JP2008001276A - バックル装置およびこれを用いたシートベルト装置 - Google Patents

バックル装置およびこれを用いたシートベルト装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両シートへの乗員の着座あるいは離座をスムーズに行いかつシートベルトの装着を簡単にしつつ、構造を簡単にするとともに設置自由度を高くし、しかも安価にする。
【解決手段】乗員が車両シート2のシート部2aに着座すると、乗員の体重で荷重作用部材29が下降する。すると、可撓性のパウル作動部材26が下方に撓んで引っ張られ、支持レバーロック手段16のロック部材19が引っ張られる。これにより、ロック部材19と支持レバー11の係合凹部11aとの係合が解除されて支持レバー11がスプリング15の付勢力で回動し、バックル6が格納位置から使用位置Aに設定される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、自動車等の車両に装備され、シートベルトにより乗員を拘束するシートベルト装置に用いられ、かつシートベルトに支持されたタングが係止されるバックルを有するバックル装置およびこれを用いたシートベルト装置の技術分野に関するものである。
従来から自動車等の車両シートに付設されているシートベルト装置は、衝突時等の車両に大きな減速度が作用した場合のような緊急時に、シートベルトで乗員を拘束することにより乗員のシートからの飛び出しを阻止して、乗員を保護している。
従来、このような従来シートベルト装置の1つとして、例えば図10に示すように三点式シートベルト装置がある。図中、1は車両シート2に付設されたシートベルト装置、3は車両シート2近傍の車体に固定されて、通常時はシートベルト4を引出可能に巻き取り、緊急時にはシートベルト4を引出不能にするシートベルトリトラクタ、5はシートベルト4に摺動可能に支持されたタング、6は車両シート2あるいは車体に固定され、タング5が係止されるバックル、および7はセンターピラー8等の車両側部上方に取り付けられシートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4をガイドするベルトガイドである。なお、シートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4の先端のベルトアンカー部4aは、車両シート2あるいは車体に固定されている。
このように構成されたシートベルト装置1は、乗員がシートベルト4を装着するにあたっては、乗員が車両シート2に着座してシートベルト4をシートベルトリトラクタ3から引き出し、タング5をバックル6に係止した後、タング5から手を離すことにより、余分に引き出されたシートベルト4がシートベルトリトラクタ3で巻き取られてシートベルト4の弛みが解消され、シートベルト4が乗員に装着される。
ところで、例えば車両後部シートに設けられるシートベルト装置においては、シートベルト装置の非使用時にバックルがシートクッションの上面に放置される。このため、乗員が車両に乗り込んで車両後部シートに着座しようとすると、この放置されたバックルが邪魔になり、乗員は車両に容易に乗り込んで車両後部シートにスムーズに着座することができない。また、乗員が車両後部シートから離座して車両から降りようとすると、バックルが乗員の体にまとわりつき、同様に乗員は車両後部シートからスムーズに離座して、車両から容易に降りることができない。更に、バックルがシートクッションの上面に放置されることで、バックルの非使用時に外観が良好でない。
そこで、車両シートのシートクッション内にバックル収納部を設け、バックルをその非使用時にはこのバックル収納部に収納し、バックルの使用時に乗員がバックルをバックル収納部から取り出すようにしたシートベルト収納装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に開示のシートベルト収納装置によれば、シートベルト装置の非使用時にはバックルがシートクッションの上面に放置されないので、乗員が車両シートに対して着座あるいは離座する際、バックルが邪魔になることはないとともに、外観が良好になる。
しかしながら、特許文献1に開示のシートベルト収納装置においては、車両シートに着座した乗員がシートベルトを装着する際に、一々、バックルをバックル収納部から取り出さなければならず、シートベルトの装着が面倒であるという問題がある。しかも、シートクッションのシート機能を損なわないようにするために、バックル収納部は広くすることができず、きわめて狭い。このため、狭いバックル収納部からバックルを取り出すことが難しく、シートベルトの装着が更に一層面倒なものとなっている。
