JP2007334202A - カラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 背景画像の演出効果を損なわずに、初めての曲や唄い慣れない曲でも容易に唄うことができるカラオケ装置を提供する。
【解決手段】 楽曲データ及び歌詞データを格納するHDDと、歌唱者が選択した曲の楽曲データを読み出してカラオケ演奏を行うと共に歌詞データをディスプレイに表示させる制御ユニットとを備えたカラオケ装置であって、前記制御ユニットは、楽曲データに含まれる各音の発音長さを規定するデータ(音長データ)と歌詞データとに基づいて歌詞の各文字の発音の長さを夫々算出する算出手段と、算出された各文字の発音長に比例した長さの多数の発音長インジケータ30を生成する発音長インジケータ生成手段と、非歌唱時間の分割された複数の単位時間帯に対応した長さ及び数の休止記号31を生成する休止インジケータ生成手段と、生成された多数の発音長インジケータ30及び休止記号31を、対応する歌詞の文字列の近傍に夫々表示させる表示制御手段とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、楽曲データ及び歌詞データを格納する記憶手段と、歌唱者が選択した曲の楽曲データを読み出してカラオケ演奏を行うと共に歌詞データをディスプレイに表示させる制御ユニットとを備えたカラオケ装置に関する。
従来より、カラオケ装置において、初めての曲や唄い慣れない曲でも歌唱者が唄い易くなるように、カラオケ端末の画面に表示させた歌詞のテロップを楽曲データの再生に合わせて表示色を変化させることが広く行われている(図3参照)。また、例えば、以下の特許文献1、2では、歌詞と共に楽譜やピアノロール譜、音階グラフなども画面に表示させる技術が提案されている。さらに、特許文献3では、画像処理によって曲中における各文字の発音長さに応じて各文字の画像寸法を拡大又は縮小させたり、各文字の発音長さに応じて文字の表示間隔を変化させることが提案されている。
特開平6−95681号公報 特開2001-318683号公報 特開平9−319383号公報
ところで、現在のカラオケ装置では、楽曲やアーティスト、若しくは楽曲のジャンルなどに応じて、歌詞と共に演出用の背景画像(動画や静止画)も再生表示されるようになっている。このような演出は、長時間に亙って画面を注視する歌唱者自身や歌唱者以外の顧客を飽きさせないために非常に有効であるが、上記した特許文献1、2では、楽譜やピアノロール譜などを表示させる場合(練習モード)には、背景画像を全く表示できないか、表示が極端に制限されることになる。また、特許文献1では、このような練習モードと通常モードとを歌唱者等が選択できるようになされているが、切替え操作が面倒であると共に、機能偏重の画面が頻繁に表示されると他の顧客が飽きてしまうため、複数人が同じ画面を注視するカラオケボックスや飲食店などには馴染まないものである。
また、特許文献3では、歌詞データを画像処理する必要があるため、既存の歌詞データをそのまま利用することができないと共に、保存するデータ量が増大するため、通信トラフィックや制御ユニット等への負担も過大となる。さらに、画像寸法の基準を16分音符などの短音にするか、全音符などの長音にするかによって、文字幅が極端に狭くなったり広くなったりして唄いながら歌詞を読み取るのが困難になるおそれがある。また、歌詞自体の表示態様を大きく変化させてしまうと楽曲やアーティストのイメージを損なうことになり、著作権者などとの間で無用な紛争が生じるおそれもある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、背景画像の演出効果を損なわずに、初めての曲や唄い慣れない曲でも容易に唄うことができるカラオケ装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、楽曲データ及び歌詞データを格納する記憶手段と、歌唱者が選択した曲の楽曲データを読み出してカラオケ演奏を行うと共に歌詞データをディスプレイに表示させる制御ユニットとを備えたカラオケ装置であって、前記制御ユニットは、楽曲データに含まれる各音の発音長を規定するデータ(音長データ)と歌詞データとに基づいて歌詞の各文字の発音の長さを算出する発音長算出手段と、算出された各文字の発音長に比例した長さの多数の発音長インジケータを生成する発音長インジケータ生成手段と、生成された多数の発音長インジケータを、対応する歌詞の文字列の近傍に夫々表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、歌詞の文字列の発音長さに比例した発音長インジケータを歌詞の近傍に表示させるようにしたので、慣れない曲を歌う場合でも、各文字をどの程度の長さ(短さ)で唄えばいいかを瞬時に把握できる。また、歌詞データに変更を加える必要は全くないため、既存の歌詞データをそのまま利用でき、実施に要するコストや期間を低減できる。