JP2008005132A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008005132A
JP2008005132A JP2006171513A JP2006171513A JP2008005132A JP 2008005132 A JP2008005132 A JP 2008005132A JP 2006171513 A JP2006171513 A JP 2006171513A JP 2006171513 A JP2006171513 A JP 2006171513A JP 2008005132 A JP2008005132 A JP 2008005132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
image
display
rate
storage capacity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006171513A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4600356B2 (ja
Inventor
Junji Sato
純二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2006171513A priority Critical patent/JP4600356B2/ja
Publication of JP2008005132A publication Critical patent/JP2008005132A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4600356B2 publication Critical patent/JP4600356B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】メモリ使用率又はメモリ残量率の変化を確実に認識可能に表示するとともに、不必要に表示桁数が多くなることを防ぐ。
【解決手段】画像形成装置に実装された圧縮メモリの記憶容量を示す記憶容量情報を取得し(ステップS1)、予め記憶されている最小画像容量の値を読み出す(ステップS2)。次に、最小画像容量と圧縮メモリの記憶容量とに基づいて、圧縮メモリの記憶容量に対する最小画像容量の割合a(%)を算出し(ステップS3)、aのうち0でない数字が現れる最大桁位置bを算出する(ステップS4)。この最大桁位置bを、メモリ残量率を表示する際の表示桁数として設定する(ステップS5)。すなわち、圧縮メモリの記憶容量が大きいほど表示桁数を多くし、圧縮メモリの記憶容量が小さいほど表示桁数を少なくする。
【選択図】図4

Description

本発明は、メモリの使用率又は残量率を表示する画像形成装置に関する。
一般に、複写機やプリンタ等の画像形成装置では、原稿画像の読み取りやデ―タ受信により入力された画像データは一旦メモリに格納され、画像形成後にメモリ内の画像データが削除されるようになっている。ユーザがメモリの使用状況を把握することができるように、画像形成装置の表示部には、メモリの記憶容量に対する使用量(メモリ使用率)又は記憶容量に対する残量(メモリ残量率)が表示される場合が多い(例えば、特許文献1参照)。
例えば、画像形成装置において原稿を読み取る際には、表示されるメモリ残量率が次第に減少していく。一方、画像を出力する際には、画像形成後の画像データがメモリから順次削除されるため、表示されるメモリ残量率は次第に増加していくことになる。ユーザは、このメモリ残量率の表示に基づいて、原稿の読み取り動作や画像形成動作が正常に行われていることを確認する場合がある。
特開2003−18344号公報
しかし、メモリ使用率又はメモリ残量率を表示する際の桁数が少ない場合には、メモリ使用率又はメモリ残量率に、原稿を1ページ読み取る毎の変化や画像を1ページ出力する毎の変化が見られない場合があった。例えば、メモリの記憶容量が512Mbyteであって、原稿1ページ分の画像に相当する容量が10Kbyteの場合には、原稿を1ページ読み取った後のメモリ残量率は99.99809…%となる。メモリ残量率の表示桁数が小数点以下2桁(小数点以下3桁目の数字を四捨五入)に固定されている場合には、この値は100.00%と表示されるため、ユーザに、画像形成装置に何らかの異常があって正常に読み取ることができない等の誤解を与えかねない。
一方、表示桁数が小数点以下4桁(小数点以下5桁目の数字を四捨五入)に固定されている場合には、この値は99.9981%と表示される。表示桁数が不必要に多い場合には、ユーザが、メモリ使用率又はメモリ残量率を即座に判断することができないという問題があった。
