JP2008003496A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成装置において、装置が外部からの振動を受けることで画像形成条件が変動してしまう。
【解決手段】 振動検知センサを設け、振動検知センサにて振動を検知したら、振動を検知してから次の画像形成を行なう前に、検知用のトナー像を形成し、この検知用トナー像の検知結果に基いて画像形成条件を制御する。
【選択図】 図15

Description

本発明は静電記録方式や電子写真記録方式などを採用した画像形成装置に関するものである。
従来から複写機・プリンター等のカラー画像形成装置として、図8のような中間転写方式の画像形成装置が知られている。これは、各色のトナー像を形成する複数の画像形成部10で形成されたトナー像を一旦中間転写体(中間転写ベルト31)上に順次重ね合わせてから一括して転写材Pに転写するものである。
図9に示すように、中間転写ベルト31は、中間転写ベルト駆動ローラ32の回転によって矢印の方向へ進められる。駆動ローラ32への駆動入力はカップリング67や揺動ギア等によって本体駆動やステッピングモータから行なわれる。各々の画像形成部10にて中間転写ベルト31に形成されたレジパターン65、66をレジセンサユニット60によって検知し、その検知結果に基いて画像合わせを行う。レジセンサユニット60は中間転写ユニット30のフレームに位置決め手段64を設け、中間転写ベルト31との高さ方向と一次転写平面Aの画像の進行方向に直交するように位置を決めている。
レジセンサユニット60は画像の前後の所定位置にセンサ部61(レジセンサ)を配置している。レジセンサ61は発光部62と受光部63からなり、発光部62の光が中間転写ベルト31に反射して受光部63に戻る。トナーがのっている部分(レジパターン65、66)に反射して受光部63に入ってくる光は小さく、トナーがのっていない部分に反射して受光部63に入ってくる光は大きい。受光部63が検知する反射光量の差によってレジパターン65、66を検知する。
レジパターン65により各々の副走査の書き出しと傾きのズレ量、レジパターン66により主走査の書き出しと全体倍率のズレ量を検知する。このデータをもとに主走査、副走査の画像書出しタイミングのずれや倍率の変化や画像の傾きなどを画像補正(以後、レジ補正もしくはオートレジと呼ぶ)によって合わせる。
この画像合わせ(以後、オートレジモードと呼ぶ)は画像形成装置の電源立ち上げ時、ジャム処理後のリスタート時、電源ON後所定時間経過時などに行なわれる。
特開2004−029525号公報
しかしながら、従来の画像形成装置においては、装置に人やものがぶつかって振動が発生した場合に、画像不良を生じる可能性がある。例えば、画像転写前に、画像形成装置に大きな振動を与えると、画像重畳を行うフルカラー画像形成の際に振動が発生すると、位置ずれを発生するので、色ずれ等の画像不良が発生する。
本発明は、上記した従来技術の不具合を解決するために成されたものであり、画像形成中や待機中に装置が振動しても、使用者の手を借りることなく、不良画像の出力を防止あるいは低減可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
このような問題点を解決するために本発明では、
像担持体と、前記像担持上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像をトナー像で現像する現像手段と、該トナー像を記録材上に転写する転写手段と、前記像担持体上に形成された検知用のトナー像を検知する検知手段と、該検知手段の検知情報により画像形成条件を制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、
装置の振動を検知する振動検知手段を有し、前記振動検知手段により基準振動レベル以上の振動を検知した場合、前記振動を検知してから次の画像形成を行う前に像担持体上に検知用トナー像を形成し、この形成された検知用トナー像の検知結果に基いて画像形成条件を制御するモードが自動的に実行可能であることを特徴とする。
以上説明したように、本構成を実行することにより、画像形成中や待機中に装置が振動しても、使用者の手を借りることなく、不良画像の出力を無くすのに好適な画像形成装置を提供することが可能となった。
(実施例1)
本発明に係る画像形成装置の実施形態について、図を用いて説明する。図1は本実施形態にかかる中間転写方式のカラー画像形成装置の構成図、図2は中間転写ベルトユニットの引き出しを説明する図である。また、図3は中間転写体上のトナー像の検知を説明する図、図4は中間転写ベルトユニットを引き出したときの図、図5〜図7は検知手段の説明図である。
(画像形成装置)
図1に示すように、本実施形態における中間転写方式の画像形成装置は、画像読取部1R、画像出力部1Pから構成される。
