JP2008010993A - 電子機器、アプリケーション実行システム及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】MFP等の共用デバイスにおいて、単純なシステムリソースアップを行うことなく負荷の低減を図る。
【解決手段】ネットワーク2には、MFP4及びリモートコンピュータ6が接続されている。MFP4には、印刷やスキャン、FAX送信といった基本機能10がある。この基本機能10に対して付加価値をもたらす追加アプリケーション16は、その実行環境18をも含めてリモートコンピュータ6に配置されている。ユーザが表示・操作部14を操作すると、そのイベントが中継部22,24の組み合わせの経路を通ってリモートコンピュータ6に転送され、これに応じて追加アプリケーション16が実行される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ネットワーク環境下において使用される電子機器、アプリケーションを実行するためのシステム、ネットワーク上で電子機器及びシステムを稼働させるプログラム等に関する。
従来から、ネットワーク環境を利用してデータ処理等に要するハードウエアの負荷を分散し、個々のハードウエアにかかる負荷を軽減しようとする技術が知られている。例えばネットワークプリンタに関連した先行技術として、クライアントプリンタ及びサーバデバイスを含むネットワークシステムが挙げられる(特許文献1参照)。
この先行技術では、クライアントプリンタで印刷する印刷用データの処理をサーバデバイスに依頼し、依頼を受けたサーバデバイスにてデータ処理を肩代わりするものとなっている。この場合、クライアントプリンタはデータ処理を行う必要がなく、処理済みのデータをサーバから受け取って印刷を行うだけでよいので、それだけハードウエアにかかる負荷が軽減されると考えられる。
特開平11−175295号公報(第4−5頁、図1)
上述した先行技術では、データ処理の依頼を受けたサーバデバイスが必要なデータ処理プログラムを有していない場合には、クライアントプリンタ又は他のデバイスからプログラムをダウンロードしてデータ処理を行う構成となっている。
しかしながら、いくらクライアントプリンタではデータ処理を行う必要がないとはいえ、クライアントプリンタがサーバデバイスからのプログラム送信要求に応じるためには、それ相応に高度な通信処理を行う必要が生じる。このような処理は、もともと処理能力が高くないクライアントプリンタにとっては余計な負荷に他ならず、その分の負荷がクライアントプリンタには新たな重荷になる。
同様に、近年ではネットワーク環境で用いられる共用装置(デジタル複合機等)に予め各種のアプリケーション実行環境を内蔵させておき、ユーザのニーズに合わせて開発された様々なアプリケーションを共用装置に追加しながらその機能をユーザニーズに適合させるといった、カスタマイズに関する実例が増えてきている。
しかしながら、この種の共用装置がもともと保有するシステムリソース(CPUパワー・メモリ容量等)は、その本来の印刷やスキャンといった基本的な共用サービスを想定した範囲内で設計されていることが多い。このため、共用装置による付加的なアプリケーションの実行は、そのシステムリソースへ重篤なインパクトを与えることが懸念されている。さらには、そのようにシステムリソースを多く消費するアプリケーションの稼働によって、共用装置本来のシステムの状態が不安定化するばかりか、極端な場合はシステム停止に追い込まれてしまうおそれがある。また、共用装置の保有するシステムリソースにもともと余裕がないという条件下では、追加されるアプリケーションもその本来のパフォーマンスや提供すべき機能についての制限を受けることになりかねない。
これらの問題について、単純なリソースアップによる解決を試みようとする手法は、負荷分散環境の構築に伴う個々のリソース低減という技術的志向に相反するものであって、歓迎される手法ではない。
そこで本発明は、単純なシステムリソースアップによる解決を求めるのではなく、異なるアプローチにより負荷の低減を図ろうとするものである。
本発明は、以下の構成により課題を解決する。
第1に本発明は、複数の機器が接続されたネットワークに接続され、このネットワーク環境下での共用に適した共用向けサービスを提供可能な電子機器を提供する。
本発明の電子機器は、共用向けサービスを基本的な機能として実行する基本機能実行手段と、共用向けサービスの使用に際して使用者の操作を受け付けるとともに、この操作に基づいて操作信号を出力する操作部と、共用向けサービスの使用に関する情報を表示する表示部とを備える。
また本発明の電子機器は送信手段を備え、この送信手段は、ネットワークを介して別に存在し且つ共用向けサービスに対して別の機能を付加した追加アプリケーションをその実行環境とともに保有した外部機器との間で通信を行うための中継部を有し、操作部により出力された操作信号を中継部からネットワークを通じて外部機器に送信する機能を有する。
送信手段の他にも、本発明の電子機器は、操作信号の送信に呼応した外部機器による追加アプリケーションの実行に伴い、その実行結果に関する情報をネットワーク経由で中継部にて受け取る受信手段と、中継部にて受け取った実行結果に関する情報に基づき、表示部による表示内容を更新する表示更新手段とを備える。
このような構成により、電子機器はそれ自身が追加アプリケーションとこれを実行するハードウェア環境を保有していなくても、ネットワーク上の離れた外部機器が保有する追加アプリケーションを活用することができる。このため、電子機器そのもののリソースを拡充することなく、外部機器との協働によってアプリケーションを追加し、共用向けサービスの機能や付加価値を高めることができる。
さらに、追加アプリケーションが実行された結果に関して、その情報を電子機器が受け取って表示することができる。このため、電子機器を使用するユーザには、あたかも電子機器が追加アプリケーションを保有し、かつ、これを実行しているかのような感覚を与えることができる。このため、ユーザの自然な使用感を損なうことなく、電子機器の利便性を高めることができる。
第2に本発明は、別途独立の構成を有した電子機器を提供する。この電子機器もまた、複数の機器が接続されたネットワークに接続され、このネットワーク環境下での共用に適した共用向けサービスを提供可能なものである。