このように、メモリ使用率又はメモリ残量率の表示に適した桁数はメモリの記憶容量によって異なるが、従来は表示桁数が固定されていたため、画像形成装置に実装され得るメモリが複数種類ある場合には、記憶容量に応じた適正な桁数の表示ができなかった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、メモリ使用率又はメモリ残量率の変化を確実に認識可能に表示するとともに、不必要に表示桁数が多くなることを防ぐことを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の画像形成装置は、実装されたメモリの記憶容量を示す記憶容量情報を取得する記憶容量取得手段と、前記実装されたメモリの使用量を示す使用量情報を取得する使用量取得手段と、前記取得された記憶容量情報及び使用量情報に基づいてメモリ使用率又はメモリ残量率を算出する使用状況算出手段と、予め定められている最小画像容量と前記実装されたメモリの記憶容量とに基づいて、前記実装されたメモリの使用量が前記最小画像容量だけ増減した場合の前記メモリ使用率又はメモリ残量率の変化が認識可能なように、前記メモリ使用率又はメモリ残量率を表示する際の表示桁数を算出する表示桁数算出手段と、前記表示桁数算出手段により算出された表示桁数で前記メモリ使用率又はメモリ残量率を表示手段に表示させる表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記表示桁数算出手段は、前記実装されたメモリの記憶容量が大きいほど前記表示桁数を多くし、前記実装されたメモリの記憶容量が小さいほど前記表示桁数を少なくするよう、前記表示桁数を算出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、画像データを入力する入力手段と、前記入力された画像データを前記実装されたメモリに格納させるメモリ入力制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記入力された画像データが前記実装されたメモリに格納される際の前記実装されたメモリの使用量の増加に応じて、前記表示手段に表示させる前記メモリ使用率又はメモリ残量率を更新することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記実装されたメモリに格納されている画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、前記画像形成手段による画像形成後に当該画像形成済みの画像データを前記実装されたメモリから削除するメモリ出力制御手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記画像形成済みの画像データが前記実装されたメモリから削除される際の前記実装されたメモリの使用量の減少に応じて、前記表示手段に表示させる前記メモリ使用率又はメモリ残量率を更新することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、メモリ使用率又はメモリ残量率の変化を確実に認識可能に表示するとともに、不必要に表示桁数が多くなることを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、実装されたメモリの記憶容量に適した表示桁数を算出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、画像データを入力する際に、メモリ使用率又はメモリ残量率の変化を認識可能に表示することができる。
請求項4に記載の発明によれば、画像形成を行う際に、メモリ使用率又はメモリ残量率の変化を認識可能に表示することができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1に、本実施の形態における画像形成装置1の断面構成を示す。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像読取部20、操作部30、プリンタ部40、給紙ユニット50、後処理ユニット60を備えて構成される。
画像読取部20は、自動紙送り機構であるADF(Auto Document Feeder)部21、スキャナ部22を備える。ADF部21は、原稿台に載置された原稿を搬送してスキャナ部22に送り出し、スキャナ部22は、搬送された原稿を光走査してラインイメージセンサCCD(Charge Coupled Device)により光電変換して原稿画像を読み取る。画像読取部20により読み取られた原稿画像データには、各種画像処理が施され、印刷用画像データとしてプリンタ部40に出力される。
操作部30は、表示部31、数字ボタンや印刷開始を指示するためのスタートボタン等の各種機能ボタンを備える。表示部31は、LCD(Liquid Crystal Display)とLCD上を覆うように設けられたタッチパネルから構成され、各種操作画面や各種処理結果、設定内容等を表示する。
