JP2008011082A - ネットワークの冗長方法及びその中位装置と上位装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、スイッチ装置の冗長を行うことができ、資源の有効活用を行うことができるネットワークの冗長方法及びその中位装置と上位装置を提供することを目的とする。
【解決手段】上位スイッチ装置と、上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法であって、上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置は、異なる中位スイッチ装置に接続された伝送路に対しリンクアグリゲーションを設定して接続され、上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置にて中位スイッチ装置に接続され障害が発生した伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワークの冗長方法及びその中位装置と上位装置に関し、上位スイッチ装置と複数の中位スイッチ装置と複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法及びその中位装置と上位装置に関する。
レイヤ2スイッチ(L2SW)やレイヤ3スイッチ(L3SW)等のスイッチ装置は、MAC学習によってスイッチング処理を行い、VLAN(Virtual LAN:仮想ネットワーク)機能により、ユーザを識別、収容してイーサネット(登録商標)回線等の接続サービスを提供している。
スイッチ装置における装置、伝送路の冗長技術として、スパニングツリープロトコル(STP)、リンクアグリゲーション(LAG:リンク集合体)が挙げられる。スパニングツリープロトコルは、スイッチで冗長伝送路を構成した場合のパケットループを解決するための手法であり、IEEE802.1dで規定されている。
スパニングツリープロトコルは、図1に示すように、スイッチ装置1,2間でBPDU(Bridge Protocol Data Unit)を送受することでブロックするポートを決定し、ブロッキングポートに対するパケットの転送を制御することでパケットのループをなくすと共に、装置、伝送路の冗長を実現するものである。
リンクアグリゲーションは、図2に示すように、2台のスイッチ装置5,6間を複数のリンク、具体的には、例えば2本以上のケーブル7,8等でつなぎ、ケーブルの何本かが使えなくなっても、他の正常なケーブルで通信を継続する仕組みであり、装置やケーブルの物理的な障害対策、またはスイッチ装置間の通信の高速化技術として、IEEE802.3adで規定されている。また、リンクアグリゲーションは、スイッチ間のトラフィックを複数のリンクに分散する機能も有している。なお、リンクアグリゲーションは、伝送路冗長、高速化の技術であり、装置冗長に使用されることは無い。
また、その他の装置、伝送路冗長技術として、通信機器ベンダ独自仕様のものが上げられる。これは、図3に示すように、コアスイッチ11,12を二重化(Master/Slave)し、コアスイッチ11,12に接続されるエッジスイッチ13〜16をコアスイッチ11,12にメッシュ接続する構成とする。二重化したコアスイッチ11,12の切り替えは、スイッチ装置11,12間で独自の制御パケットをやりとりすることで、マスタ/スレーブの切り替えを行う。
なお、特許文献1には、EoE機能及びリダンダントポート機能を有するスイッチングハブにおいて、ポートに障害が発生したことを検知し、障害発生時に他のスイッチングハブに対してアドレスの再学習を指示する再学習フレームを障害が発生していないポートから送信し、対抗ポートに到着した再学習フレームを他のポートから中継し、前記再学習フレームからアドレスを再学習し、EoE機能により再学習のMACアドレスの数を最小にすることが記載されている。
特開2005−175591号公報
従来のスイッチ装置と伝送路の冗長技術では、図1に示すスパニングツリープロトコルの場合、伝送路3に障害が発生した場合、障害発生から切り替えに要する時間が長く(通常50秒)、また、スイッチ装置2のブロッキングポートではパケット転送を行うことができないため、資源の有効活用を行うことができないといった問題があった。
図2に示すリンクアグリゲーションは、伝送路冗長及び高速化の技術であり、伝送路7,8には常にパケットが転送されるため、資源の有効活用が図られるが、2台のスイッチ装置5,6間でのみ使用できる冗長技術であり、例えば、伝送路8をスイッチ装置9に接続して装置冗長に使用することはできないといった問題があった。
また、図3に示す通信機器ベンダ独自の冗長機能では、基本的に切り替え動作は高速であるが、マスタのコアスイッチ11がパケット転送を行い、スレーブのコアスイッチ12はスタンバイ動作となり、基本的にパケットの転送を行わないため、スパニングツリープロトコルと同様に資源の有効活用ができないといった問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、スイッチ装置の冗長を行うことができ、資源の有効活用を行うことができるネットワークの冗長方法及びその中位装置と上位装置を提供することを目的とする。
本発明のネットワークの冗長方法は、上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法であって、