その上で、第2に提供される電子機器は、共用向けサービスを基本的な機能として実行するとともに、この実行に伴う動作信号を出力する基本機能実行手段と、共用向けサービスの使用に際して使用者の操作を受け付けるとともに、この操作に基づいて操作信号を出力する操作部と、共用向けサービスの使用に関する情報を表示する表示部と、ネットワークを介して別に存在し且つ共用向けサービスに対して別の機能を付加した追加アプリケーションをその実行環境とともに保有した外部機器との間にてネットワークを通じて通信を行うための中継部を有し、操作部により出力された操作信号を中継部からネットワークを通じて外部機器に送信する送信手段と、操作信号の送信に呼応した外部機器による追加アプリケーションの実行に伴って発生する共用向けサービスに対する提供要求をネットワーク経由で受信する一方、この受信した提供要求に基づき基本機能実行手段が有する共用向けサービスの機能をネットワーク経由で外部機器が実行する追加アプリケーションに提供する提供手段と、提供要求に基づく共用サービスの提供に伴い基本機能実行手段により出力される動作信号を、ネットワーク経由で外部機器が実行する追加アプリケーションに向けて転送する転送手段と、転送手段による動作信号の転送に呼応した外部機器による追加アプリケーションの実行に伴い、その実行結果に関する情報をネットワーク経由で中継部にて受け取る受信手段と、中継部にて受け取った実行結果に関する情報に基づき、表示部による表示内容を更新する表示更新手段とを備える。
このような構成により、第2に提供される電子機器は、それ自身が追加アプリケーションとこれを実行するハードウェア環境を保有していなくても、ネットワーク上の離れた外部機器が保有する追加アプリケーションを活用することができる。このため、電子機器そのもののリソースを拡充することなく、外部機器との協働によってアプリケーションを追加し、共用向けサービスの機能や付加価値を高めることができる。
またこの場合、追加アプリケーションが使用するシステムリソースは、電子機器から離れた外部機器のものがほとんどである。このため、電子機器でのリソース消費は基本的な機能の呼び出しに応じたときに制約されることから、解決する課題の前提として述べたリソース不足によるシステムの稼動状態の不安定化を確実に回避することができる。
また、追加アプリケーションが電子機器とは離れた外部機器で実行されるにもかかわらず、追加アプリケーションが電子機器に固有の共用向けサービスの機能を適宜呼び出して、これを活用することができる。このため、追加アプリケーションの導入によって電子機器に新たな機能が付加されるだけでなく、既存の基本的な機能同士の組み合わせが可能となったり、基本的な機能において使用されるパラメータを変更することができたり、表示や操作の仕方を変えることが可能になったりする。これにより、追加アプリケーションの導入によってユーザにあらたな利便性をもたらすという目的が容易に達成される。
第1又は第2に提供される電子機器において、中継部は、操作部が出力する操作信号をネットワークを通じて送信するためのプロキシとして機能し、このプロキシが外部機器にて通信を仲介するスタブに対して操作信号を転送する。また中継部は、受信手段が外部機器による追加アプリケーションの実行に伴う実行結果に関する情報を受け取る際のプロキシとしても機能することができる。
これらの場合、操作や表示に関する信号、情報等をネットワーク上でやりとりする仕組みを容易に構築することができる。
第2に提供される電子機器において、提供手段は、ネットワーク経由で提供要求を受信するためのスタブとして機能する。また転送手段は、動作信号をネットワーク経由で外部機器が実行する前記追加アプリケーションに対して転送するためのプロキシとして機能する。
これらの場合についても、ネットワーク経由による追加アプリケーションからの呼び出しに応えて、電子機器が基本的な機能である共用向けサービスを実行する仕組みを容易に構築することができる。
第3に本発明は、アプリケーション実行システムを提供する。このシステムは、複数の機器同士を相互に接続するネットワークと、ネットワークに接続され、ネットワーク環境下での共用に適した共用向けサービスを基本的な機能として有する電子機器と、電子機器とは別にネットワークに接続され、共用向けサービスに対して別の機能が付加された追加アプリケーションの機能を保有する外部機器と、電子機器に備えられ、共用向けサービスの使用に際して使用者の操作を受け付けるとともに、この操作に基づいて操作信号を出力する操作部と、電子機器に備えられ、共用向けサービスの使用に関する情報を表示する表示部と、電子機器及び外部機器にそれぞれ備えられ、電子機器と外部機器との間にてネットワーク経由で相互に通信を行うための中継部と、操作部により出力された操作信号を電子機器の中継部からネットワークを通じて外部機器の中継部に送信する第1送信手段と、外部機器に備えられ、操作信号の送信に呼応して追加アプリケーションを実行するアプリケーション実行環境と、外部機器による追加アプリケーションの実行に伴い、その実行結果に関する情報を外部機器の中継部からネットワークを通じて電子機器の中継部に送信する第2送信手段と、電子機器に備えられ、中継部にて受け取った実行結果に関する情報に基づき、表示部による表示内容を更新する表示更新手段とを備えている。
このアプリケーション実行システムによれば、電子機器そのものが追加アプリケーションとこれを実行するハードウェア環境を保有していなくても、ネットワーク上の離れた外部機器が保有する追加アプリケーションを活用することができる。このため、電子機器のリソースを拡充することなく、外部機器との協働によってアプリケーションを追加し、システム全体として共用向けサービスの機能や付加価値を高めることができる。
さらに、追加アプリケーションが実行された結果に関して、その情報を電子機器が受け取って表示することができる。このため、システムを利用するユーザには、あたかも電子機器が追加アプリケーションを保有し、かつ、これを実行しているかのような感覚を与えることができる。このため、ユーザの自然な使用感を損なうことなく、電子機器の利便性を高めることができる。
第4に本発明が提供するアプリケーション実行システムは、別途独立した構成を有する。すなわちアプリケーション実行システムは、複数の機器同士を相互に接続するネットワークと、ネットワークに接続され、ネットワーク環境下での共用に適した共用向けサービスを基本的な機能として保有する電子機器と、電子機器とは別にネットワークに接続され、共用向けサービスに対して別の機能が付加された追加アプリケーションの機能を保有する外部機器と、電子機器に備えられ、共用向けサービスの使用に際して使用者の操作を受け付けるとともに、この操作に基づいて操作信号を出力する操作部と、電子機器に備えられ、共用向けサービスの使用に関する情報を表示する表示部と、電子機器及び外部機器にそれぞれ備えられ、電子機器と外部機器との間にてネットワーク経由で相互に通信を行うための中継部と、中継部とは別に電子機器及び外部機器にそれぞれ備えられ、電子機器が保有する共用向けサービスの機能に関する関数情報をネットワーク経由で外部機器が有する追加アプリケーションに送信するための送受信部と、操作部により出力された操作信号を電子機器の中継部からネットワークを通じて外部機器の中継部に送信する第1送信手段と、外部機器に備えられ、操作信号の送信に呼応して追加アプリケーションを実行するアプリケーション実行環境と、外部機器による追加アプリケーションの実行に伴い、外部機器の送受信部からネットワークを通じて共用向けサービスの機能の提供要求を電子機器の送受信部に対して送信する要求送信手段と、提供要求に基づいて電子機器にて実行される共用向けサービスの機能を、外部機器にて実行される追加アプリケーションに提供する提供手段と、提供要求に基づく共用サービスの提供に伴って出力される動作信号を、電子機器の送受信部からネットワーク経由で外部機器の送受信部に転送する転送手段と、外部機器による追加アプリケーションの実行に伴い、その実行結果に関する情報を外部機器の中継部からネットワークを通じて電子機器の中継部に送信する第2送信手段と、電子機器に備えられ、中継部にて受け取った実行結果に関する情報に基づき、表示部による表示内容を更新する表示更新手段とを備えている。
