JP2007330548A - 診断治療用ガイドカテーテル - Google Patents

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Abstract

【課題】先端部の湾曲形状を大動脈径や治療位置に合わせて手元で変形可能であり、1本のガイドカテーテルで右冠動脈用にも左冠動脈用にも使用することができ、これにより、ガイドカテーテルの交換を不要とし、良好なバックアップを得るとともに良好な操作性を確保した診断治療用ガイドカテーテルを提供する。
【解決手段】本発明の診断治療用ガイドカテーテルは、自然状態において湾曲形状を有する先端部2Bを有するアウターカテーテル2と、アウターカテーテル2に挿通されるインナーカテーテル3とを備え、インナーカテーテル3及びガイドワイヤをアウターカテーテル2内でスライド移動させることにより、先端部2Bを複数の所定の湾曲形状に変形させる。この為、術中に、違う形状、サイズの診断治療用ガイドカテーテルや、左冠動脈用、右冠動脈用の2本のカテーテルが必要な場合においても、1本の診断治療用ガイドカテーテルで対応することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、上腕動脈及び橈骨動脈から挿入する方法により、冠動脈にバルーンカテーテル等の治療器具を冠動脈へ導入するための診断治療用ガイドカテーテルに関する。
ガイドカテーテルは冠動脈内にバルーンカテーテル等の治療器具を導入するために用いられており、先端部分を冠動脈入口部に挿入(エンゲージ)して、治療器具の冠動脈深部への導入路を確保するものである。
従来、ガイドカテーテルは、ガイドワイヤで先端のカーブの角度が進展されて体内に挿入され、ガイドワイヤを抜くとカテーテル先端が元の角度に復帰しようとする力がバックアップの一部となるoverbent型(例えば、Judkins left)と、元の角度に広がろうとする力がバックアップの一部になるunderbent型(例えば、Amplatz型)に分けられる。
overbent型では、操作性は良いが十分なバックアップを得にくいという問題点があり、underbent型では、バックアップは良好であるが操作が難しいという問題点がある。
ところで、近年、患者への負担の軽減等の必要性から、大腿動脈からではなく、橈骨動脈や上腕動脈等からのカテーテル導入が注目されている。しかし、橈骨動脈や上腕動脈等の細い血管からガイドカテーテルを導入する際に、従来のシース法を用いると、ガイドカテーテル自体の径を小さくしなければならず、導入できる治療器具が限られてしまうという問題や、ガイドカテーテルが細いために、バックアップが得られにくいという問題が生じた。
そこで、この問題点を解決するため、シースを用いずに血管内にガイドカテーテルを挿入できる、インナーカテーテルとアウターカテーテルを組み合わせたガイドカテーテルが提供された(特許文献1)。これにより、橈骨動脈や上腕動脈からの導入の際にも、比較的大きな径のガイドカテーテルの挿入が可能となった。
しかし、シースを使用しないため、シースがある場合と比較して、術中にガイドカテーテルを交換する作業が容易に行えないという問題があった。そこで、1本のガイドカテーテルで左右の冠動脈にエンゲージ可能なガイドカテーテルが求められるようになった。
ところが、従来のJudkins型やAmplatz型は、左用・右用と分かれており、左用を右冠動脈に使用しようとすると、バックアップが得にくくエンゲージが困難であった。
例えば、Amplatz型は、左用としてAL0.75、AL1.0、AL1.5、AL2.0、右用としてAR1.0、AR2.0など多くのサイズがあり、言い換えれば、1本であらゆる冠動脈に対応するのは困難である。また、事前に上行大動脈の大きさを知ることはできず、適切なサイズを予想することは困難であり、試行錯誤が必要となる。
特開2002−143318公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、先端部の湾曲形状を大動脈径や治療位置(右冠動脈か左冠動脈か)に合わせて手元で変形可能であり、1本のガイドカテーテルで右冠動脈用にも左冠動脈用にも使用することができ、これにより、ガイドカテーテルの交換を不要とし、良好なバックアップを得るとともに良好な操作性を確保した診断治療用ガイドカテーテルを提供することを目的とする。