前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置は、異なる中位スイッチ装置に接続された伝送路に対しリンクアグリゲーションを設定して接続され、
前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置にて前記中位スイッチ装置に接続され障害が発生した伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることにより、スイッチ装置の冗長を行うことができ、資源の有効活用を行うことができる。
前記ネットワークの冗長方法において、
前記中位スイッチ装置は、自装置に接続されたいずれかの伝送路で障害を検出したとき、自装置に接続されたすべての伝送路を疑似障害状態とし、
前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置で疑似障害状態の伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることができる。
前記ネットワークの冗長方法において、
前記中位スイッチ装置は、前記下位スイッチ装置に接続された伝送路で障害を検出したとき、前記障害を検出した伝送路に収容されている仮想ネットワーク識別子を前記上位スイッチ装置に通知し、
前記上位スイッチ装置は、前記中位スイッチ装置から通知された仮想ネットワーク識別子に対応するパケットの送信先の伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることができる。
本発明の中位スイッチ装置は、上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置において、
前記自装置に接続された伝送路の障害を検出する障害検出手段と、
前記障害検出手段で障害が検出されたとき前記自装置に接続されたすべての伝送路を疑似障害状態とする疑似障害制御手段を有することができる。
本発明の上位スイッチ装置は、上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの上位スイッチ装置において、
前記上位スイッチ装置は、前記中位スイッチ装置から通知された障害検出伝送路の仮想ネットワーク識別子に対応するパケットを送信する伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替える伝送路切り替え手段を有することができる。
本発明によれば、スイッチ装置の冗長を行うことができ、資源の有効活用を行うことができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
<ネットワークの基本構成>
図4は、本発明によるネットワークの基本構成を示す。同図中、ADM(Add Drop Multiplxer)21,22、レイヤ2スイッチ等のスイッチ装置23〜28からネットワークが構成されている。ここで、ADM21はスイッチ機能を持つので上位スイッチ装置であり、スイッチ装置23,24(図中、L2SW−A)が中位スイッチ装置であり、スイッチ装置25〜28(図中、L2SW−B)が下位スイッチ装置である。なお、ADM21の代りにスイッチ装置23〜28と同様のレイヤ2スイッチ等を用いても良い。
ADM21とスイッチ装置23,24との間の伝送路20m,20nに対するADM21の接続設定はリンクアグリゲーションであり、スイッチ装置25〜28とスイッチ装置23,24との間の伝送路20e〜20lに対するスイッチ装置25〜28の接続設定はリンクアグリゲーションであり、伝送路20m,20n,20e〜20lに対するスイッチ装置23,24の接続設定は通常接続(リンクアグリゲーションなし)である。
ここで、例えば図5に示すように、スイッチ装置23で障害が発生した場合、スイッチ装置23に接続された伝送路20m,20e,20g,20i,20kを、伝送路20n,20f,20h,20i,20lに切り替えて、スイッチ装置23をスイッチ装置24に切り替える装置冗長が可能となる。また、障害がない状態では伝送路20e〜20nをすべて使用でき資源の有効利用を行うことができる。
<第1実施形態>
図6は、スイッチ装置23,24の第1実施形態のブロック図を示す。同図中、リンク状態監視部31は、使用ポートP1〜Pnの状態を監視し、リンク断等の障害を検出した場合は、異常検出ポート以外のポートを疑似障害状態にするよう疑似障害制御部32に通知する。疑似障害制御部32では、一時的にオートネゴシエーションをDisableにして(通常はEnable)、ポートP1〜Pnの対向装置にリンクアグリゲーションの切り替えを実施させる。
図7は、本発明の第1実施形態のネットワーク構成図を示す。同図中、図4と同一部分には同一符号を付す。図7において、ADM21とスイッチ装置23,24との間の伝送路20m,20nに対するADM21の接続設定はリンクアグリゲーションであり、スイッチ装置25〜28とスイッチ装置23,24との間の伝送路20e〜20lに対するスイッチ装置25〜28の接続設定はリンクアグリゲーションであり、伝送路20m,20n,20e〜20lに対するスイッチ装置23,24の接続設定は通常接続である。
例えば、伝送路20eで障害が発生した場合、伝送路20eに接続されたスイッチ装置25では、自動的に伝送路20eを通じて転送していたトラフィックを、伝送路20fを通じて転送するように切り替える。
スイッチ装置23ではリンク状態監視部31が伝送路20eの接続ポート20eで障害を検出し、疑似障害制御部32によりスイッチ装置23に接続された伝送路20g,20i,20k,20mを疑似障害状態とする。