そこで、車両シートに対する乗員の着座あるいは離座をスムーズに行いつつ、シートベルトの装着を簡単に行うことのできるバックル装置が提案されている(例えば、特許文献2および3参照)。
この特許文献2に開示のバックル装置では、シートベルトの非使用時は、バックル6が格納位置に設定されている。乗員が車両シート2に着座して、シートベルト4を引き出すと、電動モータが駆動される。この電動モータの回転でねじ式伸縮機構が伸張し、バックル2が使用位置に設定される。また、タング5がバックル6から離脱されると、モータが逆方向に駆動される。このモータの逆回転でねじ式伸縮機構が収縮し、バックル6が格納位置に設定される。
また、特許文献3に開示のバックル装置では、バックル6の使用位置への移動が電磁アクチュエータで行われる。
実公平3−20216号公報。 特開2005−335704号公報。 実願平1−85977号(実開平3−25354号)のマイクロフィルム。
しかしながら、特許文献2に開示のバックル装置では、高価なモータおよびねじ式伸縮機構を用いているため、構造が複雑であるばかりでなく、コストが高いものとなっている。しかも、高価なモータおよびねじ式伸縮機構が車両シート2のシート部2a内に配設されていることから、シート部2a内に大きな設置スペースが必要であるばかりでなく、高価なモータおよびねじ式伸縮機構のシート部2a内での設置位置が限られてしまう。このため、シート部2aの内部構造が限定された構造とならざるを得ないものとなっている。
特許文献3に開示のバックル装置でも、高価な電磁アクチュエータを用いているため、コストが高いものとなっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、車両シートに対する乗員の着座あるいは離座をスムーズに行い、かつシートベルトの装着を簡単に行うようにしつつ、より簡単な構造で設置自由度が高く、しかもより安価なバックル装置およびこれを用いたシートベルト装置を提供することである。
前述の課題を解決するために、請求項1の発明のバックル装置は、シートベルトに支持されたタングが係合されるバックルを有し、前記バックルが、非使用時に格納される格納位置とシートベルトの装着時に前記タングが係合可能な使用位置との間でバックル移動手段により移動可能に設けられているバックル装置において、前記バックル移動手段が、荷重が加えられたとき移動する荷重作用部材と、前記バックルを前記使用位置に設定する使用位置設定手段と、前記荷重作用部材が前記荷重を加えられて移動したとき、前記荷重作用部材からの力を前記使用位置設定手段に伝達する力伝達部材とを備え、前記使用位置設定手段が前記力伝達部材から前記力を伝達されたとき、前記バックルを前記使用位置に設定することを特徴としている。
また、請求項2の発明のバックル装置は、前記使用位置設定手段が、前記バックルの非使用時に前記バックルを格納位置に保持するとともに、前記力伝達部材から前記力を伝達されたときに前記バックルの格納位置の保持を解除する保持手段と、前記保持手段が前記バックルの格納位置の保持を解除したときに前記バックルを前記使用位置に設定する付勢手段とを備えていることを特徴としている。
更に、請求項3の発明のバックル装置は、前記保持手段が前記バックルの非使用時に前記バックルを格納位置にロックするロック手段であり、また、前記付勢手段が前記バックルを前記使用位置の方へ常時付勢するスプリングであることを特徴としている。
更に、請求項4の発明のバックル装置は、前記力伝達部材が可撓性ワイヤからなることを特徴としている。
更に、請求項5の発明のバックル装置は、前記バックルが前記格納位置で車両シートによって隠され、かつ前記使用位置で前記車両シートの乗員が着座するシート部側に進出するようになっていることを特徴としている。
更に、請求項6の発明のバックル装置は、前記荷重作用部材に加えられる荷重が、前記車両シートに着座する乗員の体重の少なくとも一部であることを特徴としている。
更に、請求項7の発明のバックル装置は、前記バックルが前記格納位置と前記使用位置との間を前記バックル移動手段により回転運動または直進運動で移動するようになっていることを特徴としている。
更に、請求項8の発明のシートベルト装置は、乗員に装着されるシートベルトと、このシートベルトに移動可能に支持されたタングと、このタングが係止されるバックルを有するバックル装置とを少なくとも備え、前記タングが前記バックルに係合されることで前記シートベルトが乗員に装着されるシートベルト装置において、前記バックル装置が請求項1ないし7のいずれか1に記載されたバックル装置であることを特徴としている。