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の診断治療用ガイドカテーテルは、治療器具を冠動脈に導くための診断治療用ガイドカテーテルであって、可撓性チューブからなるアウターカテーテルと、アウターカテーテルに挿通される可撓性のインナーカテーテルとを備え、アウターカテーテルは、略直線上の本体部と、本体部の先端側に設けられて自然状態においてほぼ同一平面内で湾曲形状を有する先端部とを有し、先端部は、先端側から順に、第1直線部、第1屈曲部、第2屈曲部、第3屈曲部、第4屈曲部、第5屈曲部、及び第6屈曲部を有し、第2〜6屈曲部は、同じ方向に異なる屈曲角度で屈曲し、第1屈曲部は、第2〜6屈曲部の屈曲方向と逆に屈曲しており、インナーカテーテル及びガイドワイヤをアウターカテーテル内でスライド移動させることにより、先端部を複数の所定の湾曲形状に変化させる。
これによれば、術中に、違う形状、サイズの診断治療用ガイドカテーテルにしたい場合や左冠動脈と右冠動脈ともに診断治療する必要があり、左冠動脈用、右冠動脈用の2本のカテーテルが必要な場合においても、1本の診断治療用ガイドカテーテルで様々なサイズや、右冠動脈用にも左冠動脈用にも対応することができる。そのため、不必要に診断治療用ガイドカテーテルの交換作業をする必要がなくなり、これにより、術前に診断治療用ガイドカテーテルの選択に悩む必要がなく、手技の簡略化、手技時間の短縮により、患者と術者の負担を軽減することができる他、経費節減になる。
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の診断治療用ガイドカテーテルは、先端部は、第6屈曲部の手元側に、第2〜6屈曲部とは逆方向に屈曲した第7屈曲部と、第6屈曲部と第7屈曲部との間に直線状に設けられた第2直線部とを有する。
これによれば、大動脈径が大きい場合においても大動脈壁に接触した形でエンゲージできるため、冠動脈入口部から外れ難く、高いバックアップが得られる。
また、第7屈曲部及び第2直線部を設けることで、設けない場合よりアウターカテーテルが大動脈に接触する面積が大きい他、第7屈曲部の反発力により、大動脈壁に張り付く形で固定されるため、高いバックアップが得られる。
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の診断治療用ガイドカテーテルは、インナーカテーテルの手元部に、所定間隔に複数のマーカーを設け、インナーカテーテルの手元部がアウターカテーテルから出し入れされることにより、マーカーのアウターカテーテルに対する位置から先端部の複数の所定の湾曲形状を術者に認知させる。
これにより、術者は手元のマーカーを確認することで、診断治療用ガイドカテーテルの先端形状を、安全且つ容易に目的の形状に変形することができる。
最良の形態1の診断治療用ガイドカテーテルは、治療器具を冠動脈に導くための診断治療用ガイドカテーテルであって、可撓性チューブからなるアウターカテーテルと、アウターカテーテルに挿通される可撓性のインナーカテーテルとを備え、アウターカテーテルは、略直線上の本体部と、本体部の先端側に設けられて自然状態においてほぼ同一平面内で湾曲形状を有する先端部とを有し、先端部は、先端側から順に、第1直線部、第1屈曲部、第2屈曲部、第3屈曲部、第4屈曲部、第5屈曲部、及び第6屈曲部を有し、第2〜6屈曲部は、同じ方向に異なる屈曲角度で屈曲し、第1屈曲部は、第2〜6屈曲部の屈曲方向と逆に屈曲しており、インナーカテーテル及びガイドワイヤをアウターカテーテル内でスライド移動させることにより、先端部を複数の所定の湾曲形状に変化させることを特徴とする。
アウターカテーテルの先端部は、第6屈曲部の手元側に、第2〜6屈曲部とは逆方向に屈曲した第7屈曲部と、第6屈曲部と第7屈曲部との間に直線状に設けられた第2直線部とを有する。
インナーカテーテルの手元部に、所定間隔に複数のマーカーを設け、インナーカテーテルの手元部がアウターカテーテルから出し入れされることにより、マーカーのアウターカテーテルに対する位置から先端部の複数の所定の湾曲形状を術者に認知させる。
〔実施例1の構成〕
図1ないし図5は、実施例1を示したものである。
診断治療用ガイドカテーテル1は、可撓性チューブからなるアウターカテーテル2と、アウターカテーテル2に挿通される可撓性のインナーカテーテル3とを備える。
