JP2007332329A - 表面保護フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの一面に複数の実質的に3角柱状のプリズムが固定されているプリズムシートのレンズ部の外表面を確実に保護することができ、積層等により荷重が加わった場合でもレンズ部の損傷が生じ難い表面保護フィルムを提供することにある。
【解決手段】シートと、実質的に3角柱からなるプリズム形状の複数のレンズ部とを有し、該複数のレンズ部が、前記3角柱の長さ方向に延びる1つの稜線が互いにほぼ平行となるように該稜線と対向されている側面において前記シートの一方面に固定されているプリズムシートの前記レンズ部の外表面に貼付される表面保護フィルムであって、ポリオレフィン基材にゴム系樹脂成分を主体とする粘着層が積層されており、表面保護フィルムを前記プリズムレンズに貼りつけた後、60℃の雰囲気下で0.123N/cmの力で3日間押しつけた場合のプリズムレンズの粘着層への食い込み深さが粘着層厚みの100%未満となる表面保護フィルム。
【選択図】なし

Description

本発明は、光学デバイスに用いられているプリズムシートのプリズム型のレンズ部の外表面を保護するための表面保護フィルムに関し、より詳細には、基材の一方面にゴム系樹脂成分からなる粘着層が積層されており、レンズ部へのゴミの付着や傷つきを防止するための表面保護フィルムに関する。
様々な被着体の表面を保護するために、シート状の基材の一方面に粘着層が積層されている表面保護フィルムが広く用いられている。他方、シートの一方面に実質的に3角柱状のプリズムが複数固定されたプリズムシートが様々な光学デバイスで用いられている。この種のプリズムシートにおいては、レンズ部の外表面を使用に先立ち保護する必要があった。従って、このような用途にも、上記表面保護フィルムが用いられていた。
ところで、上記プリズムシートの表面を保護するための表面保護フィルムでは、経時による接着力の上昇が大きいと、保護フィルムをプリズムシートのレンズ部表面から円滑に剥離することが困難となる。そのため、経時による接着力の上昇が大きなアクリル系粘着剤は用いられておらず、天然ゴム系粘着剤が主として用いられていた。
しかしながら、天然ゴム系粘着剤を用いた場合には、耐候性が十分でないという問題があった。
他方、表面保護フィルムが貼り付けられたプリズムシートは、製品に組み込まれるまでは数十枚単位で積み重ねられて保管されるのが一般的であった。この場合、上方に配置されているプリズムシートの荷重により、下方に配置されているプリズムシートのレンズ部の頂点が破壊され、光学品質が劣化する場合があった。これは、荷重により、プリズムシートのレンズの稜線が表面保護フィルムの粘着層に食い込み、レンズ部の稜線が表面保護フィルムの基材に衝突して、もはや粘着層による上記荷重の分散・緩和効果の限界を超えてしまうことによると考えられる。この問題を解決するには、粘着層の厚みを十分に厚くすればよいとも考えられる。しかしながら、粘着層の厚みを厚くすると製造コストに跳ね返って不利となるばかりか、レンズ部の粘着層への食い込み深さが大きくなり、経時により粘着力が上昇するおそれがあった。
このような問題を解決するため、下記の特許文献1では、天然ゴムに代えて、スチレン系エラストマーを主成分とする厚さ10μm以上の粘着層が用いられた表面保護フィルムが開示されており、それによって被着体に対する十分な保護機能と接着特性とを同時に満たすことができると記載されている。しかしながら、本発明者らが検討したところ、特許文献1に記載のスチレン系エラストマーを用いた粘着層をプリズムシートの表面保護に用いたとしても、粘着層に用いる材料の選択によっては、経時でプリズム面が粘着層に食い込んで剥離力が増大してしまうことが判明した。
特開2000−80336号公報
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、粘着層の厚さをさほど大きくしなくても、シートの一面に複数の実質的に3角柱状のプリズムが固定されているプリズムシートのレンズ部の外表面を確実に保護することができ、積層等により荷重が加わったときでも、レンズ部の損傷が生じ難い表面保護フィルムを提供することにある。