このアプリケーション実行システムによれば、電子機器と外部機器との協働により、ユーザが共用向けサービス及びその追加アプリケーションを有効に活用することができる。追加アプリケーションの実行に必要なリソースは外部機器が分担し、電子機器は共用向けサービスの実行に十分なリソースを保有するだけでよいので、追加アプリケーションの導入に伴う電子機器のリソース低下を招くことはない。
またこの場合でも、システムを利用するユーザの操作は電子機器に対して行われるため、ユーザに離れた位置の外部機器を意識させないことから、その操作を複雑化したり、操作の利便性を損ねたりすることはない。
上述した2通りのアプリケーション実行システムにおいて、電子機器の中継部は、操作部が出力する操作信号をネットワーク経由で外部機器の中継部に送信するためのプロキシとして機能し、外部機器の中継部は、ネットワーク経由で受信した前記操作信号を前記追加アプリケーションに与えるためのスタブとして機能する。またこの場合、電子機器の中継部は、外部機器による追加アプリケーションの実行に伴う実行結果に関する情報を受け取る際のプロキシとしても機能する。
これらの場合、操作や表示に関する信号、情報等をネットワーク上でやりとりする仕組みを容易に構築することができる。
あるいは、第4に提供されるアプリケーション実行システムにおいて、電子機器の送受信部は、ネットワーク経由で提供要求を受信するためのスタブとして機能する。さらにこの場合、電子機器の送受信部は、ネットワーク経由で動作信号を転送するためのプロキシとしても機能する。
これらの場合についても、ネットワーク経由による追加アプリケーションからの呼び出しに応えて、電子機器が基本的な機能である共用向けサービスを実行する仕組みを容易に構築することができる。
そして第5に本発明は、プログラムを提供する。このプログラムは、複数の機器同士を相互に接続するネットワークに接続された電子機器のコンピュータに、ネットワーク環境下での共用に適した共用向けサービスを基本的な機能として実行させる手順と、電子機器とは別にネットワークに接続された外部機器のコンピュータに、共用向けサービスに対して別の機能が付加された追加アプリケーションを実行させる手順と、電子機器のコンピュータに、共用向けサービスの使用に際して電子機器が備える操作部により使用者の操作を受け付けさせ、この操作に基づいて操作信号を出力させる手順と、電子機器のコンピュータに、共用向けサービスの使用に関する情報を表示部で表示させる手順と、電子機器のコンピュータ及び外部機器のコンピュータに、電子機器及び外部機器がそれぞれ備える中継部を用いて電子機器と外部機器との間にてネットワーク経由で相互に通信を行わせる手順と、電子機器のコンピュータに、操作部により出力された操作信号を電子機器の中継部からネットワークを通じて外部機器の中継部に送信させる手順と、外部機器のコンピュータに、外部機器が備えるアプリケーション実行環境において、操作信号の送信に呼応して追加アプリケーションを実行させる手順と、外部機器のコンピュータに、追加アプリケーションの実行に伴い、その実行結果に関する情報を外部機器の中継部からネットワークを通じて電子機器の中継部に送信させる手順と、電子機器のコンピュータに、中継部にて受け取られた実行結果に関する情報に基づいて表示部による表示内容を更新させる手順とを実行させるものである。
上記のプログラムは、ネットワークに接続された機器(電子機器,外部機器)にインストールされることで、本発明の電子機器やアプリケーション実行システムを実現することができ、その汎用性や拡張性を向上する。
本発明は、電子機器が本来有するシステムリソースをほとんど圧迫することなく、所望の追加アプリケーションの導入による利便性の向上を可能とする。これにより、基本的な機能を実行する際のシステム状態を安定化させ、その信頼性を長期間にわたって保持することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1は、アプリケーション実行システムの一構成例を示している。このアプリケーション実行システムは、例えばLAN等のネットワーク2を用いて構築される。ネットワーク2には、コンピュータを備えた電子機器の一例である多機能周辺機器(以下、「MFP」と略称する)4が接続されており、ユーザはMFP4を操作してアプリケーション実行システムを稼働させることができる。
以下に述べるアプリケーション実行システムは、プログラム(ソフトウェア)の命令によりコンピュータを備えた電子機器(ハードウエア)で実行される手順や電子機器が有する機能の発揮により実現される。プログラムは、電子機器の各構成要素に指令を送り、以下に説明する手順や機能、動作を行わせる。すなわち、本実施形態のアプリケーション実行システムにおける各手順や動作は、プログラムと電子機器との協働によって実現される。
プログラムの全部又は一部は、例えば、磁気ディスクや光ディスク、半導体メモリその他任意のコンピュータで読取り可能な記録媒体に記録された状態で提供される。そして、記録媒体から読み出されたプログラムがコンピュータを備えた電子機器にインストールされて実行される。またプログラムは、記録媒体を介さず、通信回線を通じてコンピュータにダウンロードし、これを実行することもできる。
MFP4は、例えば画像形成装置を基本構成としたデジタル複合機である。すなわちMFP4は、デジタル複写機やプリンタ、ファクシミリ、スキャナとしての各機能を備えている。MFP4のハードウエア構成については公知のものを適用することができ、具体的には、原稿の画像を読み取るスキャナ(画像読取部)や、原稿をスキャナの画像読取位置へ搬送する自動原稿搬送装置(ADF)、画像データに基づいて形成した画像を用紙に転写するプリントエンジン(画像形成部)、転写済みの用紙に対してソートや穴開け、ステープル処理等の後処理を行う後処理装置等を備えるほか、その動作を制御するための制御ユニットを備える。
