JP2007333244A - 貯蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯蔵庫の前面扉の従来の握りハンドルは、握り部が厚肉円柱状であり握り部の両端の取り付け部は、扉の前面からネジによって扉前面板にネジ止めし、その前面をキャップ部材で隠蔽する合成樹脂製である。本発明は合成樹脂製ハンドルに替わって木製ハンドルとし、木材の材質と木目によって合成樹脂にない外観と木の感触によって高級感が味わえ、強度が確保され軋み音が出ない構造とするために、握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成されものとする。
【解決手段】 貯蔵庫の前面扉の握りハンドルは、握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成された木製ハンドルであり、取り付け部にはネジ込み口が裏側の取り付け面に開口する状態に埋め込まれたナットを備え、断熱材の発泡充填前に扉前板の裏側からナットにネジ止めして取り付け部が前板の前面側に固定される構成。
【選択図】図2

Description

本発明は、貯蔵庫本体の前面開口を開閉する扉に握りハンドルを備えた家庭用冷凍冷蔵庫等の貯蔵庫に関する。
貯蔵庫本体の前面開口を開閉する扉に握りハンドルを備えた貯蔵庫において、握りハンドルは、厚肉円柱状の把持部と、この把持部の両端に扉表面への当接部を設け取り付け部とからなり、これを射出成形による厚肉の一体品で形成したものがある。(例えば、特許文献1)。
特許文献1のものは、従来品として、射出成形による半円状のベース部とこの半円状のベース部の表面側に配置される半円状の飾りカバーの2部品の係合によって断面円筒状の把持部を形成するものや、断面が略円柱状をなしているが、表面のひけを防止するために肉盗み凹部を設けたハンドル本体を射出成形で形成し、この凹部を表面飾り板で隠蔽したものがあるが、前者は2部品の係合体であって内部に補強材が必要となり、部品相互間の軋み音が発生すること、また後者は、前者同様の問題があると共に、表面飾り板はあくまで凹部の覆いであるからハンドル衣装とし限られたデザインとなることを解決するための発明である。
特開2004−347216号公報
特許文献1の握りハンドルは、把持部が厚肉円柱状であり、この把持部の両端の取り付け部は、扉の前面からネジによって扉前面板にネジ止めし、その前面をキャップ部材で隠蔽するものである。これによって軋み音などの上記問題は解決するであろうが、このハンドルは、射出成形による厚肉の一体品で形成した合成樹脂製であるため、高級感が出し難い。
家庭用冷凍冷蔵庫等の貯蔵庫も、相互に離れる方向に横開き(通称、観音開き)できる左右併設の扉を備えたものがあり、扉の塗装や形状等によって高級感のあるものが出現しており、この場合、この扉にマッチングする高級ハンドルが求められる。本発明は、この点に鑑みて、高級感のある貯蔵庫とするために、合成樹脂製ハンドルに替わって木製ハンドルを採用する。この木製ハンドルは、全体的に木材の材質と木目によって合成樹脂にない外観を醸し出し、握ったときの木製の感触によって高級感が味わえると共に、強度が確保され軋み音が出ない構造とするために、握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成されものとするものである。
第1発明の貯蔵庫は、前面開口の貯蔵庫本体と、前板と裏板とこの両者間に渡る側板の間に形成された空間に断熱材が発泡充填され前記貯蔵庫本体の前面開口を開閉する扉と、この扉の前面端縁部に沿って前記前板に取り付けられる握りハンドルを備え、前記握りハンドルは握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成された木製ハンドルであり、前記取り付け部にはネジ込み口が裏側の取り付け面に開口する状態に埋め込まれたナットを備え、前記断熱材の発泡充填前に前記前板の裏側から前記ナットに螺合する取り付けネジによって前記取り付け部が前記前板の前面側に固定されたことを特徴とする。