プリンタ部40は、電子写真方式の画像形成を行うものであり、給紙ユニット50から給紙された印刷用紙に画像形成を行う画像形成部41等を備える。画像形成部41は、像担持体である感光ドラム、感光ドラムの帯電を行う帯電部、画像データに基づいて感光ドラム表面を露光走査する露光部、感光ドラムにトナーを付着させる現像部、感光ドラム上に形成されたトナー像を印刷用紙に転写する転写部、感光ドラム上の残トナーを除去するクリーニング部、印刷用紙上に形成されたトナー像を定着させる定着部から構成される。本実施の形態では、電子写真方式を適用した例を説明するが、これに限らず、インクジェット方式、熱昇華方式等、他のプリント方式を適用することとしてもよい。
給紙ユニット50は、給紙トレイ51〜54の4つの給紙トレイを備えて構成される。なお、本実施の形態では、4つの給紙トレイを備えることとしたが、その数は特に限定しない。各給紙トレイ51〜54には、普通紙、裏紙、再生紙、上質紙等の紙種及びサイズが異なる印刷用紙を収容することが可能である。
後処理ユニット60は、画像形成された印刷用紙にソート処理、パンチ(穴開け)処理、ステープル処理等の各種後処理を施し、小冊子の作成や製本を行うことが可能である。
次に、図2を参照して、画像形成装置1の内部構成を説明する。
図2に示すように、画像形成装置1は、本体部1a、プリントコントローラ1bから構成され、本体部1aのLAN IF(Local Area Network InterFace)19又はプリントコントローラ1bのLAN IF72を介してLAN上のユーザ端末PCと相互にデータの送受信が可能に接続される。
まず、本体部1aについて説明する。
本体部1aは、制御部10、画像読取部20、操作部30、プリンタ部40等から構成される。なお、図1で説明した各部と同一の構成部には、同一の符号を付してその説明を省略する。
制御部10は、画像制御部11、不揮発メモリ12、読取処理部13、圧縮IC(Integrated Circuit)14、DRAM制御IC15、画像メモリ16、伸長IC17、書込処理部18、LAN IF19から構成される。
画像制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、不揮発メモリ12に格納されている各種処理プログラムを読み出して、当該プログラムとの協働により画像形成装置1の各部の処理動作を統括的に制御する。
画像制御部11は、DRAM制御IC15を介して画像メモリ16の圧縮メモリ16aの記憶容量を示す記憶容量情報を取得する。本実施の形態では、画像メモリ16が圧縮メモリ16aとページメモリ16bとに分けて使用されるため、メモリの使用状況に関わる部分としては、圧縮メモリ16aが該当する。画像制御部11は、画像メモリ16に付されたSPD(Serial Presence Detect)と呼ばれるチップから圧縮メモリ16aの記憶容量情報を取得する。
また、画像制御部11は、不揮発メモリ12から最小画像容量の値を読み出し、最小画像容量と圧縮メモリ16aの記憶容量とに基づいて、圧縮メモリ16aの使用量が最小画像容量だけ増減した場合のメモリ残量率の変化が認識可能なように、メモリ残量率を表示する際の表示桁数を算出する。最小画像容量とは、画像形成装置1の画像の入出力において想定される画像容量の最小単位であって、例えば、原稿を読み取る際の原稿1ページ分の画像データ、プリントデータとして受信した1ページ分の画像データ、画像形成時の1ページ分の画像データの最小容量に相当する。最小画像容量は、画像データの解像度、圧縮形式、画像サイズに基づいて予め定められている。画像制御部11は、圧縮メモリ16aの記憶容量が大きいほど表示桁数を多くし、圧縮メモリ16aの記憶容量が小さいほど表示桁数を少なくするよう、表示桁数を算出する。
また、画像制御部11は、DRAM制御IC15を介して圧縮メモリ16aの使用量を示す使用量情報を取得し、取得された圧縮メモリ16aの記憶容量情報及び使用量情報に基づいてメモリ残量率(%)を算出する。
また、画像制御部11は、メモリ残量率を表示する際の表示桁数として算出された桁数でメモリ残量率を表示部31に表示させるよう操作部制御部32に指示を出力する。
不揮発メモリ12は、画像制御部11における画像処理、画像形成処理等の各種処理プログラム及び各種プログラムで使用する値等のデータを記憶する。また、不揮発メモリ12には、最小画像容量が予め記憶されている。最小画像容量は、例えば、工場出荷時等に設定される。
読取処理部13は、画像読取部20から入力されるアナログ画像信号に、シェーディング補正処理、A/D変換処理を行ってデジタル画像データを生成する。生成された画像データは、圧縮IC14に出力される。