このため、ADM21は自動的に伝送路20mを通じて転送していたトラフィックを、伝送路20nを通じて転送するように切り替え、スイッチ装置26〜28それぞれは自動的に伝送路20g,20i,20kの経路から伝送路20h,20i,20lの経路に転送経路を切り替える。これにより、スイッチ装置23またはスイッチ装置24の装置冗長が可能となる。また、障害がない状態では伝送路20e〜20nをすべて使用でき資源の有効利用を行うことができる。
<第2実施形態>
図8は、スイッチ装置23,24の第2実施形態のブロック図を示す。同図中、リンク状態監視部31は、使用ポートP1〜Pnの状態を監視する。また、VLANテーブル34はスイッチ装置25〜28向けポートP1,P2,P3等に収容されているVLAN情報(すなわちVLANID:仮想ネットワーク識別子)を保持している。リンク状態監視部31でスイッチ装置25〜28向けポートP1,P2,P3等のリンク異常を検出した場合、収容VLAN通知制御部33に異常を検出したポートを通知する。
収容VLAN通知制御部33は、通知されたポートに収容されているリンク異常のVLAN情報をVLANテーブル34から検索し、このリンク異常のVLAN情報をADM21向けポートPn−1,PnからADM21に送信する。
図9は、ADM21の第2実施形態のブロック図を示す。同図中、VLAN情報受信部35は、スイッチ装置23,24から伝送路20m,20n及びインタフェース38a,38bを介してリンク異常のVLAN情報を受信すると、受信したVLAN情報にインタフェース38a,38bを識別する受信ポート番号を付加してVLANテーブル36に格納する。なお、リングインタフェース39a,39bにはリングネットワークの伝送路が接続されている。
パケット振り分け制御部37は、VLANテーブル36を参照し、VLAN情報が登録されているVLANに属するパケットの送信先を、VLANテーブル36の受信ポート番号に対応するインタフェース38a(または38b)から他方のインタフェース38b(または38a)に切り替える。
図10は、本発明の第2実施形態のネットワーク構成図を示す。同図中、図4と同一部分には同一符号を付す。図10において、ADM21とスイッチ装置23,24との間の伝送路20m,20nに対するADM21の接続設定はリンクアグリゲーションであり、スイッチ装置25〜28とスイッチ装置23,24との間の伝送路20e〜20lに対するスイッチ装置25〜28の接続設定はリンクアグリゲーションであり、伝送路20m,20n,20e〜20lに対するスイッチ装置23,24の接続設定は通常接続である。
例えば、伝送路eで障害が発生し、伝送路20eに接続されているスイッチ装置25にVLANID=1,2が収容されている場合、スイッチ装置25では、自動的に伝送路20eを通じて転送していたトラフィックを、伝送路20fを通じて転送するように切り替える。
スイッチ装置23では、リンク状態監視部31にて伝送路20eの障害を検出すると、VLANテーブル36を参照して伝送路20eに収容されているVLAN情報(VLANID=1,2)をリンク異常のVLAN情報としてADM21に通知する。
スイッチ装置23からインタフェース38aを通してVLAN情報を受信したADM21では、該当するVLANID=1,2のトラフィックをインタフェース38bに集約する。すなわち、インタフェース38aに転送していたVLANID=1,2のトラフィックを、インタフェース38bに転送するようにする。その結果、VALN1,2のトラフィックのみ伝送路20m,20eを通した転送から伝送路20n,20fを通した転送に切り替えられる。
このとき、例えばスイッチ装置27にVLANID=1,3が設定されている場合、VLANID=1のトラフィックは伝送路20m,20iの経路から伝送路20n,20jの経路に切り替えられて伝送され、VLANID=3のトラフィックは、以前と同様の転送経路、例えば伝送路20m,20iの経路で伝送される。
本実施形態では、VLAN単位に転送経路の変更を行うため、第1実施形態のように、スイッチ装置23に関するトラフィックすべてをスイッチ装置24経由の経路に変更する場合に比べ、変更先経路の負荷集中を抑制することが可能となる。また、伝送路20e〜20nをすべて使用して資源の有効利用を行うことができる。
<第3実施形態>
図11は、スイッチ装置23,24の第3実施形態のブロック図を示す。同図中、MAC学習処理部41は通常のMAC学習動作を行い、受信したパケットの送信元MACアドレス(SA)に受信ポート情報を付加してMACテーブル42に登録する。
パケット受信/リンク状態監視部43でスイッチ装置25〜28向けポートP1,P2,P3等のリンク状態を監視し、リンク異常を検出すると収容MAC通知制御部44に異常ポートの情報を通知する。
収容MAC通知制御部44では、通知されたポート情報を基に該当ポートで学習しているリンク異常のMAC情報をMACテーブル42から検索し、検索結果をADM21向けポートPn−1,PnからADM21に送信する。
図12は、ADM21の第3実施形態のブロック図を示す。同図中、MAC情報受信部46は、スイッチ装置23,24及びインタフェース38a,38bを介してリンク異常のMAC情報を受信すると、受信したリンク異常のMAC情報にインタフェース38a,38bを識別する受信ポート番号を付加してMACテーブル47に格納する。