図1(a)は、アウターカテーテル2の自然状態の平面図である。アウターカテーテル2は、薄肉な管状に形成されたもので、略直線上の本体部2Aと、本体部2Aの先端側に設けられて自然状態(インナーカテーテル3未挿通、外力を加えない状態)においてほぼ同一平面内で湾曲形状を有する先端部2Bとを有する。
先端部2Bは、先端側から順に、第1直線部21、第1屈曲部22、第2屈曲部23、第3屈曲部24、第4屈曲部25、第5屈曲部26、第6屈曲部27、第2直線部28、第7屈曲部29を有する。そして、第7屈曲部29の手元側に自然状態で略直線状の本体部2Aが続いており、本体部2Aの手元端にはコネクタCが設けられている。
第2〜6屈曲部23〜27は、同じ方向に異なる屈曲角度(屈曲させる角度)で屈曲し、第1屈曲部22は、第2〜6屈曲部23〜27の屈曲方向と逆に屈曲し、第1直線部21及び第1〜6屈曲部22〜27は、全体として第1直線部21と第6屈曲部27とがほぼ向かい合うフック状に湾曲した先端湾曲部Bを形成している。
そして、第6屈曲部27の手元側には、直線状の第2直線部28があり、第2直線部28の手元側には、第2〜6屈曲部23〜27とは逆方向に屈曲した第7屈曲部29がある。
具体的には、第6屈曲部27、第5屈曲部26、第4屈曲部25の順に、屈曲角度が漸増しており、第3屈曲部24は、第4屈曲部25より屈曲角度が小さくなっており、第2屈曲部23は、第3屈曲部24より屈曲角度が大きくなっているのが好ましい。しかし、これに限定されることなく、例えば、第4〜6屈曲部25〜27が同じ曲率半径で滑らかに湾曲されていてもよい。
本実施例では、第1屈曲部22の屈曲角度α1は55°、第2屈曲部23の屈曲角度α2は60°、第3屈曲部24の屈曲角度α3は45°、第4屈曲部25の屈曲角度α4は80°、第5屈曲部26の屈曲角度α5は50°、第6屈曲部27の屈曲角度α6は15°、第7屈曲部29の屈曲角度α7は40°(即ち本体部2Aと第2直線部28のなす角度βが140°)となっている。
また、第1直線部21の長さL1は5.0mm、第1屈曲部22の弧の長さL2は6.5mm、第2屈曲部23の弧の長さL3は7.2mm、第3屈曲部24の弧の長さL4は16.1mm、第4屈曲部25の弧の長さL5は16.8mm、第5屈曲部26の弧の長さL6は17.3mm、第6屈曲部27の弧の長さL7は13.5mm、第2直線部28の長さL8は55mm、第7屈曲部29の弧の長さL9は16.4mmとなっている。
特に、第2直線部28の長さL8は25.0〜55.0mm、本体部2Aと第2直線部28のなす角度βは120°〜140°とすることが、大動脈内で操作される上で好ましい。
そして、本体部2Aの長さは、長さL8が55mmの場合は、69.5mm〜114.5mmが好ましく、長さL8が25mmの場合は、77.0〜122.0mmが好ましい。
しかし、これらの寸法は、上記のものに限定されることなく、血管形状等の諸事情に合わせて適宜定めることができる。
アウターカテーテル2の本体部2A及び先端部2Bは、ポリオレフィン樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブテンなど)、ポリアミド樹脂(ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12など)、ポリエステル樹脂(PET、PBTなど)、あるいはポリアクリレート樹脂、エチレン−プロピレン共重合体、ポリ塩化ビニール、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニール、熱可塑性アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン−ブタジエン共重合体、あるいはアクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体などにより形成されている。さらに、金属メッシュ、金属細線編組、ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維などの補強材により補強されていてもよい。
本体部2A及び先端部2Bの外表面は、親水性ポリマーにより均一に被覆されており、血管に対して挿入し易く、抜き易くなる。特に、橈骨動脈又は上腕動脈の痙攣時に、診断治療用ガイドカテーテル1を容易に抜き出すことができる。親水性ポリマーの被覆範囲は、手技を行う上でよく触れる手元部15cmの範囲を除く領域が好ましい。