このように構成された請求項1ないし7の各発明に係るバックル装置によれば、バックル移動手段でバックルをその非使用時には格納位置に設定しかつ使用時には使用位置に自動的に設定しているので、乗員が車両シートに対して着座あるいは離座する際に邪魔にならず、乗員の車両シートに対する着座あるいは離座をスムーズに行うことができる。そのうえ、使用時にはバックルが使用位置に自動的に設定されるので、シートベルトを簡単に装着することができる。しかも、これによりバックル収納部を広くする必要はなく、車両シートのシート機能を良好に確保することができる。更に、バックルの使用時にはバックルが使用位置にあるため、シートベルトの乗員拘束機能を効果的に発揮させることができる。
更に、荷重作用部材の荷重を加えられたときの移動を力伝達部材により使用位置設定手段に伝達しているので、高価な電動モータおよびねじ式伸縮機構、あるいは高価な電磁アクチュエータを用いなくて済む。これにより、バックル装置の構造が簡単になるとともに、コストを低減することができる。しかも、高価なモータ、ねじ式伸縮機構あるいは電磁アクチュエータを車両シートのシート部内に配設する場合には、シート部内に大きな設置スペースを設ける必要がなく、これらのシート部内での設置位置を自由に設定することができる。これにより、シート部の内部構造をより自由に設定することができる。
このようにして、本発明のバックル装置によれば、バックル装置を、車両シートに対する乗員の着座あるいは離座をスムーズに行い、かつシートベルトの装着を簡単に行うようにしつつ、より簡単な構造で設置自由度が高く、しかもより安価に形成することができる。
特に、請求項4の発明によれば、第1および第2力伝達部材に可撓性のワイヤを用いているので、荷重検出位置つまり荷重作用部材の取付位置を自由に設定することができる。これにより、バックル装置の取付位置も自由に設定することができるようになる。したがって、荷重をより正確に検出するとともに、バックルをより適正位置に配置することができる。
また、請求項5の発明によれば、バックルが格納位置では車両シートによって隠されるので、バックルの非使用時での外観が良好になるとともに、バックルをほぼ完全に隠した場合にはバックルにダストや異物等が侵入し難くなる。
更に、請求項6の発明によれば、荷重作用部材に加えられる荷重を車両シートに着座する乗員の体重の少なくとも一部としているので、乗員が車両シートに着座するだけで、バックルを使用位置に簡単に設定することができる。
更に、請求項7の発明によれば、格納位置と使用位置との間、または格納位置と装着位置と使用位置との間をバックルが回転運動または直進運動で移動するので、バックルの移動がより一層簡単になる。
更に、請求項8の発明のシートベルト装置によれば、本発明のバックル装置を用いていることで、乗員の車両シートに対する着座あるいは離座をスムーズに行いつつシートベルトの装着性を向上できることから、乗員は車両の乗降をバックルに邪魔されることなく楽に行うことができるとともに、乗員のシートベルトの装着率が向上する。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は本発明にかかるバックル装置の実施の形態の一例を模式的に示す斜視図である。なお、前述の図10に示す従来例と同じ構成要素には同じ符号を付すことで、その詳細な説明は省略する。
図1に示すように、この例のバックル装置10は、前述の図10に示す従来例と同じシートベルト装置1に用いられる。なお、本発明のバックル装置は、これに限定されることなく、バックル6にタング5を係合させて、シートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4を乗員に装着するものであれば、図10に示す従来例以外のどのようなシートベルト装置にも適用することができる。
図1に示すように、この例のバックル装置10は、バックル6と、このバックル6に連結された支持レバー11と、この支持レバー11が回動可能に取り付けられる支持ブラケット12と、支持レバー11の回動を制御する回動制御手段13とを備えている。
バックル6はタング5が係合・解離可能に係合される従来公知のバックルである。このバックル6は、前述の特許文献2に開示のバックル装置と同様に実線で示す使用位置Aと二点鎖線で示す格納位置Bとが設定されていて、支持レバー11の回動によりこれらの使用位置Aと格納位置Bのいずれかに設定されるようになっている。
図2(a)および(b)に示すように、支持レバー11は、支持ブラケット12に設けられた支持軸14に回動可能に支持されている。その場合、図1および図3に示すように支持レバー11は、支持ブラケット12に設けられた使用位置位置決め部12aと格納位置位置決め部12bとの間で回動可能とされている。そして、支持レバー11が使用位置位置決め部12aに当接して位置決めされたときは、バックル6は使用位置Aに設定され、また、支持レバー11が格納位置位置決め部12bに当接して位置決めされたときは、バックル6は格納位置Bに設定される。
