JP2008009727A - データ処理装置およびデータ処理方法とプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】記憶装置に格納された処理済みデータを消去するための消去時間を短縮して処理効率の向上を図る。
【解決手段】データ格納手段71は、スキャナ等を介して取り込まれた画像データを記憶装置であるHDD90内に格納する際に、この画像データのデータ内容をデータ管理情報としてHDD90内に格納する。CPU10から処理済みデータの消去が指示されHDD90内の処理済みデータの消去処理が行われる際に、管理情報読み出し手段72は、消去しようとするデータに対応したデータ管理情報をHDD90から読み出す。そして、消去手段73は、管理情報読み出し手段72により読み出された管理情報と、予め設定された消去条件とを比較することにより、消去処理の実行方法を決定し、決定された実行方法によりHDD90内に格納された処理済みデータを消去する。
【選択図】図2

Description

本発明は、処理を行うデータを記憶装置に格納し、データ処理後に記憶装置内に格納された処理済みデータを消去するデータ処理装置およびデータ処理方法に関する。
近年、複写機やプリンタなどの画像処理装置において、画像データを保持するための記憶装置としてハードディスクが用いられている。しかし、これらの画像処理装置がハードディスクごと廃棄された場合、廃棄されたハードディスク内に保持された情報が漏洩することが問題となっている。このため、ハードディスク内の不要となった情報を消去する必要性が高まっており、ハードディスク内の情報消去方法として、様々な方法が提案されている。
このような消去方法の1つとして、特許文献1には、プリントジョブの合間等の設定されたタイミングにおいて、メモリに上書きするためのダミーデータ(上書きデータ)を用意し、ダミーデータをハードディスクの消去したい領域に上書きする手法が開示されている。
しかし、消去を行うデータのデータ量や消去方法によっては、消去時間が膨大になる可能性があり、ある処理が終わった後に次の処理を行うことができるようになるまで時間がかかったりしてしまう。また、消去処理を行うことにより少なからず他のジョブに影響を与えるため装置全体のパフォーマンスが低下してしまうことにもなる。特に、近年1台の装置で印刷、複写、FAX等の様々な機能を行う複合機が普及してきているため、処理済みデータの消去時間が長くなってしまうと次の処理を直ぐに行うことができず処理効率が低下してしまうことになる。
特開2005−18567号公報
上述した従来のデータ処理装置では、処理済みデータを消去する際に、処理済みデータのデータ量や消去方法によっては消去時間が長くなってしまい処理効率が悪化してしまう可能性があるという問題点があった。
本発明の目的は、記憶装置に格納された処理済みデータの消去時間を短縮して処理効率の向上を図ることができるデータ処理装置およびデータ処理方法とプログラムを提供することである。
[データ処理装置]
上記目的を達成するために、本発明のデータ処理装置は、処理を行うデータを記憶装置内に格納し、データ処理後に前記記憶装置内に格納された処理済みデータを消去するデータ処理装置であって、
前記記憶装置にデータを格納する際に、該データのデータ内容をデータ管理情報として格納するデータ格納手段と、
前記記憶装置内の処理済みデータを消去する際に、消去しようとするデータに対応したデータ管理情報を読み出す管理情報読み出し手段と、
前記データ管理情報と予め設定された消去条件とに基づいて消去処理の実行方法を決定し、決定された実行方法によりデータを消去する消去手段とを有する。
本発明では、データ格納手段により記憶装置にデータを格納する際に、格納するデータのデータ内容をデータ管理情報として格納しておき、処理済みデータの消去を行う場合には、このデータ管理情報を管理情報読み出し手段により読み出し、消去手段は、このデータ管理情報と消去条件とを比較して消去処理の実行方法を決定するようにしている。そのため、全てのデータに対して同じ消去処理を実行するのではなく、処理済みデータのデータ内容に応じて消去処理の実行方法を選択することができるので、消去時間を短縮して処理効率の向上を図ることができる。
好ましくは、前記データ格納手段は、前記データ管理情報を前記記憶装置内に格納する。
好ましくは、前記データ管理情報は、データ出力先に関する情報、データ入力元に関する情報、データ格納日時に関する情報、データ種別に関する情報、ユーザ情報、ジョブ情報、データ使用日時の情報のうちのいずれか1つまたはこれらの複数の情報の組み合わせである。