この親水性ポリマーとして、原則的に鎖状で架橋のない−OH、−CONH、−COOH、−NH、−COO、−SO 2−などの親水性基を有し、診断治療用ガイドカテーテル1の表面に共有結合又はイオン結合などにより固定される高分子物質で、具体的にはカルボキシルメチルデンプンなどのデンプン系、カルボキシルメチルセルロースなどのセルロース系、アルギン酸、ヘパリン、キチン、キトサン、ヒアルロン酸などの多糖類、ゼラチンなどの天然水溶性高分子物質やポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリアクリル酸塩、メチルビニルエーテル無水マレイン酸共重合体、メチルビニルエーテル無水マレイン酸塩、メチルビニルエーテル無水マレイン酸アンモニウム塩、無水マレイン酸エチルエステル共重合体、ポリヒドキシエチルフタル酸エステル共重合体、ポリジメチロールプロピオン酸エステル、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミド四級化物、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンイミン、ポリエチレンスルホネート、水溶性ナイロンなどの合成水溶性高分子物質などのポリマーが列挙できる。
尚、本実施例のアウターカテーテル2の外径は2.16mmであり、内径は1.78mmである。
図1(b)は、インナーカテーテル3の自然状態の平面図である。
インナーカテーテル3は、中空のシャフト部3Aからなり、シャフト部3Aの手元端にはコネクタDが設けられている。
インナーカテーテル3は、アウターカテーテル2よりも全長が長く、アウターカテーテル2の内径よりも僅かに小さい外径寸法を有している(本実施例のインナーカテーテル3の外径は、1.72±0.02mm)。シャフト部3Aの先端部31は、先細りテーパ形状となっている(本実施例でのテーパ長は17±5mm)。本実施例でのシャフト部3Aの内径は1.10mm±0.08mm(先端内径は0.91±0.02mm)であり、ガイドワイヤが挿通できるようになっている。
そして、インナーカテーテル3は、アウターカテーテル2に挿通されてアウターカテーテル2内で軸方向にスライド移動可能となっている。
シャフト部3Aの手元側の手元部32には、複数(本実施例では6つ)のマーカーM1〜M6が先端側から順に所定間隔で並設されている。
シャフト部3Aは、フッ素樹脂(PTFE、PFE、PFA、ETFEなど)、ポリオレフィン樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイソブテンなど)、ポリカーボネート樹脂、ポリアミド樹脂(ナイロン6、ナイロン66、ナイロン11、ナイロン12など)、ポリエステル樹脂(PET、PBTなど)、あるいはポリアクリレート樹脂などにより形成されている。さらに、上記材料と金属メッシュ、金属細線編組、ガラス繊維、カーボン繊維、アラミド繊維などの補強材と組み合わせて構成してもよい。
シャフト部3Aの外表面には、滑り性をよくするため、シリコンコーティング又は親水性ポリマーを被覆してもよい。
マーカーM1〜M6は、幅1〜2mmの金属製リングで形成されており、シャフト部3Aの外表面に埋没固定されている。
〔実施例1の作用〕
図2及び図3は、アウターカテーテル2にインナーカテーテル3を挿通して構成される診断治療用ガイドカテーテル1を示しており、インナーカテーテル3の挿入に伴うアウターカテーテル2の先端湾曲部Bの変形を示す図である。
インナーカテーテル3をアウターカテーテル2に挿通していくと、アウターカテーテル2の先端部2Bの形状が変化する。まず、インナーカテーテル3がアウターカテーテル2の第7屈曲部29を通過すると、第7屈曲部29は自然状態での屈曲角度α7よりも屈曲度合いが緩和される。そして、さらにインナーカテーテル3を進めていくと、第6屈曲部27、第5屈曲部26、第4屈曲部25、第3屈曲部24、第2屈曲部23、第1屈曲部22の順に屈曲度合いが緩和されることにより、先端湾曲部Bの湾曲形状が変形する。
マーカーM1〜M6は、インナーカテーテル3の手元部32がアウターカテーテル2から出し入れされることにより、マーカーM1〜M6のアウターカテーテル2に対する位置から先端部2Bの先端湾曲部Bの複数の所定の湾曲形状を術者に認知させる。