第2発明の貯蔵庫は、前面開口の貯蔵庫本体と、前板と裏板とこの両者間に渡る側板の間に形成された空間に断熱材が発泡充填され前記貯蔵庫本体の前面開口を開閉する扉と、この扉の前面端縁部に沿って取り付けられる握りハンドルを備え、前記扉の端縁部は、前記扉の前板の一部を形成するよう前記扉の前板の端部に組み合わされた別体のハンドル取り付け板で構成され、前記握りハンドルは握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成された木製ハンドルであり、前記取り付け部にはネジ込み口が裏側の取り付け面に開口する状態に埋め込まれたナットを備え、前記断熱材の発泡充填前に前記ハンドル取り付け板の裏側から前記ナットに螺合する取り付けネジによって前記取り付け部が前記ハンドル取り付け板の前面側に固定されたことを特徴とする。
第3発明の貯蔵庫は、前面開口の貯蔵庫本体と、前板と裏板とこの両者間に渡る側板の間に形成された空間に断熱材が発泡充填され前記貯蔵庫本体の前面開口を開閉する扉と、この扉の前面端縁部に沿って取り付けられる握りハンドルを備え、前記扉の端縁部は、前記扉の前板の一部を形成する前面ベース板と前記扉の側板の一部を構成する側面板とを備えたハンドル取り付け板で構成され、前記握りハンドルは握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成された木製ハンドルであり、前記取り付け部にはネジ込み口が裏側の取り付け面に開口する状態に埋め込まれたナットを備え、前記断熱材の発泡充填前に前記前面ベース板の裏側から前記ナットに螺合する取り付けネジによって前記取り付け部が前記前面ベース板の前面側に固定されたことを特徴とする。
第1発明では、高級感のある貯蔵庫とするために、合成樹脂製ハンドルに替わって木製ハンドルを採用する。この木製ハンドルは、全体的に木材の材質と木目によって合成樹脂にない外観を醸し出し、握ったときの木製の感触によって高級感が味わえると共に、握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成されものであるため、強度が確保され軋み音が出ない構造となる。そして、扉への取り付けは、断熱材の発泡充填前に扉前板の裏側からネジ止めされるため、ネジがハンドルの前面から見えず、そのためにネジを覆うカバーも不要となり、部品点数も少なくなって、コストアップを押えることができると共に組み立て易くなる。
第2発明では、第1発明の効果に加えて、握りハンドルが取り付けられる扉の前面端部は、扉の前板の一部を形成するハンドル取り付け板で構成されるため、一枚の扉の前板に木製ハンドルを取り付ける場合に比して、木製ハンドルのベース板となるハンドル取り付け板の形状や色調を、木製ハンドルの形状や木目色調等とマッチングするように設計することが容易となり、扉のデザイン設計に融通性が増す。
また、第2発明では、上記木製ハンドルは、断熱材の発泡充填前の段階において、ハンドル取り付け板の裏側から木製ハンドルの取り付け部に埋め込まれたナットに取り付けネジをねじ込み固定することによって、木製ハンドルの取り付け部がハンドル取り付け板の前面側に固定される。この場合、ハンドル取り付け板を扉の前板と結合した後に木製ハンドルをハンドル取り付け板に固定する手順もあるが、縦長の大きな扉の場合において、作業のし易さを考慮すれば、ハンドル取り付け板を扉の前板と結合する前に、木製ハンドルをハンドル取り付け板に固定することも可能であるため、作業の手順をいずれで行なうかの選択肢が増える。
第3発明では、第1発明の効果に加えて、握りハンドルが取り付けられる扉の前面端部は、扉の前板の一部を形成する前面ベース板と扉の側板の一部を構成する側面板とを備えたハンドル取り付け板で構成されるため、木製ハンドルを取り付けるベース部分の形態や色調を選択し易くなる。このため、一枚の扉の前板に木製ハンドルを取り付ける場合に比して、木製ハンドルのベース板となる前面ベース板の形状や色調を、木製ハンドルの形状や木目色調等とマッチングするように設計することが容易となり、扉のデザイン設計に融通性が増す。
