JP2007500749A - ポリアミドを含む安定な化粧用エマルション - Google Patents

ポリアミドを含む安定な化粧用エマルション Download PDF

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Abstract

本発明は、油相、水相、およびエマルションをゲル化するのに十分な量の少なくとも1種の非シロキサンに基づくポリアミドを含むゲル化系を含むゲル化された化粧用エマルションに関する。上記ポリアミドはエステル、酸、第三級アミド、またはアミン末端基を有することができる。上記エマルションは糖に基づくエマルション安定剤により安定化される。本発明のエマルションは実質的に透明であり、着色剤を加えた場合、色は特に鮮明ではっきりしている。上記エマルションは、口紅およびマスカラ製品、ならびに他のゲルおよびスティック製品に使用される。

Description

本発明は油相におけるゲル化剤としてポリアミドを用いてゲル化した化粧およびパーソナルケア用ゲル製品に関する。より特定的には、本発明は、油相にポリアミドゲル化剤を含む安定なエマルションに基づく組成物に関する。
多くのゲル化された化粧用エマルションは、ゲルまたはスティック組成物を作る構造を発達させるためにゲル化剤、ロウ、充填剤、重油、および可塑剤を使用している。これらの薬剤および材料により作られた構造は、製品に、望まれる製品に応じた変形しにくさと堅さのバランスを与える。たとえば、口紅の構造は伝統的にロウと油の混合により形成される。けれども、これらの佐剤、特にロウは、色素の色を薄くする不透明性の原因となるという欠点を有する。そのため、製品はくすんだ、輝きのない、色の薄い外観を有する。この問題を克服するために、組成物により多量の色素を加える。ロウを加えることによる別の欠点は、ロウの皮膚に対する接着性が低く、製品の摩耗の寿命を短くすることである。たとえば、これらの材料を含む、ファンデーション、コンシーラー、アイライナー、および口紅などの多くの広く使用される化粧品は、色あせ、化粧崩れ、およびはがれ落ちを起こしやすい。このような製品はまた、常に望ましいわけではない光沢のない外観を有する。さらに、重油のような他の佐剤は皮膚上で不快に感じられる可能性があり、同様に不愉快であるかもしれない特徴的な油っぽい感触を有する。そこで、これらの問題に対処するために、代替のゲル化剤が求められてきており、特定のポリアミドが化粧品をゲル化するために使用されてきた。
ポリアミドを化粧品に使用することは公知である。たとえば、米国特許第3,148,125号に記載されるように、ポリアミド樹脂は無水の口紅に使用されている。ポリアミドの製造法は、たとえば、米国特許第2,450,940号に開示されている。また、ポリアミド樹脂はその臭気吸収特性のために、米国特許第4,275,054号および第5,500,209号に開示されるように、防臭または発汗抑制ゲルまたはスティックに使用されている。けれども、これらの参照文献のいずれにも、エチレンオキシドを含むエマルション安定剤と組み合わせた非シロキサンに基づくポリアミドによりゲル化されたエマルションは開示されていない。たとえば、米国特許第6,051,216号、第5,603,925号、および第5,998,570号および欧州特許出願番号EP 1 068 855およびEP 1 068 856に開示されるスティック、ソフトゲル、または透明ゲル組成物は不安定なエマルション、単相組成物、またはシロキサンに基づくポリアミドを使用するものである。シロキサンポリアミドは、それらに組成物をゲル化する能力に加えて、粘着性の少ない組成物を提供する能力があると主張されているために開発されてきた。けれども、シロキサンに基づくポリアミドは、さまざまな油、たとえば、炭化水素油と相溶性がなく、また、それらの粘着性が少ないためにそれらの接着特性はきわめて悪く、製品を皮膚または毛髪に適用する間に少なくとも接着の初期相を必要とする製品には望ましくない。たとえばマスカラのような製品は、適用する時にはある程度の粘着性を必要とするが、その後、乾燥した後にはマスカラの粘着性はまつげ上で快適な感触に変化する必要があるので、化粧用エマルション系に他のポリアミドを使用することが望ましい。現在までに、ゲル化剤としてポリアミド樹脂を含む化粧用二相製品の粘着性の性質を微調整することは知られていない。時間の経過と共に、またそれらの使用の間に粘着性の程度が変化する必要がある製品には、これまでの組成物は粘着性が高すぎるか、不十分であるかのいずれかであった。このように、非シロキサンポリアミドによりゲル化された本発明のエマルションは現在までに知られていない。皮膚に接着し、さまざまな化粧用エマルション系において機能するポリアミド樹脂系によりゲル化された安定な化粧用エマルションに対する必要性は依然として存在する。また、本発明のエマルション系は、このエマルションを含む製品に水溶性成分を組み入れることを可能にするために望ましい。