画像出力部1Pは大別して、画像形成部10(4つのステーションa、b、c、dが並設されており、その構成は同一である)、給送ユニット20、中間転写ユニット30、定着ユニット40及び制御手段である制御ユニットから構成される。
さらに、個々のユニットについて詳しく説明する。画像形成部10は次に述べるような構成になっている。像担持体としての感光ドラム11a、11b、11c、11dがその中心で軸支され、矢印方向に回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向に帯電手段としての一次帯電器12a、12b、12c、12dが配置されている。また、潜像形成手段としての光学系13a、13b、13c、13d、及び現像手段としての現像装置14a、14b、14c、14dが配置されている。一次帯電器12a〜12dは、感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで光学系13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した例えばレーザービームなどの光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることによって、そこに静電潜像を形成する。さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって上記静電潜像を顕像化する。顕像化された可視画像は中間転写体としての中間転写ベルト31へ画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdにて転写される。画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdの感光ドラム11回転方向下流側には、クリーニング装置15a、15b、15c、15dが配置されており、転写材に転写されずに感光ドラム11a〜11d上に残されたトナーを掻き落としてドラム表面の清掃を行う。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
給送ユニット20は、以下の構成からなる。即ち、転写材Pを収納するためのカセット21a・21bおよび手差しトレイ27、カセット内もしくは手差しトレイより転写材Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a・22bおよび26を有する。更に、各ピックアップローラから送り出された転写材Pをレジストローラまで搬送するための給送ローラ対23及び給送ガイド24を有する。そして画像形成部10の画像形成タイミングに合わせて転写材Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25a、25bから成る。
中間転写ユニット30について説明する。駆動ローラ32は、中間転写ベルト31に駆動を伝達する中間転写体保持手段である。また、中間転写ベルト31は、バネ37の付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33、ベルトを挟んで二次転写領域Teに対向する従動ローラ34によって巻回されている。これらのうち駆動ローラ32とテンションローラ33の間に一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ32はカップリングや揺動ギアによって駆動入力され回転駆動される。図2に示すように、中間転写ベルトユニット30は、中間転写ベルト31などの部品交換のためレジマルチユニット28を右に引き出すことによって装置本体から取り出すことができる。各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の裏に転写手段としての一次転写ブレード35a〜35dが配置されている。従動ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップによって二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ36は中間転写ベルト31に対して適度な圧力で加圧されている。ここで、中間転写体、一次転写ブレード及び二次転写ローラをあわせて、感光ドラム上に形成されたトナー像を記録材に転写する転写手段とみることもできる。また、中間転写ベルト上、二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配されている。前記クリーニング装置50は、クリーナーブレード51(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)および廃トナーを収納する廃トナーボックス52から成る。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラに加圧される41b(このローラにも熱源を備える場合もある)、及び上記ローラ対のニップ部へ転写材Pを導くためのガイド43を有する。また、上記ローラ対から排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導き出すための内排出ローラ44、外排出ローラ45などから成る。