パケット振り分け制御部48は、MACテーブル47を参照し、登録されているリンク異常のMAC情報に一致する宛先MACアドレス(DA)を持つパケットの送信先を、MACテーブル47の受信ポート番号に対応するインタフェース38a(または38b)から他方のインタフェース38b(または38a)に切り替えると共に、マルチキャスト、ブロードキャスト、未学習パケットの送信先を同様に切り替える。
図13は、本発明の第3実施形態のネットワーク構成図を示す。同図中、図4と同一部分には同一符号を付す。図13において、ADM21とスイッチ装置23,24との間の伝送路20m,20nに対するADM21の接続設定はリンクアグリゲーションであり、スイッチ装置25〜28とスイッチ装置23,24との間の伝送路20e〜20lに対するスイッチ装置25〜28の接続設定はリンクアグリゲーションであり、伝送路20m,20n,20e〜20lに対するスイッチ装置23,24の接続設定は通常接続である。
例えば、伝送路20eで障害が発生すると、スイッチ装置25では、自動的に伝送路20eを通じて転送していたトラフィックを、伝送路20fを通じて転送するように切り替える。
スイッチ装置23では、パケット受信/リンク状態監視部43にて伝送路20eの障害を検出すると、収容MAC通知制御部44が伝送路20eで学習しているMACアドレス(MACアドレス=1,2)をリンク異常のMAC情報としてADM21に通知する。
スイッチ装置23からリンク異常のMAC情報を受信したADM21では、パケット振り分け制御部48がリンク異常のMAC情報に該当するMACアドレスを宛先MACアドレス(DA)に持つパケットと、マルチキャスト、ブロードキャスト、未学習パケットをインタフェース38bに集約する。すなわち、インタフェース38aに転送していたVLANID=1,2のトラフィックを、インタフェース38bに転送するようにする。
その結果、MACアドレス=1,2を宛先アドレスとするトラフィックと、マルチキャスト、ブロードキャスト、未学習パケットがスイッチ装置23を経由した転送からスイッチ置24を経由した転送に切り替えられる。
本実施形態では、MAC単位に転送経路の変更を行うため、第1実施形態のように、スイッチ装置23に関するトラフィックすべてをスイッチ装置24経由の経路に変更する場合に比べ、変更先経路の負荷集中を抑制することが可能となる。また、伝送路20e〜20nをすべて使用して資源の有効利用を行うことができる。
<第4実施形態>
図14は、スイッチ装置23,24の第4実施形態のブロック図を示す。同図中、図8または図11と同一部分には同一符号を付す。
図14において、パケット受信/リンク状態監視部53は、使用ポートP1〜Pnの状態を監視し、リンク異常を検出すると収容MAC/VLAN通知制御部54に異常ポートの情報を通知する。
VLANテーブル34はスイッチ装置25〜28向けポートP1,P2,P3等に収容されているVLAN情報を保持している。
また、MAC学習処理部41は通常のMAC学習動作を行い、受信したパケットの送信元MACアドレス(SA)に受信ポート情報を付加してMACテーブル42に登録する。
収容MAC/VLAN通知制御部54では、リンク異常を通知されたポートに収容されているVLAN情報をVLANテーブル34から検索し、このリンク異常のVLAN情報をADM21向けポートPn−1,PnからADM21に送信すると共に、リンク異常を通知されたポート情報を基に該当ポートで学習しているリンク異常のMAC情報をMACテーブル42から検索し、検索結果をADM21向けポートPn−1,PnからADM21に送信する。
図15は、ADM21の第4実施形態のブロック図を示す。同図中、図9または図12と同一部分には同一符号を付す。
図15において、MAC/VLAN情報受信部57は、スイッチ装置23,24から伝送路20m,20n及びインタフェース38a,38bを介してリンク異常のVLAN情報を受信すると、受信したVLAN情報にインタフェース38a,38bを識別する受信ポート番号を付加してVLANテーブル36に格納する。また、リンク異常のMAC情報を受信すると、受信したリンク異常のMAC情報にインタフェース38a,38bを識別する受信ポート番号を付加してMACテーブル47に格納する。なお、リングインタフェース39a,39bにはリングネットワークの伝送路が接続されている。
パケット振り分け制御部58は、MACテーブル47を参照し、登録されているリンク異常のMAC情報に一致する宛先MACアドレス(DA)を持つパケットの送信先を、MACテーブル47の受信ポート番号に対応するインタフェース38a(または38b)から他方のインタフェース38b(または38a)に切り替える。また、パケット振り分け制御部58はVLANテーブル36を参照し、マルチキャスト、ブロードキャスト、未学習パケットの送信先を、VLANテーブル36の受信ポート番号に対応するインタフェース38a(または38b)から他方のインタフェース38b(または38a)に切り替える。
図16は、本発明の第4実施形態のネットワーク構成図を示す。同図中、図4と同一部分には同一符号を付す。図16において、ADM21とスイッチ装置23,24との間の伝送路20m,20nに対するADM21の接続設定はリンクアグリゲーションであり、スイッチ装置25〜28とスイッチ装置23,24との間の伝送路20e〜20lに対するスイッチ装置25〜28の接続設定はリンクアグリゲーションであり、伝送路20m,20n,20e〜20lに対するスイッチ装置23,24の接続設定は通常接続である。