発明の概要
本発明は、少なくとも1種の糖に基づくエマルション安定剤および少なくとも1種の非シロキサンに基づくポリアミド樹脂を含む、ゲル化された化粧品組成物、特に、水中油型または油中水型エマルションに関する。調製されたエマルションは、それら自体は透明ではないが、皮膚に適用した後に実質的に透明になる。ポリアミド樹脂のゲル化剤としての使用それ自体は新規ではないが、たとえば約8から16炭素原子を有するアルキルグルコシドをエマルション安定剤として含む本発明の着色組成物にそれを組み入れることは驚くべきことである。本発明の化粧用エマルションは、また、組成物の重量に対して約2.0%より多い量の色素成分を含む。ポリアミドは非常に極性が高く、大量のポリアミドを含むエマルションは粘着性になりやすく、着色剤の存在下で安定化することが困難なので、主要なゲル化剤としてポリアミド樹脂を用いて着色化粧用エマルションをゲル化することは特に難しい。
また、本発明は、マルチエマルション系を含み得る本発明のエマルション系の製造方法をも含む。上記エマルション製品は、これらを皮膚に適用して乾燥させた時に、特に透明で、転移抵抗性である。これらのエマルションを含む組成物は、べたつくことなく皮膚に接着する透明な薄膜のために、適用後に皮膚上でより明るく鮮やかな色を有する。本発明のエマルション系は他のポリアミドを含む系よりも速く乾き、水が蒸発した後でも長持ちする。さらに、本発明のエマルション系で作られたゲルおよびスティックは、もろさが少なく、実質的にシネレシスをおこさず、ポリアミド樹脂により形成される三次元構造が水相により部分的に断続されるのでよりクリーミーな質感を有する。
発明の詳細な説明
本発明のゲル化系は、少なくとも1種の非シロキサンに基づくポリアミド樹脂および少なくとも1種の糖に基づくエマルション安定剤である。本発明において用いられるポリアミド樹脂は、ポリマーの主鎖の必須の部分としてのアミド基の繰り返し単位、および、酸、アミン、またはエステルの末端基を有するポリマーであると定義される。ポリアミドゲル化剤は、乳化された系においてソフトゲルまたはスティック組成物を製造するために使用することができる。したがって、ポリアミド樹脂は水素結合によって高度に架橋していない方が好ましい。ポリアミドは、熱硬化性樹脂とは対照的に、熱可塑性樹脂としての特徴を有する。複合する脂肪酸、エステル、およびアミンに基づいて、本発明において使用されるポリアミドは水不溶性である。ポリアミドは、100%ポリアミドの固体の形で、または鉱油中のあるパーセンテージ、通常約80%のポリアミドとして入手可能である。本発明に有用な販売されているポリアミドの例は、部分的に水素化されたC18不飽和脂肪酸の二量体、アゼライン酸(ノナン二酸)、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンおよびステアリン酸から調製されるVersamid 1655 (Cognis(前Henkel Corporation)製、Ambler, PA)、ポリアミドのシリーズであるUnirezおよびUniclear (Arizona Chemicals Corporation製、Jacksonville, FL)、またはナイロン6、ナイロン66、およびナイロン610のターポリマーであるElvamide (DuPont製, DE)である。さらに別のポリアミドは、米国特許第4,820,765号、第5,719,255号、第5,807,968号、第6,111,055号および第6,054,517号に開示されており、これらの内容を参照により本明細書に組み入れる。これらの参照文献は、安定なエマルション製品を作る能力を認識しておらず、そのため、ポリアミドゲル化剤およびC1-5アルキレンオキシドを含む界面活性剤を組み入れた水を含む化粧用エマルションの利点を認識していない。たとえば、米国特許第5,783,657号は無水系であり、米国特許第5,998,570号は、ポリアミドを形成する時に水を除去することが好ましく、組成物は溶媒として非水性液体、好ましくは