好ましくは、前記データ種別に関する情報は、データ加工状態、データ重要度、データの機密レベル、データの使用形態のうちのいずれか1つまたはこれらの複数の組み合わせに関する情報である。
好ましくは、前記消去条件として、消去タイミング、消去方法、消去優先度のうちのいずれか1つまたはこれらを複数の組み合わせた条件がデータ内容に応じて設定されている。
[データ処理方法]
また、本発明のデータ処理方法は、処理を行うデータを記憶装置内に格納し、データ処理後に前記記憶装置内に格納された処理済みデータを消去するデータ処理方法であって、
前記記憶装置にデータを格納する際に、該データのデータ内容をデータ管理情報として格納し、
前記記憶装置内の処理済みデータを消去する際に、消去しようとするデータに対応したデータ管理情報を読み出し、
前記データ管理情報と予め設定された消去条件とに基づいて消去処理の実行方法を決定し、決定された実行方法によりデータを消去する。
[プログラム]
また、本発明のプログラムは、処理を行うデータを記憶装置内に格納し、データ処理後に前記記憶装置内に格納された処理済みデータを消去するデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記記憶装置にデータを格納する際に、該データのデータ内容をデータ管理情報として格納するステップと、
前記記憶装置内の処理済みデータを消去する際に、消去しようとするデータに対応したデータ管理情報を読み出すステップと、
前記データ管理情報と予め設定された消去条件とに基づいて消去処理の実行方法を決定し、決定された実行方法によりデータを消去するステップとをコンピュータに実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、処理済みデータのデータ内容に応じて消去処理の実行方法を選択することができるので、消去時間を短縮して処理効率の向上を図ることができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態のデータ処理装置70を有する画像処理装置のハードウェア構成を、データ処理装置70を中心に例示する図である。
本実施形態における画像処理装置は、図1に示されるように、CPU10と、RAM20と、ROM30と、通信インタフェース部40と、ユーザインタフェース部50と、FAXインタフェース部60と、データ処理装置70と、スキャナ80と、HDD(Hard Disk Drive)90と、プリントエンジン100とから構成されている。
通信インタフェース部40は、他の装置との間の通信処理を行う。ユーザインタフェース部50は、ユーザからの設定入力や、ユーザに対する表示処理等のユーザインタフェースの処理を行う。FAXインタフェース部60は、電話回線を介して他のFAX装置との間のFAX通信の処理を行う。
プリントエンジン100は、データ処理装置70において処理された画像データ等を印刷する処理を行う。CPU10は、RAM20、ROM30、通信インタフェース部40、ユーザインタフェース部50、FAXインタフェース部60、データ処理装置70、スキャナ80、プリントエンジン100の動作を制御している。
データ処理装置70は、例えば、データ処理プログラムがインストールされた汎用コンピュータであり、CPU10からの指示に基づいて、スキャナ80を介して取り込んだ画像データ等に対して所定のデータ処理を行う。そして、データ処理装置70は、データ処理を行う際に、処理を行おうとする画像データを一旦記憶装置であるHDD90に格納してからCPU10により指定されたデータ処理を行う。
データ処理プログラムは、図示しない磁気ディスク、半導体メモリ等の記録媒体からデータ処理装置70に読み込まれてインストールされることによりデータ処理装置70の動作を制御する。
なお、データ処理プログラムにより実現される機能の全部又は一部をASIC(Application Specific IC)などのハードウェアで実現してもよい。
図2は、上記のデータ処理プログラムが実行されることにより実現される図1中のデータ処理装置70の機能構成を例示する図である。
データ処理装置70は、図2に示されるように、データ格納手段71と、管理情報読み出し手段72と、消去手段73とを備えている。データ処理装置70は、スキャナ80を介して取り込んだ画像データ等を、データ格納手段71により記憶装置であるHDD90内に格納する。データ格納手段71は、HDD90にデータを格納する際に、このデータのデータ内容をデータ管理情報としてHDD90内に格納する。