例えば、伝送路eで障害が発生し、伝送路20eに接続されているスイッチ装置25にVLANID=1,2が収容されている場合、スイッチ装置25では、自動的に伝送路20eを通じて転送していたトラフィックを、伝送路20fを通じて転送するように切り替える。
スイッチ装置23では、パケット受信/リンク状態監視部53にて伝送路20eの障害を検出すると、収容MAC/VLAN通知制御部54が伝送路20eで学習しているMACアドレス(MACアドレス=1,2)と伝送路20eに収容されているVLAN情報(VLANID=1,2)をリンク異常のMAC情報とVLAN情報としてADM21に通知する。
スイッチ装置23からインタフェース38aを通してリンク異常のMAC情報とVLAN情報を受信したADM21では、通知されたリンク異常のMACアドレス=1,2に該当する宛先アドレスに持つパケットと、通知されたリンク異常のVLANID=1,2に属するマルチキャスト、ブロードキャスト、未学習パケットをインタフェース38bに集約する。すなわち、インタフェース38aに転送していたMACアドレス=1,2のトラフィックとVLANID=1,2のマルチキャスト、ブロードキャスト、未学習パケットのトラフィックを、インタフェース38bに転送するようにする。
その結果、MACアドレス=1,2を宛先アドレスとするトラフィックと、VLANID=1,2に属するマルチキャスト、ブロードキャスト、未学習パケットがスイッチ装置24を通した転送に切り替えられる。
このとき、例えばスイッチ装置27にVLANID=1,3が設定されている場合、VLANID=1に属するマルチキャスト、ブロードキャスト、未学習パケットのトラフィックは伝送路20n,20jの経路で伝送され、VLANID=1のユニキャストのトラフィックとVLANID=3の全トラフィックは以前と同様の転送経路、例えば伝送路20m,20iの経路で伝送される。
本実施形態では、MAC単位及びVLAN単位に転送経路の変更を行うため、第1実施形態のように、スイッチ装置23に関するトラフィックすべてをスイッチ装置24経由の経路に変更する場合に比べ、変更先経路の負荷集中を抑制することが可能となる。また、伝送路20e〜20nをすべて使用して資源の有効利用を行うことができる。
<第4実施形態のさらに詳しい説明>
図16において、ADM21とスイッチ装置23,24の間の伝送路m,n(例えば伝送路m)が障害になったときは、図5で説明した方法により、スイッチ装置23にて伝送路20e,20g,20i,20kを疑似障害状態にすることで、スイッチ装置25〜28にリンクアグリゲーション伝送路20e,20g,20i,20kを伝送路20f,20h,20i,20lに切り替えさせ、通信経路をADM21,伝送路20m,スイッチ装置23,伝送路20e,20g,20i,20k,スイッチ装置25〜28から、ADM21,伝送路20n,スイッチ装置24,伝送路20f,20h,20i,20l,スイッチ装置25〜28の経路に切り替えることで、通信を復旧させる。
伝送路mの障害が復旧したときは、スイッチ装置23にて伝送路20e,20g,20i,20kを疑似障害状態を解除し、エッジスイッチ装置25〜28でリンクアグリゲーションを切り戻させることで、ADM21,伝送路20n,スイッチ装置24,伝送路20f,20h,20i,20l,スイッチ装置25〜28の経路から、ADM21,伝送路20m,スイッチ装置23,伝送路20e,20g,20i,20k,スイッチ装置25〜28の経路に切り戻す。
図17は、本発明の第4実施形態の動作シーケンスを示す。このシーケンスはスイッチ装置23,24とスイッチ装置25〜28の間の伝送路で、例えば伝送路20eが障害になったときの動作を示している。
通常状態では、以下手順でパケットの転送が行われる。
ステップS1−1:ADM21がリングネットワークのADM22等からパケットを受信する。
ステップS1−2:ADM21では、受信したパケット内の宛先アドレス(DA),送信元アドレス(SA),IPアドレス等からハッシュ演算を行い、リンクアグリゲーション伝送路20m,20n(インタフェース38a,インタフェース38b)のパケット送信先を決定する。
ステップS1−3:ADM21は、ステップS1−2で決定したIFにパケットを送信する。
ステップS1−4:先のステップS1−3で送信されたパケットは、スイッチ装置23,24のどちらかで受信される。
ステップS1−5:パケットを受信したスイッチ装置23,24は、自装置の学習結果に従い、パケット転送を行う。
ステップS1−6:先のステップS1−5でスイッチ装置23,24から送信されたパケットは、例えばスイッチ装置25のリンクアグリゲーション伝送路20e,20fのから受信される。
伝送路20eが障害となったときは、以下手順でパケット転送が行われる。
ステップS2−1:伝送路20eで障害が発生する。
ステップS2−2:伝送路20eの障害を検出したスイッチ装置25では、リンクアグリゲーション伝送路20e向けのトラフィックを伝送路20fに集約する。
ステップS2−3:伝送路20eの障害を検出したスイッチ装置23では、伝送路20eで学習しているMACテーブル42のMAC情報と、伝送路20eに収容されているVLANテーブル34のVLAN情報をADM21に通知する。
図18にスイッチ装置23のMACテーブル42の一実施形態を示す。MACテーブル42には、受信したパケットの送信元MACアドレス(SA)に対応して受信ポート番号が登録される。
図19にスイッチ装置23のVLANテーブル34の一実施形態を示す。VLANテーブル34には、ポート番号に対応して収容するVLAN情報(すなわちVLANID)が登録される。