また、第3発明では、上記木製ハンドルは、断熱材の発泡充填前の段階において、前面ベース板の裏側から木製ハンドルの取り付け部に埋め込まれたナットに取り付けネジをねじ込み固定することによって、木製ハンドルの取り付け部が前面ベース板の前面側に固定される。この場合、ハンドル取り付け板を扉の前板と結合した後に木製ハンドルを前面ベース板に固定する手順もあるが、縦長の大きな扉の場合において、作業のし易さを考慮すれば、ハンドル取り付け板を扉の前板と結合する前に、木製ハンドルを前面ベース板に固定することも可能であるため、作業の手順をいずれで行なうかの選択肢が増える。
本発明の貯蔵庫は、前面開口の貯蔵庫本体と、前板と裏板とこの両者間に渡る側板の間に形成された空間に断熱材が発泡充填され前記貯蔵庫本体の前面開口を開閉する扉と、この扉の前面端縁部に沿って前記前板に取り付けられる握りハンドルを備え、前記握りハンドルは握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成された木製ハンドルであり、前記取り付け部にはネジ込み口が裏側の取り付け面に開口する状態に埋め込まれたナットを備え、前記断熱材の発泡充填前に前記前板の裏側から前記ナットに螺合する取り付けネジによって前記取り付け部が前記前板の前面側に固定されるものであり、本発明の実施例を以下に記載する。
次に、本発明の貯蔵庫を冷凍冷蔵庫とした実施の形態について説明する。図1は本発明に係る冷凍冷蔵庫の正面斜視図、図2は本発明に係る冷凍冷蔵庫の扉の分解斜視図、図3は本発明に係る冷凍冷蔵庫の扉のハンドル部分の縦断側面図、図4は本発明に係る冷凍冷蔵庫の扉のハンドル取り付け部分に対応する横断平面図、図5は本発明に係る冷凍冷蔵庫の扉のハンドル取り付け部分の拡大した横断平面図、図6は本発明に係る冷凍冷蔵庫の扉のハンドル取り付け部分の拡大した縦断側面図である。
本発明に係る貯蔵庫として代表的な一つである冷凍冷蔵庫1について説明する。冷凍冷蔵庫1は、前面開口の冷凍冷蔵庫本体(貯蔵庫本体)2内を区画して複数の貯蔵室を形成し、これら各貯蔵室の前面は扉で開閉できる構成である。冷凍冷蔵庫本体2は外箱(外壁板)と内箱(内壁板)との間に発泡断熱材を充填した断熱構造である。冷凍冷蔵庫本体2内には、上から冷蔵室3、製氷室4と冷凍温度室5、冷凍室6、野菜室7が区画されて設けられている。冷蔵室3の前面開口は、冷凍冷蔵庫本体2の一側部にヒンジ装置9、9によって支持されてそれぞれ横開き(通称、観音開き)できる左右の扉8A、8Bによって開閉されるものである。
製氷室4は内部に自動製氷機が設置され、この自動製氷機で造られる氷を溜める貯氷容器を一緒に引き出す引き出し式扉10によって、製氷室4の前面開口は開閉される。冷凍温度室5の前面開口は、冷凍温度室5内の食品貯蔵容器を一緒に引き出す引き出し式扉11によって開閉される。冷凍室6の前面開口は、冷凍室5内の食品貯蔵容器を一緒に引き出す引き出し式扉12によって開閉される。野菜室7の前面開口は、野菜室7内の野菜貯蔵容器を一緒に引き出す引き出し式扉13によって開閉される。
これらの扉8A、8Bと、引き出し式扉10と、引き出し式扉11と、引き出し式扉12と、引き出し式扉13のいずれも、前板と裏板とこの両者間に渡る側板の間に形成された空間に断熱材が発泡充填された断熱扉構造である。本発明に係るハンドル構造については、いずれの扉に適用してもよいが、この実施例の貯蔵庫1の一つである冷凍冷蔵庫1において、最も適切な効果が発揮できる箇所として、冷蔵室3の扉8A、8Bに適用した場合の構成を以下に説明することとする。
冷蔵室3の扉8A、8Bは、左右対称形状であって同様の構成であるため、実施例の図示のものは冷蔵室3の扉8A、8Bのうちの一方の扉8Bについて示している。冷蔵室3の扉8A、8Bは、前板15と裏板16とこの両者間に渡る側板17A、17B、17C、17Dの間に形成された空間18に発泡性断熱材19が発泡充填された断熱扉である。冷蔵室3の扉8A、8Bは、閉じたとき相互に近接する前面端縁部に沿って、前板15に握りハンドル20が取り付けられている。この握りハンドル20は、扉8A、8Bの上下方向に長い形態であって、握り部21とその両端部に設けた取り付け部22が一体に木製で形成された木製ハンドルである。この木製ハンドル20は、無垢のままでもよいが、外面の傷つき防止のためには、木目が見える状態で傷がつき難い表面仕上げ材で覆う形態でもよい。
ハンドル20の取り付け部22には、ネジ込み口23Aが裏側の取り付け面22Aに開口する状態に埋め込まれたナット23を複数個所に備えている。ナット23は、取り付け部22に形成した下孔25にナット23の外面に形成したネジ部をねじ込んで固定し、この固定状態で、ネジ込み口23Aが取り付け面22Aに開口する状態となる。通称このナット23は鬼目ナットと称される。
扉8A、8Bは、前板15と裏板16とこの両者間に渡る側板17A、17B、17C、17Dの組み合わせによって、これらの間に形成された空間18に発泡性断熱材19が発泡充填されるが、このようにナット23が取り付けられたハンドル20は、断熱材19の発泡充填前に前板15の裏側から適宜補強板26を介してナット23に螺合する取り付けネジ24によって取り付け部22が前板15の前面側に固定される。
扉8A、8Bは、外観デザインの向上のために、前板15は、扉8A、8Bの前面の大半を占める大きさの金属製前板15Aと、残りの前板15B部分は、扉8A、8Bが近接する側である扉8A、8Bのハンドル20側の端縁部を構成するように組み合わせたハンドル取り付け板27によって構成している。ハンドル取り付け板27とハンドル20は、扉8A、8Bの上下の側板17C、17Dに渡る長さを有し、ハンドル20に対応してハンドル取り付け板27は、前板15Aよりも後方へ窪んだ位置28にあり、この窪んだ位置28にハンドル20が配置される形態であり、ハンドル20の握り部21に対応して後方へ緩やかな曲線でもって窪んだ窪み28Aを形成し、ハンドル20の取り付け部22が嵌るように取り付け窪み28Bが上下位置に形成されている。
これによって、前板15のハンドル20対応部分の前板15Bは、アクセントをつけた扉外観を呈するようになり、扉8A、8Bの前板15全体が平坦な形態に比して、デザイン効果が向上する。また、ハンドル取り付け板27は、金属製前板15Aとは異なる色調とすることによって更にデザイン効果が向上したものとなる。
ハンドル取り付け板27は、扉8A、8Bの前板15の一部15Bを形成する前面ベース板27Aと、扉8A、8Bの側板の一部である側板17Aを構成する側面板27Bとを備えている。前面ベース板27Aと側面板27Bとは、それぞれインジェクション成形された合成樹脂製の別体のものが接合されて一体化された構成であり、窪み28A及び窪み28Bは、前面ベース板27Aに形成される。
金属製前板15Aは、ハンドル20の取り付け端縁部とは反対側(ヒンジ装置9側)の扉8A、8Bの側板17Bを折り曲げによって一体形成している。扉8A、8Bの組み立ては、前面ベース板27Aと側面板27Bが一体化されたハンドル取り付け板27を準備し、ハンドル取り付け板27の前面ベース板27Aの溝29に前板15Aの端部を挿入した状態で、溝29の後壁に取り付けるバネ性の取り付け具30によって、前板15Aの端部と前面ベース板27Aとを結合して、ハンドル取り付け板27と金属製前板15Aとを一体化し、この一体化物の上下端部に側板17C、17Dを形成する合成樹脂製のキャップを結合し、裏板16を側板17A、17B、17C、17Dに組み合わせてこれらの間に空間18を形成した扉基体を形成する。
この場合、ハンドル20は、ハンドル取り付け板27と金属製前板15Aとを一体化する前に、前面ベース板27Aの前面に配置し、前面ベース板27Aの裏側から適宜補強板26を介して、ナット23に螺合する取り付けネジ24によって取り付け部22が前板15の前面側で窪み28Bに固定される。しかし、前記扉基体の組み立て中にハンドル20が傷つく虞があるため、それを防止するためには、裏板16を側板17A、17B、17C、17Dに組み合わせる前に、上記同様に、ハンドル20を前面ベース板27Aにネジ24によって取り付けることができる。
このようにハンドル20が取り付けられた扉基体を発泡冶具にセットした状態で、空間18に発泡性断熱材19を発泡充填することによって、断熱扉8A、8Bが形成される。
ハンドル取り付け板27は、前面ベース板27Aと側面板27Bとが別体構成であることによって、前面ベース板27Aをハンドル20に対応して、アクセントをつけた扉外観を呈するようにし易く、扉8A、8Bの前板15全体が平坦な形態に比して、デザイン効果が向上し、また、前面ベース板27Aを金属製前板15Aとは異なる色調とすることによって更にデザイン効果が向上したものとなる。更に、側坂17Aを前面ベース板27Aとは別体の側面板27Bで構成することによって、扉8A、8Bの側板17A、17Bとの色調統一や、側板17A、17B、17C、17Dとの色調統一などがし易くなる。
なお、ハンドル取り付け板27は、前面ベース板27Aと側面板27Bとは、別体構成でなく一体成形した形態でもよい。また、ハンドル取り付け板27は、ハンドル20が取り付けられる前板15Bを構成すればよいため、側面板27Bを含まない前面ベース板27Aのみとし、側板17Aは別体として扉基体の組み立て時に前面ベース板27Aや側板17C、17Dや裏板16と結合させるものでもよい。
図7及び図8には、上記のように、前面ベース板27Aと側面板27Bとで構成したハンドル取り付け板27の前面ベース板27Aに、合成樹脂製の握りハンドル200を取り付ける形態を示している。ハンドル200は、扉8A、8Bの上下方向に長い形態であって、合成樹脂製のハンドル基部200Aと合成樹脂製の前面カバーのキャップ部材200Bとから構成される。なお、図1〜図6のものと同一部分は同一部号を付している。
扉8A、8Bの組み立ては、上記同様に、前面ベース板27Aと側面板27Bが一体化されたハンドル取り付け板27を準備し、ハンドル取り付け板27の前面ベース板27Aの溝29に前板15Aの端部を挿入した状態で、溝29の後壁に取り付けるバネ性の取り付け具30によって、前板15Aの端部と前面ベース板27Aとを結合して、ハンドル取り付け板27と金属製前板15Aとを一体化し、この一体化物の上下端部に側板17C、17Dを形成する合成樹脂製のキャップを結合し、裏板16を側板17A、17B、17C、17Dに組み合わせてこれらの間に空間18を形成した扉基体を形成する。この扉基体を発泡冶具にセットした状態で、空間18に発泡性断熱材19を発泡充填することによって、断熱扉8A、8Bが形成される。
ハンドル200は、空間18に発泡性断熱材19を発泡充填した後に、ハンドル基部200Aの上下部に形成した取り付け部220の一部に形成したかぎ部220Aを窪み28Bに形成した孔221に引っ掛ける状態で、上下の取り付け部220を窪み28Bにセットし、必要に応じてネジ227によって前面ベース板27Aに固定する。この状態で、ハンドル基部200Aの前面から補強金具222をハンドル基部200A内にネジ223止めした後、ハンドル基部200Aの前面から補強金具222を貫通して、ネジ224によって前面ベース板27Aにハンドル基部200Aを固定する。
このように固定されたハンドル基部200Aに対して、キャップ部材200Bの裏側に適宜形成した係止部225をハンドル基部200Aに形成した係止部226に弾性係合させることによって、キャップ部材200Bをハンドル基部200Aの前面に結合させる。これによって、ハンドル200が完成し、上下の取り付け部202間が握り部210となる。
本発明の貯蔵庫は、上記実施形態に限定されず、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の形態に適用できるものであり、上記木製ハンドルの取り付けられる扉も、冷蔵室扉に限らず、他の室の扉に適用してもよい。
本発明に係る冷凍冷蔵庫の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る冷凍冷蔵庫の扉の分解斜視図である。(実施例1) 本発明に係る冷凍冷蔵庫の扉のハンドル部分の縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る冷凍冷蔵庫の扉のハンドル取り付け部分に対応する横断平面図である。(実施例1) 本発明に係る冷凍冷蔵庫の扉のハンドル取り付け部分の拡大した横断平面図である。(実施例1) 本発明に係る冷凍冷蔵庫の扉のハンドル取り付け部分の拡大した縦断側面図である。(実施例1) ハンドル取り付け板に本発明前の発明に係る合成樹脂製ハンドルを取り付けたハンドル部分の縦断側面図である。 図7のハンドルの分解斜視図である。
符号の説明
1・・・・冷凍冷蔵庫(貯蔵庫)
2・・・・冷凍冷蔵庫本体
3・・・・冷蔵室
8A、8B・・・・冷蔵室扉
9・・・・ヒンジ装置
15、15A、15B・・・前板
16・・・裏板
17A、17B、17C、17D・・・・側板
18・・・空間
19・・・発泡性断熱材
20・・・握りハンドル
21・・・握り部
22・・・取り付け部
23・・・ナット
24・・・取り付けネジ
26・・・補強版
27・・・ハンドル取り付け板
27A・・前面ベース板
27B・・側面板
28A、28B・・・窪み

Claims (3)

  1. 前面開口の貯蔵庫本体と、前板と裏板とこの両者間に渡る側板の間に形成された空間に断熱材が発泡充填され前記貯蔵庫本体の前面開口を開閉する扉と、この扉の前面端縁部に沿って前記前板に取り付けられる握りハンドルを備え、前記握りハンドルは握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成された木製ハンドルであり、前記取り付け部にはネジ込み口が裏側の取り付け面に開口する状態に埋め込まれたナットを備え、前記断熱材の発泡充填前に前記前板の裏側から前記ナットに螺合する取り付けネジによって前記取り付け部が前記前板の前面側に固定されたことを特徴とする貯蔵庫。
  2. 前面開口の貯蔵庫本体と、前板と裏板とこの両者間に渡る側板の間に形成された空間に断熱材が発泡充填され前記貯蔵庫本体の前面開口を開閉する扉と、この扉の前面端縁部に沿って取り付けられる握りハンドルを備え、前記扉の端縁部は、前記扉の前板の一部を形成するよう前記扉の前板の端部に組み合わされた別体のハンドル取り付け板で構成され、前記握りハンドルは握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成された木製ハンドルであり、前記取り付け部にはネジ込み口が裏側の取り付け面に開口する状態に埋め込まれたナットを備え、前記断熱材の発泡充填前に前記ハンドル取り付け板の裏側から前記ナットに螺合する取り付けネジによって前記取り付け部が前記ハンドル取り付け板の前面側に固定されたことを特徴とする貯蔵庫。
  3. 前面開口の貯蔵庫本体と、前板と裏板とこの両者間に渡る側板の間に形成された空間に断熱材が発泡充填され前記貯蔵庫本体の前面開口を開閉する扉と、この扉の前面端縁部に沿って取り付けられる握りハンドルを備え、前記扉の端縁部は、前記扉の前板の一部を形成する前面ベース板と前記扉の側板の一部を構成する側面板とを備えたハンドル取り付け板で構成され、前記握りハンドルは握り部とその両端部に設けた取り付け部が一体に木製で形成された木製ハンドルであり、前記取り付け部にはネジ込み口が裏側の取り付け面に開口する状態に埋め込まれたナットを備え、前記断熱材の発泡充填前に前記前面ベース板の裏側から前記ナットに螺合する取り付けネジによって前記取り付け部が前記前面ベース板の前面側に固定されたことを特徴とする貯蔵庫。
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