本発明によれば、シートと、実質的に3角柱からなるプリズム形状の複数のレンズ部とを有し、該複数のレンズ部が、前記3角柱の長さ方向に延びる1つの稜線が互いにほぼ平行となるように該稜線と対向されている側面において前記シートの一方面に固定されているプリズムシートの前記レンズ部の外表面に貼付される表面保護フィルムであって、合成樹脂製基材にゴム系樹脂成分を主体とする粘着層が積層されており、表面保護フィルムを前記プリズムレンズに貼りつけた後、60℃の雰囲気下で0.123N/cmの力で3日間押しつけた場合のプリズムレンズの粘着層への食い込み深さが粘着層厚みの100%未満となる表面保護フィルムが提供される。表面保護フィルム側からプリズムシート側に向って荷重が加えられたとしても、粘着層へのレンズ部の食い込み深さが粘着層厚みの100%未満とされるので、レンズ部の頂点に位置する稜線部分における損傷が生じ難い。
好ましくは、合成樹脂製基材上に6μm厚みの粘着層を形成して表面保護フィルムを構成し、60℃の雰囲気下で、直径100μmのアクリル樹脂からなる円柱を粘着層面に対して垂直に、100mNの力で1分間押しつけたときに、円柱の粘着層への食い込み深さが5μm以下となるように粘着層の硬さが設定されている。この場合には、上記プリズムシートの表面保護フィルム粘着層への食い込みを確実に100%未満とすることができる。このような粘着層硬さは、粘着層の周波数10Hzにおける剪断貯蔵弾性率を70℃で5×10Pa以上とすることにより達成される。また、本発明の表面保護フィルムの粘着層厚みは3〜10μmに設定されることが望ましい。
本発明に係る表面保護フィルムでは、上記ゴム系樹脂成分は、好ましくは、(1)スチレン系重合体ブロック(A)と共役ジエン系重合体ブロック(B)とのブロック共重合体、(2)スチレン系重合体ブロック(A)とスチレン系モノマーと共役ジエン系モノマーとのランダム共重合体ブロック(B’)とのブロック共重合体、または(3)これらの水添物を主骨格とするスチレン系エラストマーである。
本発明に係る表面保護フィルムでは、好ましくは、前記スチレン系エラストマーにおいて、スチレン系モノマー由来成分の含有割合は5〜20重量%の範囲である。この場合には、プリズムシートから剥離する際の糊残りを確実に防止することができ、さらに、容易にかつ確実にプリズムシートのレンズ面に貼付することができる。
以下、本発明の詳細を説明する。
(プリズムシート)
本発明の表面保護フィルムが適用される被着体はプリズムシートである。プリズムシートとは、シートの一方面に複数の実質的に3角柱からなるプリズム形状のレンズが3角柱の長さ方向に延びる1つの稜線が外向きとなり、かつ互いに平行となるように1つの側面において固定されている構造を有する。このようなプリズムシートは、例えば液晶ディスプレーなどの光学装置に広く用いられている。
上記プリズム形状のレンズ部を構成する材料としては、透光性を有する樹脂、例えばアクリル系樹脂あるいはポリカーボネートなどからなるものを例示することができるがこれらに限定されるものではない。
また、上記シートを構成する材料は、一般的にはポリエステルやポリカーボネートが汎用されるものの、光学特性に優れたものであればよく、特に制限されるものではない。
プリズムシートの製造方法としては、例えば、シート上に電磁線硬化型樹脂からなるレンズ部を形成する方法や、シートとレンズ部形成用熱可塑性樹脂をシート状に溶融押出した後、レンズ形状をエンボス賦型する方法が挙げられる。なお、後者の方法において、シートとレンズ部形成用樹脂の異同は問わない。
プリズムシートのレンズ部は、実質的に3角柱からなるプリズム形状を有する。より具体的には、図1に示すように、プリズムシート1は、平坦なシート2の一方面に複数本の三角柱状のレンズ部3が一体化された構造を有する。レンズ部3は、実質的に三角柱の形状を有する。そして、三角柱の各稜線が平行となるように、複数のレンズ部3が密接して並設されている。このプリズム形状のレンズ部3の外表面が本発明の表面保護フィルムにより保護される。例えば、図2に断面図で示すように、プリズムシート1のレンズ部3が設けられている部分に、表面保護フィルム4が貼付される。表面保護フィルム4は、基材5と、基材5の一方面に設けられた粘着層6とを有し、粘着層6側から、プリズムシート1の上記複数のレンズ部3が設けられている側に貼付される。従って、本発明の表面保護フィルムは、上記プリズム形状のレンズ部3のシート2に固定されている側面を除き、稜線3cを跨いで貼付される。また、この三角柱のレンズ部3の横断面形状は三角形であるが、この三角形は、好ましくはシートに固定されている側面を底辺とした二等辺三角形であり、その頂角は90±10度程度であることが好ましく、90±5度程度がより好ましい。
