JP2008007160A - 二重容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】取出筒部23が立設されるとともに内部に内容物が充填された内容器20と、この内容器20が内部に収容された外装容器10と、前記内容物を外部へ吐出する吐出部40及び吐出部40を外装容器10に取り付けるキャップ部32を備えた吐出ユニット30とを備えた二重容器であって、吐出ユニット30には、取出筒部23を、その外周面との間に隙間を設けた状態で収容可能な収容部36が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
また、取出筒部に吐出部を取り付けるために取出筒部や吐出部を寸法精度良く成形する必要があり、この二重容器の製造コストが上昇してしまうといった問題があった。
さらに、内容器として、例えば合成樹脂やアルミシート材等で構成された可撓性を有する薄肉容器が使用されることがあるが、この場合、取出筒部に吐出部を固定しようとして内容器を把持した際に変形してしまい、一層取り扱いが困難となってしまう。
さらに、前記取出筒部が、その外周面との間に隙間を設けた状態で収容部に収容されているので、この吐出ユニットを外装容器に被着させる際に大きな力が不要となる。
また、前記取出筒部に嵌合させたり螺着させたりする部材がないので、取出筒部や吐出部を必要以上に精度良く成形する必要がなく、この二重容器を比較的低コストで製造することができる。
この場合、内容物の使用方法に合わせて吐出部の構造や形状を変更することができ、この二重容器の取り扱い性が向上する。また、例えば吐出部に詰まり等のトラブルが発生した場合に吐出部のみを交換して再使用することができる。
この場合、係合凸部と係合凹部とが互いに係合することによって、内容器が外装容器の中で相対的に回転することがなくなるので、外装容器の中に内容器を収容した状態で前記取出筒部に被着されている保護キャップを回転させて取り外すことができ、内容器の取り替え作業をさらに簡単に行うことができる。
さらに、内容器の周方向位置が固定されることになり、例えば内容器に描かれた図柄と外装容器や吐出ユニットに描かれた図柄とを合わせたり、外装容器を透明にして吐出口の開口方向に対して内容器に描かれた図柄の位置を合わせたりすることができ、この二重容器のデザイン性を向上させることができる。
本実施形態である二重容器は、上方に向けて開口した開口部を有する外装容器10と、この外装容器10の中に収容される内容器20と、この内容器20の内容物を外部へ吐出するための吐出ユニット30とを有している。
リング部22には、その中心部分から軸線Mに沿って上方に向けて突出する取出筒部23が設けられており、この取出筒部23の外周面には雄ネジが形成されている。リング部22の外周面には、径方向外側に向けて突出して前記取付部11の開口端に設けられた係合凹部12と係合可能な大小2つの係合凸部24が180°回転対称に配置されている。
なお、本実施形態においては、容器本体21は、アルミニウム製又は合成樹脂製のフィルム材を袋状に形成した薄肉容器であって、前記外装容器10と比較して剛性が低いものである。
また、この内容器20は、前記取出筒部23の外周面に形成された雄ネジに保護キャップ(図示なし)が螺着された状態で保管、流通されるものである。
ユニット本体31の下部は、その内周面に前記取付部11の外周面に設けられた雄ネジと螺合可能な雌ネジが設けられたキャップ部32とされており、このキャップ部32の中央部分には上方に向けて前記軸線Nに沿って延びる収容筒部33が設けられている。
そして、この収容筒部33の内径は、前記内容器20の取出筒部23の外径よりも大きくされるとともに、収容筒部33の軸線N方向高さは、前記取出筒部23の軸線M方向高さと略同一に設定されていて、この収容筒部33の内部が取出筒部23を収容する収容部36とされている。
なお、この状態において、取出筒部23の外周面と吐出ユニット30の収容部36の内周面との間には隙間が形成されている。
さらに、取出筒部23が吐出ユニット30の収容部36と隙間をあけて収容されているので、この吐出ユニット30を外装容器10の取付部11に螺着させるために回動させる際に取出筒部23と収容部36との摩擦抵抗が生じることがなく、小さな力で吐出ユニット30を回動させることができる。
また、内容器20の取出筒部23が吐出ユニット30の収容部36に収容される構成とされているので、前記取出筒部23の外周面に嵌合させたり螺着させたりする部材がなく、この取出筒部23や吐出ユニット30を必要以上に精度良く成形する必要がなくなり、この二重容器を比較的低コストで製造することができる。
この第2の実施形態においては、前記吐出ユニット50が、吐出部としてのポンプ40と、外装容器70に被着されるキャップ部51とに分離可能に構成されていることを特徴としている。
また、この大径部52の中心部分から軸線Nに沿って上方に向けて延びる小径部54は、その外周面に雄ネジが形成されるとともに、外周面の下端部分に係止部55が設けられている。
ここで、この小径部54の内径は、前記内容器20の取出筒部23の外径よりも大きくされるとともに、小径部54上端部の軸線N方向高さは、前記取出筒部23の軸線M方向高さと略同一に設定されていて、この小径部54の内部が取出筒部23を収容する収容部56とされている。
この支持キャップ60を前記キャップ部51の小径部54に螺着させることで、吐出ユニット50が構成される。ここで、ポンプ40のパイプ部43がキャップ部51の軸線Nに沿って延びるように配置され、ポンプヘッド42はガイド筒部63に案内されて軸線N方向に移動する構成とされる。また、小径部54の開口端は前記パッキン45に強く密接させられている。
吐出ユニット50のキャップ部51に形成されたガイド突起53を、外装容器70の取付部71に形成されたガイド溝72に挿入して、縦溝72Aに沿って軸線L方向(軸線N方向)に移動させ、傾斜溝72C及び横溝72Bに沿って周方向に回転させることで、外装容器70に吐出ユニット50が被着され、本実施形態である二重容器が構成される。
例えば、吐出部としてポンプを用いたもので説明したが、これに限定されることはなく、吐出口を有する吐出キャップを被着したものや内容物を噴霧するスプレーや櫛状物に泡を吐出するようなものであってもよい。
また、外装容器についても有底円筒状をなすものとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば底部を有さない筒状などの任意の形状・材質とすることができる。
また、第2の実施形態において、吐出部(ポンプ)とキャップ部とを螺着することで一体化したもので説明したが、これに限定されることはなく、アンダーカット結合によって分離可能に一体化したものであってもよい。
12、73 係合凹部
20 内容器
23 取出筒部
24 係合凸部
30、50 吐出ユニット
32、51 キャップ部
36、56 収容部
40 ポンプ(吐出部)
Claims (3)
- 取出筒部が立設されるとともに内部に内容物が充填された内容器と、この内容器が内部に収容された外装容器と、前記内容物を外部へ吐出する吐出部及び該吐出部を前記外装容器に取り付けるキャップ部を備えた吐出ユニットとを備えた二重容器であって、
前記吐出ユニットには、前記取出筒部を、その外周面との間に隙間を設けた状態で収容可能な収容部が設けられていることを特徴とする二重容器。 - 請求項1に記載の二重容器において、
前記吐出ユニットは、前記吐出部と前記キャップ部とが分離可能に構成されていることを特徴とする二重容器。 - 請求項1又は請求項2に記載の二重容器において、
前記内容器及び前記外装容器の一方に、他方に向けて突出した係合凸部が形成され、前記内容器及び前記外装容器の他方に、前記係合凸部が係合可能な係合凹部が形成されていることを特徴とする二重容器。
Priority Applications (1)
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