回動制御手段13は、支持軸に支持されかつ支持レバー11を常時使用位置Aの方へ回動付勢する付勢手段であるスプリング15と、支持レバー11を格納位置位置決め部12bに当接する位置にロックする支持レバーロック手段16(本発明の保持手段に相当)と、支持レバーロック手段16の作動を制御するロック作動制御手段17とを備えている。
支持レバーロック手段16は、支持ブラケット12に固定されたシリンダ部材18と、このシリンダ部材18にガイドされて摺動可能にかつ支持レバー11に対向するように設けられたロック部材19と、シリンダ部材18とロック部材19との間に縮設されて常時ロック部材19をシリンダ部材18から突出する方向に付勢するスプリング20と、支持レバー11に設けられかつロック部材19の先端部が係合可能な係合凹部11aとを備えている。
ロック部材19の先端部の外面19aはほぼ半球状に形成されているとともに、係合凹部11aの内面11a1もほぼ半球状に形成されている。また、係合凹部11aは、支持レバー11が格納位置位置決め部12bに当接した位置にあるとき、つまりバックル6が格納位置にあるときにロック部材19の先端部が対向して係合可能となる支持レバー11の位置に設けられている。更に、図2(b)に示すように支持レバー11は、支持レバー11が使用位置位置決め部12aに当接した位置にあるとき、つまりバックル6が使用位置にあるときにロック部材19の先端部に対向する対向面11bを有するように形成されている。この例では、図3に示すように支持レバー11は使用位置位置決め部12aに当接した位置、格納位置位置決め部12bに当接した位置、および支持レバー11がこれらの位置決め部12a,12bのいずれか一方から他方へ回動する途中の位置のいずれにあっても、ロック部材19の先端部に対向するように形成されている。
このように支持レバー11が形成されることで、例えば図2(b)に示す状態等のロック部材19がシリンダ部材18に引き込まれ、かつ支持レバー11が格納位置位置決め部12bに当接した位置以外の任意の位置にある状態から、ロック部材19がシリンダ部材18から突出したとき、ロック部材19の先端の外面19aが支持レバー11に当接してそれ以上突出しないようにされている。これにより、ロック部材19がシリンダ部材18から突出した状態で、支持レバー11は、格納位置位置決め部12bに当接した位置(つまり、ロック部材19が係合凹部11aに係合した位置)、使用位置位置決め部12aに当接した位置、およびこれらの両位置の間の途中位置のどの位置にあっても、所定以上の力で容易に回動可能となっている。
ロック作動制御手段17は、ロック部材19に連結された第1力伝達部材21と、第1力伝達部材21と作動的に連結される第2力伝達部材22とを備えている。
第1力伝達部材21は、ロック部材19に連結されたロッドまたはワイヤからなるロック部材作動部材23と、ロック部材作動部材23のロック部材19との連結端と反対側の端部に連結されたフック部材24とから構成されている。
そして、図2(a)に示すロック部材19が係合凹部11aに係合している状態において、所定以上の大きさの力がフック部材24にロック部材19をシリンダ部材18内に引き込む方向(図2(a)において、右方)に加えられると、図2(b)に示すように、ロック部材19はスプリング20の付勢力に抗してシリンダ部材18内に引き込まれて係合凹部11aから脱出し、係合凹部11aとの係合が解除される。
第2力伝達部材22は、支持ブラケット12に回動可能に支持されたフック部材24のフック部24aに作動的(力伝達的)に連結可能なパウルからなるパウル25と、一端がパウル25に連結されかつ他端に取付部26a(図1に図示)を有する可撓性のワイヤからなるパウル作動部材26と、パウル25に連結されてパウル25を常時初期位置に付勢するリターンスプリング27とから構成されている。
そして、パウル25が図2(a)に二点鎖線で示す初期位置にあるとき、所定以上の大きさの力がパウル作動部材26にフック部材24のフック部24aに係合する方向(図2(a)において、右方)に加えられると、パウル25がリターンスプリング27の付勢力に抗して図2(a)で時計回りに回動し、フック部24aに係合する。これにより、第2力伝達部材22はフック部材24に作動的に連結して、力が第2力伝達部材22から第1力伝達部材21に伝達され、第1力伝達部材21が図2(a)で右方へ移動して、前述のようにロック部材19と係合凹部11aとの係合が解除されるようになっている。