本実施例では、マーカーM1〜M6は、それぞれ、先端湾曲部Bの湾曲形状がJL3.5、JL4.0、JL5.0、JR3.5、JR4.0、JR5.0型のカテーテルと同等の形状となる位置に設けられている。
そのため、アウターカテーテル2内のインナーカテーテル3を、マーカーM1がアウターカテーテル2の後端位置(コネクタCの後端)にくるまで挿入すると、先端湾曲部Bの湾曲形状は左冠動脈用として使用されるJL3.5型の形状になる(図2(a)参照)。同じように、マーカーM2に合わせると、JL4.0型の形状になり(図2(b)参照)、マーカーM3に合わせると、JL5.0型の形状になる。
また、軸周りに診断治療用ガイドカテーテル1を回転させ、マーカーM4がコネクタCの後端にくるまで挿入すると、右冠動脈用として使用できるJR3.5型の形状になる(図3(a)参照)。同じように、マーカーM5に合わせるとJR4.0型の形状になり(図3(b)参照)、マーカーM6に合わせるとJR5.0型の形状になる。
次に、本発明の診断治療用ガイドカテーテル1の使用方法について説明する。
まず、橈骨動脈内にガイドワイヤ(図示せず)を挿入し、そのガイドワイヤに沿って、アウターカテーテル2にインナーカテーテル3を挿入し先端湾曲部Bが延びた状態の診断治療用ガイドカテーテル1を橈骨動脈内に挿入する。
そして、ガイドワイヤを先行させて、診断治療用ガイドカテーテル1を上行大動脈50に挿入していき、バルサルバ洞51に進める。その後、左冠動脈52、右冠動脈53へのエンゲージをする。
左冠動脈52へのエンゲージでは、ここで、インナーカテーテル3をアウターカテーテル2から抜き、血管径・形状に合わせて、先端湾曲部Bの形状をJL3.5、JL4.0、JL5.0のいずれの形状に可変させるか決定する。そして、術者は手元のマーカーM1〜M6を見ながらインナーカテーテル3をアウターカテーテル2内でスライド移動させることにより目的の形状に先端湾曲部Bの形状を変形させる。
そして、まずガイドワイヤを左冠動脈52の入口に進め、ガイドワイヤに沿ってアウターカテーテル2の先端(第1直線部21)を左冠動脈52にエンゲージする。エンゲージしたらガイドワイヤ及びインナーカテーテル3は抜去する。
図4(a)は大動脈径が通常の場合の左冠動脈52へのエンゲージ状態、図5(a)は大動脈径が大きい場合の左冠動脈52へのエンゲージ状態を示した図である。図中、想像線(二点鎖線)で図示されたものは、左腕から診断治療用ガイドカテーテル1を挿入した場合のエンゲージ状態を示す。
ガイドワイヤ及びインナーカテーテル3を抜去すると、アウターカテーテル2は元の形状に復帰しようとし、元の形状からさらに屈曲角度を押し広げようとすると元の形状に復帰しようとするばね効果を有する。この診断治療用ガイドカテーテル1は、そのばね効果により自動的にエントロピが安定し、その状態は、冠動脈入口部に対し同軸である。そして、大動脈壁54との接触位置(支点)が低い位置に来て、冠動脈入口部(作用点)の距離が近いためモーメントも小さい。このため、強力なバックアップを得ることができる。しかし、さらにバックアップを要する場合は、アウターカテーテル2の先端は冠動脈入口部に対して同軸であるため、そのままガイドワイヤに沿ってアウターカテーテル2を単純に押し付け、支点の位置がさらに低い位置となる状態にして、アウターカテーテル2の手元の部分をストッパなどで固定して使用することができる(super position)。この場合、さらにモーメントが小さくなるためさらに強力なバックアップを得ることができる。その場合でも、第1屈曲部22までしか左冠動脈52内に挿入されないため安全である。また、先端湾曲部Bは柔軟なため大動脈壁54に密着し易くなっている。
この際、第7屈曲部29の反発力により、第5屈曲部26、第6屈曲部27が、大動脈壁54に押し付けられ面接触しやすくなっている。また、大動脈径が大きい場合においても、第7屈曲部29があるために、大動脈壁54に接触した状態でエンゲージでき、高いバックアップを得ることができる(図5(a)参照)。
尚、第7屈曲部29がない場合には、大動脈壁54に容易に接触させることができないため、高いバックアップを得ることは難しい。
アウターカテーテル2の先端を左冠動脈52にエンゲージし、ガイドワイヤ及びインナーカテーテル3を抜去した後には、アウターカテーテル2に、バルーンカテーテルなどの治療器具(図示せず)を挿入し、治療器具を左冠動脈52内へと進ませ、必要な治療を施す。