図20にスイッチ装置23からADM21にMAC情報とVLAN情報を通知する状態通知パケットの一実施形態を示す。状態通知パケットは、宛先MACアドレス(DA)と、送信元MACアドレス(SA)と、状態通知パケットであることを識別するための識別タイプ(Type)と、状態と、通知対象ポートで学習されているMACアドレス数である通知MAC数と、通知MAC数分の通知対象ポートで学習されているMACアドレスと、通知対象ポートに収容されているVLAN数である通知VLAN数と、通知VLAN数分の通知対象ポートに収容されているVLAN情報と、誤り訂正符号(CRC)よりなる。
状態は、図20に拡大して示すように、全16ビットのうちビット0〜6で通知対象ポート番号を示し、ビット7=0で正常(MAC情報,VLAN情報なし)、ビット7=1で異常(MAC情報,VLAN情報あり)を示している。
図17のステップS2−4:ADM21では、ステップS2−3で通知されたMAC情報とVLAN情報を自装置内のMACテーブル47とVLANテーブル36に保持する。
図21にADM21のMACテーブル47の一実施形態を示す。MACテーブル47には、状態通知パケット内の状態の通知対象ポート番号と、状態通知パケット内の通知対象ポートで学習されているMACアドレスと、ADM21の受信ポート番号(インタフェース38a,38b等)が登録される。
図22にADM21のVLANテーブル36の一実施形態を示す。VLANテーブル36には、状態通知パケット内の状態の通知対象ポート番号と、ADM21の受信ポート番号(インタフェース38a,38b等)と、状態通知パケット内の通知対象ポートに対応して収容するVLAN情報が登録される。
図17のステップS2−5:ADM21がリングネットワークからパケットを受信する。
ステップS2−6:ステップS2−5で受信したパケットの宛先MACアドレス(DA)が、ステップS2−4で保持したMACテーブル47に設定されているか、または、VLANテーブル36のVLAN−IDに属するブロードキャストパケット(BC),マルチキャストパケット(MC),未学習ユニキャストパケット(UUC)である場合、インタフェース38bにパケットを送信する。なお、その他のパケットについては、通常状態の手順でパケット転送を行う)
ステップS2−7:ステップS2−6で送信されたパケットは、スイッチ装置24で受信され、自装置の学習結果に従ってパケット転送を行う。
ステップS2−8:ステップS2−7で転送されたパケットは、スイッチ装置25及び、同一VLAN情報を収容するスイッチ装置27のリンクアグリゲーション伝送路f,jからスイッチ装置25,27で受信されることになる。
伝送路20eの障害が復旧したときは、以下手順でパケット転送が行われる。
ステップS3−1:伝送路20eの障害が復旧する。
ステップS3−2:伝送路20eの障害復旧を検出したスイッチ装置23では、リンクアグリゲーション伝送路20fに切り替えた伝送路20eのトラフィックを伝送路20eに戻す。
ステップS3−3:伝送路20eの障害復旧を検出したスイッチ装置23では、ADM21に伝送路20eで学習しているMAC情報と、伝送路20eに収容されているVLAN情報を消去するよう指示する。
ステップS3−4:ADM21では、ステップS2−3で通知されたMAC情報と、VLAN情報を自装置内のMACテーブル47とVLANテーブル36から消去する。
ステップS3−5:ステップS3−4によりADM21で切り替え対象の情報が消去されるため、以降は、通常状態のステップS1−1〜S1−6によってパケットの転送が行われる。
このように、本実施形態によれば、レイヤ2スイッチまたはレイヤ3スイッチ等のスイッチ装置を用いて回線接続サービスを行うキャリアにおいて、冗長なしから冗長ありへの冗長構成変更を容易にすると共に、リンクアグリゲーションによる装置冗長及び回線冗長を実現することで、ネットワークの信頼性を保持した状態で、エッジのスイッチ装置増設によるエンドユーザポートの増設も容易に対応可能となる。
なお、リンク状態監視部31,VLAN情報受信部35,パケット受信/リンク状態監視部43,53が請求項記載の障害検出手段に相当し、疑似障害制御部32が疑似障害制御手段に相当し、収容VLAN通知制御部33が仮想ネットワーク識別子通知手段に相当し、収容MAC通知制御部44が学習アドレス通知手段に相当し、収容MAC/VLAN通知制御部54が学習アドレス及び仮想ネットワーク識別子通知手段に相当し、パケット振り分け制御部37,48,58が伝送路切り替え手段に相当する。
(付記1)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法であって、
前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置は、異なる中位スイッチ装置に接続された伝送路に対しリンクアグリゲーションを設定して接続され、
前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置にて前記中位スイッチ装置に接続され障害が発生した伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることを特徴とするネットワークの冗長方法。
(付記2)
付記1記載のネットワークの冗長方法において、
前記中位スイッチ装置は、自装置に接続されたいずれかの伝送路で障害を検出したとき、自装置に接続されたすべての伝送路を疑似障害状態とし、