CPU10から処理済みデータの消去が指示されHDD90内の処理済みデータの消去処理が行われる際に、管理情報読み出し手段72は、消去しようとするデータに対応したデータ管理情報をHDD90から読み出す。そして、消去手段73は、管理情報読み出し手段72により読み出された管理情報と、予め設定された消去条件とを比較することにより、消去処理の実行方法を決定し、決定された実行方法によりHDD90内に格納された処理済みデータを消去する。具体的には、消去手段73は、データ処理後にHDD90の処理済みデータが格納された記憶領域を、ダミーデータを上書きすることにより消去する。
[消去条件の設定]
先ず、マシン管理者等のユーザが画像処理装置のコントロールパネル上で消去条件の指定を行なうと、CPU10は入力された消去条件をデータ処理装置70に設定する。
この消去条件の一例を図3〜図6に示す。ここでは、消去条件は、消去有無の決定方法、消去タイミングの決定方法、消去優先度の決定方法、消去方法の決定方法により構成されているものとする。図3には、消去有無の決定方法を示すテーブルが示されていて、図4には消去タイミングの決定方法を示すテーブルが示されていて、図5には、消去優先度の決定方法を示すテーブルが示されていて、図6には消去方法の決定方法を示すテーブルが示されている。
消去有無の決定方法を示すテーブルには、図3に示されるように、プリント/FAX/ネット(ネットワーク)/CPU等のデータ出力先毎に消去処理を実施するかどうかが設定されている。例えば、図3の例では、データ出力先が「プリント」であるデータについては消去処理を実施する必要はなく、データ出力先が「FAX」であるデータについては消去処理が必要であることが示されている。
また、消去タイミングの決定方法を示すテーブルには、図4に示されるように、プリント/FAX/ネット/スキャン/CPU等のデータ入力元毎に消去処理を行うタイミングの条件が設定されている。例えば、図4の例では、データ入力元が「FAX」であるデータについては処理終了後に直ちに消去処理をすることが指定されている。
また、消去優先度の決定方法を示すテーブルには、図5に示されるように、データ格納期間に応じて、消去処理を行う優先度が設定されている。例えば、図5の例では、データ格納期間が1時間以内のデータについては消去処理の優先度として「A」が設定されており、優先的に処理すべきであることが設定されている。これは、データ格納期間が短いデータは、登録されてから頻繁に使用されていることを意味しているため重要度が高い可能性があり、逆に書き込まれてから長期間使用されないデータは重要度が低いことが考えられるからである。
さらに、消去方法の決定方法を示すテーブルには、図6に示されるように、データ種別に応じて、消去方法(上書き回数)が設定されている。例えば、図6の例では、暗号化も符号化もされていない生データについては消去方法として、ダミーデータにより3回上書き処理をすることが設定され、暗号データについては1回の上書き処理を行うことが設定されている。このように設定されているのは、暗号データは解読され難いので上書き処理は1回でもかまわないが、生データは解読され易いため3回上書き処理を行わないと情報の漏洩を完全に防ぐことができないからである。
[データ格納]
次に、本実施形態のデータ処理装置70におけるデータ格納手段71によりHDD90上にデータが書き込まれる場合の処理を図7のフローチャートを参照して説明する。
プリント/FAXなどによりデータがHDD90上に書き込まれる場合、CPU10はデータ処理装置70に対してデータ書き込みの指示を行う(S101)。このCPU10からデータ書き込みの指示を受けたデータ処理装置70では、データ格納手段71は、先ず書き込みを行うデータ内容に基づいてデータ管理情報を作成してHDD90に格納し(S102、S103)、次にデータの本体をHDD90に格納する(S104)。そして、データ処理装置70は処理が終了したことをCPU10に通知する(S105)。なお、このデータ管理情報は、HDD90に格納しようとするデータの、データ出力先/データ入力元/データ格納日時/データ種別等のデータ内容に基づいて生成される。
このようにしてHDD90に格納されたデータの処理が終了して、処理済みデータの消去が指定された場合、消去指定領域に格納されている処理済みデータの一例を図8に示す。図8では、HDD90上の記憶領域の消去指定領域には、データ出力先/データ入力元/データ格納日時/データ種別からなるデータ管理情報がデータとともに格納されていることが示されている。
[消去処理]
次に、上記のようにしてHDD90上に格納されているデータの処理が終了し、処理済みデータの消去が行われる場合の処理について説明する。本実施形態のデータ処理方法では、消去処理が行われる前に先ず消去登録処理が行われ、この消去登録処理が終わった後に消去処理が行われる。
先ず、この消去登録処理の動作を図9のフローチャートを参照して説明する。
(1)CPU10は、HDD90上のデータが不要になると、データ処理装置70に対して、指定領域に対する消去処理を指示する(S201)。
(2)次に、データ処理装置70では、管理情報読み出し手段72が、HDD90上の指定領域の先頭に格納されたデータ管理情報(データ出力先、データ入力元、データ格納日時、データ種別)を読み出す(S202)。
(3)次に、データ処理装置70の消去手段73は、管理情報読み出し手段72により読み出されたデータ管理情報から決定される消去処理情報(消去タイミング、消去方法、優先度、アドレス、サイズ)を作成して(S203)、内部の消去管理テーブルに登録し(S206)、消去登録処理が終了した旨をCPU10に通知して処理を終了する(S207)。
ここで、消去手段73が、データ管理情報からどのようにして、消去タイミング、消去方法、優先度等の消去処理情報を作成するのかについて具体的に説明する。
先ず、消去手段73は、データ管理情報のデータ出力先の情報を図3に示した消去有無の決定方法のテーブルと比較することにより、消去処理が必要かどうかを決定する。そして、消去手段73は、データ管理情報のデータ入力元の情報を図4に示した消去タイミングの決定方法のテーブルと比較することにより消去タイミングを決定する。また、消去手段73は、データ管理情報のデータ格納日時と現在の時刻とからデータ格納期間を算出し、このデータ格納期間を図5に示した消去優先度の決定方法のテーブルと比較することにより優先度を決定する。さらに、消去手段73は、データ管理情報のデータ種別を図6に示した消去方法の決定方法のテーブルと比較することにより消去方法を決定する。
なお、このデータ管理情報から消去処理は不要であると決定された場合は、データ処理装置70は、消去処理情報を消去管理テーブに登録することなく、CPU10に消去不要通知を行って処理を終了する(S204、S205)。
図10に消去管理テーブルの一例を示す。図10に示された例では、消去処理が必要であると決定されたデータ毎に、それぞれ、消去タイミング、消去優先度、消去方法、開始アドレス、データサイズの情報が格納されている。
次に、データ処理装置70における消去手段73は、図10に示したような、消去管理テーブルを参照してデータの消去を行う。この消去処理の動作を図11のフローチャートを参照して説明する。
(4)消去登録処理が終了すると、データ処理装置70は、消去管理テーブルに登録された各データが消去可能かどうかの判定を行う(S301)。つまり、消去タイミングおよび優先度から現時点で消去処理を行うべきデータを選択する。そして、現時点で消去すべきであると判定したデータについては、消去管理テーブルに登録されている消去処理情報に基づいて消去指定領域に格納されているデータの消去処理を実行する(S302)。そして、消去処理が終わると、データ処理装置70は、CPU10に消去結果を通知して処理を終了する(S303)。
本実施形態のデータ処理方法によれば、HDD90に格納された処理済みデータの消去を行う際に、全てのデータに対して一律に同じ消去処理を実行するのではなく、データ出力先、データ入力元、データ格納日時、データ種別等のデータ内容に応じて、消去処理の実行方法を選択することができるようになる。
例えば、FAXで送受信したデータについては処理後に直ちに消去処理を実行するようにするが、プリントしたデータについては消去する必要度が低いためアイドル状態の時に消去するだけでよいようにするか、または消去処理を実行しないというような設定が可能となる。
その結果、消去処理が本当に必要な処理済みデータのみを選択して消去することが可能となり、全ての処理済みデータに対して一律に消去処理を実行する場合と比較して、消去時間を短縮して処理効率の向上を図ることが可能となる。
[変形例]
なお、上記実施形態では、ユーザが予め消去条件をコントロールパネル上で設定するものとして説明しているが、消去条件の設定方法はこのような方法に限定されず、ホストPCや他のマシンからリモートで消去条件の設定を行うようにしてもよい。また、ユーザがコピー時などにコントロールパネル上で指定するようにしてもよいし、ユーザがプリントデータ送信時にPC上のプリンタドライバのUI(User Interface)画面上で指定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、データ管理情報は、データ出力先(プリント/FAX/ネット/CPU)、データ入力元(プリント/FAX/ネット/スキャン/CPU)、データ格納日時、データ種別(生データ/暗号データ/符号データ)に関する情報としたが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、データ管理情報にユーザ情報やジョブ情報、データ使用日時の情報などを含めるようにしても良いし、他の情報でもかまわない。また、データ管理情報として、これらの情報の少なくとも1つの情報を用いることにより本願発明は実現可能であり、これらの情報のうちのいずれか1つまたはこれらの複数の情報の組み合わせによりデータ管理情報を構成することができる。
また、データ管理情報に含まれる各情報の内容もこれに限らず、例えばデータ種別はデータの加工状態(生データ/暗号データ/符号データ)のほかに、データの重要度や機密レベル、データの使用形態(一時データ/保存データ)などでもかまわない。
また、上記実施形態では、消去処理情報は、消去タイミング/消去方法/優先度/アドレス/サイズとしたが、他の情報でもかまわない。また、各情報の内容もこれに限らず、例えば消去タイミングは、直ちに/アイドル状態のほかに、スタンバイ中/ユーザ指示時/指定時間/他のジョブのバックグラウンド/省電力動作時/電源オン時/電源オフ時、などの他のタイミングでもかまわないし、消去方法は、上書き回数のほかに、全領域消去/部分領域消去、使用する上書きデータの内容など他の内容でもよい。
また、上記実施形態では、データ管理情報は、データとともにHDD90に格納するようにしたが、データとは別の他の記憶装置に格納するようにしても良い。さらに、データ管理情報の格納場所も各データの先頭である必要ではなく、複数のデータ管理情報をまとめて1つのデータとして格納するようにしても良い。
また、上記実施形態では、データ管理情報はHDD90にデータが書き込まれた時にHDD90に格納するようにしているが、データが書き込まれるタイミングとは異なるタイミングでHDD90に格納するようにしてもよい。さらに、本実施形態では、消去条件は予め設定されているものとして説明しているが、一旦設定された消去条件は任意のタイミングで更新可能としても良い。
さらに、上記実施形態では、処理を行う画像データをHDDに格納するデータ処理装置を用いて説明しているが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、フラッシュメモリ等の他の不揮発性メモリや、または揮発性メモリに格納されたデータの消去にも同様に適用することができるものである。
本発明の一実施形態のデータ処理装置を有する画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図1中のデータ処理装置70の機能構成を例示するブロック図である。 消去条件のうちの消去有無の決定方法を示すテーブルである。 消去条件のうちの消去タイミングの決定方法を示すテーブルである。 消去優先度の決定方法を示すテーブルである。 消去方法の決定方法を示すテーブルである。 本発明の一実施形態のデータ処理装置によるデータ書き込み動作を示すフローチャートである。 消去指定領域に格納されている処理済みデータの一例を示す図である。 消去登録処理の動作を示すフローチャートである。 消去管理テーブルの一例を示す図である。 消去処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 通信インタフェース部
50 ユーザインタフェース部
60 FAXインタフェース部
70 データ処理装置
71 データ格納手段
72 管理情報読み出し手段
73 消去手段
80 スキャナ
90 HDD
100 プリントエンジン
S101〜S105 ステップ
S201〜S207 ステップ
S301〜S303 ステップ

Claims (15)

  1. 処理を行うデータを記憶装置内に格納し、データ処理後に前記記憶装置内に格納された処理済みデータを消去するデータ処理装置であって、
    前記記憶装置にデータを格納する際に、該データのデータ内容をデータ管理情報として格納するデータ格納手段と、
    前記記憶装置内の処理済みデータを消去する際に、消去しようとするデータに対応したデータ管理情報を読み出す管理情報読み出し手段と、
    前記データ管理情報と予め設定された消去条件とに基づいて消去処理の実行方法を決定し、決定された実行方法によりデータを消去する消去手段とを有するデータ処理装置。
  2. 前記データ格納手段は、前記データ管理情報を前記記憶装置内に格納する請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記データ管理情報は、データ出力先に関する情報、データ入力元に関する情報、データ格納日時に関する情報、データ種別に関する情報、ユーザ情報、ジョブ情報、データ使用日時の情報のうちのいずれか1つまたはこれらの複数の情報の組み合わせである請求項1または2記載のデータ処理装置。
  4. 前記データ種別に関する情報は、データ加工状態、データ重要度、データの機密レベル、データの使用形態のうちのいずれか1つまたはこれらの複数の組み合わせに関する情報である請求項3記載のデータ処理装置。
  5. 前記消去条件として、消去タイミング、消去方法、消去優先度のうちのいずれか1つまたはこれらを複数の組み合わせた条件がデータ内容に応じて設定されている請求項1から4のいずれか1項記載のデータ処理装置。
  6. 処理を行うデータを記憶装置内に格納し、データ処理後に前記記憶装置内に格納された処理済みデータを消去するデータ処理方法であって、
    前記記憶装置にデータを格納する際に、該データのデータ内容をデータ管理情報として格納し、
    前記記憶装置内の処理済みデータを消去する際に、消去しようとするデータに対応したデータ管理情報を読み出し、
    前記データ管理情報と予め設定された消去条件とに基づいて消去処理の実行方法を決定し、決定された実行方法によりデータを消去するデータ処理方法。
  7. 前記データ管理情報を前記記憶装置内に格納する請求項6記載のデータ処理方法。
  8. 前記データ管理情報は、データ出力先に関する情報、データ入力元に関する情報、データ格納日時に関する情報、データ種別に関する情報、ユーザ情報、ジョブ情報、データ使用日時の情報のうちのいずれか1つまたはこれらの複数の情報の組み合わせである請求項6または7記載のデータ処理方法。
  9. 前記データ種別に関する情報は、データ加工状態、データ重要度、データの機密レベル、データの使用形態のうちのいずれか1つまたはこれらの複数の組み合わせに関する情報である請求項8記載のデータ処理方法。
  10. 前記消去条件として、消去タイミング、消去方法、消去優先度のうちのいずれか1つまたはこれらを複数の組み合わせた条件がデータ内容に応じて設定されている請求項6から9のいずれか1項記載のデータ処理方法。
  11. 処理を行うデータを記憶装置内に格納し、データ処理後に前記記憶装置内に格納された処理済みデータを消去するデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記記憶装置にデータを格納する際に、該データのデータ内容をデータ管理情報として格納するステップと、
    前記記憶装置内の処理済みデータを消去する際に、消去しようとするデータに対応したデータ管理情報を読み出すステップと、
    前記データ管理情報と予め設定された消去条件とに基づいて消去処理の実行方法を決定し、決定された実行方法によりデータを消去するステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  12. 前記データ管理情報を前記記憶装置内に格納する請求項11記載のプログラム。
  13. 前記データ管理情報は、データ出力先に関する情報、データ入力元に関する情報、データ格納日時に関する情報、データ種別に関する情報、ユーザ情報、ジョブ情報、データ使用日時の情報のうちのいずれか1つまたはこれらの複数の情報の組み合わせである請求項11または12記載のプログラム。
  14. 前記データ種別に関する情報は、データ加工状態、データ重要度、データの機密レベル、データの使用形態のうちのいずれか1つまたはこれらの複数の組み合わせに関する情報である請求項13記載のプログラム。
  15. 前記消去条件として、消去タイミング、消去方法、消去優先度のうちのいずれか1つまたはこれらを複数の組み合わせた条件がデータ内容に応じて設定されている請求項11から14のいずれか1項記載のプログラム。
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