このようなMFP4は、ネットワーク2が用いられる環境下において共用の目的で設置される。すなわち、MFP4が有する基本的な機能(コピー、FAX、プリンタ、スキャナ等の機能)は、ユーザ各人が業務遂行に際して占有するよりは、大勢のユーザで共用し、必要に応じて活用することが合理的である。
ネットワーク2には、MFP4に対して別の外部機器となるリモートコンピュータ6が接続されている。リモートコンピュータ6は、いわゆるデスクトップ型やノートブック型のパーソナルコンピュータでよい。アプリケーション実行システムにおいて、MFP4及びリモートコンピュータ6はネットワークインフラ2を通じて相互に通信可能となっている。なお、MFP4及びリモートコンピュータ6は少なくとも1台ずつ設置されていればよいが、本実施形態のアプリケーション実行システムでは特に設置台数の制限はない。またネットワーク2への接続態様は、無線又は有線のいずれであってもよい。
〔第1実施形態〕
次に、アプリケーション実行システムの第1実施形態について説明する。
図2は、MFP4及びリモートコンピュータ6の機能構成例を示すブロック図である。なお、ここではアプリケーション実行システムの稼働に必要な要素だけを挙げて説明するものとし、その他の要素については適宜図示及び説明を省略している。
MFP4は、デジタル複合機としての基本機能10を備えている。基本機能10は、コピー機能やFAX機能、スキャナ機能、プリンタ機能、さらにはフィニッシャ機能等の基本的な動作アプリケーションの集合である。このうちコピー機能は、スキャナで読み取った画像データをプリントエンジンに伝送して用紙に画像を転写するための機能である。またFAX機能は、スキャナにより読み取った画像データを通信回線経由で送信したり、逆に受信した画像データを基に用紙に画像を転写したりする機能である。スキャナ機能は、スキャナにより原稿を読み取って画像データを生成する機能である。プリンタ機能は、画像データに基づいてプリントエンジンを作動させ、用紙に画像を転写(印刷)する機能である。これら基本機能10は、OS(オペレーティングシステム)12上で動作する。
MFP4には表示・操作部14が装備されている。表示・操作部14には、ユーザの操作を受け付ける操作キーやタッチパネル、表示画面等の機能が含まれる。上述の基本機能10は、表示・操作部14に対するユーザの操作に応じて実行される。
第1実施形態で注目すべき特徴は、MFP4において実行されるべき追加アプリケーション16が、アプリケーション実行環境18とともにリモートコンピュータ6に組み込まれている点である。アプリケーション実行環境18は、追加アプリケーション16を実行するためのシステムリソースであり、これにはリモートコンピュータ6が有するハードウエアデバイス(CPU,メモリ,ハードディスク等)が割り当てられる。
追加アプリケーション16としては、MFP4の基本機能10に対して何らかの拡張的な機能を付加したものである。例えば、単純に原稿をコピーするだけの機能に対して、読み取った原稿を編集(原稿4枚分を用紙1枚にレイアウト)して出力するといった応用コピー機能がこれに該当する。あるいは、その都度相手先の番号をユーザが指定してFAXを送信する機能に対して、送信先のアドレスをデータベースから検索して指定し、複数の相手先に送信するといった応用送信機能が該当する。こうした追加アプリケーション16は、1台のリモートコンピュータ6に複数のものを組み込むことができる。また個々の追加アプリケーション16は、リモートコンピュータ6のOS20上で動作することができる。
このような追加アプリケーション16をMFP4の表示・操作部14からユーザが実行するために、MFP4に中継部22が設置されている。この中継部22は、ネットワーク2を通じてリモートコンピュータ6の中継部24に接続されている。MFP4の中継部22はプロキシとして機能し、このプロキシが表示・操作部14からみると追加アプリケーション16そのものであるかのように動作する。
このような構成により、ユーザがMFP4の表示・操作部14に対して行った操作信号は、中継部22,24の組み合わせ(プロキシ→スタブ)の経路を通って追加アプリケーション16に与えられる。一方、リモートコンピュータ6の中継部24はスタブとして機能し、リモートコンピュータ6上で動作する追加アプリケーション16からの表示動作信号は、先の経路と逆向きの経路(スタブ→プロキシ)を通じて表示・操作部14に与えられる。これにより、追加アプリケーション16からは、スタブ(中継部24)が表示・操作部14と同等の機能を有するものとして認識される。このようなスタブ機能を持つ中継部24は、リモートコンピュータ6の独立したソフトウェアコンポーネントとして実現することもできるし、1つの追加アプリケーション16として実現することもできる。
次に、第1実施形態のアプリケーション実行システムにおけるシーケンスについて説明する。
図3は、第1実施形態におけるアプリケーション実行手順を示すシーケンスの一例を示している。このシーケンス例は、MFP4の表示・操作部14を通じてリモートコンピュータ6に組み込まれた追加アプリケーション16を実行し、その表示動作を表示・操作部14にて行うまでの手順である。以下、ステップS1からステップS11までの手順について説明する。なお、ここでは簡略化のために、ネットワーク2上でMFP4とこれに対応するリモートコンピュータ6との関係を1対1として考えている。
ステップS1:アプリケーション実行システムを活用するユーザによりMFP4の表示・操作部14にて必要なキー操作が行われ、その中で「開始」ボタンが押される。
ステップS2:表示・操作部14は、「開始」ボタンが押されたことを受け、これを開始キーイベントとしてプロキシ(中継部22)に通知する。
ステップS3:プロキシ(中継部22)は、ネットワーク2を通じて開始キーイベントをリモートコンピュータ6のスタブ(中継部24)に転送する。
ステップS4:スタブ(中継部24)は、転送されてきた開始キーイベントをアプリケーション実行環境18に通知する。
ステップS5:開始キーイベントが通知されたことにより、アプリケーション実行環境18が追加アプリケーション16に対して開始処理の呼び出しを行う。これにより、イベントに対応した追加アプリケーション16が起動する。
ステップS6:実行中の追加アプリケーション16は、既存の外部システム26を用いてデータベース処理を開始する。この外部システム26は、MFP4の内部システムや、起動中の追加アプリケーション16及びその実行環境18からみて外部の存在となるシステムである(図2に示さず)。例えば、リモートコンピュータ6上で動作するデータベースや、ネットワーク2に接続された別のリモートコンピュータ6又はサーバで動作するデータベース等が該当する。