前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置で疑似障害状態の伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることを特徴とするネットワークの冗長方法。
(付記3)
付記1記載のネットワークの冗長方法において、
前記中位スイッチ装置は、前記下位スイッチ装置に接続された伝送路で障害を検出したとき、前記障害を検出した伝送路に収容されている仮想ネットワーク識別子を前記上位スイッチ装置に通知し、
前記上位スイッチ装置は、前記中位スイッチ装置から通知された仮想ネットワーク識別子に対応するパケットの送信先の伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることを特徴とするネットワークの冗長方法。
(付記4)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置において、
前記自装置に接続された伝送路の障害を検出する障害検出手段と、
前記障害検出手段で障害が検出されたとき前記自装置に接続されたすべての伝送路を疑似障害状態とする疑似障害制御手段を
有することを特徴とする中位スイッチ装置。
(付記5)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの上位スイッチ装置において、
前記上位スイッチ装置は、前記中位スイッチ装置から障害検出伝送路に収容されている仮想ネットワーク識別子を通知されて、前記仮想ネットワーク識別子に対応するパケットを送信する伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替える伝送路切り替え手段を
有することを特徴とする上位スイッチ装置。
(付記6)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置において、
前記下位スイッチ装置に接続された伝送路で障害を検出する障害検出手段と、
前記障害検出手段で障害が検出された伝送路に収容されている仮想ネットワーク識別子を前記上位スイッチ装置に通知する仮想ネットワーク識別子通知手段を
有することを特徴とする中位スイッチ装置。
(付記7)
付記1記載のネットワークの冗長方法において、
前記中位スイッチ装置は、前記下位スイッチ装置に接続された伝送路で障害を検出したとき、前記障害を検出した伝送路で学習されている学習アドレスを前記上位スイッチ装置に通知し、
前記上位スイッチ装置は、前記中位スイッチ装置から通知された学習アドレスを宛先アドレスとするパケットの送信先の伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることを特徴とするネットワークの冗長方法。
(付記8)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置において、
前記下位スイッチ装置に接続された伝送路で障害を検出する障害検出手段と、
前記障害検出手段で障害が検出された伝送路で学習されている学習アドレスを前記上位スイッチ装置に通知する学習アドレス通知手段を
有することを特徴とする中位スイッチ装置。
(付記9)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの上位スイッチ装置において、
前記上位スイッチ装置は、前記中位スイッチ装置から障害検出伝送路で学習されている学習アドレスを通知されて、前記学習アドレスを宛先アドレスとするパケットを送信する伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替える伝送路切り替え手段を
有することを特徴とする上位スイッチ装置。
(付記10)
付記1載のネットワークの冗長方法において、
前記中位スイッチ装置は、前記下位スイッチ装置に接続された伝送路で障害を検出したとき、前記障害を検出した伝送路に収容されている仮想ネットワーク識別子と、前記障害を検出した伝送路で学習されている学習アドレスを前記上位スイッチ装置に通知し、
前記上位スイッチ装置は、前記中位スイッチ装置から通知された学習アドレスを宛先アドレスとするパケットの送信先の伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替え、前記中位スイッチ装置から通知された仮想ネットワーク識別子に対応するマルチキャストまたはブロードキャストまたは未学習のパケットの送信先の伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることを特徴とするネットワークの冗長方法。
(付記11)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置において、
前記下位スイッチ装置に接続された伝送路で障害を検出する障害検出手段と、
前記障害検出手段で障害が検出された伝送路で学習されている学習アドレスと前記障害検出手段で障害が検出された伝送路に収容されている仮想ネットワーク識別子を前記上位スイッチ装置に通知する学習アドレス及び仮想ネットワーク識別子通知手段を
有することを特徴とする中位スイッチ装置。
(付記12)
上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの上位スイッチ装置において、