さらに、発音長インジケータを歌詞データの近傍に表示させるだけなので、背景画像の演出効果が制限されることはなく、画面の表示モードを切替える必要もない。また、楽曲やアーティストのイメージを損なうこともない。これにより、背景画像の演出効果を損なわずに、初めての曲や唄い慣れない曲でも容易に唄うことができるカラオケ装置を得ることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施例のカラオケ装置の概略構成を示す機能ブロック図、図2はディスプレイモニタに表示される画面の例を示す図である。このカラオケ装置1は、図示しないホストコンピュータから通信ネットワークを介して配信される楽曲データを再生してカラオケ演奏を行う通信カラオケシステムとして構成されており、カラオケ装置本体2に接続される入力装置としてのマイク3、出力装置としての左右チャネルのスピーカ4(一方のみ図示する)及びディスプレイモニタ5によって構成される。これらの入出力機器は、図示しない出力端子などを介してビデオインタフェース回路やミキシングアンプ23などに夫々接続される。なお、歌唱者が楽曲リクエストの入力や変更、テンポやキーなどの種々の設定を変更するための操作パネルやリモコンは図示を省略した。
カラオケ装置本体2は、カラオケ演奏や歌詞テロップの表示、ホストコンピュータとの通信制御、後述する発音長インジケータの生成・表示などの装置全体の制御を行うCPU11と、楽曲に関するデータ(MIDI規格データ、歌詞テロップデータ、背景映像データ等)などを格納するデータ格納領域12a及びカラオケ演奏を行うためのシステムプログラム(カラオケプログラム)を格納するプログラム格納領域12bを備えたHDD(記憶手段)12と、ワークRAM13とを備えている。HDD(記憶手段)12は、HDDコントローラ14及びシステムバス15を介してCPU11に接続される。HDDコントローラ14においてHDD12から読み出されたカラオケプログラムは、CPU11によりワークRAM13に格納され、CPU11がこのカラオケプログラムに従ってカラオケ装置1の各種制御を行う。
また、CPU11には、前記システムバス15を介して、歌詞テロップをCG画像などのイメージ画像データにスーパーインポーズしてディスプレイモニタ5に表示するためのVDP(Video Display Processor)17及びビデオRAM18と、楽曲再生やマイク3から入力された歌唱者の音声認識を行うためのDSP(Digital Signal Processor)19及び音声用RAM20と、デジタルデータとアナログデータとを相互に変換するD/Aコンバータ21及びA/Dコンバータ22と、楽曲データと歌唱者の音声とをミキシングしてスピーカ4に出力するミキシングアンプ23とが接続される。このVDP17、DSP19及び前記CPU11と、HDD12に格納されるカラオケプログラムとによって制御ユニットが構成される。
HDD12のデータ格納領域12aには、各楽曲について、曲中の時間に対応するアドレス値が付加された楽曲の音源データ、曲のイメージに合わせたイメージ画像データ及び歌詞データが記録されている。楽曲の音源データには、歌詞テロップを表示するタイミングを識別するための複数の表示フラグが、演奏タイミングを示す時間軸上において所定間隔で配列される。このフラグは、歌詞データの所定長さの複数のフレーズにも関連付けられる。そして、楽曲の演奏中に、VDP17が楽曲データから表示フラグを検出する度に、それに対応付けられた歌詞のフレーズをHDD12から読み出して後述する表示制御手段29にイメージデータ等と合成させてディスプレイモニタ5に表示させる。
また、本実施形態では、複数の発音長に対応する複数の発音長インジケータの表示モデルが夫々のシリアルナンバーに関連付けて格納されている。例えば、全音符〜128分音符までの8種類と、これら付点音符の8種類との合計16種類であり、この場合の表示モデルデータは、発音長に比例した長さの16種類に01〜16のシリアルナンバーが付与されて記録される。この表示モデルデータを抽出して発音長インジケータとして構成することで、発音長インジケータの生成時間を短縮できる。
また、HDD12のプログラム格納領域12bに格納されるカラオケプログラムは、従来周知のカラオケデータ再生用のプログラム等を除き、本発明に関連する機能だけを挙げると、発音長算出手段25、発音長インジケータ生成手段26、非歌唱時間算出手段27、休止記号(休止インジケータ)生成手段28、及び表示制御手段(表示色変更手段)29を備えている。これらの各手段は、CPU11やVDP17、DSP19によってワークRAM13等に呼び出されて実行されることで以下に説明する各機能を奏するものである。