圧縮IC14は、入力された画像データに圧縮処理を施してDRAM制御IC15に出力する。
DRAM制御IC15は、画像制御部11からの指示に従って、圧縮IC14による画像データの圧縮処理及び伸長IC17による圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ16への画像データの入出力制御を行う。例えば、DRAM制御IC15は、画像読取部20により読み取られた画像データの保存が指示されると、読取処理部13から入力された画像データの圧縮処理を圧縮IC14により実行させて、圧縮画像データを画像メモリ16の圧縮メモリ16aに格納させる。また、DRAM制御IC15は、圧縮メモリ16aに格納された圧縮画像データの印刷出力が指示されると、圧縮メモリ16aから圧縮画像データを読み出し、伸長IC17により伸長処理を実行させてページメモリ16bに格納させる。そして、ページメモリ16bから非圧縮画像データを読み出して書込処理部18に出力する。DRAM制御IC15は、画像形成部41による画像形成後に、画像形成済みの画像データを圧縮メモリ16a及びページメモリ16bから削除する。
画像メモリ16は、DRAM(Dynamic RAM)から構成され、圧縮メモリ16a、ページメモリ16bを備える。圧縮メモリ16aは、圧縮画像データを格納するためのメモリであり、ページメモリ16bは、画像形成前に印刷対象の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリである。画像形成装置1に実装されるメモリとして、記憶容量が異なる複数種類のメモリが想定されており、それら複数種類のメモリのうち、いずれかが画像形成装置1に実装されている。
伸長IC17は、入力される圧縮画像データに伸長処理を施す。
書込処理部18は、DRAM制御IC15から入力された印刷対象の画像データに基づいて、画像形成のための印刷用画像データを生成し、プリンタ部40に出力する。
LAN IF19は、ネットワークインターフェイスカード(以下、NIC;Network Interface Card)、モデム等のLANと接続するための通信インターフェイスであり、LAN上のユーザ端末PCとデータの送受信を行う。
画像読取部20は、ADF部21、スキャナ部22、読取制御部23等から構成され、画像形成装置1に画像データを入力する入力手段である。読取制御部23は、画像制御部11からの指示に従って、ADF部21、スキャナ部22を制御して原稿面の光走査を実行させ、読み取られたアナログ画像信号を制御部10の読取処理部13に出力する。
操作部30は、表示部31と一体型に構成されるタッチパネル、操作部制御部32、各種機能ボタンから構成される。操作部制御部32は、各種機能ボタン又はタッチパネルにより操作された操作信号を画像制御部11に出力する。また、操作部制御部32は、画像制御部11からの指示に従って、表示部31に各種操作画面や、各種処理結果を表示させる。例えば、操作部制御部32は、画像制御部11からの指示に従って、メモリ残量率を表示する際の表示桁数として算出された桁数でメモリ残量率を表示部31に表示させる。
図3に、表示部31に表示される表示画面310の例を示す。メモリ使用状況表示領域311に、メモリ残量率が表示される。図3の例では、メモリ残量率の値が小数点以下3桁(小数点以下4桁目の数字を四捨五入)で表示されている。
プリンタ部40は、画像形成部41等の印刷に係る各部や、プリンタ制御部42を備えて構成される。プリンタ制御部42は、画像制御部11からの指示に従ってプリンタ部40の各部の動作を制御し、書込処理部18から入力された印刷用画像データに基づいて印刷用紙に画像形成を行わせる。
次に、プリントコントローラ1bの各部について説明する。
プリントコントローラ1bは、画像形成装置1をネットワークプリンタとして使用する場合に、LANに接続されるユーザ端末PCから送信された画像データを画像形成装置1に入力する入力手段である。
プリントコントローラ1bは、図2に示すように、コントローラ制御部71、LAN IF72、DRAM制御IC73、画像メモリ74から構成される。
コントローラ制御部71は、プリントコントローラ1bの各部の動作を統括的に制御し、LANを介してユーザ端末PCから入力される画像データを画像形成装置1の動作状態に応じてプリントジョブとして出力する。
LAN IF72は、NICやモデム等のLANと接続するための通信インターフェイスであり、ユーザ端末PCからLANを介して印刷対象の画像データを受信する。受信された画像データは、DRAM制御IC73に出力される。
DRAM制御IC73は、LAN IF72により受信された画像データの画像メモリ74への格納や、画像メモリ74からの画像データの読み出しを制御する。また、DRAM制御IC73は、制御部10のDRAM制御IC15とPCIバスで接続されており、コントローラ制御部71からの指示に従って、印刷対象の画像データを画像メモリ74から読み出してDRAM制御IC15に出力する。