制御ユニットは、上記各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板70や、モータドライブ基板(不図示)などから成る。
次に装置の動作に即して説明を加える。
画像形成動作開始信号が発せられると、まずピックアップローラ22aにより、カセット21aから転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして給送ローラ対23によって転写材Pが給送ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a、25bまで搬送される。その時レジストローラ25a、25bは停止されており、転写材先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部10が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25a、25bは回転を始める。この回転時期は、転写材Pと画像形成部10より中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域Teにおいてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
一方、画像形成部10では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスにより感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が、一次転写用帯電器35dによって一次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写される。一次転写されたトナー像は次の一次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写される事になる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト31上において一次転写される。
その後転写材Pが二次転写領域Teに進入、中間転写ベルト31に接触すると、転写材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧を印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト上に重ねて形成された4色のトナー画像が転写材Pの表面に一括転写される。その後転写材Pは搬送ガイド43によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そしてローラ対41A、41Bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が転写材表面に定着される。その後、内外排出ローラ44、45により搬送され、転写材は機外に排出される。
また単色画像を得る場合は、特定の画像形成部(例えば中間転写ベルトの進行方向最下流に位置する画像形成部10a)より中間転写ベルト31上に単色の可視画像が一次転写され、以下フルカラー画像を形成する場合と同様のプロセスを経て、単色画像を得る。
フルカラー画像を得るために前記複数の画像形成部10a〜10dによって形成された画像を重ね合わせなければならない。そのため、予め画像形成を行う前に画像を重ね合わせるための調整を行う。
(レジ補正制御)
次に、図3にてレジ補正について説明する。画像形成装置はオートレジモードに入った時、各画像形成部にて形成されたレジパターン65、66を検知する検知手段としてのレジセンサユニット80を有する。そして、レジセンサユニット80の検知情報に基づいて、制御ユニットによって読み取り画像に対してフィードバックをかけレジ補正を行う。
中間転写ベルト31は、中間転写ベルト駆動ローラ32の回転によって矢印の方向へ進められる。駆動ローラ32への駆動入力はカップリング67や揺動ギア等によって本体駆動やステッピングモータから行なわれる。各々の画像形成部10で形成した中間転写ベルト31のレジパターン65、66をレジセンサユニット80によって検知し、それによって画像合わせを行う。
レジセンサユニット80は画像の前後の所定位置にセンサ部61(レジセンサ)を配置している。レジセンサ61は発光部62と受光部63からなり、発光部62の光が中間転写ベルト31に反射して受光部63に戻る。トナーがのっている部分(レジパターン65、66)に反射して受光部63に入ってくる光は小さく、トナーがのっていない部分に反射して受光部63に入ってくる光は大きい。受光部63が検知する反射光量の差によってレジパターン65、66を検知する。