発音長算出手段25は、楽曲データに含まれる各音の発音長さを規定するデータ(音長データ)と歌詞データとに基づいて歌詞の各文字の発音の長さを算出するものである。楽曲データに含まれるMIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格データは、一般的に、音の高さ(Location)、長さ(音長:Duration若しくはGate Time)、及び強さ(Velocity)の各データによってメロディが規定されている。そして、この長さ(音長)のデータは、歌詞の各文字若しくは文字列(連続文字)に対応付けられている。発音長算出手段25は、このような長さ(音長)のデータを参照して文字若しくは文字列の発音長を算出するものである。
具体的には、MIDIでは通常、4分音符を所定数(例えば、480)に分解した1単位であるチックス(Ticks)によって長さを表現するが、発音長算出手段25は、楽曲データに含まれる各音に対応付けられた歌詞の文字等について、それらの音のチックスの数をカウントすることで、各文字等の発音長さを算出する。例えば、4/4拍子、テンポが4分音符=60、1小節に4分音符が4個存在する場合の4分音符1個分の文字の発音長は480チックスで1秒となる。また、同じ条件で、8分音符1個分であれば240チックスで0.5秒、16分音符1個分であれば120チックスで0.25秒、付点4分音符1個分であれば720チックスで1.5秒となる。4分音符の分解数(1単位)や拍子、テンポなどの条件が変われば、同じ音符でも、算出される発音長は異なってくる。
発音長インジケータ生成手段26は、算出された各文字の発音長に比例した長さの発音長インジケータモデルを、前記HDD12から抽出するものである。発音長インジケータは、発音される文字若しくは文字列の数と同数である。例えば、図2に示すように、「春雨(はるさめ)」という歌詞のうち、「春」という文字について、「は」と「る」の2つの発音が夫々8分音符の長さで設定されている場合は、8分音符の長さに対応した発音長インジケータ30a(横長のバー)が2つ生成(抽出)される。これに対して、「雨」という文字の「さめ」という2つの発音について1つの4分音符が設定されている場合は、4分音符の長さに対応した発音長インジケータ30bが1つ生成(抽出)される。その結果、この部分の歌詞は、「は」「る」「さめー」という調子で歌われるべきことが視覚的に表現される。発音長インジケータ生成手段26は、このようにして各楽曲の歌詞データの全ての文字について発音長インジケータ30a、30b…30nを生成し、対応する歌詞の曲中のアドレス値(曲頭からの経過時間)を付加して、ワークRAM13やHDD12に格納する。
非歌唱時間算出手段27は、HDD12に記録された楽曲データの音長データに含まれる休符の信号と歌詞データとを参照して、その楽曲の非歌唱時間帯、すなわち前奏、間奏及び曲中の休符の登場位置、開始位置及び終了位置等を夫々特定し、その継続時間を算出するものである。算出された非歌唱時間は、前記ワークRAM13に格納される。
具体的には、楽曲データの曲頭から最初の歌詞が登場するまで(最初の歌い出し位置)の時間軸上の位置と、曲中で登場する休符の種類とを夫々特定し、それらの継続時間(非歌唱時間)を算出する。本発明では、このような非歌唱時間帯の継続時間が重要であり、「前奏」「間奏」「休符」などの区別は重要ではないため、これらを特定する必要はない。
この非歌唱時間帯の継続時間も、前記発音長と同様にチックス(Ticks)の数をカウントすることで算出する。例えば、4/4拍子、テンポが4分音符=60、1小節に4分音符が3個、4分休符が1個存在する場合の4分休符1個分の休止時間は480チックスで1秒となる。また、前奏や間奏では、次に歌詞が登場するまでの音長(音符及び休符)の累計時間をチックスを基準に算出する。
休止記号生成手段28は、非歌唱時間算出手段27によって算出された非歌唱時間を所定長さ(例えば、8分休符の音長)の複数の単位時間帯に分割し、この時間帯に対応した数の休止記号を生成して前記ビデオRAM18に格納するものである。例えば、図2に示すように、付点4分休符1個分の休止時間については3個の休止記号31が生成される。ここで、基準となる休止時間が短いと(例えば、128分休符など)、休止記号が狭いエリアに多数表示されることになり、ただの破線か薄い直線に見えてしまい、非歌唱時間帯を瞬時に把握できないおそれがある。逆に、基準休止時間が長いと(例えば、2分休符)、非歌唱時間帯であっても休止記号が生成・表示されない部分が多くなり、休止記号を表示する意味が低下してしまう。そのため、8分休符か16分休符の時間を基準にするのが適当である。