また、外部システム26に記憶されている情報は、例えば複数件のFAXの送信先(FAX番号)を記録した送信先情報である。ステップS6のデータベース処理では、追加アプリケーション16が外部システム26のデータベースにアクセスして送信先情報を読み出す。
ステップS7:追加アプリケーション16は、読み出した送信先情報に基づいて表示内容を作成する。ここで作成する表示内容は、例えば送信先の名称(又は個人名)とFAX番号とを対応付けて一覧表にしたもの等である。
ステップS8:次に追加アプリケーション16がその実行環境18に対して表示を更新する。ただし、この表示の更新はリモートコンピュータ6に固有のディスプレイに対するものではなく、MFP4の表示・操作部14に対するものである。したがって、具体的な表示フォーマット(描画形式)は、表示・操作部14のハードウエア仕様に合わせて加工されている。
ステップS9:アプリケーション実行環境18は、追加アプリケーション16による表示更新をスタブ(中継部24)に渡す。
ステップS10:スタブ(中継部24)は、ネットワーク2を通じてMFP4のプロキシ(中継部22)に更新された表示内容を転送する。
ステップS11:プロキシ(中継部24)は、転送された表示内容に基づき、表示・操作部14の表示を更新する。
以上のように、MFP4で行われたユーザの操作に基づく追加アプリケーション16の実行はリモートコンピュータ6で行われ、その結果の表示がMFP4に返されるものとなっている。このためユーザに対しては、あたかもMFP4に追加アプリケーション16の機能が備わっているかのような感覚を抱かせることができ、その高機能に基づく利便性の向上に大きく寄与することができる。
また第1実施形態のアプリケーション実行システムでは、基本機能10に対する追加アプリケーション16をMFP4が保有していなくても、ネットワーク2を通じて接続されたリモートコンピュータ6がアプリケーション実行環境18を含めて追加アプリケーション16を保有している。このため、追加アプリケーション16の実行に際してMFP4のシステムリソースに過大な負荷をかけることがなく、本来の基本機能10の部分に対する動作保証をより確実にすることができる。
〔第2実施形態〕
次に、アプリケーション実行システムの第2実施形態について説明する。
図4は、第2実施形態のアプリケーション実行システムで用いられるMFP4及びリモートコンピュータ6の機能構成例を示すブロック図である。第1実施形態の場合と同様に、ここではアプリケーション実行システムの稼働に必要な要素だけを挙げて説明するものとし、その他の要素については適宜図示及び説明を省略している。また、第1実施形態と共通する事項については同じ符号を付与するものとし、その重複した説明を省略する。
第2実施形態でも同様に、MFP4において実行されるべき追加アプリケーション16が、アプリケーション実行環境18とともにリモートコンピュータ6に組み込まれている。さらに第2実施形態の場合、ネットワーク2を介して行うMFP4とリモートコンピュータ6との間の通信経路が2系統に分かれている点に特徴を有する。
具体的には、第1実施形態において中継部22,24として挙げた要素が拡張されている。2系統のうち一方の通信経路は、引き続き中継部22,24(図では表示・操作中継部と表記)として構成されており、これら中継部22,24の組は、それぞれプロキシ、スタブとして機能する。このような表示・操作用スタブ/プロキシの組み合わせは、追加アプリケーション16がアプリケーション実行環境18を通じて表示・操作部14との間で信号の授受を行う際の要素となる。
もう一方の通信経路は、API送受信部28,30として構成されている。これらAPI送受信部28,30は、先の表示・操作用スタブ/プロキシとは別に、API用スタブ/プロキシとして機能する。すなわち、追加アプリケーション16がその実行に伴いMFP4の基本機能10を活用しようとする場合、この基本機能10はアプリケーション実行環境18においてAPI(Application Program Interface)の単位(仕様)で用意されることになる。このため第2実施形態では、追加アプリケーション16からのAPI単位での基本機能10の呼び出しをMFP4に通知する一方、この呼び出しに応えた結果をリモートコンピュータ6に返すための要素としてAPI送受信部28,30の組が用意されているのである。
このような構成により、ユーザがMFP4の表示・操作部14に対して行った操作信号(イベント)や、追加アプリケーション16が更新した表示内容は、第1実施形態と同様に中継部22,24(表示・操作用プロキシ/スタブ)の経路を通じてやりとりされる。一方、追加アプリケーション16からのAPI呼び出しとその返戻に関しては、先の経路とは別のAPI送受信部28,30(API用プロキシ/スタブ)の経路を通じてやりとりされることになる。
次に、第2実施形態のアプリケーション実行システムにおけるシーケンスについて説明する。
図4は、第2実施形態におけるアプリケーション実行手順を示すシーケンスの一例を示している。このシーケンス例は、MFP4の表示・操作部14を通じてリモートコンピュータ6に組み込まれた追加アプリケーション16を実行し、追加アプリケーション16がMFP4の基本機能10を活用してFAXを送信するとともに、追加アプリケーション16が更新した表示動作を表示・操作部14にて行うまでの手順である。以下、ステップS01からステップS020までの手順について説明する。なお、ここでも簡略化のために、ネットワーク2上でMFP4とこれに対応するリモートコンピュータ6との関係を1対1として考えている。
ステップS01:アプリケーション実行システムを活用するユーザによってMFP4の表示・操作部14にて必要なキー操作が行われ、その中で「開始」ボタンが押される。
ステップS02:表示・操作部14は、「開始」ボタンが押されたことを受け、これを開始キーイベントとしてプロキシ(中継部22)に通知する。
ステップS03:プロキシ(中継部22)は、ネットワーク2を通じて開始キーイベントをリモートコンピュータ6のスタブ(中継部24)に転送する。
ステップS04:スタブ(中継部24)は、転送されてきた開始キーイベントをアプリケーション実行環境18に通知する。
ステップS05:開始キーイベントが通知されたことにより、アプリケーション実行環境18が追加アプリケーション16に対して開始処理の呼び出しを行う。これにより、イベントに対応した追加アプリケーション16が起動する。
ステップS06:実行中の追加アプリケーション16は、既存の外部システム26を用いてデータベース処理を開始する。この処理は、外部システム26が保有するデータベースから必要なFAX番号を取得するための処理である。例えば、ユーザが送信先を短縮番号で指定した場合、データベース中の短縮番号を検索し、該当するFAX番号を取得する処理が行われる。あるいは、ユーザが送信先の名称を仮名文字や欧文字で指定した場合、データベース中の該当名称を検索し、そのFAX番号を取得する処理が行われる。
ステップS07:追加アプリケーション16は、MFP4(その基本機能10)に対してFAXの発呼(送信先のFAX番号)を指示する。ここで、追加アプリケーション16が活用するMFP4の基本機能10は、上述の通りアプリケーション実行環境18においてAPI単位(仕様)で用意される。例えば追加アプリケーション16にJava(登録商標)を適用した場合、クラスやインタフェース、さらにこれらによって定義されるメソッド、プロパティ等がAPIに含まれることになる。
ステップS08:アプリケーション実行環境18は、追加アプリケーション16からのFAX発呼要求をAPI送受信部30に通知する。
ステップS09:API送受信部30は、ネットワーク2を通じてMFP4のAPI送受信部28と通信し、追加アプリケーション16からのFAX発呼要求を転送する。この要求は、MFP4の基本機能10に対するAPI呼び出しに該当する。
ステップS010:MFP4のAPI送受信部28は、受け取ったFAX発呼要求を基本機能10に通知する。
ステップS011:FAX発呼要求を受けて、MFP4の基本機能10によりFAXの送信が行われる。ここまでの説明で明らかなように、ここで行われるFAX送信を指示する主体はリモートコンピュータ6で実行される追加アプリケーション16である。
ステップS012:FAXの送信が終了すると、MFP4の基本機能10がFAX送信を終了した旨をAPI送受信部28に通知する。
ステップS013:MFP4のAPI送受信部28は、ネットワーク2を通じてリモートコンピュータ6のAPI送受信部30と通信を行い、FAX送信終了を表すイベントを転送する。このイベントは、先のステップS09で行われたAPI呼び出しに対する返戻イベントとして転送される。これは、API内部では基本機能10による一連のFAX送信動作の終了が1つのイベントとして存在するという考え方に基づくものである。
ステップS014:リモートコンピュータ6のAPI送受信部30は、受け取ったイベント(FAX終了)をアプリケーション実行環境18に通知する。
ステップS015:アプリケーション実行環境18は受け取った通知に基づき、追加アプリケーション16に対してFAX終了処理の呼び出しを行う。
ステップS016:追加アプリケーション16は、FAX終了処理を通じて表示内容を作成する。ここで作成する表示内容は、例えば送信先の名称(又は個人名)とともにFAXの送信が完了した旨を表す情報であったり、送信枚数を表す情報であったりする。
ステップS017:次に追加アプリケーション16がその実行環境18に対して表示を更新する。第1実施形態の場合と同様に、この表示の更新はリモートコンピュータ6に固有のディスプレイに対するものではなく、MFP4の表示・操作部14に対するものである。
ステップS018:アプリケーション実行環境18は、追加アプリケーション16による表示更新をスタブ(中継部24)に渡す。
ステップS019:スタブ(中継部24)は、ネットワーク2を通じてMFP4のプロキシ(中継部22)に更新された表示内容を転送する。
ステップS020:プロキシ(中継部24)は、転送された表示内容に基づき、表示・操作部14の表示を更新する。
以上のように、第2実施形態では、リモートコンピュータ6側で対象となるMFP4の基本機能10を活用することができる。このとき、追加アプリケーション16が使用するシステムリソースはリモートコンピュータ6のものがほとんどであり、MFP4におけるシステムリソースの消費は、基本機能10に関するAPIを呼び出した際と、表示・操作部14に関連する信号が発生した場合だけに限られている。このため、MFP4ではシステムリソースの不足による稼動状態の不安定化を確実に回避することができる。
また本発明の発明者は、第2実施形態の構成において以下の技術的知見を見いだしており、これを第2実施形態に適用することを提唱している。
先ず、表示・操作用又はAPI用スタブ/プロキシ間の通信には一般的な公知の技術を使用してもよい。ただし、表示・操作用スタブ/プロキシを構成する中継部22,24については、双方ともに通信(信号の送信)を起動する可能性があるため、例えばショートメッセージ送信仕様か、もしくはUDPプロトコルによる非同期的なメッセージを操作関係の通信に用いることとし、表示関係の通信にはHTML又はHTTPを用いることが好ましい。
また第2実施形態では、全般にリモート呼び出しの仕様として、例えばSOAP(Simple Object Access Protocol)を用いることも可能である。特にAPI呼び出しに関する部分では、SOAPによる明示的な呼び出し元と機能提供元との関係を有したリモート呼び出し機構を適用することが望ましい。
上述した第1,第2実施形態によれば、MFP4そのものの基本性能に依存することなく、リモートコンピュータ6をより高性能なマシンに置き換えるだけで、相応のパフォーマンス向上(処理速度の向上)を期待することができる。このため、単純に導入コストだけの比較で見ると、MFP4の入れ替えに比較して、リモートコンピュータ6の入れ替えの方が明らかに安価である。
〔他の実施形態への展開〕
以上は、アプリケーション実行システムの好ましい2つの実施形態についての説明である。さらにアプリケーション実行システムは、以下の変形ないし追加をもって他の実施形態への展開が可能である。
第1実施形態では、ネットワーク2を介したMFP4とリモートコンピュータ6との関係が1対1であったが、この関係は1対NやN対1、もしくはN対Nであってもよい(N>1)。
〔1対Nの関係〕
この関係では、1台のMFPに対して複数のリモートコンピュータが割り当てられる。先ず、複数台のリモートコンピュータ6のそれぞれに大規模な追加アプリケーションを配置する。そして、MFP4を操作するユーザがそれら多数の追加アプリケーションをMFP4の表示・操作部14から呼び出し、適宜に選択して使用することが可能となる。これにより、MFP4単独では保持できない規模の追加アプリケーション群を運用することが可能になる。
〔N対1の関係〕
この関係では、複数台のMFPに1台のリモートコンピュータが割り当てられる。
従来までは、全てのMFPに1つ1つアプリケーションをインストールしなければならず、その手間は甚大なものである。これに対し、ここで挙げた構成では、1台のリモートコンピュータ(ある種のサーバでよい)に追加アプリケーションを配置しておくことで、複数あるMFP4のそれぞれから追加アプリケーションを使用することができる。この場合、ある1台のMFP4が追加アプリケーションを使用している場合の排他制御については、リモートコンピュータに対してサーバの基本機能として割り当てることができる。また、ライセンスコントロールも同様に既存のものとすることができる。
