのようにして作製されたガラススペーサーは、そのまま基板に接着固定して使用してもよいが、例えば自立性を高めるために他の部材と組み合わせて井桁形状等にした後、使用しても差し支えない。
本特許における平面表示装置用ガラススペーサーは、上記素材ガラス(本発明のスペーサー用ガラス)からなるものである。好ましくは素材ガラス(本発明のスペーサー用ガラス)を延伸成形してなるものである。延伸成形を用いて作製すれば、寸法精度のよいスペーサーを安価に大量生産できる。ただし延伸成形以外の方法を排除するものではない。例えば、素材ガラスを機械的に切断することによって作製しても差し支えない。
実施例1は、本発明に使用するガラスについて、種々の特性を評価したものである。
評価は、まず表1〜3の組成となるようにガラス原料を調合した。このとき原料から不純物として混入するアルカリ金属酸化物の合量が1000ppm以下、Fe23の混入量が1000ppm以下となるよう各種原料を選定した。これらの原料を、白金ポットを用いて1550℃で5時間溶融した。その後、溶融ガラスをカーボン板の上に流し出して板状に成形し、各種の評価に供した。結果を表1〜3に示す。
Figure 2008013421
Figure 2008013421
Figure 2008013421
密度は、周知のアルキメデス法によって測定した。
歪点は、ASTM C336−71の方法に基づいて測定した。この値が高いほど、ガラスの耐熱性が高くなる。
軟化点は ASTM C338−93の方法に基づいて測定を行った。
粘度104、103、102.5のdPa・sにおける温度は、白金球引き上げ法で測定した。この温度が低いほど、溶融性に優れていることになる。
熱膨張係数は、ディラトメーターを用いて、30〜380℃における平均熱膨張係数を測定したものである。
液相温度の測定は、ガラスを粉砕し、標準篩30メッシュ(500μm)を通過し、50メッシュ(300μm)に残るガラス粉末を白金ボートに入れ、温度勾配炉中に48時間保持して、結晶の析出する温度を測定したものである。液相粘度は液相温度における各ガラスの粘度を示す。液相粘度が高く、液相温度が低いほど、耐失透性に優れ、成形性に優れているといえる。
アルカリ溶出についてはJIS R3502に基づく方法で試験を行った。
体積抵抗率logρ(単位:Ω・cm)は、ASTM D257に基づく方法において測定した。
クラック発生率は次のようにして求めた。まず、湿度30%、温度25℃に保持された恒温恒湿槽内において、荷重30gに設定したビッカース圧子をガラス表面(光学研磨面)に15秒間打ち込み、その15秒後に圧痕の4隅から発生するクラックの数をカウント(1つの圧痕につき最大4とする)する。この一連の操作を20回繰り返した後、総クラック発生数を計数する。その後、総クラック発生数/80×100の式で求めた値をクラック発生率とした。
表1〜3から明らかなように、いずれのガラスもアルカリ溶出が少なく、体積抵抗率logρが10.0Ω・cm以上であった。また歪点が550℃以上、液相温度が1200℃以下、クラック発生率が80%以下、液相粘度が102.5dPa・s以上であり、熱膨張係数も50〜95×10-7/℃の範囲内であった。
実施例2は、本発明のガラススペーサーに形成した膜の抵抗値を測定したものである。まず、ガラススペーサーの製造方法を具体的に説明する。
まず、実施例1におけるNo.2の組成を有するガラスをPtポット内で溶融し、57×57×1000mmのインゴットを作製した。
次に該インゴットを28mm×2.8mm×1000mmの大きさに切断加工し、短冊状ガラスを得た。
続いてNo.2のガラスを750℃〜850℃の温度に保持された電気炉の上部から、5mm/分の速度で連続的に送り込み、軟化変形が可能となるように加熱した。さらに軟化変形により下方に伸び始めた短冊状ガラスの下端を、駆動するローラー対で保持し引張力を与えて延伸させ、切断することにより、5mm×0.5mm×100mmの大きさのガラススペーサ−を得た。得られたスペーサーにATO膜をディップ法により形成した。
このようにして作製したガラススペーサーを用いてATO膜の抵抗値の変化を評価した。評価は、電圧を100vに設定した表面抵抗測定器のプローブを膜に接触させた状態を保持したまま、表面抵抗を500時間測定することによって行った。その結果、スペーサーの膜の抵抗値に大きな変化は認められなかった。
本発明のガラススペーサーは、FED用途に限られるものではなく、その他の平面表示装置のスペーサーとしても使用可能である。
FEDの構造概略説明図である。
符号の説明
1 スペーサー
2 ゲートライン
3 背面板
4 エミッタライン
5 電子放出素子
6 ブラックマトリックス
7 蛍光体
8 前面板

Claims (10)

  1. 質量%でSiO2 25〜80%、RO(RはMg、Ca、Sr及び/又はBa) 20〜60%、R’2O(R’はLi、Na及び/又はK) 0〜8%、Fe23 0〜20%含有することを特徴とする平面表示装置スペーサー用ガラス。
  2. 20質量%以下のB23、30質量%以下の希土類酸化物、及び20質量%以下のAl23からなる群から選ばれた1つ以上の成分を更に含有することを特徴とする請求項1の平面表示装置スペーサー用ガラス。
  3. 質量%でSiO2 25〜60%、MgO 0〜10%、CaO 0〜10%、SrO 5〜20%、BaO 15〜45%、Al23 0〜10%、B23 0〜15%、R’2O(R’はLi,Na及び/又はK) 0〜5%、Fe23 0〜5%を含有することを特徴とする請求項1又は2の平面表示装置スペーサー用ガラス。
  4. 質量%でSiO2 25〜50%、MgO 0〜5%、CaO 0.1〜10%、SrO 5〜15%、BaO 20〜40%、Al23 0〜6%、B23 0.1〜15%、R’2O(R’はLi,Na及び/又はK)0〜1%、Fe23 0〜1%含有することを特徴とする請求項3の平面表示装置スペーサー用ガラス。
  5. SiO2/ROが、質量比で0.5〜2.0の範囲にあることを特徴とする請求項1の平面表示装置スペーサー用ガラス。
  6. (MgO+CaO)/(SrO+BaO)が、質量比で3.0以下であることを特徴とする請求項1の平面表示装置スペーサー用ガラス。
  7. SiO2及びROを含有し、SiO2の含有量が25%以上、ROの含有量が60%以下であるガラスからなり、温度350℃における体積抵抗率logρが10.0Ω・cm以上、アルカリ溶出量が1mg以下、熱膨張係数が50〜95×10-7/℃、液相温度が1200℃以下、歪点が550℃以上であることを特徴とする平面表示装置スペーサー用ガラス。
  8. 請求項1〜7の何れかのガラスを延伸成形する工程と、延伸されたガラス成形体を切断する工程とを含むことを特徴とする平面表示装置用ガラススペーサーの製造方法。
  9. 請求項1〜7の何れかのガラスからなることを特徴とする平面表示装置用ガラススペーサー。
  10. 請求項8の方法により作製されてなることを特徴とする平面表示装置用ガラススペーサー。
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