この休止記号31は、前記発音長インジケータ30と視覚的に異なる形状で生成される。本実施形態では、図2に示すように、発音長インジケータ30を横長のバーの形状で生成し、休止記号31を円形状に生成するようにしている。このように、発音長インジケータ30と休止記号31とを夫々異なる表示態様で生成することで、歌いながらでも歌唱者が両者を容易に識別できるようになり、慣れない曲でも容易に歌うことができる。また、生成された休止記号31は、該当する非歌唱時間帯の前後の歌詞を構成する文字のアドレス値に関連付けられて前記HDD12に格納される。ここで、非歌唱時間帯内で複数の休止記号31が連続する場合は、その非歌唱時間帯の最初の休止記号(P)が、非歌唱時間帯の直前の文字のアドレス値に関連付けられ、非歌唱時間帯の最後の休止記号(P)が、非歌唱時間帯の直後の文字のアドレス値に関連付けられるが、それら以外の全ての休止記号(P〜Pn−1)は、文字のアドレス値との関連付けは必要ない。
表示制御手段29は、生成された多数の発音長インジケータ30及び休止記号31を、関連付けられた歌詞の文字等のアドレス値を基準にして、その文字等の近傍に表示させるものである。具体的には、従来の歌詞テロップの画面表示と同様に、VDP17が表示制御手段29(プログラム)を読み出して、背景のイメージ画像データに発音長インジケータ30及び休止記号31をスーパーインポーズさせて画面表示データを生成してワークRAM13の表示バッファなどに格納する。そして、楽曲データの再生に同期させて、画面表示データを順次読み出してディスプレイモニタ5に出力させる。
この表示制御手段29は、図2に示すように、発音長インジケータ30及び休止記号31を該当する歌詞の文字等の近傍に連続的に表示させると共に、隣接する発音長インジケータ30、30同士、休止記号31、31同士、及び発音長インジケータ30と休止記号31とを、夫々所定間隔を空けて間欠的に表示させるようにしている。これにより、各文字の発音長さと歌詞間の休止時間とが一目瞭然となり、歌いながらでも曲のテンポなどを直感的に把握できるようになる。
さらに、この表示制御手段29は、歌詞の表示色と前記多数の発音長インジケータ30及び休止記号31の表示色とを、歌詞の配列方向において再生される楽曲データに同期させた一定速度で一定方向に変化させる機能も備えている。具体的な処理は従来の歌詞の表示色変化と同様であるため、詳細説明は省略する。
このような構成において、カラオケ装置1にカラオケ演奏を行わせる場合、CPU11がHDD12から読み込まれた楽曲データを取り出して、DSP19によりディジタルオーディオデータを生成して、D/Aコンバータ21に供給する。また、DSP19は、マイク3から入力されA/Dコンバータ22から出力された使用者の音声信号をD/Aコンバータ21に供給する。そして、D/Aコンバータ21から出力されるアナログの演奏音信号と使用者の音声信号とがミキシングアンプ23で合成され、スピーカ4から出力される。また、CPU11及びVDP17は、HDD12から読み込まれたイメージ画像データ及び歌詞データと複数の発音長インジケータ及び休止記号とを合成し、演奏曲の進行に合わせて図示しないビデオインタフェース回路を介してディスプレイモニタ5に表示させる。
上記したように、本実施例では、歌詞の各文字の発音長(歌う長さ)を示す発音長インジケータと、歌わない時間帯(非歌唱時間帯)の長さを示す複数の休止記号とを、歌詞テロップに並列的に表示するようにした。これにより、慣れない曲を歌う場合でも、発音長インジケータや休止記号を参照することで、歌い出しのタイミングや、各文字の発音の長短などを瞬時に認識できる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、発音長インジケータと休止記号とを太さの異なるバーで形成したり、これらを同じ形状(横長のバー等)で形成し、発音長インジケータを歌詞の文字に近い上段に表示し、休止記号を下段に表示するようにしてもよい。また、発音長インジケータは歌詞テロップの上段若しくは下段に表示し、休止記号は、歌詞の途中に同列で表示するようにしてもよい。
また、休止記号を休止長さに応じて複数種類用意し、前奏や間奏などの比較的長い非歌唱時間は長時間用の休止記号を1つか2つ表示し、曲中の休符などは短時間用の休止記号を表示するようにしてもよい。
さらに、ホストコンピュータで発音長インジケータや休止記号を生成し、背景映像と合成してカラオケ装置(端末)に配信することもできる。
また、上記の実施形態では、カラオケボックスや飲食店などに設置される業務用のカラオケ装置を中心にして説明したが、本発明は、ケーブルテレビ回線などを利用した家庭用カラオケ装置、公衆回線網と携帯電話などの通信端末を利用した通信カラオケシステムにも好適に適用できる。この種の通信カラオケシステムでは、通信端末に楽曲データをダウンロードするタイプと、ホストコンピュータからストリーミング配信するタイプとがあるが、何れのタイプにも本発明は適用可能である。後者の場合は、連続再生のためのバッファとして機能する通信端末のメモリが本発明の「記憶手段」に該当する。さらに、カラオケ楽曲の検索や選択に際して利用される検索用の通信端末機器や、歌唱者の手元で歌詞だけを表示させる歌詞表示端末機器を備えたカラオケシステムにも本発明は好適に適用できる。