〔N対Nの関係〕
この関係では、複数台のMFPに複数台のリモートコンピュータが割り当てられる。このような態様であれば、上述した1対Nの関係から得られる効果に加え、N対1の関係から得られる効果が得られる。
本発明は上述した実施形態に制約されることなく、各種の変形や追加を伴って実施することができる。
MFP4の表示・操作部14は、それ単体でリモートコンピュータ6に配置されてもかまわない。例えば、MFP4が内蔵するWEBサーバを介して、表示・操作部14の具体的な形態(形状やキーの配列、表示画面等)をリモートホスト上のブラウザにHTML等で表示する態様が考えられる。HTML表示であれば、リモートホストでは、そのポインティングデバイスを用いて画面上の操作キーに触れることができるため、ユーザの操作感を損なうことがない。
また上記のリモートホストは、第1又は第2実施形態で挙げたリモートコンピュータ6であってもかまわない。あるいは、上記のリモートホストが別のMFP4の表示・操作部14であってもよい。
アプリケーション実行システムの構成図である。 第1実施形態におけるMFP及びリモートコンピュータの機能構成例を示すブロック図である。 第1実施形態におけるアプリケーション実行手順を示すシーケンス図である。 第2実施形態におけるMFP及びリモートコンピュータの機能構成例を示すブロック図である。 第2実施形態におけるアプリケーション実行手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
2 ネットワーク
4 MFP(電子機器)
6 リモートコンピュータ(外部機器)
10 MFP基本機能(共用向けサービス)
14 表示・操作部
16 追加アプリケーション
18 アプリケーション実行環境
22 中継部(プロキシ)
24 中継部(スタブ)
26 外部システム
28 API送受信部(プロキシ/スタブ)
30 API送受信部(スタブ/プロキシ)

Claims (13)

  1. 複数の機器が接続されたネットワークに接続され、このネットワーク環境下での共用に適した共用向けサービスを提供可能な電子機器において、
    前記共用向けサービスを基本的な機能として実行する基本機能実行手段と、
    前記共用向けサービスの使用に際して使用者の操作を受け付けるとともに、この操作に基づいて操作信号を出力する操作部と、
    前記共用向けサービスの使用に関する情報を表示する表示部と、
    前記ネットワークを介して別に存在し且つ前記共用向けサービスに対して別の機能を付加した追加アプリケーションをその実行環境とともに保有した外部機器との間にて前記ネットワークを通じて通信を行うための中継部を有し、前記操作部により出力された操作信号を前記中継部から前記ネットワークを通じて前記外部機器に送信する送信手段と、
    前記操作信号の送信に呼応した前記外部機器による前記追加アプリケーションの実行に伴い、その実行結果に関する情報を前記ネットワーク経由で前記中継部にて受け取る受信手段と、
    前記中継部にて受け取った実行結果に関する情報に基づき、前記表示部による表示内容を更新する表示更新手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 複数の機器が接続されたネットワークに接続され、このネットワーク環境下での共用に適した共用向けサービスを提供可能な電子機器において、
    前記共用向けサービスを基本的な機能として実行するとともに、この実行に伴う動作信号を出力する基本機能実行手段と、
    前記共用向けサービスの使用に際して使用者の操作を受け付けるとともに、この操作に基づいて操作信号を出力する操作部と、
    前記共用向けサービスの使用に関する情報を表示する表示部と、
    前記ネットワークを介して別に存在し且つ前記共用向けサービスに対して別の機能を付加した追加アプリケーションをその実行環境とともに保有した外部機器との間にて前記ネットワークを通じて通信を行うための中継部を有し、前記操作部により出力された操作信号を前記中継部から前記ネットワークを通じて前記外部機器に送信する送信手段と、
    前記操作信号の送信に呼応した前記外部機器による前記追加アプリケーションの実行に伴って発生する前記共用向けサービスに対する提供要求を前記ネットワーク経由で受信する一方、この受信した提供要求に基づき前記基本機能実行手段が有する前記共用向けサービスの機能を前記ネットワーク経由で前記外部機器が実行する前記追加アプリケーションに提供する提供手段と、
    前記提供要求に基づく前記共用サービスの提供に伴い前記基本機能実行手段により出力される動作信号を、前記ネットワーク経由で前記外部機器が実行する前記追加アプリケーションに向けて転送する転送手段と、
    前記転送手段による動作信号の転送に呼応した前記外部機器による前記追加アプリケーションの実行に伴い、その実行結果に関する情報を前記ネットワーク経由で前記中継部にて受け取る受信手段と、
    前記中継部にて受け取った実行結果に関する情報に基づき、前記表示部による表示内容を更新する表示更新手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の電子機器において、
    前記中継部は、前記操作部が出力する操作信号を前記ネットワークを通じて送信するためのプロキシとして機能し、このプロキシが前記外部機器にて通信を仲介するスタブに対して操作信号を転送することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器において、
    前記中継部は、前記受信手段が前記外部機器による前記追加アプリケーションの実行に伴う実行結果に関する情報を受け取る際のプロキシとしても機能することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項2に記載の電子機器において、
    前記提供手段は、前記ネットワーク経由で前記提供要求を受信するためのスタブとして機能することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器において、
    前記転送手段は、前記動作信号を前記ネットワーク経由で前記外部機器が実行する前記追加アプリケーションに対して転送するためのプロキシとして機能することを特徴とする電子機器。
  7. 複数の機器同士を相互に接続するネットワークと、
    前記ネットワークに接続され、前記ネットワーク環境下での共用に適した共用向けサービスを基本的な機能として有する電子機器と、
    前記電子機器とは別に前記ネットワークに接続され、前記共用向けサービスに対して別の機能が付加された追加アプリケーションの機能を保有する外部機器と、