レジパターン65によりより各々の副走査の書き出しと傾きのズレ量、レジパターン66により主走査の書き出しと全体倍率のズレ量を検知する。制御手段としての制御基板70は、レジセンサユニットで検知したデータをもとに画像形成条件を制御する。即ち、主走査、副走査の画像書出しタイミングのずれや倍率の変化や画像の傾きなどを画像補正(以後、レジ補正(レジストレーション補正)もしくはオートレジと呼ぶ)を行なう。具体的には潜像形成手段の書き出しタイミングの調整、潜像形成手段の位置調整を行う。
この画像合わせ(以後、レジ検制御と呼ぶ)は画像形成装置の電源立ち上げ時、ジャム処理後のリスタート時、電源ON後所定時間経過時などに行なわれる。
図4は中間転写ベルトユニット90を引き出したときの図である。図4に示すように、転写材Pの幅方向両端に係合手段である係合部82、ガイド92が設けられ、レジセンサユニット80は、転写材Pの幅方向両端の係合部82をガイド92に摺動可能に保持される。また、レジセンサユニット80は、加圧手段83を有し、加圧手段83により中間転写ベルトユニット90のフレームの位置決め部材91(位置決め手段)に対して突き当たるように付勢されて位置を決めされる。
中間転写ベルトユニット90を引き出すとレジセンサユニット80との加圧が解除され、レジセンサユニット80は係合部82をガイド92に保持され、装置本体に残る。
図5に示すように、レジセンサ61の光軸が中間転写ベルトローラ32の軸中心を向くように構成されている。これにより、レジセンサ61は、駆動ローラ32上の中間転写ベルト31にて検知を行う。このため、駆動ローラ32上の中間転写ベルト31は、駆動ローラ32に巻きついた安定した状態であり、中間転写ベルト31のバタツキをおさえて検知することができる。
レジセンサユニット80は、中間転写ベルトユニット90の位置決め部材91と係合部82によって位置がきまる。位置決め部材91は、略中間転写ベルト面に中心を持つR形状となっており、レジセンサユニット80との係合によって、その中心を支点Aとしてレジセンサユニット80が回動可能となっている。これにより、図6に示すように、中間転写駆動ローラ32が振動した場合等、駆動ローラ32とレジ検の位置関係がずれるような場合にも、レジセンサユニット80が支点Aによって駆動ローラ32に追従する。このため、レジセンサ61と中間転写ベルト31との距離を変えること無く、検知可能となる。これにより、レジセンサ61と中間転写ベルト31の位置決め精度向上、駆動ローラ32等の振動によるレジセンサユニット80の検知位置の移動を減らすことが可能となる。
係合部82は、ガイド92により中間転写駆動ローラ32の軸中心に向かって摺動可能となっていて、位置決め部材91の支点Aと係合部82と駆動ローラ32の駆動軸中心は、駆動軸中心を向いたレジセンサ61の光軸の延長線上に位置するよう構成する。これにより、図7に示すように、中間転写駆動ローラ32の軸が駆動の振動やなどで位置がずれたとしてもレジセンサ61の光軸のズレを少なくできレジセンサ61と中間転写ベルト31との距離のずれを小さくできる。駆動ローラ32の軸中心から位置決め部材91の支点Aまでの距離L1と位置決め部材91の支点Aからレジ検の本体との係合部82までの距離L2とした場合、L1<L2とすることによって係合部82の位置のズレを小さくし、実用上問題無くすことができる。
なお、係合部82、ガイド92、位置決め部材91、の位置関係は、これに限定されるものではなく、係合部82、ガイド92がレジセンサ61と位置決め部材91との延長線上またはそれと平行するように摺動可能であればよい。
また、加圧手段83は、位置決め部材91の支点Aや係合部82と同様に、駆動ローラ32の駆動軸中心とレジセンサ61の検知点の延長線上に位置する。これにより、レジセンサユニット80が駆動ローラ32に常に付勢されるため、レジセンサユニット80のズレを少なくすることが可能である。
(振動検知センサ)
次に、本実施の形態における画像形成装置において用いられる振動検知手段としての振動検出センサ190について、図10乃至図14を用いて説明する。図10及び図11に示すように、振動検出センサ190は、フォトインタラプタの横成をとっており、図10は上面図であり、図11はセンサ部を切断した断面説明図である。図10及び図11に示すように、振動検出センサ190は、LED191とフォトトランジスタ192とからなるフォトインタラプタと、支点194を中心に左右に揺動する。また、振動検出センサ190は支点194の反対側に重り部分193aを備えたアクチュエータ193とから形成されている。
図12は、図10と図11に示すフォトインタラプタの回路図であり、フォトトランジスタ192がLED191から照射される光の受光量に応じて電流を流すので、それに応じた電圧がCPU101のAD入力によって検出する。正常時には、図10及び図11に示すように支点194に支えられたアクチュェータ193は重部分193aの働きにより垂直方向に下がっている。したがって、LED191(センサ受光部)に対して遮光した状態になる。
少しの振動を検出すると、アクチュエータ193は図13に示すような状態になり、フォトトランジスタ192は半分程度の面積だけ受光可能な状態になるので、それに応じたLED光をフォトトランジスタ192は受光する。大きな振動の際には、アクチュエータ193は図14に示すような状態になり、フォトトランジスタ192(センサ受光部)は全開状態になり、フォトトランジスタ192は図13の状態よりも電流を流すことが可能になる。
図17は、振動が発生してから収束するまでのAD入力の電圧変化を示す図である。図17から明らかなように、振動が大きい程受光量が増えるので、振動が大きい程より高い電圧を検出するようになっている。
(振動検知による画像形成条件の補正)
本実施例では、前回レジ検制御を実行してから次のプリント信号が来るまでに、振動検知手段により所定の振動レベル(異常振動レベルとしての基準振動レベル)以上の振動を検知した場合、画像形成の前にレジ検制御を実行することを行う。
問題とする振動(異常振動)の概念としては、通常のプリント動作の振動レベルの3倍の値を異常振動としての基準振動とし、この基準振動よりも大きい振動を検知した場合にはレジ補正を再度行なう。この他に通常のプリント動作の振動レベルの他に人がそばを走った時の振動や、前扉を閉めた時の振動レベルをもとに異常振動レベルを設定しても良い。
近年、複数の像担持体を有する4D系の画像形成装置は、小型化、メンテナンス性の点で、画像形成部(図1−10)のカートリッジ(CRG)化が進んでいる。即ち、感光ドラムと現像手段を一体的に装置に着脱可能な構成としている。そのため、CRG部と本体(ITBユニット)とはビス止め等固定されていない為、振動や衝撃によりCRGとITBユニットとの位置関係がずれ、色ずれ等が発生することが多くなってきている。そこで、本実施例では画像形成装置に振動検知手段を設け、前回レジ検制御を実行してから、次のプリント信号が来るまでに、振動を検知した場合には、色ずれが起こっている可能性があるので、画像形成の前にレジ検制御を実行することを行う。
本実施例の動作フローを図15に示す。
ユーザーからプリントスタートの信号を受けるS1501と、前回レジ検制御を実行してからプリントスタート時までに、本体の振動を検知したかを記憶手段としてのROMに記憶されたメモリーから判断するS1502。振動を検知していない場合は、すぐさま画像形成を実行するS1505。振動を検知していた場合には、振動によりレジがずれたと判断し、レジ検制御を実行するS1506。レジ検制御を実行したのでROMの振動検知のメモリーをリセットするS1507。その後画像形成を実行しS1505、終了する。
上記制御を実行することにより、画像形成中や待機中に装置が振動しても、使用者の手を借りることなく、不良画像の出力を無くすのに好適な画像形成装置を提供することが可能となった。
また、本実施例では、中間転写体を用いた画像形成装置を例に説明したがこれに限るものではない。
例えば、転写材を担持搬送するベルト体を用い、ベルト体により担持搬送される転写材に、感光ドラムから直接、順次トナー像を重ねて転写する装置においても適用することができる。この場合には、検知用トナー像は転写ベルト上に形成されることになる。
また、本実施例では、異常振動レベルの振動を検知した場合に必ず再度、レジ補正を実行する例を説明したが、これに限らない。例えば、異常振動を検知した場合に再度、レジ補正を実行するレジモードを選択手段により選択可能にしておき、レジモードが選択されている場合にのみレジモードを実行する構成でもよい。レジモードを選択しない場合は、画質の向上を図ることができないが、その分、プリントする時間を短縮することができる。
(実施例2)
実施例1では、本体待機中に振動を検知した場合、次の画像形成時の直前にレジ検制御を実行する例を示したが、本実施例では、レジ検制御中に振動を検知した場合の制御方法を述べる。レジ検制御の方法や、振動検知の方法は実施例1と同様である。即ち、制御手段によりレジ検制御を開始してから振動検知手段にて振動を検知した場合、振動を検知してから次の画像形成を行う前に再度、レジ検制御を実行する。ここで、レジ検制御の開始とは、感光ドラムに潜像形成手段にてレジ検知用のトナー像を形成開始のことをいう。
レジ検制御時に振動を検知した際の動作フローを図16に示す。最初にレジ検制御回数をリセット0とするS1602。次にレジ検制御を実行S1603。レジ検制御回数を1回増やす。S1604。レジ検制御時に振動を検知したかを判断S1605。振動を検知していない場合はそのまま終了。振動を検知していた場合には、レジ検制御回数を判断しS1606、2回以内なら再度レジ検制御を実行するS1603。レジ検制御回数が3回以上の場合には、常に本体が振動していると判断し、3回の平均値でレジ検制御を実行するS1607。