左冠動脈52の診断治療が終わった後、右冠動脈53の診断治療をする場合は、アウターカテーテル2から治療器具を抜去し、アウターカテーテル2にインナーカテーテル3及びガイドワイヤを挿入し、左冠動脈52からアウターカテーテル2の先端を抜き、ガイドワイヤをアウターカテーテル2の先端から出した状態で、診断治療用ガイドカテーテル1を軸周りに回転させ、診断治療用ガイドカテーテル1の先端が右冠動脈53の方へ向くようにする。そして、術者は、血管の径・形状に合わせて、手元のマーカーM1〜M6を見ながら先端湾曲部Bの形状をJR3.5、JR4.0、JR5.0の所定形状に変形させる。
その後、左冠動脈52へのエンゲージと同じように、まずガイドワイヤを右冠動脈53の入口に進め、ガイドワイヤに沿ってアウターカテーテル2の先端を左冠動脈53にエンゲージする。エンゲージしたらガイドワイヤとインナーカテーテル3は抜去する。その後、アウターカテーテル2に、バルーンカテーテルなどの治療器具を挿入し、治療器具を右冠動脈53内へと進ませ、必要な治療を施す。
図4(b)は大動脈径が通常の場合の右冠動脈53へのエンゲージ状態、図5(b)は大動脈径が大きい場合の右冠動脈53へのエンゲージ状態を示した図である。図中、想像線(二点鎖線)で図示されたものは、左腕から診断治療用ガイドカテーテル1を挿入した場合のエンゲージ状態を示す。
左冠動脈52へのエンゲージと同様、右冠動脈53へのエンゲージでも、ばね効果により自動的にエントロピが安定し、その状態は、冠動脈入口部に対し同軸であり、モーメントも小さいため、十分なバックアップが得られる。この際、第7屈曲部29の反発力により、第5屈曲部26、第6屈曲部27、第2直線部28が、大動脈壁55に面接触しやすくなっている。また、大動脈径が大きい場合においても、第7屈曲部29があるために、大動脈壁55に接触した状態でエンゲージでき、高いバックアップを得ることができる(図5(b)参照)。
〔実施例1の効果〕
本実施例の診断治療用ガイドカテーテル1では、インナーカテーテル3とガイドワイヤをアウターカテーテル2内でスライド移動させることにより、先端部2B(特に先端湾曲部B)を複数の所定の湾曲形状に変化させることができる。先端湾曲部Bは複数の屈曲角度で屈曲した第1〜第6屈曲部22〜27からなっているため、インナーカテーテル3とガイドワイヤのスライド移動により多様に変形し、1本の診断治療用ガイドカテーテル1において、JL3.5、JL4.0、JL5.0、JR3.5、JR4.0、JR5.0型のカテーテルと同等の形状にすることができる。
これによれば、術中に、違う形状、サイズの診断治療用ガイドカテーテル(図示せず)にしたい場合や左冠動脈と右冠動脈ともに診断治療する必要があり、左冠動脈用、右冠動脈用の2本のカテーテルが必要な場合においても、1本の診断治療用ガイドカテーテル1で様々なサイズや、右冠動脈用にも左冠動脈用にも対応することができる。そのため、不必要に診断治療用ガイドカテーテル1の交換作業をする必要がなくなり、これにより、術前に診断治療用ガイドカテーテルの選択に悩む必要がなく、手技の簡略化、手技時間の短縮により、患者と術者の負担を軽減することができる他、経費節減になる。
また、従来のJudkins型よりも、支点が低い位置に来るためモーメントが小さくなり、強力なバックアップを得ることができる。また、ガイドワイヤ及びインナーカテーテル3を抜くとアウターカテーテル2の先端湾曲部Bが元の湾曲形状に復帰しようとする力がバックアップの一部となるoverbent型の性質を有するため、操作がし易く、Amplatz型のように操作性が悪いという問題点も改善される。
その上、Amplatz型の強力なバックアップはそのまま継承しており、元の湾曲形状よりもさらに湾曲する方向へ屈曲された場合には、元の屈曲角度に広がろうとする力がバックアップの一部となるunderbent型の特徴も兼ね備えている。さらに、super positionでは、Amplatz型と異なり、先端湾曲部B全体が柔軟でばね効果を有するため、大動脈壁54、55に押し付けることができ、Amplatz型より強力なバックアップが得られ、理論上最小のモーメント、つまり最大のバックアップとなる。
第2〜6屈曲部23〜27とは逆方向に屈曲した第7屈曲部29と、第6屈曲部27と第7屈曲部29との間に直線状に設けられた第2直線部28とを有することにより、大動脈径が大きい場合においても、対側の大動脈壁54又は大動脈壁55に接触した形で左冠動脈52及び右冠動脈53へのエンゲージできるため、冠動脈入口部から外れ難く、高いバックアップが得られる。