前記上位スイッチ装置は、前記中位スイッチ装置から障害検出伝送路で学習されている学習アドレスと障害検出伝送路に収容されている仮想ネットワーク識別子を通知されて、前記学習アドレスを宛先アドレスとするパケットを送信する伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替え、前記仮想ネットワーク識別子に対応するマルチキャストまたはブロードキャストまたは未学習のパケットの送信先の伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替える伝送路切り替え手段を
有することを特徴とする上位スイッチ装置。
従来のスパニングツリープロトコルを用いた伝送路冗長を説明するための図である。 従来のリンクアグリゲーションを用いた伝送路冗長を説明するための図である。 従来のその他の伝送路冗長を説明するための図である。 本発明によるネットワークの基本構成を示す図である。 本発明による障害発生時の動作を説明するための図である。 本発明の第1実施形態のネットワーク構成図である。 本発明の伝送装置の一実施形態の構成図である。 スイッチ装置23,24の第2実施形態のブロック図である。 ADM21の第2実施形態のブロック図である。 本発明の第2実施形態のネットワーク構成図である。 スイッチ装置23,24の第3実施形態のブロック図である。 ADM21の第3実施形態のブロック図である。 本発明の第3実施形態のネットワーク構成図である。 スイッチ装置23,24の第4実施形態のブロック図である。 ADM21の第4実施形態のブロック図である。 本発明の第4実施形態のネットワーク構成図である。 本発明の第4実施形態の動作シーケンスである。 スイッチ装置23のMACテーブル42の一実施形態を示す図である。 スイッチ装置23のVLANテーブル34の一実施形態を示す図である。 状態通知パケットの一実施形態を示す図である。 ADM21のMACテーブル47の一実施形態を示す図である。 ADM21のVLANテーブル36の一実施形態を示す図である。
符号の説明
20e〜20l,20m,20n 伝送路
21,22 ADM
23〜28 スイッチ装置
31 リンク状態監視部
32 疑似障害制御部
33 収容VLAN通知制御部
34,36 VLANテーブル
35 VLAN情報受信部
37,48,58 パケット振り分け制御部
38a,38b インタフェース
39a,39b リングインタフェース
41 MAC学習処理部
42,47 MACテーブル
43,53 パケット受信/リンク状態監視部
44 収容MAC通知制御部
46 MAC情報受信部
48,58 パケット振り分け制御部
54 収容MAC/VLAN通知制御部
57 MAC/VLAN情報受信部

Claims (5)

  1. 上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの冗長方法であって、
    前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置は、異なる中位スイッチ装置に接続された伝送路に対しリンクアグリゲーションを設定して接続され、
    前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置にて前記中位スイッチ装置に接続され障害が発生した伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることを特徴とするネットワークの冗長方法。
  2. 請求項1記載のネットワークの冗長方法において、
    前記中位スイッチ装置は、自装置に接続されたいずれかの伝送路で障害を検出したとき、自装置に接続されたすべての伝送路を疑似障害状態とし、
    前記上位スイッチ装置及び下位スイッチ装置で疑似障害状態の伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることを特徴とするネットワークの冗長方法。
  3. 請求項1記載のネットワークの冗長方法において、
    前記中位スイッチ装置は、前記下位スイッチ装置に接続された伝送路で障害を検出したとき、前記障害を検出した伝送路に収容されている仮想ネットワーク識別子を前記上位スイッチ装置に通知し、
    前記上位スイッチ装置は、前記中位スイッチ装置から通知された仮想ネットワーク識別子に対応するパケットの送信先の伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替えることを特徴とするネットワークの冗長方法。
  4. 上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの中位スイッチ装置において、
    前記自装置に接続された伝送路の障害を検出する障害検出手段と、
    前記障害検出手段で障害が検出されたとき前記自装置に接続されたすべての伝送路を疑似障害状態とする疑似障害制御手段を
    有することを特徴とする中位スイッチ装置。
  5. 上位スイッチ装置と、前記上位スイッチ装置に伝送路で接続された複数の中位スイッチ装置と、前記複数の中位スイッチ装置それぞれに伝送路で接続された複数の下位スイッチ装置とを有するネットワークの上位スイッチ装置において、
    前記上位スイッチ装置は、前記中位スイッチ装置から障害検出伝送路に収容されている仮想ネットワーク識別子を通知されて、前記仮想ネットワーク識別子に対応するパケットを送信する伝送路をリンクアグリゲーション設定された他の伝送路に切り替える伝送路切り替え手段を
    有することを特徴とする上位スイッチ装置。
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