なお、3角柱のプリズム形状における側面とは、3角柱の長さ方向に延びる3つの側面をいうものとする。
本発明に係る表面保護フィルムが適用されるプリズムシートの実質的に3角柱の複数のプリズムにおいて、隣り合うプリズムの距離、すなわち、プリズムのピッチは10〜1000μm程度であることが好ましく、より好ましくは10〜500μmである。また、3角柱の高さは各3角柱状のプリズムのピッチ及び頂角で決定されることになる。
(表面保護フィルムの構成)
本発明の表面保護フィルムでは、合成樹脂製基材の一方面に、ゴム系樹脂成分からなる粘着層が積層されている。すなわち、本発明に係る表面保護フィルムは、片面に可剥離性の粘着層を有する粘着フィルムである。
本発明においては、表面保護フィルムを前記プリズムレンズに貼り付けた後、60℃の雰囲気下で0.123N/cmの力で3日間押しつけられた場合のプリズムレンズの粘着層への食い込み深さが粘着層厚みの100%未満となるように上記粘着層の硬さが設定されている。従って、プリズムシートに本発明の表面保護フィルムを貼付し、例えば、数十枚のプリズムシートを積層して保管し、上方のプリズムシートの荷重が下方のプリズムシートに加わったとしても、粘着層へのプリズムシートのレンズ部の過度の食い込みが確実に抑えられる。それによって、プリズムシートのレンズ部表面の損傷が生じ難い。
また、好ましくは、合成樹脂製基材上に6μm厚みの粘着層を形成して表面保護フィルムを構成し、60℃の雰囲気下で、直径100μmのアクリル樹脂からなる円柱を粘着層面に対して垂直に、100mNの力で1分間押しつけたときに、円柱の粘着層への食い込み深さが5μm以下となるように粘着層の硬さが設定される。この場合には、実際にプリズムシートに表面保護フィルムを貼付する前に、製造された表面保護フィルムにおいて、直径100μmの円柱に上記条件で1分間処理するだけで、粘着層の硬さを評価できるとともに、上記のように粘着層の硬さが設定されている場合には、上記プリズムシートの、表面保護フィルム粘着層への食い込みを確実に100%未満とすることが可能となる。
このような粘着層硬さは、粘着層の周波数10Hzにおける剪断貯蔵弾性率が70℃で5×10Pa以上とすることで達成される。また、本発明の表面保護フィルムの粘着層厚みは3〜10μmに設定されることが望ましい。
なお、粘着層の硬さの範囲を設定するにあたり、粘着層の厚みの条件として、3μm以上、10μm以下とされているのは以下の理由による。
粘着層の厚みが10μm以上になると、プリズムシートのレンズ部への食い込み深さが大きくなり、経時により粘着力が高くなりすぎるおそれがあり、かつ表面保護フィルムのコストが高くつくことになる。他方、粘着層の厚みが3μm未満と薄くなった場合には、粘着層による外部からの応力を分散・緩和する機能が十分でなく、表面保護フィルムによる保護効果が小さくなるおそれがあることによる。
本発明では、粘着層はゴム系樹脂成分からなり、該ゴム系樹脂成分は、好ましくは、スチレン系重合体ブロック(A)と共役ジエン系重合体ブロック(B)とのブロック共重合体、スチレン系重合体ブロック(A)とスチレン系モノマーと共役ジエン系モノマーとのランダム共重合体ブロック(B’)とのブロック共重合体、あるいはこれらの水添物を主骨格とするスチレン系エラストマーを用いて構成されている。
より具体的には、上記スチレン系エラストマーは下記の(1)〜(3)のスチレン系エラストマーである。
(1)スチレン系重合体ブロック(A)と、共役ジエン系共重合体ブロック(B)とのブロック共重合体を主骨格とするスチレン系エラストマー。例えば、A−B、A−B−A、(A−B)n、(A−B)nXの一般式で示すことができる。ただし、Xはカップリング剤の残基を示し、nは1以上の整数である。
(2)スチレン系重合体ブロック(A)と、スチレン系モノマーと共役ジエン系モノマーとのランダム共重合体ブロック(B’)とからなるブロック共重合体を主要骨格とするスチレン系エラストマー。例えば、(2−1)(A)と(B’)各1ブロックが結合したもの:A−B’ブロック共重合体、(2−2)スチレン系モノマーと共役ジエン系モノマーのうちスチレンが漸増するテーパーブロック(C)を含むもの:A−B’−Cブロック共重合体、(2−3)テーパーブロック(C)に代えてスチレン系重合体ブロック(A)を含むもの:A−B’−Aブロック共重合体、(2−4)これらの繰り返しやカップリングしたもの:(A−B’)n、(A−B’)nX、(A−B’−C)nX、(A−B’−A)nX等の一般式で表すことができる。ただし、Xはカップリング剤の残基を示し、nは1以上の整数である。
(3)上記(1)、(2)のスチレン系エラストマーの水添物からなるスチレン系エラストマー。
上記スチレン系エラストマー(水添物を含む)において、その構成成分であるスチレン系モノマーと共役ジエン系モノマーとの含有割合は、好ましくは、重量比で5:95〜20:80である。スチレンの含有量が、5重量%未満では粘着剤の凝集力が低下するため再剥離時に被着体に糊残りが生じることがあり、20重量%を超えると粘着剤の粘着力が不足して被着体への貼付が困難になることがある。
上記(1)、(2)の水添物において、共役ジエン系重合体ブロック(B)と、上記スチレン系モノマーと共役ジエン系モノマーとのランダム共重合体ブロック(B’)中の共役ジエン部分の二重結合の少なくとも80%が水素添加により飽和されていることが好ましく、より好ましくは90%以上、さらに好ましくは95〜100%である。水素添加の割合が80%未満では耐熱性や耐候性が劣下するおそれがある。
また、上記スチレン系エラストマーの重量平均分子量は、GPC法によるポリスチレン換算で30,000〜400,000が好ましく、より好ましくは50,000〜200,000である。重量平均分子量が、30,000未満では粘着剤の凝集力が低下するため再剥離時に被着体に糊残りが生じることがあり、400,000を超えると粘着力が不足すると共に流動性が悪くなるおそれがある。
なお、本発明においては、上述したように、好ましくは粘着層の厚みが3μm以上、10μm以下であり、表面保護フィルムを前記プリズムレンズに貼り付けた後、60℃の雰囲気下で0.123N/cmの力で3日間押しつけられた場合のプリズムレンズの粘着層への食い込み深さが粘着層厚みの100%未満となるように粘着層の硬さが設定されている。このような構成を実現するには、上記粘着層の組成は、例えば、スチレン系エラストマーとして、SEBSなどを用い、スチレン系エラストマー100重量部に対し、粘着付与剤を3〜15重量部、好ましくは5〜10重量部の範囲で配合した組成を用いることができる。
粘着付与剤としては、例えば、脂肪族系共重合体、芳香族系共重合体、脂肪族・芳香族系共重合体系や脂環式系共重合体等の石油系樹脂、クマロン−インデン系樹脂、テルぺン系樹脂、テルぺンフェノール系樹脂、重合ロジン等のロジン系樹脂、(アルキル)フェノール系樹脂、キシレン系樹脂またはこれらの水添物などの、一般的に粘着剤に使用されるものを特に制限なく使用できる。これら粘着付与剤は1種のみが用いられてもよくまたは2種以上併用されてもよい。
もっとも、剥離性や耐候性などを高めるには、水添系の粘着付与剤が好ましい。なお、粘着付与剤としては、オレフィン樹脂とのブレンド物として市販されているものを使用することもできる。
本発明に係る表面保護フィルムの粘着層には、軟化剤が添加されてもよい。軟化剤を添加することにより、粘着層の接着力を高めることができる。軟化剤としては、例えば、低分子量のジエン系ポリマー、ポリイソブチレン、水添ポリイソプレン、水添ポリブタジエンやそれらの誘導体が挙げられる。前記誘導体としては、たとえば、片末端または両末端にOH基やCOOH基を有するものを例示でき、具体的には水添ポリブタジエンジオール、水添ポリブタジエンモノオール、水添ポリイソプレンジオール、水添ポリイソプレンモノオールなどが挙げられる。特に、被着体に対する接着性の向上を抑制する目的からは、水添ポリブタジエンや水添ポリイソプレン等のジエン系ポリマーの水添物やオレフィン系軟化剤等が好ましい。具体的には株式会社クラレ製の商品名「クラプレンLIR−200」等が入手可能である。これらの軟化剤は1種のみが用いられてもよくまたは2種以上含有されてもよい。
軟化剤の分子量は特に限定されない。もっとも、分子量が小さ過ぎると、粘着層から被着体側へ軟化剤が移行するおそれがあり、あるいは剥離力が大きくなるおそれがある。逆に、軟化剤の分子量が大きくなり過ぎると、接着力向上効果が低下するおそれがある。従って、軟化剤の数平均分子量は5000〜10万程度が好ましく、より好ましくは1万〜5万の範囲である。