なお、上記実施例においては、検知手段を、レジパターンを検知する例について述べて来たが、本発明はこれに限るものではない。
例えば、濃度検知用のトナー像を形成してそのトナー像の濃度を検知することで画像形成条件を制御する画像形成装置において、画像形成条件の制御を開始してから振動検知手段が振動を検知した場合も本発明を適用可能である。即ち、画像形成条件の制御を開始してから振動検知手段が振動を検知した場合、濃度検知用のトナー像を形成し、所望の濃度が得られているかどうか画像形成条件を補正することで装置を較正することも可能である。この場合、画像形成条件の制御は、制御手段により潜像形成手段の露光条件、帯電手段の帯電条件、現像手段の現像条件のいずれか1つを制御することで行なうことができる。
本実施形態にかかる中間転写方式のカラー画像形成装置の構成図である。 中間転写ベルトユニットの引き出しを説明する図である。 中間転写体上のトナー像の検知を説明する図である。 中間転写ベルトユニットを引き出したときの図である。 検知手段の説明図である。 検知手段の説明図である。 検知手段の説明図である。 従来の中間転写方式のカラー画像形成装置の構成図である。 従来の中間転写体上のトナー像の検知を説明する図である。 本実施の形態における画像形成装置において用いられる振動検出センサの上面図である。 本実施の形態における画像形成装置において用いられる振動検出センサのセンサ部を切断した断面説明図である。 図8と図9に示すフォトインタラプタの回路図である。 少しの振動を検出したときのアクチュエータの状態を示す図である。 図12は、大きな振動を検出したときのアクチュエータの状態を示す図である。 実施例1の動作フローチャート 実施例2の動作フローチャート 振動が発生してから収束するまでのAD入力の電圧変化を示す図である。
符号の説明
A 一次転写平面
L1、L2 距離
P 転写材
T 画像転写領域
Te 二次転写領域
1P 画像出力部
1R 画像読取部
10 画像形成部
11 感光ドラム
12 一次帯電器
13 光学系
14 現像装置
15 クリーニング装置
20 給送ユニット
21a、21b カセット
22a、22b ピックアップローラ
23 給送ローラ対
24 給送ガイド
25a、25b レジストローラ
27 トレイ
28 レジマルチユニット
30 中間転写ユニット
31 中間転写ベルト
32 駆動ローラ
33 テンションローラ
34 従動ローラ
35 一次転写ブレード
36 二次転写ローラ
37 バネ
40 定着ユニット
41a 定着ローラ
43 ガイド
44 内排出ローラ
45 外排出ローラ
50 クリーニング装置
51 クリーナーブレード
52 廃トナーボックス
61 センサ部
62 発光部
63 受光部
65、66 レジパターン
67 カップリング
70 制御基板
80 レジセンサユニット
82 係合部
83 加圧手段
90 中間転写ベルトユニット
91 位置決め部材
92 ガイド

Claims (5)

  1. 像担持体と、前記像担持上に潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像をトナー像で現像する現像手段と、該トナー像を記録材上に転写する転写手段と、前記像担持体上に形成された検知用のトナー像を検知する検知手段と、該検知手段の検知情報により画像形成条件を制御する制御手段と、を有する画像形成装置において、
    装置の振動を検知する振動検知手段を有し、前記振動検知手段により基準振動レベル以上の振動を検知した場合、前記振動を検知してから次の画像形成を行う前に像担持体上に検知用トナー像を形成し、この形成された検知用トナー像の検知結果に基いて画像形成条件を制御するモードが自動的に実行可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成条件は、前記静電潜像形成手段による潜像形成タイミングであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成条件は、前記静電潜像形成手段の位置であることを特徴とする請求項1または2いずれか記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成手段は、複数の像担持体と、前記複数の像担持体上に潜像を形成する複数の潜像形成手段と、を有し、該複数の像担持体上に形成されたトナー像を、順次重ねて記録材上にトナー像を形成可能であることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体と前記現像手段とは、一体的に装置に着脱可能なカートリッジであることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の画像形成装置。
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