JP2003288336A - 特定機能代行システム、及び、電子機器、記憶媒体 - Google Patents

特定機能代行システム、及び、電子機器、記憶媒体

Info

Publication number
JP2003288336A
JP2003288336A JP2002091330A JP2002091330A JP2003288336A JP 2003288336 A JP2003288336 A JP 2003288336A JP 2002091330 A JP2002091330 A JP 2002091330A JP 2002091330 A JP2002091330 A JP 2002091330A JP 2003288336 A JP2003288336 A JP 2003288336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
server
specific function
function
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002091330A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsunori Enomoto
勝則 榎本
Yoshiyuki Kondo
義之 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2002091330A priority Critical patent/JP2003288336A/ja
Priority to US10/386,457 priority patent/US7369257B2/en
Publication of JP2003288336A publication Critical patent/JP2003288336A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00204Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server
    • H04N1/00244Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server with a server, e.g. an internet server
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00204Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00204Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server
    • H04N1/00209Transmitting or receiving image data, e.g. facsimile data, via a computer, e.g. using e-mail, a computer network, the internet, I-fax
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0008Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus
    • H04N2201/001Sharing resources, e.g. processing power or memory, with a connected apparatus or enhancing the capability of the still picture apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0008Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus
    • H04N2201/0015Control of image communication with the connected apparatus, e.g. signalling capability

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多大なリソースを必要とする特定機能をサー
バに代行させて、リソース不足のクライアント側の機器
で当該特定機能を実行させることにより、クライアント
側のリソース不足の弊害を解消させること。 【解決手段】 WWWを介してサーバと接続された本体
において、所謂「2in1コピー」に関するリクエスト
をサーバに送信し(S201)、さらに、入力原稿の読
取データをサーバに送信すると(S203,S20
5)、サーバでは、所謂「2in1コピー」の出力形式
に加工された出力データにデータ処理し(S304)、
編集データとして、本体に送信する。一方、本体では、
サーバから受信した編集データを記録紙に印刷する(S
207)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアント側の
電子機器とサーバとの間でデータの伝送が行われる特定
機能代行システム及び、電子機器、記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークに接続されたファイ
ルサーバからマルチファンクション装置にデータを転送
する際の制御技術については、例えば、特開2001−
101106に記載された「マルチファンクション・シ
ステムおよびその制御方法、並びにその制御プログラム
を記録した記録媒体」がある。この点、特開2001−
101106に記載された「マルチファンクション・シ
ステムおよびその制御方法、並びにその制御プログラム
を記録した記録媒体」においては、ネットワーク上のフ
ァイルサーバに記憶されたアプリケーションやデータの
うち、ユーザーが使用するもののみをマルチファンクシ
ョン装置にダウンロードすることにより、マルチファン
クション装置で当該アプリケーションや当該データの使
用が可能になるので、マルチファンクション装置に必要
なメモリ容量を減らすことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昨今の
ネットワークの高速化に対し、上記マルチファンクショ
ン装置などのクライアント側の装置は、コストを抑える
ために、常にパワー不足であることを考えると、ダウン
ロードされるアプリケーションの記憶領域を確保するこ
とさえ、厳しい状況にある機種もある。また、コストを
抑えたために、リソースの少ない機種においては、多大
なリソースを必要とする機能(例えば、所謂「2in
1」、「4in1」など、贅沢なメモリ容量を必要とす
る集約コピー機能)を実行することができないという問
題点があった。
【0004】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされた特定機能代行システム及び、電子機
器、記憶媒体であって、多大なリソースを必要とする特
定機能をサーバに代行させて、リソース不足のクライア
ント側の電子機器で当該特定機能を実行させることによ
り、クライアント側のリソース不足の弊害を解消させる
ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に成された請求項1に係る発明は、特定機能代行システ
ムであって、特定機能を実行させるためのモードを設定
する設定手段と、その特定機能の対象になる対象データ
を入力するためのデータ入力手段と、前記特定機能の実
行を要求するリクエスト情報と前記データ入力手段によ
り入力された対象データを送出する送出手段と、前記特
定機能にて処理された処理データを出力する出力手段と
を有する電子機器と、前記電子機器から送出されたリク
エスト情報に基づき、前記対象データを前記特定機能に
応じたデータ処理を行うデータ処理手段と、そのデータ
処理手段にて処理された処理データを送出元の電子機器
に返送する返送手段とを有するサーバと、を備え、前記
電子機器と前記サーバとをネットワークを介して接続す
ることにより、前記電子機器が、前記サーバにて特定機
能に応じたデータ処理の実行を要求するリクエスト情報
並びにその対象データを送出した後、サーバが、前記デ
ータ処理手段にてリクエスト情報に応じた特定機能のデ
ータ処理を行い、電子機器がサーバにより処理データを
受取ることを特徴としている。
【0006】また、請求項2に係る発明は、要求された
リクエスト情報に基づき、特定機能に応じたデータ処理
を行うデータ処理手段、及びそのデータ処理処理手段に
て処理された処理データを送出元の電子機器に返送する
返送手段を有するサーバにネットワークを介して接続さ
れる電子機器であって、前記特定機能を実行させるため
のモードを設定する設定手段と、その特定機能の対象に
なる対象データを入力するためのデータ入力手段と、前
記特定機能の実行を要求するリクエスト情報と前記デー
タ入力手段により入力された対象データを前記サーバに
送出する送出手段と、前記サーバにて特定機能のデータ
処理がなされた処理データを受取り、その処理データを
出力する出力手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】また、請求項3に係る発明は、データを入
力するためのデータ入力手段、及び処理された処理デー
タを出力する出力手段とを有する電子機器と、要求に基
づき、各種のデータ処理を行うデータ処理手段を有する
サーバと、を備えたシステムで使用される記憶媒体であ
って、特定機能を実行させるためのモードを設定させる
処理と、その特定機能の対象になる対象データを前記デ
ータ入力手段にて入力させる処理と、前記特定機能の実
行を要求するリクエスト情報と前記データ入力手段によ
り入力された対象データをネットワークを介して前記サ
ーバに送出する処理と、前記サーバにて特定機能のデー
タ処理がなされた処理データを受取り、その処理データ
を出力させる処理とからなる特定機能代行処理プログラ
ムを格納したことを特徴としている。
【0008】すなわち、本発明の特定機能代行システム
では、ネットワークを介してサーバと接続されたクライ
アント側の電子機器において、設定手段により、特定機
能をサーバに実行させるためのモードを設定し、送出手
段を介して、当該特定機能を要求するリクエスト情報を
サーバに送出するとともにデータ入力手段により入力し
た対象データをサーバに送出すると、サーバでは、デー
タ処理手段により、送出元の電子機器からの対象データ
を、送出元の電子機器からのリクエスト情報で要求され
た特定機能に応じた処理データにデータ処理し、返送手
段により、当該処理データを送出元の電子機器に返送す
る一方で、送出元の電子機器では、出力手段により、サ
ーバから受取った処理データを出力させることから、多
大なリソースを必要とする特定機能をサーバに代行させ
て、リソース不足のクライアント側の電子機器で当該特
定機能を実行させているので、クライアント側のリソー
ス不足の弊害を解消させることができる。
【0009】よって、本発明の特定機能代行システムで
は、コストアップとなる高価格機能をサーバに代行させ
ることもできるので、低価格に抑えたクライアント側の
電子機器で高価格機能を実行することが可能となる。さ
らに、本発明の特定機能代行システムでは、機能拡張を
行う場合には、当該拡張機能をサーバに代行させること
ができるので、クライアント側の電子機器において、当
該拡張機能を実行するために必要なバージョンアップを
少量に抑えることが可能となる。
【0010】もっとも、上記の作用・効果については、
クライアント側の電子機器で読み込まれる記憶媒体に格
納されたプログラムにより実現させてもよい。従って、
上記の作用・効果については、クライアント側の電子機
器や、クライアント側の電子機器で読み込まれる記憶媒
体においても、同様にして、発揮することができる。
【0011】尚、本発明の特定機能代行システム及び、
電子機器、記憶媒体において、多大なリソースを必要と
する特定機能の具体例としては、例えば、集約コピー機
能や、OCR機能、A−D変換(音声・テキスト変換)
機能、D−A変換(テキスト・音声変換)機能などがあ
り、これらの場合には、クライアント側において、サー
バに代行させた集約コピー機能を利用して印刷したり、
サーバに代行させたOCR機能を利用して印刷やメール
送信を行ったり、サーバに代行させたA−D変換(音声
・テキスト変換)機能を利用してメール送信を行った
り、サーバに代行させたD−A変換(テキスト・音声変
換)機能を利用してメール受信を行ったりすることがで
きる。ここで、このような具体例を整理すると、以下の
ように、列挙することができる。
【0012】すなわち、上記特定機能を、複数枚の入力
原稿をまとめて1枚の出力原稿にする集約コピー機能と
し、上記データ入力手段を、前記入力原稿を読み取る読
取手段とし、上記出力手段を、前記出力原稿を印刷する
印刷手段としたことを特徴とするものである。
【0013】また、上記特定機能を、手書原稿から文字
データを取得するOCR機能とし、上記データ入力手段