画像メモリ74は、DRAMから構成され、入力された画像データを一時的に格納する。
次に、画像形成装置1における動作を説明する。
なお、動作説明の前提として、以下のフローチャートに記述されている各処理を実現するためのプログラムは不揮発メモリ12に格納されており、画像制御部11は、不揮発メモリ12からプログラムを読み出して、当該プログラムに従った動作を逐次実行する。
まず、図4を参照して、表示桁数算出処理を説明する。表示桁数算出処理は、メモリ残量率を表示部31に表示する際の表示桁数を算出する処理であって、画像形成装置1の起動時に行われる。
図4に示すように、画像制御部11により、圧縮メモリ16aの記憶容量情報が取得される(ステップS1)。次に、画像制御部11により、不揮発メモリ12に予め記憶されている最小画像容量の値が読み出される(ステップS2)。
次に、画像制御部11により、ステップS2で読み出された最小画像容量と、ステップS1で取得された圧縮メモリ16aの記憶容量とに基づいて、圧縮メモリ16aの記憶容量に対する最小画像容量の割合a(%)が算出される(ステップS3)。
a=(最小画像容量/圧縮メモリ16aの記憶容量)×100(%)
例えば、圧縮メモリ16aの記憶容量が512Mbyte、最小画像容量が10Kbyteの場合には、a=0.0019…%である。また、圧縮メモリ16aの記憶容量が64Mbyte、最小画像容量が10Kbyteの場合には、a=0.015…%である。
次に、割合a(%)の最大桁位置bが算出される(ステップS4)。ここで、最大桁位置bとは、割合a(%)のうち、0でない数字が現れる最大桁の位置をいう。例えば、圧縮メモリ16aの記憶容量が512Mbyte、最小画像容量が10Kbyteの場合には、最大桁位置bは、小数点以下3桁となる。また、圧縮メモリ16aの記憶容量が64Mbyte、最小画像容量が10Kbyteの場合には、最大桁位置bは、小数点以下2桁となる。
算出された最大桁位置bが、メモリ残量率を表示する際の表示桁数として設定され、不揮発メモリ12に記憶される(ステップS5)。圧縮メモリ16aの記憶容量に対する最小画像容量の割合a(%)の最大桁位置bまで表示されるように表示桁数が設定されるので、圧縮メモリ16aの使用量が最小画像容量だけ増減した場合のメモリ残量率の変化が認識可能となる。具体的には、圧縮メモリ16aの記憶容量が大きいほど表示桁数が多くなり、圧縮メモリ16aの記憶容量が小さいほど表示桁数が少なくなる。
以上で、表示桁数算出処理が終了する。
次に、図5を参照して、原稿読み取り時処理を説明する。
まず、画像読取部20の原稿台に読み取り原稿があるか否かが判断される(ステップS11)。読み取り原稿がある場合には(ステップS11;YES)、ADF部21により、原稿がスキャナ部22に送り出され(ステップS12)、スキャナ部22により、原稿画像が読み取られる(ステップS13)。
画像読取部20において読み取られた原稿画像のアナログ画像信号に対して、読取処理部13によってシェーディング補正処理、A/D変換処理が施され、デジタル画像データが生成される。生成された画像データは、圧縮IC14により圧縮処理が施され、DRAM制御IC15により、圧縮画像データが画像メモリ16の圧縮メモリ16aに格納される(ステップS14)。すなわち、圧縮メモリ16aの使用量が増加する。
次に、画像制御部11により、圧縮メモリ16aの記憶容量情報及び使用量情報が取得され(ステップS15)、取得された圧縮メモリ16aの記憶容量情報及び使用量情報に基づいてメモリ残量率が算出される(ステップS16)。
次に、画像制御部11により、表示桁数算出処理において算出された表示桁数が不揮発メモリ12から読み出され、読み出された表示桁数でメモリ残量率を表示部31に表示させるよう操作部制御部32に指示が出力される。そして、操作部制御部32により、この表示桁数でメモリ残量率が表示部31に表示される(ステップS17)。このように、圧縮メモリ16aの使用量の増加に応じて、表示部31に表示されるメモリ残量率が更新される。
次に、ステップS11に戻り、読み取り原稿がある場合には(ステップS11;YES)、ステップS12〜ステップS17の処理が繰り返され、読み取り原稿がない場合には(ステップS11;NO)、原稿読み取り時処理が終了する。
[表示例1]
圧縮メモリ16aの記憶容量が512Mbyte、最小画像容量が10Kbyteの場合には、表示桁数算出処理により、メモリ残量率を表示する際の表示桁数が小数点以下3桁(小数点以下4桁目の数字を四捨五入)に設定されている。表1に、最小画像容量の原稿画像を1枚ずつ読み取った場合の読み取り枚数と表示部31に表示されるメモリ残量率の関係を示す。
Figure 2008005132