図1は、本発明の一実施例のカラオケ装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図2は、同、ディスプレイモニタに表示される画面の例を示す図である。 図3は、従来のカラオケ装置のディスプレイモニタに表示される画面の例を示す図である。
符号の説明
1…カラオケ装置
2…カラオケ装置本体
3…マイク
4…スピーカ
5…ディスプレイモニタ
11…CPU
12…HDD
12a…データ格納領域
12b…プログラム格納領域
13…ワークRAM
14…HDDコントローラ
15…システムバス
17…VDP
18…ビデオRAM
19…DSP
20…音声用RAM
21…D/Aコンバータ
22…A/Dコンバータ
23…ミキシングアンプ
25…発音長算出手段
26…発音長インジケータ生成手段
27…非歌唱時間算出手段
28…休止記号生成手段
29…表示制御手段
30、30a、30b…発音長インジケータ
31…休止記号

Claims (7)

  1. 楽曲データ及び歌詞データを格納する記憶手段と、歌唱者が選択した曲の楽曲データを読み出してカラオケ演奏を行うと共に歌詞データをディスプレイに表示させる制御ユニットとを備えたカラオケ装置であって、
    前記制御ユニットは、
    楽曲データに含まれる各音の発音長を規定するデータ(音長データ)と歌詞データとに基づいて歌詞の各文字の発音の長さを算出する発音長算出手段と、
    算出された各文字の発音長に比例した長さの多数の発音長インジケータを生成する発音長インジケータ生成手段と、
    生成された多数の発音長インジケータを、対応する歌詞の文字列の近傍に夫々表示させる表示制御手段とを備えた
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 請求項1の装置において、
    前記制御ユニットは、さらに、
    楽曲データに基いて、前奏や間奏、曲中の休符などの非歌唱時間帯を特定し、その継続時間を算出する非歌唱時間算出手段と、
    算出された非歌唱時間を所定長さの複数の単位時間帯に分割し、この時間帯に対応した長さ及び数の複数の休止インジケータを生成する休止インジケータ生成手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、非歌唱時間の前若しくは後の歌詞の文字列の近傍に前記複数の休止インジケータを表示させるものである
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  3. 請求項2の装置において、
    前記制御ユニットは、さらに、多数の発音長インジケータ及び複数の休止インジケータの表示色を、再生される楽曲データに同期した所定の速度で夫々変化させる表示色変更手段を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
  4. 請求項2の装置において、
    前記発音長インジケータ生成手段及び休止インジケータ生成手段は、発音長インジケータと休止インジケータとを歌唱者が視覚的に識別できるように夫々異なる表示態様で生成するものであり、
    前記表示制御手段は、前記発音長インジケータ及び休止インジケータを該当する歌詞の文字列の近傍に連続的に表示させるものである
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  5. 請求項1の装置において、
    さらに、前記記憶手段は、複数の発音長に対応する複数の発音長インジケータの表示モデルデータを格納するものであり、
    前記発音長インジケータ生成手段は、算出された発音長に比例した長さの表示モデルデータを格納手段から抽出することで発音長インジケータを生成するものである
    ことを特徴とするカラオケ装置。
  6. 請求項1の装置において、
    前記表示制御手段は、隣接する発音長インジケータ同士を所定間隔を空けて間欠的に表示させるものであることを特徴とするカラオケ装置。
  7. 楽曲データ及び歌詞データを格納する記憶手段と、歌唱者が選択した曲の楽曲データを読み出してカラオケ演奏を行うと共に歌詞データをディスプレイに表示させる制御ユニットとを備えたカラオケ装置の上記制御ユニットであって、
    楽曲データに含まれる各音の発音長を規定するデータ(音長データ)と歌詞データとに基づいて歌詞の各文字の発音の長さを算出する発音長算出手段と、
    算出された各文字の発音長に比例した長さの多数の発音長インジケータを生成する発音長インジケータ生成手段と、
    生成された多数の発音長インジケータを、対応する歌詞の文字列の近傍に夫々表示させる表示制御手段とを備えた
    ことを特徴とする制御ユニット。
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