図3および図4に示すように、このように構成されたこの例のバックル装置10は車両シート2のシート部2aに、背もたれ部2bの近傍に位置して取り付けられる。その場合、バックル装置10は、バックル6の使用位置Aが乗員によるタング5のバックル6への係合・係合解除動作を容易にする位置となるとともに格納位置Bが背もたれ部2bの側面に隣接する位置となるように設けられる。これにより、格納位置Bにあるバックル6は背もたれ部2bによって実質的に隠されるとともに、使用位置Aにあるバックル6はシート部2a側に進出するようになる。なお、図3において、格納位置Bにあるバックル6の近傍に点線で示されている部分は、後述する例のバックル装置10に対応するものであり、この例のバックル装置10には関係しなく、説明の便宜上および図面の数の節約上、図3に記載されたものである。
一方、車両シート2のシート部2a内には、図4に示すようにシート部2aに着座時の乗員の体重を検出する荷重検出手段28が設けられている。この荷重検出手段28は、乗員がシート部2aに着座しその体重の少なくとも一部が加えられたとき下降してパウル作動部材26を押圧しかつ撓ませる作動位置Cに、また、乗員がシート部2aから離座したとき、リターンスプリング等の適宜の付勢手段で上昇してパウル作動部材26の撓み変形を解消する初期位置(非作動位置)Dに復帰する荷重作用部材29を備えている。
したがって、バックル装置10のパウル作動部材26は車両の左右方向に沿うように直線状に延設されるとともに荷重作用部材29の真下でこの荷重作用部材29に接触するかあるいは近接して位置するようにして、その取付部26aがシート部2a内に固定されるとともにその途中部がガイド30にガイドされている。
このように構成されかつ車両シート2に設けられたこの例のバックル装置10の作動について説明する。
乗員が車両シート2に着座しないバックル装置10の非使用時では、支持レバー11が格納位置位置決め部12bに当接し、バックル6が格納位置Bに位置している。また、荷重検出手段28の荷重作用部材29が非作動位置Dにあり、パウル作動部材26は撓み変形しない。したがって、パウル25が図2(a)に二点鎖線で示す非作動位置に位置しているとともに、フック部材24が図2(a)に示す非作動位置に位置している。これにより、ロック部材19が支持レバー11の係合凹部11aに係合して、支持レバー11が格納位置位置決め部12bに当接した位置に保持されているとともに、バックル6が格納位置Bに保持されている。
乗員が車両に乗車してシート部2aに着座すると、図4に二点鎖線で示すように、乗員の体重でシート部2aの上部が凹んで荷重作用部材29が下降するため、パウル作動部材26が下方に押圧されてV字状に撓んで引っ張られる。すると、パウル25が図2(a)において時計回りに回動してフック部材24のフック部24aに係合する。
荷重作用部材29が更に下降すると、パウル作動部材26が更に撓んで引っ張られ、パウル25が更に時計回りに回動するので、フック部材24が図2(a)において右方へ移動する。このため、ロック部材19がスプリング20の付勢力に抗して同じ右方へ移動するので、ロック部材19は係合凹部11aから離脱し始める。
ロック部材19が係合凹部11aから完全に離脱すると、支持レバー11がスプリング15の付勢力で図3において時計回りに回動し、使用位置位置決め部12aに当接して停止する。これにより、バックル6が使用位置Aに自動的に設定されるとともに、スプリング15の付勢力でこの使用位置Aに保持される。
そして、荷重作用部材29は作動位置Cになると下降が停止し、その作動位置Cに保持される。このため、第2およびフック部材25,24がともに図2(b)に示す位置に停止するので、ロック部材19も図2(b)に示す位置に停止し、この停止位置に保持される。
こうして、バックル6が使用位置Aに設定されて保持されるので、乗員はタング5を容易にバックル6に挿入係合してシートベルト4をフィットさせて装着するようになる。
乗員が車両から下車するためにタング5とバックル6との係合を解除した後、シート部2aから離座すると、荷重作用部材29にかかる荷重が消滅するので、荷重作用部材29は非作動位置Dに向かって上昇する。すると、パウル25がリターンスプリング27の付勢力によって図2(b)において時計回り(図2(a)において反時計回り)に回動するので、パウル作動部材26は前述と逆方向に引っ張られ、パウル作動部材26の撓み変形が小さくなる。
また、パウル25の図2(a)において反時計回りの回動で、パウル25がフック部材24のフック部24aから離れる方向(フック部24aとの係合解除方向)に移動するので、フック部材24を図2(a)において右方に引っ張る力が小さくなる。すると、スプリング20の付勢力によってロック部材19が図2(a)において左方に、つまり支持レバー11の方に移動する。
ロック部材19が図2(b)に示す支持レバー11の対向面11bに当接すると、停止する。このため、フック部材24も停止する。一方、パウル25はリターンスプリング27の付勢力によって初期の非作動位置に復帰して停止する。このときには、パウル作動部材26はその変形が消滅して図4に示す初期形状に復帰するとともに、荷重作用部材29が非作動位置Dに停止する。
乗員はシート部2aから離座して車両から降りる際にバックル6または支持レバー11を掴んで支持レバー11を図3において反時計回りに回動し、支持レバー11を格納位置位置決め部12bに当接させる。これにより、バックル6が格納位置Bに設定される。このとき、支持レバー11の係合凹部11aがロック部材19に対向するので、ロック部材19はこの係合凹部11a内に進入して係合凹部11aと係合する。こうして、バックル6はその非使用時に格納位置Bに設定されかつ保持される。
このように、この例の支持レバー11、使用位置位置決め部12a、位置位置決め部12b、スプリング15、支持レバーロック手段16、ロック作動制御手段17、および荷重作用部材29は、それぞれ本発明のバックル移動手段を構成している。また、この例の支持レバー11、使用位置位置決め部12a、位置位置決め部12b、スプリング15、および支持レバーロック手段16は、それぞれ本発明の使用位置設定手段を構成している。
この例のバックル装置10によれば、バックル6をその非使用時には格納位置Bに設定しかつ使用時には使用位置Aに自動的に設定しているので、乗員が車両シート2に対して着座あるいは離座する際に邪魔にならず、乗員の車両シート2に対する着座あるいは離座をスムーズに行うことができる。そのうえ、使用時にはバックル6が使用位置Aに自動的に設定されることで、シートベルト4を簡単に装着することができる。しかも、これによりバックルを格納する収納部のスペースを広くする必要はなく、車両シート2のシート機能を良好に確保することができる。更に、バックル6の使用時にはバックル6が使用位置Aにあるため、シートベルト4の乗員拘束機能を効果的に発揮させることができる。
更に、乗員の体重が加えられたときの荷重作用部材29の移動(下降)を第1および第2力伝達部材21,22により支持レバーロック手段16に伝達しているので、高価な電動モータおよびねじ式伸縮機構、あるいは高価な電磁アクチュエータを用いなくて済む。これにより、バックル装置10の構造が簡単になるとともに、コストを低減することができる。しかも、高価なモータ、ねじ式伸縮機構あるいは電磁アクチュエータを車両シート2のシート部2a内に配設しても、シート部2a内に大きな設置スペースを設ける必要がなく、これらのシート部2a内での設置位置を自由に設定することができる。これにより、シート部2aの内部構造をより自由に設定することができる。
このようにして、この例のバックル装置10によれば、バックル装置10を、車両シート2に対する乗員の着座あるいは離座をスムーズに行い、かつシートベルト4の装着を簡単に行うようにしつつ、より簡単な構造で設置自由度が高く、しかもより安価に形成することができる。
更に、バックル6が格納位置Bでは車両シート2のシート部2bによって隠されるようになるので、バックル6の非使用時での外観が良好になる。
更に、パウル作動部材26に可撓性のワイヤを用いているので、パウル作動部材を所定回数屈曲させることができる。これにより、取付部26aのシート部2aへの取付位置を自由に設定することができるので、着座時における乗員の体重の荷重検出手段28をシート部2aの任意の位置に設けることができる。また、取付部26aのシート部2aへの取付位置を自由に設定することは、換言すると、バックル装置10のシート部2aへの取付位置も自由に設定することができるようになる。
これにより、バックル装置10および荷重検出手段28の各取付位置をシート部2aの内部構造に基づいて自由に設定することができる。したがって、車両シート2の大きさや形状、あるいは車室内の空間構造に応じて、乗員のシート部2aへの着座をより正確に検出するとともに、バックルをより適正位置に配置することができる。
更に、車両シート2に着座する乗員の体重で荷重作用部材29を移動しているので、乗員が車両シート2に着座するだけで、バックル6を使用位置Aに簡単に設定することができる。更に、使用位置Aと格納位置Bとの間をバックル6が回転運動で移動するので、バックル4の移動がより一層簡単になる。
更に、シートベルト装置1によれば、この例のバックル装置10を用いていることで、乗員の車両シート2に対する着座あるいは離座をスムーズに行いつつシートベルト4の装着性を向上できることから、乗員は車両の乗降をバックルに邪魔されることなく楽に行うことができるとともに、乗員のシートベルトの装着率が向上する。
図5は本発明にかかるバックル装置の実施の形態の他の例を模式的に示す斜視図、図6(a)は図2(a)に示す断面図と同様のこの例のバックル装置の断面図、図6(b)は図2(b)に示す断面図と同様のこの例のバックル装置の断面図、図7は図4に示す図と同様のこの例のバックル装置を模式的示す図である。なお、前述の例および従来例と同じ構成要素には同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
前述の例では、ロック部材19と荷重検出手段28との間に第1力伝達部材21と第2力伝達部材22とが設けられているが、図5ないし図7に示すようにこの例のバックル装置1では、第1力伝達部材21が設けられていないとともに第2力伝達部材22の可撓性のワイヤからなるパウル作動部材26のみが設けられ、第2力伝達部材22の他の部材は設けられていない。すなわち、パウル作動部材26がロック部材19に直接連結されている。
また前述の例では、パウル作動部材26の先端に設けた取付部26aをシート部2aに取り付けて荷重作用部材29には連結していないが、図5および図7に示すようにこの例のバックル装置1では、パウル作動部材26の先端がシート部2aに取り付けられず、荷重作用部材29に連結されている。
すなわち、この例のバックル装置1の荷重検出手段28における荷重作用部材29が、乗員の荷重を受ける荷重受け部材29aと、シート部2aに回動可能に支持されるとともに一端に荷重受け部材29aが回動可能に連結されかつ他端にパウル作動部材26の先端が連結されたL字状レバー29bとから構成されている。その場合、L字状レバー29bの長い方の腕部29b1に荷重受け部材29aが連結され、また、短い方の腕部29b2にパウル作動部材26が連結されていて、荷重受け部材29aに加えられる荷重がL字状レバー29bのてこ作用で増力されてパウル作動部材26に伝達されるようになっている。この例では、パウル作動部材26は前述の例のようにV字状には撓まない。
この例のバックル装置1の他の構成および他の作用効果は、前述の例と同じである。
なお、前述の各例のバックル装置10では、いずれもパウル作動部材26を車両の左右方向に沿うように直線状に延設させているが、パウル作動部材26は可撓性のワイヤから構成されているので、例えば図8に二点鎖線で示すように数個のガイド31(図示例では3個であるがこれに限定されない)で数回90°屈曲させて設けることもできる。また、パウル作動部材26は、例えば図8に点線で示すように90°以外の角度で斜めに屈曲させて設けることもできる。
このように、パウル作動部材26を所定回数屈曲させることで、取付部26aのシート部2aへの取付位置を自由に設定することができるので、着座時における乗員の体重の荷重検出手段28をシート部2aの任意の位置に設けることができる。また、取付部26aのシート部2aへの取付位置を自由に設定することは、換言すると、バックル装置10のシート部2aへの取付位置も自由に設定することができるようになる。
これにより、バックル装置10および荷重検出手段28の各取付位置をシート部2aの内部構造に基づいて自由に設定することができる。したがって、車両シート2の大きさや形状、あるいは車室内の空間構造に応じて、乗員のシート部2aへの着座をより正確に検出するとともに、バックルをより適正位置に配置することができる。
また、前述の例のバックル装置10では、いずれもバックル装置10を車両シート2のシート部2aの側部に設けているが、例えば、図9に示すようにベンチタイプの後部シート2における背もたれ部2b内に設けることもできる。この場合には、背もたれ部2bにバックル2と支持レバー11が通過可能な開口からなるバックル出し入れ部33が設けられるとともに、図3に点線で示すように背もたれ部2b内に格納部34がバックル出し入れ部33と連続して設けられる。そして、シートベルト装置1の非使用時には、バックル6が格納部34内の格納位置Bに設定されて背もたれ部2b内にほぼ隠され、またシートベルト装置1の使用時には、バックル6が格納部34内からバックル出し入れ部33を通してシート部2a側に進出して使用位置Aに設定される。これにより、バックル6が格納位置Bに設定されて背もたれ部2b内にほぼ隠されるので、バックル6にダストや異物等が侵入し難くなる。
更に、前述の例のバックル装置10では、いずれもバックル6が使用位置Aと格納位置Bとの間で支持レバー11の回転運動によって移動されるが、特許文献2に記載のようにバックル6は同間で支持レバー11の直進運動によって移動されるようにすることもできる。
本発明のバックル装置は、シートベルトに支持されたタングが係止されるバックルを有するバックル装置に好適に利用することができる。
また、本発明のシートベルト装置は、自動車等の車両に装備され、シートベルトに支持されたタングがバックルに係止されることで、シートベルトにより乗員を拘束保護するシートベルト装置に好適に利用することができる。