表1に示すように、原稿画像を1枚読み取る毎のメモリ残量率の変化を認識することができるような表示になっている。
[比較例1]
ここで、比較例1として、圧縮メモリ16aの記憶容量が512Mbyte、最小画像容量が10Kbyte、表示桁数が小数点以下2桁(小数点以下3桁目の数字を四捨五入)に設定された場合の読み取り枚数とメモリ残量率の関係を表2に示す。
Figure 2008005132
表2に示す比較例1では、原稿画像を1枚読み取る毎のメモリ残量率に差が見られず、ユーザが読み取り動作に異常があったものと誤解するおそれがある。
[表示例2]
圧縮メモリ16aの記憶容量が64Mbyte、最小画像容量が10Kbyteの場合には、表示桁数算出処理により、メモリ残量率を表示する際の表示桁数が小数点以下2桁(小数点以下3桁目の数字を四捨五入)に設定されている。表3に、最小画像容量の原稿画像を1枚ずつ読み取った場合の読み取り枚数と表示部31に表示されるメモリ残量率の関係を示す。
Figure 2008005132
表3に示すように、原稿画像を1枚読み取る毎のメモリ残量率の変化を認識することができるような表示になっている。
[比較例2]
ここで、比較例2として、圧縮メモリ16aの記憶容量が64Mbyte、最小画像容量が10Kbyte、表示桁数が小数点以下3桁(小数点以下4桁目の数字を四捨五入)に設定された場合の読み取り枚数とメモリ残量率の関係を表4に示す。
Figure 2008005132
表4に示す比較例2では、原稿画像を1枚読み取る毎のメモリ残量率に差はあるが、必要以上に表示桁数が多いため、ユーザがメモリ残量率を即座に判断することができないおそれがある。
次に、図6を参照して、プリント時処理を説明する。
まず、出力すべき画像データがあるか否かが判断される(ステップS21)。出力すべき画像データがある場合には(ステップS21;YES)、DRAM制御IC15により、圧縮メモリ16aから圧縮画像データが読み出され、伸長IC17により伸長処理が施されて、一旦ページメモリ16bに格納される。そして、DRAM制御IC15により、ページメモリ16bから非圧縮画像データが読み出されて書込処理部18に出力され、書込処理部18により、画像形成のための印刷用画像データが生成される。次いで、画像形成部41により、印刷用画像データに基づいて、1ページ分の画像形成が行われる(ステップS22)。
次に、DRAM制御IC15により、画像形成済みの画像データが圧縮メモリ16aから削除される(ステップS23)。すなわち、圧縮メモリ16aの使用量が減少する。
次に、画像制御部11により、圧縮メモリ16aの記憶容量情報及び使用量情報が取得され(ステップS24)、取得された圧縮メモリ16aの記憶容量情報及び使用量情報に基づいてメモリ残量率が算出される(ステップS25)。
次に、画像制御部11により、表示桁数算出処理において算出された表示桁数が不揮発メモリ12から読み出され、読み出された表示桁数でメモリ残量率を表示部31に表示させるよう操作部制御部32に指示が出力される。そして、操作部制御部32により、この表示桁数でメモリ残量率が表示部31に表示される(ステップS26)。このように、圧縮メモリ16aの使用量の減少に応じて、表示部31に表示されるメモリ残量率が更新される。
次に、ステップS21に戻り、出力すべき画像データがある場合には(ステップS21;YES)、ステップS22〜ステップS26の処理が繰り返され、出力すべき画像データがない場合には(ステップS21;NO)、プリント時処理が終了する。
以上説明したように、画像形成装置1によれば、実装された圧縮メモリ16aの記憶容量に適した表示桁数を算出することができるので、メモリ残量率の変化を確実に認識可能に表示するとともに、不必要に表示桁数が多くなることを防ぐことができる。特に、スキャナ部22による原稿画像の読み取りや、画像形成部41による画像形成と、メモリ残量率の表示更新とを連動させたので、時々刻々と変化する圧縮メモリ16aの使用量の変化をユーザが視認することが可能となる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る画像形成装置の例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、メモリ残量率を表示する場合について説明したが、メモリ使用率を表示する場合にも、表示桁数算出処理において設定された表示桁数で表示すればよい。
また、上記実施の形態では、画像データの入力として、画像読取部20により原稿画像が読み取られる場合について説明したが、プリントコントローラ1bにより、LANを介してユーザ端末PCから画像データが受信され、圧縮メモリ16aに格納される場合にも同様に、表示桁数算出処理において設定された表示桁数でメモリ残量率又はメモリ使用率を表示するものとする。これにより、1ページ分の画像データの入力による圧縮メモリ16aのメモリ残量率又はメモリ使用率の変化を認識可能に表示することができる。