軟化剤の添加量が多くなり過ぎると、高温下における糊残りが生じがちとなる。従って、軟化剤は、上記スチレン系エラストマー及び軟化剤の合計100重量部に対し、40重量部以下であることが好ましく、より好ましくは20重量部以下、さらに好ましくは10重量部以下である。
また、本発明の表面保護フィルムの粘着層には、本発明の課題達成を阻害しない範囲で、必要に応じて他の添加剤を添加してもよい。このような添加剤としては、紫外線吸収剤、酸化防止剤、接着昂進防止剤などが挙げられる。上記紫外線吸収剤としては特に限定されず、例えば、サリチル酸系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、シアノアクリレート系等の通常使用されるものが挙げられる。上記酸化防止剤としては特に限定されず、例えば、フェノール系(モノフェノール系、ビスフェノール系、高分子型フェノール系)、硫黄系、リン系等の通常使用されるものが挙げられる。上記接着昂進防止剤としては、脂肪酸アミド、ポリエチレンイミンの長鎖アルキルグラフト物、大豆油変性アルキド樹脂(例えば、荒川化学社製、商品名「アラキード251」等)、トール油変性アルキド樹脂(例えば、荒川化学社製、商品名「アラキード6300」等)などが挙げられる。
本発明に係る表面保護フィルムでは、合成樹脂製基材に上記粘着剤組成物からなるゴム系粘着層を積層することにより得られる。
上記合成樹脂製基材は、特に限定されず、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン−α−オレフィン共重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体、エチレン−n−ブチルアクリレート共重合体、ポリプロピレンのホモポリマー、ランダム共重合体、ブロック共重合体等のオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン6、ナイロン6,6、部分芳香族ポリアミドなどのポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデンなどが挙げられる。これらは単独で用いられてもよいし、2種以上が併用されてもよい。これらのうち、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂が好ましい。
上記合成樹脂製基材の厚みは、プリズムシートのレンズ部を保護するのに十分な強度を有するように構成されればよく、プリズムレンズの寸法及び表面性状によっても異なるが、20〜100μmの範囲で設計されればよい。
本発明の表面保護フィルムの製造方法は特に限定されない。例えば、上記合成樹脂製基材及び粘着層に用いられる材料を共押出することにより積層一体化する方法、予め成膜された合成樹脂製基材の片面に粘着層をラミネートし、積層一体化する方法などが挙げられる。
合成樹脂製基材と、粘着剤層とを共押出によって積層一体化する方法としては、インフレーション法、Tダイ法等の公知の方法が用いられ、粘着剤層を基材層上にラミネートする方法としては、粘着剤溶液を塗工する溶液塗工法、ドライラミネーション法、Tダイを用いた押出コーティング法等が用いられ得る。これらの中でも、Tダイ法による共押出が品質上、経済上から好ましい。なお、溶液塗工法の場合は、基材層と粘着剤層との間の接合強度を高めるために、基材に予めプライマー塗布等の表面処理をしておくことが好ましい。
本発明に係る表面保護フィルムでは、上記プリズムレンズに60℃の雰囲気下で0.123N/cmの力で3日間押しつけた場合のレンズ部の粘着層への食い込み深さが、粘着層厚みの100%以下となるように粘着層の硬さが設定されているので、表面保護フィルムを適用した多数のプリズムシートを積層して保管したとしても、プリズムシートのレンズ頂部における損傷が生じ難い。
以下、本発明の具体的な実施例及び比較例を挙げることにより本発明を明らかにする。なお、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
下記の表1に示すように、スチレン−ブタジエン系共重合体の水素添加物からなるスチレン系エラストマー(クレイトンポリマー社製、品番:クレイトンG1657、エチレン/ブチレン比=2.6)100重量部に、粘着付与剤として脂環式石油樹脂である荒川化学工業社製アルコンP−125を5重量部配合し、粘着剤組成物を得た。得られた粘着剤組成物の剪断貯蔵弾性率を動的粘弾性スペクトル測定器(IT計測制御社製、品番:DVA200)により、周波数10Hz、昇温速度6℃/分で−50℃〜+150℃の範囲で測定した。
結果を下記の表1に示す。
他方、上記粘着剤組成物からなる粘着層と、ポリプロピレンからなる基材とを、Tダイ法により共押出し、40μmの厚みのポリプロピレン基材と、6μmの厚みの粘着層とが積層一体化された表面保護フィルムを作製した。
この表面保護フィルムについて、1)円柱の食い込みによる粘着層変形量、2)プリズムシートのレンズ部食い込み評価及び3)初期粘着力を以下の要領で評価した。さらに2)のプリズムシートのレンズ部食い込み評価に対し、以下の要領で、4)プリズム傷の評価を行った。また、5)経時粘着力及び6)糊残りを以下のようにして、評価した。
1)円柱の食い込みによる粘着層変形量
得られた表面保護フィルムを5cm×5cmの大きさに切り、微小硬度計(フィッシャースコープH−100C;フィッシャー・インストルメンツ社製)にて荷重試験を行い変形量を測定した。測定条件は測定温度60℃、荷重速度1mN/s、最大荷重100mN、保持時間1分とした。この場合、微小硬度計による変形量の測定では、直径100μmで先端がダイヤモンドのアクリル樹脂製プローブを、表面保護フィルムの粘着層側から荷重を加えて押しつけ、変形量が測定される。
2)プリズムシートのレンズ部食い込み評価
得られた表面保護フィルムを、プリズムシートのレンズ面を覆うように貼り付け試験片を作製した。プリズムシートとしては、レンズ部がアクリル樹脂からなり、シートが厚み150μmのポリエチレンテレフタレートからなり、3角柱形状のレンズ部の寸法が高さ23μm、幅50μmであるものを用意した。貼付に際してはラミネーター(ラミネーター−MRK−650Y;株式会社MCK製)を使用し、表面保護フィルムの幅を200mmとして貼付圧力2.0kg/cm(約19.6N/cm)、貼付速度300mm/分で貼り付けた。試験片を10cm×15cmの大きさに切断してフィルムサンプルとし、各フィルムサンプルを5枚重ねにし、5枚重ねの積層体の上下を平滑な金属板にて挟み、上部の金属板に錘を乗せて全体で1.8kg(約17.64N)の荷重を負荷し、60℃、湿度90%RHのオーブンにて3日間放置した。3日後に試験片を取り出し、断面を裁断し、走査型電子顕微鏡(SEM)にて断面を観察し、プリズムシートのレンズ部の粘着層への食い込み深さを測定した。
3)初期粘着力
得られた表面保護フィルムを、上記2)と同様にプリズムシートのレンズ面を覆うように貼り付け、23℃±2℃の室内に30分間放置した。しかる後、JIS Z 0237に準拠し、25mm幅における180度剥離強度(単位はN)を、プリズムの稜線に平行な方向に剥離速度300mm/分及び30m/分でそれぞれ測定し、初期粘着力とした。
4)プリズム傷の評価
2)での試験に際し、オーブンから取り出した表面保護フィルムをプリズムシートから剥離し、プリズムシートのレンズ面に傷により発生する輝点の有無を目視により観察した。下記の表1においては、傷が多く観察されるサンプルに×、僅かに観察される場合に△、全く観察されない場合に○印を付した。
5)経時粘着力
上記2)と同様にして得た試験片を、60℃±2℃の室内に1週間放置した後、JIS Z 0237に準拠し、25mm幅における180度剥離強度を、剥離速度30m/分で測定した。得られた180度剥離強度すなわち経時粘着力が、1)で測定された初期粘着力の2倍以下である場合に〇印を付し、2倍を超える場合×印を付した。
6)糊残り
上記5)の評価の際、剥離後のプリズムシートのレンズ面の糊残りの有無を目視により観察した。
結果を下記の表1に示す。
(実施例2及び実施例3、並びに比較例1〜4)
粘着層の組成及び厚みを下記の表1に示すように変更したことを除いては、実施例1と同様にして表面保護フィルムを作製し、評価した。また、比較例3,4については粘着層厚さがそれぞれ10μm,3μmの表面保護フィルムも作製し、2)〜6)の評価に供した。なお、表1において、1321PはJSR社製「ダイナロン1321P」(スチレン重合体ブロック及び水添されたスチレンとブタジエンのランダム共重合ブロックを有するエラストマー)を示す。粘着付与剤は全てアルコンP−125とした。