を、前記手書原稿を読み取る読取手段とし、上記出力手
段を、前記文字データを印刷する印刷手段としたことを
特徴とするものである。
【0014】また、上記ネットワークを介して電子メー
ルの受信・送信を行うメールサーバを備え、上記特定機
能を、手書原稿から文字データを取得するOCR機能と
し、上記データ入力手段を、前記手書原稿を読み取る読
取手段とし、上記出力手段を、前記文字データを前記電
子メールの一部として前記メールサーバに引き渡すメー
ル引渡手段としたことを特徴とするものである。
【0015】また、上記ネットワークを介して電子メー
ルの受信・送信を行うメールサーバを備え、上記特定機
能を、音声データを文字データに変換するA−D変換機
能とし、上記データ入力手段を、前記音声データの音声
を認識する音声入力手段とし、上記出力手段を、前記文
字データを前記電子メールの一部として前記メールサー
バに引き渡すメール引渡手段としたことを特徴とするも
のである。
【0016】また、上記ネットワークを介して電子メー
ルの受信・送信を行うメールサーバを備え、上記特定機
能を、文字データを音声データに変換するD−A変換機
能とし、上記データ入力手段を、前記メールサーバより
受け取った前記電子メールから前記文字データを抽出す
る文字抽出手段とし、上記出力手段を、前記音声データ
を音声で出力する音声出力手段としたことを特徴とする
ものである。
【0017】また、本発明の特定機能代行システム及
び、電子機器、記憶媒体において、クライアント側の電
子機器とサーバとを接続するネットワークには、インタ
ーネット、WWW、LANなどがあるが、特に、WWW
は、実際の利用価値が高く、上述した効果を顕著に発揮
できる。
【0018】すなわち、上記ネットワークがWWWであ
ることを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、図面とともに説明する。図1は、本発明が適用され
たファクシミリ装置1の使用形態を表す説明図であり、
図2は、ファクシミリ装置1の外部構成を表す概略斜視
図、図3は、ファクシミリ装置1の内部構成を表す説明
図である。
【0020】図1に示すように、ファクシミリ装置1
は、回線制御部3と、通信モジュール5と、を備えてい
る。回線制御部3は、外部接続ポート4(図4参照)を
備えており、この外部接続ポート4には、建造物内(家
庭内、オフィス内等)に設置されたスプリッタ8の電話
機用の接続ポートに繋がるアナログ線L1(2芯線、4
芯線からなる所謂電話線)が接続されている。
【0021】一方、通信モジュール5は、WAN側接続
ポート6及びLAN側接続ポート7(図3参照)を備え
ており、WAN側接続ポート6は、スプリッタ8のAD
SLモデム用の接続ポートにLANケープルL2を介し
て接続されたADSLモデム9に繋がるLANケーブル
L3に接続され、LAN側接続ポート7は、ハブ(HU
B)11に接続されている。
【0022】また、このハブ(HUB)11には、双方
向通信可能な複数のPC13、14や、プリンタ16
(ネットワーク接続可能なインクジェットプリンタ、レ
ーザプリンタなど)、IP(インターネット・プロトコ
ル)方式で音声信号を送受信可能なIP電話機15、イ
ンターネット接続可能なインターネットファクシミリ装
置17などの各LAN端末13〜17が接続されてい
る。即ち、ハブ(HUB)11は、各LAN端末13〜
17から構成される建造物内のローカルエリアネットワ
ーク(LAN)に接続されている。
【0023】一方、上記スプリッタ8は、ADSLを利
用する際に使用される周知のスプリッタであり、基地局
側に設定されたスプリッタ19から送信されてくる概ね
4kHz以下の第一信号とそれより高周波のADSL用
の第二信号とが重畳された伝送信号を、その第一信号
と、第二信号に分離し、第一信号を、電話機用の上記接
続ポートに出力すると共に第二信号をADSLモデム用
の接続ポートに出力する一方で、各接続ポートから入力
されてきた信号を重畳して、基地局側のスプリッタ19
に送信する構成になっている。
【0024】即ち、本実施の形態のファクシミリ装置1
は、回線制御部3を用いて、公衆回線網(即ち、公衆交
換電話綱:PSTN)内の加入者電話機に接続可能な構
成にされ、更に、通信モジュール5及びADSLモデム
9を介して広域ネットワーク(WAN)としてのインタ
ーネットに接続可能な構成になっている。
【0025】更に、このファクシミリ装置1は、通信モ
ジュール5の後述するルータ制御部101の動作によ
り、インターネット内の通信装置(WWWサーバ21
等)とLAN内の各LAN端末13〜17との間で送受
信されるデータ(IPパケット)をルーティングするル
ータとして機能する構成になっている。
【0026】また、本実施の形態のファクシミリ装置1
は、原稿から光学的に画像を読み取り、その画像を表す
イメージデータをファクシミリデータにして、上記アナ
ログ繰L1を介して公衆回線網に接続された外部のファ
クシミリ装置23に送信すると共に、外部のファクシミ
リ装置23から公衆回線網及びアナログ線L1を介して
送信されてきたファクシミリデータを受信して、記録紙
にそのファクシミリデータに基づく画像を形成する通常
の機能(ファクシミリ機能)の他、プリンタ機能、コピ
ー機能を有している。
【0027】このプリンタ機能とは、PC13、14や
ワードプロセッサ等から送信されてきたコードデータに
基づく画像を記録紙に形成する機能のことを意味し、当
該ファクシミリ装置1は、PCインタフェース(PC
I/F)24を介して外部のPCからコードデータを受
信したり、通信モジュール5を介してLAN内のPC1
3,14等からコードデータを受信すると、そのデータ
に基づく画像を記録紙に形成する構成になっている。ま
た、コピー機能とは、後述するスキャナ部35及び記録
部37を用いて、原稿から画像を読み取り、そのイメー
ジデータに基づいて、記録紙に画像を形成する複写機能
を意味する。
【0028】このような機能を有するファクシミリ装置
1には、図2に示すように、その本体ケース25の側部
に、ハンドセット(H/S)26が取り付けられ、上面
の前部に、操作パネル27が設けられている。尚、この
操作パネル27には、相手側の電話番号(FAX番号)
を入力するための数字キー271や、スタートキー27
2、選択キー273などの各種操作キー270と、各種
機能に関連する情報を表示するための液晶ディスプレイ
(LCD)274と、が備えられている。
【0029】この他、本体の上部後部には、装置内に供
給する記録紙を収容するための第一給紙トレイ29が設
けられ、その上には記録紙を載置するためのものであっ
て利用者による手差しで記録紙を供給するための第二給
紙トレイ31が設けられている。更に、その上には、読
取用の原稿用紙を載置するための原稿用給紙トレイ33
が設けられている。
【0030】また、本体には、図3に示すように、原稿
から画像を読み取るためのスキャナ部35、記録紙に多
色カラーの画像を形成するための記録部37、及び、こ
れらの各部の駆動を制御するCPU39(図4参照)を
搭載する基板(図示せず)、などが内蔵されている。
【0031】スキャナ部35では、原稿用給紙トレイ3
3に載置された原稿が、原稿センサ(図示せず)により
検出され、図3の矢印Aにて示すように、給紙ローラ4
1及び分離パッド43等からなる給紙機能によって一枚
ずつ取り込まれ、この後に、搬送ローラ45により読取
装置47まで搬送される。そして、読取装置47では、
原稿上に形成されている画像が読み取られる。また、読
取装置47による画像読取後の原稿は、排紙ローラ49
を介して前方に設けられた第一排紙トレイ51に排出さ
れる。
【0032】尚、このスキャナ部35には、原稿センサ
の他に、原稿の先頭を検出する原稿フロントセンサ53
と、原稿の後端を検出する原稿リアセンサ55とが設け
られており、CPU39は、これらのセンサからの検出
結果に基づき、スキャナ部35内の各部を制御して紙送
りを調整し、上記スキャナ部35の動作を実現する。
【0033】一方、記録部37では、第一給紙トレイ2
9あるいは第二給紙トレイ31に載置された記録紙が、
図3の矢印Bにて示すように、給紙ローラ57及び分離
パッド59等からなる給紙機構によって一枚ずつ取り込
まれる。そして、記録紙は、搬送ローラ61を介して画
像形成装置63に送られる。画像形成装置63では、記
録紙上に複数色(本実施の形態ではシアン、マゼンタ、
イエロー及びブラック)のトナーの組合せによる多色カ
ラーの画像が形成される。また、画像形成装置通過後の
記録紙は、下流側の定着装置65に送られる。そして、
この定着装置65では、トナーによる画像が記録紙上に
定着される。更に定着装置通過後の記録紙は、排紙ロー
ラ67を介して、本体の全面こ設けられた第二排紙トレ
イ69に排出される。
【0034】尚、上記画像形成装置63は、レーザ光走
査装置71を動作させて感光ドラムにレーザ光を照射
し、その表面に静電潜像を形成する構成になっている。
このレーザ光走査装置71は、CPU39からの指令に
従って、イメージデータに基づくレーザ光を発射するレ
ーザ発光部77と、レーザ光反射用のレンズ78、及び
レンズ78に反射されたレーザ光を感光ドラムに導く反
射ミラー79等を備えている。この他、画像形成差置6
3は、トナーを貯留するトナータンク73を備えてお
り、静電潜像形成後の感光ドラムにトナータンク73か
ら供給されたトナーを付着させ、転写ローラ75によ
り、記録紙に電荷を付与して感光ドラムに付着したトナ
ーを記録紙に転写する構成になっている。
【0035】次に、ファクシミリ装置1の電気的構成に
ついて説明する。尚、図4は、本実施の形態のファクシ
ミリ装置1の電気的構成を表すフロック図である。ま
た、図5は、RAM83のデータ構成を表す説明図(図
5(a))、ROM81内のデータ構成を表す説明図
(図5(b))及び、後述する宛先情報記憶部83c内
のデータ構成を表す説明図(図5(c))である。
【0036】ファクシミリ装置1は、主に、CPU3
9、ROM81、RAM83、スキャナ部35、符号器
85、記録部37、復号器87、操作キー270、LC
D274、モデム89、回線制御部3、PCインタフェ
ース(PC I/F)24、メール制御部91、機能拡
張用インタフエース(I/F)93を備えており、夫々
はパス95を介して接続されている。また、この機能拡
張用インタフェース93には、通信モジュール5が接続
されている。
【0037】CPU39は、本装置の制御の中枢を担っ
ており、装置全体を統括制御する構成にされている。つ
まり例えば、CPU39は、ROM81内に予め記録さ
れた制御処理用のプログラムを読み出し、そのプログラ
ムに従って、ファクシミリデータの送受信や、宛先登録
等の処理を実行する。
【0038】尚、ROM81内には、当該装置をファク
シミリ装置として動作させるために必要なファクシミリ
機能用プログラム群81a(図5(b)参照)が記憶さ
れている。具体的には例えば、回線制御部3が外部のフ
ァクシミリ装置23から受信したファクシミリデータに
基づく画像を記録部37に形成させるための受信用プロ
グラム等が上記ファクシミリ機能用プログラムとしてR
OM81に納められている。
【0039】また、ROM81内には、当該装置をPC
等から送信されてきたデータを印刷するプリンタとして
動作させるために必要なプリンタ機能用プログラム群8
1bが記憶されている。具体的には例えば、通信モジュ
ール5がLAN内のPC13,14から受信したデータ
に基づく画像を記録部37に形成させるためのPC印刷
用プログラムが上記プリンタ機能用プログラムとしてR
OM81に納められている。
【0040】この他、ROM81内には、上記プログラ
ム等で呼び出される記録部制御用プログラム81cや、
その他の図示しない各種プログラム、そのプログラム実
行時に必要な各種データが予め記憶されている。
【0041】一方、RAM83は、各種制御を行う際に
必要なワークメモリ83a(図5(a)参照)や、ファ
クシミリデータ等を記憶する送受信データ記憶部83
b、ファクシミリデータの送信先に閑する宛先情報を記
憶する宛先情報記録部83c、として機能するようにさ
れている。
【0042】また、宛先情報記憶部83cは、図5
(c)に示すように、ファクシミリデータの送信先に関
する宛先情報として電話番号を記録可能な構成であり、
更に、この電話番号に関連づけて、メールアドレスを記
憶可能な構成になっている。即ち、当該ファクシミリ装
置1は、相手先装置(外部のファクシミリ装置23)が
公衆回線網経由のファクシミリデータの送受信の他に、
インターネット経由の電子メールの送受信を行うことが
可能な構成になっている場合に備えて、一つの宛名に対
して、電話番号とメールアドレスの両方を併記した形で
宛先情報を登録できるように構成されている。
【0043】スキャナ部35は、ファクシミリデータの
送信やコピー(原稿の複写)等の際に、原稿を読み取る
ためのものである。本実施の形態のスキャナ部35は、
上述したように、原稿を原稿用給紙トレイ33から取得
し、読取装置47にて画像を読み取り、読取結果として
のイメージデータを符号器85などに出力する構成にな
っている。
【0044】また、符号器85は、スキャナ部35によ
って読み取られたイメージデータをファックスフォーマ
ットであるG3圧縮形式のイメージデータにするため
に、符号化処理を実行し、その処理後のイメージデータ
を出力する構成になっている。一方、復号器87は、フ
ァックスフォーマットのイメージデータを復号化して、
記録部37にて処理可能なイメージデータに変換する構
成になっている。
【0045】また、記録部37は、上述したように、カ
ラー画像を形成可能な所謂カラーレーザプリンタとして
機能する構成になっており、記録部制御用プログラム8
1cを実行するCPU39からの指令に従い、復号器8
7によって復号化されたイメージデータに基づくカラー
画像を、画像形成装置63を用いて記録紙に印刷し、印
例後の記録紙を出力する構成になっている。
【0046】尚、本実施の形態の記録部37は、通常印
刷モードの他に、通常より静かな音で画像を形成するこ
とが可能な静音印刷モードを備えており、これらの印刷
モードをCPU39からの指令に従って切り換えて動作
する構成になっている。また、記録部37は、単色印刷
も可能な構成になっており、CPU39からの指令にし
たがって、指定色のトナーのみを用いて画像を形成する
ことが可能な構成になっている。
【0047】この他、操作キー270は、上述したよう
に操作パネル27上に設けられており、利用者の操作に
従って、宛先情報の登録、宛先の指定、メモ情報の入力
や選択等といった各種処理操作を行うための指令信号を
装置内(CPU39など)に入力する構成になってい
る。
【0048】同じく操作パネル27に設けられたLCD
274は、利用者に操作手順を案内するメッセージやエ
ラーメッセージ等の各種メッセージ等を表示するための
表示手段として設けられている。また、本実施の形態の
LCD274は、タッチパネルとしての機能を備えてお
り、ファクシミリデータの宛先指定や宛先情報の登録の
際に、ワンタッチキーの表示を行うと共に、利用者の操
件情報を取得し装置内に入力する構成になっている。
【0049】モデム89は、回線制御部3を介してスプ
リッタ8経由で公衆回線網に接続された外部のファクシ
ミリ装置23との間でファクシミリデータの送受信を行
うためのものである。回線制御部3は、公衆回線網に対
するダイヤル信号の送出や、公衆回線網からの呼出信号
に対する応答等の動作を行うものであり、例えば、公衆
回線網を介して自身を外部のファクシミリ装置23に通
信可能に接続する。
【0050】一方、PCインタフェース24は、PCと
当該ファクシミリ装置1とをパラレルインタフェース等
を介して接続するときに用いられるものであり、PC1
3,14からのコードデータ等を受信したりする。
【0051】また、メール制御部91は、インターネッ
トに接続された外部の通信装置との間で電子メールの送
受信を行うことによって、電子メールによるファクシミ
リデータの送受信を実現するものである。つまり、メー
ル制御部91は、符号器85にて符号化されたファクス
フォーマットのバイナリイメージデータを、テキストコ
ードのイメージデータに変換すると共に、送信先のメー
ルアドレス等を含むヘッダ情報をそのデータに付加する
ことにより、ファックスフォーマットのイメージデータ
を、電子メールとして送信可能な電子メールフォーマッ
トのイメージデータにフォーマット変換したり、逆にイ
ンターネット経由で通信モジュール5を介して受信した
電子メールフォーマットのイメージデータを、ファック
スフォーマットのイメージデータに逆フォーマット変換
する処理を行う。尚、このメール制御部91によってフ
ァックスフォーマットのイメージデータに逆フォーマッ
ト変換されたデータは、復号器87によつて記録部37
で出力可能なイメージデータに復号化されてから記録紙
に印刷される。
【0052】機能拡張用インタフェース(I/F)93
は、別体で構成されたルータ制御部101を備える通信
モジュール5を着脱自在に接続することができるように
構成されたAIO(アナログ入出力)やRS232C等
のシリアルインタフェースである。尚、図3に示すよう
に、通信モジュール5は、装置の本体ケース25内に収
容される。
【0053】また、通信モジュール5は、ルータ制御部
101、ハブ(HUB)103、IP電話部105、無
線処理部107、ウェブプリント部110や、ルータ制
御部101に繋がるインタフェース接続端子109など
を備えている。尚、通信モジュール5は、このインタフ
ェース接続端子109を介してインタフェース93に接
続される。
【0054】ルータ制御部101は、ADSLモデム9
を介してインターネット内の通信装置との間でIPパケ
ットの送受信を行うためのものであり、周知のIPマス
カレード機能やルーテイング機能を備えるブロードバン
ドルータとして機能する。即ち、このルータ制御部10
1は、IPマスカレード機能により、LAN内で用いら
れるプライベートIPアドレスと、WAN(本実施の形
態ではインターネット内)で用いられるグローバルIP
アドレスとを相互変換し、ルーティング機能により、L
AN側の端末と、WAN側の通信装置(WWWサーバ2
1)と、を双方向通信可能に接続する。
【0055】例えば、ルータ制御部101は、ハブ(H
UB)103を介してIP電話部105、無線処理部1
07、ウェブプリント部110との間でのデータの送受
信を行うことにより、IP電話部105、無線処理部1
07及びウェブプリント部110をADSLモデム9を
介してインターネットに双方向通信可能に接続する。
【0056】また更に、ルータ制御部101は、ハブ
(HUB)103を介してLAN側接続ポート7に接続
されるLAN内のLAN端末13〜17との間で通信を
行うことにより、LAN内のLAN端末13〜17をイ
ンターネットに双方向通信可能に接続する。つまり例え
ば、ルータ制御部101は、経路制御して、インターネ
ット内のWWWサーバ21から受信したデータを、宛先
のLAN端末13〜17に送信する。
【0057】この他、ルータ制御部101は、装置本体
側のCPU39とインタフェース93を介して通信を行
うことができるように構成されている。即ち、LAN端
末13〜17やIP電話部105、無線処理部107、
ウェブプリント部110は、ルータ制御部101及びイ
ンタフェース93を介して装置本体側のCPU39と双
方向通信を行うことができ、例えば、当該ファクシミリ
装置1のCPU39は、ルータ制御部101を介してL
AN内のPC13,14から印刷用のコードデータを取
得すると、CPU39にて、プリンタ機能用プログラム
を実行し、そのプログラム内で記録部制御用プログラム
81cを呼び出して記録部37を制御し、そのデータに
基づく画像を形成する。
【0058】一方、このルータ制御部101にハブ10
3を介して接続されたIP電話部105は、音声信号を
IPパケットに格納し、インターネット経由で、外部の
IP電話機と、音声通信(通話)を行うことが可能な構
成になっている。
【0059】また、無線処理部107は、外部の無線通
信装置と該当ファクシミリ装置1との間で無線通信を行
うためのものであり、フルートゥース規格(近距離無線
通信の規格)やIrDA規格(赤外線通信の規格)によ
る無線接続方式にて、外部の無線通信装置をファクシミ
リ装置1内の各部に双方向通信可能に接続する構成にな
っている。即ち、当該ファクシミリ装置1においては、
ハブ103に接続された接続ポート7を用いることによ
り、有線接続方式にて各LAN端末13〜17をファク
シミリ装置1に接続することができる他、この無線処理
部107を用いることにより、無線接続方式にてLAN
端末13〜17をファクシミリ装置1に接続することが
できる。
【0060】この他、ウェブプリント部110は、CP
U111、ROM113、RAM115、ネットワーク
インタフェース117などを備えており、ネットワーク
インタフエース117を介してルータ制御部101との
間で通信を行うことにより、自身をインターネットに接
続したり、装置本体側のCPU39と通信を行う構成に
なっている。
【0061】ここで、図6は、ウェブプリント部110
のRAM115内のデータ構成を表す説明図(図6
(a))、ROM113内のデータ構成を表す説明図
(図6(b))である。このウェブプリント部110に
おけるRAM115は、図6(a)に示すように、ワー
クメモリ115aや、WWWサーバ21から取得したダ
ウンロードデータ等を記憶する送受信データ記憶部11
5b、WWWサーバ21のアドレス(URL:Unif
orm Resource Locator)情報を記
憶するURL情報記憶部115c、後述する転送機能を
使用する際のデータ転送先に関する転送先情報を記憶す
る転送先情報記憶部115d、アクセス禁止データベー
ス115e、キーワードデータベース115f、履歴情
報記憶部115g、ログ記憶部115hなどとして機能
する構成にされている。
【0062】URL情報記憶部115cは、図6(c)
に示すように、データ取得先を表すURLに関連付け
て、メモ情報、スケジューラ用設定データを複数個記録
可能な構成になっている。即ち、通信モジュール5は、
利用者による操作パネル27の操作等によって外部入力
されたメモ情報を、対応するURLに対して関連付けて
URL情報記憶部115cに登録できるように構成され
ている。尚、周知のようにURLは、サーバアドレス、
ディレクトリ情報、ファイル名などから構成されるアド
レス情報である。また、図7は、ウェブプリント部11
0のCPU111が実行するURL・メモ情報登録処理
を表すフロ一チャートである。
【0063】処理を実行すると、CPU111は、S1
01にてURL及びメモ情報の入力を求める入力指示メ
ッセージをインタフェース93を介して装置本体側に送
信することにより、装置本体側のLCD274にその入
力指示メッセージを表示させる。この後、CPU111
は、S103にて、URL及びメモ情報の登録指令が操
作パネル27からインタフェース93を介して送信され
てくるまで待機し、登録指令を受信すると、S105に
て、その操作パネル27から入力されたURL及びメモ
情報を装置本体側から取得し、更にS107にて、その
URL及びメモ情報を互いに関連付けてURL情報記憶
部115cに記録させる。尚、メモ情報は、現状におい
てURLがローマ字で標記され、その表示だけではどの
ホームページヘアクセスするかがわかりにくく、更に
は、LCD274の表示領域も限られているため、目的
のURLを探すのが容易ではないことから、利用者が瞬
時にそのURLを判別できるようにするために設けたも
のである。
【0064】この他、転送先情報記憶部115dは、後
述するプリンタ転送用のアドレス情報と、PC転送用の
アドレス情報とを記憶する構成になっている。尚、この
転送先情報記憶部115dは、プリンタ転送用及びPC
転送用のアドレス情報として、LAN内のプライベート
IPアドレスに加え、ポート番号を記憶する構成になっ
ている。
【0065】一方、ウェブプリント部110におけるR
OM113内には、図6(b)に示すように、WWWサ
ーバ21からデータを取得したり、当該装置の記録部3
7にWWWサーバ21から取得したダウンロードデータ
を印刷させるための後述する各処理を表すウェブプリン
ト機能用プログラム群113aや、ウェブプリント機能
動作時における動作条件を表すフラグ情報113b、な
どが記憶されている。
【0066】詳述すると、このウェブプリント部110
は、ルータ制御部101経由でWWWサーバ21から取
得したダウンロードデータに基づく画像を記録部37に
印刷させる印刷機能、RAM115内にデータを一時保
存する保存機能、ダウンロードデータをLAN側接続ポ
ート7を介してLANに接続された転送先のプリンタ
(転送先情報記憶部115dに記憶されているプリンタ
転送先のアドレス情報で特定されるプリンタ)16に転
送するプリンタ転送機能、ダウンロードデータをLAN
側接続ポート7を介してLANに接続されたPC13,
14に転送するPC転送機能、ダウンロードデータに基
づく画像を記録部37に単色で印刷させる単色印刷機
能、印刷時の機械音が抑えられた上記静音印刷モードで
記録部37を動作させてダウンロードデータに基づく画
像を印刷させる静音印刷機能、ウェブプリント部110
で実行した各処理に関するログ情報を保存するログ保存
機能、エラーメッセージをLCD274に表示させるエ
ラー情報表示機能等を備えており、これらの機能をRO
M113内が記憶するウェブプリント機能用プログラム
群113aで実現する構成にされ、図8に示すフラグ情
報113bに基づいて、各機能を動作させるかどうか
(即ち、機能のON/OFF)を切り換える構成にされ
ている。尚、図8は、フラグ情報113bとしてROM
113内に記憶されているデータの構成を表す説明図で
ある。
【0067】ウェブプリント部110は、所定条件で、
図8に示す『正常』動作モード、『URLアクセス不許
可』動作モード、『印刷キャンセル』動作モード・『パ
スワードエラー』動作モード、『キーワードエラー』動
作モード、『同一コンテンツ検出』動作モード、『夜間
印刷』動作モード、『留守番』動作モード、『大量モノ
クロ印刷』動作モード、『紙なしエラー』動作モード、
『トナーなしエラー』動作モードのいずれかを選択し、
各機能の値(以下、「フラグ値」と表現する。)をフラ
グセット情報としてRAM115内に書き込むことによ
ってフラグをセットするようにされている。また、ウェ
ブプリント部110は、フラグ値”1”以上で、その機
能を動作(ON)させ、フラグ値”0”で、その機能の
動作を禁止(OFF)する構成にされている。また、図
8において表す記号*は、その動作モードが選択される
前にフラグセット情報として記憶されているフラグ値を
書き換えないようすることを示している。
【0068】次に、本発明の実施の形態の特定機能代行
システムについて説明する。図9に、本実施の形態の特
定機能代行システム301の概念図を示す。本実施の形
態の特定機能代行システム301では、図9に示すよう
に、クライアントである本体302とサーバ303と
が、WWWなどのインターネットを介して接続されてお
り、本体302は、図4の通信モジュール5を介して、
サーバ303と通信することができる。
【0069】この点、本体302は、図1のファクシミ
リ装置1に相当するものである。また、サーバ303
は、図1のWWWサーバ21に相当するものである。
尚、図9では、1つのサーバ303が明記されている
が、複数有していてもかまわない。
【0070】そして、本実施の形態の特定機能代行シス
テム301では、本体302で読み取った入力原稿につ
いて、複数枚の入力原稿を1枚の出力原稿に集約するデ
ータ処理(「集約コピー機能」に相当するもの)をサー
バ303に代行させ、かかる出力原稿を本体302で記
録紙に印刷することを行うことができる。ここでは、2
枚の入力原稿をまとめて1枚の出力原稿にし記録紙に印
刷する、所謂「2in1コピー」について、図10〜図
12に基づいて説明する。尚、図10〜図12に記載さ
れたフローチャートを実行するためのプログラムは、本
体302及びサーバ303に記憶される。
【0071】図10は、本実施の形態の特定機能代行シ
ステム301で所謂「2in1コピー」が実行される際
のシステム全体のフローチャートを示した図である。す
なわち、S201において、「2in1コピー」をリク
エストすることを、本体302からサーバ303に伝え
ることにより、S301において、「2in1コピー」
のリクエストがあったことをサーバ303が確認する。
この点、「2in1コピー」をリクエストする際には、
URLを介して、サーバ303を特定し、HTTPのプ
ロトコルで記載された「リクエスト情報」として送信す
る。尚、それらの操作は図4の操作キー270で行われ
る。
【0072】その後、本体302では、S202におい
て、1枚目の入力原稿の読み取りを行い、1枚目の入力
原稿の読み取りが終了したら、S203において、1枚
目の入力原稿の読取データをサーバ303に送信する。
これにより、S302において、1枚目の入力原稿の読
取データをサーバ303が受信する。さらに、本体30
2では、S204において、2枚目の入力原稿の読み取
りを行い、2枚目の入力原稿の読み取りが終了したら、
S205において、2枚目の入力原稿の読取データをサ
ーバ303に送信する。これにより、S303におい
て、2枚目の入力原稿の読取データをサーバ303が受
信する。この点、本体302での入力原稿の読み取り
は、図4のスキャナ部35を用いて、入力原稿から画像
を読み取ることにより行われ、また、入力原稿の読取デ
ータの送信は、入力原稿から画像を読み取ることにより
得られたイメージデータをHTMLデータに変換し、H
TTPのプロトコルによって行われる。
【0073】その後、サーバ303では、S304にお
いて、1枚目の入力原稿の読取データ及び2枚目の入力
原稿の読取データに対し、レイアウティング処理(縮小
・回転・編集)を行い、1枚目の入力原稿の読取データ
及び2枚目の入力原稿の読取データをまとめて、1枚目
の出力原稿の編集データとし、S305において、1枚
目の出力原稿の編集データを本体302に送信する。こ
れにより、S206において、1枚目の出力原稿の編集
データを本体302が受信する。この点、出力原稿の編
集データの送信は、HTMLデータでHTTPのプロト
コルによって行われる。
【0074】その後、本体302では、S207におい
て、1枚目の出力原稿の編集データを記録紙に印刷す
る。この点、出力原稿の編集データの記録紙への印刷
は、コピー機能を使用し、編集データであるHTMLデ
ータをイメージデータに変換して記録紙に画像を形成さ
せている。もっとも、ファクシミリ機能を使用して、編
集データであるHTMLデータをファクシミリデータに
変換して記録紙に画像を形成させてもよいし、プリンタ
機能を使用して、編集データであるHTMLデータをコ
ードデータに変換して記録紙に画像を形成させてもよ
い。
【0075】そして、それ以降の入力原稿がある場合に
は、S202及びS302以降の処理を繰り返すことに
より、それ以降の入力原稿がない場合には、S207を
もって終了することにより、本実施の形態の特定機能代
行システム301で所謂「2in1コピー」が実行され
る。尚、このときの本体302における詳しいフローチ
ャートを図11に示し、また、このときのサーバ303
における詳しいフローチャートを図12に示す。
【0076】すなわち、本体302では、図11に示す
ように、S211において、サーバ303に所謂「2i
n1コピー」をリクエストした後、S212において、
入力原稿を読み取り、S213において、入力原稿の読
取データをサーバ303に転送すると、S214におい
て、サーバ303に転送された読取データの入力原稿が
偶数ページであるか否かを判断する。ここで、サーバ3
03に転送された読取データの入力原稿が偶数ページで
あると判断する場合(S214:Yes)には、S21
5に進んで、印刷データ(図10の編集データ)を要求
する旨の通知データをサーバ303に送信する。
【0077】その後、S216において、印刷データ
(図10の編集データ)をサーバ303から受信する
と、S217において、印刷データ(図10の編集デー
タ)を記録紙に印刷し、S218に進む。一方、サーバ
303に転送された読取データの入力原稿が奇数ページ
であると判断した場合(S214:No)には、上記S
215,S216,S217を行うことなく、S218
に進む。
【0078】S218では、次の入力原稿があるか否か
を図4のスキャナ部35の原稿センサ(図示せず)を介
して判断する。ここで、次の入力原稿があると判断する
場合(S218:Yes)には、S212に戻って、S
212以降の処理を繰り返す。一方、次の入力原稿がな
いと判断した場合(S218:No)には、S219に
進んで、サーバ303に転送された読取データの入力原
稿が奇数ページであるか否かを判断する。ここで、サー
バ303に転送された読取データの入力原稿が奇数ペー
ジであると判断する場合(S219:Yes)には、S
220に進んで、印刷データ(図10の編集データ)を
要求する旨の通知データをサーバ303に送信する。
【0079】その後、S221において、印刷データ
(図10の編集データ)をサーバ303から受信する
と、S222において、印刷データ(図10の編集デー
タ)を記録紙に印刷し、S223に進む。一方、サーバ
303に転送された読取データの入力原稿が偶数ページ
であると判断した場合(S219:No)には、上記S
220,S221,S222を行うことなく、S223
に進む。S223では、所謂「2in1コピー」を終了
する旨の通知データをサーバ303に送信する。
【0080】一方、サーバ303では、図12に示すよ
うに、S311において、本体302から所謂「2in
1コピー」のリクエストがあるか否かを判断する。ここ
で、本体302から所謂「2in1コピー」のリクエス
トがないと判断した場合(S311:No)には、S3
11に戻って、本体302から所謂「2in1コピー」
のリクエストがあるか否かの判断を繰り返す。一方、本
体302から所謂「2in1コピー」のリクエストがあ
ると判断する場合(S311:Yes)には、S312
に進んで、本体302から通知データを受信したか否か
を判断する。
【0081】ここで、本体302から通知データを受信
しないと判断した場合(S312:No)には、S31
2に戻って、本体302から通知データを受信したとか
否かの判断を繰り返す。一方、本体302から通知デー
タを受信したと判断する場合(S312:Yes)に
は、S313に進んで、本体302から受信した通知デ
ータの種別を判断する。ここで、本体302から受信し
た通知データが読取データである場合には、S314に
進んで、読取データをワークエリアに記憶した後、S3
12に戻って、S312以降の処理を繰り返す。
【0082】一方、本体302から受信した通知データ
が制御データである場合には、S315に進んで、通知
データの指示内容を判断する。ここで、通知データの指
示内容が所謂「2in1コピー」を終了する旨である場
合には、S311に戻って、S311以降の処理を繰り
返す。一方、通知データの指示内容が印刷データ(図1
0の編集データ)を要求する旨である場合には、S31
6に進んで、ワークエリアに記憶された読取データに対
し、2枚の入力原稿の読取データをまとめて1枚の出力
原稿とするレイアウティング処理(縮小・回転・編集)
を行い、さらに、S317において、HTTPのプロト
コルによる印刷データ(図10の編集データ)に変換す
る。そして、S318に進んで、印刷データ(図10の
編集データ)を本体302に送信した後、S312に戻
って、S312以降の処理を繰り返す。
【0083】尚、図10〜図12のフローチャートは、
所謂「2in1コピー」を実行するものであったが、4
枚の入力原稿をまとめて1枚の出力原稿にし記録紙に印
刷する所謂「4in1コピー」や所謂「6in1コピ
ー」、…についても、図11のS214,S219の判
断を修正すれば、同様にして実行することができる。
【0084】また、本実施の形態の特定機能代行システ
ム301では、本体302で読み取った手書原稿につい
て、当該手書原稿から文字データを取得するデータ処理
(「OCR機能」に相当するもの)をサーバ303に代
行させ、かかる文字データを本体302で記録紙に印刷
することを行うことができる。ここでは、手書原稿から
取得した文字データを記録紙に印刷すること(以下、
「「OCR機能」に基づく印刷」という)について、図
13〜図15に基づいて説明する。尚、図13〜図15
に記載されたフローチャートを実行するためのプログラ
ムは、本体302及びサーバ303に記憶される。
【0085】図13は、本実施の形態の特定機能代行シ
ステム301で「「OCR機能」に基づく印刷」が実行
される際の、システム全体のフローチャートを示した図
である。すなわち、S231において、「「OCR機
能」に基づく印刷」をリクエストすることを、本体30
2からサーバ303に伝えることにより、S331にお
いて、「「OCR機能」に基づく印刷」のリクエストが
あったことをサーバ303が確認する。この点、「「O
CR機能」に基づく印刷」をリクエストする際には、U
RLを介して、サーバ303を特定し、HTTPのプロ
トコルで記載された「リクエスト情報」として送信す
る。尚、それらの操作は、図4の操作キー270で行わ
れる。
【0086】その後、本体302では、S232におい
て、手書原稿の読み取りを行い、手書原稿の読み取りが
終了したら、S223において、手書原稿の読取データ
をサーバ303に送信する。これにより、S332にお
いて、手書原稿の読取データをサーバ303が受信す
る。この点、本体302での手書原稿の読み取りは、図
4のスキャナ部35を用いて、手書原稿から画像を読み
取りることにより行われ、また、手書原稿の読取データ
の送信は、手書原稿から画像を読み取りることにより得
られたイメージデータをHTMLデータに変換し、HT
TPのプロトコルによって行われる。
【0087】その後、サーバ303では、S333にお
いて、手書原稿の読取データに対し、OCR処理(テキ
スト文書化)を行って、手書原稿が文字データ化された
編集データとし、S334において、手書原稿の編集デ
ータを本体302に送信する。これにより、S234に
おいて、手書原稿の編集データを本体302が受信す
る。この点、手書原稿の編集データの送信は、HTML
データでHTTPのプロトコルによって行われる。
【0088】その後、本体302では、S235におい
て、手書原稿の編集データを記録紙に印刷する。この
点、手書原稿の編集データの記録紙への印刷は、コピー
機能を使用し、編集データであるHTMLデータをイメ
ージデータに変換して記録紙に画像を形成させている。
もっとも、ファクシミリ機能を使用して、編集データで
あるHTMLデータをファクシミリデータに変換して記
録紙に画像を形成させてもよいし、プリンタ機能を使用
して、編集データであるHTMLデータをコードデータ
に変換して記録紙に画像を形成させてもよい。尚、この
ときの本体302における詳しいフローチャートを図1
4に示し、また、このときのサーバ303における詳し
いフローチャートを図15に示す。
【0089】すなわち、本体302では、図14に示す
ように、S241において、サーバ303に「「OCR
機能」に基づく印刷」をリクエストした後、S242に
おいて、手書原稿を読み取り、S243において、手書
原稿の読取データをサーバ303に転送すると、S24
5において、当該手書原稿の読取データに対する編集デ
ータがサーバ303から転送されたか否かを判断する。
ここで、当該手書原稿の読取データに対する編集データ
がサーバ303から転送されなかったと判断した場合
(S245:No)には、S245に戻って、当該手書
原稿の読取データに対する編集データがサーバ303か
ら転送されたか否かの判断を繰り返す。一方、当該手書
原稿の読取データに対する編集データがサーバ303か
ら転送されたと判断する場合(S245:Yes)に
は、S246に進んで、サーバ303から受信した、当
該手書原稿の読取データに対する編集データを、図4の
RAM83,RAM115などに記憶する。
【0090】その後、S247において、次の手書原稿
があるか否かを図4のスキャナ部35の原稿センサ(図
示せず)を介して判断する。ここで、次の手書原稿があ
ると判断する場合(S247:Yes)には、S242
に戻って、S242以降の処理を繰り返す。一方、次の
手書原稿がないと判断した場合(S247:No)に
は、S248に進んで、「「OCR機能」に基づく印
刷」を終了する旨の通知データをサーバ303に送信す
る。そして、S249において、編集データを記録紙に
印刷し、終了する。
【0091】一方、サーバ303では、図15に示すよ
うに、S341において、本体302から「「OCR機
能」に基づく印刷」のリクエストがあるか否かを判断す
る。ここで、本体302から「「OCR機能」に基づく
印刷」のリクエストがないと判断した場合(S341:
No)には、S341に戻って、本体302から「「O
CR機能」に基づく印刷」のリクエストがあるか否かの
判断を繰り返す。一方、本体302から「「OCR機
能」に基づく印刷」のリクエストがあると判断する場合
(S341:Yes)には、S342に進んで、本体3
02から通知データを受信したか否かを判断する。
【0092】ここで、本体302から通知データを受信
しないと判断した場合(S342:No)には、S34
2に戻って、本体302から通知データを受信したとか
否かの判断を繰り返す。一方、本体302から通知デー
タを受信したと判断する場合(S342:Yes)に
は、S343に進んで、本体302から受信した通知デ
ータの種別を判断する。ここで、本体302から受信し
た通知データが「「OCR機能」に基づく印刷」を終了
する旨である場合には、S341に戻って、S341以
降の処理を繰り返す。
【0093】一方、本体302から受信した通知データ
が読取データある場合には、S344に進んで、本体3
02から受信した読取データに対し、OCR処理(テキ
スト文書化)を行って文字データ化し、S345におい
て、HTTPのプロトコルによるOCR結果データ(図
13及び図14の編集データ)として、本体302に送
信する。
【0094】尚、図13及び図14のフローチャートで
は、本体302において、編集データを記録紙に印刷し
ている(S235,S249)。この点、本実施の形態
の特定機能代行システム301は、図9に示すように、
本体302とサーバ303とが、WWWなどのインターネ
ットを介して接続されているものであるが、さらに、か
かるインターネットを介して、電子メールの受信・送信
を行うメールサーバにも接続されている場合には、本体
302において、図4のメール制御部91を使用して、
編集データを電子メールの一部としてもよい。
【0095】また、本実施の形態の特定機能代行システ
ム301が、上述したように、電子メールの受信・送信
を行うメールサーバにも接続されている場合には、本体
302に入力した音声データについて、当該音声データ
を文字データに変換するデータ処理(「A−D変換機
能」に相当するもの)をサーバ303に代行させ、本体
302において、かかる文字データを電子メールの一部
としてメールサーバに転送することができる。ここで
は、音声データから変換した文字データを電子メールの
一部としてメールサーバに転送すること(以下、「音声
変換に基づく電子メール送信」という)について、図1
6〜図18に基づいて説明する。尚、図16〜図18に
記載されたフローチャートを実行するためのプログラム
は、本体302及びサーバ303に記憶される。
【0096】図16は、本実施の形態の特定機能代行シ
ステム301で「音声変換に基づく電子メール送信」が
実行される際の、システム全体のフローチャートを示し
た図である。すなわち、S251において、「音声変換
に基づく電子メール送信」をリクエストすることを、本
体302からサーバ303に伝えることにより、S35
1において、「音声変換に基づく電子メール送信」のリ
クエストがあったことをサーバ303が確認する。この
点、「音声変換に基づく電子メール送信」をリクエスト
する際には、URLを介して、サーバ303を特定し、
HTTPのプロトコルで記載された「リクエスト情報」
として送信する。尚、それらの操作は、図4の操作キー
270で行われる。
【0097】その後、本体302では、S252におい
て、音声データの入力を行い、音声データのサンプリン
グが終了したら、音声サンプリングデータをサーバ30
3に送信する。これにより、S352において、音声サ
ンプリングデータをサーバ303が受信する。この点、
本体302での音声データの入力・サンプリングは、図
4のハンドセット(H/S)26を介して行われ、ま
た、音声サンプリングデータの送信は、HTMLデータ
に変換して、HTTPのプロトコルによって行われる。
【0098】その後、サーバ303では、S353にお
いて、音声サンプリングデータに対し、音声からテキス
トに変換する処理を行って、音声データが文字データ化
された変換データとし、S354において、音声データ
の変換データを本体302に送信する。これにより、S
253において、音声データの変換データを本体302
が受信する。この点、音声データの変換データの送信
は、HTMLデータでHTTPのプロトコルによって行
われる。
【0099】その後、本体302では、S254におい
て、音声データの編集データを電子メールの一部として
メールサーバに転送する。この点、音声データの編集デ
ータを電子メールの一部としてメールサーバに転送する
には、図4のメール制御部91を使用する。尚、このと
きの本体302における詳しいフローチャートを図17
に示し、また、このときのサーバ303における詳しい
フローチャートを図18に示す。
【0100】すなわち、本体302では、S261にお
いて、音声入力が終了したか否かを判断し、ここで、音
声入力が終了しないと判断した場合(S261:No)
には、S262において、図4のハンドセット(H/
S)26で入力された音声データをアナログからデジタ
ル化し、S263において、デジタル化された音声デー
タを図4のRAM83やRAM115に記憶し、S26
1に戻って、音声入力が終了したか否かの判断を繰り返
す。
【0101】一方、音声入力が終了したと判断する場合
(S261:Yes)には、S264において、サーバ
303に「音声変換に基づく電子メール送信」をリクエ
ストし、S265において、デジタル化された音声デー
タをサーバ303に転送し、S266に進む。
【0102】そして、S266では、変換データ(TE
XTデータ)がサーバ303から転送されたか否かを判
断し、ここで、変換データ(TEXTデータ)がサーバ
303から転送されなかったと判断した場合(S26
6:No)には、S266に戻って、変換データ(TE
XTデータ)がサーバ303から転送されたか否かの判
断を繰り返す。一方、変換データ(TEXTデータ)が
サーバ303から転送されたと判断する場合(S26
6:Yes)には、S267に進んで、変換データ(T
EXTデータ)をサーバ303から受信した後に、S2
68において、変換データ(TEXTデータ)を電子メ
ールの一部としてメールサーバに送信する。
【0103】一方、サーバ303では、図18に示すよ
うに、S361において、本体302から「音声変換に
基づく電子メール送信」のリクエストがあるか否かを判
断し、ここで、本体302から「音声変換に基づく電子
メール送信」のリクエストがないと判断した場合(S3
61:No)には、S361に戻って、本体302から
「音声変換に基づく電子メール送信」のリクエストがあ
るか否かの判断を繰り返す。一方、本体302から「音
声変換に基づく電子メール送信」のリクエストがあると
判断する場合(S361:Yes)には、S362に進
んで、本体302からデジタル化された音声データの転
送があったか否かを判断する。
【0104】ここで、本体302からデジタル化された
音声データの転送がなかったと判断した場合(S36
2:No)には、S362に戻って、本体302からデ
ジタル化された音声データの転送があったか否かの判断
を繰り返す。一方、本体302からデジタル化された音
声データの転送があったと判断する場合(S362:Y
es)には、S363に進んで、デジタル化された音声
データに対して、音声認識処理(テキスト文書化)を行
って、変換データ(TEXTデータ)とし、S364に
おいて、変換データ(TEXTデータ)を、図16の変
換データとして、本体302に送信した後、S362に
戻る。
【0105】また、本実施の形態の特定機能代行システ
ム301では、上述したように、電子メールの受信・送
信を行うメールサーバにも接続されている場合には、本
体302で受信した電子メールの文字データについて、
当該文字データを音声データに変換するデータ処理
(「D−A変換機能」に相当するもの)をサーバ303
に代行させ、本体302において、かかる音声データを
再生することができる。ここでは、電子メールの文字デ
ータから変換した音声データを再生すること(以下、
「音声変換に基づく電子メール受信」という)につい
て、図19〜図21に基づいて説明する。尚、図19〜
図21に記載されたフローチャートを実行するためのプ
ログラムは、本体302及びサーバ303に記憶され
る。
【0106】図19は、本実施の形態の特定機能代行シ
ステム301で「音声変換に基づく電子メール受信」が
実行される際の、システム全体のフローチャートを示し
た図である。すなわち、S271において、「音声変換
に基づく電子メール受信」をリクエストすることを、本
体302からサーバ303に伝えることにより、S37
1において、「音声変換に基づく電子メール受信」のリ
クエストがあったことをサーバ303が確認する。この
点、「音声変換に基づく電子メール受信」をリクエスト
する際には、URLを介して、サーバ303を特定し、
HTTPのプロトコルで記載された「リクエスト情報」
として送信する。尚、それらの操作は、図4の操作キー
270で行われる。
【0107】その後、本体302では、S272におい
て、電子メールから文字データを抽出し、メールデータ
として、サーバ303に送信する。これにより、S37
2において、文字データであるメールデータをサーバ3
03が受信する。この点、本体302での電子メールの
受信は、図4のメール制御部91を介して行われ、電子
メールからの文字データの抽出は、ROM81に記憶さ
れたプログラムに基づいて行われる。また、メールデー
タの送信は、HTMLデータに変換して、HTTPのプ
ロトコルによって行われる。
【0108】その後、サーバ303では、S373にお
いて、メールデータに対し、テキストから音声に変換す
る処理を行って、文字データが音声データ化された音声
サンプリングデータとし、S374において、音声サン
プリングデータを本体302に送信する。これにより、
S273において、音声サンプリングデータを本体30
2が受信する。この点、音声サンプリングデータの送信
は、HTMLデータでHTTPのプロトコルによって行
われる。
【0109】その後、本体302では、S274におい
て、音声サンプリングデータを再生する。この点、音声
サンプリングデータを再生するには、図4のH/S26
又はIP電話部105を使用する。尚、このときの本体
302における詳しいフローチャートを図20に示し、
また、このときのサーバ303における詳しいフローチ
ャートを図21に示す。
【0110】すなわち、本体302では、S281にお
いて、サーバ303に「音声変換に基づく電子メール受
信」をリクエストし、S282において、電子メールか
ら抽出されたTEXTデータ(文字データ)をサーバ3
03に転送し、S283に進む。
【0111】そして、S283では、音声データ(音声
サンプリングデータ)がサーバ303から転送されたか
否かを判断し、ここで、音声データ(音声サンプリング
データ)がサーバ303から転送されなかったと判断し
た場合(S283:No)には、S283に戻って、音
声データ(音声サンプリングデータ)がサーバ303か
ら転送されたか否かの判断を繰り返す。一方、音声デー
タ(音声サンプリングデータ)がサーバ303から転送
されたと判断する場合(S83:Yes)には、S28
4に進んで、音声データ(音声サンプリングデータ)を
サーバ303から受信した後に、S285において、音
声データ(音声サンプリングデータ)を再生する。
【0112】一方、サーバ303では、図21に示すよ
うに、S381において、本体302から「音声変換に
基づく電子メール受信」のリクエストがあるか否かを判
断し、ここで、本体302から「音声変換に基づく電子
メール受信」のリクエストがないと判断した場合(S3
81:No)には、S381に戻って、本体302から
「音声変換に基づく電子メール受信」のリクエストがあ
るか否かの判断を繰り返す。一方、本体302から「音
声変換に基づく電子メール受信」のリクエストがあると
判断する場合(S381:Yes)には、S382に進
んで、電子メールから抽出されたメールデータ(テキス
トデータ)が本体302から転送されたか否かを判断す
る。
【0113】ここで、電子メールから抽出されたメール
データ(テキストデータ)が本体302から転送されな
かったと判断した場合(S382:No)には、S38
2に戻って、電子メールから抽出されたメールデータ
(テキストデータ)が本体302から転送されたか否か
の判断を繰り返す。一方、電子メールから抽出されたメ
ールデータ(テキストデータ)が本体302から転送さ
れたと判断する場合(S382:Yes)には、S38
3に進んで、電子メールから抽出されたメールデータ
(テキストデータ)を、音声データに変換し、S384
において、音声データを、本体302に送信した後、S
382に戻る。
【0114】以上詳細に説明したように、本実施形態の
特定機能代行システム301では、WWWを介してサー
バ303と接続されたクライアント側の本体302にお
いて、図4の操作キー270により、「集約コピー機
能」や、「OCR機能」、「A−D変換機能」、「D−
A変換機能」をサーバ303に実行させるためのモード
を設定し、図4の通信モジュール5を介して、「集約コ
ピー機能」や、「OCR機能」、「A−D変換機能」、
「D−A変換機能」を要求する「リクエスト情報」とし
て、所謂「2in1コピー」や、「「OCR機能」に基
づく印刷」、「音声変換に基づく電子メール送信」、
「音声変換に基づく電子メール受信」のリクエストをサ
ーバ303に送信するとともに、さらに、図4のスキャ
ナ部35や、図4のH/S26、図4のメール制御部9
1で、入力原稿の読取データや、手書原稿のイメージデ
ータ、音声サンプリングデータ、文字データのメールデ
ータをサーバ303に送信する。
【0115】すると、サーバ303では、送信元の本体
302からの入力原稿の読取データや、手書原稿のイメ
ージデータ、音声サンプリングデータ、文字データのメ
ールデータを、送信元の本体302からの「リクエスト
情報」で要求された「集約コピー機能」や、「OCR機
能」、「A−D変換機能」、「D−A変換機能」に応じ
た処理データにデータ処理し(S304(S316),
S333(S344),S353(S363),S37
3(S383))、当該処理データを、編集データや、
音声データ、変換データとして、送信元の本体302に
送信する。
【0116】一方、送信元の本体302では、サーバ3
03から受信した処理データを、コピー機能などを使用
して、編集データを記録紙に印刷したり、図4のメール
制御部91を使用して、電子メールの一部としてメール
サーバに送信したり、図4のH/S26やIP電話部1
05を使用して、音声再生させている。
【0117】従って、本実施形態の特定機能代行システ
ム301では、多大なリソースを必要とする「集約コピ
ー機能」や、「OCR機能」、「A−D変換機能」、
「D−A変換機能」をサーバ302に代行させており、
クライアント側の本体302において、図4のROM8
1や、RAM83、ROM113、RAM115などの
リソースが不足しても、「集約コピー機能」や、「OC
R機能」、「A−D変換機能」、「D−A変換機能」を
実行させることができるので、クライアント側の本体3
02のリソース不足の弊害を解消させることができる。
【0118】また、本実施形態の特定機能代行システム
301では、例えば、「集約コピー機能」や、「OCR
機能」、「A−D変換機能」、「D−A変換機能」が高
価格である場合には、当該高価格機能をサーバ303に
代行させているので、低価格に抑えたクライアント側の
本体302で当該高価格機能を実行することが可能とな
る。さらに、本実施形態の特定機能代行システム301
では、例えば、「集約コピー機能」や、「OCR機
能」、「A−D変換機能」、「D−A変換機能」の拡張
を行う場合には、当該拡張機能をサーバ303に代行さ
せることができるので、クライアント側の本体302に
おいて、当該拡張機能を実行するために必要なバージョ
ンアップを少量に抑えることが可能となる。
【0119】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、上述した本実施形態の特定機能代
行システム301の作用・効果については、クライアン
ト側の本体302で読み込まれるフローピーディスクな
どの記憶媒体に格納されたプログラムにより実現させて
もよい。従って、上述した本実施形態の特定機能代行シ
ステム301の作用・効果については、クライアント側
の本体302や、クライアント側の本体302で読み込
まれるフローピーディスクなどの記憶媒体においても、
同様にして、発揮することができる。
【0120】また、本実施形態の特定機能代行システム
301では、本体302や、サーバ303、メールサー
バを接続するネットワークは、WWWであったが、この
点、インターネット、LANなどであってもよい。もっ
とも、WWWは、実際の利用価値が高く、上述した効果
を顕著に発揮できる。
【0121】
【発明の効果】本発明の特定機能代行システムでは、ネ
ットワークを介してサーバと接続されたクライアント側
の電子機器において、設定手段により、特定機能をサー
バに実行させるためのモードを設定し、送出手段を介し
て、当該特定機能を要求するリクエスト情報をサーバに
送出するとともにデータ入力手段により入力した対象デ
ータをサーバに送出すると、サーバでは、データ処理手
段により、送出元の電子機器からの対象データを、送出
元の電子機器からのリクエスト情報で要求された特定機
能に応じた処理データにデータ処理し、返送手段によ
り、当該処理データを送出元の電子機器に返送する一方
で、送出元の電子機器では、出力手段により、サーバか
ら受取った処理データを出力させることから、多大なリ
ソースを必要とする特定機能をサーバに代行させて、リ
ソース不足のクライアント側の電子機器で当該特定機能
を実行させているので、クライアント側のリソース不足
の弊害を解消させることができる。
【0122】よって、本発明の特定機能代行システムで
は、コストアップとなる高価格機能をサーバに代行させ
ることもできるので、低価格に抑えたクライアント側の
電子機器で高価格機能を実行することが可能となる。さ
らに、本発明の特定機能代行システムでは、機能拡張を
行う場合には、当該拡張機能をサーバに代行させること
ができるので、クライアント側の電子機器において、当
該拡張機能を実行するために必要なバージョンアップを
少量に抑えることが可能となる。
【0123】もっとも、上記の作用・効果については、
クライアント側の電子機器で読み込まれる記憶媒体に格
納されたプログラムにより実現させてもよい。従って、
上記の作用・効果については、クライアント側の電子機
器や、クライアント側の電子機器で読み込まれる記憶媒
体においても、同様にして、発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のファクシミリ装置1の使用形態
を表す説明図である。
【図2】ファクシミリ装置1の外部構成を表す概略斜視
図である。
【図3】ファクシミリ装置1の内部構成を表す説明図で
ある。
【図4】ファクシミリ装置1の電気的構成を表すブロッ
ク図である。
【図5】ROM81及びRAM83内のデータ構成を表
す説明図である。
【図6】ウェブプリント部110のROM113及びR
AM115内のデータ構成を表す説明図である。
【図7】ウェブプリント部110のCPU111が実行
するURL・メモ情報登録処理を表すフローチャートで
ある。
【図8】ROM113内に記憶されているフラグ情報1
13bに関する説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態による特定機能代行シス
テムの概念図である。
【図10】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで所謂「2in1コピー」が実行される際の、シ
ステム全体のフローチャートを示した図である。
【図11】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで所謂「2in1コピー」が実行される際の、本
体(クライアント)のフローチャートを示した図であ
る。
【図12】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで所謂「2in1コピー」が実行される際の、サ
ーバのフローチャートを示した図である。
【図13】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで「「OCR機能」に基づく印刷」が実行される
際の、システム全体のフローチャートを示した図であ
る。
【図14】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで「「OCR機能」に基づく印刷」が実行される
際の、本体(クライアント)のフローチャートを示した
図である。
【図15】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで「「OCR機能」に基づく印刷」が実行される
際の、サーバのフローチャートを示した図である。
【図16】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで「音声変換に基づく電子メール送信」が実行さ
れる際の、システム全体のフローチャートを示した図で
ある。
【図17】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで「音声変換に基づく電子メール送信」が実行さ
れる際の、本体(クライアント)のフローチャートを示
した図である。
【図18】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで「音声変換に基づく電子メール送信」が実行さ
れる際の、サーバのフローチャートを示した図である。
【図19】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで「音声変換に基づく電子メール受信」が実行さ
れる際の、システム全体のフローチャートを示した図で
ある。
【図20】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで「音声変換に基づく電子メール受信」が実行さ
れる際の、本体(クライアント)のフローチャートを示
した図である。
【図21】本発明の一実施の形態による特定機能代行シ
ステムで「音声変換に基づく電子メール受信」が実行さ
れる際の、サーバのフローチャートを示した図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 5 通信モジュール 21 WWWサーバ 26 H/S 35 スキャナ部 81 ROM 83 RAM 91 メール制御部 113 ROM 115 RAM 105 IP電話 270 操作キー 301 特定機能代行システム 302 本体 303 サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/387 H04N 1/387 5C076 Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ05 AQ06 HQ17 5B009 KB00 LA01 RC01 VC03 5B021 AA01 BB01 BB04 CC05 EE01 5C062 AA02 AA06 AA29 AB20 AB38 AC41 AC42 AC43 AE16 BA04 5C075 AB90 BB11 CA03 CA14 5C076 AA18 AA19 BA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定機能を実行させるためのモードを設
    定する設定手段と、その特定機能の対象になる対象デー
    タを入力するためのデータ入力手段と、前記特定機能の
    実行を要求するリクエスト情報と前記データ入力手段に
    より入力された対象データを送出する送出手段と、前記
    特定機能にて処理された処理データを出力する出力手段
    とを有する電子機器と、 前記電子機器から送出されたリクエスト情報に基づき、
    前記対象データを前記特定機能に応じたデータ処理を行
    うデータ処理手段と、そのデータ処理手段にて処理され
    た処理データを送出元の電子機器に返送する返送手段と
    を有するサーバと、を備え、 前記電子機器と前記サーバとをネットワークを介して接
    続することにより、前記電子機器が、前記サーバにて特
    定機能に応じたデータ処理の実行を要求するリクエスト
    情報並びにその対象データを送出した後、サーバが、前
    記データ処理手段にてリクエスト情報に応じた特定機能
    のデータ処理を行い、電子機器がサーバにより処理デー
    タを受取ることを特徴とする特定機能代行システム。
  2. 【請求項2】 要求されたリクエスト情報に基づき、特
    定機能に応じたデータ処理を行うデータ処理手段、及び
    そのデータ処理処理手段にて処理された処理データを送
    出元の電子機器に返送する返送手段を有するサーバにネ
    ットワークを介して接続される電子機器であって、 前記特定機能を実行させるためのモードを設定する設定
    手段と、 その特定機能の対象になる対象データを入力するための
    データ入力手段と、 前記特定機能の実行を要求するリクエスト情報と前記デ
    ータ入力手段により入力された対象データを前記サーバ
    に送出する送出手段と、 前記サーバにて特定機能のデータ処理がなされた処理デ
    ータを受取り、その処理データを出力する出力手段とを
    備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 データを入力するためのデータ入力手
    段、及び処理された処理データを出力する出力手段とを
    有する電子機器と、要求に基づき、各種のデータ処理を
    行うデータ処理手段を有するサーバと、を備えたシステ
    ムで使用される記憶媒体であって、 特定機能を実行させるためのモードを設定させる処理
    と、 その特定機能の対象になる対象データを前記データ入力
    手段にて入力させる処理と、 前記特定機能の実行を要求するリクエスト情報と前記デ
    ータ入力手段により入力された対象データをネットワー
    クを介して前記サーバに送出する処理と、 前記サーバにて特定機能のデータ処理がなされた処理デ
    ータを受取り、その処理データを出力させる処理とから
    なる特定機能代行処理プログラムを格納したことを特徴
    とする記憶媒体。
JP2002091330A 2002-03-28 2002-03-28 特定機能代行システム、及び、電子機器、記憶媒体 Pending JP2003288336A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002091330A JP2003288336A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 特定機能代行システム、及び、電子機器、記憶媒体
US10/386,457 US7369257B2 (en) 2002-03-28 2003-03-13 System including proxy server for processing data in place of client terminal

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002091330A JP2003288336A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 特定機能代行システム、及び、電子機器、記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003288336A true JP2003288336A (ja) 2003-10-10

Family

ID=28449592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002091330A Pending JP2003288336A (ja) 2002-03-28 2002-03-28 特定機能代行システム、及び、電子機器、記憶媒体

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7369257B2 (ja)
JP (1) JP2003288336A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006157861A (ja) * 2004-11-05 2006-06-15 Brother Ind Ltd 画像処理システム,画像処理装置,サーバおよびプログラム
JP2008010993A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Kyocera Mita Corp 電子機器、アプリケーション実行システム及びプログラム
JP2008299478A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Fuji Xerox Co Ltd データファイル編集システム、データファイル処理プログラム、データファイル利用プログラム、データファイル利用システム、処理サーバ、利用クライアント
US7778495B2 (en) 2004-11-05 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System and device for image processing
US7831691B2 (en) 2004-11-05 2010-11-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System, device, server, and program for service provision
US7865940B2 (en) 2004-11-05 2011-01-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Service providing system and device for receiving service
WO2011115300A1 (en) * 2010-03-18 2011-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Image processing system, image processing method, storage medium, and image forming apparatus and external apparatus constituting image processing system
JP2011183564A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Canon Inc 画像形成装置、情報処理装置、印刷システム、画像形成方法、及び画像形成プログラム、並びに記録媒体
US8046427B2 (en) 2004-11-05 2011-10-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Network system, directory server and terminal device
US8169639B2 (en) 2004-11-05 2012-05-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication system providing services from a server to a client device
US8174713B2 (en) 2004-11-05 2012-05-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing system with an information transmitting system, image processing device and data processing program therefor
US8730506B2 (en) 2011-02-08 2014-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that can request ending time for processing print data by an external apparatus from the external apparatus and control method thereof
US9077830B2 (en) 2010-02-24 2015-07-07 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, information processing apparatus, printing system, image forming method, image forming program, and storage medium

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3896871B2 (ja) * 2002-03-01 2007-03-22 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、及び、通信システム
JP4041061B2 (ja) * 2003-12-18 2008-01-30 松下電器産業株式会社 リモートコピー処理方法及びリモートコピー処理制御プログラム
US20050188295A1 (en) * 2004-02-25 2005-08-25 Loren Konkus Systems and methods for an extensible administration tool
US8036895B2 (en) * 2004-04-02 2011-10-11 K-Nfb Reading Technology, Inc. Cooperative processing for portable reading machine
JP4367929B2 (ja) * 2004-08-27 2009-11-18 キヤノン株式会社 携帯電話及び印刷システムとその制御方法
JP4168998B2 (ja) * 2004-11-05 2008-10-22 ブラザー工業株式会社 画像処理システムおよび画像処理装置
EP1829355B1 (en) * 2004-12-22 2017-06-28 Ricoh Company, Ltd. State change notification in a system providing image handling services
FR2885241B1 (fr) * 2005-04-28 2007-08-17 Eastman Kodak Co Procede de traitement de donnees en provenance d'un equipement client
JP4876998B2 (ja) * 2007-03-22 2012-02-15 ブラザー工業株式会社 通信システム
JP5088611B2 (ja) * 2007-07-09 2012-12-05 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 管理システム及び管理方法並びに制御プログラム
JP4687722B2 (ja) * 2008-02-04 2011-05-25 ブラザー工業株式会社 スキャナ
JP5000628B2 (ja) * 2008-12-02 2012-08-15 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 電子メール操作システム、電子メール操作装置、及び、電子メール操作方法
WO2011026223A1 (en) * 2009-09-02 2011-03-10 Andrew Echenberg Content distribution over a network
US9037683B1 (en) * 2012-03-05 2015-05-19 Koji Yoden Media asset streaming over network to devices
US9052853B2 (en) * 2013-01-02 2015-06-09 Seiko Epson Corporation Client device using a web browser to control a periphery device via a printer
CN106681845B (zh) * 2016-12-29 2020-09-04 广州华多网络科技有限公司 一种管理通讯消息的方法和装置
JP6536612B2 (ja) * 2017-03-29 2019-07-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム
JP6669118B2 (ja) * 2017-03-29 2020-03-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成システム
US20210092238A1 (en) * 2019-09-20 2021-03-25 Scanning Revolution LLC Cloud-based document management system

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05189336A (ja) 1992-01-09 1993-07-30 Fuji Xerox Co Ltd 文書認識装置および認識処理方法
US6693635B1 (en) * 1993-12-09 2004-02-17 Canon Kabushiki Kaisha System and method performing image processing of image data of low resolution and arranging image data of high resolution
JPH07222248A (ja) 1994-02-08 1995-08-18 Hitachi Ltd 携帯型情報端末における音声情報の利用方式
JPH07319857A (ja) 1994-05-24 1995-12-08 Hitachi Ltd 構造化文書処理装置
US6169789B1 (en) * 1996-12-16 2001-01-02 Sanjay K. Rao Intelligent keyboard system
JP3832015B2 (ja) * 1997-04-04 2006-10-11 富士ゼロックス株式会社 複合機、サーバ及び複合機を有するネットワークシステム
US6385586B1 (en) * 1999-01-28 2002-05-07 International Business Machines Corporation Speech recognition text-based language conversion and text-to-speech in a client-server configuration to enable language translation devices
JP2000284930A (ja) 1999-03-30 2000-10-13 Seiko Epson Corp 情報処理システム及び情報処理方法
JP3840006B2 (ja) 1999-10-01 2006-11-01 キヤノン株式会社 画像形成装置、情報処理装置およびその制御方法、並びにその制御プログラムを記録した記録媒体

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8619306B2 (en) 2004-11-05 2013-12-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device for requesting a server for services
US9906678B2 (en) 2004-11-05 2018-02-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Server for implementing image processing functions requested by a printing device
US8046427B2 (en) 2004-11-05 2011-10-25 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Network system, directory server and terminal device
US7778495B2 (en) 2004-11-05 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System and device for image processing
US7831691B2 (en) 2004-11-05 2010-11-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha System, device, server, and program for service provision
US7865940B2 (en) 2004-11-05 2011-01-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Service providing system and device for receiving service
US9509863B2 (en) 2004-11-05 2016-11-29 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Server for implementing image processing functions requested by a printing device
US9065958B2 (en) 2004-11-05 2015-06-23 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Server for implementing image processing functions requested by a printing device
JP2006157861A (ja) * 2004-11-05 2006-06-15 Brother Ind Ltd 画像処理システム,画像処理装置,サーバおよびプログラム
US8169639B2 (en) 2004-11-05 2012-05-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication system providing services from a server to a client device
US8174713B2 (en) 2004-11-05 2012-05-08 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing system with an information transmitting system, image processing device and data processing program therefor
JP2008010993A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Kyocera Mita Corp 電子機器、アプリケーション実行システム及びプログラム
JP2008299478A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Fuji Xerox Co Ltd データファイル編集システム、データファイル処理プログラム、データファイル利用プログラム、データファイル利用システム、処理サーバ、利用クライアント
US9077830B2 (en) 2010-02-24 2015-07-07 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, information processing apparatus, printing system, image forming method, image forming program, and storage medium
JP2011183564A (ja) * 2010-03-04 2011-09-22 Canon Inc 画像形成装置、情報処理装置、印刷システム、画像形成方法、及び画像形成プログラム、並びに記録媒体
US8634091B2 (en) 2010-03-18 2014-01-21 Canon Kabushiki Kaisha Image processing system, image processing method, storage medium, and image forming apparatus and external apparatus constituting image processing system
WO2011115300A1 (en) * 2010-03-18 2011-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Image processing system, image processing method, storage medium, and image forming apparatus and external apparatus constituting image processing system
JP2011199476A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Canon Inc 画像処理システム、画像処理方法及びプログラム、並びに画像処理システムを構成する画像形成装置及び外部装置
US8730506B2 (en) 2011-02-08 2014-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that can request ending time for processing print data by an external apparatus from the external apparatus and control method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US20030187965A1 (en) 2003-10-02
US7369257B2 (en) 2008-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003288336A (ja) 特定機能代行システム、及び、電子機器、記憶媒体
JP4306998B2 (ja) 通信装置及びその制御方法
US20070124421A1 (en) Data communication apparatus and method of controlling same
JP2003256153A (ja) 画像形成装置、及び、通信システム
JP2006261855A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、プログラム並びに記憶媒体
US7375846B2 (en) Image forming device capable of sorting acquired data
JP4178823B2 (ja) 印刷システム、及び、電子機器、プログラム
JP2001101106A (ja) マルチファンクション・システムおよびその制御方法、並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
JP2004274399A (ja) 送受信装置、ファクシミリ装置および送受信プログラム
JP4618811B2 (ja) 通信装置及び通信装置の制御方法
JP2007087217A (ja) データ通信装置、データ通信方法、およびデータ通信プログラム
JP3906785B2 (ja) 画像通信方法、画像通信システム、画像通信装置、及びコンピュータプログラム
JP2001238064A (ja) 通信装置および通信方法
JP4012222B2 (ja) 通信装置および通信方法
JP3772779B2 (ja) 画像形成システム、及び、画像形成方法
JP3716806B2 (ja) 印刷システム
JP3726768B2 (ja) 通信システム及び通信装置
JP4078008B2 (ja) 通信装置および通信方法
US20040156067A1 (en) Multi-function processing apparatus
JP2007193524A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、情報処理装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP2002271555A (ja) マルチファンクション・システム及びその動作方法
JP2007174006A (ja) ファクシミリシステム
JP4033139B2 (ja) 複合機
JP2003288193A (ja) サーバ装置、画像形成装置、クライアント装置、画像形成システム、サーバ装置用プログラム、クライアント装置用プログラム、及び、画像形成装置の制御方法
JP2023047608A (ja) 管理装置、及び、画像読取システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050308

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060508

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060511

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060804