    前記電子機器に備えられ、前記共用向けサービスの使用に際して使用者の操作を受け付けるとともに、この操作に基づいて操作信号を出力する操作部と、
    前記電子機器に備えられ、前記共用向けサービスの使用に関する情報を表示する表示部と、
    前記電子機器及び前記外部機器にそれぞれ備えられ、前記電子機器と前記外部機器との間にて前記ネットワーク経由で相互に通信を行うための中継部と、
    前記操作部により出力された操作信号を前記電子機器の中継部から前記ネットワークを通じて前記外部機器の中継部に送信する第1送信手段と、
    前記外部機器に備えられ、前記操作信号の送信に呼応して前記追加アプリケーションを実行するアプリケーション実行環境と、
    前記外部機器による前記追加アプリケーションの実行に伴い、その実行結果に関する情報を前記外部機器の中継部から前記ネットワークを通じて前記電子機器の中継部に送信する第2送信手段と、
    前記電子機器に備えられ、前記中継部にて受け取った実行結果に関する情報に基づき、前記表示部による表示内容を更新する表示更新手段と
    を備えたことを特徴とするアプリケーション実行システム。
  8. 複数の機器同士を相互に接続するネットワークと、
    前記ネットワークに接続され、前記ネットワーク環境下での共用に適した共用向けサービスを基本的な機能として保有する電子機器と、
    前記電子機器とは別に前記ネットワークに接続され、前記共用向けサービスに対して別の機能が付加された追加アプリケーションの機能を保有する外部機器と、
    前記電子機器に備えられ、前記共用向けサービスの使用に際して使用者の操作を受け付けるとともに、この操作に基づいて操作信号を出力する操作部と、
    前記電子機器に備えられ、前記共用向けサービスの使用に関する情報を表示する表示部と、
    前記電子機器及び前記外部機器にそれぞれ備えられ、前記電子機器と前記外部機器との間にて前記ネットワーク経由で相互に通信を行うための中継部と、
    前記中継部とは別に前記電子機器及び前記外部機器にそれぞれ備えられ、前記電子機器が保有する前記共用向けサービスの機能に関する関数情報を前記ネットワーク経由で前記外部機器が有する前記追加アプリケーションに送信するための送受信部と、
    前記操作部により出力された操作信号を前記電子機器の中継部から前記ネットワークを通じて前記外部機器の中継部に送信する第1送信手段と、
    前記外部機器に備えられ、前記操作信号の送信に呼応して前記追加アプリケーションを実行するアプリケーション実行環境と、
    前記外部機器による前記追加アプリケーションの実行に伴い、前記外部機器の送受信部から前記ネットワークを通じて前記共用向けサービスの機能の提供要求を前記電子機器の送受信部に対して送信する要求送信手段と、
    前記提供要求に基づいて前記電子機器にて実行される前記共用向けサービスの機能を、前記外部機器にて実行される前記追加アプリケーションに提供する提供手段と、
    前記提供要求に基づく前記共用サービスの提供に伴って出力される動作信号を、前記電子機器の送受信部から前記ネットワーク経由で前記外部機器の送受信部に転送する転送手段と、
    前記外部機器による前記追加アプリケーションの実行に伴い、その実行結果に関する情報を前記外部機器の中継部から前記ネットワークを通じて前記電子機器の中継部に送信する第2送信手段と、
    前記電子機器に備えられ、前記中継部にて受け取った実行結果に関する情報に基づき、前記表示部による表示内容を更新する表示更新手段と
    を備えたことを特徴とするアプリケーション実行システム。
  9. 請求項7又は8に記載のアプリケーション実行システムにおいて、
    前記電子機器の中継部は、前記操作部が出力する操作信号を前記ネットワーク経由で前記外部機器の中継部に送信するためのプロキシとして機能し、
    前記外部機器の中継部は、前記ネットワーク経由で受信した前記操作信号を前記追加アプリケーションに与えるためのスタブとして機能することを特徴とするアプリケーション実行システム。
  10. 請求項9に記載のアプリケーション実行システムにおいて、
    前記電子機器の中継部は、前記外部機器による前記追加アプリケーションの実行に伴う実行結果に関する情報を受け取る際のプロキシとしても機能することを特徴とするアプリケーション実行システム。
  11. 請求項8に記載のアプリケーション実行システムにおいて、
    前記電子機器の送受信部は、前記ネットワーク経由で前記提供要求を受信するためのスタブとして機能することを特徴とするアプリケーション実行システム。
  12. 請求項11に記載のアプリケーション実行システムにおいて、
    前記電子機器の送受信部は、前記ネットワーク経由で前記動作信号を転送するためのプロキシとしても機能することを特徴とするアプリケーション実行システム。
  13. 複数の機器同士を相互に接続するネットワークに接続された電子機器のコンピュータに、前記ネットワーク環境下での共用に適した共用向けサービスを基本的な機能として実行させる手順と、
    前記電子機器とは別に前記ネットワークに接続された外部機器のコンピュータに、前記共用向けサービスに対して別の機能が付加された追加アプリケーションを実行させる手順と、
    前記電子機器のコンピュータに、前記共用向けサービスの使用に際して前記電子機器が備える操作部により使用者の操作を受け付けさせ、この操作に基づいて操作信号を出力させる手順と、
    前記電子機器のコンピュータに、前記共用向けサービスの使用に関する情報を前記表示部で表示させる手順と、
    前記電子機器のコンピュータ及び前記外部機器のコンピュータに、前記電子機器及び前記外部機器がそれぞれ備える中継部を用いて前記電子機器と前記外部機器との間にて前記ネットワーク経由で相互に通信を行わせる手順と、
    前記電子機器のコンピュータに、前記操作部により出力された操作信号を前記電子機器の中継部から前記ネットワークを通じて前記外部機器の中継部に送信させる手順と、
    前記外部機器のコンピュータに、前記外部機器が備えるアプリケーション実行環境において、前記操作信号の送信に呼応して前記追加アプリケーションを実行させる手順と、
    前記外部機器のコンピュータに、前記追加アプリケーションの実行に伴い、その実行結果に関する情報を前記外部機器の中継部から前記ネットワークを通じて前記電子機器の中継部に送信させる手順と、
    前記電子機器のコンピュータに、前記中継部にて受け取られた実行結果に関する情報に基づいて前記表示部による表示内容を更新させる手順と
    を実行させるプログラム。

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