Figure 2007332329
表1から明らかなように、6μmの厚みの粘着剤に60℃で直径100μmの円柱にて100mNの力を加えて1分間押し付けた際の粘着層の変形量が5μm以下である実施例1〜3では、60℃の雰囲気下で0.123N/cmの力で3日間押しつけられた場合の粘着層のプリズムシートのレンズ部の食い込み深さが粘着層厚みの100%未満とされていることがわかる。そして、この場合、剥離後にプリズムシートレンズ部に傷はみられず、また表面の汚染も認められなかった。
これに対して、6μmの厚みの粘着剤に60℃で直径100μmの円柱に100mNの荷重を加えて1分間押し付け場合の粘着層の変形量が5μmを超える比較例1,2では、60℃の雰囲気下で0.123N/cmの力で3日間押しつけられた場合の粘着層のプリズムシートのレンズ部の粘着層への食い込み深さが粘着層厚みの100%となり、剥離後のプリズムシートのレンズ部に傷が大きく認められた。
他方、比較例3では、60℃での直径100μmの円柱による1分間の100mNの荷重による粘着層変形量は5.3μmであり、60℃の雰囲気下で0.123N/cmの力でプリズムシートに3日間押しつけられた場合の粘着層のレンズ部への食い込み深さが粘着層厚みの100%未満とされていたが、粘着層の厚み自体が10μmと厚いため、食い込み量が深くならざるを得なかった。そのため、経時による粘着力が大きくなり、剥離に際しての糊残りが生じた。
比較例4では、60℃での直径100μmの円柱による1分間の100mNの荷重による粘着層変形量は5μm以下であるが、粘着層の厚みが3μmと薄いため60℃の雰囲気下で0.123N/cmの力でプリズムシートに3日間押しつけられた場合の粘着層のレンズ部への食い込み深さが粘着層厚みの100%となり、剥離後のプリズムシートのレンズ部に傷が大きく認められた。
図1は、本発明が適用されるプリズムシートの斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態の表面保護フィルムがプリズムシートに貼付された構造の断面図である。
符号の説明
1…プリズムシート
2…シート
3…レンズ部
3c…稜線
4…表面保護フィルム
5…基材
6…粘着層

Claims (5)

  1. シートと、実質的に3角柱からなるプリズム形状の複数のレンズ部とを有し、該複数のレンズ部が、前記3角柱の長さ方向に延びる1つの稜線が互いにほぼ平行となるように該稜線と対向されている側面において前記シートの一方面に固定されているプリズムシートの前記レンズ部の外表面に貼付される表面保護フィルムであって、
    合成樹脂製基材にゴム系樹脂成分を主体とする粘着層が積層されており、
    表面保護フィルムを前記プリズムレンズに貼りつけた後、60℃の雰囲気下で0.123N/cmの力で3日間押しつけた場合のプリズムレンズの粘着層への食い込み深さが粘着層厚みの100%未満となる表面保護フィルム。
  2. 合成樹脂製基材上に6μm厚みの粘着層を形成して表面保護フィルムを構成し、60℃の雰囲気下で、直径100μmのアクリル樹脂からなる円柱を粘着層面に対して垂直に、100mNの力で1分間押しつけたときに、円柱の粘着層への食い込み深さが5μm以下である請求項1に記載の表面保護フィルム。
  3. 前記粘着層の周波数10Hzにおける剪断貯蔵弾性率が70℃で5×10Pa以上である請求項1または2に記載の表面保護フィルム。
  4. 前記ゴム系樹脂成分が(1)スチレン系重合体ブロック(A)と共役ジエン系重合体ブロック(B)とのブロック共重合体、(2)スチレン系重合体ブロック(A)とスチレン系モノマーと共役ジエン系モノマーとのランダム共重合体ブロック(B’)とのブロック共重合体、または(3)これらの水添物を主骨格とするスチレン系エラストマーである請求項1〜3のいずれかに記載の表面保護フィルム。
  5. 前記スチレン系エラストマーにおいて、スチレン系モノマー由来成分の含有割合が5〜20重量%の範囲である請求項1〜4のいずれかに記載の表面保護フィルム。
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