低極性の液体を含むことを開示している。
本発明の化粧用エマルションの水相は、エマルションの重量の約0.05〜90.0%、好ましくは1.0〜70.0%を占める。水相は主に水からなるが、これはローズ水、紅茶などのさまざまな水溶液の形を取ることができる。したがって、水相は水溶性活性物質および他の水分散性物質、たとえば、膜形成剤、界面活性剤、および皮膚軟化剤を送達するのに非常に適している。非水相は、製品の適用法および望まれるゲル化の程度に応じて、いかなる種類の化粧品として許容される揮発性または非揮発性油(油のエステルを含む)を含んでもよい。例としては、これらに限定されるものではないが、イソドデカンのような炭化水素油、シクロメチコンのようなシリコーン油、フェニルメチコンおよびジメチコンのようなポリオルガノシロキサン、ひまし油、および水素化された植物油が挙げられる。好ましくは、マスカラにおいては、油はたとえば揮発性炭化水素油またはシリコーン油などの揮発性のものであり、一方、口紅は揮発性と非揮発性の油の両方を含む混合物であり、それぞれの量は望まれる口紅のタイプに依存する。好適な非揮発性炭化水素としては、これらに限定されるものではないが、イソパラフィン、スクアラン、またはワセリン、またはそれらの混合物が挙げられる。揮発性および/または非揮発性油の量にかかわらず、油相全体は、組成物の重量の約5〜約95%、好ましくは10〜80%、より好ましくは約10〜40%の量で存在する。
本発明のエマルションは、油相にゲル化に十分な量のポリアミド樹脂を加えることにより調製される。本発明において使用されるポリアミド樹脂の量は、組成物の重量の約1〜約90%、好ましくは約2〜40%である。ポリアミドの量は「ゲル化に十分な量」であり、本明細書において使用される場合、エマルションの粘度の増加を引き起こす、好ましくは粘度が25%、より好ましくは50%、最も好ましくは75%増加するような油相中のポリアミドの量を意味する。この粘度の増加は、濃いゲルを形成する、またはスティックの堅さを有する固体を形成するのに十分である。ゲルの濃さおよびスティックは当業者に公知である。低い含有量においては、ポリアミドはゲルの形成を促進するのに対して、高い含有量ではスティック製品を作るために用いられる。化粧用ゲルとスティックを定量的に区別するのは難しいが、一般的に、ゲルは液体よりも粘性が高いが、スティックほど硬くなく、また自己支持力がない。ゲルはある程度の変形性を維持するのに対して、スティックは自立し、実質的に硬くて変形しないことが当業者に受け入れられている。
本発明のもう1つの成分は、糖に基づく部分を含み、アルキレンオキシド単位を含まない、シリコーン骨核を有するエマルション安定剤である。したがって、本明細書において使用される糖に基づくエマルション安定剤という用語は、シリコーン骨核を有し、アルキレンオキシド単位を含まない、糖および/またはグリセリル部分に基づく安定剤を指す。糖に基づくエマルション安定剤は、非イオン性、カチオン性、アニオン性、または両性であってよい。本発明に含まれる非イオン性の糖に基づくエマルション安定剤は、アルキルポリグリコシド、アルキルグルコースエステル、アルドビオンアミド(aldobionamides)、グルコンアミド、グリセルアミド、グリセロ糖脂質、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド(グルカミド)、およびそれらの混合物からなる群より選択される。特に、Henkel Corporation (Ambler, PA)製のGlucopon(登録商標)およびPlantaren(登録商標)シリーズの製品は、本発明において有用なエマルション安定剤である。
カチオン性糖に基づくエマルション安定剤は、たとえば、6〜24炭素原子を有する少なくとも1個の炭化水素基、および少なくとも1個の第四アンモニウム基で、その少なくとも1個の置換基がグルコシド結合により糖残基に結合しているアルキレンオキシを含む基であるものを含むカチオン糖界面活性剤である。これらは、米国特許第6,503,880号、第6,432,907号、および第5,773,595号に開示されている。アニオン性および両性界面活性剤は、たとえば、米国特許第6,184,196号に開示されるようなアシルスクロース誘導体である。
好ましくは、エマルション安定剤はシロキサン単位に対して一定の比(たとえば、約0.5〜10%)の糖部分を有するものである。驚くべきことに、本発明によりゲル化剤としてポリアミド樹脂を含む安定なエマルションを得られることが発見された。ポリアミド樹脂により油を基礎とする系をゲル化することは公知であるが、現在まで、これらの系は主として単相であった。特に、安定な二相組成物、および特に安定な化粧用エマルションが非シロキサンに基づくポリアミドゲル化剤を含むことは、それらに安定性の問題があるために知られていなかった。非シロキサンに基づくポリアミドは粘性であることが知られている。したがって、それらの使用は限定されており、コーティング、ペンキ、インク、エポキシ樹脂、接着剤等に最も適している。また、それらの化粧品への使用も、主に無水の口紅および防臭剤などの単相系に限定されていた。また、これらのタイプの化粧品の処方は、化粧用エマルション、特に着色化粧品における安定なエマルションを処方する困難さとは非常に異なる。
本発明のエマルションの調製方法は、エマルションの調製方法として当業者に公知の基本的ステップを用いる。非シロキサンに基づくポリアミドおよび油相の他の成分は別々に調製してもよいが、エマルションを作るために水相と混合する前にこれらを油相に混合または添加する。ゲル化系を含む本発明のエマルションは、ゲル化系における主要なゲル化剤としてポリアミドを用い、または、たとえば、セチルジメチコンコポリオール、アクリレートコポリマー、デキストリン脂肪酸エステル、カルボポール、ジベンジルモノソルビトールアセタール、ポリエチレンワックス、蜜ろう、カルナウバロウ、キャンディラロウ(candilla wax)、ヤマモモロウ、コメロウ、アシルグルタミン酸ジアミド、エステル、脂肪アルコールなどの、当業者に公知で広く使用されている他の天然由来もしくは合成のゲル化剤または増粘剤を本発明の油相に加えて調製することができる。けれども、好ましくは、本発明の組成物はロウを含まない。
驚くべきことに、糖に基づく界面活性剤の存在はゲル化剤としてポリアミドを含むエマルション系を安定化することが見出された。化粧用エマルションの処方の困難さ、それに加えてエマルションに非シロキサンポリアミドゲル化剤を組み入れることの困難さを考慮すると、糖に基づく乳化剤を用いてより大きい安定性が達成されることは驚くべきことである。特定の理論に拘束されることを望まないが、糖に基づく乳化剤はポリアミドゲル化剤と水素結合を形成することができるので、糖に基づく乳化剤により安定性およびゲル化の増加が達成されると考えられる。上記エマルション安定剤は単独の界面活性剤であっても、複数の界面活性剤の組合せであってもよい。エマルション安定剤は、ポリアミド樹脂の二相系における共存を促進し、ゲル化剤として非シロキサンに基づくポリアミド樹脂を含むエマルションの安定性を増大するのみでなく、ポリアミド樹脂のゲル化活性にも影響を与える。ポリアミド樹脂は水不溶性なので、通常用いられる化粧品用の油と共にエマルションにおけるゲル化剤として用いる場合、安定性の問題が生じることが知られている。具体的には、短時間、たとえば、約2、3時間から2、3か月で、アグロメレーションが起こるか、相が分離する。けれども、本発明は、この問題を、油相、水相、または両方に存在することができるエマルション安定剤により解消することができることを発見した。その結果、ポリアミド樹脂は、室温および/または高温において、エマルション安定剤中で共存できるようになる。さらに、エマルションは、当業者に公知の加速安定性試験法により測定して、約6か月、好ましくは約1年、より好ましくは約2年間安定である。
より好ましくは、本発明の糖に基づくエマルション安定剤は主として非イオン性の糖に基づく界面活性剤である。また、上記エマルション安定剤は、ジメチコン/カプリル酸/カプリン酸トリグリセリドであってもよい。溶媒の例としては、これらに限定されるものではないが、低極性液体皮膚軟化剤のような皮膚軟化剤、直鎖および分枝鎖脂肪アルコール、セチルアルコールおよびイソセチルアルコール、一価または多価アルコール、たとえばプロピレングリコールおよびジプロピレングリコール、脂肪酸エステル、たとえば酢酸セチル/アセチル化ラノリンアルコールが挙げられる。
糖に基づく安定剤に加えて、エマルションは窒素を含む石鹸に基づく乳化剤、または脂肪酸のアルカノールアミド、好ましくはラウリルアミドMEAまたはステアリルアミドMEA、およびそれらの誘導体を加えることにより安定化される。異なるタイプを組み合わせることができるのか。たとえばラウリルアミドMEA(モノエタノールアミン)と糖に基づく安定剤を組み合わせて含む口紅は、この口紅が油中水型エマルションの形である場合でさえも、シネレシスの発達に対する安定性を与えるのに特に有効である。
本発明のエマルションの他の特徴としては、それらを皮膚に適用した場合の実質的な透明性、べたつくことなく皮膚に対する接着性がよいこと、およびそれらの実質的な転移抵抗性が挙げられる。ポリアミドゲル化剤の存在により多量のロウにより構造を作る必要性がなくなるので、エマルションはロウを含む必要がない。ロウは不透明な油相を形成するので(すなわち、光がロウの微細構造により散乱する場合)、エマルション系の水相の存在下でポリアミドゲル化剤を使用することは伝統的なロウを基礎とするエマルションの改良となる。不透明な油相は皮膚に適用した場合でさえも色の本来の外観を損なうので、これは色の鮮明さを低下させる。さらに、ロウは皮膚に対する接着性に乏しい。したがって、これは長持ちしない。これはマスカラ、口紅、および他の製品に広く使用されているが、ロウの存在により、これらの製品は皮膚から他の望まれないもの(たとえば、衣服、カップ)に転移しやすく、短時間で色あせし、同様に化粧崩れおよびはがれ落ちはよく起こる問題である。けれども、本発明のポリアミドによりゲル化されたエマルションは皮膚によく接着する。ケラチン基質への強い接着は、ポリアミドとケラチンの間の水素結合によると考えられる。本発明の驚くべき利点は、エマルション製品に、べたついた感触のない皮膚への接着という相反する性質を付与できる点である。組成物の接着性を増加するためにとった手段が、それに応じた組成物の粘度の増加につながることは広く見られることである。けれども本発明のエマルションはこの互いの排他性を克服し、快適なクリーミーな感触と皮膚への良好な接着の両方を有する。
安定なエマルションをゲル化することに加えて、皮膚に適用し、乾燥した時にエマルションが実質的に透明または半透明になるので、ポリアミドは色の完全性を最大化するように機能する。本明細書において使用される「実質的に透明」とは、75%、好ましくは80%、より好ましくは90%を超える光が油相を透過することができることを意味する。したがって、本明細書において使用される「透明」という用語は、半透明または透明な光透過特性を有する発明の化粧用スティック製品を指し、また、感知され得る散乱なしに光を透過し、それにより後ろの物が完全に見える特性を有する透明な物体を指す。「半透明」という用語は、部分的に透明である物体を指す。上記物体は光を受け入れて散乱するので、後ろの物は見えるがはっきりとは識別することができない。「不透明」という用語は可視光を通さない物体を指す。不透明な物体はいかなる程度の透明性も有しない。
また、本発明の化粧用エマルションは1種以上の着色剤を含む着色剤成分を含む。本明細書において用いられる「着色剤」という用語は、色素、染料、染色剤、着色剤、それらの組合せ等を含む。化粧品として許容される着色剤であればいずれも本発明のエマルションに使用することができる。着色剤を加えた後の製品の色は、皮膚に適用すると強く、鮮明である。好適な有機色素は、たとえば、天然色素、モノマーおよびポリマーの合成色素、またはそれらの組合せである。有機色素の例としては、これらに限定されるものではないが、フタロシアニンブルーおよびグリーン色素、ならびにナフトールレッド色素のようなアゾ型赤色色素が挙げられる。他の好適な芳香族色素化合物としては、これらに限定されるものではないが、アゾ、トリフェニルメタン、インディゴ、アントラキノン、およびキサンチン染料が挙げられ、D&C、およびFD&C色素、たとえば、FD&CブルーNo. 1、FD&CグリーンNo. 5、FD&CレッドNo. 40、およびFD&CイエローNo. 5と呼ばれる。有機染料を沈殿させ、不溶性の塩基、たとえばアルミナ、バリウムまたはカルシウム水和物に吸収させることにより形成された色素であるレーキも同様に有用である。特に好ましいレーキは、主としてFD&CまたはD&Cレーキおよびそれらの混合物である。着色剤の濃度は望まれる化粧品の色または色合いに応じて変化するが、着色剤成分は一般的に、組成物の総重量の2.0%よりも多く、好ましくは5.0%よりも多く含まれる。
また、着色料は無機色素であってもよい。無機色素は少量含まれ、また好ましくは、無機色素は、分散しやすく、化粧品の透明な外観を維持することができる小さい粒径、たとえばサブミクロンの粒径を有する。無機色素の例としては、これらに限定されるものではないが、酸化鉄(黄、赤、茶または黒)、群青、水酸化クロム緑、酸化クロム、二酸化チタン(白)、フェロシアン化鉄(III)、フェロシアン化鉄(III)アンモニウム、およびこれらの混合物が挙げられる。上記色素は、たとえば、圧延機(rolling mill)により粉砕することができ、あるいは、色素は、たとえば、水、多糖、および黒色酸化鉄を含む混合物として、あらかじめ粉砕された物を購入することができる。染料、色素および着色剤を、エマルション系、特にゲル化剤としての非シロキサンに基づくポリアミドおよびエチレンオキシドを含むエマルション安定剤を含むエマルション系に組み入れることは難しい。けれども、驚くべきことに、本発明の化粧用エマルションの色は、皮膚に適用した後に、最大の色効果を与える。色は深く、鮮明で、はっきりしている。
ゲル化剤としてポリアミドを有する本発明のエマルションに混合される活性成分は、好ましくは発汗抑制活性物質、特に酸性金属塩であるものを含まない。本発明において使用することができる活性物質の例としては、これらに限定されるものではないが、サンスクリーン活性物質、ホワイトニング剤、たとえば、抗酸化剤、抗菌剤、鎮痛剤、麻酔薬、にきび抑制剤、皮膚炎治療薬、かゆみ止め薬、抗炎症薬、過剰角質溶解治療薬、乾燥肌治療薬、乾癬治療薬、抗脂漏薬、老化防止薬、しわ防止薬、セルフタンニング剤、創傷治療薬、コルチコステロイド、またはホルモンが挙げられる。配合物への活性物質の組み入れは、本発明の非シロキサンに基づくポリアミドによりゲル化されたエマルションと組み合わせた場合のその溶解度および/または安定性より決定される。本明細書において用いられる「サンスクリーン」という用語は、約280〜約400nmの波長を有する紫外線を効果的に吸収することにより、および/または上記の紫外線を皮膚の表面から反射または散乱することにより皮膚を上記のような紫外線から保護することができる物質を指す。上記の意味で本発明の組成物に混合することができるサンスクリーンの例は、二酸化チタン、酸化亜鉛、ベンゾフェノン、オクチルジメチルPABA、アミルジメチルPABA、メトキシケイ皮酸オクチル、2-エトキシp-メトキシケイ皮酸、オキシベンゾン、ホモサレート、サリチル酸フェニル、アボベンゼン(avobenzene)、p-アミノ安息香酸グリセリル、安息香酸エチル-p-グリコシルイミド等である。処方において、サンスクリーン剤はその薬剤が通常使用される量で使用される。好ましくは、活性物質は酸性ではない。けれども、付加的な活性成分の送達方式の選択は、組成物に対して選択された送達方式に限定される。
化粧品は、これらに限定されるものではないが、口紅、リップグロスまたは他の唇用製品、固体またはゲルの芳香または香水製品、洗顔料、化粧水、マスカラ、アイライナーまたはアイジェルのような目用の製品、コンパクトエマルションファンデーション、コンシーラー、保湿用化粧水またはクリーム、ヘアスティックまたはゲル、および他のメークアップ、またはスキンケアまたはサンケア製品で、ゲルまたはスティックの形であるものであってよい。好ましい実施形態において、製品はマスカラまたは口紅である。口紅またはマスカラの基剤は、色が鮮明で光り輝くように見えるのに十分な透明性を有する。すなわち、それらは透明または半透明(semi-transparent or translucent)である。本発明の製品は長持ちし、化粧崩れせず、また、はがれ落ちない。
さらに、透明な化粧品は、ポリアミドのゲル化特性を妨害しない限り、他の任意の成分を含むことができる。例としては、これらに限定されるものではないが、1種以上の保存剤、たとえば、プロピルパラベン、ブチルパラベン、それらの混合物、またはそれらのイソ型、ならびにブチルヒドロキシトルエンまたはブチルヒドロキシアニソール(BHTまたはBHA);芳香剤(たとえば、ピネン);着香料;防水剤(たとえば、PVP/エイコセンコポリマー);界面活性剤、たとえば、シリコーンコポリオールまたは脂肪酸グリセロールエステル;および油溶性活性物質、たとえば、トコフェロールおよびその誘導体またはレチノールおよびその誘導体等が挙げられる。
本発明を下記の限定を目的としない実施例によりさらに説明する。
ポリアミドゲル化剤を用いた口紅
Figure 2007500749
上記の口紅は、相Iの成分を混合してそれらを約2時間、約99℃に加熱することにより調製する。相IIの成分を混合してホモジナイザーで約3000rpmで約10分間粉砕する。ホモジナイズされた相IIの成分を相Iに加えて混合物を共に80℃に加熱する。約80℃の温度で撹拌しながら、相Iおよび相IIの成分の混合物に相IIIを加える。混合物のpHを約7.35に調節する。口紅は混合物を口紅用の型に流し込むことにより、またはそれに続く口紅を作るための公知の技術により作ることができる。

Claims (22)

  1. 水相および非水相のエマルション、ならびに少なくとも1種の糖に基づくエマルション安定剤および少なくとも1種の非シロキサンに基づくポリアミド樹脂を含むゲル化系を含む化粧品組成物。
  2. 組成物がさらに、組成物の重量の2.0%よりも多い量で存在する着色成分を含む、請求項1に記載の組成物。
  3. 着色成分が組成物の重量の5.0%よりも多い量で存在する、請求項2に記載の組成物。
  4. ポリアミド樹脂がさらにエステル、アミン、第三級アミド、および酸からなる群より選択される末端基を含む、請求項1に記載の組成物。
  5. 上記のポリアミド樹脂がゲル化に十分な量で存在する、請求項1に記載の組成物。
  6. 上記のポリアミド樹脂が組成物の重量の約1〜90%の量で存在する、請求項5に記載の組成物。
  7. 上記のエマルションがさらに約0.01〜約10%の界面活性剤を含む、請求項1に記載の組成物。
  8. 上記のエマルション安定剤が、非イオン性、カチオン性、アニオン性、および両性の糖に基づく界面活性剤からなる群より選択される、請求項7に記載の組成物。
  9. 上記の非水相がさらに揮発性油を含む、請求項1に記載の組成物。
  10. 口紅の形態の請求項2に記載の組成物。
  11. さらに脂肪酸のアルカノールアミドを含む、請求項10に記載の組成物。
  12. マスカラの形態の請求項2に記載の組成物。
  13. 上記エマルションがロウを含まない、請求項12に記載の組成物。
  14. 組成物の重量の約2.0%よりも多い量で存在する着色剤成分、水相、および油相を含み、上記水相が、少なくともゲル化に十分な量の少なくとも1種の非シロキサンに基づくポリアミド樹脂で、アミン、酸、第三級アミド、およびエステルからなる群より選択される末端基を有するもの、ならびに少なくとも1種の非イオン性、カチオン性、アニオン性、または両性の糖に基づく界面活性剤を含む、安定な化粧用エマルション。
  15. 上記のエマルションがロウを含まない、請求項14に記載のエマルション。
  16. さらに約5.0%よりも多い量で存在する着色剤成分を含む、請求項15に記載のエマルション。
  17. さらに1種以上の活性成分を含む、請求項16に記載のエマルション。
  18. ゲル化に十分な量の非シロキサンに基づくポリアミド樹脂を少なくとも水相に加える工程、ならびに非水相、少なくとも1種の糖に基づくエマルション安定剤、および約2.0%よりも多い量で存在する着色剤成分を水相に分散する工程を含む、化粧用エマルションの製造方法。
  19. 分散の工程がさらに分散相として水相を含む、請求項18に記載の方法。
  20. ポリアミドがさらにエステル、アミン、第三級アミドおよび酸からなる群より選択される末端基を含む、請求項19に記載の方法。
  21. エマルションがロウを含まない、請求項20に記載の方法。
  22. エマルションをマスカラまたは口紅用の配合物に加える、請求項21に記載の方法。
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