また、上記実施の形態では、画像データが記憶されるメモリとして、DRAMを用いる場合について説明したが、半導体メモリの他、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク等を用いることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、設定された表示桁数でメモリ残量率を表示する際に、設定された表示桁数の次の位の数字を四捨五入することとしたが、設定された表示桁数未満の数字を切り捨てることとしてもよい。
また、画像データが白紙の場合等、メモリの使用量がほとんど変わらない場合には、メモリ残量率又はメモリ使用率の表示を更新したとしても、その数値に変化が見られないため、予め入出力される画像データの容量に閾値を設けておき、メモリ使用量の変化が閾値以下の場合には、メモリ残量率又はメモリ使用率の表示を更新しないようにしてもよい。
本発明の実施の形態における画像形成装置1の断面構成図である。 画像形成装置1の内部構成を示すブロック図である。 表示部31に表示される表示画面310の例を示す図である。 表示桁数算出処理を示すフローチャートである。 原稿読み取り時処理を示すフローチャートである。 プリント時処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置
1a 本体部
1b プリントコントローラ
10 制御部
11 画像制御部
12 不揮発メモリ
13 読取処理部
14 圧縮IC
15 DRAM制御IC
16 画像メモリ
16a 圧縮メモリ
16b ページメモリ
17 伸長IC
18 書込処理部
19 LAN IF
20 画像読取部
21 ADF部
22 スキャナ部
23 読取制御部
30 操作部
31 表示部
32 操作部制御部
40 プリンタ部
41 画像形成部
42 プリンタ制御部
50 給紙ユニット
60 後処理ユニット
71 コントローラ制御部
72 LAN IF
73 DRAM制御IC
74 画像メモリ

Claims (4)

  1. 実装されたメモリの記憶容量を示す記憶容量情報を取得する記憶容量取得手段と、
    前記実装されたメモリの使用量を示す使用量情報を取得する使用量取得手段と、
    前記取得された記憶容量情報及び使用量情報に基づいてメモリ使用率又はメモリ残量率を算出する使用状況算出手段と、
    予め定められている最小画像容量と前記実装されたメモリの記憶容量とに基づいて、前記実装されたメモリの使用量が前記最小画像容量だけ増減した場合の前記メモリ使用率又はメモリ残量率の変化が認識可能なように、前記メモリ使用率又はメモリ残量率を表示する際の表示桁数を算出する表示桁数算出手段と、
    前記表示桁数算出手段により算出された表示桁数で前記メモリ使用率又はメモリ残量率を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記表示桁数算出手段は、前記実装されたメモリの記憶容量が大きいほど前記表示桁数を多くし、前記実装されたメモリの記憶容量が小さいほど前記表示桁数を少なくするよう、前記表示桁数を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像データを入力する入力手段と、
    前記入力された画像データを前記実装されたメモリに格納させるメモリ入力制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記入力された画像データが前記実装されたメモリに格納される際の前記実装されたメモリの使用量の増加に応じて、前記表示手段に表示させる前記メモリ使用率又はメモリ残量率を更新することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記実装されたメモリに格納されている画像データに基づいて画像形成を行う画像形成手段と、
    前記画像形成手段による画像形成後に当該画像形成済みの画像データを前記実装されたメモリから削除するメモリ出力制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記画像形成済みの画像データが前記実装されたメモリから削除される際の前記実装されたメモリの使用量の減少に応じて、前記表示手段に表示させる前記メモリ使用率又はメモリ残量率を更新することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2006171513A 2006-06-21 2006-06-21 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4600356B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006171513A JP4600356B2 (ja) 2006-06-21 2006-06-21 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006171513A JP4600356B2 (ja) 2006-06-21 2006-06-21 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008005132A true JP2008005132A (ja) 2008-01-10