本発明にかかるバックル装置の実施の形態の一例を模式的に示す斜視図である。 図1に示す例のバックル装置を示し、(a)は図3におけるIIA−IIA線に沿う断面図、(b)はIIB−IIB線に沿う断面図である。 図1に示す例のバックル装置の作動を説明する側面図である。 図1に示す例のバックル装置の作動を説明する正面図である。 本発明にかかるバックル装置の実施の形態の他の例を模式的に示す斜視図である。 図5に示す例のバックル装置を模式的に示し、(a)は図2(a)に示す断面図と同様の断面図、(b)は図2(b)に示す断面図と同様の断面図である。 図5に示す例のバックル装置を模式的に示し、図4に示す図と同様の図である。 本発明のバックル装置の変形例を模式的に示す平面図である。 本発明のバックル装置の変形例を模式的に示す斜視図である。 従来の三点式シートベルト装置の一例を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1…シートベルト装置、2…車両シート、3…シートベルトリトラクタ、4…シートベルト、5…タング、6…バックル、10…バックル装置、11…支持レバー、11a…係合凹部、12…支持ブラケット、12a…使用位置位置決め部、12b…格納位置位置決め部、13…回動制御手段、15…スプリング、16…支持レバーロック手段、17…ロック作動制御手段、19…ロック部材、20…スプリング、21…第1力伝達部材、22…第2力伝達部材、23…ロック部材作動部材、24…フック部材、25…パウル、26…パウル作動部材、28…荷重検出手段、29…荷重作用部材、30,31…ガイド

Claims (8)

  1. シートベルトに支持されたタングが係合されるバックルを有し、前記バックルが、非使用時に格納される格納位置とシートベルトの装着時に前記タングが係合可能な使用位置との間でバックル移動手段により移動可能に設けられているバックル装置において、
    前記バックル移動手段は、荷重が加えられたとき移動する荷重作用部材と、前記バックルを前記使用位置に設定する使用位置設定手段と、前記荷重作用部材が前記荷重を加えられて移動したとき、前記荷重作用部材からの力を前記使用位置設定手段に伝達する力伝達部材とを備え、
    前記使用位置設定手段は前記力伝達部材から前記力を伝達されたとき、前記バックルを前記使用位置に設定することを特徴とするバックル装置。
  2. 前記使用位置設定手段は、前記バックルの非使用時に前記バックルを格納位置に保持するとともに、前記力伝達部材から前記力を伝達されたときに前記バックルの格納位置の保持を解除する保持手段と、前記保持手段が前記バックルの格納位置の保持を解除したときに前記バックルを前記使用位置に設定する付勢手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載のバックル装置。
  3. 前記保持手段は前記バックルの非使用時に前記バックルを格納位置にロックするロック手段であり、また、前記付勢手段は前記バックルを前記使用位置の方へ常時付勢するスプリングであることを特徴とする請求項2記載のバックル装置。
  4. 前記力伝達部材は可撓性ワイヤからなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記載のバックル装置。
  5. 前記バックルは前記格納位置で車両シートによって隠され、かつ前記使用位置で前記車両シートの乗員が着座するシート部側に進出するようになっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1記載のバックル装置。
  6. 前記荷重作用部材に加えられる荷重は、前記車両シートに着座する乗員の体重の少なくとも一部であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1記載のバックル装置。
  7. 前記バックルは前記格納位置と前記使用位置との間を前記バックル移動手段により回転運動または直進運動で移動するようになっていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1記載のバックル装置。
  8. 乗員に装着されるシートベルトと、このシートベルトに移動可能に支持されたタングと、このタングが係止されるバックルを有するバックル装置とを少なくとも備え、前記タングが前記バックルに係合されることで前記シートベルトが乗員に装着されるシートベルト装置において、
    前記バックル装置が請求項1ないし7のいずれか1に記載されたバックル装置であることを特徴とするシートベルト装置。
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