また、第7屈曲部29及び第2直線部28を設けることで、設けない場合より、アウターカテーテル2が大動脈壁54又は大動脈壁55に接触する面積が大きく、第7屈曲部29の反発力により大動脈壁54又は大動脈壁55に張り付く形で固定されるため、高いバックアップが得られる。
また、インナーカテーテル3の手元部32にマーカーM1〜M6を設けることによって、術者は手元のマーカーM1〜M6を目安に、先端湾曲部Bの形状をJL3.5、JL4.0、JL5.0型のいずれの形状か(JR3.5、JR4.0、JR5.0型のいずれの形状か)を認知することができるので、術者は手元のマーカーM1〜M6を確認することで、診断治療用ガイドカテーテル1の先端形状を、安全且容易に目的の形状に変形することができる。
〔変形例〕
本実施例では、インナーカテーテル3に設けられたマーカーM1〜M6をコネクタCの後端と位置合わせすることにより、診断治療用ガイドカテーテル1の先端形状を認知するものであったが、これに限らず、アウターカテーテル2に指標を設けてそれに合わせるのでもよい。また、マーカーM1〜M6に、「JL3.5」というように形状とサイズを記してもよい。
(a)はアウターカテーテルの自然状態での平面図であり、(b)はインナーカテーテルの自然状態での平面図である(実施例1)。 診断治療用ガイドカテーテルが変形する様子を示した説明図である(実施例1)。 診断治療用ガイドカテーテルが変形する様子を示した説明図である(実施例1)。 大動脈径が通常の場合のエンゲージ状態を示す図であり、(a)は左冠動脈へのエンゲージ状態、(b)は右冠動脈へのエンゲージ状態を示す図である。(実施例1)。 大動脈径が大きい場合のエンゲージ状態を示した図であり、(a)は左冠動脈へのエンゲージ状態、(b)は右冠動脈へのエンゲージ状態を示す図である。(実施例1)。
符号の説明
1 診断治療用ガイドカテーテル
2 アウターカテーテル
2A 本体部
2B 先端部
21 第1直線部
22 第1屈曲部
23 第2屈曲部
24 第3屈曲部
25 第4屈曲部
26 第5屈曲部
27 第6屈曲部
28 第2直線部
29 第7屈曲部
3 インナーカテーテル
32 手元部
52 左冠動脈
53 右冠動脈
B 先端湾曲部
M1〜M6 マーカー

Claims (3)

  1. 治療器具を冠動脈に導くための診断治療用ガイドカテーテルであって、
    可撓性チューブからなるアウターカテーテルと、
    前記アウターカテーテルに挿通される可撓性のインナーカテーテルとを備え、
    前記アウターカテーテルは、略直線上の本体部と、前記本体部の先端側に設けられて自然状態においてほぼ同一平面内で湾曲形状を有する先端部とを有し、
    前記先端部は、先端側から順に、第1直線部、第1屈曲部、第2屈曲部、第3屈曲部、第4屈曲部、第5屈曲部、及び第6屈曲部を有し、
    前記第2〜6屈曲部は、同じ方向に異なる屈曲角度で屈曲し、前記第1屈曲部は、前記第2〜6屈曲部の屈曲方向と逆に屈曲しており、
    前記インナーカテーテル及びガイドワイヤを前記アウターカテーテル内でスライド移動させることにより、前記先端部を複数の所定の湾曲形状に変化させることを特徴とした診断治療用ガイドカテーテル。
  2. 請求項1に記載の診断治療用ガイドカテーテルにおいて、
    前記先端部は、前記第6屈曲部の手元側に、
    前記第2〜6屈曲部とは逆方向に屈曲した第7屈曲部と、
    前記第6屈曲部と前記第7屈曲部との間に直線状に設けられた第2直線部とを有することを特徴とする診断治療用ガイドカテーテル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の診断治療用ガイドカテーテルにおいて、
    前記インナーカテーテルの手元部に、所定間隔に複数のマーカーを設け、
    前記インナーカテーテルの前記手元部が前記アウターカテーテルから出し入れされることにより、前記マーカーの前記アウターカテーテルに対する位置から前記先端部の複数の所定の湾曲形状を術者に認知させることを特徴とした診断治療用ガイドカテーテル。
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