JP4600356B2 JP4600356B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=39009178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006171513A Expired - Fee Related JP4600356B2 (ja) 2006-06-21 2006-06-21 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4600356B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002218129A (ja) * 2001-01-23 2002-08-02 Konica Corp 画像形成装置
JP2002290745A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Murata Mach Ltd 通信端末装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002218129A (ja) * 2001-01-23 2002-08-02 Konica Corp 画像形成装置
JP2002290745A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Murata Mach Ltd 通信端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4600356B2 (ja) 2010-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9473652B2 (en) Image display unit and image forming apparatus including the same
JP2007008124A (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2011041046A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2008252647A (ja) 画像形成装置
JP2006238106A (ja) 画像形成装置
JP2008042634A (ja) 画像形成装置
JP2005017692A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法
JP2009301159A (ja) 印刷指示装置、印刷指示方法及びプログラム
JP2008170839A (ja) 画像形成装置
JP4600356B2 (ja) 画像形成装置
JP5773154B2 (ja) 画像形成入力装置および画像形成装置
JP2008176610A (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
CN112954124B (zh) 图像形成装置以及图像形成装置的控制方法
JP5051053B2 (ja) 画像形成装置
JP4807268B2 (ja) 画像形成装置
JP2009080551A (ja) 画像表示装置及び画像表示システム
JP2005225039A (ja) 画像形成方法、画像形成装置
JP2009239461A (ja) 画像形成装置
JP4844660B2 (ja) 画像形成装置及び記録媒体情報設定方法
JP4793272B2 (ja) 画像処理装置及びテスト制御方法
JP2007195086A (ja) 印刷システム、及び原稿読取装置
JP2006151608A (ja) 画像形成装置及び記録媒体情報設定方法
JP2007168169A (ja) 画像形成装置
JP2008173869A (ja) 画像処理装置及びテスト制御方法
JP2008234543A (ja) 画像記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100913

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees